JP2807520B2 - 開口部閉鎖用おおい - Google Patents

開口部閉鎖用おおい

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JP2807520B2
JP2807520B2 JP1502728A JP50272889A JP2807520B2 JP 2807520 B2 JP2807520 B2 JP 2807520B2 JP 1502728 A JP1502728 A JP 1502728A JP 50272889 A JP50272889 A JP 50272889A JP 2807520 B2 JP2807520 B2 JP 2807520B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/02Shutters, movable grilles, or other safety closing devices, e.g. against burglary
    • E06B9/08Roll-type closures
    • E06B9/11Roller shutters
    • E06B9/115Roller shutters specially adapted for furniture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の上位概念に記載の、可とう性材
料のシートを備えた開口部閉鎖用又は表面被覆用おおい
に関する。
以前から公知の巻き上げ式システムに見られるよう
に、従来の方式には、戸棚又はその一部(訳注:以下単
に戸棚と称す)から品物を取り出そうとする時、例えば
その品物が開きを制限しているおおいの縁部より内側に
置かれている場合には、おおいを完全に開かなければな
らないと言う欠点があり、これは、例えば戸棚の全ての
範囲を同時に開ける蝶番止めの扉よりも開くのに時間が
掛かって、面倒なことが多かった。この点は、後に引用
した***公開特許公報に記載のような、扉の巻き上げを
手動で行うか、或いは電動機を使用するかとは無関係で
ある。
従って、本発明の目的の一つはおおいを部分的に開く
ことにある。
この種のおおいは、戸棚用或いはその前面おおいとし
て知られており、開閉に場所をとらず、意匠的にすぐれ
た造形が得られる利点がある。***公開特許公報35 31
675にこの種の戸棚が示されている。
ケース用前面おおいの公知の構成、例えば前述の***
公開特許公報では、おおいの一部を開いてその後ろにあ
る戸棚の中の品物をある期間展示することができる。し
かし、開きを制限しているおおいの縁部より内側の範囲
を見せるには、おおいを全部開く必要があり、その場合
他の範囲を隠したり覆ったりすることはできない。
同じことがカーテンやブラインドの場合にも言える。
即ち、一部開いておけるのはその下側の縁部から下の部
分(又は側部の縁の外側)だけであり、例えば窓をあけ
て部屋に日光を入れようとしても、それには同時に窓の
下側の範囲まで外から見えるように開かなければならな
い。
従って、本発明のもう一つの目的は、開こうとする或
いは展示しようとする範囲がどの位置にあってもその範
囲だけを開いたり、展示したりすることができ、その際
ある特定の範囲のために戸棚又はおおいの全部をあける
必要がなく、或いはある特定の範囲の展示のために他の
範囲まで示したり開いたりする必要もないようなおおい
を提供することである。
その他に分割式のブラインドが公知である(例えば、
***特許公報211972、221575、549678参照)。この種の
ブラインドでは、例えばそれが覆っている戸棚の中間の
範囲、即ち両方の部分ブラインドの開きを制限している
両方の端部の間の範囲だけを部分的に見せることはでき
るが、上述の端部より内側にある範囲は、やはり前述の
欠点を免れることはできない。その上このようなブライ
ンドはロープ又はチェーンでお互いに連結してある別々
には動かすことができない。上側のブラインドを上方に
開こうとすれば自動的に下側のブラインドは下方に開く
ようになる。従って、このような構成では本発明の目的
の全体を達成することはできない。
即ちこのような公知の構成では、ブラインドがその自
重により独りでに開いたり閉じたりするのを防がなけれ
ばならないので、上下のブラインドを連結することがど
うしても必要である。
更に、原則的に上方に開くブラインド付の戸棚を上
に、下方に開くブラインド付の戸棚を下に配置し、それ
ぞれを別個に動かすようにした分割式の戸棚も公知であ
る。このような配置では上側のブラインドを下側のブラ
インドとは別個に動かすことができるので、個々の開閉
できる点では確かにいくらか改良されてはいるが、結局
の所***公開特許公報3531675による戸棚を二つ(片方
をさかさまに)重ねたものに過ぎず、それだけ余計な材
料を必要としているにも拘らず、本発明の目的はこれで
は部分的にしか達成されていない。
本発明のすべての目的は、請求項1の特徴部に記載の
特徴の組み合せによって、異外な程簡単に達成すること
ができる。
本発明によるおおいは、その後ろにある任意の範囲を
自由に開閉し、又は部分的に開いたり、隠したり、示し
たりすることができ、その際他の範囲を意図に反して示
す必要はない。ここで、本発明で言うおおいとは、例え
ば次のような構造体を意味する。即ちシート巻上げ式扉
(ここで言うシートとは、伸ばすことのできる或いは伸
ばすことのできない全ての可とう性の材料を意味す
る)、ブラインド、チェーンリンク式シート、可とう性
の写真又は画像用スクリーン、映写幕、すだれ形日よ
け、壁掛、間仕切り等である。
この分割した別個に移動できるおおいに、例えば別々
の色を塗るか又は別々のデザインを施せばこれで装飾的
な模様替えを行うこともできる。
必要又は要望によりおおいの下の部分又は上の部分に
重点を置くことができ、極端の場合には片方で全体を覆
うこともできる。又例えば透明な部分おおいを組み合わ
せれば、おおいの各部分を重ねて多彩な効果を挙げるこ
とも可能である。
引張装置により、おおい或いは各部分おおいの端部は
それぞれ平行に保たれ、且つ移動方向のおおいの直線的
張力は、両方の部分おおいのその都度の位置とは無関係
に確実に維持される。引張装置の各部からおおいの両側
への力の伝達は本発明により確実に行われ、従って、手
動で取付け桟のどの部分を引いても、引かれた方の部分
おおいが確実に一様に上下する。このためおおいは絶対
に斜めにならず、これは本発明の重要な効果の一つであ
る。
以下下位請求項並びに図面の説明の所で、本発明のそ
の他の詳細や変形例をその特徴或いは実施例により詳細
に説明する。
これらの下位請求項の特徴から生ずる利点は次の通り
である。
請求項2の構成により、おおいの常になめらかな動き
が保証され、おおいをどのように開いても受ける印象は
同じように正確である。この引張装置の構成により、お
おいの予備張力を引張装置に対して全く無関係にするこ
とが可能である。
請求項3の構成により、前述のようにおおいは真っ直
ぐに確実に導かれるが、一方請求項4により、一方の部
分おおいで完全に閉じると他方の部分おおいは自動的に
完全にひきこまれるように、両方の部分おおいを連動さ
せることができる。
請求項5の特徴による実施例では、おおいの巻き取り
はブラインドの場合のように簡単にそれ自体で行われる
ので、おおいを開くにはごく僅かの力を加えればよい。
場合によっては、ここでは詳述しないが公知のラチェッ
ト機構を使用することもでき、その場合ばねの力にもよ
るが、開くには閉じる方向に急に引いてからおおいを放
せば、これが自動的に開くようになる。
請求項5の構成には更に場所を取らない利点がある。
この構成では例えばケースの背面に迄、おおいの端部や
引張装置を導く必要がない。普通は引張装置に8個のプ
ーリ(前の上に2個、後ろの上に2個、前の下に2個、
後ろの下に2個)を使用するが、この場合には引張装置
のプーリを4個(上に2個、下に2個)に制限すること
が可能である。従ってこのような実施例は間仕切りやカ
ーテン用構造等に最も適している。
請求項6は、費用の掛からない簡略化した例である。
この種の案内片は、鋼板を曲げるか、又は例えばプラス
チックの射出成形を作ることができる。
請求項7には、引張装置を完全に被い、且つ請求項5
による構成に於いて、ばねの力を吸収し、ばねで引かれ
ている状態に拘らずおおいを任意の位置に止めて置くこ
とができる適当な制動手段を設けた具体的構成が記載し
てある。
請求項8による構成はそれぞれの部分おおい用の自動
制御式予備張力装置に関するものである。おおいのシー
トの巻込みの程度や温度その他の外的要因に影響される
ことなく、ロールと取付け桟との間の張力は常に一定に
保たれる。尚この張力は、おおいをロールから外し、ロ
ールをばねの力に抗して回転し(おおいを巻き取る方
向)、それから再びおおいをロールに固定するようにし
て、更に調節することができる。このおおい用の予備張
力装置が問題なく作動するためには、勿論引張装置に伸
びのないことが必要である。これに替わるものとして
は、おおいを引張装置或いはバンドに固定する点を変え
るようにしてもよい。おおいをその箇所に例えば取付け
桟を介して植込みねじで固定する。
請求項9の構成は特に間仕切り又は壁掛或いは窓のお
おいに利用され、融通自在の構成が可能である。
例えば映画館のホールや視聴覚の装置用には請求項10
の特徴が適している。
以下図面を説明する。
第1図乃至第6図は本発明のおおいの種々の位置を示
した図、 第7図乃至第10図はおおいの案内の詳細、 第11図、第12図は端末部及び取付け桟の詳細、 第13図はバンドの長さが半分の実施例、 第14図、第15図は端末部の実施例、 第16図はプーリ及びロールの詳細、 第17図はブラインド式に支持した部分おおいの本発明
による実施例、 第18図は第17図による実施例の細部、 第19図は取付け桟の側面案内の詳細、 第20図乃至第23図は第1図乃至第6図に相当するおお
いの種々の位置の断面図、 第24図はロール及びプーリの構造の詳細図、 第25図は、第25a図は取付け桟の案内の詳細図、 第26図乃至第28図は端末部の実施例又は詳細、 第29図は円筒切欠状の案内片を有する実施例、 第30図、第30a図は部分おおい用の自動予備張力装置
を備えた実施例、 第31図乃至第34図はフレームに各種のおおいを取り付
けて様式化した実施例を示す。
各図面はお互いに関連しており、同じ部品には同じ番
号を使用し、類似の部品は同じ番号に異なる添字を付け
て示した。
これらの図面は主としてシート巻き上げ式の扉に就い
て示したが、本発明は扉に限定されるものではなく、カ
ーテン、間仕切り、壁掛、舞台の背景、ゴブラン、宣伝
表示等の純様式的構造部材、或いは場合によっては映写
面のような視聴覚用機材、溶接箇所の遮蔽等も包含す
る。
又基本的には2個の部分おおい1、2を常に併用して
いるが、後に説明するように両方の部分おおいが必ずし
も常に見えるとは限らない。ここで部分おおい1は上か
ら閉じ、第2の部分おおい2は下から閉じる。しかし、
2個の側方に動く部分おおい(一方は左から、他方は右
から)も本発明の範囲である。更に、本発明の範囲には
3個以上を重ねた前面部分おおいも含まれる。但し図示
の関係で多くの場合一つの位置しか示していない。
第1図乃至第6図並びに第31図乃至第34図に示すよう
に、本発明の目的は又できるだけ種々のデザイン効果或
いは開放位置を得ることにある。
例えば第1図に於いて部分おおい1、2は全体の4/5
開いているが、第2図では部分おおい1を下ろすよりも
部分おおい2の方を多く引き上げて閉じている。第3図
では部分おおい1をすっかり下ろしたので、部分おおい
2は見えなくなっている。第4図の部分おおい2はほぼ
半分の所まで引き上げ、部分おおい1もいくらか上げて
ある。第5図では両方の部分おおいをほぼ中央で閉じて
あり、第6図では全体の戸棚の開口部が殆ど部分おおい
2だけで閉じてある。第31図乃至第34図には本発明の部
分おおい1、1a、1b、2を取り付けたフレーム21、21a
が示してある。第31図の左側では部分おおい1、2が半
ば開いており、その中央では部分おおい2を全体の5/6
まで引き上げてあるので、部分おおい1はその1/6しか
見えない。同図の右側では、部分おおい2を部分おおい
1に1/4重ねてあり、部分おおい2は透明でそのため模
様の組合せ50が生まれる。第32図は4個のフレームを組
み合わせた例で、左側には部分おおい1、2、1a、2aを
取り付けた3個のフレーム21を前後に配置し図ではその
一部を重ねてある。もう一つのフレーム21は右側に押し
てあり、中央に通路41があいている。この右側のフレー
ム21の部分おおい1bはこの図では全部下げてあるが、こ
れはスクリーン或いは映写幕として形成してある。フレ
ームの移動は例えばローラー51(第31図参照)で行えば
よいが、懸垂方式も同様に使用できる。第33図のフレー
ム21aは窓48の前に移動してあり、その部分おおい2で
暖房器49が隠れている。暖房期間には暖房器49を少なく
とも一部あけておき、場合によっては窓48を塞いでお
く。
第34図は、第31図のフレーム21をお互いに寄せた状態
を示す。中央のフレーム21の一部開いた部分おおい1a、
2aとその両側の部分おおい1、2とは一部重なってい
て、新しいデザイン効果が得られる。
以上の本発明のおおいの外観の例である。
その機構は原理的には2種類の方法で構成されるが、
その両方に共通であるのは、両側に設けたエンドレスの
バンド4、8で、これがそれぞれの部分おおい1、2の
相当する取付け桟3、10に連結してある。取付け桟3c、
10c(第30図)は、後述するようにそれぞれの部分おお
い1、2を取り付けるためのもので、両者を連結する機
能はない。
第7図には部分おおい1並びに取付け桟3と両方のバ
ンド4a、4bとを示した。但し戸棚46及び下側の部分おお
い2は省略してある。バンド4はエンドレスで、その前
端と後端は取付け桟3に固定してある。これらのバンド
4は、第7図の側面図の第8図に示すようにそれぞれ4
個のプーリ5a、5bに掛けてある。少なくとも前側のプー
リ5a、好ましくは後側のプーリ(5a)もお互いに回らな
いように連結し、一方プーリ5bは回転自在に支持してあ
る。
部分おおい1のシートは取付け桟3に固定してあり、
2個のロール6で戸棚46の後ろの壁に達している。この
状態は、第8図の側面図からバンド4aと右側のプーリ5a
或いは5bとを省略した第9図にはっきり示してある。ロ
ール6はプーリと同軸上にある。
戸棚46の後ろの壁の所で、部分おおい1のシートの後
端に端末部7が取り付けてある、この端末部7にはバン
ド4a、4bも固定してあって、これらの4個のバンドはシ
ート或いは取付け桟3に張りを与えてこれを一様に動か
す働きをする。例えば取付け桟3を上方に動かすと、バ
ンド4a、4bは端末部7を引っ張るので、部分おおい1の
シートが戸棚の後ろの壁の所で下方に引かれる。その場
合部分おおい1はロール6、バンド4はプーリ5の上を
移動するが、部分おおい1はプーリ5に重なってもよ
い。
ロール6とプーリ5の代わりに、滑りのよい表面、例
えばポリテトラフルオロエチレンを被覆した円弧状案内
片(円筒切片)を使用してもよい(第29図参照)。この
場合プーリ5をこの円筒切片47から離して取り付けても
よいが、それには、取付け桟3の所要の引き上げ高さを
考慮する必要がある。しかし、少なくともバンド4用に
回転抵抗の僅かな軸受で支えたプーリ5を設け、又例え
ばプーリ5の円周にゴム層を貼って、プーリ5の接触面
の摩擦抵抗を大きくするのが好ましい。このような接触
面の構成は、バンド4からプーリ5に、或いはその反対
に力を伝達するために極めて重要である。
更にプーリ5は、第16図に示すように、ロール6に固
定された軸に連結してあるので、一方のプーリ5aが回転
すればそれと連結した他方のプーリ5aも自動的に回転
し、バンド4a、4bは常に同じ速度で動き、従って取付け
桟3は平行に移動する。第18図或いは第17図には、巻取
りロール18として形成したロールとプーリ5aとが同軸上
にない例が示してある。このような配置にしたのは、こ
の巻取りロール18がおおいを自動的に巻き取るためのも
のであり、一方プーリ5a、9aはお互いに回らないように
連結する必要があり、ロール18の軸23も後述するばね26
を止めるために固定軸でなければならないためである。
部分おおい2と取付け桟10、バンド8a、8b、プーリ9
a、9b、ロール13、端末部12との作用は部分おおい1の
場合と同様である。
第10図に部分おおい2とバンド8a、8b、プーリ9a、9b
との関連を図示した。取付け桟10には、部分おおい2並
びにバンド8a、8bの前端、後端とが固定してあり、バン
ド4a、4bが取付け桟10に設けたスリット11の中を滑動す
る。このようなスリットは勿論図示していない取付け桟
3にも設けてあり、これで部分おおい1及び2が別個に
移動することができる。しかしこの実施例では、第1図
乃至第9図、或いは第1図、第4図、第5図又は第22
図、第23図に示したように、この別個の動きは取付け桟
3と10とが並ぶ所迄である。プーリ5a、5bは外側又は内
側にあるように示した。尚、bのプーリは常に自由に回
転でき、一方aのプーリは固定してあるので、プーリ
5、9を交互に配置するのも目的にかなっており(第30
図)、その場合上と下の配置は180゜だけ回転したに過
ぎないから、製作が簡単になる。
部分おおい2には同じく後ろの壁の所で端末部12が設
けてあり、これは次に述べるように部分おおい1の端末
部7と一緒に作動する。
第11図、第26図に示すように、端末部7又は12の少な
くとも1個(好ましくはただ1個)には、部分おおい1
及び2の相手側のシートのためのそれぞれ1個の長穴ス
リット14或いは15が設けてあり、相手側の部分おおい1
又は2のそれぞれの端末部7、12は相手側の端末部12又
は7の向こう側にある。バンド4或いは8用には、取付
け桟3、10の場合と同じように、それぞれ相手側の部分
おおい1又は2の端末部7或いは12に1個のスリット11
b、11cが設けてある(第27図参照)。
第12図に示すように、両方の取付け桟3と10には、相
手側のバンドを通すための貫通スリット11或いは16があ
る。この貫通スリット11或いは16の範囲、或いはバンド
4と8は、実用に際しては勿論戸棚の前の壁で隠されて
いる。
長穴スリット14、15の代わりに、1個の横木43(第27
図、第28図)も使用できる。この横木は両端でそれぞれ
1個の側部42により端末部12dからある間隔離して支え
てある。この間隔の所を相手側の部分おおい1が滑動
し、部分おおい2の方は横木43に固定する。このように
構成すれば、部分おおい2は問題なく相手側を通過でき
るので、相手側の端末部7cに横木43又は長穴スリットを
設ける必要はない。部分おおい1はステープル45で端末
部7cに止めてある。スリット11b或いは11cにはバンド8b
或いは4bが固定してあるが、相手側のバンド4b或いは8b
は自由にその中を通過する。
以上説明した実施態様では、2個の取付け桟3及び10
は、部分おおい1又は2のそれぞれの始点と、それぞれ
4個のプーリ5、9又は図示していない滑り案内に掛け
たそれぞれ少なくとも1個又は2個のエンドレスのバン
ド4又は8個の始点と終点とを形成する。シート1又は
2の終端にはそれぞれ端末部7又は12がある。
シート1又は2の長さはバンド4又は8の約半分の長
さに相当する。
端末部7、12を入れ替えて配置し、これにそれぞれ相
手側の部分おおいのためのスリット14a又は横木43を設
ければ、一方の部分おおい例えば1を、戸棚或いは開口
部又は壁面の中央から下げた時、その端末部7は端末部
12を引っ張られた方向に引き上げるので、部分おおい2
も一緒に引き下げられる。反対の方向の場合も全く同様
に働く。
取付け桟3と10には、端末部7、12と同様に、相手側
の或いは固定していないバンド4及び8のためのスリッ
ト11a或いは16が設けてある。第30図乃至第34図の実施
例では、その代わり取付け桟及び端末部の幅を狭くし、
スリットがない。この場合取付け桟と端末部は異なる平
面を移動するので、重ねたり、お互いにすれ違うことが
できる。これについては専門家には周知であるから、詳
しい説明は省略する。
部分おおい1及び2にこの場合に好ましい伸びない生
地を選べば、それぞれのシートのある部分のバンドを省
略することにより、バンド4、8の長さをそれぞれ半分
にすることができる。この場合該当するバンドをシート
に取り付けてエンドレスに形成する(第13図参照)。
第14図、第20図乃至第23図(略図)に示した実施例で
は、端末部7、12にはシート1、2用、即ちそれぞれの
相手側の部分おおい用のスリットを設けず、端末部をそ
の両側で案内レールの中を滑動させて、これが連結する
ように取付け桟を動かした時、一方の端末部が他方の端
末部と一緒に確実に移動するようにする。この案内レー
ルは第14図では17a、17bで示してある。しかしこの場合
バンド用のスリット11、16は必要で、バンドはこの場合
端末部7、12の案内を行う。
第15図は案内レール17aの縦断面図である。この場合
にも端末部7b、12bの所で連結する両方のバンドは、第1
1図の例と同様に端末部12b或いは7bのスリット(図示せ
ず)を通してある。詳しくは図示していないが、プーリ
とロールとを回らないように連結した場合、プーリ5或
いは9の有効直径をロール6或いは13の有効直径と同じ
にすることが好ましい。
組立の際には部分おおい1、2のシートは手で張る。
バンド4、8により取付け桟3、10及び端末部7、12に
固定すれば、この張力は維持され、おおいは常に滑らか
な状態にある。おおいに予備張力を掛けるための実施例
を第30図に示す。お互いに回らないように連結されたプ
ーリ5aは軸23に固定され、この軸にロール18bが玉軸受
で支えられている。ロール18bと軸23との間にはコイル
ばね26bにより張力が加えられ、部分おおい1を巻取り
の方向に引っ張っている。しかし、おおい1の前端は取
付け桟3cに固定してあり、この桟には(例えばねじ40
で)バンド4a或いは4bが止めてあり、このバンドがプー
リ5aと滑り止めのライニングにより軸23と回らないよう
におさえられているので、おおいがひとりでに巻き取ら
れることはない。従って、この予備張力は取付け桟3cと
軸23或いはロール18bとの間にだけ作用する。部分おお
い1の巻取り或いは巻出しは、取付け桟3cを移動した時
にのみ行われ、コイルばね26bの張力はそれによって変
化しない。従って、部分おおい1の見えている部分は、
引き出された長さに関係なく常に均一に張られた状態に
ある。そのようなおおいの操作は、ベルトプーリ52a、5
2bに掛けたエンドレスのベルト53a、53bを介して行う。
部分おおい1用のベルトプーリ52aはこの場合軸23に固
定してあるが、ベルトプーリ52bの方はこの軸に回転自
在に取り付けてある。部分おおい2用の構成はこれと左
右が逆である。側板54がシートを巻き取る際のガイドと
なる。この全体の機構がフレーム21bに収めてあり、部
分おおい1、2を連結する範囲55だけが通り抜けでき
る。第30a図で明らかなように、部分おおい1、2とバ
ンド4、8とは転向横木56(上下に各1個)により方向
が変えられる。この転向横木56の太さが部分おおい1と
2との間の間隔を決める。釣り輪57を使ってフレーム21
bを例えば既設のカーテンレール等に吊り下げることが
できる。部分おおい1、2を張るには、これと取付け桟
3c或いは10cとを繋げている各接続部58のねじ40を緩め
るか、或いは部分おおい1、2とバンド4、8との相対
位置を変える。この張り作業の際、ベルトプーリ52を固
定しておく必要があるが、これは固定ボルトにより行う
ことができる。
第16図にロール6並びにプーリ5、9とバンド4、8
との詳細を示す。この図で判るようにロール6とプーリ
5、9とは同軸上にある。
本発明の第2の方式については既に一部触れている
が、これは第17図に示すように、上の部分おおい1と下
の部分おおい(2)の両方用に、ばねドラムとして形成
したロール18或いは19によるブラインド類似の巻取り用
ばねを備えている。このばねドラム18或いは19は、第17
図、第18図に示すように、部分おおい1b或いは2bを巻き
取るためのものである。
取付け桟3bと10aはその両側のそれぞれ1個の案内レ
ール17cの中を移動する。案内レールの内側にはフェル
トが貼ってあるので、この案内レール17cの中での取付
け桟3b、10aの静止摩擦は充分大きくて、ばねドラム1
8、19の力では取付け桟及びシート1b或いは2bを巻き取
ることはできない(第19図参照)。ただ手動で所要の方
向に押すか引いた場合にのみばねドラム18或いは19がシ
ートの巻取り又は巻出しを行う。この実施例ではバンド
8と4は前の範囲にあり、即ち取付け桟の所で例えば案
内レールの中で第1の方式と全く同じように固定又は導
かれる。しかし後ろの範囲には端末部は無く、2個のロ
ール6a、13aだけがある。両側には第一の方式と同様に
バンド4或いは8用のプーリ5或いは9がある(第16図
参照)。この場合バンドは単に、取付け桟3b或いは10a
を水平の位置に固定し、これを動かしたときに案内レー
ル17の中で斜めにならなうようにするためのものであ
る。この場合プーリ5或いは9はロール6或いは13の軸
上にないほうがよい。プーリ5或いは9は既述のよう
に、それぞれ相互に回らないように連結して、離れた場
所に支持する。ばねドラムにはラチェット機構を設ける
こともでき、これが自発的巻取りを阻止する(ブライン
ドに類似で公知であるから図示せず)。取付け桟3、10
と端末部7、12とはその連結の範囲でフェルト等を貼っ
た案内レール17の中に入れることもできる。
第18図に示すように、ばねドラム18或いは19は2個の
ドラム25から成り、その両側はそれぞれ1個の軸受板24
で覆ってあり、この軸受板が軸受29により固定軸23に支
えられている。各ドラム25の内部には、コイルばね26が
あり、これは固定軸23のばねの作用点27或いはドラム25
の内面の作用点28に固定してある。ドラム25が固定軸23
に対して相対的に回転すると、ばね26に力が加わるか或
いは緩む。このばねには巻き上げ扉1或いは2の巻取り
の方向に予備張力が掛けてある。取付け桟を緩めると、
それに属するばねドラム18或いは19が自動的に部分おお
いを巻き取る。
ドラム25の直径並びにコイルばね26の直径はできるだ
け大きい方がよい。そうすれば、ばね26の引張力は回転
の度に著しく増大しなくなる。おおい1又は2の長さが
約150cmの場合にドラムの円周は15〜25cmは必要で、そ
うすれば約6〜10回転でおおいを完全に巻き取ることが
できる。
第20図には、端末部7或いは12、或いは部分おおいの
後ろの範囲を覆う遮蔽壁30が示してある。これで戸棚46
に品物を入れる時に、この部分の部品との接触や損傷を
防止できる。
もう一つの実施例の詳細を示した第24図に更に示すよ
うに、プーリ5a、5b或いは9a、9bがフランジ35とジャー
ナル33とを備えた軸34に支持或いは固定されている。こ
のフランジ35はロール6或いは13との接続部となり、一
方ジャーナル33はロール6或いは13の止まり穴32に嵌ま
っている。ジャーナル33はこの止まり穴32の中を移動で
き、固定ねじ31で固定することができる。これにより異
なる幅の調整を考慮或いは実施することが可能になる。
ブロック59がロール6を支える。この図の代わりに、ブ
ロック59、フランジ35、軸34を一体として形成し、その
場合ジャーナル33をなくし、調節はロールの円周上のね
じ31で行うように形成してもよい。
プーリ9bはロール6或いは軸34に回転自在に支持さ
れ、一方プーリ9aはロール13或いは軸34に固定されてい
る。プーリ5b或いは5aに就いてはこの逆になる。これに
より、取付け桟10を動かせばバンド8bによりロール13が
回転するが、これはロール6には影響しない。こうして
部分おおい2を動かす。プーリ9a或いは9bはこの逆の順
序に固定或いは支持されているので、取付け桟3の移動
は、ローラ13或いは部分おおい2に影響を与えることな
く部分おおい1を動かす。勿論始めに既に述べたよう
に、部分おおい1或いは2には取付け桟3或いは10が、
又取付け桟3或いは10にはバンド4b或いは8bが、例えば
ねじ又はステープルで固定してある。プーリ5、9は対
称的に又は入れ替えて配置する。
第25図の詳細図が示すように、取付け桟10bは図示し
ていない取付け桟3と同様に横桟37とカバー38とから成
り、両者を例えば接着テープ39で結合してある。横桟37
の両側にはバンド4b或いは8b用のスリット11aが設けて
あり、又その側面にはフェルト36が貼り付けてあるの
で、横桟は戸棚の側面の案内(図示せず)の中を制動を
受けなから滑動する。固定ねじ40によりこれにそれぞれ
のバンド4bを固定する。第25a図は取付け桟10bの側面図
である。
本発明は上記の例として説明した図面に限定されるも
のではない。取付け桟或いは端末部、側部の案内等の全
てを木、金属或いはプラスチックで製作してもよい、更
に、多層のおおいを使用し、ポスターの場合は例えば多
くの種々のポリターを展示したり、又住居の内装の場合
にはこれで種々の上張りを選ぶこともできる。そのよう
な場合には、いくつかのロール又はプーリを上下の平行
に設けるが、本発明の原理はこれで変わるものではな
い。特に複数のおおいを前後(平面図の方向)に設ける
実施例も本発明の範囲であり、第31図及び第32図に示し
たように、これで上及び下の部分を従ねることができ、
例えば前側の部分おおいを一部透明にすれば特殊の効果
が得られる。
取付け桟及び/又は端末部の平行移動を確実にするた
めに、これらにT形部品を取り付け、これが案内レール
の中を滑動するようにすれば、斜めになるおそれは更に
少なくなる。場合によっては請求項3の方法の代わりに
この方法を使用することもできよう。
リスト 1a、1b …部分おおい 2a、2b …部分おおい 3a、3b、3c …取付け桟 4a、4b、4c …バンド 5a、5b …プーリ 6a …ロール 7a、7b、7c …端末部 8a、8b、8c …バンド 9a、9b …プーリ 10a、10b、10c …取付け桟 11a、11b、11c …スリット 12a、12b、12c、12d …端末部 13a …ロール 14a …スリット 15 …スリット 16 …スリット 17a、17b、17c …案内レール 18 …ばねドラム 19 …ばねドラム 20 …案内片 21a、21b …フレーム 22 …案内レール 23 …固定軸 24 …軸受板 25 …ドラム 26 …コイルばね 27 …ばねの作用点/軸 28 …ばねの作用点/ドラム 29 …軸受 30 …遮蔽壁 31 …固定ねじ 32 …止まり穴 33 …ジャーナル 34 …軸 35 …フランジ 36 …フェルト 37 …横桟 38 …カバー 39 …接着テープ 40 …ねじ 41 …通路 42 …側部 43 …横木 44 …バンド固定ねじ 45 …ステープル 46 …戸棚 47 …滑り案内 48 …窓 49 …暖房器 50 …模様の組合せ 51 …ローラー 52 …ベルトプーリ 53 …ベルト 54 …側板 55 …連結範囲 56 …転向横木 57 …吊り輪 58 …接続部 59 …ブロック

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プーリ(5、9)に掛けた引張装置(4、
    8)によりおおいの両側にてエンドレスを形成する、可
    とう性材料のシートを備えた、開口部閉鎖用又は表面被
    覆用おおいに於いて、該おおいを二つの部分(1、2)
    で構成し、その各部分おおい(1、2)の両側にそれぞ
    れ1個の引張装置(4、8)を設け、各引張装置(4、
    8)をそれぞれの該当する部分おおい(1、2)とのみ
    連結し、その際各部分おおい(1又は2)は、他方の部
    分おおい(2又は1)或いはその引張要素(8、4)と
    別個に動くことができ、且つ任意の位置に固定でき、更
    にそれぞれの相当する部分おおい(1、2)の両側に設
    けたプーリ(5、9)の内少なくとも2個をお互いに回
    らないように連結し、且つこれらのプーリを前記引張装
    置(4、8)に引張運動を滑りなしに伝達できるように
    形成したことを特徴とする、前記おおい。
  2. 【請求項2】前記各部分おおい(1、2)は、その前端
    が開口面の横方向に亘って走る取付け桟(3、10)に固
    定されて開口面の縦方向に弾性的に伸びることができる
    が、開口面の横方向には好ましくは伸びることができな
    いような可とう性シート材料で構成し、且つ前記引張装
    置をバンド(4、8)又はロープで形成し、これをそれ
    ぞれ4個のプーリ(5、9)、即ち相当する部分おおい
    (1、2)の所に各4個と相手側の部分おおい(2、
    1)の所に各4個の8個のプーリに掛け、それ自体をエ
    ンドレスに形成し、且つ最初の4個のプーリ(5a、9a)
    には滑り止め、例えばゴムの層が貼り付けてあることを
    特徴とする、請求項1記載のおおい。
  3. 【請求項3】前記各部分おおい(1、2)をロール
    (6、13)により導き、その際前記プーリ(5a、9a)を
    お互いに、場合によっては前記ロール(6又は13)とも
    回らないように連結し、これらのプーリによりそれぞれ
    の部分おおい(1又は2)を導き、もう一方のプーリ
    (5b、9b)をお互いに別個に、場合によっては他のロー
    ル(13、6)とも別個に回転自在に支持したことを特徴
    とする、請求項1又は2記載のおおい。
  4. 【請求項4】前記各部分おおい(1、2)の前端に1個
    の取付け桟(3、10)、その後端に1個の端末片(7、
    12)を設け、それぞれ相手側の部分おおい(2、1)の
    前記引張装置(8、4)が該取付け桟(3、10)或いは
    該端末片(7、12)の溝を自由に滑ることができ、その
    際両方の部分おおい(1、2)の後端はその端末片
    (7、12)をもう一方の端末片(12、7)の向こう側に
    置いて、お互いにそれ以上通り過ぎるのを阻止するよう
    に形成したことを特徴とする、前記請求項の何れか1項
    記載のおおい。
  5. 【請求項5】前記ロール(6)の少なくとも一方を巻取
    りロール(18[図18参照])として形成し、これをそれ
    ぞれ1個の軸(34)に、前記のお互いに回らないように
    固定したプーリ(5a、9a[図24参照])からは離して、
    しかし場合によってはもう一方のプーリ(5b、9b)とは
    同軸上に、それぞれの該当する部分おおい(1、2)を
    巻き取るために配置し、その際前記巻取りロール(18)
    を1個のばね(26[図18参照])、1個のコイルばねに
    より、前記軸(34)に対して巻き取る方向に力を加え、
    その際前記取付け桟(3、10)をその両側面で少なくと
    もそれぞれ1個の案内レール(17a、17b[図14、15参
    照]、17c[図19参照])により制動を加えつつ導くよ
    うにしたことを特徴とする、請求項4記載のおおい。
  6. 【請求項6】前記各部分おおい(1、2)を、円筒切片
    状の滑り層(好ましくは例えばポリテトラフルオロエチ
    レンの層)を貼り付けた案内片(20)により導くことを
    特徴とする、請求項1又は2記載のおおい。
  7. 【請求項7】前記バンド(4、8)を伸びない材料で形
    成し、及び/又はこれらのバンドを少なくとも一部案内
    レール(17)の中を通し、この案内レールには前記取付
    け桟(3、10)及び/又は前記端末片(7、12)を前記
    バンド(4、8)或いは各部分おおい(1、2)の所で
    制動するために、例えばフェルト(36)が貼り付けてあ
    ることを特徴とする、前記請求項の何れか1項記載のお
    おい。
  8. 【請求項8】前記各部分おおい(1、2)が開いている
    状態の時にはそれが1個の軸(34a)に支えられたそれ
    ぞれの巻取りロール(18a、19a)に巻いてあり、これら
    の巻取りロールに、各部分おおい(1、2)に前記引張
    装置(4、8)に対して力を加えるための、前記軸(34
    a)と前記ロール(18a、19a)との間に好ましくはコイ
    ルばねとして形成された張力装置を設け、その際前記引
    張装置(4、8)或いはその巻取りロール(18a、19a)
    に取り付けたプーリ(5a、9a)を前記軸(34a)と回ら
    ないように連結することを特徴とする、前記請求項の何
    れか1項記載のおおい。
  9. 【請求項9】前記おおい(1及び2)が3個以上の部分
    から成り、これらのいくつかの部分おおい(1及び2)
    を左右に動かすことのできる移動自在のフレーム(21、
    [図31、34参照])に取り付け、このフレームを複数個
    用意して案内レール上で左右に移動できるように形成
    し、その際各部分おおい(1、2)の取り付け桟(3、
    10)と端末片(7、12)とは好ましくはお互いに行き違
    えるようにして、各部分おおい(1、2)の少なくとも
    一部を重ねられるように調節し得ることを特徴とする、
    前記請求項の何れか1項記載のおおい。
  10. 【請求項10】前記おおい(1及び2)の少なくとも1
    個の部分おおいを画像映写用に形成したことを特徴とす
    る、前記請求項の何れか1項記載のおおい。
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