JP2803622B2 - プリンタ用操作盤装置 - Google Patents

プリンタ用操作盤装置

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JP2803622B2 JP8065779A JP6577996A JP2803622B2 JP 2803622 B2 JP2803622 B2 JP 2803622B2 JP 8065779 A JP8065779 A JP 8065779A JP 6577996 A JP6577996 A JP 6577996A JP 2803622 B2 JP2803622 B2 JP 2803622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの操作盤
に関し、少ないスイッチ数で多数の機能を選択可能なプ
リンタ用操作盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタの操作盤のスイ
ッチは、機能の数だけスイッチを有していた。図7は、
従来のプリンタの操作盤の1例の正面図であり、5つの
スイッチと5つのスイッチ機能を有していた。
【0003】5つの機能というのは、例えば、以下のも
のである。SELECTスイッチ: SELECT/D
ESELECTの切り替え。FEED/LOADスイッ
チ: 改行を実行する。用紙が未吸入の場合は、用紙を
吸入する。TEARスイッチ: 用紙のミシン目をカッ
ト位置まで送り出す。再度の押下により引き戻す。TY
PESTYLEスイッチ: 文字のTYPE STYL
Eを変更する。PITCHスイッチ: 文字のPITC
Hを変更する。
【0004】以上のように、従来のプリンタ用操作盤装
置では、操作盤のスイッチの数と機能は1対1に対応し
ており、それぞれを押下することにより、機能を実行し
ていた。
【0005】また、特開平3−277577号公報に
は、スイッチ上を回転するテンプレートと、テンプレー
トの位置を捕捉するセンサとを備えることにより、同一
のスイッチにより数種の機能指定を可能とする手法が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、スイッチの数を減らせないため、原価を低減
することができない、という不都合があった。これは、
スイッチの数を減らすとプリンタの機能を減らすことに
なり、プリンタの性能が低下してしまうことによる。
【0007】また、スイッチを組み合わせる従来例で
は、一般に操作が複雑になる、という不都合が生ずる。
【0008】さらに、特開平3−277577号公報に
開示された技術では、テンプレート等の構成を付加しな
ければならないため、操作盤装置が大型になり、かつ、
原価の軽減にならない、という不都合があった。
【0009】このように、従来例では、操作を複雑にす
ることなしにスイッチ数を減らすことができなかったた
め、操作盤の表面積を小さくすることができない、とい
う不都合があった。
【0010】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、スイッチ操作を複雑にすることなく操作
盤の表面積を小さくすることのできるプリンタ用操作盤
装置を提供することを、その目的とする。
【0011】具体的には、本発明は、プリンタの機能数
よりも少ないスイッチ数で、かつ、容易なスイッチ操作
で全ての機能の指定を実現し、性能の低下を与えないこ
とを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、第
1の手段(請求項1)として、プリンタの各機能を指定
する複数のスイッチと、この複数のスイッチの押し下し
状態を検出するスイッチ検出部と、このスイッチ検出部
によって検出されたスイッチの押下状態に基づいてプリ
ンタの各種機能のうちの1つの機能を特定する判定部と
を備えている。しかも、スイッチ検出部に、当該スイッ
チ検出部によって検出されたスイッチの押下状態をスイ
ッチ状態情報として各スイッチ毎に記憶する押下スイッ
チ記憶部と、スイッチ検出部によってスイッチの押下が
検出されてから当該押下が終了するまでの押下時間を計
時するカウント部とを併設している。さらに、判定部
が、スイッチ検出部によって検出されたスイッチ状態情
報と、カウント部で計時された当該スイッチの押下時間
と、押下スイッチ記憶部に格納された前回以前に押し下
されたスイッチのスイッチ状態情報とに基づいて、スイ
ッチの単独押し下げかまたは同時押し下げかを判定する
と共に当該判定結果と前記スイッチ状態情報とに応じて
予め定められたプリンタの機能を特定する機能特定手段
を備えた、という構成を採っている。
【0013】この第1の手段では、スイッチ検出部にお
いて、スイッチ押下を検出してから、カウント部におい
て同じ押下状態が続いていれば、そのスイッチの押下時
間をカウントする。次に、スイッチ押下の状態が変化す
るまでカウント部はカウントを続け、スイッチ押下の状
態が変化したら、新しいスイッチ押下の状態と以前の押
下状態との差と、以前のスイッチ押下時間を判定部で検
証する。判定部では、検証した結果、スイッチ押下の手
順を決定し、各機能の実行プログラムへ分類する。
【0014】具体的には、判定部が、スイッチ検出部に
よって検出されたスイッチ状態情報と、カウント部で計
時された当該スイッチの押下時間と、押下スイッチ記憶
部に格納された前回以前に押し下されたスイッチのスイ
ッチ状態情報とに基づいてプリンタの機能を特定するた
め、少ないスイッチによる指定でも、スイッチの押下時
間や、スイッチ入力の順序によって多数の機能の特定が
なされることとなり、このため、2つのスイッチで何種
類かの機能の特定を実現され、このため、スイッチの数
を減らしても、性能の低下を招くことがなく原価が低減
される。
【0015】第2の手段(請求項2)では、第1の手段
を特定する事項に加え、判定部が、押下スイッチ記憶部
に格納されたスイッチ状態情報と、スイッチ検出部で検
出されるスイッチのスイッチ状態とに基づいて、前回押
し下されたスイッチと今回押し下されたスイッチの順序
に応じてプリンタの機能を特定する順序別機能選択手段
を備えた、という構成を採っている。
【0016】少数のスイッチによる多数の機能の特定手
法として、第2の手段では、特にスイッチの入力順序に
より機能を識別することとした。このため、操作は単純
であり、従って、操作を複雑にすることなく少ないスイ
ッチによる多数の機能の指定が行われることとなる。
【0017】第3の手段(請求項3)では、第1の手段
を特定する事項に加え、判定部が、押下スイッチ記憶部
にスイッチ状態情報が格納されていないときに押下時間
が予め定められた一定時間以内でスイッチ押下が検出さ
れたときには、当該押し下されたスイッチのスイッチ状
態に応じてプリンタ用機能を特定する第1の機能特定手
段を備えた、という構成を採っている。
【0018】第3の手段乃至第5の手段は、より具体的
な判定手法である。まず、第3の手段は、1つのキーの
1度の押下操作で機能特定する場合であり、この第1の
機能特定手段により、スイッチの数に応じた機能の数の
特定が実現される。
【0019】第4の手段では、第3の手段を特定する事
項に加え、判定部が、押下スイッチ記憶部にスイッチ状
態情報が格納されているときに押下時間が予め定められ
た一定時間以上でスイッチ押下が検出されたときには、
押下スイッチ記憶部に格納されたスイッチ状態情報と当
該押し下されたスイッチのスイッチ状態情報とに基づい
て、前回押し下されたスイッチと今回押し下されたスイ
ッチの順序に応じてプリンタ用機能を特定する第2の機
能特定手段を備えた、という構成を採っている。
【0020】第4の手段は、予め定められた一定時間を
用いて、例えば、2つのスイッチがある場合に、両方の
スイッチの同時押し下げと順序押し下げとを識別する手
法である。この第2の機能特定手段により、一定時間以
上のスイッチの押下は、順序指定によるプリンタの機能
特定と判定する。
【0021】第5の手段では、第4の手段を特定する事
項に加え、判定部が、押下スイッチ記憶部にスイッチ状
態情報が格納されているときに押下時間が予め定められ
た一定時間以内でスイッチ押下が検出されたときには、
押下スイッチ記憶部に格納されたスイッチ状態情報と当
該押し下されたスイッチのスイッチ状態情報とに基づい
て、前回押し下されたスイッチと今回押し下されたスイ
ッチとが同時押下された場合のプリンタ用機能を特定す
る第3の機能特定手段を備えた、という構成を採ってい
る。
【0022】第5の手段は、複数のスイッチの同時押し
下げと検出する場合の手法である。第3のの機能特定手
段により、スイッチ押下が厳密には同時ではなくとも、
予め定められた一定時間以内の入力であれば同時押し下
げと判定される。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のプリンタ
操作盤1の正面図であり、SELECTスイッチ(以
下、αスイッチ2と略す)とFEFD/LOADスイッ
チ(以下、βスイッチ3と略す)の2つのスイッチと、
SELECT状態かDESELECT状態かを表すLE
D4と、TYPESTYLE変更時や、PITCH変更
時に点灯、滅灯、点滅により各TYPESTYLEや各
PITCHを表すLED5によって構成される。
【0024】図2は、本発明のスイッチ制御プログラム
の概略フローチャートであり、スイッチ押下を検出する
検出部(検出工程)10と、押下されたスイッチの押下
時間をカウントするカウント部(カウント工程)11
と、スイッチの状態とスイッチの押下時間により、スイ
ッチ押下の手順を判定し、5つの機能(13〜15)に
分類する判定部(判定工程)12とにより構成される。
【0025】図3は本発明のスイッチ制御プログラムに
おいて使用する各レジスタ(押下スイッチ記憶部)を表
している。図3に示すように、本実施形態では、Bit
0にαスイッチ2の状態を格納し、Bit1にβスイッ
チ3の状態を格納する。スイッチを3つ以上とする場合
には、Bit3に3つ目のスイッチの状態を格納する。
ここでは、各Bit1に対する「1: 押下」又は
「0: 押下なし」の格納により、スイッチの状態を記
録している。
【0026】またαスイッチ2が押下されたらBit0
を“1”にし、βスイッチ3が押下されたら、Bit1
を“1”にする。さらに、押下時間のカウントをスター
トしたかどうかを調べるためのカウントスタートレジス
タ22と、αスイッチ2の押下時間をカウントするXレ
ジスタ23とβレジスタ3の押下時間をカウントするY
レジスタ24を使用する。
【0027】そして、現在のスイッチを表すAレジスタ
20と、前回のスイッチを表すBレジスタ21とを有
し、判定部12は、これらのレジスタ20,21へのス
イッチ状態の格納状態によりでスイッチの押下状態を分
析する。
【0028】次に図4から図6を参照して、本発明の動
作を説明する。
【0029】〔検出部〕 まず、本実施形態では、図2におけるスイッチ検出部1
0の処理を実行する。図4は図2における検出部10の
詳細な処理工程を示すフローチャートである。初めに、
前回に動作した時にスイッチ状態を示していたAレジス
タ20の内容を、古い情報として、前回のスイッチ状態
を表すBレジスタ21に移す(S30)。
【0030】次に、実際のスイッチを読み込んで、現在
のスイッチ状態情報を表すAレジスタ20に当該現在の
スイッチ状態情報を新しく格納する(S31)。さら
に、前回のスイッチ状態情報を表すBレジスタ21と、
現在のスイッチ状態情報を表すAレジスタ20を比較す
る(S32)。
【0031】Bレジスタ21が全て“0”でかつAレジ
スタ20が“0”でないときには、すなわち、前回2つ
のスイッチは押下されていなかったが、現在のαスイッ
チ2のみ、βスイッチ3のみ、または両スイッチが押下
されている場合には、次のAレジスタ20のBit確認
処理を行う(S33)。
【0032】このAレジスタ20のBit確認処理(S
33)において、Bit0が“1”の時は、カウントス
タートレジスタ22のBit0を“1”にして(S3
4)、αスイッチ押下時間カウンタのXレジスタ23を
カウントさせる。
【0033】さらに、Bit1が“1”の時はカウント
スタートレジスタ22のBit1を“1”して(S3
5)、βスイッチ押下時間カウントYレジスタ24をカ
ウントさせる。
【0034】また、Bit0、Bit1ともに“1”の
時は、カウントスタートレジスタ22のBit0、Bi
t1ともに“1”にして(S36)、Xレジスタ23、
Yレジスタ24をカウントさせる。
【0035】また、Bレジスタ21とAレジスタ20の
比較(S32)において、Aレジスタ20、Bレジスタ
21ともに全て“0”の時は、前回も現在も押下されて
いるスイッチはないということなので、カウントスター
トレジスタ22のクリア37、Xレジスタ23、Yレジ
スタ24のクリアを行う(S38)。そして、この検出
部10による処理を終了する。
【0036】また、Bレジスタ21と、Aレジスタ20
の比較(S32)において、Bレジスタ21とAレジス
タ20の内容が全て“0”ではなく、しかも、当該内容
が等しいときには、前回のスイッチの押下状態と現在の
スイッチ押下状態はαスイッチ2かβスイッチ3のいず
れかが押下されているが、変わらないため、何も処理せ
ずにこの検出部10を抜ける。
【0037】同様に、Bレジスタ21が全て“0”では
なく、Aレジスタ20と等しくないときは、前回のスイ
ッチ押下状態から現在のスイッチの押下状態へ変化があ
ったため、ここでは何も処理せずにこの検出部10を抜
ける。
【0038】〔カウント部〕 次に図2におけるカウント部11の処理を行う。図5は
図2におけるカウント部11の詳細な処理工程を示すフ
ローチャートであり、カウント部11は、まず、カウン
トスタートレジスタ22のBit0を調べる(S4
0)。
【0039】Bit0が“1”ならば、αスイッチ2押
下時間カウントXレジスタ23の値をカウントアップす
る(S41)。次に、カウントスタートレジスタ22の
Bit1を調べ(S43)、Bit1が“1”ならば、
βスイッチ3押下時間カウントYレジスタ24をカウン
トアップする。一方、“0”ときはAレジスタ20とB
レジスタ21の比較(S45)に処理を移す。
【0040】また、カウントスタートレジスタ22のB
it0の調査(S40)において、Bit0が“0”な
らば、次にカウントスタートレジスタ22のBit1の
調査を行う(S42)。ここで、Bit1が“0”なら
ば、Bit1、Bit0ともに“0”ということで、ス
イッチは何も押下されていないことになり、再び検出部
10に処理を移す。
【0041】カウントスタートレジスタBit1の調査
(S42)において、Bit1が“1”ならば、βスイ
ッチ3押下時間カウントYレジスタ24をカウントアッ
プし(S44)、Aレジスタ20とBレジスタ21の比
較を行う(S45)。
【0042】Aレジスタ20、Bレジスタ21の比較4
5においてAレジスタ20の値とBレジスタ21の値が
等しいならば、前回いずれかのスイッチが押下されてい
るが、現在も変化がないということで、再び検出部10
に処理を移す。
【0043】もし、Aレジスタ20とBレジスタ21の
比較(S45)において、Aレジスタ20の値とBレジ
スタ21の値が等しくないならば、前回のスイッチ押下
状態と現在のスイッチ押下状態に変化があるとして、カ
ウント部11を抜ける。
【0044】検査部10に処理を戻さず、このカウント
部11を抜けた場合は、次の判定部12に処理を移す。
【0045】〔判定部〕 図6は図2における判定部12の詳細な処理工程を示す
フローチャートである。図6に示す判定部12におい
て、まず、前回のスイッチ状態を表すBレジスタ21の
Bit0が“1”でBit1が“0”かどうか調べる
(S50)。
【0046】もし、Bit0が“1”でBit1が
“0”ならば、前回のαスイッチ2が押下されていたと
して、次にAレジスタ20のBit0の調査(S51)
に移る。ここで、Aレジスタ21のBit0が“1”で
なければ、前回はαスイッチ20が押下され、現在はα
スイッチが離されていることになるので、判定部12
は、「αスイッチのみ押下」と判定して(第1の機能特
定手段)、機能1実行13へ処理を移す。
【0047】Aレジスタ20のBit0の調査51にお
いて、Bit0が“1”ならば、次にAレジスタ20の
Bit1の調査(S52)に処理を移す。ここで、Bi
t1が“0”ならば、判定部12を抜け、“1”なら
ば、前回のαスイッチ2を押下し、現在αスイッチ2を
押下したまま、βスイッチ3を押下したとして、次に前
回からのαスイッチ2の押下時間の分析処理であるXレ
ジスタの比較(S53)に処理を移す。
【0048】ここで押下時間が500[msec]以上
であれば、「αスイッチ2を先に押下して、βスイッチ
3を押下」と判定し(第2の機能特定手段)、機能4実
行16へ処理を移す。押下時間が500[msec]未
満の場合は、「α、βスイッチ2、3同時押下」と判定
して(第3の機能特定手段)、機能3へ実行15へ処理
を移す。
【0049】以上は判定部12の処理S50、S51、
S52、S53の流れを説明したが、これは前回がαス
イッチ2押下の場合であり、前回がβスイッチ3押下の
場合は、処理S54、S55、S56、S57の流れ
で、前回がαスイッチ2押下の場合と同様に処理され
る。
【0050】また、「βスイッチ3のみ押下」、「βス
イッチ3を先に押下してαスイッチ3を押下」、「α、
βスイッチ2、3同時押下」に分類され、それぞれ機能
2実行13、機能5実行17、機能3実行15へと処理
が移る。ここでは、押下時間の比較と500[mse
c]としているが、これは完全な同時押下という動作が
難しいため、若干の押下のズレを吸収するためのもので
あり、値としては変えることができる。
【0051】以上のようにして、本実施例では2つのス
イッチで5種類の機能を実現できるようにしたが、先に
押下するスイッチの押下時間を1秒以上とか2秒以上と
かを付け加えれば、さらに何種類かの機能を実現でき
る。
【0052】すなわち、スイッチ検出部とスイッチの押
下時間をカウントするカウント部とスイッチの手順を判
定し分類する判定部を設けたため、2つのスイッチで何
種類かの機能を実現でき、このため、スイッチの数を減
らすことによる性能の低下や操作性の悪化を招くことが
なく原価を低減できるということである。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、判定部が、スイッチ状態と、当該
スイッチの押下時間と、押下スイッチ記憶部に格納され
た前回以前に押し下されたスイッチのスイッチ状態とに
基づいて、スイッチの単独押し下げかまたは同時押し下
げかを判定すると共に当該判定結果と前記スイッチ状態
情報とに応じて予め定められたプリンタの機能を特定す
るため、少ないスイッチによる指定でも、スイッチの押
下時間や、特に、押下スイッチ記憶部を設けたため、ス
イッチの入力順序によりプリンタの機能を特定すること
ができ、このため、スイッチ入力の操作は単純であり、
従って、操作を複雑にすることなく少ないスイッチによ
る多数の機能の指定を行うことができ、このため、例え
ば2つのスイッチで何種類かの機能の特定操作が実現さ
れ、従って、スイッチの数を減らしても、性能の低下や
操作性の悪化を招くことがなく原価を低減することがで
きる従来にない優れたプリンタ用操作盤装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による操作盤の構成を示す
正面図である。
【図2】図1に示した操作盤でのスイッチ制御の概略処
理を示すフローチャートである。
【図3】図2に示した処理に用いられる使用レジスタを
示す説明図である。
【図4】図2に示したスイッチ検出部の詳細処理を示す
フローチャートである。
【図5】図2に示したカウント部の詳細処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図2に示した判定部の詳細処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】従来技術による操作盤の一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 操作盤 2 αスイッチ 3 βスイッチ 4、5 LED 10 スイッチ検出部 11 カウント部 12 判定部 13〜17 機能1〜機能5 20 現在のスイッチ状態情報を表すAレジスタ 21 前回のスイッチ状態情報を表すBレジスタ 22 カウントスタートレジスタ 23 αスイッチ押下時間カウンタXレジスタ 24 βスイッチ押下時間カウンタYレジスタ 30〜38 スイッチ検出部処理 40〜45 カウント部処理 50〜57 判定部処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/00 B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタの各機能を指定する複数のスイ
    ッチと、この複数のスイッチの押し下し状態を検出する
    スイッチ検出部と、このスイッチ検出部によって検出さ
    れた前記スイッチの押下状態に基づいて前記プリンタの
    各種機能のうちの1つの機能を特定する判定部とを備え
    たプリンタ用操作盤装置において、 前記スイッチ検出部に、当該スイッチ検出部によって検
    出された前記スイッチの押下状態をスイッチ状態情報と
    して前記各スイッチ毎に記憶する押下スイッチ記憶部
    と、前記スイッチ検出部によって前記スイッチの押下が
    検出されてから当該押下が終了するまでの押下時間を計
    時するカウント部とを併設し、 前記判定部が、前記スイッチ検出部によって検出された
    スイッチ状態情報と、前記カウント部で計時された当該
    スイッチの押下時間と、前記押下スイッチ記憶部に格納
    された前回以前に押し下されたスイッチのスイッチ状態
    情報とに基づいて、前記スイッチの単独押し下げかまた
    は同時押し下げかを判定すると共に当該判定結果と前記
    スイッチ状態情報とに応じて予め定められた前記プリン
    タの機能を特定する機能特定手段を備えたことを特徴と
    するプリンタ用操作盤装置。
  2. 【請求項2】 前記判定部が、前記押下スイッチ記憶部
    に格納されたスイッチ状態情報と、前記スイッチ検出部
    で検出されるスイッチのスイッチ状態とに基づいて、前
    回押し下されたスイッチと今回押し下されたスイッチの
    順序に応じて前記プリンタの機能を特定する順序別機能
    選択手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプリ
    ンタ用操作盤装置。
  3. 【請求項3】 前記判定部が、前記押下スイッチ記憶部
    にスイッチ状態情報が格納されていないときに前記押下
    時間が予め定められた一定時間以内でスイッチ押下が検
    出されたときには、当該押し下されたスイッチのスイッ
    チ状態に応じてプリンタ用機能を特定する第1の機能特
    定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプリン
    タ用操作盤装置。
  4. 【請求項4】 前記判定部が、前記押下スイッチ記憶部
    にスイッチ状態情報が格納されているときに前記押下時
    間が前記予め定められた一定時間以上でスイッチ押下が
    検出されたときには、前記押下スイッチ記憶部に格納さ
    れたスイッチ状態情報と当該押し下されたスイッチのス
    イッチ状態情報とに基づいて、前回押し下されたスイッ
    チと今回押し下されたスイッチの順序に応じてプリンタ
    用機能を特定する第2の機能特定手段を備えたことを特
    徴とする請求項3記載のプリンタ用操作盤装置。
  5. 【請求項5】 前記判定部が、前記押下スイッチ記憶部
    にスイッチ状態情報が格納されているときに前記押下時
    間が前記予め定められた一定時間以内でスイッチ押下が
    検出されたときには、前記押下スイッチ記憶部に格納さ
    れたスイッチ状態情報と当該押し下されたスイッチのス
    イッチ状態情報とに基づいて、前回押し下されたスイッ
    チと今回押し下されたスイッチとが同時押下された場合
    のプリンタ用機能を特定する第3の機能特定手段を備え
    たことを特徴とする請求項4記載のプリンタ用操作盤装
    置。
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