JP2799056B2 - カップ成型機 - Google Patents

カップ成型機

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JP2799056B2
JP2799056B2 JP2216438A JP21643890A JP2799056B2 JP 2799056 B2 JP2799056 B2 JP 2799056B2 JP 2216438 A JP2216438 A JP 2216438A JP 21643890 A JP21643890 A JP 21643890A JP 2799056 B2 JP2799056 B2 JP 2799056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカップ成型機に係り、特にカップの外周部に
ピータ線を成型するカップ成型機に関する。
〔従来の技術〕
従来より、一般にアイスクリーム用のカップとして第
8図に示されるようなものが知られている。このカップ
101の開口部側の側面には、上蓋(図示せず)の装着を
確実ならしめるために、周状にピータ線と呼ばれる溝10
1aが形成されている。この溝101aはカップ101の内側が
凹状となるように形成されている。
第9図はこのような溝101aの成型機の要部断面図であ
る。図中符号102はチャックであり、このチャック102は
拡径可能な構造を呈している。また、このチャック102
の中央部にはテーパ状の孔102aが穿設されている。この
孔102aにくさび103が進退可能に設けられている。一
方、上記チャック102の外周部には溝形成用の突部102b
が周方向に設けられている。
このような装置において、カップ101の開口部101bを
チャック102に嵌合せしめる。この状態で、くさび103を
図中上方に移動させると、孔102aがテーパ状に形成され
ていることから、チャック102が拡径する方向に放射状
に移動する。すると、これによって突部102bがカップ10
1の側面部を押圧し、さらには、この側面部にピータ線
である溝101aを成型することができる。
ところで、近年、第10図に示すようなアイスクリーム
容器が提案されている。この容器はテーパ状を呈する高
さの高いカップ201の小径側端部にスティック202の柄20
2aを突出させ、さらに上記スティック202のフランジ部2
02bがカップ201の小径側端部近傍に形成されたピータ線
201aにはまり込むようにして、スティック202をカップ2
01に固定するようにしたものである。そして、内容物で
あるアイスクリームは、スティック202のフランジ部202
bを挟んで柄202aと反対側に突出成形された支持棒202c
を覆うようにして固定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述のようにカップの高さが高く、しかも
テーパ形状の小径側端部近傍にピータ線を成型するよう
な場合には、大径側端部からくさびを挿入し、チャック
を拡径するような方法では、くさびの移動距離が大きく
なるために、このピータ線成型作業に時間を要してしま
い、作業効率が悪いといった問題点がある。
本発明は上述のような問題点に鑑みてなされたもので
あり、テーパ形状のカップの小径側端部にピータ線を効
率良く成型することができるカップ成型機を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はブランク板を成型して形成されたカップ本体
部にピータ線を成型することができるカップ成型機にお
いて、上記カップ本体部を挿脱可能なようにテーパ部を
有する雄型と、この雄型の小径側頂部に係合可能な雌型
とを有し、上記雄型は雄型本体部と、この雄型本体部の
頂部側端部に拡径可能に設けられるとともに上記ピータ
線成型用の突部を形成したピータ線成型部材と、このピ
ータ線成型部材を拡径する拡径部材とを備え、上記雌型
は上記拡径部材を駆動させる駆動部を備えていることを
特徴とする。
〔作用〕
雄型にはめ込まれたカップ本体部の小径側頂部に雌型
を係合せしめる。そして、この雌型の駆動部を作動させ
ることによって、雄型の拡径部材が作動する。この拡径
部材の作動に伴なってピータ線成型部材が拡径する。す
ると、ピータ線成型部材の突部がカップ本体部を押圧す
ることにより、カップ本体部にピータ線を成型すること
ができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について
説明する。
第1図は本発明におけるカップ成型機の要部拡大断面
図である。図中符号1は基台であり、この基台1には主
軸2が立設されている。この主軸2には台座3が嵌め込
まれており、この台座3の図中上部にはプレカール部材
4が設けられている。このプレカール部材4は、カップ
本体部の開口部側に形成されるカール部のくせを付ける
ためのものである。そして、このプレカール部材4の図
中上方には雄型5が配設されている。図中符号6は雄型
本体部であり、主軸2に螺着せしめられている。一方、
この雄型本体部6の上部には筒部材7が嵌合せしめら
れ、止めネジ8によって固定されている。この筒部材7
内にはくさび9が挿通されている。そして、この筒部材
7の底部フランジ部7aと、くさび9のフランジ部9aとの
間にスプリング10が介在せしめられており、常時、くさ
び9を図中上方に付勢している。また、くさび9にはチ
ャック11が挿通されている。そして、このチャック11は
頭部材12で覆われている。
第2図は上記チャック11の平面図、第3図は第2図中
III−III矢視断面図である。すなわち、チャック11は第
2図に示すように4つのチャック形成部材13,13,13,13
を引バネ14で締結したものである(第3図)。そして、
この引バネ14によってチャック形成部材13,13,…は各々
常時向心方向に付勢されている。これによって、チャッ
ク11にはくさび挿通孔11aが形成される。一方、各チャ
ック形成部材13,13,…には、それぞれチャック11が形成
された際の外周面に位置するように突部13a,13a…が形
成されており、この突部13a,13a…によって紙カップに
ピータ線を形成することができる。
第4図は本発明におけるカップ成型機の雌型の要部拡
大断面図である。図中符号21はウスであり、このウス21
の図中下面部には雄型5の頂部が嵌まり込む凹部21aが
設けられている。また、この凹部21aの図中上部には凹
部21aに連通するように孔21bが設けられている。そし
て、この孔21bにはくさび駆動軸22が軸方向に移動可能
に配設されている。このくさび駆動軸22の適所にはスト
ッパ22aが設けられており、くさび駆動軸22が所望以上
に図中下方に移動するのを防止するものである。一方、
くさび駆動軸22の上端部は主軸23に穿設された孔23aに
挿入されている。そして、くさび駆動軸22の図中上端近
傍に軸方向に直交する方向に穿設された孔22bに平行ピ
ン24を遊嵌状に貫通し、リング状のクランプ25を主軸23
の外周に巻装することによって、上記平行ピン24の脱落
を防止する。また、上記主軸23は支持部材26のネジ孔26
aを貫通螺着されている。さらに、主軸23の下端部には
スペーサ27を介してバネ28がストッパ22aとの間に介在
せしめられている。一方、上記支持部材26の孔26b,26b
には段付ボルト29,29が遊嵌状に挿通され、ウス21のネ
ジ孔21c,21cに螺着せしめられてい。なお、この段付ボ
ルト29,29の支持部材26とウス21との間にはスプリング3
0,30が巻装されている。なお、図中符号31はナットであ
り、主軸23の支持部材26への固着を、より確実にしてい
る。
このように構成されたカップ成型機の作用について以
下に説明する。
第1図に示すようにカップ32が雌型5に挿入されてい
る。この状態で、雌型であるウス21の凹部21aをカップ3
2の頂部に係合せしめる。そして、主軸23を第4図中下
方に駆動させると、支持部材26もこれに伴なって図中下
方に移動する。これと同時に主軸23に支持されたくさび
駆動軸22も図中下方に移動すると、このくさび駆動軸22
はくさび9をスプリング10の第1図中上方への付勢力に
抗して図中下方に押圧する(第5図)。そして、さらに
くさび9の図中下方への移動が進むと、くさび9のテー
パ部9bによってチャック11が拡径し始める(第6図)。
さらに、くさび9の図中下方への移動が進むと、チャッ
ク形成部材13,13,…の突部13a,13a,…が雄型本体部6と
頭部材12との間の間隙から外方に突出することにより、
カップ32の外周部にピータ線32aを形成することができ
る(第7図)。
このように雄型5内にチャック11を形成したことによ
って、テーパ状のカップの小径側端部近傍にピータ線32
aを短時間で確実に成型することができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したことによって、テーパ
形状のカップの小径側端部にピーク線を効率良く成型す
ることができ、特に時間の短縮化を図ることができる。
また、ピータ線を確実に成型することができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるカップ成型機の要部拡大断面
図、 第2図はチャックの平面図、 第3図は第2図中III−III矢視図、 第4図は本発明におけるカップ成型機の要部拡大断面
図、 第5図は本発明におけるカップ成型機の作用を説明する
要部拡大断面図、 第6図は本発明におけるカップ成型機の作用を説明する
要部拡大断面図、 第7図は本発明におけるカップ成型機の作用を説明する
要部拡大断面図、 第8図は従来一般に使用されているアイスクリーム用カ
ップの斜視図、 第9図は従来のアイスクリーム用カップに周溝に形成す
る周溝形成装置の部分拡大断面図、 第10図は近年提案されているアイスクリーム用カップの
斜視図である。 5……雄型、 5……雄型本体部 9……くさび(拡径部材)、 11……チャック(ピータ線成型部材)、 13a……突部、 22……くさび駆動軸(駆動部)、 32……カップ(カップ本体部)、 32a……ピータ線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブランク板を成型して形成されたカップ本
    体部にピータ線を成型することができるカップ成型機に
    おいて、上記カップ本体部を挿脱可能なようにテーパ部
    を有する雄型と、この雄型の小径側頂部に係合可能な雌
    型とを有し、上記雄型は雄型本体部と、この雄型本体部
    の頂部側端部に拡径可能に設けられるとともに上記ピー
    タ線成型用の突部を形成したピータ線成型部材と、この
    ピータ線成型部材を拡径する拡径部材とを備え、上記雌
    型は上記拡径部材を駆動させる駆動部を備えていること
    を特徴とするカップ成型機。
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HUE029694T2 (en) * 2005-04-15 2017-03-28 Seda Int Packaging Group Spa Method for preparing an insulating container
DE202005014177U1 (de) 2005-09-08 2005-11-17 Seda S.P.A., Arzano Doppelwandiger Becher
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DE102008031812A1 (de) 2008-06-26 2009-12-31 Michael Hörauf Maschinenfabrik GmbH & Co. KG Verfahren und Vorrichtung zum Verpressen mehrerer Lagen eines Bechers oder einer Dose
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