JP2806259B2 - リレーショナルデータベースより検索した表の表示方式 - Google Patents
リレーショナルデータベースより検索した表の表示方式Info
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- JP2806259B2 JP2806259B2 JP6082583A JP8258394A JP2806259B2 JP 2806259 B2 JP2806259 B2 JP 2806259B2 JP 6082583 A JP6082583 A JP 6082583A JP 8258394 A JP8258394 A JP 8258394A JP 2806259 B2 JP2806259 B2 JP 2806259B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリレーショナルデータベ
ースより検索した表の表示方式に関し、特に検索した表
を階層的な列見出しを持つ出力フォームの形式で表示装
置に表示する表示方式に関する。
ースより検索した表の表示方式に関し、特に検索した表
を階層的な列見出しを持つ出力フォームの形式で表示装
置に表示する表示方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】リレーショナルデータベースには種々の
表が蓄積されるが、その中に人口動態といった種々の統
計表を格納するリレーショナルデータベースがある。
表が蓄積されるが、その中に人口動態といった種々の統
計表を格納するリレーショナルデータベースがある。
【０００３】このような統計表は、表の１つの列に対し
て１つの項目名を付けて管理されており、リレーショナ
ルデータベースから統計表を検索して表示装置に表示す
る際、従来は、各列に付けられた項目名を列の見出しと
した出力フォームの形式で統計表を表示している。
て１つの項目名を付けて管理されており、リレーショナ
ルデータベースから統計表を検索して表示装置に表示す
る際、従来は、各列に付けられた項目名を列の見出しと
した出力フォームの形式で統計表を表示している。
【０００４】即ち、統計表名が人口動態である統計表
に、例えば６つの列があり、それぞれの列が、出生：
男，出生：女，出生：計，死亡：男，死亡：女，死亡：
計という項目名を付けて管理されている場合、その統計
表は図７に示すような出力フォームで表示されていた。
に、例えば６つの列があり、それぞれの列が、出生：
男，出生：女，出生：計，死亡：男，死亡：女，死亡：
計という項目名を付けて管理されている場合、その統計
表は図７に示すような出力フォームで表示されていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の統計表
の表示方式では、１つの列に対して表示される列見出し
が１つしかないため、表示された統計表の構成を理解す
るのに手間取るという問題点がある。即ち、図７中の列
の項目名のうち、出生：男，出生：女，出生：計が何れ
も出生に関連する列であること、死亡：男，死亡：女，
死亡：計は何れも死亡に関連する列であることが、直ち
には認識できない。
の表示方式では、１つの列に対して表示される列見出し
が１つしかないため、表示された統計表の構成を理解す
るのに手間取るという問題点がある。即ち、図７中の列
の項目名のうち、出生：男，出生：女，出生：計が何れ
も出生に関連する列であること、死亡：男，死亡：女，
死亡：計は何れも死亡に関連する列であることが、直ち
には認識できない。
【０００６】通常、人口動態なる統計表を作成する基準
となった統計調査においては、出生，死亡といった項目
が先ずあって、次いで出生，死亡の両項目内に男，女，
計という項目を考えるのが普通なので、統計表の表示に
際してもそのような階層的な列見出しを持つ出力フォー
ムで表示することが望まれ、そうすることにより統計表
を実際の統計調査に即した形式で利用者に提供すること
ができる。
となった統計調査においては、出生，死亡といった項目
が先ずあって、次いで出生，死亡の両項目内に男，女，
計という項目を考えるのが普通なので、統計表の表示に
際してもそのような階層的な列見出しを持つ出力フォー
ムで表示することが望まれ、そうすることにより統計表
を実際の統計調査に即した形式で利用者に提供すること
ができる。
【０００７】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、その目的は、リレーショナルデータベー
スより検索した表を階層的な列見出しを持つ出力フォー
ムの形式で表示装置に表示することができるようにする
ことにある。
たものであり、その目的は、リレーショナルデータベー
スより検索した表を階層的な列見出しを持つ出力フォー
ムの形式で表示装置に表示することができるようにする
ことにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、表の１つの列に対して１つの項目名を付
けて管理しているリレーショナルデータベースから表を
検索して表示装置に表示する方式において、各表名毎
に、階層構造の列見出し欄の定義情報を保持する列見出
しデータベースと、入力装置から検索対象となる表名が
入力されることにより、該入力された表名に対応する列
見出し欄の定義情報を前記列見出しデータベースから検
索する列見出しデータベース検索手段と、該列見出しデ
ータベース検索手段で検索された列見出し欄の定義情報
に従った列見出し欄を含む出力フォームを作成する出力
フォーム作成手段と、前記入力装置から入力された表名
の表を前記リレーショナルデータベースから検索するリ
レーショナルデータベース検索手段と、該リレーショナ
ルデータベース検索手段で検索された表中の各行，各列
の値を前記出力フォーム作成手段で作成された出力フォ
ームの形式で前記表示装置に表示する表示制御手段とを
備え、 前記列見出しデータベースに保持された各表名毎
の列見出し欄の定義情報は、列見出し欄の階層数に等し
い数の項目名レコードで構成され、且つ、１つの表名に
対応する全ての項目名レコードには同一の表名を設定し
た表名フィールドと各々の階層を示す階層順序を設定し
た階層順序フィールドと同数の列フィールドとが設けら
れ、更に、最下位の階層の項目名レコードの各列フィー
ルドには当該表の各列の項目名に１対１に対応する項目
名が設定され、最下位の階層以外の項目名レコードには
その階層において表示すべき項目名の位置に対応した列
フィールドにのみ項目名が設定されている構造を有す
る。
成するために、表の１つの列に対して１つの項目名を付
けて管理しているリレーショナルデータベースから表を
検索して表示装置に表示する方式において、各表名毎
に、階層構造の列見出し欄の定義情報を保持する列見出
しデータベースと、入力装置から検索対象となる表名が
入力されることにより、該入力された表名に対応する列
見出し欄の定義情報を前記列見出しデータベースから検
索する列見出しデータベース検索手段と、該列見出しデ
ータベース検索手段で検索された列見出し欄の定義情報
に従った列見出し欄を含む出力フォームを作成する出力
フォーム作成手段と、前記入力装置から入力された表名
の表を前記リレーショナルデータベースから検索するリ
レーショナルデータベース検索手段と、該リレーショナ
ルデータベース検索手段で検索された表中の各行，各列
の値を前記出力フォーム作成手段で作成された出力フォ
ームの形式で前記表示装置に表示する表示制御手段とを
備え、 前記列見出しデータベースに保持された各表名毎
の列見出し欄の定義情報は、列見出し欄の階層数に等し
い数の項目名レコードで構成され、且つ、１つの表名に
対応する全ての項目名レコードには同一の表名を設定し
た表名フィールドと各々の階層を示す階層順序を設定し
た階層順序フィールドと同数の列フィールドとが設けら
れ、更に、最下位の階層の項目名レコードの各列フィー
ルドには当該表の各列の項目名に１対１に対応する項目
名が設定され、最下位の階層以外の項目名レコードには
その階層において表示すべき項目名の位置に対応した列
フィールドにのみ項目名が設定されている構造を有す
る。
【０００９】
【作用】本発明においては、列見出しデータベースが、
出力フォームにおいて表示すべき階層構造の列見出し欄
の定義情報をリレーショナルデータベースと別個に保持
しており、或る表名の検索時、列見出しデータベース検
索手段がその表名に対応する列見出し欄の定義情報を列
見出しデータベースから検索すると共に、出力フォーム
作成手段がその検索された定義情報に従った列見出し欄
を含む出力フォームを作成し、表示制御手段が、リレー
ショナルデータベースから検索された表中の各行，各列
の値を前記作成された出力フォームの形式で表示装置に
表示することにより、階層的な列見出しによる表の表示
を可能にする。
出力フォームにおいて表示すべき階層構造の列見出し欄
の定義情報をリレーショナルデータベースと別個に保持
しており、或る表名の検索時、列見出しデータベース検
索手段がその表名に対応する列見出し欄の定義情報を列
見出しデータベースから検索すると共に、出力フォーム
作成手段がその検索された定義情報に従った列見出し欄
を含む出力フォームを作成し、表示制御手段が、リレー
ショナルデータベースから検索された表中の各行，各列
の値を前記作成された出力フォームの形式で表示装置に
表示することにより、階層的な列見出しによる表の表示
を可能にする。
【００１０】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１１】図１を参照すると、本発明の一実施例のリ
レーショナルデータベースより検索した表の表示方式を
適用したシステムの一例は、リレーショナルデータベー
ス１と、キーボード等の入力装置２と、ＣＲＴディスプ
レイ等の表示装置３と、列見出しデータベース４と、列
見出しデータベース検索手段５と、出力フォーム作成手
段６と、リレーショナルデータベース検索手段７と、表
示制御手段８とで構成されている。なお、９はリレーシ
ョナルデータベース検索手段７で検索された統計表中の
統計数値を一時的に保持する記憶領域である。
レーショナルデータベースより検索した表の表示方式を
適用したシステムの一例は、リレーショナルデータベー
ス１と、キーボード等の入力装置２と、ＣＲＴディスプ
レイ等の表示装置３と、列見出しデータベース４と、列
見出しデータベース検索手段５と、出力フォーム作成手
段６と、リレーショナルデータベース検索手段７と、表
示制御手段８とで構成されている。なお、９はリレーシ
ョナルデータベース検索手段７で検索された統計表中の
統計数値を一時的に保持する記憶領域である。
【００１２】リレーショナルデータベース１は、人口動
態といった種々の統計表を保持するデータベースであ
る。このリレーショナルデータベース１は、各々の統計
表の１つの列に対して１つの項目名を付けて管理してい
る。
態といった種々の統計表を保持するデータベースであ
る。このリレーショナルデータベース１は、各々の統計
表の１つの列に対して１つの項目名を付けて管理してい
る。
【００１３】リレーショナルデータベース検索手段７
は、入力装置２から検索対象となる統計表名が入力され
ることにより、その統計表名を持つ統計表をリレーショ
ナルデータベース１から検索する手段であり、検索され
た統計表の各行，各列の統計数値は記憶領域９に出力さ
れる。
は、入力装置２から検索対象となる統計表名が入力され
ることにより、その統計表名を持つ統計表をリレーショ
ナルデータベース１から検索する手段であり、検索され
た統計表の各行，各列の統計数値は記憶領域９に出力さ
れる。
【００１４】列見出しデータベース４は、各統計表名毎
に、階層構造の列見出し欄の定義情報を保持するデータ
ベースである。本実施例では、各統計表名の列見出し欄
の定義情報を、その列見出し欄の階層数に等しい数の項
目名レコードで構成する。
に、階層構造の列見出し欄の定義情報を保持するデータ
ベースである。本実施例では、各統計表名の列見出し欄
の定義情報を、その列見出し欄の階層数に等しい数の項
目名レコードで構成する。
【００１５】図２に列見出しデータベース４に格納され
る項目名レコードの一般形式を示す。同図に示すよう
に、項目名レコード２００は、統計表名が設定されるフ
ィールド２０１と、階層順序が設定されるフィールド２
０２と、複数の列フィールド２０３−１〜２０３−ｎと
で構成されている。
る項目名レコードの一般形式を示す。同図に示すよう
に、項目名レコード２００は、統計表名が設定されるフ
ィールド２０１と、階層順序が設定されるフィールド２
０２と、複数の列フィールド２０３−１〜２０３−ｎと
で構成されている。
【００１６】図３は、「出生：男」，「出生：女」，
「出生：計」，「死亡：男」，「死亡：女」，「死亡：
計」という項目名を付けて各列が管理されている人口動
態という統計表名の統計表を、以下のような３階層の列
見出し欄を持つ出力フォームの形式で表示させる場合
に、列見出しデータベース４に事前に格納される３つの
項目名レコードＲ１，Ｒ２，Ｒ３の具体例を示す。 （１）最下行に、統計表の各列の項目名「出生：男」，
「出生：女」，「出生：計」，「死亡：男」，「死亡：
女」，「死亡：計」に１対１に対応する項目名「男」，
「女」，「計」，「男」，「女」，「計」を表示する。 （２）その上の行に、最下行の第１番目から第３番目ま
での項目名の見出しである「出生」という項目名と、第
４番目から第６番目までの項目名の見出しである「死
亡」という項目名を表示する。 （３）最上行に、最下行の全項目名の見出しである「自
然動態」という項目名を表示する。
「出生：計」，「死亡：男」，「死亡：女」，「死亡：
計」という項目名を付けて各列が管理されている人口動
態という統計表名の統計表を、以下のような３階層の列
見出し欄を持つ出力フォームの形式で表示させる場合
に、列見出しデータベース４に事前に格納される３つの
項目名レコードＲ１，Ｒ２，Ｒ３の具体例を示す。 （１）最下行に、統計表の各列の項目名「出生：男」，
「出生：女」，「出生：計」，「死亡：男」，「死亡：
女」，「死亡：計」に１対１に対応する項目名「男」，
「女」，「計」，「男」，「女」，「計」を表示する。 （２）その上の行に、最下行の第１番目から第３番目ま
での項目名の見出しである「出生」という項目名と、第
４番目から第６番目までの項目名の見出しである「死
亡」という項目名を表示する。 （３）最上行に、最下行の全項目名の見出しである「自
然動態」という項目名を表示する。
【００１７】図３において、項目名レコードＲ３は、列
見出し欄の最下行（第３行）に対応するレコードで、統
計表名フィールド２０１には「人口動態」が、階層順序
フィールド２０２には「３」がそれぞれ設定され、ま
た、６つの列フィールド２０３−１〜２０３−６を有し
ており、先頭から順に「男」，「女」，「計」，
「男」，「女」，「計」という項目名が設定されてい
る。
見出し欄の最下行（第３行）に対応するレコードで、統
計表名フィールド２０１には「人口動態」が、階層順序
フィールド２０２には「３」がそれぞれ設定され、ま
た、６つの列フィールド２０３−１〜２０３−６を有し
ており、先頭から順に「男」，「女」，「計」，
「男」，「女」，「計」という項目名が設定されてい
る。
【００１８】項目名レコードＲ２は、列見出し欄の第２
行に対応するレコードで、統計表名フィールド２０１に
は「人口動態」が、階層順序フィールド２０２には
「２」がそれぞれ設定され、また、最下行の項目名レコ
ードＲ３と同数の列フィールド２０３−１〜２０３−６
を有している。そして、１番目の列フィールド２０３−
１に「出生」という項目名が設定され、続く２番目の列
フィールド２０３−２と３番目の列フィールド２０３−
３はＮＵＬＬ値となっており、また、４番目の列フィー
ルド２０３−４に「死亡」という項目名が設定され、続
く５番目の列フィールド２０３−５と６番目の列フィー
ルド２０３−６はＮＵＬＬ値となっている。
行に対応するレコードで、統計表名フィールド２０１に
は「人口動態」が、階層順序フィールド２０２には
「２」がそれぞれ設定され、また、最下行の項目名レコ
ードＲ３と同数の列フィールド２０３−１〜２０３−６
を有している。そして、１番目の列フィールド２０３−
１に「出生」という項目名が設定され、続く２番目の列
フィールド２０３−２と３番目の列フィールド２０３−
３はＮＵＬＬ値となっており、また、４番目の列フィー
ルド２０３−４に「死亡」という項目名が設定され、続
く５番目の列フィールド２０３−５と６番目の列フィー
ルド２０３−６はＮＵＬＬ値となっている。
【００１９】項目名レコードＲ１は、列見出し欄の第１
行つまり最上行に対応するレコードで、統計表名フィー
ルド２０１には「人口動態」が、階層順序フィールド２
０２には「１」がそれぞれ設定され、また最下行の項目
名レコードＲ３と同数の列フィールド２０３−１〜２０
３−６を有している。そして、１番目の列フィールド２
０３−１に「自然動態」という項目名が設定され、続く
２番目から６番目までの列フィールド２０３−２〜２０
３−６にはＮＵＬＬ値が設定されている。
行つまり最上行に対応するレコードで、統計表名フィー
ルド２０１には「人口動態」が、階層順序フィールド２
０２には「１」がそれぞれ設定され、また最下行の項目
名レコードＲ３と同数の列フィールド２０３−１〜２０
３−６を有している。そして、１番目の列フィールド２
０３−１に「自然動態」という項目名が設定され、続く
２番目から６番目までの列フィールド２０３−２〜２０
３−６にはＮＵＬＬ値が設定されている。
【００２０】再び図１を参照すると、列見出しデータベ
ース検索手段５は、入力装置２から検索対象となる統計
表名が入力されることにより、この入力された統計表名
を統計表名フィールドに持つ全ての項目名レコードを列
見出しデータベース４から検索する手段であり、検索さ
れた項目名レコードは出力フォーム作成手段６に出力さ
れる。
ース検索手段５は、入力装置２から検索対象となる統計
表名が入力されることにより、この入力された統計表名
を統計表名フィールドに持つ全ての項目名レコードを列
見出しデータベース４から検索する手段であり、検索さ
れた項目名レコードは出力フォーム作成手段６に出力さ
れる。
【００２１】出力フォーム作成手段６は、列見出しデー
タベース検索手段５で検索された項目名レコードに基づ
いて階層的な列見出し欄を含む出力フォームを作成する
手段であり、作成された出力フォームは表示制御手段８
に出力される。
タベース検索手段５で検索された項目名レコードに基づ
いて階層的な列見出し欄を含む出力フォームを作成する
手段であり、作成された出力フォームは表示制御手段８
に出力される。
【００２２】表示制御手段８は、リレーショナルデータ
ベース検索手段７で検索されて記憶領域９に出力された
統計表中の統計数値を出力フォーム作成手段６で作成さ
れた出力フォームの形式で表示装置３に表示する手段で
ある。
ベース検索手段７で検索されて記憶領域９に出力された
統計表中の統計数値を出力フォーム作成手段６で作成さ
れた出力フォームの形式で表示装置３に表示する手段で
ある。
【００２３】以下、このように構成された本実施例の動
作を説明する。
作を説明する。
【００２４】入力装置２から例えば統計表名として人口
動態が入力されて検索が要求されると、列見出しデータ
ベース検索手段５は、統計表名フィールド２０１に「人
口動態」が設定されている図３の項目名レコードＲ１〜
Ｒ３を列見出しデータベース４から検索して、出力フォ
ーム作成手段６に出力する。
動態が入力されて検索が要求されると、列見出しデータ
ベース検索手段５は、統計表名フィールド２０１に「人
口動態」が設定されている図３の項目名レコードＲ１〜
Ｒ３を列見出しデータベース４から検索して、出力フォ
ーム作成手段６に出力する。
【００２５】出力フォーム作成手段６は、これらの項目
名レコードＲ１〜Ｒ３に基づき、図４に示す手順に従っ
て出力フォームを作成する。
名レコードＲ１〜Ｒ３に基づき、図４に示す手順に従っ
て出力フォームを作成する。
【００２６】先ず、入力された項目名レコードＲ１〜Ｒ
３のうちの最下位の階層順序の項目名レコードＲ３に注
目し（Ｓ１）、その項目名レコードＲ３の階層順序フィ
ールド２０２に設定されている階層順序「３」を変数ｉ
に設定する（Ｓ２）。そして、列見出し欄の第ｉ行（現
在ｉ＝３）に表示すべき項目名とその割り付け位置を決
定する（Ｓ３）。このステップＳ３では、全ての列フィ
ールドに項目名が設定されている最下層に対応する項目
名レコードを対象とするため、表示すべき項目名は各列
フィールドに設定されている項目名となり、その各々の
割り付け位置は、その項目名が設定されている列フィー
ルドの列フィールド群先頭からの順番に等しい列とな
る。従って、項目名レコードＲ３の場合、次のような項
目名と割り付け位置とが決定される。
３のうちの最下位の階層順序の項目名レコードＲ３に注
目し（Ｓ１）、その項目名レコードＲ３の階層順序フィ
ールド２０２に設定されている階層順序「３」を変数ｉ
に設定する（Ｓ２）。そして、列見出し欄の第ｉ行（現
在ｉ＝３）に表示すべき項目名とその割り付け位置を決
定する（Ｓ３）。このステップＳ３では、全ての列フィ
ールドに項目名が設定されている最下層に対応する項目
名レコードを対象とするため、表示すべき項目名は各列
フィールドに設定されている項目名となり、その各々の
割り付け位置は、その項目名が設定されている列フィー
ルドの列フィールド群先頭からの順番に等しい列とな
る。従って、項目名レコードＲ３の場合、次のような項
目名と割り付け位置とが決定される。
【００２７】 項目名＝「男」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第１列 項目名＝「女」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第２列 項目名＝「計」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第３列 項目名＝「男」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第４列 項目名＝「女」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第５列 項目名＝「計」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第６列
第１列 項目名＝「女」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第２列 項目名＝「計」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第３列 項目名＝「男」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第４列 項目名＝「女」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第５列 項目名＝「計」，割り付け位置＝列見出し欄第３行目の
第６列
【００２８】出力フォーム作成手段６は最下行の項目名
レコードＲ３を処理し終えると、次に、変数ｉを−１し
て「２」とし（Ｓ４）、階層順序２の項目名レコードＲ
２に注目を移し（Ｓ６）、列見出し欄の第２行に表示す
べき項目名とその割り付け位置を決定する（Ｓ７）。
レコードＲ３を処理し終えると、次に、変数ｉを−１し
て「２」とし（Ｓ４）、階層順序２の項目名レコードＲ
２に注目を移し（Ｓ６）、列見出し欄の第２行に表示す
べき項目名とその割り付け位置を決定する（Ｓ７）。
【００２９】ステップＳ７の詳細は図５に示されてい
る。先ず、変数ｐ，ｑ，ｒを１に初期化し（Ｓ１１）、
第ｐ番目（現在ｐ＝１）の列フィールド２０３−１に設
定されている項目名「出生」を取得し（Ｓ１２）、これ
を第ｒ番目（現在ｒ＝１）に表示すべき項目名とする
（Ｓ１３）。
る。先ず、変数ｐ，ｑ，ｒを１に初期化し（Ｓ１１）、
第ｐ番目（現在ｐ＝１）の列フィールド２０３−１に設
定されている項目名「出生」を取得し（Ｓ１２）、これ
を第ｒ番目（現在ｒ＝１）に表示すべき項目名とする
（Ｓ１３）。
【００３０】次に変数ｐを＋１して２とし（Ｓ１４）、
第２番目の列フィールドが存在するか否か、存在すれば
その値がＮＵＬＬか否かを判別する（Ｓ１５，Ｓ１
６）。項目名レコードＲ２の場合、第２番目の列フィー
ルド２０３−２が存在し且つその値はＮＵＬＬなので、
ステップＳ１４に戻って変数ｐを＋１して３とする。そ
して、第３番目の列フィールド２０３−３も存在し且つ
その値はＮＵＬＬなので、再びステップＳ１４に戻って
変数ｐを＋１して４とする。第４番目の列フィールド２
０３−４も存在し、且つその値はＮＵＬＬでなく項目名
「死亡」なので、ステップＳ１７へ進む。この時点の変
数ｐ，ｑ，ｒの値は、それぞれ４，１，１である。
第２番目の列フィールドが存在するか否か、存在すれば
その値がＮＵＬＬか否かを判別する（Ｓ１５，Ｓ１
６）。項目名レコードＲ２の場合、第２番目の列フィー
ルド２０３−２が存在し且つその値はＮＵＬＬなので、
ステップＳ１４に戻って変数ｐを＋１して３とする。そ
して、第３番目の列フィールド２０３−３も存在し且つ
その値はＮＵＬＬなので、再びステップＳ１４に戻って
変数ｐを＋１して４とする。第４番目の列フィールド２
０３−４も存在し、且つその値はＮＵＬＬでなく項目名
「死亡」なので、ステップＳ１７へ進む。この時点の変
数ｐ，ｑ，ｒの値は、それぞれ４，１，１である。
【００３１】ステップＳ１７では、第ｒ番目（現在ｒ＝
１）に表示する項目名「出生」の割り付け位置を、列見
出し欄の第ｉ行（現在ｉ＝２）の、最下行における第ｑ
列〜第ｐ−１列（現在ｑ＝１，ｐ＝４）に対向する部分
に決定する。そして、変数ｐの値４を変数ｑに代入し
（Ｓ１８）、変数ｒを＋１して２とし（Ｓ１９）、ステ
ップＳ１３に戻る。
１）に表示する項目名「出生」の割り付け位置を、列見
出し欄の第ｉ行（現在ｉ＝２）の、最下行における第ｑ
列〜第ｐ−１列（現在ｑ＝１，ｐ＝４）に対向する部分
に決定する。そして、変数ｐの値４を変数ｑに代入し
（Ｓ１８）、変数ｒを＋１して２とし（Ｓ１９）、ステ
ップＳ１３に戻る。
【００３２】ステップＳ１３では、第ｐ番目（現在ｐ＝
４）の列フィールド２０３−４の項目名「死亡」を第ｒ
番目（現在ｒ＝２）に表示すべき項目名とする。項目名
レコードＲ２の場合、第５番目，第６番目の列フィール
ド２０３−５，２０３−６の値はＮＵＬＬであり、第７
番目の列フィールドは存在しないため、変数ｐが７とな
った時点でステップＳ１５でＹＥＳと判定され、ステッ
プＳ２０へ進む。
４）の列フィールド２０３−４の項目名「死亡」を第ｒ
番目（現在ｒ＝２）に表示すべき項目名とする。項目名
レコードＲ２の場合、第５番目，第６番目の列フィール
ド２０３−５，２０３−６の値はＮＵＬＬであり、第７
番目の列フィールドは存在しないため、変数ｐが７とな
った時点でステップＳ１５でＹＥＳと判定され、ステッ
プＳ２０へ進む。
【００３３】ステップＳ２０では、第ｒ番目（現在ｒ＝
２）に表示する項目名「死亡」の割り付け位置を、列見
出し欄の第ｉ行（現在ｉ＝２）の、最下行における第ｑ
列〜第ｐ−１列（現在ｑ＝４，ｐ＝７）に対向する部分
に決定する。そして、図５に示した処理を終了し、図４
のステップＳ４に戻る。
２）に表示する項目名「死亡」の割り付け位置を、列見
出し欄の第ｉ行（現在ｉ＝２）の、最下行における第ｑ
列〜第ｐ−１列（現在ｑ＝４，ｐ＝７）に対向する部分
に決定する。そして、図５に示した処理を終了し、図４
のステップＳ４に戻る。
【００３４】ステップＳ４では変数ｉを−１して「１」
とする。従って、次には階層順序１の項目名レコードＲ
１が注目され（Ｓ６）、再びステップＳ７が実行され
る。
とする。従って、次には階層順序１の項目名レコードＲ
１が注目され（Ｓ６）、再びステップＳ７が実行され
る。
【００３５】項目名レコードＲ１の場合、第１番目の列
フィールド２０３−１にのみ項目名「自然動態」が設定
されているため、図５の処理においては、ステップＳ１
３で項目名「自然動態」が第１番目に表示すべき項目名
に決定され、その後、変数ｐが７となった時点でステッ
プＳ２０が実行される。この結果、項目名「自然動態」
の割り付け位置としては、列見出し欄の第３行の、最下
行における第１列〜第６列に対向する部分に決定され
る。
フィールド２０３−１にのみ項目名「自然動態」が設定
されているため、図５の処理においては、ステップＳ１
３で項目名「自然動態」が第１番目に表示すべき項目名
に決定され、その後、変数ｐが７となった時点でステッ
プＳ２０が実行される。この結果、項目名「自然動態」
の割り付け位置としては、列見出し欄の第３行の、最下
行における第１列〜第６列に対向する部分に決定され
る。
【００３６】その後、図４のステップＳ４に戻って変数
ｉを−１すると、ｉ＝０となるので、ステップＳ８へ進
み、今までの処理で列見出し欄の各行に表示すべきもの
として決定した項目名を、決定した割り付け位置に割り
付けた列見出し欄を含む出力フォームを作成する。この
出力フォームの作成においては、列見出し欄の罫線に関
する情報や予め表示すべき固定の情報や、統計数値を設
定する欄である統計数値欄も同時に作成される。そし
て、この作成した出力フォームを表示制御手段８に出力
し（Ｓ９）、出力フォーム作成処理を終える。
ｉを−１すると、ｉ＝０となるので、ステップＳ８へ進
み、今までの処理で列見出し欄の各行に表示すべきもの
として決定した項目名を、決定した割り付け位置に割り
付けた列見出し欄を含む出力フォームを作成する。この
出力フォームの作成においては、列見出し欄の罫線に関
する情報や予め表示すべき固定の情報や、統計数値を設
定する欄である統計数値欄も同時に作成される。そし
て、この作成した出力フォームを表示制御手段８に出力
し（Ｓ９）、出力フォーム作成処理を終える。
【００３７】図６は、このようにして作成された出力フ
ォームの一例を示す。同図の６００の部分が列見出し欄
であり、第１行，第２行，第３行の３行で構成されてお
り、第３行目の各列に「男」，「女」，「計」，
「男」，「女」，「計」の各項目名が表示され、この第
３行目の第１列〜第３列の項目名の見出しである「出
生」と第４列〜第６列の項目名の見出しである「死亡」
とが第２行目に表示され、第１列〜第６列の項目名の見
出しである「自然動態」が第１行目に表示されている。
また、６０１は統計数値を設定する統計数値欄であり、
列見出し欄６００の作成時に併せて作成されたものであ
る。なお、列見出し欄６００の左肩に表示された「項
目」は予め定められた固定情報である。
ォームの一例を示す。同図の６００の部分が列見出し欄
であり、第１行，第２行，第３行の３行で構成されてお
り、第３行目の各列に「男」，「女」，「計」，
「男」，「女」，「計」の各項目名が表示され、この第
３行目の第１列〜第３列の項目名の見出しである「出
生」と第４列〜第６列の項目名の見出しである「死亡」
とが第２行目に表示され、第１列〜第６列の項目名の見
出しである「自然動態」が第１行目に表示されている。
また、６０１は統計数値を設定する統計数値欄であり、
列見出し欄６００の作成時に併せて作成されたものであ
る。なお、列見出し欄６００の左肩に表示された「項
目」は予め定められた固定情報である。
【００３８】他方、図１において入力装置２から入力さ
れた検索対象表の統計表名である人口動態はリレーショ
ナルデータベース検索手段７にも与えられており、リレ
ーショナルデータベース検索手段７は統計表名が人口動
態である統計表をリレーショナルデータベース１から検
索して、その各行，各列の統計数値を記憶領域９に出力
する。
れた検索対象表の統計表名である人口動態はリレーショ
ナルデータベース検索手段７にも与えられており、リレ
ーショナルデータベース検索手段７は統計表名が人口動
態である統計表をリレーショナルデータベース１から検
索して、その各行，各列の統計数値を記憶領域９に出力
する。
【００３９】表示制御手段８は、出力フォーム作成手段
６で出力フォームが作成され、リレーショナルデータベ
ース検索手段７で統計数値が記憶領域９に出力される
と、検索された統計表中の各行，各列の統計数値を出力
フォーム作成手段６で作成された図６に示したような出
力フォームの形式で表示装置３に表示する。
６で出力フォームが作成され、リレーショナルデータベ
ース検索手段７で統計数値が記憶領域９に出力される
と、検索された統計表中の各行，各列の統計数値を出力
フォーム作成手段６で作成された図６に示したような出
力フォームの形式で表示装置３に表示する。
【００４０】
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、階層的な
列見出し欄をリレーショナルデータベースとは別の列見
出しデータベースで管理しておき、リレーショナルデー
タベースから検索された表を、列見出しデータベースで
管理されている階層的な列見出し欄を持つ出力フォーム
の形式で表示装置に表示するようにしたため、表の１つ
の列に対して１つの項目名を付けてリレーショナルデー
タベースで管理されている表を、利用者に対して複数階
層の列見出し欄の形式で提供することが可能となる。こ
れにより、利用者は表示された統計表等の表の構成を迅
速に理解することが可能となる。
列見出し欄をリレーショナルデータベースとは別の列見
出しデータベースで管理しておき、リレーショナルデー
タベースから検索された表を、列見出しデータベースで
管理されている階層的な列見出し欄を持つ出力フォーム
の形式で表示装置に表示するようにしたため、表の１つ
の列に対して１つの項目名を付けてリレーショナルデー
タベースで管理されている表を、利用者に対して複数階
層の列見出し欄の形式で提供することが可能となる。こ
れにより、利用者は表示された統計表等の表の構成を迅
速に理解することが可能となる。
【図１】本発明のリレーショナルデータベースより検索
した表の表示方式を適用したシステムの一例を示す構成
図である。
した表の表示方式を適用したシステムの一例を示す構成
図である。
【図２】列見出しデータベースに格納される項目名レコ
ードの一般形式を示す図である。
ードの一般形式を示す図である。
【図３】項目名レコードの具体例を示す図である。
【図４】出力フォーム作成手段の処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】図４のステップＳ７の詳細な処理の一例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図６】表示装置に表示される階層的な列見出し欄を含
む出力フォームの一例を示す図である。
む出力フォームの一例を示す図である。
【図７】従来の技術による列見出しの表示例を示す図で
ある。
ある。
１…リレーショナルデータベース ２…入力装置 ３…表示装置 ４…列見出しデータベース ５…列見出しデータベース検索手段 ６…出力フォーム作成手段 ７…リレーショナルデータベース検索手段 ８…表示制御手段 ９…検索された統計数値を格納する記憶領域
Claims (2)
- 【請求項１】 表の１つの列に対して１つの項目名を付
けて管理しているリレーショナルデータベースから表を
検索して表示装置に表示する方式において、 各表名毎に、階層構造の列見出し欄の定義情報を保持す
る列見出しデータベースと、 入力装置から検索対象となる表名が入力されることによ
り、該入力された表名に対応する列見出し欄の定義情報
を前記列見出しデータベースから検索する列見出しデー
タベース検索手段と、 該列見出しデータベース検索手段で検索された列見出し
欄の定義情報に従った列見出し欄を含む出力フォームを
作成する出力フォーム作成手段と、 前記入力装置から入力された表名の表を前記リレーショ
ナルデータベースから検索するリレーショナルデータベ
ース検索手段と、 該リレーショナルデータベース検索手段で検索された表
中の各行，各列の値を前記出力フォーム作成手段で作成
された出力フォームの形式で前記表示装置に表示する表
示制御手段とを備え、 前記列見出しデータベースに保持された各表名毎の列見
出し欄の定義情報は、列見出し欄の階層数に等しい数の
項目名レコードで構成され、且つ、１つの表名に対応す
る全ての項目名レコードには同一の表名を設定した表名
フィールドと各々の階層を示す階層順序を設定した階層
順序フィールドと同数の列フィールドとが設けられ、更
に、最下位の階層の項目名レコードの各列フィールドに
は当該表の各列の項目名に１対１に対応する項目名が設
定され、最下位の階層以外の項目名レコードにはその階
層において表示すべき項目名の位置に対応した列フィー
ルドにのみ項目名が設定されている構造を有する ことを
特徴とするリレーショナルデータベースより検索した表
の表示方式。 - 【請求項２】 前記表が統計表であることを特徴とする
請求項１記載のリレーショナルデータベースより検索し
た表の表示方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6082583A JP2806259B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | リレーショナルデータベースより検索した表の表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6082583A JP2806259B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | リレーショナルデータベースより検索した表の表示方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07271825A JPH07271825A (ja) | 1995-10-20 |
| JP2806259B2 true JP2806259B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=13778509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6082583A Expired - Lifetime JP2806259B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | リレーショナルデータベースより検索した表の表示方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2806259B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1055367A (ja) * | 1996-08-09 | 1998-02-24 | Hitachi Ltd | データ利用システム |
| US6085188A (en) * | 1998-03-30 | 2000-07-04 | International Business Machines Corporation | Method of hierarchical LDAP searching with relational tables |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6167128A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-07 | Nec Corp | 分類構造に基づく多段テ−ブル表示方式 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP6082583A patent/JP2806259B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07271825A (ja) | 1995-10-20 |
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