JP2799952B2 - マニピュレータの安全操作システム - Google Patents

マニピュレータの安全操作システム

Info

Publication number
JP2799952B2
JP2799952B2 JP6080721A JP8072194A JP2799952B2 JP 2799952 B2 JP2799952 B2 JP 2799952B2 JP 6080721 A JP6080721 A JP 6080721A JP 8072194 A JP8072194 A JP 8072194A JP 2799952 B2 JP2799952 B2 JP 2799952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
parallel link
load
fulcrum
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6080721A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07285092A (ja
Inventor
亮 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP6080721A priority Critical patent/JP2799952B2/ja
Publication of JPH07285092A publication Critical patent/JPH07285092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2799952B2 publication Critical patent/JP2799952B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットに係
り、特に産業用ロボットの動作中に、産業用ロボットの
動作領域に作業者が誤って入ってしまった場合に産業用
ロボットの不意な作動があっても危険性を生じさせるこ
とのないマニピュレータの安全操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用ロボットは三次元空間で
多様な動作を行うことができる機能を有し、主として生
産活動における物体の任意の移動を司どるものである。
そして、現状では、人間の上肢(腕や手)の動作機能に
類似した自由度の高い動作機能を有するか、または感覚
機能および認識機能によって自律的に行動できるもので
ある。この産業用ロボットは、腕を動かすに何の障害も
なく、正常に作業を遂行できる作業空間である作業域を
有しているが、一般機械と異なり、その腕の行動範囲は
広く、運動には高速性および運動経路、停止位置の精度
が要求される反面、産業用ロボットの腕を含むシステム
全体は剛性が大きいため、ロボットの動きに対する安全
対策が必要となる。
【0003】産業用ロボットを設置し利用する場合、産
業用ロボットの動作領域内に作業者が立ち入って作業を
する場合においては、ロボットの不意の作動による危険
や、オペレータの誤動作による危険が指摘されている。
このため、一般に産業用ロボットが動作中には、その産
業用ロボットの動作領域に作業者が立ち入ることは労働
安全衛生規則により厳しく制限されており、万一、その
動作領域に立入った場合でも、ロボットの不意の作動
や、オペレータの誤動作が生じても作業者に危害が加わ
らないように多くの安全措置を講じることが産業用ロボ
ットを接地し利用する側に義務付けられている。したが
って、安全措置が採られていない状態で、産業用ロボッ
トの動作中にその動作領域内で作業を行うことは、わが
国においてはないと思われる。しかし、宇宙空間におい
ては、例えば米国NASAのスペースシャトルのマニピ
ュレータの動作領域内で宇宙飛行士が人工衛星の回収作
業をマニピュレータと協調して行っている等実際に行わ
れている。
【0004】このように宇宙空間においては、宇宙飛行
士がマニピュレータの動作領域内で作業をしても、宇宙
空間は無重力であるため10tを越える重さの荷物を移
動させる場合でもマニピュレータの各関節の原動機は6
0W以下の出力のもので十分である。このように宇宙空
間においては、荷物を移動させるのに使用する動作原動
機が小さいため、マニピュレータが不意に作動してもそ
の加速度が小さく、不意に作動による危険がないとされ
ている。また、無重力状態を保つ産業用ロボットの従来
技術として特公昭59−351号がある。これは、無重
力状態を保つための上下動機構の駆動用サーボアクチュ
エータが空気圧で駆動され、かつ位置決め制度を高める
ため、サーボアクチュエータのピストンを別の駆動モー
タにより制御する機構になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、地上において
は、宇宙と異なり産業用ロボット及びその移載物の重力
は無重力状態でないため、産業用ロボットには、それぞ
れの動作点で、その位置や姿勢を保持するためだけでも
大きな出力の原動機が必要になってくる。このため、産
業用ロボットがその移載物を持たず動作する場合や産業
用ロボットの自重がその動作を助ける方向に動くときに
は、誤動作によって、その原動機が強大な力を出す恐れ
があり、産業用ロボットの動作領域内に立ち入って作業
している作業者に危険を及ぼすことがあるという問題点
を有している。また、先の従来の産業用ロボット(特公
昭59−351号)の場合には、その出力が通常の産業
用ロボットの出力とほぼ同等のものとなり、安全なロボ
ットにはなり得ないという問題点を有している。さら
に、従来の産業用ロボットにあっては、前後動機構が、
上下動機構と同じ構造であるが、その駆動用サーボアク
チュエータは前後のバランスを保つ機能をもたず、別の
垂直方向のバランス機構により行われており、この方法
では前後バランスは不完全となるという問題点を有して
いる。
【0006】本発明の目的は、産業用ロボットの自重や
移載物の重量を産業用ロボットが作動するための動力で
保持するのではなく別の手段で保持しておき、産業用ロ
ボットが作動するためにの動力を得る原動機を最小の出
力にしたバランス装置により産業用ロボット自身の重量
や移載物の重量を無重力化して、産業用ロボット動作中
に産業用ロボットの動作領域に作業者が入って作業した
場合でもロボットの不意の作動やオペレータの誤動作が
あっても作業者に対する危険を回避しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のマニピュレータの安全操作システムにおい
ては、先端に荷重を吊り下げる第1アームと,該第1ア
ームの末端にその一端が回動自在に軸支される第2アー
ムと,前記第1アームにその一端が回動自在に軸支され
前記第2アームに平行になるように配置される第1平行
リンクと,前記第1平行リンクの末端に回動自在に軸支
され他端が前記第2アームの適宜箇所に回動自在に軸支
され前記第1アームと平行になるように配置される第2
平行リンクと,前記第1平行リンクと前記第2平行リン
クに懸架され前記荷重の前後方向のバランスを制御する
前後シリンダと,前記第2アームの末端に取り付けられ
該第2アームの末端を上下動させる上下用シリンダと,
前記第2アームを前後に傾ける第1の電動サーボモータ
と,前記第2アームに対して前記荷重を上下に移動させ
る第2の電動サーボモータと,前記第1アームを旋回す
る駆動機構とを備え,アーム機構の自重及び前記荷重の
重量を、前記第1アームの先端aと、第1アームと第2
アームとの軸支点cと、第2アームの末端の移動支点B
とによって形成される△acBと、第1平行リンクの末
端と第2平行リンクの一端が連結軸支される移動軸支点
Aと、第2平行リンクと第2アームとの軸支点bと、第
2アームの末端の移動支点Bとによって形成される△A
bBとが常に相似三角形を形成するように前記前後シリ
ンダと上下用シリンダとによってバランスせしめ前記荷
重が任意の位置に停留するようにすると共に、前記荷重
の上下・前後・旋回を前記第1の電動サーボモータと、
前記第2の電動サーボモータと、前記駆動機構によって
行うようにしたものである。
【0008】
【作用】荷重を把持して三次元空間を移動するマニピュ
レータにおいて、上記荷重と上記マニピュレータの重力
とを検出して力制御する2軸以上の保持装置と独立した
位置制御装置により上記保持装置と独立した2つ以上の
駆動装置を制御するようにしてあるため、産業用ロボッ
トの自重や移載物の重量は作動するために動力で保持す
ることなく別の手段で保持し、作動のために原動機を最
小の出力にして、産業用ロボット動作中に産業用ロボッ
トの動作領域に作業者が入っても産業用ロボット自身の
重量や移動物の重量をバランスすることにより無重力化
して、作業者に対する危険を回避する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には、本発明に係るマニピュレータの安全操作システ
ムの一実施例が示されている。
【0010】図において、1はアーム機構で荷重3を任
意の位置に停止して保持し、自由に任意の場所に移動で
きるものである。2はアーム支持部で、アーム機構1を
旋回軸によって回動自在に支持している。3は荷重、4
は上下用シリンダで、アーム機構1を上下動させるもの
である。5は第1アーム、6は第2アームである。この
第1アーム5は、先端に荷重3が吊り下げられ、末端が
第2アーム6の一端に軸支されており、アーム機構1の
一部を構成している。また、第2アーム6は、末端が上
下用シリンダ4のシリンダロッドに回動自在に軸支され
ており、この上下用シリンダ4によって上下にアーム支
持部2に形成されるスリット内を摺動するようになって
いる。7は第1平行リンクであり、この第1平行リンク
7は、その一端が第2アーム6の適宜箇所に回動自在に
軸支されており、末端は第2平行リンク13の一端に回
動自在に軸支されている。そして、この第1平行リンク
7は、第2アーム6と常に平行に保つように配置されて
いる。8はアーム機構1の前後方向のバランスを取るた
めに第1平行リンク7と第2平行リンク13とに懸架さ
れた前後シリンダである。9は上下用シリンダ4の圧力
を制御するパイロット式減圧弁であり、10は前後シリ
ンダ8の圧力を制御するパイロット式減圧弁である。
【0011】上下用シリンダ4は、荷重3の重量を線分
aB(例えば、3)と線分AB(例えば、1)との比に
比例した重量(荷重3の1/3)を、支えるのに等しい
力を出力して荷重3を任意の位置で保持されるようにバ
ランスさせる機能を有している。パイロット式減圧弁9
は、第1アーム5の先端に吊り下げられた荷重3を任意
の位置に保持させるため必要な上下用シリンダ4の出力
を上下用シリンダ4のシリンダ内の圧力に換算して検出
し、上下用シリンダ4内の圧力を制御している。
【0012】前後シリンダ8は、第2平行リンク13に
取り付けられており、この前後シリンダ8のシリンダロ
ッドが第1平行リンク7に取り付けられている。そし
て、この前後シリンダ8は、アーム機構1が前後方向力
に移動しようとする力に反発する力を出力してアーム機
構1が任意の位置に保持されるようにバランスしてお
り、パイロット式減圧弁10は、この前後シリンダ8の
シリンダ内の圧力をパイロット圧力としてアーム機構1
が前後方向へ流れるのを防止する制御を行っている。
【0013】11は第1の電動サーボモータであり、第
2アーム6を前後に傾けるためのものである。12は第
2の電動サーボモータであり、第2アーム6に対して荷
重3を上下に移動させるためのものである。13はアー
ム機構1を構成する第2平行リンクで、一端が前記第1
平行リンク7の末端に回動自在に軸支されている。この
第2平行リンク13の端末は、第2アーム6の適宜箇所
に回動自在に軸支されており、この第2平行リンク13
の端末は、第2平行リンク13が第1アーム5と平行に
なる第2アーム6の適宜箇所に回動自在に軸支されてい
る。また、第2平行リンク13の長さは、第1平行リン
ク7が第2アーム6と平行になるような長さである。
【0014】アーム機構1は、第1アーム5と、第2ア
ーム6と、第1平行リンク7と、第2平行リンク13と
によって平行四辺形リンクが構成されている。Aは、移
動軸支点で、アーム機構1を支持して前後に移動するも
のである。また、Bは、第2アーム6の先端の移動支点
で、荷重3を支持して上下に摺動するものである。さら
に、bは、第2平行リンク13が第2アーム6に回動自
在に軸支される軸支点で、第2平行リンク13が第1ア
ーム5と平行にかる位置に設けられている。そして、第
1アーム5の先端aと、第1平行リンク7の末端と第2
平行リンク13の一端が連結軸支される移動軸支点A
と、第2アーム6の末端の移動支点Bは、荷重3の位置
に拘らず常に一直線上にくるように構成されている。ま
た、第1アーム5の先端aと、第1アーム5と第2アー
ム6との軸支点cと、第2アーム6の末端の移動支点B
とによって形成される△acBと、第1平行リンク7の
末端と第2平行リンク13の一端が連結軸支される移動
軸支点Aと、第2平行リンク13と第2アーム6との軸
支点bと、第2アーム6の末端の移動支点Bとによって
形成される△AbBとは常に相似三角形を形成してい
る。
【0015】14は空圧源で、パイロット式減圧弁9、
10にその動力を供給する。15は制御装置で、第1、
第2の電動サーボモータ11、12を制御するものであ
る。16は制御装置15の制御回路で、計算機17、テ
ィーチング装置18、電源19がそれぞれ接続されてい
る。20、21、22はそれぞれサーボ増幅器で、サー
ボ増幅器20は第1の電動サーボモータ11を、サーボ
増幅器21は第2の電動サーボモータ12を、サーボ増
幅器22はアーム支持部2に内臓された旋回用の駆動機
構をそれぞれ駆動するためのものである。23、24、
25はそれぞれフィードバック回路で、フィードバック
回路23は一端が第1の電動サーボモータ11に他端が
位置検出器に接続されており、フィードバック回路24
は一端が第2の電動サーボモータ12に他端が位置検出
器に接続されており、フィードバック回路25は一端が
アーム支持部2に他端が位置検出器に接続されており、
それぞれその位置の検出が行われる。
【0016】次に本実施例の動作について説明する。
【0017】まず、空圧源14を投入すると、上下用シ
リンダ4が荷重3に比例した力を出してその位置でバラ
ンスする。続いて前後シリンダ8が与えられた位置でバ
ランスする。もし、作業者がアーム機構1をもって先端
を動かすと荷重3の重量を感ずることなく移動させるこ
とができる。次に制御装置15の電源19を投入しティ
ーチング装置18によって第1、第2の電動サーボモー
タ11、12等に動作指令を与えると、与えられた指令
に応じてアーム機構1は上下、前後、旋回の動作を行
う。
【0018】上記指令に基づいて移動した位置でティー
チング指令を与えると、その位置は位置検出器につなが
れたフィードバック回路23、24、25を介して制御
回路16に入力され計算機17の記憶装置に記憶され
る。このようにして記憶されたアーム機構1の動作手順
及び位置は一連のプログラムとなる。このようなプログ
ラムを再生することにより、アーム機構1は自動的に動
作される。したがって、本実施例によれば、アーム機構
1は上下用シリンダ4及び前後シリンダ8によって完全
にバランスされた後で上下用シリンダ4及び前後シリン
ダ8と異なる3つの駆動装置(第1の電動サーボモータ
11、第2の電動サーボモータ12、アーム支持部2内
臓の駆動機構)によってアーム機構1の先端を三次元空
間に移動させることができる。
【0019】また、図1における駆動装置は、アーム機
構1を完全にバランスさせた後で駆動させるよう構成さ
せてあるので、荷重3の自重やアーム機構1の自重を保
持する必要がなく、ちょうど宇宙におけるスペースシャ
トルのマニピュレータのように小さな動力で移動させる
ことができる。さらに、3つの駆動装置がいずれもスペ
ースシャトルのマニピュレータのように60W程度であ
れば人と接触しても危険ではなく、また、動力が小さい
ため、人が予想できないような急激な変化をすることも
ない。
【0020】またさらに、上下用シリンダ4、さらに3
つの駆動装置群のそれぞれの力制御及び位置制御は独立
した制御装置となっているため、3つの独立した制御装
置のうち少なくとも2つが同時に誤動作をしない限り、
人が予想できないような複雑な動作をしかも急激に行う
ことはない。このようにして本発明ではアーム機構1の
動作領域内に人が入っても安全性を確保することができ
る。また、このような安全性の確保によって労働者がア
ーム機構1と協調して作業ができ、労働者の臨機応変の
作業とアーム機構1の力持ちとしての能力を合せ持つチ
ームとして効果を上げることができる。
【0021】さらに、一時的な身体障害の機能回復のた
め、患者の体重の90%〜30%をアーム機構1に保持
してもらい、しかもプログラム通りに移動させることに
より歩行訓練を一人で行うこともできる。またさらに、
災害地における人命救助活動、警備のための人との接
触、サービス業等、人間と共存して動作する各種ロボッ
トとして効果を発揮することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、荷重を把持して三次元
空間を移動するマニピュレータにおいて、上記荷重と上
記マニピュレータの重力とを検出して力制御する2軸以
上の保持装置と独立した位置制御装置により上記保持装
置と独立した2つ以上の駆動装置を制御するようにして
あるため、産業用ロボットの自重や移載物の重量は作動
するために動力(前後シリンダと上下用シリンダ)で保
持することなく別の手段(第1の電動サーボモータと第
2の電動サーボモータと駆動機構)で保持し、作動のた
めに原動機を最小の出力にして、産業用ロボット動作中
に産業用ロボットの動作領域に作業者が入って産業用ロ
ボット自身の重量や移動物の重量をバランスすることに
より無重力化して、作業者に対する危険を回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマニピュレータの安全操作システ
ムの実施例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1………………………………………………………アーム
機構 2………………………………………………………アーム
支持部 3………………………………………………………荷重 4………………………………………………………上下用
シリンダ 5………………………………………………………第1ア
ーム 6………………………………………………………第2ア
ーム 7………………………………………………………第1平
行リンク 8………………………………………………………前後シ
リンダ 9,10………………………………………………パイロ
ット減圧弁 11……………………………………………………第1の
電動サーボモータ 11……………………………………………………第2の
電動サーボモータ 13……………………………………………………第2平
行リンク 14……………………………………………………空圧源 15……………………………………………………制御装
置 16……………………………………………………制御回
路 17……………………………………………………計算機 18……………………………………………………ティー
チング装置 19……………………………………………………電源 20,21,22……………………………………サーボ
増幅器 23,24,25……………………………………フィー
ドバック回路 A………………………………………………………移動軸
支点 B………………………………………………………移動支
点 c………………………………………………………軸支点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に荷重を吊り下げる第1アームと, 該第1アームの末端にその一端が回動自在に軸支される
    第2アームと, 前記第1アームにその一端が回動自在に軸支され前記第
    2アームに平行になるように配置される第1平行リンク
    と, 前記第1平行リンクの末端に回動自在に軸支され他端が
    前記第2アームの適宜箇所に回動自在に軸支され前記第
    1アームと平行になるように配置される第2平行リンク
    と, 前記第1平行リンクと前記第2平行リンクに懸架され前
    記荷重の前後方向のバランスを制御する前後シリンダ
    と, 前記第2アームの末端に取り付けられ該第2アームの末
    端を上下動させる上下用シリンダと, 前記第2アームを前後に傾ける第1の電動サーボモータ
    と, 前記第2アームに対して前記荷重を上下に移動させる第
    2の電動サーボモータと, 前記第1アームを旋回する駆動機構とを備え, アーム機構の自重及び前記荷重の重量を、前記第1アー
    ムの先端aと、第1アームと第2アームとの軸支点c
    と、第2アームの末端の移動支点Bとによって形成され
    る△acBと、第1平行リンクの末端と第2平行リンク
    の一端が連結軸支される移動軸支点Aと、第2平行リン
    クと第2アームとの軸支点bと、第2アームの末端の移
    動支点Bとによって形成される△AbBとが常に相似三
    角形を形成するように前記前後シリンダと上下用シリン
    ダとによってバランスせしめ前記荷重が任意の位置に停
    留するようにすると共に、前記荷重の上下・前後・旋回
    を前記第1の電動サーボモータと、前記第2の電動サー
    ボモータと、前記駆動機構によって行うようにしたこと
    を特徴とするマニピュレータの安全操作システム。
JP6080721A 1994-04-19 1994-04-19 マニピュレータの安全操作システム Expired - Lifetime JP2799952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6080721A JP2799952B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 マニピュレータの安全操作システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6080721A JP2799952B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 マニピュレータの安全操作システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07285092A JPH07285092A (ja) 1995-10-31
JP2799952B2 true JP2799952B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=13726232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6080721A Expired - Lifetime JP2799952B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 マニピュレータの安全操作システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2799952B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITTO20120425A1 (it) * 2012-05-11 2013-11-12 Dalmec Spa Manipolatore pneumatico bilanciato
ITUA20164565A1 (it) * 2016-06-21 2017-12-21 Bdf Ind S P A Dispositivo di movimentazione oggetti
CN113099821B (zh) * 2021-04-09 2022-07-08 梅里科技(广州)有限公司 一种基于割草机用的可支撑高负载的机械臂

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259391A (ja) * 1984-06-05 1985-12-21 株式会社岡村製作所 産業用ロボツトのア−ム支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07285092A (ja) 1995-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9533411B2 (en) System and method for controlling a teleoperated robotic agile lift system
Ambrose et al. Mobile manipulation using NASA's robonaut
US6505096B2 (en) Posture control system of legged mobile robot
JP5460112B2 (ja) ロボット及びその安全制御方法
KR101474765B1 (ko) 로봇 팔 및 그 제어방법
KR101479234B1 (ko) 로봇 및 그 제어 방법
US7446496B2 (en) Abnormality detection system of mobile robot
CN108453728B (zh) 具有多模式控制框架的冗余欠驱动机器人
CN110561403A (zh) 可穿戴式三自由度人体辅助外机械臂
JP2017196681A (ja) 産業用ロボット
JP2799952B2 (ja) マニピュレータの安全操作システム
JP2001300871A (ja) マスターアーム装置
JP4669801B2 (ja) 無慣性タイプの荷重取扱装置
CN111356560A (zh) 操作装置
JPH02284884A (ja) 複腕作業機システム
JP3263939B2 (ja) マニピュレータ操作装置
JPH05329792A (ja) ロボットアームのバランサ装置
CN115582832A (zh) 使用具有协调的串联和并联机器人的机器人***的柔顺有效负载呈现
JPH0938877A (ja) ダイレクトティーチング制御装置
JPH11198067A (ja) 双腕型マニピュレータ操縦装置
JP3397317B2 (ja) 力フィードバック型操縦装置
Murata et al. Development of Powered Exoskeleton for Heavy Work-Coexistence of Robot’s Power and People’s Dexterity–
JP2624830B2 (ja) バイラテラルマスタスレーブマニピュレータ
JP4504769B2 (ja) 脚式移動ロボットの異常検知装置
JP2620488B2 (ja) マスター・スレーブ形の産業用マニプレータ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110710

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term