JP2795635B2 - 引戸用自在ストップ装置 - Google Patents
引戸用自在ストップ装置Info
- Publication number
- JP2795635B2 JP2795635B2 JP16503596A JP16503596A JP2795635B2 JP 2795635 B2 JP2795635 B2 JP 2795635B2 JP 16503596 A JP16503596 A JP 16503596A JP 16503596 A JP16503596 A JP 16503596A JP 2795635 B2 JP2795635 B2 JP 2795635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- door
- roller
- main body
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レールに沿ってス
ライドして開閉する引戸において、どの位置でも停止さ
せることができるようにした引戸用自在ストップ装置に
関するものである。
ライドして開閉する引戸において、どの位置でも停止さ
せることができるようにした引戸用自在ストップ装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からレールに沿ってスライドして開
閉する引戸には開かれた引戸を自動的に閉じるための引
戸クローザーが装備されており、開かれた引戸から手を
離すと引戸は引戸クローザーにより自動的に閉じること
ができるようになっている。
閉する引戸には開かれた引戸を自動的に閉じるための引
戸クローザーが装備されており、開かれた引戸から手を
離すと引戸は引戸クローザーにより自動的に閉じること
ができるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、引戸を任意の
位置で開いた状態に保持しようとしても引戸から手を離
すと引戸クローザーのばね力により引戸は自動的に閉じ
てしまい、引戸を任意の位置で開いた状態に保持するこ
とはできなかった。
位置で開いた状態に保持しようとしても引戸から手を離
すと引戸クローザーのばね力により引戸は自動的に閉じ
てしまい、引戸を任意の位置で開いた状態に保持するこ
とはできなかった。
【０００４】本発明はこのような課題を解決するもの
で、引戸クローザーにより自動的に閉じるように構成さ
れた引戸において、どの位置でも停止させることができ
るようにした引戸用自在ストップ装置を提供することを
目的とするものである。
で、引戸クローザーにより自動的に閉じるように構成さ
れた引戸において、どの位置でも停止させることができ
るようにした引戸用自在ストップ装置を提供することを
目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、建物の出入り口の上方に設けたレール上に
載る吊り戸車を上端に備え、レールに沿ってスライドし
て開閉する引戸において、引戸の上端に自在ストップ装
置の本体部を取り付け、この本体部の内部には円周方向
に前記レール上に載る溝を有し、この溝の両側に鍔部を
有し、両側の鍔部の外周の同箇所にそれぞれ少なくとも
１つの円弧状の凹部が形成されてなる戸車を水平な軸に
より枢支して備え、さらに前記本体部の内部には水平な
軸により揺動自在な支持金具を設けるとともに、この支
持金具に前記両側の鍔部の円弧状の凹部に嵌入できるよ
うにばねによって戸車側に押し付ける方向に付勢され水
平な軸により枢支されたローラを設けてなることを要旨
とするものである。また本発明は、建物の出入り口の上
方に設けたレール上に載る吊り戸車を上端に備え、レー
ルに沿ってスライドして開閉する引戸において、引戸の
上端に自在ストップ装置の本体部を取り付け、この本体
部の内部には前記レール上に載る戸車を水平な軸により
枢支して備え、この戸車の外周に摩擦樹脂層を設け、さ
らに前記本体部の内部には水平な軸により揺動自在な支
持金具を設けるとともに、この支持金具にばねによって
前記戸車側に押し付ける方向に付勢され水平な軸により
枢支されたローラを設け、このローラの外周に前記戸車
側の摩擦樹脂層に当接する摩擦樹脂層を設けてなること
を要旨とするものである。
に本発明は、建物の出入り口の上方に設けたレール上に
載る吊り戸車を上端に備え、レールに沿ってスライドし
て開閉する引戸において、引戸の上端に自在ストップ装
置の本体部を取り付け、この本体部の内部には円周方向
に前記レール上に載る溝を有し、この溝の両側に鍔部を
有し、両側の鍔部の外周の同箇所にそれぞれ少なくとも
１つの円弧状の凹部が形成されてなる戸車を水平な軸に
より枢支して備え、さらに前記本体部の内部には水平な
軸により揺動自在な支持金具を設けるとともに、この支
持金具に前記両側の鍔部の円弧状の凹部に嵌入できるよ
うにばねによって戸車側に押し付ける方向に付勢され水
平な軸により枢支されたローラを設けてなることを要旨
とするものである。また本発明は、建物の出入り口の上
方に設けたレール上に載る吊り戸車を上端に備え、レー
ルに沿ってスライドして開閉する引戸において、引戸の
上端に自在ストップ装置の本体部を取り付け、この本体
部の内部には前記レール上に載る戸車を水平な軸により
枢支して備え、この戸車の外周に摩擦樹脂層を設け、さ
らに前記本体部の内部には水平な軸により揺動自在な支
持金具を設けるとともに、この支持金具にばねによって
前記戸車側に押し付ける方向に付勢され水平な軸により
枢支されたローラを設け、このローラの外周に前記戸車
側の摩擦樹脂層に当接する摩擦樹脂層を設けてなること
を要旨とするものである。
【０００６】この構成により、引戸クローザーにより自
動的に閉じるように構成された引戸において、戸車の両
側の鍔部の円弧状の凹部にローラに嵌入するか、または
戸車およびローラの外周にそれぞれ設けた摩擦樹脂層間
で生じる摩擦により、引戸をどの位置でも停止させるこ
とができる。
動的に閉じるように構成された引戸において、戸車の両
側の鍔部の円弧状の凹部にローラに嵌入するか、または
戸車およびローラの外周にそれぞれ設けた摩擦樹脂層間
で生じる摩擦により、引戸をどの位置でも停止させるこ
とができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、図１〜図５に示す
第１の実施の形態について説明すると、１は建物の出入
り口２の上方に設けたレール３上に載る吊り戸車４を上
端に備え、レール３に沿ってスライドして開閉する引戸
である。前記吊り戸車４は引戸１の上端における幅方向
両端近傍部に取り付けた吊り戸車支持金具５に枢支され
てレール３上に載っている。引戸１は図１における矢印
Ａ方向にスライドして出入り口２を開くようになってお
り、図面では示されていないが、開かれた引戸１を自動
的に閉じるための引戸クローザーが装備されている。
て、図面に基づいて説明する。先ず、図１〜図５に示す
第１の実施の形態について説明すると、１は建物の出入
り口２の上方に設けたレール３上に載る吊り戸車４を上
端に備え、レール３に沿ってスライドして開閉する引戸
である。前記吊り戸車４は引戸１の上端における幅方向
両端近傍部に取り付けた吊り戸車支持金具５に枢支され
てレール３上に載っている。引戸１は図１における矢印
Ａ方向にスライドして出入り口２を開くようになってお
り、図面では示されていないが、開かれた引戸１を自動
的に閉じるための引戸クローザーが装備されている。
【０００８】６は前記引戸１の上端における幅方向両端
近傍部に取り付けた吊り戸車支持金具５の何れか一方に
連結金具７を介して取り付けられた自在ストップ装置の
本体部で、この本体部６の内部には本体部６下端の開口
部より下方にやや突出して前記吊り戸車４と同様にレー
ル３上に載る戸車８を備えている。この戸車８は前記吊
り戸車４と同様に円周方向に前記レール３上に載る溝８
ａを有し、この溝８ａの両側に溝８ａよりも大径の鍔部
８ｂを有し、両側の鍔部８ｂの外周の同箇所にそれぞれ
１つの円弧状の凹部８ｃが形成されている。このような
構成の戸車８は前記本体部６にほぼ中央部が水平な軸９
により枢支されたほぼ水平状態の支持金具10の一端に水
平な軸11により枢支されている。前記支持金具10の他端
側は支持金具10をして戸車８を前記レール３上に強く当
たるように付勢するためにばね12により上方に引っ張ら
れている。このばね12によって上方に引っ張られている
支持金具10の他端側は前記一方の吊り戸車支持金具５に
近接した本体部６の一端側位置にあり、支持金具10の一
端は前記軸９を境に吊り戸車支持金具５から離れた位置
にある。前記本体部６の内部には前記両側の鍔部８ｂの
円弧状の凹部８ｃに同時に嵌入できるようにばね13によ
って戸車８側に押し付ける方向に付勢されたローラ14が
設けられている。さらに詳しくは、このローラ14は前記
本体部６の他端側に水平な軸15により枢支された支持金
具16の先端に水平な軸17により枢支された支持金具18に
対し水平な軸19により枢支されている。支持金具16に対
する支持金具18の枢支部には支持金具18を上向きに付勢
するばね20が設けられ、支持金具16に対し支持金具18が
一直線状となった状態よりも支持金具18が上向きに回動
するのを支持金具16と支持金具18との当接部21により止
めている。また、前記支持金具18の内部に前記ローラ14
を戸車８側に押し付ける方向に付勢する前記ばね13が設
けられている。さらに、前記本体部６には前記支持金具
16が一定角度より大きな角度で下向きにならないように
支持金具16を受けるストッパーピン22が設けられ、前記
ローラ14が前記戸車８の軸11の高さよりも低くなるよう
に傾いた状態においてもローラ14が戸車８の鍔部８ｂの
外周に当接するように設定されている。なお、図面では
示されていないが、引戸１の下端はガイドローラーに支
持されて前後方向の揺れが防止されている。
近傍部に取り付けた吊り戸車支持金具５の何れか一方に
連結金具７を介して取り付けられた自在ストップ装置の
本体部で、この本体部６の内部には本体部６下端の開口
部より下方にやや突出して前記吊り戸車４と同様にレー
ル３上に載る戸車８を備えている。この戸車８は前記吊
り戸車４と同様に円周方向に前記レール３上に載る溝８
ａを有し、この溝８ａの両側に溝８ａよりも大径の鍔部
８ｂを有し、両側の鍔部８ｂの外周の同箇所にそれぞれ
１つの円弧状の凹部８ｃが形成されている。このような
構成の戸車８は前記本体部６にほぼ中央部が水平な軸９
により枢支されたほぼ水平状態の支持金具10の一端に水
平な軸11により枢支されている。前記支持金具10の他端
側は支持金具10をして戸車８を前記レール３上に強く当
たるように付勢するためにばね12により上方に引っ張ら
れている。このばね12によって上方に引っ張られている
支持金具10の他端側は前記一方の吊り戸車支持金具５に
近接した本体部６の一端側位置にあり、支持金具10の一
端は前記軸９を境に吊り戸車支持金具５から離れた位置
にある。前記本体部６の内部には前記両側の鍔部８ｂの
円弧状の凹部８ｃに同時に嵌入できるようにばね13によ
って戸車８側に押し付ける方向に付勢されたローラ14が
設けられている。さらに詳しくは、このローラ14は前記
本体部６の他端側に水平な軸15により枢支された支持金
具16の先端に水平な軸17により枢支された支持金具18に
対し水平な軸19により枢支されている。支持金具16に対
する支持金具18の枢支部には支持金具18を上向きに付勢
するばね20が設けられ、支持金具16に対し支持金具18が
一直線状となった状態よりも支持金具18が上向きに回動
するのを支持金具16と支持金具18との当接部21により止
めている。また、前記支持金具18の内部に前記ローラ14
を戸車８側に押し付ける方向に付勢する前記ばね13が設
けられている。さらに、前記本体部６には前記支持金具
16が一定角度より大きな角度で下向きにならないように
支持金具16を受けるストッパーピン22が設けられ、前記
ローラ14が前記戸車８の軸11の高さよりも低くなるよう
に傾いた状態においてもローラ14が戸車８の鍔部８ｂの
外周に当接するように設定されている。なお、図面では
示されていないが、引戸１の下端はガイドローラーに支
持されて前後方向の揺れが防止されている。
【０００９】上記構成において、引戸１を前記引戸クロ
ーザーのばねの力に抗してスライドさせて引戸１を例え
ば出入り口２を半分程度開いた状態で止めたい場合は、
引戸クローザーのばねの力に抗して開く方向にスライド
させることにより、前記戸車８は図２における時計方向
に回転するとともに、前記ローラ14は前記軸15の高さよ
りも高い位置で戸車８の鍔部８ｂの外周に当接した状態
で回転する。そして、引戸１のスライドを出入り口２を
半分程度開いた状態で止め、その状態から引戸１を閉じ
る方向に少しスライドさせて戸車８を逆転（閉じる方向
に回転）させることにより前記ローラ14が前記両側の鍔
部８ｂの円弧状の凹部８ｃに同時に嵌入し、戸車８の閉
じる方向への回転が止められる。従って、引戸１に引戸
クローザーのばねの力が閉じる方向に掛かっていても、
前記ローラ14の円弧状の凹部８ｃへの嵌入係止により引
戸１は出入り口２を半分程度開いた状態で保持される。
この状態から引戸１を閉じるときは手で引戸１に閉じる
方向に力を与えることにより、戸車８が閉じる方向に回
転しようとして、前記凹部８ｃにより前記ローラ14が前
記ばね13力に抗して押され、ローラ14が凹部８ｃに嵌入
した状態で前記支持金具16と支持金具18が前記軸15の周
りで下向きに回転し、ローラ14が凹部８ｃから抜け出
て、その後は引戸１から手を離すことにより引戸１は引
戸クローザーのばねの力により自動的に閉じられる。閉
じられた引戸１を開くときは、引戸１に引戸クローザー
のばねの力に抗して開く方向に力を与えることにより、
前記出入り口２を半分程度開いた状態で保持された引戸
１を閉じるときとは逆の動作でローラ14が凹部８ｃに嵌
入した状態で前記支持金具16と支持金具18が前記軸15の
周りで上向きに回転し、ローラ14が凹部８ｃから抜け出
た後は引き続いて引戸１に引戸クローザーのばねの力に
抗して開く方向に力を与えることにより引戸１はスライ
ドして開かれる。
ーザーのばねの力に抗してスライドさせて引戸１を例え
ば出入り口２を半分程度開いた状態で止めたい場合は、
引戸クローザーのばねの力に抗して開く方向にスライド
させることにより、前記戸車８は図２における時計方向
に回転するとともに、前記ローラ14は前記軸15の高さよ
りも高い位置で戸車８の鍔部８ｂの外周に当接した状態
で回転する。そして、引戸１のスライドを出入り口２を
半分程度開いた状態で止め、その状態から引戸１を閉じ
る方向に少しスライドさせて戸車８を逆転（閉じる方向
に回転）させることにより前記ローラ14が前記両側の鍔
部８ｂの円弧状の凹部８ｃに同時に嵌入し、戸車８の閉
じる方向への回転が止められる。従って、引戸１に引戸
クローザーのばねの力が閉じる方向に掛かっていても、
前記ローラ14の円弧状の凹部８ｃへの嵌入係止により引
戸１は出入り口２を半分程度開いた状態で保持される。
この状態から引戸１を閉じるときは手で引戸１に閉じる
方向に力を与えることにより、戸車８が閉じる方向に回
転しようとして、前記凹部８ｃにより前記ローラ14が前
記ばね13力に抗して押され、ローラ14が凹部８ｃに嵌入
した状態で前記支持金具16と支持金具18が前記軸15の周
りで下向きに回転し、ローラ14が凹部８ｃから抜け出
て、その後は引戸１から手を離すことにより引戸１は引
戸クローザーのばねの力により自動的に閉じられる。閉
じられた引戸１を開くときは、引戸１に引戸クローザー
のばねの力に抗して開く方向に力を与えることにより、
前記出入り口２を半分程度開いた状態で保持された引戸
１を閉じるときとは逆の動作でローラ14が凹部８ｃに嵌
入した状態で前記支持金具16と支持金具18が前記軸15の
周りで上向きに回転し、ローラ14が凹部８ｃから抜け出
た後は引き続いて引戸１に引戸クローザーのばねの力に
抗して開く方向に力を与えることにより引戸１はスライ
ドして開かれる。
【００１０】なお、図面に示す実施の形態では、戸車８
の鍔部８ｂの外周に１つの凹部８ｃが形成されている
が、鍔部８ｂの外周に複数の凹部を形成するようにして
も良く、これにより引戸１の停止位置を小刻みに定める
ことができる。
の鍔部８ｂの外周に１つの凹部８ｃが形成されている
が、鍔部８ｂの外周に複数の凹部を形成するようにして
も良く、これにより引戸１の停止位置を小刻みに定める
ことができる。
【００１１】次に、図６に示す第２の実施の形態につい
て説明すると、前記第１の実施の形態では前記ローラ14
が前記戸車８の両側の鍔部８ｂの円弧状の凹部８ｃに同
時に嵌入し、戸車８の閉じる方向への回転を止め、自在
ストップできるようになっているが、第２の実施の形態
では戸車８の両側の鍔部８ｂに円弧状の凹部８ｃを設け
ずに、両側の鍔部８ｂと８ｂとの間で戸車８の外周に外
周面が鍔部８ｂの外周面より外側にやや突出するように
合成ゴム材料などの軟質樹脂材料からなる摩擦樹脂層23
を設け、一方前記ローラ14の表面にウレタンゴム材料な
どの軟質樹脂材料からなる摩擦樹脂層24を設け、この摩
擦樹脂層24が前記摩擦樹脂層23に圧接することによって
生じる両者間の摩擦により前記第１の実施の形態と同様
に戸車８の閉じる方向への回転を止めるようになってい
る。
て説明すると、前記第１の実施の形態では前記ローラ14
が前記戸車８の両側の鍔部８ｂの円弧状の凹部８ｃに同
時に嵌入し、戸車８の閉じる方向への回転を止め、自在
ストップできるようになっているが、第２の実施の形態
では戸車８の両側の鍔部８ｂに円弧状の凹部８ｃを設け
ずに、両側の鍔部８ｂと８ｂとの間で戸車８の外周に外
周面が鍔部８ｂの外周面より外側にやや突出するように
合成ゴム材料などの軟質樹脂材料からなる摩擦樹脂層23
を設け、一方前記ローラ14の表面にウレタンゴム材料な
どの軟質樹脂材料からなる摩擦樹脂層24を設け、この摩
擦樹脂層24が前記摩擦樹脂層23に圧接することによって
生じる両者間の摩擦により前記第１の実施の形態と同様
に戸車８の閉じる方向への回転を止めるようになってい
る。
【００１２】なお、この第２の実施の形態において、本
体部６にはローラ14が戸車８を載り超えて下向きになっ
たときに適当な角度で受けるための受け部材25が設けら
れている。具体的には受け部材25は本体部６にビス止め
される金具26と、この金具26上に固着されスポンジ材料
からなる弾性体27とから構成され、ローラ14を枢支する
支持金具18が弾性体27上に載って受けるようになってい
る。このとき、弾性体27はスポンジ材料からなるので、
支持金具18と弾性体27との当接による金属音を発するこ
とがない。
体部６にはローラ14が戸車８を載り超えて下向きになっ
たときに適当な角度で受けるための受け部材25が設けら
れている。具体的には受け部材25は本体部６にビス止め
される金具26と、この金具26上に固着されスポンジ材料
からなる弾性体27とから構成され、ローラ14を枢支する
支持金具18が弾性体27上に載って受けるようになってい
る。このとき、弾性体27はスポンジ材料からなるので、
支持金具18と弾性体27との当接による金属音を発するこ
とがない。
【００１３】さらに、前記２つの実施の形態において、
ローラ14を支持するための支持金具16，18および前記ば
ね13などの取り付け部を含む内部機構は、図面に示され
る構成に限定されるものではない。
ローラ14を支持するための支持金具16，18および前記ば
ね13などの取り付け部を含む内部機構は、図面に示され
る構成に限定されるものではない。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、引戸クロ
ーザーにより自動的に閉じるように構成された引戸にお
いて、どの位置でも停止させることができるようにし、
構成ならびに操作が簡単な引戸用自在ストップ装置を提
供することができる。
ーザーにより自動的に閉じるように構成された引戸にお
いて、どの位置でも停止させることができるようにし、
構成ならびに操作が簡単な引戸用自在ストップ装置を提
供することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態における引戸用自在
ストップ装置を備えた引戸の配設状態を示す正面図であ
る。
ストップ装置を備えた引戸の配設状態を示す正面図であ
る。
【図２】同要部拡大一部切り欠き正面図である。
【図３】同要部拡大一部切り欠き平面図である。
【図４】同要部拡大側面図である。
【図５】同戸車の鍔部の凹部にローラが嵌入した引戸の
ストップ状態を示す要部拡大一部切り欠き正面図であ
る。
ストップ状態を示す要部拡大一部切り欠き正面図であ
る。
【図６】本発明の第２の実施の形態における引戸用自在
ストップ装置の要部拡大一部切り欠き正面図である。
ストップ装置の要部拡大一部切り欠き正面図である。
１ 引戸 ２ 出入り口 ３ レール ４ 吊り戸車 ５ 吊り戸車支持金具 ６ 本体部 ７ 連結金具 ８ 戸車 ８ａ 溝 ８ｂ 鍔部 ８ｃ 凹部 ９ 軸 １０ 支持金具 １１ 軸 １２ ばね １３ ばね １４ ローラ １５ 軸 １６ 支持金具 １７ 軸 １８ 支持金具 １９ 軸 ２０ ばね ２２ ストッパーピン ２３，２４ 摩擦樹脂層 ２５ 受け部材 ２６ 金具 ２７ 弾性体
Claims (2)
- 【請求項１】 建物の出入り口の上方に設けたレール上
に載る吊り戸車を上端に備え、レールに沿ってスライド
して開閉する引戸において、引戸の上端に自在ストップ
装置の本体部を取り付け、この本体部の内部には円周方
向に前記レール上に載る溝を有し、この溝の両側に鍔部
を有し、両側の鍔部の外周の同箇所にそれぞれ少なくと
も１つの円弧状の凹部が形成されてなる戸車を水平な軸
により枢支して備え、さらに前記本体部の内部には水平
な軸により揺動自在な支持金具を設けるとともに、この
支持金具に前記両側の鍔部の円弧状の凹部に嵌入できる
ようにばねによって戸車側に押し付ける方向に付勢され
水平な軸により枢支されたローラを設けてなることを特
徴とする引戸用自在ストップ装置。 - 【請求項２】 建物の出入り口の上方に設けたレール上
に載る吊り戸車を上端に備え、レールに沿ってスライド
して開閉する引戸において、引戸の上端に自在ストップ
装置の本体部を取り付け、この本体部の内部には前記レ
ール上に載る戸車を水平な軸により枢支して備え、この
戸車の外周に摩擦樹脂層を設け、さらに前記本体部の内
部には水平な軸により揺動自在な支持金具を設けるとと
もに、この支持金具にばねによって前記戸車側に押し付
ける方向に付勢され水平な軸により枢支されたローラを
設け、このローラの外周に前記戸車側の摩擦樹脂層に当
接する摩擦樹脂層を設けてなることを特徴とする引戸用
自在ストップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16503596A JP2795635B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-06-26 | 引戸用自在ストップ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-42300 | 1996-02-29 | ||
| JP4230096 | 1996-02-29 | ||
| JP16503596A JP2795635B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-06-26 | 引戸用自在ストップ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09291750A JPH09291750A (ja) | 1997-11-11 |
| JP2795635B2 true JP2795635B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=26381956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16503596A Expired - Lifetime JP2795635B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-06-26 | 引戸用自在ストップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2795635B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4591936B2 (ja) * | 2001-01-31 | 2010-12-01 | 株式会社Ｓｋｂ | 自閉式引戸の途中停止装置 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16503596A patent/JP2795635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09291750A (ja) | 1997-11-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4661592B2 (ja) | ドアクローザ | |
| JPH09228714A (ja) | 車両用スライド扉全開保持装置 | |
| JPH0116647Y2 (ja) | ||
| US4102005A (en) | Door closer arm | |
| JP2795635B2 (ja) | 引戸用自在ストップ装置 | |
| JPH0632148Y2 (ja) | パチンコ機前枠の支持具 | |
| KR100288535B1 (ko) | 자동차 시트의 높이조절수단 잠금장치 | |
| JPS6125874B2 (ja) | ||
| JPS5820515A (ja) | ドアガラススタビライザ | |
| JPH0627446B2 (ja) | フロアーヒンジ | |
| KR200388499Y1 (ko) | 자동차 도어 개폐장치 | |
| JPS625931Y2 (ja) | ||
| JP3824822B2 (ja) | 引戸のフリーストップ装置及び引戸 | |
| JPH0423172Y2 (ja) | ||
| KR920003619Y1 (ko) | 차량문의 개폐장치 | |
| JPH0716498Y2 (ja) | スライドドアの開時ストツパ装置 | |
| JPS5936928Y2 (ja) | 蓋体開閉装置 | |
| JPH04103976U (ja) | ドアガード | |
| JPS60102483A (ja) | ヒンジ装置 | |
| JPH11350843A (ja) | 折れ戸の隙間隠し装置 | |
| JPH0313392B2 (ja) | ||
| JPH0751387Y2 (ja) | 自動車の後部扉の開放支持装置 | |
| JPH0411880Y2 (ja) | ||
| JPH0354539Y2 (ja) | ||
| JPH0644754Y2 (ja) | 回転式扉構造 |