JP2799762B2 - ディーリング通話システム - Google Patents

ディーリング通話システム

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【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、銀行や証券会社などの金融機関等におい
て、ディーリング業務を行なう際に使用するディーリン
グ通話システムに関する。
《従来の技術》 ディーリング業務においては、クライアントやブロー
カーからの売買注文の受注、市況等の各種情報の入手、
組織上層部からの指示の受領、それに報告や連絡等の、
様々な情報伝達がリアルタイムで頻繁に行なわれる。
この種の情報伝達を行なうために古くから採用されて
いる伝統的な方法は、ディーリング業務に携わる各ディ
ーラーが、自分の目の前に置かれた多数の電話機を使用
して、通話により情報をやり取りするというものであっ
た。
業務の発展につれて、多数の相手先の中から所望の通
話先をより迅速に且つ的確に選び出す機能や、また、必
要に応じて保留、転送等が容易に行なえる機能が要求さ
れるようになり、その要望に応えてディーリング通話装
置が開発され、広く使用されるようになった。
ディーリング通話装置の具体的な一例を挙げるなら
ば、例えば、その本体をコンソールないしキーボードと
して構成し、それに接続した2本の通話用ハンドセット
を備え、また、通話先や回線を選択するためのワンタッ
チキー式の選択キーを、そのコンソールないしキーボー
ド上に多数並べて設け、或いはCRT上に表示させてタッ
チキーとし、更に、ハンドセットの切換や、着信の保
留、転送等の各種の機能キーを備えたものがある。更に
は、通常、スピーカ、マイクロホン等の通話手段も併設
されている。ディーリング通話装置は、各キーの押下に
応答してそれに対応した信号を発生して送出したり、回
線の制御を行なうための、処理装置とメモリとを備えて
いる。ディーリング通話装置はまた、ディーリング通話
台、ディーリング端末、或いは単に通話台、端末などと
も呼ばれている。
以上のようなディーリング通話台(以下、単に通話台
という)を、例えば1つのディーリングルーム内に複数
台設置し、それらを回線制御装置に接続してディーリン
グ通話システムを構成するということが行なわれてい
る。
このようなディーリング通話システムが使用されるの
は、例えば、ディーリング業務の規模が拡大したため
に、1台の通話台を1人のディーラーが操作するだけで
は業務に対処しきれない場合に、チームを組んだディー
ラー達が相互に必要な情報交換を行ないつつ、各自の通
話台を操作して共同して業務を遂行する場合等である。
この場合、チームの仕事を能率良くこなすために、通
常はそれらのディーラーのうちの1人がリーダーとして
チームの統制にあたり、そしてこのリーダーからチーム
の全員へ、或いはチーム内の特定のグループへ、また場
合によっては個々のディーラーへ、かなり頻繁に指令が
発令されることになる。また更には、そのようなディー
ラーのチームが所属する組織の上層部から、それらのデ
ィーラー達へ様々な指令が発令されることも少なくな
い。
従来、この種の指令を発令する際の指令方式として
は、主として音声指令方式が採用されており、即ち、通
話台間連絡用に設けたインターホン用のスピーカ及びマ
イクを用いたり、ページングにより別置のモニタスピー
カを用いて指令が行なわれていた。
このようにスピーカが用いられる理由は、各ディーラ
ーは、自分の通話台に備えられた2台のハンドセットを
使用して、同時に2カ所の通話先(クライアントやブロ
ーカー等)と通話していることが多く、その場合には両
方の耳に夫々ハンドセットがあてられているため、音声
指令の伝達にはスピーカによって拡声するのが好ましい
という事情によるものである。
音声指令方式以外の従来の方式としては、ビデオスイ
ッチングシステムを利用した画面指令方式があった。ビ
デオスイッチングシステムは情報を視覚表示の形で提供
するためのシステムであり、通常は、ビデオソース(視
覚情報源)と、視覚ディスプレイ並びにビデオソース選
択スイッチを備えたビデオ端末とを、ネットワークで接
続したシステム構成とされている。また、ディーリング
通話システムと併用されることが多く、その場合には、
ディーリング通話システムの各通話台ごとに、ビデオス
イッチングシステムのビデオ端末を装備するのが普通で
ある。
従来の画面指令方式の一例を挙げるならば、例えば、
手書き入力タブレットを接続したパソコンをビデオソー
スの1つとしてビデオスイッチングシステムに接続し、
発令者はこの手書き入力タブレットを用いて、指令を書
き込んだ画面データを作成してこのシステムに入力する
ようにし、一方、受令者である各ディーラーは、通話台
ごとに設けたビデオ端末のビデオソース選択用キーボー
ドを操作することにより、情報系データ表示用のCRTの
画面を選択して、その画面データを表示させるという方
式をとっていた。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、これら従来の音声指令方式と画面指令
方式とのいずれにも、夫々に問題があった。
先ず、従来の音声指令方式に関しては、スピーカから
拡声される指令の内容が通話中のハンドセットを介して
通話先へ漏洩するおそれがあり、重要な指令を行なう場
合、機密保持という点で問題があった。また、通話台は
ディーリングルーム内に多数隣接して配置されるため、
音声による指令は周囲の雑音のために聞き漏らすおそれ
もあった。
他方、従来の画面指令方式は、ビデオソースと各通話
台ごとのビデオ端末とを含む、大がかりなビデオスイッ
チングシステムを必要とする。従ってビデオスイッチン
グシステムを持たないユーザは、この指令方式を採用す
るにあたっては新たに高価なシステムを導入しなければ
ならない。しかしながら小容量ユーザにとっては、これ
は非効率的な設備投資となるおそれがある。更にこの従
来の画面指令方式には、その操作性に関して、指令を受
ける側のディーラー、即ち受令者が画面の選択切替を行
なわなければならないため、取り扱いが不便であるとい
う問題もあった。
従って本発明の目的は、高価なビデオスイッチングシ
ステムを使用することなく画面指令を可能とする、ディ
ーリング通話システムを提供することにある。
《課題を解決するための手段》 以上の問題を解決するために、本発明は、画面ディス
プレイ手段を備えた通話台と時分割スイッチを備えた回
線制御装置とを、通話チャンネルを含むデジタルライン
インターフェースを用いて接続したディーリング通話シ
ステムにおいて、画面データ送出手段を備えたデータ端
末を前記回線制御装置に接続し、前記回線制御装置に、
前記データ端末から前記通話台に対する画面データの送
出要求を受けると、当該通話台に対して起動信号を送出
する手段と、当該通話台から当該起動信号に対する応答
信号を受けると、前記時分割スイッチを制御して前記デ
ータ端末と前記通話台との間に通話路を設定すると共
に、当該データ端末から送出される画面データを前記通
話チャンネルを介して前記通話台へ供給する画面データ
供給手段とを備え、前記通話台に、前記回線制御装置か
ら前記起動信号を受けると、これに自動応答して当該回
線制御装置に対して前記応答信号を送出すると共に、前
記通話チャンネルを前記画面ディスプレイ手段側に引き
込む手段と、前記通話チャンネル介して前記画面データ
を読み込む読込手段と、当該読込手段が読み込んだ前記
画面データを前記画面ディスプレイ手段に表示させるた
めの表示切替手段とを備えたことを特徴とする。
《作用》 本発明によれば、例えばパソコン等のデータ端末から
送出された画面データが、回線制御装置から通話チャネ
ルを介して通話台へ供給され、そしてこの画面データ
が、通話台の表示切替手段によって、その通話台の画面
ディスプレイ上に表示される。
従って、指令画面データをデータ端末から送出するこ
とによって画面による指令を行なうことができ、音声指
令方式とは異なり、指令内容が通話中のハンドセットを
介して通話先へ漏洩するおそれもなく、また、周囲の雑
音のために指令を聞き漏らすおそれもない。
また、指令画面データの伝送は通話チャネルによって
行なわれ、指令画面は通話台の画面ディスプレイ上に表
示されるため、従来の画面指令方式とは異なり、高価な
専用設備を導入する必要がなく費用的に非常に有利であ
る。
特に、前記データ端末が、指令画面データを入力する
ための指令画面データ入力手段と、画面指令を発令する
ための発令コマンド手段とを備えており、前記回線制御
装置が、指令対象の通話台へ画面指令の発令通知を送出
する発令通知送出手段を備えており、前記通話台の前記
表示切替手段が、前記発令通知に応答して前記指令画面
データを前記ディスプレイ手段に表示させるように構成
されている場合には、指令画面の表示が自動応答で行な
われるため、通話台の扱者が表示操作を行なう必要がな
く、操作性においても優れている。
《実施例》 以下、図面を参照して、本発明の一実施例について説
明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るディーリング通話
システムの概略構成を示す中継方式図である。
第1図において、回線制御装置(LCU)10は時分割ス
イッチ(TSW)11を含んでおり、この時分割スイッチ11
には、デジタルラインインターフェースの一種であるL
インターフェース仕様の通話台ライン回路(IBDLIN)12
を介して、S点インターフェース方式で複数の通話台
(DB)14が接続されている。この通話台ライン回路12の
チャネルタイプは、2つの通話チャネル(Bチャネル)
と1つのデータチャネル(Dチャネル)とを備えた、2B
+Dタイプである。また通話台14は、後述するように各
々がタッチスクリーンを備えている。
回線制御装置10は、アナグロ式トランク(TRK)16、
ないしは、Iインターフェース仕様のトランク(ITC)1
8を介して交換網と接続される。
更に回線制御装置10には、指令画面作成用のデータ端
末(DTE)20がRS232Cインターフェース条件で、データ
端末インターフェース(DTEIF)22を介して接続されて
いる。本実施例においては、データ端末20は、パソコン
等のコンピュータセットと、それに接続されたキーボー
ド24及び手書き入力タブレッオ26とから構成されてい
る。
第2図は、通話台14の外観を示す斜視図である。
第2図において、通話台14の筐体の盤面は、回線キー
28、回線キーを表示するための画面ディスプレイである
タッチスクリーン30、テンキー32、回線復旧釦34、指令
解除釦36、再送要求釦38、並びに液晶ディスプレイ(LC
D)40で構成され、通話用ハンドセット42が2個接続さ
れている。また、通話台14のこの筐体の内部には、着
信、受令リンガ用スピーカ44が内蔵されている。
通常、通話を行なう場合には、回線キー28を押下する
か、又は、タッチスクリーン30に表示された回線キーを
タッチする。すると通話台14からDチャネルを介して回
線制御装置10へ回線キーコードが送出され、回線制御装
置10では対応のトランクを捕捉して2つのBチャネルう
ちのいずれかを接続する。回線キー28ではなくテンキー
32を使用してダイヤルする場合には、テンキーダイヤル
情報が、液晶ディスプレイ40に表示されると同時にこれ
もDチャネルを介して回線制御装置10へ送出され、これ
に対してトランクからは選択信号が送出され、相手応答
により、Bチャネルを使用しての通話となる。通話を終
了する場合には、回線復旧釦34を押下する。この通話台
14では、2つのハンドセット42を使用して、同時に2通
話を行なうことができる。
第3図は、第1図の実施例のシステムを制御ブロック
で示すブロック図である。
第3図において、指令画面データの作成は、データ端
末20のコンピュータセットに接続されているキーボード
24、又は、手書き入力タブレット26を用いて指令内容を
入力することにより行なわれる。
このようにして入力した指令内容を発令するために、
このデータ端末20はそのキーボード24から発令コマンド
を入力することができるようにしてある。発令コマンド
には、システム中の全ての通話台14を指令対象とした一
斉指令コマンドと、特定の通話台から成るグループを指
令対象としたグループ指令コマンドとがある。
特にグループ指令の場合について説明すると、グルー
プ指令コマンドを発令する際には、データ端末20から指
令グループを選択して、送信コマンドを入力する。する
と自動発呼手順により(本実施例では自動発呼手順とし
てV25bisを使用している)自動発呼される。データ端末
インターフェース22では、通常はデータ端末制御装置
(DTECNT)46がセレクタ(SEL)48により、信号レベル
変換部49を通してデータ端末20と接続されており、この
データ端末制御装置46が、自動発呼で受信した呼設定コ
マンド(このコマンドは特番の形としてある)を、CCバ
ス51を通して、指令情報として回線制御装置10の中央処
理装置(CPE)50へ送る。
すると中央処理装置50では、あらかじめメンテナンス
パネル(MP)52によって登録されている指令グループ情
報(個々の指令グループを構成する通話台をリストにし
た情報)に基づき、該当する夫々の通話台14へ、CCバス
51を通し、通話台ライン回路12からDチャネルを使用し
て指令通知を送出する。そして、通知先の夫々の通話台
14から指令受付応答を受信すると、時分割スイッチ(TS
W)11にて、データ端末インターフェース22と、それら
の通話台14の通話台ライン回路12のBチャネルとを片方
向パスでマルチ接続し、そしてデータ端末インターフェ
ース22のデータ端末制御装置46に対して接続完了応答を
返す。
データ端末制御装置46は、中央処理装置50より応答を
受信すると、データ端末20へ応答を返し、同時にセレク
タ48を切り替え、データ端末20とハイウェイ(HW)とを
速度整合部56を通して接続する。
データ端末20のパソコンは、応答を受信すると、指令
画面データの反復送信を開始する。
通話台14では、レイヤ1、レイヤ2制御機能を有する
Iインターフェース仕様の通信用LSI(ILSI)58により
Sバスとの接続が行なわれ、この通信用LSI58のレイヤ
3インターフェース部を通して、通話台制御装置(BDCP
U)60との間でDチャネルの通信が行なわれるようにな
る。
2つのBチャネルは、チャネル分離部61によって分離
されて、B1、B2とされる。
通話が行なわれる場合には、B1とB2の信号はコーデッ
クフィルタ(CODEC FILTER)62によりD/A変換された上
で、ネットワーク(NW)64を介してハンドセット42に接
続され、ハンドセット42による通話となる。
画面指令が行なわれる場合には、先ず、通話台14が回
線制御装置10よりDチャネルを通して指令通知を受信
し、それに対して指令受付応答を返し、そしてB1とB2の
うちの指定された方のチャネルに対応するセレクタ(SE
L1またはSEL2)65を切り替え、更に、指令着信リンガを
一定時間鳴動させて、画面指令が発令されたことを通話
台14の扱者に知らせ、ディスプレイ(タッチスクリーン
30)の指令画面に対する注意を喚起する。
この場合にB1とB2のどちらのチャネルを使用するかの
指定は、回線制御装置10側で、話中状況を判断して指定
する。
セレクタ65の切替後、速度整合部66により、指定され
たBチャネルとの間の同期がとられ、同期をとられた指
令画面データは、シリアル/パラレル変換器(S/P)68
によってパラレルデータに変換された後に通話台制御装
置60に読み込まれる。そしてディスプレイ制御装置(DS
PCNT)70の表示データをリフレッシュすることで、通話
台14のタッチスクリーン30に指令画面を表示することが
できる。
このように、指令画面の表示は自動応答により行なわ
れるため、通話台14の扱者はそのための別段の操作を行
なう必要がない。
データ端末20(パソコン)からは、1画面分の画面デ
ータを反復して送信するようにしてあり、一方、通話台
14においても受信した画面データを常にリフレッシュし
ているようにしてある。従って、データ端末20が、ある
指令画面を所定の時間反復送信した後に別の指令画面に
切り替えて更に反復送信することによって、複数ページ
の画面指令が行なえるようになっている。
また、画面指令が行なわれている間は、通話は1通話
しか行なえないが、そのようなときに同時に2通話行な
う必要が生じたならば、通話台14の盤面の指令解除釦36
を押下すれば、タッチスクリーン30の画面が通常の回線
画面に戻ると共に、通話チャネルも指令接続から解放さ
れて、同時2通話が可能となる。
画面指令の終了は、データ端末20からの切断情報によ
り、データ端末制御装置46→中央処理装置50→通話台14
のルートで、全てのトレーンが解放されることによって
行なわれる。
画面指令終了後、再度、指令画面を確認する必要が生
じた場合には、通話台14の盤面の再送要求釦38を押下す
れば、Dチャネルを介して回線制御装置10の中央処理装
置50へ再送要求情報が送られ、そしてこの再送要求情報
は中央処理装置50からデータ端末制御装置46を介してデ
ータ端末20に着信し、それによって、データ端末20か
ら、再送要求のあった通話台14へ再度、指令画面データ
を送信させることができるようになっている。
《発明の効果》 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、画
面ディスプレイ手段を備えた通話台と時分割スイッチを
備えた回線制御装置とを、通話チャンネルを含むデジタ
ルラインインターフェースを用いて接続したディーリン
グ通話システムにおいて、画面データ送出手段を備えた
データ端末を前記回線制御装置に接続し、前記回線制御
装置に、前記データ端末から前記通話台に対する画面デ
ータの送出要求を受けると、当該通話台に対して起動信
号を送出する手段と、当該通話台から当該起動信号に対
する応答信号を受けると、前記時分割スイッチを制御し
て前記データ端末と前記通話台との間に通話路を設定す
ると共に、当該データ端末から送出される画面データを
前記通話チャンネルを介して前記通話台へ供給する画面
データ供給手段とを備え、前記通話台に、前記回線制御
装置から前記起動信号を受けると、これに自動応答して
当該回線制御装置に対して前記応答信号を送出すると共
に、前記通話チャンネルを前記画面ディスプレイ手段側
に引き込む手段と、前記通話チャンネル介して前記画面
データを読み込む読込手段と、当該読込手段が読み込ん
だ前記画面データを前記画面ディスプレイ手段に表示さ
せるための表示切替手段とを備えて構成したため、画面
データとして指令画面データを用いることにより、これ
まで音声指令方式において問題となっていたように、指
令内容が通話中のハンドセットを介して通話先へ漏洩す
るおそれもなく、また、周囲の雑音のために指令を聞き
漏らすおそれもない。また、従来の画面指令方式とは異
なり、ディーリング通話システムの機能を利用している
ため、高価な専用設備を導入する必要がなく、安価で高
機能な画面指令機能が実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るディーリング通話シス
テムの中継方式図、第2図は第1図のシステムに使用さ
れる通話台の外観を示す斜視図、第3図は第1図のシス
テムの制御ブロック図である。 10……回線制御装置(LCU)、 11……時分割スイッチ(TSW)、 12……Iインターフェース仕様の通話台ライン回路(IB
DLIN)、 14……通話台(DB)、 20……データ端末(DTE)、 22……データ端末インターフェース、(DTEIF) 28……回線釦、 30……タッチスクリーン(画面ディスプレイ)、 34……回線復旧釦、 36……指令解除釦、 38……再送要求釦、 40……液晶ディスプレイ(LCD)、 44……着信、受令リンガ用スピーカ、 46……データ端末制御装置(DTECNT)、 50……中央処理装置、 58……Iインターフェース仕様の通信用LSI(ILSI)、 60……通話台制御装置(BDCPU)、 70……ディスプレイ制御装置(DSPCNT)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 3/56

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面ディスプレイ手段を備えた通話台と時
    分割スイッチを備えた回線制御装置とを、通話チャンネ
    ルを含むデジタルラインインターフーイスを用いて接続
    したディーリング通話システムにおいて、 画面データ送出手段を備えたデータ端末を前記回線制御
    装置に接続し、 前記回線制御装置に、前記データ端末から前記通話台に
    対する画面データの送出要求を受けると、当該通話台に
    対して起動信号を送出する手段と、当該通話台から当該
    起動信号に対する応答信号を受けると、前記時分割スイ
    ッチを制御して前記データ端末と前記通話台との間に通
    話路を設定すると共に、当該データ端末から送出される
    画面データを前記通話チャンネルを介して前記通話台へ
    供給する画面データ供給手段とを備え、 前記通話台に、前記回線制御装置から前記起動信号を受
    けると、これに自動応答して当該回線制御装置に対して
    前記応答信号を送出すると共に、前記通話チャンネルを
    前記画面ディスプレイ手段側に引き込む手段と、前記通
    話チャンネル介して前記画面データを読み込む読込手段
    と、当該読込手段が読み込んだ前記画面データを前記画
    面ディスプレイ手段に表示させるための表示切替手段と
    を備えた、 ことを特徴とするディーリング通話システム。
  2. 【請求項2】前記画面データが指令画面データであり、 前記画面データの送出要求が画面指令であり、 前記データ端末が、指令画面データを入力するための指
    令画面データ入力手段と、前記画面指令を発令するため
    の発令コマンド手段とを備え、 前記回線制御装置が、前記画面指令の発令に応動し、指
    令対象の通話台へ前記画面指令の発令通知を送出する発
    令通知送出手段を備えており、 前記通話台の前記表示切替手段が、前記発令通知に応答
    して前記読込み手段が読込んだ前記画面データを前記画
    面ディスプレイ手段に表示させるように構成されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1記載のディーリング通話シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記回線制御手段の前記画面データ供給手
    段が、前記データ端末を複数の前記通話台へ方方向パス
    でマルチ接続する手段を備えていることを特徴とする請
    求項2記載のディーリング通話システム。
  4. 【請求項4】前記データ端末の前記発令コマンド手段
    が、グループ指令のコマンドと一斉指令のコマンドとを
    選択して発することができるように構成されていること
    を特徴とする請求項2または3記載のディーリング通話
    システム。
  5. 【請求項5】前記通話台が、前記通話チャンネルを画面
    指令用の接続から解放させるための指令解除要求手段
    と、前記指令画面データを再送させるための再送要求手
    段とを備えていることを特徴とする請求項2、3または
    4記載のディーリング通話システム。
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