JP2798824B2 - 磁気記録再生装置のテープ巻取り装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のテープ巻取り装置

Info

Publication number
JP2798824B2
JP2798824B2 JP3195459A JP19545991A JP2798824B2 JP 2798824 B2 JP2798824 B2 JP 2798824B2 JP 3195459 A JP3195459 A JP 3195459A JP 19545991 A JP19545991 A JP 19545991A JP 2798824 B2 JP2798824 B2 JP 2798824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
speed
motor
control
control mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3195459A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0540990A (ja
Inventor
修 浅野
直樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3195459A priority Critical patent/JP2798824B2/ja
Publication of JPH0540990A publication Critical patent/JPH0540990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2798824B2 publication Critical patent/JP2798824B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置のテー
プ巻取り装置、特に磁気記録再生装置のテープ巻取り装
置におけるテープの急激なテンション変化を防止するた
めの機能構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、磁気記録担体を着磁させて情報の
記録を行うとともに該磁気記録担体から情報を読み取っ
て出力する磁気記録再生装置が多数商品化されている。
そして、これらには、薄いフィルム上に磁性体が塗布さ
れて作成される磁気テープを磁気記録担体として使用し
たものがあり、この磁気テープを磁気記録担体として使
用する磁気記録再生装置のテープ巻取り装置において
は、再生や録音を行う際のテープ走行速度以外にも、早
送りや巻戻しを行うために、高速でテープが走行するよ
うにテープの速度を設定することができるようになって
いる。しかしながら、上述のように早送りや巻戻しの際
のテープの走行速度は高速であり、急激な速度変化に伴
う磁気テープの損傷が起こってしまうので、これを防止
するために図4に示されているようなテープテンション
安定装置10をテープ巻取り装置に設置して機械的にテ
ープテンションの制御を行っていた。
【0003】このテープテンション安定装置10は、ア
ーム11と、このアーム11上に設置されている止めピ
ン13と、アーム11を一定方向に付勢するバネ15
、から構成されている。前記止めピン13には、磁気
テープ20が掛けられるようになっており、また、アー
ムはA部を中心としてaあるいはbの方向に回転可能に
支持されている。また、アームのB部は、テープを巻き
つけたリールハブ(図示せず)と係合するリールディス
ク17の外周に接することができる。
【0004】このようにして構成されているテープテン
ション安定装置10においては、テープが磁気記録再生
装置に装着されると、テープがcの方向に走行する際、
もしテープテンションが増大した場合、アーム11はA
部を中心としてaの方向に回転する。このときアーム1
1のB部は、リールディスク17の外周より、はずれる
方向に動くため、その接触圧は弱くなり、その結果、リ
ールディスク17は自由に回転することができるのでテ
ープテンションは弱められることになる。また逆に、テ
ープテンションが減少した場合、アーム11はバネ15
により、A部を中心にしてbの方向に回転する。このと
きアーム11のB部は、リールディスクの外周に、より
強く接触することになり、リールディスクにブレーキが
かかる。そのため、テープテンションが増大することに
なる。また、テープの走行する方向が逆の場合、もう一
方のリールディスクに装着された同様の装置がテープテ
ンションを制御する。このようにしてテープテンション
の制御が機械的に行われるようになっている。
【0005】ところが、上述のようなアーム11の動き
は一般的には振動である。すなわち、磁気テープ20の
走行速度が急激に変化すると、瞬間的にはテープテンシ
ョンが増加するが、その直後には、このテープテンショ
ン安定装置10の急激な緩和作用によって、テープテン
ションが減少することになる。ところが、テープテンシ
ョンの増加の変化が急激であるために、テープテンショ
ン安定装置10の作用も急激で、一気にリールディスク
のブレーキがはずれ、テープテンションが下がる。その
為、再びテープテンション安定装置10が、テープテン
ションを上げるよう働くことになる。このようにして、
テープテンションの増加と減少とを繰り返して、テープ
テンションは一定の値に収束していくこととなる。そし
て、このようなテープテンションが一定の値に収束する
までの時間、すなわちテープテンションの増加と減少の
繰り返されることによるテープ走行速度の不安定な時間
は、磁気テープ20の走行速度の変化が急であればある
ほど長く、また、上記時間における不安定な状態の度合
いも、磁気テープ20の走行速度の変化が急であればあ
るほど大きくなる。このような状態の一例が図5に示さ
れているが、かような状態においては、テープテンショ
ン安定装置10のアーム11においてハンチングが起き
ていることがわかる。
【0006】ところで、上述のようなハンチングが起こ
るのは、磁気テープ20の走行速度の変化が急であるか
らであり、これを防止するために、磁気テープ20の走
行速度の変化自体を緩やかにする発明がなされている。
【0007】図6は、このような磁気テープ20の走行
速度の変化自体を緩やかにする従来の発明の一例であ
り、早送りあるいは巻戻しの際の駆動モータの起動シー
ケンスを示したものである。上段にはテープの速度を示
してある。駆動モータのサーボモードには、STOPモ
ード、FG制御過程でのSP5倍速モード、CTL制御
の過程があり、モータ電圧(Motor−Vと表示)は
12Vと18Vの2段階がある。図6に示される通り、
早送りあるいは巻戻しの初期にSPモードの5倍速の速
さでテープが走行するよう加速し、その後駆動モータの
電圧を上げ同時にサーボモードをCTL制御に切換え、
設定されたテープ最高速まで加速していく。なお、FG
制御とは、磁気テープ20を走行させるモータの回転軸
を着磁するなどして、モータの回転により生じるパルス
信号を読んでモータの回転速度を検出してモータの回転
速度を制御する制御方法をいう。また、CTL制御と
は、磁気テープ20に記録されているCTL信号を読ん
で磁気テープ20の走行速度を検出して磁気テープ20
の走行速度を制御する制御方法をいう。そして、SPモ
ードとは、録音再生時における磁気テープ20の定速走
行速度を行うときのモードをいう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の早送り・巻戻し
の駆動モータの起動シーケンスでは早送り・巻戻し動作
の開始直後から、テープ加速中において、テープテンシ
ョン安定装置10のハンチングが大きく、動作が安定す
るまで時間がかかった。これは特に、テンションレギュ
レータのハンチングはテープテンションが急に増大する
とき、つまり、テープに急激な加速を与えたときに起こ
りやすい。また、ハンチングが起こると、テープテンシ
ョンが大きく変動し、CTLヘッドでCTL信号が読み
とれなくなったり、テープが走行系の各ピンのフランジ
に乗り上げ傷がつくこともあるという問題があった。
【0009】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたものであり、磁気記録再生装置のテープ巻取
り装置において、早送りあるいは巻戻し起動時の急激な
テープテンションの増加を起こさぬようにすることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するため手段】以上のような課題を解決す
るために、本発明に係る磁気記録再生装置のテープ巻取
り装置においては、早送り・巻戻し時のテープ駆動モー
タのシーケンスにおいて、早送りあるいは巻戻しを行う
際、テープのたるみをとり、テンションレギュレータの
動作が安定しテープテンションが一定になるまで低速で
テープを巻き取り、その後、高速で早送り・巻戻しを行
う。そして、本発明の早送り・巻戻し時のテープ駆動モ
ータのシーケンスにおいては前記のテープ巻取り動作の
後、数段階に分けて設定された最高速まで順次加速され
る。
【0011】すなわち、バネ等を用いて機械的にテープ
テンションを制御するテープテンション安定装置を有
し、テープを走行させるモータの回転速度を検出してモ
ータの回転速度を制御するFG制御機構と、テープの走
行速度を検出してテープの走行制御するCTL制御機
構とを備え、前記FG制御機構再生時における低速モ
ードと定速モードとを備える磁気記録再生装置のテープ
巻取り装置において、前記FG制御機構が、前記低速モ
ード及び前記定速モードにおけるモータ速度の定数倍の
走行速度でテープを巻き取り、モータの走行速度を低速
で段階的に制御しながらテープを巻き取ることによりテ
ープのたるみをとり、かつテープテンションを一定にす
るFG制御工程と、前記CTL制御機構が、前記FG制
御工程に続いて、前記モータの回転速度を段階的に切り
換えてテープを巻き取ることによって、前記モータの回
転速度を制御しながらテープを高速で巻き取るCTL制
工程と、を含むことを特徴とする。
【0012】また、装置としては、バネ等を用いて機械
的にテープテンションを制御するテープテンション安定
装置を有し、テープを走行させるモータの回転速度を検
出してモータの回転速度を制御するFG制御機構と、テ
ープの走行速度を検出してテープの走行を制御するCT
L制御機構とを備え、前記FG制御機構が再生時におけ
る低速モードと定速モードとを有する磁気記録再生装置
のテープ巻取り装置において、磁気テープの早送りある
いは巻戻しを行う場合に、前記FG制御機構が前記低速
モード及び定速モードにおけるテープ走行速度の定数倍
の走行速度でテープを巻き取ることによりテープ走行速
度を段階的に制御するFG制御と、前記CTL制御機構
が前記モータの回転速度を段階的に切り換えてテープを
巻き取りながらモータの回転速度を制御するCTL制御
と、を切り換える制御機構切換手段と、前記CTL制御
機構が前記モータの回転速度を切り換えるモータ回転速
度切換制御手段とを含むテープ走行速度切換手段を備
え、前記FG制御により段階的な低速制御を行いテープ
のたるみをとり、かつテープテンションが一定になるま
で低速でテープの巻き取りを行い、その後CTL制御に
より高速で早送り・巻戻しを行うことを特徴とする。更
に、これに加えて、前記テープ走行速度切換手段に、早
送り・巻戻しのテープの加速を2段階以上に分けるモー
タ制御手段を含むことを特徴とする。
【0013】
【作用】以上のようにして構成される本発明の磁気記録
再生装置のテープ巻取り装置においては、磁気テープの
早送りあるいは巻戻しを行う際において、 (1)FG制御工程においては、前記低速モード及び前
記定速モードにおけるモータ走行速度の定数倍の走行速
度で磁気テープが巻き取られることによって、モータ
走行速度が制御されながら磁気テープを巻き取られ、 (2)CTL制御工程においては、前記モータの回転速
度を段階的に切り換えてテープが巻き取られることによ
って、前記モータの回転速度が制御されながら磁気テー
プが巻き取られる。
【0014】これにより、磁気テープを早送りあるいは
巻戻しを行う際においては、磁気テープのたるみが取ら
れるとともに、テープテンションが一定になるまで低速
で磁気テープが巻き取られてから、高速で磁気テープの
早送り・巻戻しが行われる。また、本発明に係る磁気記
録再生装置のテープ巻取り装置においては、磁気テープ
の早送りあるいは巻戻しを行う際において、テープ走行
速度切換手段の制御機構切換手段にてFG制御機構とC
TL制御機構とが切り換えられ、テープ走行速度切換手
段のモータ回転速度切換制御手段にてCTL制御が維持
されながらモータの回転速度が切り換えられる。
【0015】これにより、磁気テープを早送りあるいは
巻戻しを行う際においては、磁気テープのたるみが取ら
れるとともに、テープテンションが一定になるまで低速
で磁気テープが巻き取られてから、高速で磁気テープの
早送り・巻戻しが行われる。このようにして、テープの
早送り・巻戻しの加速を行う前に、従来の場合よりも低
速でテープを巻き取るため、テープテンションの急激な
増大を防ぐことができ、テンションレギュレータのハン
チングが軽減される。また、テンションレギュレータの
動作が安定し、テープテンションが一定になるまで、低
速でテープ巻き取り動作を続けるため、その後の加速時
のテープテンションの急激な増大を防ぎ、安定した早送
り・巻戻しが可能となる。すなわち、テープの早送り・
巻戻しを行う際、低速巻き取り動作の後、数段階に分け
てテープを加速していくので、テープテンションが従来
のシーケンスよりもなめらかに増加するためテンション
安定装置のハンチングが軽減され、安定して早送り・巻
戻しが可能となる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の好適な一実施例を示す図で
あり、早送りあるいは巻戻しの起動時のテープ速度と駆
動モータの加速シーケンスが示されている。
【0017】本実施例に係る駆動モータは、STOP,
FG,CTLのサーボモードを有しており、本実施例に
おいては、FGサーボの中でも2段階、すなわちEP1
倍速とSP5倍速の2段階が設置されている。また駆動
モータ電圧(図1では、Moter−Vとして表示)も
12Vと20Vの2段階がある。
【0018】また、図2は本発明のシステム図を示した
ものである。
【0019】この図2に示されているように、本実施例
に係る磁気記録再生装置のテープ巻取装置は、コントロ
ーラ30と、コントローラ30に接続されている制御機
構切換手段32及びモータ駆動電圧切換手段(モータ回
転速度切換制御手段)34と、同じくコントローラ30
に接続されているサーボ制御手段36と、駆動モータ3
8と、CTL制御手段40と、FG制御手段42とから
構成されている。なお、本実施例に係る磁気記録再生装
置のテープ巻取装置は、テープテンション安定装置10
(以下、テンションレギュレータと称す)を当然のこと
ながら有してはいるが、これは従来と同様であるため、
ここでは省略されている。
【0020】このようにして構成される本実施例に係る
磁気記録再生装置のテープ巻取装置においては、駆動モ
ータ38はモータ駆動電圧切換手段34とCTL制御手
段40とFG制御手段42によって制御されることとな
る。
【0021】駆動モータ38がFG制御される場合に
は、制御機構切換手段32においてスイッチは32a側
に切り換えられることとなる。そして、着磁された駆動
モータ38の回転軸の検出を行うことによって、駆動モ
ータ38の回転速度が検出され、その速度に基づいて駆
動モータ38の回転速度が制御されて、本装置に設置さ
れる磁気テープ20の走行速度が制御される。なお、こ
のときの駆動モータ38の回転駆動電圧は12Vに保た
れ、この状態でEP1倍速からSP5倍速に切り換えら
れるようになっている(図1中の部及び部)。ま
た、駆動モータ38がCTL制御される場合には、制御
機構切換手段32においてスイッチは32b側に切り換
えられて、磁気テープ20に記録されているCTL信号
を検出することによって磁気テープ20の走行速度が制
御される。なお、このときの駆動モータ38の回転駆動
電圧は、モータ駆動電圧切換手段34に設置されている
スイッチが切り換えられることによって途中で12Vか
ら20Vに切り換えられるようになっている(図1中の
部及び部)。こうして、最終的には、磁気テープ2
0の走行速度は、テープ最高速、すなわち通常の走行速
度の300〜400倍程度まで上げられることとなる。
【0022】図3は、本実施例に係る磁気記録再生装置
のテープ巻取装置の動作を示すフローチャートである。
【0023】ここで、この図3に基づいて本実施例に係
る磁気記録再生装置のテープ巻取装置の図1に沿った動
作について詳細に説明していくと、早送り・巻戻しの駆
動モータの起動シーケンスにおいては、部では、FG
制御に切り換えられて(S101)、EPモードのテー
プ速度で初期の磁気テープ20のたるみが取られ(S1
02)、テンションレギュレータが安定し、テープテン
ションが一定になるまで磁気テープ20が定速で巻き取
られる(S103)。そして、次の部では、磁気テー
プ20の走行速度はSPモードの5倍速まで加速され
(S104)、ここでもS103のときと同様にして、
この段階でテンションレギュレータの動作が安定し、テ
ープテンションが一定になるまで磁気テープ20が定速
で巻き取られる(S105)。そしてさらに、部で
は、駆動モータ38におけるサーボモードがFGサーボ
からCTLサーボに切り換えられ(S106)、部で
はさらに、モータ駆動電圧切換手段34によって、駆動
モータ38の回転駆動電圧が12Vから20Vに切り換
えられ、駆動モータ38の電圧を上げて設定したテープ
最高速まで加速が続けられる(S107)。
【0024】このようにして設定される本実施例に係る
駆動モータのシーケンスでは、テープの早送り・巻戻し
の加速を行う前に、従来の場合よりも低速でテープを巻
き取るため、テープテンションの急激な増大を防ぐこと
ができ、テンションレギュレータのハンチングが軽減さ
れる。また、テンションレギュレータの動作が安定し、
テープテンションが一定になるまで、低速でテープ巻き
取り動作を続けるため、その後の加速時のテープテンシ
ョンの急激な増大を防ぎ、安定した早送り・巻戻しが可
能となる。
【0025】なお、上記実施例では、初期の低速テープ
巻き取り動作をEPモードの1倍速としたが他のテープ
速度であっても同様の効果を奏する。
【0026】また、テープ速度の加速を3段階に分ける
シーケンスもそれぞれの段階のサーボモードやテープ速
度も上記実施例に限ったことではない。さらに3段階に
分割した加速も4段階以上にしても同様の効果があるの
はいうまでもない。また駆動モータの回転駆動電圧につ
いても上記実施例に限ったことではない。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、テープの早送り・巻戻しを行う際、低速巻き取り動
作の後、数段階に分けてテープを加速していくので、テ
ープテンションが従来のシーケンスよりもなめらかに増
加するためテンション安定装置のハンチングが軽減さ
れ、安定して早送り・巻戻しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例に係るテープ駆動モー
タのシーケンスを示した図である。
【図2】本発明の好適な一実施例に係るテープ駆動モー
タの機能構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例に係る磁気記録再生装置のテープ巻取
装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来の駆動モータのシーケンスを示した図であ
る。
【図5】テープテンション安定装置(テンションレギュ
レータ)の構成を示した図である。
【図6】ハンチング時のテープテンションの様子を示し
た図である。
【符号の説明】
10 テープテンション安定装置(テンションレギュレ
ータ) 20 磁気テープ 30 コントローラ 32 制御機構切換手段 34 モータ駆動電圧切換手段(モータ回転速度切換制
御手段) 36 サーボ制御手段 38 駆動モータ 40 CTL制御手段 42 FG制御手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネ等を用いて機械的にテープテンショ
    ンを制御するテープテンション安定装置を有し、テープ
    を走行させるモータの回転速度を検出してモータの回転
    速度を制御するFG制御機構と、テープの走行速度を検
    出してテープの走行制御するCTL制御機構とを備
    、前記FG制御機構が再生時における低速モードと定
    速モードとを有する磁気記録再生装置のテープ巻取り装
    置において、 磁気テープの早送りあるいは巻戻しを行う場合に、前記
    FG制御機構が前記低速モード及び定速モードにおける
    テープ走行速度の定数倍の走行速度でテープを巻き取る
    ことによりテープ走行速度を段階的に制御するFG制御
    前記CTL制御機構が前記モータの回転速度を段階
    的に切り換えてテープを巻き取りながらモータの回転速
    度を制御するCTL制御を切り換える制御機構切換
    手段と、 記CTL制御機構前記モータの回転速度を切り換え
    るモータ回転速度切換制御手段とを含むテープ走行速度
    切換手段を備え、前記FG制御により段階的な低速制御を行い テープのた
    るみをとり、かつテープテンションが一定になるまで低
    速でテープ巻き取りを行い、その後CTL制御により
    高速で早送り・巻戻しを行うことを特徴とする磁気記録
    再生装置のテープ巻取り装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテープ巻取り装置におい
    て、 前記テープ走行速度切換手段は更に、 早送り・巻戻しのテープの加速を2段階以上に分けるモ
    ータ制御手段を含むことを特徴とする磁気記録再生装置
    のテープ巻取り装置。
  3. 【請求項3】 バネ等を用いて機械的にテープテンショ
    ンを制御するテープテンション安定装置を有し、テープ
    を走行させるモータの回転速度を検出してモータの回転
    速度を制御するFG制御機構と、テープの走行速度を検
    出してテープの走行制御するCTL制御機構とを備
    え、前記FG制御機構再生時における低速モードと定
    速モードとを備える磁気記録再生装置のテープ巻取り装
    置において 前記FG制御機構が、前記低速モード及び前記定速モー
    ドにおけるモータ速度の定数倍の走行速度でテープを巻
    き取り、モータの走行速度を低速で段階的に制御しなが
    らテープを巻き取ることによりテープのたるみをとり、
    かつテープテンションを一定にするFG制御工程と、 前記CTL制御機構が前記FG制御工程に続いて、
    記モータの回転速度を段階的に切り換えてテープを巻き
    取ることによって、前記モータの回転速度を制御しなが
    らテープを高速で巻き取るCTL制御工程と、 を含む ことを特徴とする磁気記録再生装置のテープ巻取
    り方法。
JP3195459A 1991-08-05 1991-08-05 磁気記録再生装置のテープ巻取り装置 Expired - Fee Related JP2798824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195459A JP2798824B2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 磁気記録再生装置のテープ巻取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195459A JP2798824B2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 磁気記録再生装置のテープ巻取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0540990A JPH0540990A (ja) 1993-02-19
JP2798824B2 true JP2798824B2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=16341428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3195459A Expired - Fee Related JP2798824B2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 磁気記録再生装置のテープ巻取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2798824B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0540990A (ja) 1993-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06195662A (ja) 磁気テ−プ装置及びこの磁気ヘッドの移動方法
JP2798824B2 (ja) 磁気記録再生装置のテープ巻取り装置
JP2545800B2 (ja) カセツトテ−プロ−デイング装置
JPH11162048A (ja) テープ状媒体走行装置
JP2635625B2 (ja) 磁気テープ駆動装置
JP3048756U (ja) 磁気記録再生装置
JP2793739B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0749631Y2 (ja) 回転ヘツド式磁気記録再生装置
JP2933455B2 (ja) テーププレーヤのリールモータ制御装置
JP2658040B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP2567521B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2750957B2 (ja) 磁気記録再生装置の加減速装置
JPS62192053A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0358339A (ja) リール駆動装置
JPH05101490A (ja) テープ走行速度制御装置
JPH0554480A (ja) テンシヨンサーボ回路
JPH04195955A (ja) 磁気記録再生装置のリール駆動機構
JPS62154349A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0246558A (ja) テープ状記録媒体巻取装置
JPH11273189A (ja) テープ走行制御装置
JPH028382B2 (ja)
KR19980031213A (ko) 비데오 카세트 레코더의 테이프 주행 속도 제어 방법
JPH02257458A (ja) テープローディング装置
JPH02297748A (ja) 磁気テープ装置のリール駆動装置
JPH0831054A (ja) テープ張力制御機構

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees