JP2795568B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2795568B2
JP2795568B2 JP3327709A JP32770991A JP2795568B2 JP 2795568 B2 JP2795568 B2 JP 2795568B2 JP 3327709 A JP3327709 A JP 3327709A JP 32770991 A JP32770991 A JP 32770991A JP 2795568 B2 JP2795568 B2 JP 2795568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクを吐出して記録を
行うインクジェット記録方式を用いた記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、プリンタやファクシミリ、ワープ
ロ等の情報記録機器が多く開発されている。これらの記
録機器としてインクジェット記録方式は高解像度、高速
記録、低価格、小型化などの長所から多く用いられてい
る。これらのなかでも装置の小型化とランニングコスト
の低減は重要な要素である。
【0003】従来においては、図18に示すように記録
ヘッド1081aとインクを充填したインクタンク18
01bを一体に構成したヘッドカートリッジ1801を
記録装置の搭載部1802に交換可能に接続する方法が
あった。しかしながらこの方法では記録ヘッドを消耗品
とするためランニングコストが高くなる欠点があった。
また、インク消費時点において記録ヘッド1801a
はまだ寿命に達しておらず、記録可能な記録ヘッド18
01aを捨ててしまうという無駄があった。
【0004】また例えば、図19に示すように記録ヘッ
ド1901およびインクタンク1903を別々に構成し
記録装置の搭載部1903に別々に交換可能に接続する
方法があった。しかしながらこの方法ではインクタンク
のインクを記録ヘッドに供給するためのインク供給路1
904を記録装置上に必要とするためコストアップおよ
び小型化の妨げになっていた。また、インクの色が異な
るインクタンクを利用する場合、記録ヘッド1901お
よびインクタンク1902を交換しても記録装置のイン
ク流路内のインクとの混色がおきてしまうため記録ヘッ
ド1901、インクタンク1902およびインク供給路
1904を色毎に別々に搭載部1903上に設ける必要
があったまた例えば、図20に示すように記録ヘッド2
001を記録装置の搭載部2002に接続、固定し、前
記記録ヘッド2001にたいしてインクタンク2003
を交換可能に接続する方法があった。しかしながらこの
方法では記録ヘッドの故障にたいして交換が容易にでき
なかった。また、インクの色が異なるインクタンクを利
用した場合、記録ヘッド内のインクの混色がおきてしま
うため、インク色毎に記録ヘッド2001を別々に搭載
部2002上に設ける必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ランニ
ングコストの低減、インクタンクおよび記録ヘッドの簡
単な交換、インクタンクおよび記録ヘッドの交換時のイ
ンクの飛散の防止、簡単かつ混色のないインク色の交換
をおこなうことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、記録媒体へインクを吐出して該記録媒体に
記録を行うインクジェット装置において、収納したイン
クを外部へ供給するためのインク流路を備えたインクタ
ンクと、該インクタンクからインクの供給を受けるため
に前記インク流路と結合する結合部を備えたインクジェ
ット記録ヘッドと、を該結合部を介して結合して搭載す
るための搭載面を備えるキャリッジと、結合した前記イ
ンクジェット記録ヘッドと前記インクタンクとを分離し
て当該インクタンクを前記キャリッジから取り外す際
に、前記インクタンクと係合し、前記インクジェット記
録ヘッドとの結合を解除する方向へ前記インクタンクを
前記搭載面上で移動させるためのインクタンク取り外し
レバー部材と、を有することを特徴とするインクジェッ
ト記録装置でありさらに上記装置において、前記イン
クタンクと前記インクジェット記録ヘッドとの結合の分
離の際の当該インクジェット記録ヘッドの移動を禁止す
るヘッド移動禁止部材を有することを特徴とするインク
ジェット記録装置であり、 さらに上記装置において、前
記インクジェット記録ヘッドと前記インクタンクとを結
合した状態で前記キャリッジから取り外す際に、前記ヘ
ッド移動禁止部材による前記インクジェット記録ヘッド
の移動禁止を解除するためのヘッド・タンク取り外しレ
バー部材を有することを特徴とするインクジェット記録
装置である。
【0007】
【作用】前記手段にあっては、インク消費後、インクタ
ンクのみを交換すればよくランニングコストの低減がで
きる。
【0008】また、記録ヘッドの寿命後あるいは故障時
に、記録ヘッドを容易に交換できる。
【0009】さらにはインク色ごとにインクタンクおよ
び記録ヘッドを一体の状態で保存、交換ができ、記録装
置の色換えが容易にできる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】(第1実施例) 図1は本発明の実施例に関する記録装置の記録ヘッド部
およびキャリア部を示す模式的斜視図である。同図にお
いて、1は電気信号によりインクを吐出させる記録ヘッ
ド、2はインクを収納しておき記録ヘッド1に供給する
インクタンク、102は記録ヘッド1およびインクタン
ク2を保持する記録装置本体に設けられたキャリア、1
06は本発明における「ヘッド・タンク取り外しレバー
部材」の一例として記録ヘッド1の保持・解除を行うヘ
ッドレバー、107は本発明における「インクタンク取
り外しレバー部材」の一例としてインクタンク2の着脱
を行うインクタンクレバー、108は本発明における
「ヘッド移動禁止部材」の一例としてキャリア102に
記録ヘッド1を固定しておくためのヘッド固定バネ(後
で説明する図示せざるレバーと共にヘッド移動禁止部材
を構成する)でありこれらの各部によって記録装置の記
録ヘッド部およびキャリア部が構成される。
【0012】図2は本発明の実施例に関する記録装置の
記録ヘッド1およびインクタンク2を示した模式的斜視
図である。同図において、10はインクタンク2から記
録ヘッドにインクを供給する通路となるインク被供給
孔、11はインクタンク2から記録ヘッド1にインクを
供給するインク供給孔、12は記録ヘッド1とインクタ
ンク2を一体化する場合に両者をガイドして保持するた
めの結合爪、13は結合爪12と係合する結合爪ガイド
溝、14はインクタンク2と記録ヘッド1を着脱する場
合にインクタンク2を保持するためのインクタンクガイ
ド溝、でありこれらの各部によってヘッドカートリッジ
101が構成される。
【0013】記録ヘッド1は、インク吐出に利用される
熱エネルギを発生する複数の電気熱変換素子およびこれ
を駆動するための駆動回路が形成された基板と、この基
板上に上記複数の電気熱変換素子の各々に対応した吐出
口および液路、さらには各液路に連通する共通液室を構
成するための天板が積層されることによって構成され
る。そして、このようにして構成された記録ヘッドの吐
出口を配列した吐出口面が記録媒体に対向するように装
置に搭載される。
【0014】インクタンク2は、インクを保持しながら
記録により消費されたインクを補うために適宜記録ヘッ
ド1にインクを供給するためのタンクであり、インクタ
ンク2単体で存在するときにはインク供給孔11からイ
ンクがもれないように図示せざる封止手段によって封止
されており、この封止手段は記録ヘッド1と一体化され
た時点で自動的あるいは手動で開放され、インクを供給
することが出来る。また、インクの消費により減少する
インク体積に応じて外部から大気を導入するような機構
を備えていてもよい。さらには、記録ヘッドに供給する
インクの圧力をわずかに負圧に保つことで、印字品位を
向上させインク漏れを防止する機構を内部に持つことも
出来る。
【0015】記録ヘッド1とインクタンク2は一体化し
たヘッドカートリッジ101の状態で記録動作中の記録
装置上で使用されるが、次に両者を一体化する方法を説
明する。
【0016】基本的に記録ヘッド1とインクタンク2は
インク被供給孔10とインク供給孔11を結合すること
によって一体化されるため、この部分はインクの漏れ、
あるいはインク流路への気体の侵入を防止する形になっ
ている。本実施例においては図13(a)に示されるよ
うに、モールド部材の弾性を利用する方式を取ってい
る。すなわち、インク被供給孔10aおよびインク供給
孔11aはモールド部材で筒状に成形されており、イン
ク被供給孔10aの外径よりもインク供給孔11aの内
径の方がわずかに小さく作られている。そこでインク被
供給孔10aをインク供給孔11aに圧入すると両者は
半径方向にわずかに変形しながら密着して一体化され
る。また、結合部はモールド部材には限定されず、シー
ル機能を持ったものであれば良いので、他種の結合方式
については後述する。
【0017】記録ヘッド1とインクタンク2の一体化に
おいては、上述のインク被供給孔10とインク供給孔1
1の結合だけでもよいのであるが、ヘッドカートリッジ
101の取扱時において予期せざる外力が加わった場合
に簡単に外れないようにするため、あるいは一体化する
場合に容易に一体化できるガイドとなるように、本実施
例においては結合爪12と結合爪ガイド溝13によって
結合をより強固なものとしている。すなわち、インク被
供給孔10と一体にモールドで成形され、弾性的に変形
することが出来る結合爪12は、先端に突起が設けられ
ており、この突起の高さの分だけ弾性的に変形しながら
結合爪ガイド溝13に係合していき、結合爪ガイド溝1
3の奥に設けられた溝が深くなった部分に結合爪13の
突起が到達した時点で係合が完了するものである。
【0018】さらに結合爪12は記録ヘッド1とインク
タンク2の結合時にインク被供給孔10とインク供給孔
11が容易に結合されるように、ガイドとしての役割も
持っている。すなわち結合爪12はインク被供給孔10
よりも長くなっており、インク被供給孔10がインク供
給孔11に接する前に結合爪12がインクタンク2に接
触するようになっている。ここで結合爪12の先端は斜
めに切り取られており、斜めの部分が結合爪ガイド溝に
図2矢印a方向のガイドとなって容易に係合されうる。
また、結合爪12の先端に設けられた突起も斜めに切り
取られており図2矢印b方向のガイドとなって容易な係
合を助けている。
【0019】なお、本実施例においては結合爪を記録ヘ
ッド側に設けたが、これには拘束されず、インクタンク
2側、あるいは記録ヘッド1とインクタンク2の両方に
設けることも出来る。
【0020】次に、記録ヘッド1をキャリア102に機
械的、電気的に接続する方法を説明する。
【0021】図3にキャリア102への記録ヘッド1の
接続部分を示す図1a方向から見た断面図を示す。同図
において109はキャリア102に固定され記録ヘッド
1に設けられた穴に係合して図の上下方向および紙面と
垂直方向の位置決めをする位置決めピン、110はキャ
リア102に固定され、図3a方向に押し付けられる記
録ヘッド1を受け止めるストッパ、401は記録装置本
体と記録ヘッド1とを電気的に接続するためのフレキシ
ブルケーブル、111はフレキシブルケーブル401と
キャリア102の間に挟まれフレキシブルケーブル40
1を弾性的に支持するパッド、15は記録ヘッド1に設
けられ記録ヘッド1内のヒーター部と電気的に接続され
たコンタクト部、である。
【0022】記録ヘッド1はヘッド固定バネ108から
図示せざるレバーを介してa方向に押し付けられてお
り、その位置は記録ヘッド1に設けられた穴と位置決め
ピン109との係合およびストッパ110との干渉によ
り一意に決まる。このようにして記録ヘッド1とキャリ
ア102は機械的に接続される。
【0023】また、記録ヘッド1に設けられたコンタク
ト部15とフレキシブルケーブル401の端面には相対
する位置に複数の電気的な接点が設けられており、これ
らを所定の圧力を持って押圧することにより記録装置本
体と記録ヘッド1が電気的に接続される。この際に複数
の電気的接点を一度に圧接する必要があるので、これら
を均一に圧接するために弾性材料で出来たパッド111
を押圧部に入れている。パッド111の材質は例えばシ
リコンゴムなどを用いており、押圧された時に発生する
反力は記録ヘッド1を押さえつけているヘッド固定バネ
108の力よりはるかに小さくなるように構成されてい
る。
【0024】特にフレキシブルケーブル401に設けら
れた電気的接点は、押圧された際の応力を集中させて接
続を確実なものにするために突起状に構成してもよい。
【0025】なお、本実施例においては電気的あるいは
機械的な結合部を記録ヘッド側に設けたが、これには拘
束されず、インクタンク2側、あるいは記録ヘッド1側
とインクタンク2側の両方に設けるようにするか、ま
た、どちらかに電気的結合部と機械的結合部を分けて設
けるようにしてもよい。
【0026】次に記録ヘッド1およびインクタンク2の
取扱方法、すなわちインクが無くなったインクタンク2
を新しいインクタンク2に交換する場合や、何等かの原
因によって使用不能となった記録ヘッド1を交換する場
合の方法について説明する。
【0027】本発明のインクジェット記録装置を使用す
る場合、その使用例の第1の形態として、記録ヘッド1
とキャリア102の固定を解除して、キャリア102か
ら記録ヘッド1とインクタンク2を一体化したままの状
態で取り出し、キャリア102から外れた状態(以下、
オフキャリア状態と呼ぶ)で記録ヘッド1とインクタン
ク2を分離したり一体化したりする方法がある。
【0028】図4にキャリア102から記録ヘッド1と
インクタンク2を一体としたままで取り出す場合の模式
的斜視図を示す。この場合、ヘッドレバー106を図1
の状態から図4a方向に回転させこのような位置まで引
き起こすことにより、ヘッド固定バネ108による記録
ヘッド1への押圧力を解除している。この際にキャリア
102内の図示せざるレバーにより記録ヘッド1とイン
クタンク2は一体化したままで図4b方向に移動してい
る。これにより位置決めピン109と記録ヘッド1の穴
との係合も外れるので、記録ヘッド1とインクタンク2
は一体のまま図4c方向に移動させることが出来、オフ
キャリア状態とすることが出来る。オフキャリア状態に
した後は、記録ヘッド1とインクタンク2を一体化した
際の結合方向とは反対方向に力を加えることにより両者
を分離することが出来る。そして、交換したい方を新し
いものとし、前述の一体化の方法により両者を一体化し
て逆の手順でキャリア102に収納することにより交換
作業が終了する。
【0029】なお、本実施例においてはヘッドレバー1
06を用いて記録ヘッド1の押圧力を解除しているが、
これには拘束されず、記録ヘッド1を押圧するレバーを
直接移動するように構成してもよい。また、記録ヘッド
の固定方法にヘッド固定バネ108を用いて押圧してい
るがこれには拘束されず、バネ性を持ったラッチフック
などを用いて固定するように構成してもよい。
【0030】さらに、記録ヘッド1を直接持って、押圧
力に抗して、記録ヘッド1とインクタンク2を一体で着
脱しても良い。
【0031】第1の形態を採った場合、以下のような効
果がある。
【0032】すなわち、記録ヘッドあるいはインクタン
クのどちらか一方に交換が必要となった場合、交換が必
要なほうだけ交換すればよいので、経済性が向上する。
【0033】また、記録ヘッド1とインクタンク2を一
体で交換することができるので、インク色を変えた、記
録ヘッドとインクタンクを一体で保存し、これを交換す
ることで、簡単な色換えができる。
【0034】本発明のインクジェット記録装置の使用例
第2の形態として、記録ヘッド1とキャリア102の
固定をしたままで、記録ヘッド1とインクタンク2の分
離をキャリア上で行なう(以下、オンキャリア状態と呼
)方法がある。
【0035】図5にキャリア102上で記録ヘッド1か
らインクタンク2を分離した状態の模式的斜視図を示
す。この場合、タンクレバー107を図1の状態から図
5a方向に回転させこのような位置まで引き起こすこと
により、図示せざるキャリア102内のレバーがインク
タンク2の側面に設けられたインクタンクガイド溝14
に係合して図5b方向に移動する。この時、記録ヘッド
1の固定は図1の状態と同様であり、インクタンク2と
共に移動することはないので、記録ヘッド1とインクタ
ンク2の係合部がはずれ、分離することが出来る。さら
にインクタンク2を図5c方向に移動させることにより
キャリア102から外すことが出来る。
【0036】なお、このとき本実施例のように記録ヘッ
ド1をヘッド固定バネ108によって弾性的に押圧して
いる場合には分離の際の力のかかりかたによってヘッド
の固定が外れてしまう可能性があるので以下のように構
成するとよい。図6に力のかかりかたを示す模式的平面
図を示す。同図において記録ヘッド1はヘッド固定バネ
108によってf1の力でキャリア102に押圧されて
いる。また、記録ヘッド1とインクタンク2を分離する
ため結合爪12とインク被供給孔10を外すのにf2の
力が必要であるとする。この時、力の大きさをf1>f
2としておくことで、分離作業中に記録ヘッド1の固定
が外れてしまうことを防止することが出来る。
【0037】なお、本発明のインクジェット記録装置
は、このようなタンクレバー107を有しているので、
上述したような使用形態(特に第2の形態)が可能とな
り、次に述べる点で非常に有用なものとなる
【0038】第2の形態を採った場合には第1の形態の
場合に加えて以下のような効果がある。
【0039】すなわち、タンクレバー107のカム形状
を適当に設計することによって分離する際の引き抜き速
度をコントロールすることが出来、インク被供給孔10
やインク供給孔11からのインクの飛散を防止すること
が出来る。
【0040】また、記録ヘッド1を直接手で持つ必要が
ないので記録ヘッド1のインク吐出ノズル付近を手で触
ることがなく、印字に悪影響を及ぼす無用な汚染を防ぐ
ことが出来る。
【0041】また、インクタンク2の力のかかる部分が
特定されるため、その部分だけ力に耐える構造にすれば
良いので、他の部分は薄肉にでき軽量化、内容積の増
加、などの効果がある。
【0042】次に上述の記録ヘッド1、インクタンク2
およびキャリア102を搭載した記録装置についてその
構成と動作を説明する。
【0043】図7は本実施例に関する記録装置の概略を
示した模式的斜視図である。
【0044】ヘッドカートリッジ101を搭載するキャ
リア102は、キャリアモータ402aの正逆回転に連
動して不図示の伝動機構を介して回転するリードスクリ
ュー103の螺旋状溝105に対して係合するピン(不
図示)を有し、リードスクリュー103の回転に伴って
矢印a,b方向に往復移動される。104はキャリアの
回転を規制する摺動軸である。また、キャリアセンサ5
10によって、キャリア102は矢印a,b方向におけ
る位置(ホームポジション)を確定する。301は回復
ユニットであり、ヘッドカートリッジ101の記録領域
外の所定位置(例えばホームポジション)においてヘッ
ドカートリッジ101の吐出口面に対向するキャップ3
02と、これを吐出口面に当接させて非記録時等におい
てその保護を行わせるためのキャップ進退駆動部(不図
示)とを有している。また、当該当接時において吐出口
よりインクを吸引し、増粘インク,塵埃,気泡等を吐出
することによりインク吐出状態を良好にするためのポン
プや、吸引された廃インクを貯留する部材が設けられて
もよい。
【0045】さらには、ヘッドカートリッジ101の吐
出口近傍の清掃を行うためのワイパ(不図示)を有して
いる。
【0046】201は記録媒体6を図中c方向に搬送す
るための搬送ローラ、202は記録媒体6を搬送ローラ
201に対して押圧するピンチローラであり、これら一
対のローラ間に挾持されて記録時には記録媒体6が図中
c方向に間欠送りされる。搬送ローラ201は、搬送ロ
ーラギア205、搬送ローラアイドラギア206の伝動
機構を介して搬送モータ402bに係合し、駆動力の伝
達を受ける。また、ピンチローラ202はリリースレバ
ー210の操作によって搬送ローラ201に対し当接・
離隔が可能である。
【0047】207は記録媒体6の被記録面を平坦に規
制するためのプラテンである。また、このプラテン20
7に対して記録媒体6を密着させ、記録媒体6の浮上り
を防止するための部材が配設されていてもよい。
【0048】213は記録の終了した記録媒体6を図中
c方向に排出するために搬送ローラ201に同期して回
転する排紙ローラであり、排紙ローラ213と記録媒体
6を介して対向する位置には従動する拍車ローラ214
が設けられている。これらのローラにより記録終了後に
は記録媒体6がプリンタ外に排出される。
【0049】次に本実施例に関する記録装置を組み込ん
だ情報処理装置に関して、その構成と電気回路について
説明する。
【0050】図8は本実施例に関する記録装置を組み込
んだ情報処理装置604の外観を表わす模式的斜視図で
ある。
【0051】同図において、601は上述のプリンタ
部、602は文字や数字およびその他のキャラクタを入
力するためキーや、各種指令を与えるためのキーなどを
備えたキーボード部、603表示器を備える表示部、で
ある。図9は本実施例に関する情報処理装置の電気回路
構成を表わすブロック図である。
【0052】同図において、501は主制御をなすコン
トローラであり、502はある手順を実行する例えばマ
イクロコンピュータ形態のCPU、503はテキストデ
ータや画像データを展開したりする領域や作業用の領域
などを設けたRAM、504は前記手順に対応したプロ
グラムやその他フォントデータなどの固定データを格納
したROM、505はCPU502の実行サイクルを作
り出したりプリンタ部601による記録動作の際必要な
タイミングを作り出したりするタイマ、506はCPU
502からの信号と周辺装置を結ぶインターフェイス
部、である。
【0053】また、507はプリンタ部601のコント
ローラであり、508はヘッドカートリッジ101に記
録信号や電力などを送出するヘッドドライバ、509
a、bはそれぞれキャリアモータ402a、搬送モータ
402bを駆動するのに必要な信号や電力などを送出す
るモータドライバ、510はキャリア102の位置を検
出し例えばホームポジションにキャリア102があるか
どうか判断するためのキャリアセンサ、511は記録媒
体6が未挿入であったりページ終端まで記録が終了して
しまったときに記録媒体6以外のところに記録を行なわ
せないために記録媒体6の有無を検出するペーパーセン
サ、である。
【0054】さらに、605は例えばFDD、HDD、
RAMカードなどの外部記憶装置、512は例えば他の
情報処理装置と通信を行なったり、内部のバスに直接接
続して周辺機器を制御したりするための外部インターフ
ェイスである。
【0055】なお、図9のブロック図には含まれていな
いが、他に上記の電気回路に電力を供給するための電源
部があり、これには例えば充電式のバッテリーや、使い
捨ての乾電池、あるいは情報処理装置本体を固定して使
用する場合のAC電源用変換器などがある。
【0056】上述の電気回路構成により記録装置部で記
録媒体6に記録を行う訳であるが、以下に記録動作制御
シーケンスの概略を図10のフローチャートを用いて説
明する。
【0057】プリンタ本体の表示操作部による記録指令
キーによる記録開始指示や、あるいは外部インターフェ
イスによる外部からの記録開始指示により以下の一連の
手順がスタートする。
【0058】初めにステップS1で表示操作部がオンラ
イン状態になっているかどうかを判断する。これは主に
通信などによって外部から記録動作開始指示が送られて
きたときに、プリンタ側の準備が出来ていないまま記録
動作を開始しないための処置であり、ここで表示操作部
がオンライン状態と判断されると次にステップS2に進
む。
【0059】ステップS2では記録媒体6がプリンタ部
にセットされているかどうかをペーパセンサ511など
の信号により判断する。これは、特にインクジェットプ
リンタ等の記録装置においては記録媒体なしで印字開始
した場合にプリンタ部内にインクが飛散し装置自身を汚
染してしまったり、あるいは記録媒体であるインクなど
を無駄に消費してしまったりすることを防ぐためであ
る。
【0060】さらにこのステップS2において記録媒体
の有無だけで無くピンチローラ202と搬送ローラ20
1のリリースがされているか否かの判断をしても良い。
これは記録媒体210がセットされていてもピンチロー
ラ202がリリースされている場合には正常な記録媒体
の搬送が行なわれないのでこれを防止するためである。
ピンチローラ202のリリースの判断には例えばリリー
スレバーにメカニカルなスイッチを設けるなどの手段に
よることができる。ここで記録媒体が正常にセットされ
ていないと判断されると次にステップS3に進む。
【0061】ステップS3では操作者の注意を喚起し記
録媒体をセットさせるようにするためにメッセージを発
する。メッセージの発生方法は例えば表示操作部にライ
トをつけてメッセージを表示したり、あるいはブザーを
鳴らすような方法で表示するようにしても良い。
【0062】またステップS3で記録媒体6がセットさ
れていると判断されたならば次にステップS4に進む。
【0063】ステップS4では記録動作を開始する。C
PU502からの指示によりヘッドドライバ508がヘ
ッドカートリッジ101を駆動し、またこれに同期して
モータドライバ509a、bがそれぞれキャリアモータ
402a、搬送モータ402bを駆動して、キャリア1
02の主走査方向移動、記録媒体の副走査方向移動およ
びヘッド記録ヘッド1のクリーニングなどを行ないなが
ら記録を行なう。
【0064】最後にステップS5では例えばCPU50
2からの信号により記録動作終了が指示されたり、ある
いは1ページ内の所定の副走査方向の記録ライン数に達
しこれ以上記録媒体上に記録ができないと判断された場
合や、ペーパーセンサ511により記録媒体6の記録化
の領域が終了したことが検知された場合などに、記録動
作終了と判定し記録動作手順を終了と判断する。
【0065】ステップS6の記録動作終了の手順として
まずキャリア102をホームポジションに復帰させる。
これは記録動作終了後に電源を切る場合に備え、記録ヘ
ッド1のインク吐出面を保護するためにキャップをして
おくためである。次に例えば搬送モータ402bを所定
量駆動するか、あるいはペーパーセンサ510により記
録媒体6が排出されたことが確認されるようになるまで
搬送モータ402bを駆動することにより記録媒体を排
出する。そして、記録終了をCPU502が表示操作部
に表示したり、外部インターフェイスを通して周辺装置
に通知したりして記録動作完了となる。
【0066】以上、本実施例のように記録ヘッドとイン
クタンクが分離可能であり、その分離あるいは一体化作
業をキャリアに乗せたままの状態か、あるいはキャリア
から取り外した状態で行えるようにインクジェット記録
装置を構成することにより、以下のような効果が得られ
る。
【0067】すなわち、キャリア上にインクタンクを搭
載するのでインク供給のためのチューブなどが不要にな
り装置を小型化できる。
【0068】また、インクがなくなった場合には、ヘッ
ドと一体になったカートリッジではなく、インクタンク
のみを交換すれば良いので、ランニングコストを低減で
きる。
【0069】また、記録ヘッドあるいはインクタンクの
どちらか一方に交換が必要となった場合、交換が必要な
ほうだけ交換すればよいので、経済性が向上する。
【0070】また、キャリア上でレバー等によって記録
ヘッドとインクタンクを分離する際には、引き抜き速度
をコントロールすることが出来、インク被供給孔10や
インク供給孔11からのインクの飛散を防止することが
出来る。
【0071】また、キャリア上で記録ヘッドとインクタ
ンクを分離する際には、記録ヘッドを直接手で持つ必要
がないので記録ヘッド1のインク吐出ノズル付近を手で
触ることがなく、印字に悪影響を及ぼす無用な汚染を防
ぐことが出来る。
【0072】また、キャリア上で記録ヘッドとインクタ
ンクを分離する際には、インクタンク2の力のかかる部
分が特定されるため、その部分だけ力に耐える構造にす
れば良いので、他の部分は薄肉にでき軽量化、内容積の
増加をすることが出来る。また、インク色の交換が必要
な場合には、記録ヘッドとインクタンクを一体としたま
まで交換できるので、インク色が混色することがなく、
容易な交換できる。などの効果がある。
【0073】(第2実施例その1)図11は本発明の第
2実施例を示す模式的平面図である。
【0074】同図は第1実施例で使用した図1を上方か
ら見た平面図に相当するものであり、112は記録ヘッ
ド1をキャリア102に固定するためのヘッドクランプ
レバー、113は第1実施例で述べたようなヘッドの電
気的接続を行うヘッドコンタクト部、114はインクタ
ンクレバー107に連動してインクタンク2の一体化・
分離を行うインクタンク押えレバー、であり、これらの
各部によりインクジェット記録装置のヘッド部およびキ
ャリア部が構成されている。
【0075】第1実施例においては記録ヘッド1とキャ
リア102の機械的接続方法として、記録ヘッド1を図
6a方向にストッパ110まで押しあて、ヘッド固定バ
ネ108を用いて押圧したが、記録ヘッドの固定方法は
これには拘束されず、以下のような方法であってもよ
い。
【0076】すなわち、ヘッドクランプレバー112は
弾性部材で押圧されるのではなく、回転と並進運動が行
える剛体のレバーとして構成されている。ここで記録ヘ
ッドをキャリア102に固定する方法を説明する。ま
ず、ヘッドクランプレバー112は破線で示される位置
に待避している。次に、記録ヘッド1単体あるいは記録
ヘッド1とインクタンク2が一体化された状態で図11
a方向から挿入され、記録ヘッド1の端面がヘッドコン
タクト部113に当たるまで移動される。この状態から
ヘッドクランプレバー112が回転しながら図11c方
向に移動し、実線で示される位置に至り、その状態で固
定される。
【0077】ヘッドコンタクト部113は第1実施例で
述べたように弾性部材であるパッド111が挟まれてい
るので、記録ヘッド1は図11b方向に押し戻される
が、ヘッドクランプレバー112の働きによって移動で
きずに固定される。この際の押し戻す力によってヘッド
コンタクト部113のコンタクト圧力が確保される。ま
た、記録ヘッド1とキャリア102の分離は上記と逆の
動作を行うことによって図11b方向に移動して抜くこ
とが出来る。
【0078】なお、インクタンク2の分離を行うために
は、インクタンクレバー107(不図示)を操作してイ
ンクタンク押えレバー114を図11b方向に移動させ
ることによって行える。上記のように構成することによ
り、以下のような効果が得られる。
【0079】すなわち、オンキャリア状態でインクタン
ク2の分離作業を行う場合、記録ヘッド1にかかる力が
ヘッドクランプレバー112によって受け止められるた
め、記録ヘッド1が移動することがなく、信頼性が向上
する。
【0080】また、オンキャリア状態で、インクタンク
2のみを分離する場合も、記録ヘッド1とインクタンク
2を一体化した状態でキャリア102から分離する場合
も、移動方向が図11b方向となり、操作性が向上す
る。などの効果がある。
【0081】(第2実施例その2)図12は第2実施例
の2個目の方法示す模式的平面図である。同図におい
て、115はヘッドコンタクト部113を持ち回転ある
いは並進運動可能なヘッド押えレバー、116はキャリ
ア内側に固定されたヘッドストッパ、である。
【0082】本実施例においては、キャリア102と記
録ヘッド1を固定するために、以下のような手順で行
う。キャリア102と回転可能に固定されたヘッド固定
レバー115を図の破線位置まで回転させる。次に、記
録ヘッド1単体あるいは記録ヘッド1とインクタンク2
を一体化したものを図12の紙面垂直方向から挿入し、
記録ヘッド1の突起部分がヘッドストッパ116とヘッ
ド押えレバー115の間に入るようにする。そして、ヘ
ッド固定レバー115を実線位置まで回転してきて、図
示せざる手段によりヘッド固定レバー115を固定す
る。この時、第2実施例その1の場合と同様にヘッドコ
ンタクト部113には弾性体のパッド111が使用され
ているため、弾性部材の圧縮反発力によりコンタクト圧
力が確保される。
【0083】また、記録ヘッド1とキャリア102の分
離は上記と逆の動作を行うことによって図12の紙面垂
直方向に移動して抜くことが出来る。
【0084】なお、インクタンク2の分離を行うために
は、インクタンクレバー107(不図示)を操作してイ
ンクタンク押えレバー114を図12b方向に移動させ
ることによって行える。上記のように構成することによ
り、以下のような効果が得られる。
【0085】すなわち、オンキャリア状態でインクタン
ク2の分離作業を行う場合、記録ヘッド1にかかる力が
ヘッドストッパ116によって受け止められるため、記
録ヘッド1が移動することがなく、信頼性が向上する。
【0086】[他の実施例]図13(b)、(c)およ
び図14は本発明にかかる他の実施例を示す記録ヘッド
とインクタンクのインク流路結合部である。図13
(b)はインク供給孔11bをゴム等のより弾性的材料
で構成した場合で、インク被供給孔10aの外径よりも
インク供給孔11bの内径をより小さく作ることがで
き、記録ヘッド1とインクタンク2の結合時のインク被
供給孔10aとインク供給孔11bの密着性は向上し、
インク流路のシール性能は向上する。また、インク供給
孔11bの変形に必要な力は小さくてよいため記録ヘッ
ド1とインクタンク2の着脱の際の作動力を小さくする
ことができる。
【0087】図13(c)は、インク被供給孔10cを
尖鋭端を有する管状構造にし、インク供給部11cを穴
のないゴム等の弾性的材料で構成した場合で、記録ヘッ
ド1と分離した状態においてインクタンク2のインク供
給部11cは閉鎖状態でインク供給部11cからのイン
クの漏れはなくインクタンク2単体での取り扱いが優れ
ている。また、インクタンク2を記録ヘッド1に結合す
る際には、インク被供給孔10cの尖鋭端がインク供給
部11cに穴をあけインク流路を形成するため安定した
流路の結合ができ、またインクタンク2の分離結合時の
作動力を小さくすることができる。
【0088】図14は、インク流路方向と垂直な方向に
案内部10e、11eを設けた場合で、記録ヘッド1に
たいしてインクタンク2を紙面垂直方向に移動すること
により、結合、分離をおこなう。また、結合部にはイン
クの漏れを防止するためにゴム等の弾性的材料よりなる
シール部材10fが設けられている。記録ヘッド1の着
脱方向を、インクタンク2の着脱方向と同一方向にした
場合には、前述の実施例と同様の構成となるが、矢印
a、b方向に取った場合には、記録ヘッド1とインクタ
ンク2の着脱方向が異なるため図6に示すような力の関
係がなく、必要な最小の力でインクタンク2および記録
ヘッド1の着脱ができる。
【0089】図15はインクタンク2の着脱を規制した
本発明にかかる他の実施例である。図15(a)は、記
録ヘッド1およびインクタンク2がない状態を示す。1
51は記録ヘッド1の着脱に応じて回動するヘッド検出
レバー、151aはヘッド検出レバー151の回動をス
トッパー152のラック部152aに伝達するピニオン
部である。153はインクタンク2の装着を規制するた
めのタンク規制レバーである。記録ヘッド1およびイン
クタンク2がない状態において、ヘッド検出レバー15
1およびタンク規制レバー153はバネ等(図示せず)
の付勢力によって記録ヘッド1およびインクタンク2の
装着路を塞ぐよう構成されている。また、ストッパー1
52はヘッド検出レバー151によってタンク規制レバ
ー153のインクタンク2の装着方向への回動を規制す
る位置に移動している。すなわち、記録ヘッド1が未装
着の状態では、タンク規制レバー153によってインク
タンク2の装着を妨げている。図15(b)は、記録ヘ
ッド1が装着された状態を示す。ヘッド検出レバー15
1は、記録ヘッド1の装着によって回動し図示の状態と
なる。ヘッド検出レバー151の回動はピニオン部15
1aを介してストッパー152に伝達され図示のごとく
タンク規制レバー153の回動の規制を解除する状態と
なる。すなわち、記録ヘッド1が装着状態ではインクタ
ンク2の装着が可能になる。従って、インクタンク2を
記録ヘッド1に対して着脱可能にし、記録ヘッド1のみ
をキャリア102に着脱する簡単な構成において、記録
ヘッド1が未装着状態でのインクタンク2の装着を禁止
することによって、誤操作を防止することができる。
【0090】図16は記録ヘッド1の着脱を規制した本
発明にかかる他の実施例である。図16(a)は記録ヘ
ッド1およびインクタンク2が装着された状態を示す。
構成は図4と同様であるが、キャリア102のインクタ
ンク2装着部下部にタンク検出レバー160が設けられ
ている。タンク検出レバー160のタンク当接部160
aはインクタンク2によって位置を規制されており、イ
ンク検出レバー160のフック部160bはヘッドレバ
ー106の切り欠き部106aとは解除状態にありヘッ
ドレバー106は回転自由となっており、ヘッドレバー
106の矢印16a方向の回動により図4と同様記録ヘ
ッド1とインクタンク2は一体の状態で矢印16b方向
に移動し、取り外し可能となる。図16(b)は記録ヘ
ッド1は装着状態、インクタンク2は未装着状態を示
す。タンク検出レバー160はバネ等の付勢手段(図示
せず)によって矢印16d方向に付勢されており、イン
クタンク2がない状態では図示の状態まで回動し、フッ
ク部160bが切り欠き部106aと係合状態となりヘ
ッドレバー106の回動を規制する。すなわち、インク
タンク2がない状態での記録ヘッド1の取りだしができ
なくなる。従って、記録ヘッド1単体を取り扱うことが
なく、記録ヘッド1のインク吐出ノズル付近あるいはイ
ンク被供給孔10付近を手で触ることがなく、記録に悪
影響を及ぼす無用な汚染を防ぐことが確実にできる。ま
た、記録ヘッド1単体を取り扱って、インク吐出ノズル
やインク被供給孔10からインク流路内に空気が混入し
記録に悪影響を及ぼす障害を防ぐことが確実にできる。
【0091】第1実施例においては、記録ヘッド1がキ
ャリア102上に存在するかどうかは記録ヘッド1が電
気的に接続されているかどうかを判断することで検知で
きたが、インクタンク2内のインク残量の検知や、イン
クタンク2がキャリア102上に存在するかどうかに関
する情報を情報処理装置に伝達する手段を持っていなか
った。しかし、本発明はこれには拘束されず、上述の事
項を検知する手段を持っても良い。
【0092】図17は本実施例に関する情報処理装置の
電気回路を示すブロック図である。同図において、51
3はキャリア102上にインクタンク2が存在するかど
うかを検知するインクタンクセンサ、514はインクタ
ンク2内に印字可能なインクが存在するかどうかを検知
するインク残量センサ、であり、図9と同一番号の要素
の説明は省略する。
【0093】具体的には、インクタンクセンサ513は
キャリア102上に機械的な接点を設けてもよいし、光
学的なセンサを設けるように構成してもよい。インク残
量センサ514はインクタンク2を透明な材質で作るこ
とにより、外部から光学的に残量を検知するように構成
してもよいし、あるいはインクタンク2の中に接液する
センサを設けそこからインクタンク表面に接点を配し、
キャリア102上でコンタクトするように構成してもよ
い。
【0094】上記のようなセンサを持つことにより、イ
ンクタンク2あるいは記録ヘッド1が無いままに記録動
作を開始しようとした場合、あるいは記録動作中にイン
ク残量が無くなって印字不能になった場合、インターフ
ェイス部506を介してCPU502に情報を伝達し、
警告を発したり、適切な処理を行ったりすることが出来
る。
【0095】たとえば、記録ヘッド1にインクタンク2
を接続した直後は記録ヘッド1内に気泡などが混入し記
録動作が不可能となる可能性がある。これを防止するた
めに、記録ヘッド1がキャリア102上に存在していな
がらインクタンク2が存在していない状態から、インク
タンク2が存在する状態になったら、これはオンキャリ
ア状態でインクタンクが新たに接続された場合であると
判断し、キャリア102をホームポジションに戻して回
復ユニット301によりインクの吸引を行うように構成
することも可能である。
【0096】上記のように構成することにより、以下に
述べる効果が得られる。
【0097】すなわち、記録途中でインクが無くなった
場合などに自動的に停止してインクの交換を促せるの
で、記録媒体を無駄にすることがない。
【0098】また、インクタンクを交換した後に手動で
回復操作をする必要がなくなくなるので、操作性が向上
する。などの効果がある。
【0099】本発明は、特にインクジェット記録装置の
中でも、インクの吐出を行なわせるために利用されるエ
ネルギーとして熱エネルギーを発生する手段を備え、前
記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方
式の記録ヘッド、記録装置において、優れた効果をもた
らすものである。かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できるからである。
【0100】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや流路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、
結果的にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内
の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、
収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出さ
せて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号を
パルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行な
われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出
が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号
としては、米国特許第4463359号明細書、同第4
345262号明細書に記載されているようなものが適
している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発
明の米国特許第4313244号明細書に記載されてい
る条件を採用すると、更に優れた記録を行なうことがで
きる。
【0101】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
ほかに熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に有効
である。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換対の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59ー123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59ー138461号公報に基づいた構成とし
ても本発明は有効である。
【0102】更に、実施例ではシリアルタイプのインク
ジェット記録装置を示したが、記録可能な最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。フルラインタイプの記
録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを
満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでも良いが、本発明は、上述した効果
を一層有効に発揮することができる。
【0103】また、本発明のインクジェット記録装置の
構成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手
段、予備的な補助手段を付加することは本発明の効果を
一層安定できるので好ましいものである。これらを具体
的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手
段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
なう予備吐出モードを行なうことも安定した記録を行な
うために有効である。
【0104】また、搭載される記録ヘッド、インクの種
類ないし個数についても、例えば単色のインクおよび1
個の記録ヘッドが設けられたもののほか、記録色や濃度
を異にする複数のインクに対応して複数のヘッドが設け
られるものであってもよく任意の組み合わせにおいても
有効である。記録装置の記録モードとしては黒色等の記
録モードだででなく、異なる色の複色カラー、または混
色によるフルカラーの各記録モードにおいても本発明は
有効である。
【0105】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で凝
固するインクであって、室温で軟化もしくは融解するも
のや、あるいは、上述のインクジェットではインク自体
を30℃以上70℃以下の範囲で温度調整を行なってイ
ンクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するも
のが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが
液状をなすものであれば良い。加えて、熱エネルギーに
よる昇温を防止するため、積極的にインクの固体状態か
ら液体状態への相変化のエネルギーとして使用せしめる
かまたは、インクの蒸発防止を目的として放置状態で固
化するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネル
ギーの記録信号に応じた付与によってインクが液化して
インク液状として吐出するものや記録媒体に到達する時
点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギ
ーによって初めて液化する性質のインク使用も本発明に
は適用可能である。このような場合インクは、特開昭5
4ー56847号公報あるいは特開昭60ー71260
号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫
通孔に液状または固形物として保持された状態で、電気
熱変換体に対して対向するような形態としてもよい。本
発明においては、上述した各インクに対して最も有効な
ものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0106】また、本発明は電気を力に変換させてイン
クを吐出させるピエゾジェット方式等、記録媒体と非接
触に記録ヘッドを配設させ、インクを噴射させて記録す
る記録方式等のインクジェット方式において有効であ
る。
【0107】更に加えて、本発明の記録装置の形態とし
ては、上述のようなワードプロセッサやコンピュータ等
の情報処理機器の出力端末として一体あるいは別体に設
けられるもののほかスキャナー等と組み合わせた複写装
置、さらには送信受信機能を有するファクシミリ相にの
形態をとるものであっても良い。
【0108】
【発明の効果】本発明は前述したごとく、記録ヘッドお
よびインクタンクの選択的な交換が可能なことより経済
性が向上、ランニングコストの低減ができる。
【0109】また、記録ヘッドとインクタンクを一体で
交換することができるので、インク色を変えた記録ヘッ
ドとインクタンクを一体で保存し、これを交換すること
で、簡単な色替えができる。
【0110】更には、キャリッジ上で記録ヘッドおよび
インクタンクを交換することができるため操作性が向上
し、インクの飛散が防止できる。
【0111】更には、記録ヘッドを直接手で触る機会が
へるため、ゴミの付着や空気の混入を防ぐことができ、
記録の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の第1実施例
を示す模式的斜視図である。
【図2】第1実施例の部分適拡大図を示す模式的斜視図
である。
【図3】第1実施例の部分適拡大図を示す横断面図であ
る。
【図4】第1実施例の第1形態の交換方式を示す模式的
斜視図である。
【図5】第1実施例の第2形態の交換方式を示す模式的
斜視図である。
【図6】第1実施例の力のかかり方を表わす模式的平面
図である。
【図7】本発明のインクジェット記録装置の第1実施例
を示す記録装置全体の模式的斜視図である。
【図8】本発明のインクジェット記録装置を使用した情
報処理装置を示す模式的斜視図である。
【図9】本発明のインクジェット記録装置を使用した情
報処理装置の電気回路ブロック図である。
【図10】第1実施例の記録動作を表わすフローチャー
トである。
【図11】第2実施例の構成を示す模式的平面図であ
る。
【図12】第2実施例の2個目の方法を示す模式的平面
図である。
【図13】第3実施例の構成を示す模式的断面図であ
る。
【図14】第3実施例の構成を示す模式的断面図であ
る。
【図15】第4実施例の構成を示す模式的断面図であ
る。
【図16】第5実施例の構成を示す模式的平面図であ
る。
【図17】第6実施例の構成を示す情報処理装置の電気
回路ブロック図である。
【図18】従来例を示す模式的断面図である。
【図19】従来例を示す模式的断面図である。
【図20】従来例を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 インクタンク 6 記録媒体 10 インク被供給孔 11 インク供給孔 12 結合爪 13 結合爪ガイド溝 14 インクタンクガイド溝 15 コンタクト部 101 ヘッドカートリッジ 102 キャリア 103 リードスクリュー 104 摺動軸 105 螺旋溝 106 ヘッドレバー 107 インクタンクレバー 108 ヘッド固定バネ 109 位置決めピン 110 ストッパ 111 パッド 112 ヘッドクランプレバー 113 ヘッドコンタクト部 114 インクタンク押えレバー 115 ヘッド押えレバー 116 ヘッドストッパ 201 搬送ローラ 202 ピンチローラ 204 ピンチローラ軸 205 搬送ローラギア 206 搬送ローラアイドラギア 207 プラテン 209 給紙口 210 リリースレバー 213 排紙ローラ 214 拍車ローラ 301 回復ユニット 302 キャップ 401 フレキシブルケーブル 402a キャリアモータ 402b 搬送モータ 501 主制御コントローラ 502 CPU 503 RAM 504 ROM 505 タイマ 506 インターフェイス部 507 プリンタコントローラ 508 ヘッドドライバ 509 モータドライバ 510 キャリアセンサ 511 ペーパーセンサ 512 外部インターフェイス 513 インクタンクセンサ 514 インク残量センサ 601 プリンタ部 602 キーボード部 603 表示部 604 情報処理装置 605 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−230939(JP,A) 特開 平2−39945(JP,A) 特開 平2−198861(JP,A) 特開 平2−217257(JP,A) 特開 平3−227653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/01 B41J 2/175

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体へインクを吐出して該記録媒体
    に記録を行うインクジェット装置において、 収納したインクを外部へ供給するためのインク流路を備
    えたインクタンクと、該インクタンクからインクの供給
    を受けるために前記インク流路と結合する結合部を備え
    たインクジェット記録ヘッドと、を該結合部を介して結
    合して搭載するための搭載面を備えるキャリッジと、 結合した前記インクジェット記録ヘッドと前記インクタ
    ンクとを分離して当該インクタンクを前記キャリッジか
    ら取り外す際に、前記インクタンクと係合し、前記イン
    クジェット記録ヘッドとの結合を解除する方向へ前記イ
    ンクタンクを前記搭載面上で移動させるためのインクタ
    ンク取り外しレバー部材と、 を有する ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクタンクと前記インクジェット
    記録ヘッドとの結合の分離の際の当該インクジェット記
    録ヘッドの移動を禁止するヘッド移動禁止部材を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記インクジェット記録ヘッドと前記イ
    ンクタンクとを結合した状態で前記キャリッジから取り
    外す際に、前記ヘッド移動禁止部材による前記インクジ
    ェット記録ヘッドの移動禁止を解除するためのヘッド・
    タンク取り外しレバー部材を有することを特徴とする請
    求項2に記載のインクジェット記録装置。
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