JP2807408B2 - 重量扉の開閉機構 - Google Patents

重量扉の開閉機構

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JP2807408B2
JP2807408B2 JP7999294A JP7999294A JP2807408B2 JP 2807408 B2 JP2807408 B2 JP 2807408B2 JP 7999294 A JP7999294 A JP 7999294A JP 7999294 A JP7999294 A JP 7999294A JP 2807408 B2 JP2807408 B2 JP 2807408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は耐圧容器における耐圧
扉等の重量扉の開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】潜水作業や地下工事等では、人は通常よ
りも高い気圧環境下におかれる。また、医療の為人体に
高い気圧をかける医療行為がある。これらの場合、いず
れも高気圧下ではその気圧を保つ建造物、主に高気圧タ
ンクと称される金属性の密閉した耐圧容器に人が出入り
することになる。
【0003】この高気圧タンク(以下タンクと略称)に
は出入り又は通過のための耐圧扉が設けられており、そ
れらはいずれもそこに適用される気圧に耐え得る強さに
対応した強度を持つように製造されている。
【0004】この耐圧扉の代表的なものは、図11に示
すように、タンク1の出入り口を形成するコーミング2
の内側に耐圧扉3がヒンジで回転し若しくは引き戸式に
横へスライドして開閉するようにしている。そして、耐
圧扉3の開閉操作には、人力によるものと、油圧等の動
力を用いるものとがある。
【0005】耐圧扉3の形状や寸法は概ね通常の建築用
のドアと同様であるが、厚さ方向は耐圧の為、補強の骨
組を組まれているか、又は、鋼材の厚い一枚板がそのま
ま使用されたりする。いずれにしても、重量は300〜
500Kgとかなり重いのが一般である。また、耐圧扉3
にはタンク1内の気圧を保つ為に、コーミング2の端面
との間で作用するシールパッキン5(図14参照)が使
用されている。通常の建築用ドアと異なり、耐圧扉3を
閉鎖したときこのシールパッキン5で密封する様にする
操作、すなわち、耐圧扉3をコーミング2の端面に密着
させる為に押し付けるクランプ操作が可能な構造が必要
である。
【0006】そして、耐圧扉3をヒンジ式にした場合、
耐圧扉3を開いてタンク1に出入りするとき、図12,
13,14に示すように、タンク1内の床面4は耐圧扉
3の下端よりも更に低い位置となり、段差hができる為
に、人はこの段差hを乗り越えることはできても、車の
ついた台車、ストレッチャー、車椅子等を通過させるこ
とはできない。
【0007】したがって、図15に示すように、台車等
6を通過させるときは、床面4と平行なコーミング上面
2aに橋架する一対のスロープ7を床面4とタンク1の
外側の床面4aにそれぞれ配置することとしている。し
かしながら、台車等6を出入りさせる都度、スロープ7
を配置し、耐圧扉3を閉めるときはこれを除去する作業
が必要となって不便である。
【0008】そこで、このような不便を除き、出入り口
内外床面4,4aとコーミング上面2aの高さを同一平
面に設定し、台車等6の通過及び人の出入りに便なるよ
うに、耐圧扉3の下縁のシールパッキン5を効かせるた
めのスペース分の高さだけ耐圧扉を上昇させることによ
り、ヒンジによる耐圧扉3の開閉を可能にした提案がな
されている(実願昭5−104959号 以下公知例
と略称)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
知例によれば、次のような不都合がある。人が立位で歩
行して出入りできる耐圧扉3は、一般に使用圧力2Kg
以下としても300〜500Kg以上の重量となる。ま
た、タンク1の内径寸法は人の通過又は滞在に必要な最
小のサイズに設定されることが多く、耐圧扉3回りのス
ペースは極めて狭いのが一般である。そこで、上記重量
の耐圧扉3を人力により上昇させるには歯車の減速比を
大きくし、操作するハンドルを大きくする等の設計が必
要となるが、スペースの狭い所で装置を組み込むこと、
また、上昇操作をすることは、いずれも実際上は難し
い。装置を組み込み得たとしても、特に医療用タンクの
場合、医師や看護婦の扱いには全く適しない。
【0010】さらに、高圧タンクでは、通常危急時の対
応を考慮して、耐圧扉3の開閉操作は内外いずれからも
できることが要求されるのが一般である。公知例はこの
ことへの配慮がなされていない。公知例の昇降装置を内
外から操作する為には、耐圧扉3わきのスペースに貫通
軸部を設けることとなるが、内外気圧差の存する状態で
貫通軸部をシールし、これを連続回転させることはシー
ル部の摩擦抵抗力の大きさが、開閉操作時における労力
に加算され、一層困難なものとする。日常の使用におい
て耐圧扉3の開閉の都度、そのような労力を要すること
は実用するに耐え得ないものである。
【0011】加えて、耐圧扉3を閉鎖位置に回した後、
気圧を上げるには、耐圧扉3をクランプし、シールパッ
キン5が効くようにせねばならない。公知例では耐圧扉
3の周囲にクランプ金具を配置し、これを個別に締める
方式となっており、操作は繁雑となる。また、昇降操作
位置のままクランプ操作をするのも困難であり、位置を
変えて行わねばならない。
【0012】そこで、この発明は上記事情に鑑みて、ヒ
ンジ式の耐圧扉を人力により上昇させて開閉のために旋
回させることについては公知のものと同一とし、開閉操
作は耐圧扉の内外を問わず、耐圧扉に対して一本の棒ハ
ンドルを握った立位の姿勢のまま、耐圧扉の昇降、クラ
ンプの掛け外し、耐圧扉の旋回の全ての開閉操作を、き
わめて少ない力で連続して行うことができるようにする
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、重量扉の総重量に釣合うばね力を有す
る圧縮性のコイルばねをヒンジ軸に嵌挿してその上に重
量扉と連結したアームを載せて重量扉の重量を支え、前
記ヒンジ軸に突設したピンに一端が係合するベルクラン
クを重量扉に回動可能に軸支し、該ベルクランクを回動
させるハンドル杆を重量扉に回動可能に軸支し、かつ、
該ハンドル杆の回動と連動して前記重量扉の側方で出入
り口付近に設けたクランプゲートに係脱するローラ軸を
設けた構成にした。
【0014】
【作用】ハンドル杆を回動操作すると、ベルクランクが
回動してばね力で浮いた重量扉を昇降させるとともに、
ローラ軸が連動して重量扉のクランプ操作及びその解除
を行う。
【0015】
【実施例】以下この発明をタンクに実施した例を図面に
基づき説明する。図1,2を参照し前記公知例と共通す
る部位に同一符号を用いて説明する。タンク1のコーミ
ング2の片側にヒンジ軸10を介し重量扉としての耐圧
扉3が旋回して開閉自在に取り付けられている。ヒンジ
軸10は所定長さの角鋼棒からなり、その上端部と下端
部付近を円柱状にしてに軸受11を回転可能に挿入し、
かつ、下端部にスラスト軸受12を配置してある。軸受
11及びスラスト軸受12はタンク1に固定して支持さ
れる。
【0016】ヒンジ軸10にはばね受座13を固定し、
このばね受座13から上方にコイルばね14を嵌挿し、
コイルばね14の上部にワッシャー15を介在して間座
16が嵌挿されている。間座16には軸方向の長孔17
が設けられ、この長孔17にピン18が嵌合している。
ピン18はヒンジ軸10に植設されている。コイルばね
14は耐圧扉3の総重量に釣り合う容量の圧縮ばねであ
る。
【0017】耐圧扉3の一側上下部にそれぞれアーム1
9を連結し、このアーム19をヒンジ軸10まで延長
し、それぞれの端部にヒンジ軸10を挟むローラ20と
ピン21を設ける。ローラ20はヒンジ軸10の平坦面
に摺接して回転自在である。上方のアーム19には間座
16の上端部を当接させてある。
【0018】間座16の長孔17から突出するピン18
には、図3,4に示すように、ベルクランク22のU溝
22aが係合し、ベルクランク22は耐圧扉3に軸23
で回動自在に軸支されている。このベルクランク22の
他端部には連結棒24の一端が軸25で回動自在に連結
され、この連結棒24の他端部は耐圧扉3の他側に延長
してその他端にピン26が突設されている。このピン2
6は耐圧扉3に固定した案内板27に開設された案内溝
28に係合している(図8参照)。
【0019】案内板27の下部には、貫通軸29が耐圧
扉3を貫通し、Oリング等のシール手段を介在し内外の
シール性を有して回転自在に設けられる。貫通軸29の
両端部には、ハンドル杆31が内外対称位置で直交して
連結される。そして内側の貫通軸29には、ハンドル杆
31と略120度の角度を有して所定長さのローラ軸3
2が直交して連結されている。ローラ軸32の端部には
ローラ33が回転自在に支承されている。
【0020】ローラ33が係脱するクランプゲート38
が、所定長さのロッド39と取付板40を介してコーミ
ング2の側面に固定されている。ロッド39はクランプ
ゲート38をコーミング2の端面から耐圧扉3の片面よ
りも突出して保持するものである。クランプゲート38
には、図2に示すように、ローラ33が回転しながら登
ることにより耐圧扉3をコーミング2に押し付け、降る
ことによりその押し付けを解除するためのスロープ面3
8aが形成されている。
【0021】さらに、貫通軸29には略扇形のカム板3
4が直交して固定されている。カム板34は、図5〜7
に示すように、前記ピン26に摺接する円弧部35とそ
の一端付近にピン26が係合するU溝36及びピン26
に当接するフック部37が形成されている。円弧部35
は、図8に示すように、連結棒24と案内板27との間
で案内溝28に係合するピン26に摺動自在に当接して
いる。
【0022】一方、タンク1の床面4はコーミング2の
上面2aと同一平面とし、かつ、耐圧扉3の下部の床面
4には耐圧扉3が上下して出入りするための開口部4a
が開設されている。この開口部4aを閉塞するための断
面T字型の蓋板41が、一対のリンク42に支持されて
昇降可能に配置されている。リンク42はブラケット4
4にてタンク1に支持された台43に回転自在に支持さ
れている。
【0023】蓋板41を昇降させるため、図9に示すよ
うに、ヒンジ軸10の下端部にクランク45を嵌着固定
し、そのクランク45に連棒46の一端を回転自在に
連結し、連棒46の他端を前記リンク42の一方に回
転自在に連結する。したがって、ヒンジ軸10が回動す
るとクランク45が回動して連棒46を押したり引い
たりして、耐圧扉3の開閉操作と連動し、蓋板41が開
口部4aを開いたり閉じたりすることができる。
【0024】さらに、ハンドル杆31が垂直状態になっ
たとき、不用意にハンドル杆31が倒れないようにその
状態をロックするため、図5に示すように、ローラ軸3
2の回転方向側に、ラッチ47を耐圧扉3に固定したブ
ラケット48に軸49を介して揺動自在に固定し、か
つ、ローラ軸32が当接するストッパ53を耐圧扉3に
固定する。
【0025】すなわち、図10に示すように、ラッチ4
7の一端側には耐圧扉3に進退可能に埋め込んだ検知ピ
ン50が当接し、他端側には耐圧扉3に埋め込んだスプ
リング51で突出付勢されたプランジャー53が当接す
る。ストッパ53はローラ軸32に固定した突起32a
が当接する段部を形成してある。なお、検知ピン50は
シールパッキン5の外側に配置されている。
【0026】したがって、耐圧扉3が開いているとき
は、スプリング51が作用しラッチ47は軸49を中心
としてストッパ53側が常に高くなるように傾斜し、突
起32aをストッパ53とともに挟んで動かないように
する。しかし、耐圧扉3がコーミング2の端面に当接す
ると、検知ピン50がラッチ47をスプリング51の力
に抗して押し上げ、仮想線図示のように回動させ、ラッ
チ47をストッパ53の段部と平行にするから、突起3
2aは矢示方向へ移動できる。
【0027】次に耐圧扉3の開閉動作を説明すると、図
1実線図示の状態は耐圧扉を閉じた状態である。そこ
で、水平位置にあるハンドル杆31を反時計方向(矢示
A)へ回動操作して貫通軸29が回動すると、カム板3
4及びローラ軸32が共に同じ方向へ回動する。
【0028】したがって、図1において、ハンドル杆3
1を水平状態から所要の角度θ1(約50度)起立させ
るまでの間に、図7に示すように、カム34は円弧部3
5にピン26が摺接した状態で時計方向へ回動し、図6
に示すように、角度θ1回動した段階でピン26がU溝
36に落ち込み、フック部37がピン26に当接する。
ハンドル杆31が角度θ1を越え、角度θ2(約40度)
を回動して垂直状態になると、図5に示すように、フッ
ク部37がピン26を強制的に案内溝28の一端から他
端へと移動させる。
【0029】この動作により、連結棒24が案内板27
側へ引かれ、これによりベルクランク22は軸23を中
心に反時計回りに回動しようとする。しかし、ベルクラ
ンク22はその一端が固定位置にあるヒンジ軸10の軸
18に支持されているので、ベルクランク22全体が軸
18を中心として反時計回りに回動する(図3仮想線図
示から実線図示の状態)。したがって、耐圧扉3は図1
仮想線図示の位置に上昇し、かつ、図2中の開口部4a
が露出することとなる。
【0030】また、ハンドル杆31の角度θ1分の回動
とともに、ローラ軸32のローラ33はスロープ38a
を滑り降りて耐圧扉3をコーミング2に押し付けるのを
解除するとともに、ローラ33はクランプゲート38か
ら外れる。そしてローラ軸32はラッチ47を押し込ん
でストッパ52に当接してロックされ、ハンドル杆31
が不用意に倒れることはなくなる。
【0031】そこで、ハンドル杆31を手前に引いて耐
圧扉3をヒンジ軸10を中心として旋回させてコーミン
グ2を開口する。このとき、耐圧扉3の総重量はコイル
ばね14の力で支持されているので、開くための操作力
は通常の建築用ドアと同程度の操作力で足りる。
【0032】耐圧扉3が開かれることにより、ヒンジ軸
10が図9中矢示C方向へ回動してクランク45が同方
向へ回動し、連棒46を引いてリンク42を起立させ
ることにより、蓋板41が開口部4aと同一平面に上昇
する。したがって、開口部4aが歩行や台車等の走行に
支障することはない。
【0033】次に、耐圧扉3を閉めるときは、ハンドル
杆31を介し耐圧扉3をヒンジ軸10を中心としてコー
ミング2側へ旋回させ、耐圧扉3がコーミング2の端面
に当接したとき、検知ピン50がラッチ47をスプリン
グ51の力に抗して回動させてローラ軸32は回動可能
な状態となる。
【0034】そこで、ハンドル杆31を垂直状態から角
度θ2分倒すと(図1矢示B方向)、カム板34が図5
から図6に示すように反時計方向へ回動して、ピン26
を案内溝28の他端から一端へと移動させ、連結棒24
がヒンジ軸10側へ移動する。これにより、ベルクラン
ク22は軸23を中心として時計回りに回動しようとす
るが、固定された軸18を介しベルクランク22は軸1
8を中心として時計方向へ回動するため、耐圧扉3は図
1仮想線図示の状態から実線図示の状態へと下降する。
【0035】このとき、ローラ軸32のローラ33はク
ランプゲート38に係合するが、スロープ38aを登る
ことはない。そこで、図6から図7に示すように、さら
にハンドル杆31を角度θ1分倒すと、ローラ33がス
ロープ38aを登り始め、ハンドル杆31が略水平にな
った状態でローラ33はスロープ38aを登り終え、耐
圧扉3はコーミング2の端面に押し付けられる。このと
き、カム板34の円弧部35はピン26に当接して摺動
するために、ピン26が不用意に移動することはない。
【0036】耐圧扉3が閉じられることにより、ヒンジ
軸10が前記と逆方向へ回動してクランク45が回動
し、連棒46を押してリンク42を倒し、蓋板41が
開口部4aから下降し、耐圧扉3の下端部が開口部4a
内に移動するのを妨げない。
【0037】なお、耐圧扉3がコーミング2の端面に押
し付けられるとき、押圧力はヒンジ軸10側からクラン
プゲート38側へと次第に強くなり、したがって、シー
ルパッキン5は埋め込まれた溝に沿ってスムーズに移動
でき、溝から浮いたり撓んだりしてシール性能の低下を
来すことはない。
【0038】かくして、ハンドル杆31を介する耐圧扉
3の開閉操作により、耐圧扉3の昇降操作とクランプ操
作及び蓋板41の昇降操作の三つが連動して1操作にて
できる。しかも、耐圧扉3を開いたとき、床面4に開口
部4aが形成されるが、その開口部4aは蓋板41にて
閉塞されて溝を形成することなく、したがって、歩行や
台車等の走行に支障がなくなる。
【0039】なお、上記実施例は耐圧容器の耐圧扉を例
としたが、これに限定するものではなく、その他冷凍倉
庫等の倉庫や重量のある特殊扉等の開閉機構として利用
できることは明らかである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、ハンド
ル杆を介する耐圧扉の開閉操作に連動して、耐圧扉の昇
降操作とクランプ操作及び蓋板の昇降操作の三つが連動
して1操作にてできる。
【0041】しかも、耐圧扉を開いたとき、床面に開口
部が形成されるが、その開口部は蓋板にて閉塞されて溝
を形成することなく、したがって、歩行や台車等の走行
に支障がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す正面図
【図2】図1の側面図
【図3】図1の部分正面図
【図4】図1の部分断面平面図
【図5】図1の部分正面図
【図6】図5の作用説明図
【図7】図5の作用説明図
【図8】図1の部分平面図
【図9】図1の部分平面図
【図10】図5のA−A断面図
【図11】タンクを示す斜視図
【図12】タンクの正面図
【図13】タンクの端面側面図
【図14】図13のB部拡大図
【図15】タンク内外へ台車が出入りする作用説明図
【符号の説明】
1…タンク 2…コーミング 3…耐圧扉(重量扉) 5…シールパッキン 10…ヒンジ軸 11…軸受 12…スラスト軸受 13…ばね受座 14…コイルばね 17…長孔 18,21,26…ピン 19…アーム 20…ローラ 22…ベルクランク 24…連結棒 27…案内板 28…案内溝 29…貫通軸 31…ハンドル杆 32…ローラ軸 33…ローラ 34…カム板 35…円弧部 36…U溝 37…爪部 38…クランプゲート 41…蓋板 42…リンク 45…クランク 46…連棒 47…ラッチ 53…ストッパ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量扉の総重量に釣合うばね力を有する
    圧縮性のコイルばねをヒンジ軸に嵌挿してその上に重量
    扉と連結したアームを載せて重量扉の重量を支え、前記
    ヒンジ軸に突設したピンに一端が係合するベルクランク
    を重量扉に回動可能に軸支し、該ベルクランクを回動さ
    せるハンドル杆を重量扉に回動可能に軸支し、かつ、該
    ハンドル杆の回動と連動して前記重量扉の側方で出入り
    口付近に設けたクランプゲートに係脱するローラ軸を設
    けたことを特徴とする重量扉の開閉機構。
  2. 【請求項2】 スラスト軸受を含む軸受を介して出入り
    口の側方に回転自在に支承されたヒンジ軸と、該ヒンジ
    軸に固定したばね受座に下端が当接してヒンジ軸に嵌挿
    され、上端がヒンジ軸に嵌挿した間座に当接して重量扉
    の総重量に釣合うばね力を有する圧縮性のコイルばね
    と、前記間座に当接してヒンジ軸を昇降可能に重量扉に
    連結されたアームと、該アームと対をなしてばね受座の
    下方において前記ヒンジ軸を昇降可能に重量扉に連結さ
    れたアームと、前記ヒンジ軸に固定したピンに係合して
    重量扉に回動可能に軸支されたベルクランクと、該ベル
    クランクに一端を回動可能に連結した連結棒の他端に回
    動可能に連結して重量扉に回転可能に軸支されたハンド
    ル杆と、該ハンドル杆と連動して重量扉を出入り口に押
    し付ける手段とからなることを特徴とする重量扉の開閉
    機構。
  3. 【請求項3】 スラスト軸受を含む軸受を介して出入り
    口の側方に回転自在に支承されたヒンジ軸と、該ヒンジ
    軸に固定したばね受座に下端が当接してヒンジ軸に嵌挿
    され、上端がヒンジ軸に嵌挿した間座に当接して重量扉
    の総重量に釣合うばね力を有する圧縮性のコイルばね
    と、前記間座に当接してヒンジ軸を昇降可能に重量扉に
    連結されたアームと、該アームと対をなしてばね受座の
    下方において前記ヒンジ軸を昇降可能に重量扉に連結さ
    れたアームと、前記ヒンジ軸に固定したピンに係合して
    重量扉に回動可能に軸支されたベルクランクと、該ベル
    クランクに一端を回動可能に連結した連棒の他端に突
    設したピンが係合する案内溝を有して重量扉に固定され
    た案内板と、該案内板の付近に重量扉を貫通して回転可
    能に軸支された貫通軸と、該貫通軸に直交して連結され
    たハンドル杆及びローラ軸並びに前記連棒の他端に突
    設したピンを案内溝に沿って移動させるカム板と、該カ
    ム板に形成された円弧部及び爪部と、前記ヒンジ軸と相
    対向する出入り口の側方に固定されて前記ローラ軸が係
    脱する前記重量扉の側方で出入口付近に設けたクラン
    プゲートとからなることを特徴とする重量扉の開閉機
    構。
  4. 【請求項4】 出入り口の床面を内外同一平面にして重
    量扉が昇降する部分の床面に重量扉が上下動可能な開口
    部を設け、該開口部の下方に適宜の台上で一対のリンク
    を揺動可能に支持し、該リンクの上端部に前記開口部を
    閉塞する蓋板を回動可能に連結して平行リンクを形成
    し、該リンクのいずれか一方に連接棒の一端を回動可能
    に連結し、該連接棒の他端を前記ヒンジ軸に固定したク
    ランクに回動可能に連結してなることを特徴とする請求
    項1,2又は3に記載の重量扉の開閉機構。
  5. 【請求項5】 出入り口が耐圧容器のコーミングであ
    り、重量扉が耐圧扉であることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4に記載の重量扉の開閉機構。
JP7999294A 1994-04-19 1994-04-19 重量扉の開閉機構 Expired - Lifetime JP2807408B2 (ja)

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