JP2799016B2 - 撮像素子位置調整装置 - Google Patents

撮像素子位置調整装置

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JP2799016B2
JP2799016B2 JP1310366A JP31036689A JP2799016B2 JP 2799016 B2 JP2799016 B2 JP 2799016B2 JP 1310366 A JP1310366 A JP 1310366A JP 31036689 A JP31036689 A JP 31036689A JP 2799016 B2 JP2799016 B2 JP 2799016B2
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tapered
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chassis
case
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、固体撮像素子を使用したカメラなどにお
けるレンズの結像面と固体撮像素子の受光面の位置合わ
せを行うための撮像素子位置調整装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第4図は従来のこの種撮像素子フランジ位置調整装置
を示す断面図である。
図において、1はレンズを取付けるCマウントねじ10
1とレンズ取合面102を有するレンズマウンド、2はレン
ズマウンド1の凸部を軸として摺動するU字形スリツト
201を有するリング、3はリング2のスリツト201に嵌合
されたピン、4は平歯車のように外周に凹凸41が形成さ
れリング2が螺合された調整リング、5はレンズマウン
ト1と共に調整リング4を軸方向に動かないように挾持
するシヤーシ、6はレンズマウント1をシヤーシ5に固
定する止めねじ、7は圧縮コイルばね8の反発力で調整
リング4の凹部に押し付けられたボール、9は圧縮コイ
ルばね8の抜けを防止するようシヤーシ5に螺着された
ねじ、10は受光面111を有する固体撮像素子11と光学フ
イルタ12を収納するケース、13はケース10を位置決めす
るためシヤーシ5に圧入されたガイドピン、14は基板16
を介してケース10をリング2に押しつけている圧縮コイ
ルばね、15はこの圧縮コイルばね14の抜け止めを行うナ
ツトである。
この従来のものでは、リング2の外周ねじ山の巻き方
向と、調整リング4に加える回転力の向きによつて、ケ
ース10の動く方向は異なるが、まず調整リング4にレン
ズマウント1とケース10の距離が拡がる方向の力を加え
た場合について説明する。
調整リング4に規定以上の力を加えると、圧縮コイル
ばね8で押されていたボール7は、シヤーシ5内部に押
し戻されるので、調整リング4が回転を始める。この
時、リング2も螺合部の摩擦力によつて同一方向に回転
しようとするが、ピン3によつてこの動きは阻止される
ので、リング2は軸方向に摺動し、ケース10を押し返
す。そして、ケース10に収められた固体撮像素子11の受
光面111が規定の位置まで移動した時、加えていた力を
なくすと、圧縮コイルばね8で押されたボール7が、調
整リンゲ4の凹部に入り込み、調整リング4が回らない
ようにロツクする。
次に、調整リング4に加える力の向きを逆にした場
合、ケース10は常に圧縮コイルばね14でリング2に押し
付けられているので、同様にして、レンズマウントのレ
ンズ取合面102と固体撮像素子の受光面111間の距離は狭
くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の撮像素子位置調整装置は以上のように構成され
ているので、シヤーシとレンズマウントを分離しておか
ねばならず、部品点数が多くなる。さらに、合致してい
なければならないレンズの像中心と撮像素子の受光面中
心が、止めねじと穴間の隙間、あるいはレンズマウント
とシヤーシ間の隙間によつて、組合せる際にずれるなど
の問題点があつた。
この発明はこのような問題点を解消するためになされ
たもので、構造が簡単で組立持に中心ずれが発生しない
撮像素子位置調整を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係わる撮像位置調整装置は、テーパ状の第
1の係合部を有する撮像素子収納ケースと、レンズを取
り付ける第1のねじ部を有するシャーシと、上記テーパ
状の第1の係合部と嵌合するテーパ状の第2の係合部と
該テーパ状の第2の係合部に対して同心的に設けられ、
上記第1のねじ部に螺合する第2のねじ部を有する撮像
素子位置調整手段と、上記撮像素子位置調整手段の回転
を規制する回転規制手段と、上記撮像素子収納ケースを
上記シャーシ側に付勢する付勢手段とを備えたものであ
る。
また、次の発明の係わる撮像位置調整装置は、撮像素
子位置調整手段は、第2のねじ部より大径な外周面に凹
凸部を、また、回転規制手段は、撮像素子位置調整手段
の凹凸部と係合する突起を設け、該突起を上記凹凸部側
に付勢する弾性変形する梁を具備したものである。
〔作用〕
この発明における撮像位置調整装置は、撮像素子位置
調整手段が、撮像素子収納ケースのテーパ状の第1の係
合部と嵌合するテーパ状の第2の係合部と該テーパ状の
第2の係合部に対して同心的に設けられ、第1のねじ部
に螺合する第2のねじ部を有するので、第2のねじ部の
回転により撮像素子収納ケースとシャーシとの間隔を調
整する場合には、テーパ状の第2の係合部が第2のねじ
部の回転に合わせてテーパ状第1の係合部と係合を保ち
ながら回転することで隙間が生ぜず、構成する部品点数
が少なくなる。
また、次の発明における撮像位置調整装置は、撮像素
子位置調整手段が、第2のねじ部より大径な外周面に凹
凸部を、また、回転規制手段が、撮像素子位置調整手段
の凹凸部と係合する突起を設け、該突起を上記凹凸部側
に付勢する弾性変形する梁を具備したので、構成が簡単
となる。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を第1図にもとづいて説明す
る。
即ち第1図において、17はレンズを取り付けるCマウ
ントねじ171とリブ172とを備えたシヤーシ、18は内面が
テーパ状で外面に平歯車のような凹凸181が形成された
フランジ部182と外面にシヤーシ17のCマウントねじ171
と螺合するねじ183とを備えた調整リング、19は調整リ
ング18の凹凸部181に係合する突起191を持つた弾性変形
する梁192と、調整リング18のテーパ状穴と隙間なく嵌
合する光学フイルタを収納した凸部193を備えると共に
シヤーシ17のリブ172によつて摺動自在に支持された固
体撮像素子を収納するケース、20はケース19に収納され
た固体撮像素子の足によつて保持されている基板、21は
シヤーシ17のリブ172に設けた突起173を軸として、ケー
ス19を調整リング18に押しつけているダブルトーシヨン
形ねじりコイルばねである。なお、その他の構成は、第
4図に示された従来のものと同様であるので、説明を省
略する。
このように構成されたものでは、調整リング18を回す
向きによつて、ケース19の動く方向は異なるが、まずね
じが緩む方向の力を加えた場合について説明する。
調整リング18に規定以上の力を加えると、梁192の弾
性力で調整リング18の凹部に押し付けられていた突起19
1が押し出され調整リング18が回転を始める。この時ケ
ース19も接触面の摩擦力によつて同一方向に回転しよう
とするが、シヤーシ17に設けられたリブ172によつてこ
の動きは阻止されるので、ケース19はCマウントのレン
ズ取合面102と固体撮像素子の受光面111までの距離を拡
げるように平行移動する。この時ケース19はダブルトー
シヨン形ばね21で調整リング18に押しつけられており、
かつ調整リング18とケース19がテーパ面で嵌合している
ので、それぞれの軸がずれることはない。
固体撮像素子の受光面111が規定の位置まで移動した
時、加えていた力をなくすと、梁192の弾性力でケース1
9の突起191が調整リング18の凹部に入り込み規定以下の
力では調整リング18が回らないようにロツクする。次に
調整リング18に加える力の向きを逆にした場合は、ケー
ス19は常にダブルトーシヨン形ばね21によつて調整リン
グ18に押し付けられているので、同様にしてCマウント
のレンズ取合面102と固体撮像素子の受光面111までの距
離は狭くなる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、撮像位置調整装置は、撮像阻止位
置調整手段が、撮像素子収納ケースのテーパ状の第1の
係合部と嵌合するテーパ状の第2の係合部と該テーパ状
の第2の係合部に対して同心的に設けられ、第1のねじ
部に螺合する第2のねじ部を有するので、第2のねじ部
の回転により撮像素子収納ケースとシャーシとの間隔を
調整する場合には、テーパ状の第2の係合部が第2のね
じ部の回転に合わせてテーパ状第1の係合部と係合を保
ちながら回転することで隙間が生せず、中心ずれのない
精度の高い撮像位置調整装置が得られるとともに、構成
する部品点数が少なくなる効果がある。
また、次の発明によれば、撮像位置調整装置は、撮像
素子位置調整手段が、第2のねじ部より大径な外周面に
凹凸部を、また、回転規制手段が、撮像素子位置調整手
段の凹凸部と係合する突起を設け、該突起を上記凹凸部
側に付勢する弾性変形する梁を具備したので、構成が簡
単となり、容易に組み立てることができるとともに、さ
らに調整の際には、第1のねじ部と第2のねじ部の螺合
部のバックラッシュが発生せず容易に調整できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示す図で、第1
図は分解斜視図、第2図は要部断面図、第3図は要部斜
視図、第4図は従来のこの種撮像素子位置調整装置を示
す断面図である。 図中、4、18は調整リング、5、17はシヤーシ、10、19
は撮像素子収納ケース、191は突起、192は梁、193は凸
部である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーパ状の第1の係合部を有する撮像素子
    収納ケースと、 レンズを取り付ける第1のねじ部を有するシャーシと、 上記テーパ状の第1の係合部と嵌合するテーパ状の第2
    の係合部と該テーパ状の第2の係合部に対して同心的に
    設けられ、上記第1のねじ部に螺合する第2のねじ部を
    有する撮像素子位置調整手段と、 上記撮像素子位置調整手段の回転を規制する回転規制手
    段と、 上記撮像素子収納ケースを上記シャーシ側に付勢する付
    勢手段とを備えたことを特徴とする撮像素子位置調整装
    置。
  2. 【請求項2】撮像素子位置調整手段は、第2のねじ部よ
    り大径な外周面に凹凸部を、また、回転規制手段は、撮
    像素子位置調整手段の凹凸部と係合する突起を設け、該
    突起を上記凹凸部側に付勢する弾性変形する梁を具備し
    たことを特徴とする請求項1記載の撮像素子位置調整装
    置。
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JP2010276990A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置のバックフォーカス調整機構
JP6481944B2 (ja) * 2015-09-18 2019-03-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

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