JP2802209B2 - 自立走行車及び自立走行車の位置決め方法 - Google Patents

自立走行車及び自立走行車の位置決め方法

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JP2802209B2
JP2802209B2 JP5044250A JP4425093A JP2802209B2 JP 2802209 B2 JP2802209 B2 JP 2802209B2 JP 5044250 A JP5044250 A JP 5044250A JP 4425093 A JP4425093 A JP 4425093A JP 2802209 B2 JP2802209 B2 JP 2802209B2
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敏雄 松岡
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典夫 杉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自立走行車及び自立走
行車の位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自立走行車に経路または位置を指示して
車体の移動または位置を制御する装置として、電磁誘導
ループ線を床に埋め込み、車体に搭載した誘導コイルに
より走行方向を検出して走行経路または位置を制御する
無人搬送車の走行制御装置がある(特開昭62−126
408号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の無人搬送車の走
行制御装置では、車体の走行経路または位置の決定は、
床に埋設された電磁誘導ループによってなされるので、
その設置または、変更には床の掘り起こし、新たな経路
への電磁誘導ループ線の埋設という大掛かりな工事が必
要であるという問題点がある。
【0004】そこで、車体にマイコン等を搭載したプロ
グラムによる自立走行車が考えられるが、自立走行車の
特定位置(出発点、原点)をどのようにして決め、車体
を特定位置(出発点、原点)まで、どのようにして誘導
するかという問題点が生じる。
【0005】又、自立走行車の経路制御方法は、例えば
直進3メートルの後に右回転90度、その後に直進5メ
ートルの移動を行うというように、自立走行車自体が移
動中の位置を検出することなく走行するオープンループ
制御となるため、一度生じた位置ずれは、解消されず、
指示経路通りの走行、同一経路の繰り返し走行は困難で
あるという問題点が生じる。
【0006】本発明は、前記問題点を改善するためにな
された自立走行車及び自立走行車の位置決め方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自立走行車においては、自立走行車本体
と、この自立走行車本体の上方に設けられた第1の投光
手段と、この第1の投光手段から離間して設けられた第
2の投光手段と、前記第1の投光手段からの光を受けて
2次元位置を検出する第1の検出手段と、この第1の検
出手段により前記自立走行車本体を駆動制御させる第1
の駆動制御手段と、前記第2の投光手段からの光を受け
て前記自立走行車本体の向きを検出する第2の検出手段
と、この第2の検出手段により前記自立走行車本体を駆
動制御させる第2の駆動制御手段とを設けたものであ
る。
【0008】又、自立走行車の位置決め方法は、自立走
行車本体と、この自立走行車本体の上方に設けられた第
1の投光手段と、この第1の投光手段から離間して設け
られた第2の投光手段と、前記第1の投光手段からの光
を受けて2次元位置を検出する第1の検出手段と、前記
第2の投光手段からの光を受けて前記自立走行車本体の
向きを検出する第2の検出手段とを設け、前記第1の検
出手段により前記自立走行車本体を駆動制御させて、2
次元の位置決めを行ない、その後、前記第2の検出手段
により前記自立走行車本体を回動させて、方位決めを行
なうものである。
【0009】又、自立走行車の位置決め方法は、自立走
行車本体と、この自立走行車本体の上方に設けられた第
1の投光手段と、この第1の投光手段から離間して設け
られた第2の投光手段と、前記第1の投光手段からの光
を受けて2次元位置を検出すると共に回動して第2の投
光手段からの光を受けて前記自立走行車本体の向きを検
出する検出手段とを設け、この検出手段により前記自立
走行車本体を駆動制御させて、2次元の位置決めを行な
い、その後、前記検出手段により前記自立走行車本体を
回動させて、方位決めを行なうものである。
【0010】又、自立走行車の位置決め方法は、自立走
行車本体と、この自立走行車本体の上方に設けられた第
1の投光手段と、この第1の投光手段から離間して設け
られた第2の投光手段と、光を受けて2次元位置を検出
する検出手段と、この検出手段の前方に置かれて回動自
在に設けられると共に前記第1の投光手段または前記第
2の投光手段からの光を選択的に前記検出手段に導入す
る反射板とを設け、前記第1の投光手段の光を前記検出
手段により2次元位置を検出して前記自立走行車本体を
駆動制御させて、2次元の位置決めを行ない、その後、
前記反射板を回動して、前記第2の投光手段の光を前記
検出手段により検出して前記自立走行車本体を駆動制御
させて、方位決めを行なうものである。
【0011】
【作用】上記のように構成された自立走行車において
は、自立走行車本体を第1の投光手段の垂下付近に移動
させる。第1の投光手段からの光を第1の検出手段が検
出して、自立走行車本体の2次元位置を検出する。
【0012】この検出結果に基づき、第1の駆動制御手
段により自立走行車本体を駆動させて、制御したい特定
位置へ誘導させる。
【0013】次に、第2の投光手段からの光を第2の検
出手段が検出して、自立走行車本体の方向性を例えば、
位置で検出する。
【0014】この検出結果に基づき、第2の駆動制御手
段により自立走行車本体を回動させて、制御したい方向
性を有した特定位置へと誘導させる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
【0016】図1乃至図6において、1は、自立走行車
で、自立走行車1は、例えば、清掃ブラシを回転自在に
取り付けられた無人スイーパとして、又、運搬機能を備
えて工場内において資材の運搬を無人で行うもの等に利
用されるもので、内装されたバッテリ(図示せず)など
を動力源として自立走行するものである。
【0017】2は、自立走行車本体で、自立走行車本体
2には前輪に一対の駆動輪3、3’と、後輪にステアリ
ング機構(図示せず)により操行自在な従動輪4、4’
とを備え、駆動輪3、3’は、第1の駆動制御手段1
2、第2の駆動制御手段12’の制御による駆動回路
5、5’によりモータ6、6’を介して駆動し、自立走
行車本体2を移動させることができる。
【0018】7は、第1の検出手段で、自立走行車本体
2の上面9に対して垂直方向を向いて取り付けられてい
る。
【0019】第1の検出手段7は、例えば、光の入射点
の位置に関する情報を出力することができる半導体セン
サで、ポジション・センシイティブ・ディテクタと称さ
れる2次元位置検出用PSD、CCDイメージセンサ等
を使用する。
【0020】8は、第2の検出手段で、自立走行車本体
2の上面9に対して一定角度(図1中のα)傾いた方向
を向いて取り付けられ、第2の投光手段11からの光を
受けて自立走行車本体2の向きを検出するものである。
【0021】第2の検出手段8は、例えば、光の入射点
の位置に関する情報を出力することができる半導体セン
サで、ポジション・センシイティブ・ディテクタと称さ
れる1次元位置検出用PSD、2次元位置検出用PSD
等を使用する。
【0022】上述した半導体センサの位置検出原理を図
3において説明すると、Iaは、P層、Ibは、N層、
Icは、I層であり、スポット光Idが入射すると、入
射した光は光電変換され、入射位置には光エネルギーに
比例した電荷が発生し、発生した電荷は光電流Ie,I
fとして抵抗層であるP層Iaを通り、P層Iaに付け
られた電極Ig、Ihから分割出力される。抵抗層であ
るP層Iaは、全面に均一な抵抗値を持つように作られ
ているので、光電流は電極までの距離(抵抗値)に逆比
例して分割され、取り出される。
【0023】距離xaは、Ig、Ihの出力電流を比較
することにより算出される。
【0024】 Ig/Ih=(L−2xa)/(L+2xa) また、第1の検出手段7の入射光検出範囲は、スポット
光入射面にレンズ(図示せず)を取り付けることにより
変化させることができる。
【0025】10は、自立走行車本体2の上方(例え
ば、天井等)に固定された第1の投光手段で、前記のス
ポット光Idに相当する光L1を発光する。
【0026】第1の投光手段10は、自立走行車本体2
の位置決めを行いたい特定位置[例えば、A(0,
0)]に固定され、天井等から垂直に投光する。
【0027】なお、10aは、ソーラパネル、10b
は、バッテリ、10cは、検出部、10dは、同期部、
10eは、発振部、10fは受光部、10gは、投光部
であり、自立走行車1の位置決めを行なうとき、自立走
行車1から発する光(例えば、赤外線)を受光部10f
で受けたときのみ、投光部10gから光L1を発するよ
うになっている。
【0028】11は、第1の投光手段10から離間して
設けられ自立走行車本体2の上方に固定された第2の投
光手段で、天井、壁等に取り付けられ、前記のスポット
光Idに相当する光L2を発光する。
【0029】第2の投光手段11は、自立走行車本体2
の位置決めを行う向きを、天井、壁柱等から床面に対し
て一定の角度(図1中のα)を持って投光する。
【0030】なお、第2の投光手段11は、第1の投光
手段10と同様、11aは、ソーラパネル、11bは、
バッテリ、11cは、検出部、11dは、同期部、11
eは、発振部、11fは受光部、11gは、投光部であ
り、自立走行車1から自立走行車1の向きを決めたいと
き、発する光(例えば、赤外線)を受光部11fで受け
たときのみ、投光部11gから光L2を発するようにな
っている。
【0031】以下、流れ図(図7)に沿って本実施例の
動作を説明する(図1乃至6参照)。
【0032】人手により、またはプログラム等による自
立走行により自立走行車本体2を位置決め特定位置(例
えば走行開始の原点位置)付近に移動させる。移動後の
自立走行車本体2の位置を図4中に実線で示す。
【0033】この場合、自立走行車本体2は、第1の投
光手段10からのスポット光L1を第1の検出手段7が
検出できる範囲(例えば図4中のWの範囲)に移動させ
る(ステップ101)。
【0034】第1の検出手段7は、投光手段10からの
スポット光L1を検出し、スポット光入射位置に対応し
た電流を出力する(ステップ102)。
【0035】出力された電流値に基づいて、第1の駆動
制御手段12は、現状の位置を演算して、B(Δx,Δ
y)を求め、自立走行車本体2を位置決め特定位置[図
4中のX−Y軸の原点A(0,0)]、つまり、Δx=
0かつΔy=0となるように第1の駆動制御手段12は
駆動回路5を制御する(ステップ103)。
【0036】駆動回路5、5’は、モータ6、6’を介
して駆動輪3、3’を駆動させ、自立走行車本体2を位
置決め特定位置に移動させる。移動後の自立走行車本体
2の位置を図4中に2点鎖線で、図5中に実線で示す
(ステップ104)。
【0037】第2の検出手段8は、投光手段11からの
スポット光L2を検出し、スポット光入射位置に対応し
た電流を出力する(ステップ105)。
【0038】第2の検出手段8から出力された電流値に
基づいてスポット光L2により指示される位置決め特定
位置に置ける自立走行車本体の方向(図5中の+Y軸の
方向)と、自立走行車本体2とのずれ角度θを第2の駆
動制御手段12’が算出し、θ=0となるように第2の
駆動制御手段12’は、駆動回路5、5’を制御する。
【0039】ここで、第1の検出手段8は、1次元のP
SDまたは2次元のPSD等を使用するので、前記ずれ
角度θは、実際には距離Δl=f(θ)として検出され
る(図5及び図6参照 ステップ106)。
【0040】駆動回路5、5’は、モータ6、6’を介
して駆動輪3、3’を駆動させ、自立走行車本体2を位
置決め特定位置における自立走行車本体1の指定方向へ
回転させる。
【0041】回転制御方法としては、例えば、検出され
る前記距離Δl(θ)が0になるまで自立走行車本体2
を回転させる方法がある。
【0042】回転後の自立走行車本体2の位置を図5中
に2点鎖線で示す(ステップ107)。
【0043】ステップ107における回転により、自立
走行車本体2がステップ104で行った位置決め特定位
置からずれを生じる場合がある。
【0044】かかる場合、ステップ102からステップ
107を指定回数繰り返すこともできるし、場合によ
り、指定回数とは、無関係に一定の許容範囲内に自立走
行車本体2が移動するまで繰り返すこともできる。な
お、指定回数によるか、一定の許容範囲内に自立走行車
本体2が移動するまで繰り返すかは、任意に選択するこ
とができる。(ステップ108〜ステップ111)。
【0045】以上による位置決め方法は、自立走行車の
特定位置(出発点、原点)のみならず、投光手段10、
11を車の走行経路上に何点か設置し(以下「チェック
ポイント」という)、発光方法を各位置により異なるコ
ードでパルス変調させ、そのコードを認識することによ
り自立走行車本体2の現在位置を知ることができる。
【0046】それにより、自立走行している車は走行過
程、つまり走行プログラムの進行過程をいくつかのチェ
ックポイントで正常であることを確認しながら走行する
ことが可能となる。
【0047】例えば、n番目のチェックポイント通過
後、一定距離以上あるいは一定時間以上走行してもn+
1番目のチェックポイントに到達しない場合、あるいは
n+1番目以外のチェックポイントに到達してしまった
場合には正常な走行が行われていないことが認識でき、
正常な走行が行われていない場合には、位置修正を行な
う。
【0048】なお、第1の検出手段7は、結果として、
2次元(X,Y)を検出すれば良く、2次元位置検出用
PSDに限らず、1次元位置検出用PSDを複数、ある
いは、CCDイメージセンサ等を用いても良い。
【0049】また、前記実施例では、第1の検出手段7
と第2の検出手段8と検出手段を複数設けたが、検出手
段7’を一個とし、図8に示すように検出手段7’(例
えば、2次元位置検出用PSD、CCDイメージセンサ
等)を回転しても良い(なお、検出手段7’が回転する
ことを除いては、前述の実施例と同様で、第1の投光手
段10からの光を受けて2次元(X,Y)を検出した
後、第1の駆動制御手段12により制御し、第2の投光
手段11からの光を受けて自立走行車本体の向きを検出
した後、第2の駆動制御手段12’により制御するもの
である。)。
【0050】即ち、検出手段7’は、第1の投光手段1
0からの光L1を受けて2次元位置を検出すると共に回
動して第2の投光手段L2からの光を受けて自立走行車
本体2の向きを検出するもので、まず、第1の投光手段
10からの光L1を受けて、2次元(X,Y)を検出
し、その結果に基づき、自立走行車本体2を駆動制御さ
せて、2次元の位置決めを行なう。
【0051】その後、検出手段7’を一点鎖線で示す位
置に回動させ、第2の投光手段L2からの光を受けて、
検出手段7’により、自立走行車本体2の向きを検出
し、自立走行車本体2を駆動制御させて制御したい方向
性を有した特定位置へと誘導させるものである。
【0052】又、前記実施例では、検出手段7’を回動
させたが、検出手段7’’を固定とし、図9乃至図12
に示すように、反射板20を検出手段7’’の前方に回
動自在に設け、第1の投光手段10または第2の投光手
段11からの光を選択的に検出手段7’’に導入するよ
うにしても良い(なお、反射板20、検出手段7’’が
1個であることを除いては、前述の実施例と同様で、第
1の投光手段10からの光を受けて2次元(X,Y)を
検出した後、第1の駆動制御手段12により制御し、第
2の投光手段11からの光を受けて自立走行車本体2の
向きを検出した後、第2の駆動制御手段12’により制
御するものである。)。
【0053】即ち、検出手段7’’は、2次元位置を検
出するもので、まず、第1の投光手段10の光を検出手
段7’’により2次元位置を検出して、自立走行車本体
2を駆動制御させて、2次元の位置決めを行ない(図9
及び図11参照)、その後、反射板20を回動して(図
10及び図12参照)、第2の投光手段11の光を検出
手段7’’により検出して、自立走行車本体2を駆動制
御させて、制御したい方向性を有した特定位置へと誘導
させるものである。
【0054】
【発明の効果】本発明の自立走行車においては、自立走
行車本体と、この自立走行車本体の上方に設けられた第
1の投光手段と、この第1の投光手段から離間して設け
られた第2の投光手段と、前記第1の投光手段からの光
を受けて2次元位置を検出する第1の検出手段と、この
第1の検出手段により前記自立走行車本体を駆動制御さ
せる第1の駆動制御手段と、前記第2の投光手段からの
光を受けて前記自立走行車本体の向きを検出する第2の
検出手段と、この第2の検出手段により前記自立走行車
本体を駆動制御させる第2の駆動制御手段とを設けたも
のであるから、従来のように、大掛かりな工事を必要と
せず、自立走行させることができ、容易に自立走行車本
体の位置決めをすることができる。
【0055】又、自立走行車の位置決め方法は、自立走
行車本体と、この自立走行車本体の上方に設けられた第
1の投光手段と、この第1の投光手段から離間して設け
られた第2の投光手段と、前記第1の投光手段からの光
を受けて2次元位置を検出する第1の検出手段と、前記
第2の投光手段からの光を受けて前記自立走行車本体の
向きを検出する第2の検出手段とを設け、前記第1の検
出手段により前記自立走行車本体を駆動制御させて、2
次元の位置決めを行ない、その後、前記第2の検出手段
により前記自立走行車本体を回動させて、方位決めを行
なうものであるから、従来のように、大掛かりな工事を
必要とせず、自立走行させることができ、容易に自立走
行車本体の位置決めをすることができる。
【0056】又、自立走行車の位置決め方法は、自立走
行車本体と、この自立走行車本体の上方に設けられた第
1の投光手段と、この第1の投光手段から離間して設け
られた第2の投光手段と、前記第1の投光手段からの光
を受けて2次元位置を検出すると共に回動して第2の投
光手段からの光を受けて前記自立走行車本体の向きを検
出する検出手段とを設け、この検出手段により前記自立
走行車本体を駆動制御させて、2次元の位置決めを行な
い、その後、前記検出手段により前記自立走行車本体を
回動させて、方位決めを行なうものであるから、従来の
ように、大掛かりな工事を必要とせず、自立走行させる
ことができ、容易に自立走行車本体の位置決めをするこ
とができる共に高価な検出手段が1個で済みコストの低
減化を図ることができる。
【0057】又、自立走行車の位置決め方法は、自立走
行車本体と、この自立走行車本体の上方に設けられた第
1の投光手段と、この第1の投光手段から離間して設け
られた第2の投光手段と、光を受けて2次元位置を検出
する検出手段と、この検出手段の前方に置かれて回動自
在に設けられると共に前記第1の投光手段または前記第
2の投光手段からの光を選択的に前記検出手段に導入す
る反射板とを設け、前記第1の投光手段の光を前記検出
手段により2次元位置を検出して前記自立走行車本体を
駆動制御させて、2次元の位置決めを行ない、その後、
前記反射板を回動して、前記第2の投光手段の光を前記
検出手段により検出して前記自立走行車本体を駆動制御
させて、方位決めを行なうものであるから、従来のよう
に、大掛かりな工事を必要とせず、自立走行させること
ができ、容易に自立走行車本体の位置決めをすることが
できると共に高価な検出手段が1個で済みコストの低減
化を図ることができる。
【0058】なお、自立走行車本体の位置決めを走行途
中に行なえば、走行指示経路と実際の走行経路との誤差
または累積誤差を修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自立走行車本***置決
め装置の概略的側面図である。
【図2】図1の自立走行車本***置決め装置の構成を示
す概略的ブロック図である。
【図3】第1の検出手段の原理を概略的に説明する説明
図である。
【図4】自立走行車本***置決め過程における指示位置
への自立走行車本***置補正状態を示す平面図である。
【図5】自立走行車本***置決め過程における指示位置
での方向の補正状態を示す平面図である。
【図6】図5の要部を拡大して示す説明図である。
【図7】自立走行車本***置決め装置の動作過程を示す
流れ図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すもので、実線状態
は、検出手段が第1の投光手段から、一点鎖線は、検出
手段が回動して第2の投光手段から、それぞれ受光して
いる状態を示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施例を示すもので、検出手段の
前方に反射板を設け、検出手段が第1の投光手段から、
受光している状態を示す説明図である。
【図10】図9記載の反射板が回動して、検出手段が第
2の投光手段から受光している状態を示す説明図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例を示すもので、検出手段
の前方に反射板を設け、該検出手段が第2の投光手段側
を向いたもので、検出手段が第1の投光手段から、受光
している状態を示す説明図である。
【図12】図11記載の反射板が回動して、検出手段が
第2の投光手段から受光している状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 自立走行車 2 自立走行車本体 7 第1の検出手段 8 第2の検出手段 10 第1の投光手段 11 第2の投光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田 典夫 静岡県清水市天神2丁目8番1号 静甲 株式会社内 (72)発明者 高井 勝己 神奈川県座間市入谷3−1649−2 アド バンス工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−297705(JP,A) 特開 昭61−23221(JP,A) 特開 平3−25512(JP,A) 特開 平4−362708(JP,A) 実開 平2−6311(JP,U) 実開 昭62−187309(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自立走行車本体と、この自立走行車本体
    の上方に設けられた第1の投光手段と、この第1の投光
    手段から離間して設けられた第2の投光手段と、前記第
    1の投光手段からの光を受けて2次元位置を検出する第
    1の検出手段と、この第1の検出手段により前記自立走
    行車本体を駆動制御させる第1の駆動制御手段と、前記
    第2の投光手段からの光を受けて前記自立走行車本体の
    向きを検出する第2の検出手段と、この第2の検出手段
    により前記自立走行車本体を駆動制御させる第2の駆動
    制御手段とを設けたことを特徴とする自立走行車。
  2. 【請求項2】 自立走行車本体と、この自立走行車本体
    の上方に設けられた第1の投光手段と、この第1の投光
    手段から離間して設けられた第2の投光手段と、前記第
    1の投光手段からの光を受けて2次元位置を検出する第
    1の検出手段と、前記第2の投光手段からの光を受けて
    前記自立走行車本体の向きを検出する第2の検出手段と
    を設け、前記第1の検出手段により前記自立走行車本体
    を駆動制御させて、2次元の位置決めを行ない、その
    後、前記第2の検出手段により前記自立走行車本体を回
    動させて、方位決めを行なうことを特徴とする自立走行
    車の位置決め方法。
  3. 【請求項3】 自立走行車本体と、この自立走行車本体
    の上方に設けられた第1の投光手段と、この第1の投光
    手段から離間して設けられた第2の投光手段と、前記第
    1の投光手段からの光を受けて2次元位置を検出すると
    共に回動して第2の投光手段からの光を受けて前記自立
    走行車本体の向きを検出する検出手段とを設け、この検
    出手段により前記自立走行車本体を駆動制御させて、2
    次元の位置決めを行ない、その後、前記検出手段により
    前記自立走行車本体を回動させて、方位決めを行なうこ
    とを特徴とする自立走行車の位置決め方法。
  4. 【請求項4】 自立走行車本体と、この自立走行車本体
    の上方に設けられた第1の投光手段と、この第1の投光
    手段から離間して設けられた第2の投光手段と、光を受
    けて2次元位置を検出する検出手段と、この検出手段の
    前方に置かれて回動自在に設けられると共に前記第1の
    投光手段または前記第2の投光手段からの光を選択的に
    前記検出手段に導入する反射板とを設け、前記第1の投
    光手段の光を前記検出手段により2次元位置を検出して
    前記自立走行車本体を駆動制御させて、2次元の位置決
    めを行ない、その後、前記反射板を回動して、前記第2
    の投光手段の光を前記検出手段により検出して前記自立
    走行車本体を駆動制御させて、方位決めを行なうことを
    特徴とする自立走行車の位置決め方法。
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