JP2801416B2 - インターホン子機外装筐体の製法 - Google Patents

インターホン子機外装筐体の製法

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JP2801416B2
JP2801416B2 JP3009131A JP913191A JP2801416B2 JP 2801416 B2 JP2801416 B2 JP 2801416B2 JP 3009131 A JP3009131 A JP 3009131A JP 913191 A JP913191 A JP 913191A JP 2801416 B2 JP2801416 B2 JP 2801416B2
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JP
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hole
button
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intercom slave
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JP3009131A
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Inventor
元康 牛田
Original Assignee
アイホン 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂製のインターホン子
機外装筐体の製法に係わり、特にボタン穴の製法の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、インターホン子機外
装筐体80は、親機(図示せず)を呼出すボタン10の
設置されるボタン穴20と、図4に示すように、ボタン
10により呼出されて応答しスピーカ30から放音され
る音声を伝達通過させるスピーカ穴40と、放音される
音声と対話しマイク50に入力される音声を伝達通過さ
せるマイク穴60とを有する。このようなインターホン
子機外装筐体80を製造するにあたって、ボタン穴20
が大きな穴の場合、成形時に出るウェルドラインの発生
を防ぐため、従来は、小さな穴であるスピーカ穴40と
マイク穴50のみを成形時に穿け、大きな穴であるボタ
ン穴20は、成形後に”ロ”の字型のプレス抜き型によ
ってプレス抜きしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
インターホン子機外装筐体の製法において、”ロ”の字
型のプレス抜き型によるプレス抜き工程は、ボタン穴2
0のように大きな穴を穿つと、プレス抜きの際、インタ
ーホン子機外装筐体80を構成する樹脂製パネル70に
大きな負荷がかかり、プレス抜きされたボタン穴20の
周囲が変形、白化して仕上りに難点が生じていた。
【0004】また、プレス抜きをせず、成形によりボタ
ン穴20を穿けると、筐体にウェルドラインが出て、強
度的にも、外観上も問題があった。
【0005】
【目的】本発明は以上の欠点を解決するためになされた
もので、樹脂製インターホン子機外装筐体のプレス抜き
時にかかるパネルへの負荷の軽減をはかり、強度的に
も、外観上も優れたインターホン子機外装筐体の製法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によるインターホン子機外装筐体の製法は、
親機を呼出すボタンが配設されるボタン穴と、ボタンに
より呼出された親機側からスピーカを通して放音される
音声を伝達通過させるスピーカ穴と、親機側からの音声
と対話しマイクに入力される音声を伝達通過させるマイ
ク穴とを有する樹脂製パネルのインターホン子機外装筐
体を製造するにあたり、スピーカ穴と、マイク穴と、ボ
タン穴周上の複数個の貫通溝とを樹脂製パネルに成形し
た後、ボタン穴周上の複数個の溝の端部間を結ぶ線で囲
まれた樹脂部をプレス抜きするものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。図1に示すように、本発明によるインターホン子
機外装筐体8は、従来と同様、親機(図示せず)を呼出
すボタン1が配設されるボタン穴2と、ボタン1により
呼出されて応答しスピーカ3から放音される親機側の音
声を伝達通過させるスピーカ穴4と、親機側の音声と対
話しマイク5に入力される子機側の音声を伝達通過させ
るマイク穴6とを有する樹脂製パネル7から成る。
【0008】樹脂製のインターホン子機外装筐体8を製
造するにあたっては、スピーカ穴4およびマイク穴5の
ように小さい穴は成形時に穿ける。また、ボタン穴2よ
うに大きな穴は、プレス抜きする前に、図3に示すよう
に、複数個の溝9として実質的に対向する貫通対溝9
1、92を成形時に穿けておく。次いで、図2に示すよ
うに、この対溝91、92の端部間を結ぶ直線71、7
2で囲まれた樹脂部70を“〓”の字型のプレス抜き型
によりプレス抜きして大きなボタン穴2が穿たれる。
【0009】上記実施例では角穴タイプのボタン穴2に
ついて示したが、穴2の形は角穴タイプに限定されず、
円形穴でもよく、溝9の形および数も実施例に限定され
ず、ボタン穴2の外周に相当する樹脂製パネル7に、ま
ず成形により、隔置される多数個の溝9を成形した後、
この溝9の端部間を結ぶ樹脂部70をプレス抜きし、樹
脂製インターホン子機外装筐体8に大きな穴を穿つ場合
に、プレス抜き時に樹脂製パネル7にかかる負荷を軽減
できる溝9の形および数であればいずれも好適である。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によるインターホン子機外装筐体の製法では、親機
を呼出すボタンが配設されるボタン穴と、ボタンにより
呼出された親機側からスピーカを通して放音される音声
を伝達通過させるスピーカ穴と、親機側からの音声と対
話しマイクに入力される音声を伝達通過させるマイク穴
とを有する樹脂製パネルのインターホン子機外装筐体を
製造するにあたり、スピーカ穴と、マイク穴と、ボタン
穴周上の複数個の溝とを樹脂製パネルに成形した後、ボ
タン穴周上の複数個の溝の端部間を結ぶ線で囲まれた樹
脂部をプレス抜きするので、樹脂製インターホン子機外
装筐体のプレス抜き時にかかるパネルへの負荷が軽減さ
れ、ボタン穴周辺の変形、白化も発生せず、成形時に出
るウェルドラインもなく、強度的にも、外観上も優れた
インターホン子機外装筐体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインターホン子機外装筐体の製法
により製造されたインターホン子機外装筐体を説明する
正面図である。
【図2】本発明によるインターホン子機外装筐体の製法
により、複数個の溝を成形した状態を説明する正面図で
ある。
【図3】本発明によるインターホン子機外装筐体の製法
により、成形加工される穴を説明する正面図である。
【図4】従来の製法により成形加工される穴を説明する
正面図である。
【図5】従来の製法によりプレス抜きされる穴を説明す
る正面図である。
【符号の説明】
1........ボタン 2........ボタン穴 3........スピーカ 4........スピーカ穴 5........マイク 6........マイク穴 7........樹脂製パネル 8........インターホン子機外装筐体 9(91、92)........溝 70........樹脂部 71、72........直線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機を呼出すボタン(1)が配設されるボ
    タン穴(2)と、前記ボタンにより呼出された前記親機
    側からスピーカ(3)を通して放音される音声を伝達通
    過させるスピーカ穴(4)と、前記親機側からの音声と
    対話しマイク(5)に入力される音声を伝達通過させる
    マイク穴(6)とを有する樹脂製パネル(7)のインタ
    ーホン子機外装筐体(8)を製造するにあたり、 前記スピーカ穴と、前記マイク穴と、前記ボタン穴周上
    の複数個の貫通溝(91、92)とを前記樹脂製パネル
    に成形した後、前記ボタン穴周上の複数個の溝の端部間
    を結ぶ線(71、72)で囲まれた樹脂部(70)をプ
    レス抜きすることを特徴とするインターホン子機外装筐
    体の製法。
JP3009131A 1991-01-29 1991-01-29 インターホン子機外装筐体の製法 Expired - Lifetime JP2801416B2 (ja)

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