JP2799929B2 - 自動r取り機能付きスキージーグラインダー - Google Patents

自動r取り機能付きスキージーグラインダー

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JP2799929B2
JP2799929B2 JP4304659A JP30465992A JP2799929B2 JP 2799929 B2 JP2799929 B2 JP 2799929B2 JP 4304659 A JP4304659 A JP 4304659A JP 30465992 A JP30465992 A JP 30465992A JP 2799929 B2 JP2799929 B2 JP 2799929B2
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正男 緑川
良治 水野
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株式会社緑マーク
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクリ−ン印刷等に
用いるスキージーの研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクリ−ン印刷等に用いるスキー
ジーの研磨は第8図に示すように円筒形研磨砥石を使用
して研磨していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴム製のスキ
ージーは弾力性がある為に、これを第8図に示すように
回転砥石盤71で研磨すると、回転砥石盤71が当たる
スキージー10の部分が弾性的に変形して盛り上がり、
その盛り上がり部分が弾性的に引き戻されたりするのを
繰り返すから、スキージー10の研磨面に縞状の筋が残
って正確に平面研磨をすることが出来なかった。又、第
9図に示すようにスキージー10をスキージーセクショ
ン101に取り付けたとき、スキージーの端面に波打ち
が発生するが、その波打ちは回転砥石盤71では上記理
由で完全に取り除くことが出来ないといった欠点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動R取り機能
付きスキージーグラインダーは、ゴム製のスキージー
と、このスキージーを支持し、スキージーの端面に平行
な軸心を中心にスキージーを反転するスキージー反転装
置と、このスキージー反転装置を鉛直な上下方向に移動
することが出来るように支持するスキージー上下移動支
持装置と、このスキージー上下移動支持装置を支持し前
後に移動するスライド部と、研磨液が供給されながら走
行する研磨ベルトとを備え、前記スキージー反転装置
と、スライド部とを組み合わせてスキージーを動かし、
このスキージーの研磨すべき面の全長さ部分を、自重相
殺用定張力バネとウエイトとで調整した研磨圧力で当
て、所定の研磨圧力を与えながらスキージーの端面、側
面又はエッジのいずれかを任意に選択して研磨するよう
にしたものである。
【0005】
【実施例】この発明を例示した図にもとずいて説明す
る。本発明の自動R取り機能付きスキージーグラインダ
ーの上部の側面を示す図1と、正面を示す図2と、平面
を示す図3において、スキージー10の反転装置の構成
は、ゴム製のスキージー10を装着したスキージーセク
ション101をスキージー止めハンドル23でスキージ
ー反転台111に取り付ける。このスキージー反転台1
11には、シンクロナスモータ1に連結したギアヘッド
2を取り付けてあり、このギアヘッド2の軸はLS用ド
グ3が設けてあるカップリング6で、スキージー10の
端面に平行な軸心を有するスキージー反転用シャフト1
1に結合している。又、スキージー10の回動範囲を規
制する一対のLS用ドグ3で作動する一対のマイクロス
イッチ4が設けてある。このようにシンクロナスモータ
1等を備えたスキージー反転台111はベアリング5を
介してスキージー反転用シャフト11に支持し、シンク
ロナスモータ1が駆動するとスキージー反転台111な
いし、スキージー10はスキージー反転用シャフト11
の軸心を中心にスキージーの端面、側面又はエッジを研
磨できるよう矢印B方向に回動する。
【0006】次にスキージー反転装置を鉛直な矢印C方
向に移動することが出来るよう支持するスキージー上下
移動支持装置について説明する。スライド部の機枠20
1に固定した二組のボールブッシュ21に一対のスライ
ドシヤフト22を鉛直な上下方向に移動することが出来
るように支持し、その下端に設けたブラケット221の
それぞれに、ピン222でスキージー反転用シャフト1
1の一方を固定支持し、他方を軸方向に移動出来るよう
に支持する。又、スライドシャフト22の上端にはチエ
ーンボルト19を設け、そのチエーンボルト19に一端
を固定したチエーン18は、機枠201に枢支した軸1
71に固定して設けた一対のスプロケットアイドラー1
7にそれぞれかけ、そのチエーン18の他端に固定した
チエーンボルト19に設けたブラケット191に、ボル
ト192を介して機枠201に設けた定張力バネ20の
エンド部分を固定する。この定張力バネ20は機枠20
1とチエーン18との間を一定の張力をもって弾撥する
もので、スライドシャフト22、ウエイト34、反転装
置の重量を相殺し、スキージー10が所定の研磨圧力で
研磨液を供給されながら走行する研磨ベルト8に接触す
るように調整する。スライド部は機枠201の両側に設
けたカムフォロアー14とジャーナル16とを、固定機
枠202に固定したカムフォロアー用レール13とスラ
イドプレート15とに沿って転動させることによって、
スキージーの反転装置と上下移動支持持装置を支持すね
スライド部の機枠201を矢印A方向(前後)に移動出
来るように支持する。
【0007】次ぎに、スライド部の機枠201を前後に
移動する装置を説明する。固定機枠202にシンクロナ
スモータ24に設けたギアヘッド25を固定し、このギ
アヘッド25の出力軸をカップリング26でスライド部
前後用シャフト30の下端部に接続する。このスライド
部前後用シャフト30は、固定機枠202に固定したピ
ローブロック27で鉛直に枢支し、このスライド部前後
用シャフト30には回転範囲を規制する一対のマイクロ
スイッチ29に対応するLS用ドグ28を有する。この
スライド部前後用シャフト30の上端部に、スライド部
前後用アーム31の一端部を固定してスライド部前後用
アーム31を水平に保持し、スライド部前後用アーム3
1の他端部にカムフォロアー32を設ける。そして、こ
のカムフォロアー32を挟んで、一対のカムフォロアー
用ガイド33を水平に、且つ、互に平行になるように、
機枠201に水平に固定したビーム331にボルト等で
固定する。従って、スライド部前後用シャフト30を一
対のLS用ドグ28がマイクロスイッチ29を作動する
範囲内で、シンクロナスモータ24を正転し、あるいは
逆転することによって、スライド部前後用シャフト30
の先のスライド部前後用アーム31が揺動し、スライド
部前後用アーム31のカムフォロアー32は、機枠20
1をカムフォロアー用レール13とスライドプレート1
5とに沿って前後に移動させる。
【0008】このように、スキージ10の研磨すべき面
の全長さ部分に研磨液を供給しながら走行する研磨ベル
ト8の裏側にはテーブル37を当てて平面を保つように
してあり、その研磨面に、定張力バネ20及びウエイト
34等で調整した研磨圧力でスキージー10を当ててス
キージー10の端面を研磨する。その他、シンクロナス
モータ1を駆動してスキージー10を矢印B方向に回動
し、シンクロスモータ24を駆動させ機枠201を後ろ
に移動することによってスキージー10の側面を研磨
し、あるいは、スキージー10を矢印B方向に回動しな
がら機枠201を前後に移動することによりエッヂのR
取りの研磨をすることができる。
【0009】研磨ベルト8に張力を与えたり弛緩させた
りする装置は、図4に本自動R取り機能付きスキージー
グラインダーの下部の側面図、図5に正面図、図6に平
面図を示している中で、研磨ベルト8は、研磨ベルト用
駆動ローラー48と研磨ベルト用従動ローラー56との
間に張られ、上部ベルト面は、裏側に当てた研磨ベルト
用テーブル37で水平面に保つようになっている。下部
のベルト面に、研磨液吐出ノズル39で研磨液を吹き上
げるようにして供給するから、走行する研磨ベル18の
上面には一様な厚さの研磨液の層ができる。研磨ベルト
8を駆動する研磨ベルト用駆動ローラー48は、固定機
枠202の内部に固定した研磨層36に設けたピローブ
ロック49、ピローブロック50で支持した軸481に
固定し、その軸481を従動側Vプーリー51で回転す
る。この従動側Vプーリー51の回転は、Vベルト52
を従動側Vプーリー51と駆動側Vプーリー53とに掛
け、駆動側Vプーリー53をモーターベース55の上の
ベルト駆動用モータ54で駆動することによってなされ
る。一方研磨ベルト用従動ローラー56を回転可能に支
持した軸561は一対のスライドブッシュ付きブロック
57で支持し、スプリング当たり用ブロック572とナ
ット562との間に設けたベルトテンション用スプリン
グ58の弾力で研磨ベルト8を張るようにしてある。軸
561の端に設けたチエーンボルト59にSUSチエー
ン60の一端を固定し、他端をチエーン引きレバー62
に固定する。そこで、研磨ベルト8を緩めて交換したい
ようなときは、ハンドレバー66を時計方向に回転させ
ると、軸67を介してリングアーム65も時計方向に回
動し、ストッパーピン651がストッパー652に当た
る位置で止める。この場合、この停止位置はロットエン
ド64のロッドエンド止め軸641がリングアーム65
の下死点を通過した少し後とする。さて、リングアーム
65が回動するとロッドエンド64により従動側揺動レ
バー61も時計方向に回動し、軸63を介してチエーン
引きレバー62も時計方向に回動することによって、S
USチエーン60を巻き付けて軸561を引っ張るので
ある。研磨ベルト用従動ローラー56はベルトテンショ
ン用スプリング58によって戻ろうとするが、レバー駆
動側揺動66ににおけるロッドエンド64のロッドエン
ド止め軸641が駆動側揺動レバー66の下死点を通過
した位置では、スプリング58の弾力で戻る力は、スト
ッパーピン651とストッパー652とによって支えら
れ研磨ベルト用従動ローラー56を矢印D方向に引っ張
って研磨ベルト8の張りが緩められた状態を維持するこ
とによって、エンドレスの研磨ベルト8を容易に交換す
ることも出来るようになっいる。
【0010】研磨ベルト8の下側から研磨液を供給する
研磨液吐出ノズル39の復数個を設けたノズル取付用パ
イプ40を研磨槽36に設け、このノズル取付用パイプ
40に研磨液循環用マグネットポンプ35で研磨液を供
給して吐出するのであるが、そのその供給は研磨槽36
から循環してくる研磨屑を取り除くことが出来るプレフ
ィルター入り研磨液タンク45内の研磨液を、研磨液中
の小さな塵を取り除くことが出来る研磨液フィルタ用ハ
ウジング46を通して研磨液循環用マグネットポンプ3
5で供給されるようになっている。図中43は研磨液循
環用ボールバルブ、44は排液用ボールバルブであり、
上記諸装置を備えた本体203はキャスター42で移動
し、所定の作業位置にアジャスター41で保持する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、スキージーの端面全面
を平らな研磨ベルトに当てて同時に研磨するから、従
来、円筒形研磨砥石を使用して研磨していた時に、スキ
ージーを回転砥石盤が弾性的に変形させ、その前後が盛
り上がることによって、縞状の筋が残り、正確に平面研
磨をすることが出来ないと云った欠点は無くなり、しか
も、研磨液をベルト面に吐出することにより、従来の平
面ベルト型研磨機おけるスキジ−ゴムの溶解を防止する
ことが出来る。又、スキージー反転装置と、このスキー
ジー反転装置を鉛直な上下方向に移動することが出来る
ように支持するスキージー上下移動支持装置と、このス
キージ−上下移動支持装置を支持し前後に移動するスラ
イド部と、を設けたことにより、スキージー反転装置
と、スライド部とを組み合わせてスキージーを動かすこ
とによって、スキージーの側面又はエッヂのいずれかを
任意に選択して研磨することが出来る卓越した効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動R取り機能付きスキージーグラ
インダーの上部側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】この発明の自動R取り機能付きスキージーグラ
インダーの下部側面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の平面図である。
【図7】研磨ベルト着脱機構部の図である。
【図8】従来の研磨状態を示す図である。
【図9】スキージーをスキージーセクションに装着した
ときの図である。
【符号の説明】
8〜研磨ベルト 11〜スキージー反転用シャフト 20〜定張力バネ 22〜スライドシャフト 30〜スライド部前後用シャフト 31〜スライド部前後用アーム 34〜ウエイト 39〜研磨液吐出ノズル 48〜研磨ベルト用駆動ローラー 56〜研磨ベルト用従動ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 9/00 B41F 15/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム製のスキージと、このスキージーを
    支持しスキージーの端面に平行な軸心を中心にスキージ
    ーを反転するスキージー反転装置と、このスキージー反
    転装置を鉛直な上下方向に移動することが出来るように
    支持するスキージー上下移動支持装置と、このスキージ
    ー上下移動支持装置を支持し前後に移動するスライド部
    と、研磨液を供給されながら走行する研磨ベルトと、を
    備え、前記スキジー反転装置と、スライド部とを組み合
    わせてスキージーを動かし、スキージーの研磨すべき面
    の全長さ部分を走行する研磨ベルトの研磨面に当て、ス
    キージー反転装置及びスキージー反転装置を支持するス
    ライドシャフトに設けたウエイトの荷重を相殺する定張
    力バネにより相殺し、研磨圧力を調整する自動R取り機
    能付きスキージーグラインダー。
  2. 【請求項2】 スキージーの研磨すべき面の全長さ部分
    を走行する研磨ベルトの研磨面に当て、この当てた位置
    で所定の研磨圧力を与えながらスキージーを反転する請
    求項1に記載の自動R取り機能付きスキージーグライン
    ダー。
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JPS55101365A (en) * 1979-01-23 1980-08-02 Citizen Watch Co Ltd Belt grinding machine for machining wrist watch case
JPS5937229B2 (ja) * 1980-09-04 1984-09-08 一郎 林谷 捺染機のスキ−ザ−研磨装置
JPH0544039Y2 (ja) * 1985-06-19 1993-11-08

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