JP2806151B2 - フレーム相関装置 - Google Patents

フレーム相関装置

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JP2806151B2
JP2806151B2 JP4156363A JP15636392A JP2806151B2 JP 2806151 B2 JP2806151 B2 JP 2806151B2 JP 4156363 A JP4156363 A JP 4156363A JP 15636392 A JP15636392 A JP 15636392A JP 2806151 B2 JP2806151 B2 JP 2806151B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信装置の
受信信号処理に利用するフレーム相関装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信分野、特に陸上移動通信にお
いては、時分割多重ディジタル通信方式が採用され、受
信信号から時分割された信号群であるスロットの検出
を、いわゆる被相関信号が「1」である場合のフレーム
相関を求めるフレーム相関装置によって行う場合があ
る。
【0003】次に、このフレーム相関装置の一例につい
て説明する。図2は従来のフレーム相関装置の構成を示
している。図2において、101は入力される被相関信
号と、他方の入力である相関信号との相関を取って相関
出力信号を生成する相関部であり論理積回路で構成され
ている。また、102は相関部101からの相関出力信
号及び被相関信号に同期したクロック信号により、相関
部101の他方の入力とする相関信号を生成するシフト
レジスタであり、1フレーム分のデータが格納できる段
数(例えば、N段)を有する。
【0004】次に、この従来例の構成の動作について説
明する。先ず、シフトレジスタ102は初期化され、格
納のレジスタ(図示せず)には、全てデータ「1」が格
納される。1フレームの被相関信号Aとシフトレジスタ
102の出力、すなわち全て「1」の相関信号Bとの論
理積がとられ、被相関信号と同一の相関出力信号Yがシ
フトレジスタ102に入力される。次のフレームで被相
関信号Aが入力されると、1フレーム前の相関信号B
(=A)との相関がとられ、相関出力信号Y(B・A)
が得られる。すなわち、A=1、B=1の場合に相関部
101の出力Yが「1」となり、相関がとれたことにな
る。
【0005】このように、常に1フレーム前にとられた
相関出力信号との相関がとられることになる。シフトレ
ジスタ102は、被相関信号に同期したクロックである
シフトクロックによってシフトされ、かつ、シフトレジ
スタ102の出力すなわち相関信号と被相関信号とは、
フレーム内の相対的位置が等しくなるので、フレーム相
関を求めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のフレーム相関装置においては、必ず1フレーム分の
相関信号をシフトレジスタに記憶しておく必要があり、
1フレーム時間長が長い場合又は1フレームのデータ数
が覆い場合に装置規模が増大してしまうという問題があ
った。
【0007】特に被相関信号のオーバーサンプリングを
行う場合には、シフトレジスタの装置規模が極端に増大
して、LSI化が困難になり、さらに、消費電力も大き
くなり実用的ではないという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
問題を解決するものであり、1フレーム時間長が長い場
合においても装置規模を縮小できる優れたフレーム相関
装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフレーム相関装置は、1フレームを信号形
式の単位とする被相関信号のフレーム相関をとる相関手
段と、相関手段を制御する相関制御手段と、1フレーム
内の相対時間を記憶する記憶手段と、記憶手段を制御す
る記憶部制御手段と、1フレームの時間を計測する時間
計測手段とを備え、相関出力信号を直接記憶せずに相関
がある1フレーム内の相対時間を記憶する構成である。
【0010】そして、記憶手段の記憶データ数は、被相
関信号において1フレームあたりの誤り相関があるデー
タの発生確率と、1フレームあたりの正しい相関のある
データ数との和で決定する構成であり、また、記憶手段
の記憶データ数を調節することにより、真のフレーム相
関出力を得るのに必要な時間とフレーム相関を得るのに
必要な規模を調整して構成される。
【0011】
【作用】このような本発明のフレーム相関装置は、1フ
レーム分の相関信号を直接記憶せずに相関があった場合
のみの発生時刻(1フレーム内での相対的時刻)を記憶
し、次のフレーム時間では、記憶されている相関発生時
刻のみに基づいて相関をとり、1フレーム時間の全ての
相関出力信号データを記憶しないようにし、相関出力信
号を記憶する記憶装置における装置規模が縮小される。
【0012】
【実施例】以下、本発明のフレーム相関装置の実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は実施例の構成を示している。図1に
おいて、1は入力される被相関信号A(論理値「0」又
は論理値「1」)と、他方から入力される相関信号Zと
の相関をとる相関部(請求項における相関手段に対応す
る)である。2は相関部1からの相関出力信号に基づい
てメモリへのデータ書き込みを制御するメモリ制御部
(請求項における記憶部制御手段に対応する)である。
3はクロック信号に同期して1フレーム時間長をカウン
トし、カウント値Dを出力するカウンタ(請求項におけ
る時間計測手段に対応する)である。4はメモリ制御部
2からの制御信号にしたがって、カウンタのカウント値
D(1フレーム内の相対的時刻)を記憶し、必要に応じ
て記憶内容を出力するメモリ(請求項における記憶手段
に対応する)である。また、5はカウンタ3のカウント
値Dとメモリ4の記憶内容を比較し、比較結果を相関部
1に出力する相関制御部(請求項における相関制御手段
に対応する)である。
【0014】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。まず、カウンタ3は被相関信号Aのデー
タ速度(周波数)と等しいクロック信号Bを常にカウン
トし、1フレーム時間長を生成(カウンタ3のカウント
値Dは、フレーム内の相対時間を示す)する。メモリ4
は初期化し、一つもデータを記憶していない状態とす
る。
【0015】相関制御部5は、メモリ4にデータが記憶
されいない場合、相関制御信号Bを「1」にし、メモリ
4にデータが記憶されている場合は、その記憶されてい
る記憶データEとカウンタ3のカウント値Dを比較し、
また、一致したときは相関制御信号Bを「1」に、一致
しない場合は、「0」にする。
【0016】被相関信号Aは、相関部1において、相関
制御部5の出力相関制御信号Cと相関がとられ、相関信
号Zとしてメモリ制御部2に入力される。
【0017】メモリ制御部2は、相関信号Zが「1」の
場合は、その時点のカウンタ3のカウンタ値Dと同じ値
がメモリ4に記憶されていなければ、その時点のカウン
タ3のカウンタ値Dをメモリ4に記憶させる。逆に相関
信号Zが「0」の場合は、その時点のカウンタ3のカウ
ンタ値Dと同じ値がメモリ4に記憶されていれば、その
メモリ4からその同じ値を削除する。
【0018】この動作を数フレーム時間繰り返すことに
よって、被相関信号Aにおいて毎フレーム同じ相対的時
刻に「1」になる時刻のみにおいて、相関出力Zが
「1」になり、フレーム相関をとることができる。
【0019】メモリ4の記憶できるデータ数の最大数
は、被相関信号Aにおいて1フレーム時間中に誤って
「1」が出力される確率によって決めることができる。
【0020】例えば、上記確率がmの場合、メモリ4の
記憶できるデータ数の最大数nは次式(1)で表され
る。
【0021】n=k×m+h …(1) k:被相関信号Aに含まれる1フレームデータ数、h:
被相関信号Aにおいて1フレーム時間中に「1」が出力
されるべきデータ数 メモリ4の記憶できるデータ数をこのnより、小さくす
ると単に真の相関出力Zを得るのにより多くの被相関信
号Aのデータ数が必要とされるのみである。すなわち、
フレーム相関をとる時間が長く必要とされる。
【0022】このように上記実施例では、メモリ4の記
憶できるデータ数を被相関信号Aに含まれる1フレーム
データ数より、小さくことにより、ハードウェア(装
置)規模を縮小することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のフレーム相関装置は、1フレーム分の相関信号を直接
記憶せずに相関があった場合のみの発生時刻(1フレー
ム内での相対的時刻)を記憶し、次のフレーム時間で
は、記憶されている相関発生時刻のみに基づいて相関を
とるようにしているため、1フレーム時間の全ての相関
出力信号データを記憶しないようにでき、相関出力信号
を記憶する記憶装置における装置規模が縮小できるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレーム相関装置の実施例における構
成を示すブロック図
【図2】従来のフレーム相関装置における構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 相関部 2 メモリ制御部 3 カウンタ 4 メモリ 5 相関制御部 A 被相関信号 B 相関制御信号 C 出力相関制御信号 D カウント値 E 記憶データ Z 相関信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームを信号形式の単位とする被相
    関信号のフレーム相関をとる相関手段と、上記相関手段
    を制御する相関制御手段と、上記1フレーム内の相対時
    間を記憶する記憶手段と、上記記憶手段を制御する記憶
    部制御手段と、上記1フレームの時間を計測する時間計
    測手段とを備え、相関出力信号を直接記憶せずに相関が
    ある上記1フレーム内の相対時間を記憶することを特徴
    とするフレーム相関装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段の記憶データ数は被相関信号に
    おいて、1フレームあたりの誤り相関があるデータの発
    生確率と、1フレームあたりの正しい相関のあるデータ
    数との和で決定することを特徴とする請求項1記載のフ
    レーム相関装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段の記憶データ数を調節すること
    により、真のフレーム相関出力を得るのに必要な時間と
    フレーム相関を得るのに必要な規模を調整して構成され
    ることを特徴とする請求項1記載のフレーム相関装置。
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