JP2795384B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動手段により回転さ
れる回転体を有する電気掃除機の吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機の吸込口体の進行方向
被掃除面としての床面に接触する操作子により切り換
えられて作動する切換スイッチを有した進行方向検出手
段により検出し、回転ブラシあるいは走行輪などの回転
体の駆動手段としてのモータなどを反転させ、モータに
過負荷の状態が生じるとモータの回転を停止させる構成
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸込口体の
進行方向を反転させる場合、吸込口体の進行方向が反転
した後、しばらくの間、すなわち進行方向の反転に伴っ
て被掃除面に接触する操作子が切換スイッチを切り換え
るまでの間、進行方向検出手段は反転を検出できず、モ
ータが反転しない。そして、吸込口体を引き寄せて吸込
口体の進行方向を前進から後退に反転させる際には問題
はないが、吸込口体を後退から前進させる際すなわち
吸込口体が使用者の足元に位置して吸込口体と延長管と
の角度が垂直に近い状態となった際には、使用者の操作
力は床面に押し付ける状態となって床面方向に加わる操
作力が大きくなり前方向に加わる操作力が小さくなるこ
とから、吸込口体が後退から前進に反転る際に反転せ
ずに逆回転の状態となる回転ブラシあるいは走行輪など
の回転体により操作を重く感ずることがある。
【0004】また、上述のように吸込口体の進行方向を
後退から前進に反転させる際には、使用者の操作力は床
面方向に大きく加わるため、回転体が床面から受ける負
荷が大きくなりモータが異常でないにもかかわらずモー
タの回転を停止させてしまう問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、過負荷時には確実に駆動手段を停止させ、吸込口体
の進行方向を後退から前進に反転させる際の操作を容易
にするとともこの際に誤って駆動手段を止めてしまう
ことがない電気掃除機の吸込口体を得ることを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機の吸
込口体は、ケース体と、このケース体の被掃除面に対向
する面に配設され前記被掃除面に接触して前記ケース体
の進行方向に対応して回動する操作子およびこの操作子
の前記ケース体の進行方向に対応した回動により切り換
えられる切換スイッチを備え、この切換スイッチの切り
換えにより前記 ケース体の前進および後退の進行方向を
検出する進行方向検出手段と、前進および後退のいずれ
の方向にも回転可能な回転体と、この回転体を前記ケー
ス体の進行方向に対して順方向に回転させる正逆方向回
転可能な駆動手段と、この駆動手段の負荷を検出する負
荷検出手段と、前記進行方向検出手段で後退を検出して
いるときに前記負荷検出手段が過負荷を検出すると前記
駆動手段を反転させるとともに前記進行方向検出手段で
前進を検出しているときに前記負荷検出手段が過負荷を
検出すると前記駆動手段を停止させる制御手段とを具備
したものである。
【0007】
【作用】本発明の電気掃除機の吸込口体は、吸込口体の
進行方向を後退から前進に反転する際に、被掃除面に接
触してケース体の進行方向に対応して回動する操作子が
反転して切り換えスイッチが切り換り回転体を駆動手段
にて反転させるまでの進行方向に対して逆回転となる回
転体を、負荷検出手段にて駆動手段の過負荷を検出して
制御手段により駆動手段を反転させてケース体の前進に
対応して順方向に反転させるので、使用者が後退から前
進に反転させる際に重く感じることを抑制し、操作が容
易になる。そして、吸込口体の前進時に回転体にごみが
巻き込まれるなどの異常状態になると負荷検出手段にて
駆動手段の過負荷を検出して制御手段により駆動手段を
停止する。また、吸込口体の後退時に異常状態となる
と、駆動手段が反転して巻き込んだごみは取り除かれ、
あるいは前進方向に反転してごみが取り除かれずに過負
荷状態が解除されないと駆動手段を停止させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実
施例を図面を参照して説明する。
【0009】まず、図2および図3を参照して吸込口本
体1の構成について説明する。
【0010】図2および図3に示すように、吸込口本体
1は、下側ケース体2と上側ケース体3とにて形成され
たケース体を有している。そして、下側ケース体2の前
方には、略左右方向に設けられた区画壁4にて吸込室5
が区画形成され、この吸込室5内には、円筒状の清掃
ブレード6が回転自在に支持され、この清掃ブレード
6の一端にはプーリ7が形成されている。
【0011】また、後方の一端側には、電動機収納室8
が形成され、駆動手段としての電動機9が収納され電動
機9の駆動軸10には駆動プーリ11が設けられ、清掃
レード6のプーリ7とこの駆動プーリ11との間には、駆
動ベルト12が掛けられ、電動機9により清掃ブレード
6が吸込口本体1の進行方向である走行方向とは逆方向
に回転されるようになっている。
【0012】さらに、下側ケース体2の略中央には、吸
込室5および図示しない電気掃除機本体に連通する連通
管としての吸込管13を連通する連通路14が区画形成され
ている。
【0013】また、連通路14の両側には、下面が開口さ
れた走行輪室15がそれぞれ形成され、この走行輪室15に
は回転体としての走行輪16がそれぞれ収納され、これら
走行輪16,16と同軸の駆動軸17が駆動ベルト12により走
行方向に対して順方向である正転させ、すなわち、清掃
ブレード6とは逆回転に駆動される。
【0014】またさらに、後方の他端側には、制御部収
納室21が形成され、この制御部収納室21には、図示しな
い基板および略コ字状の区画壁22にて区画された検出手
段収納部23が設けられ、吸込口本体1の進行方向を検出
する進行方向検出手段24が収納されている。
【0015】そして、進行方向検出手段24は、被掃除面
である床面に接触して吸込口本体1の進行方向に対応し
て回動する回動軸25の操作子である円柱体26に回動に伴
って動作する押圧体27が取付けられている。そして、
この押圧体27は、進行方向を検知する切換スイッチ28を
作動させる。また、回動軸25は、区画壁4の吸込口本体
1の前後方向に垂直となる両側に回動自在に配設されて
いる。
【0016】さらに、吸込口本体1の四隅には、従動前
輪31,31および従動後輪32,32が設けられている。
【0017】次に、上記吸込口体の電気回路について
1を参照して説明する。
【0018】商用交流電源Eに全波整流用のダイオード
ブリッジDBが接続され、このダイオードブリッジDBの出
力端子とアース間には、定電圧用の抵抗R1、コンデンサ
C1およびツェナダイオードZD1 が接続されているととも
に、一端が分圧された2つの分圧用の抵抗R2,R3に接続
されている。また、ダイオードブリッジDBの正極出力端
子には、駆動回路41が接続され、この駆動回路41は出力
側に接続された電動機9を制御する。
【0019】さらに、電動機9とアースとの間には電圧
検出用の抵抗R4が接続され、電動機9および抵抗R4の接
続点にはコンパレータを構成する負荷検出手段としての
オペアンプOP1 の反転入力端子に接続されている。ま
た、このオペアンプOP1 の非反転入力端子には、抵抗R
5,R6の直列回路の抵抗R5および抵抗R6の接続点が接続
されている。
【0020】そして、オペアンプOP1 の出力端子は、イ
ンバータ回路Inv1、ダイオードD1および抵抗R7を介し
て、オペアンプOP2 ,OP3 の非反転入力端子に接続され
ている。また、オペアンプOP1 の出力端子には、抵抗R7
を介して直流電源に接続され、オペアンプOP2 ,OP3 の
非反転入力端子には、抵抗R8およびコンデンサC1を介し
て接地されている。さらに、このオペアンプOP2 の非反
転入力端子には、抵抗R9,R10 の直列回路の抵抗R9およ
び抵抗R10 の接続点が接続され、オペアンプOP3の非反
転入力端子には、抵抗R11 ,R12 の直列回路の抵抗R11
および抵抗R12 の接続点が接続されている。
【0021】一方、切換スイッチ28の前進側端子は、イ
ンバータ回路Inv2を介して、出力端子が駆動回路41に接
続されたアンド回路AND1の一方の入力端子に接続されて
いるとともに、オア回路OR1 の一方の入力端子に接続さ
れている。また、このオア回路OR1 の出力端子に接続さ
れ、このオア回路OR1 の出力端子は、抵抗R14 およびダ
イオードD2の並列回路を介してオア回路OR2 の一方の入
力端子に接続されている。さらに、このオア回路OR2
一方の入力端子は、コンデンサC2を介して接地されると
ともに、他方の入力端子は、抵抗R2,R3の接続点に接続
され、出力端子はアンド回路AND1,AND2の他方の入力端
子に接続されている。
【0022】また、オア回路OR2 の出力端子は、ダイオ
ードD3を介してサイリスタTh1 のアノードに接続され、
このサイリスタTh1 のカソードは接地されている。さら
に、サイリスタTh1 のアノードは、抵抗R15 を介して直
流電源に接続され、ゲートは抵抗R16 を介してオペアン
プOP2 の出力端子に接続されるとともに抵抗R17 を介し
て直流電源に接続されている。
【0023】そして、切換スイッチ28の後退側端子に
は、トランジスタTR1 のエミッタが接続され、このトラ
ンジスタTR1 のコレクタは抵抗R21 を介して直流電源に
接続されるとともに、インバータ回路Inv3を介して、オ
ア回路OR1 の他方の入力端子に接続されるとともに、ア
ンド回路AND2の一方の入力端子に接続されている。ま
た、後退側端子は抵抗R22 を介してトランジスタTR2 の
ベースに接続され、このトランジスタTR2 のエミッタは
抵抗R23 ,R24 を介して直流電源に接続されている。さ
らに、トランジスタTR2 のコレクタは、サイリスタTh2
のアノードに接続され、カソードは接地されている。ま
た、このサイリスタTh2 のゲートには、抵抗R25 を介し
てオペアンプOP3 の出力端子に接続され、このオペアン
プOP3 は抵抗R26 を介して直流電源に接続されている。
さらに、これら抵抗R23 ,R24 の接続点には、オペアン
プOP4 の反転入力端子が接続され、このオペアンプOP4
の非反転入力端子には、直流電源とアースとの間に接続
された抵抗R27 ,R28 の直列回路の抵抗R27 および抵抗
R28 の接続点が接続されている。
【0024】また、オペアンプOP4 の出力端子は抵抗R2
9 を介して、トランジスタTR3 のベースに接続され、こ
のトランジスタTR3 のコレクタは前進側端子に接続さ
れ、エミッタは接地されている。さらに、オペアンプOP
4 の出力端子は抵抗R30 を介して直流電源に接続され、
トランジスタTR3 のベースはコンデンサC3を介して接地
されている。
【0025】またさらに、オペアンプOP4 はインバータ
回路Inv4および抵抗R31 を介してトランジスタTR1 に接
続されている。
【0026】そうして、これらの回路で制御手段Cを構
成している。
【0027】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0028】まず、切換スイッチ28で前進が検出されて
いる状態で電動機9を動作させると、電動機9が前進の
方向に回転する。これにより、走行輪16は順方向である
前進方向に回転して走行を補助し、清掃ブレード6は
走行輪16に対して逆回転して床面から塵埃を掻き出す。
【0029】そして、この切換スイッチ28が前進を検知
している状態で電動機9の負荷が正常な場合は、抵抗R4
に流れる電流は所定値以下であるため、オペアンプOP1
はHレベル出力を行ないインバータ回路Inv1で反転され
てオペアンプOP2 ,OP3 のそれぞれ非反転入力端子にL
レベル出力される。このオペアンプOP3 の出力端子から
Lレベル出力を行ないサイリスタTh2 のゲートに電流を
供給せずサイリスタTh2 のオフ状態を保持し、トランジ
スタTR2 TR1 はオフ状態を保つので、インバータ回路
Inv3はLレベル出力となり、アンド回路AND2およびオア
回路OR1 には、Lレベル出力を行なう。
【0030】また、オペアンプOP2 もLレベル出力を行
ない、サイリスタTh1 のゲートに電流を供給せずサイリ
スタのオフ状態を保持し、オア回路OR2 の出力をアンド
回路AND1,AND2に出力する。
【0031】さらに、切換スイッチ28が前進側端子に接
続されているため、インバータ回路Inv2はHレベル出力
を行ないアンド回路AND1にHレベルの入力を行なう。
【0032】この状態で、例えば清掃用ブレード6や走
行輪16にごみが巻き込まれるなどの異常状態により、
動機9に流れる負荷電流が上昇すると、抵抗R4に流れる
電流は所定値以上であるため、オペアンプOP1 はLレベ
ル出力を行ないインバータ回路Inv1で反転され、オペア
ンプOP2 もHレベル出力を行ない、サイリスタTh1 のゲ
ートに電流を供給しサイリスタTh1 のターンオンし、オ
ア回路OR2 の出力をバイパスする。
【0033】これにより、駆動回路41は電動機9を停止
させる。
【0034】次に、切換スイッチ28で後退が検出される
と、電動機9が後退の方向に回転する。これにより、走
行輪16は順方向である後退方向に回転して走行を補助
、清掃ブレード6は走行輪16に対して逆回転して床
面から塵埃を掻き出す。
【0035】そして、この切換スイッチ28が後退を検知
している状態で電動機9の負荷が正常な場合は、抵抗R4
に流れる電流は所定値以下であるため、オペアンプOP1
はHレベル出力を行ないインバータ回路Inv1で反転され
てオペアンプOP2 ,OP3 のそれぞれ非反転入力端子にL
レベル出力される。このオペアンプOP3 の出力端子から
Lレベル出力を行ないサイリスタTh2 のゲートに電流を
供給せずサイリスタTh2 のオフ状態を保持し、トランジ
スタTR2 はオフ状態を保つ。これにより、オペアンプOP
4 がLレベル出力を行ない、インバータ回路Inv4がHレ
ベル出力を行なうとともに、切換スイッチ28が後退側端
子側にありトランジスタTR1 がオンするので、インバー
回路Inv3はHレベル出力となり、アンド回路AND2およ
びオア回路OR1 には、Hレベル出力を行なう。
【0036】また、オペアンプOP2 もLレベル出力を行
ない、サイリスタTh1 のゲートに電流を供給せずサイリ
スタのオフ状態を保持し、オア回路OR2 の出力をアンド
回路AND1,AND2に出力する。
【0037】さらに、切換スイッチ28が後退側端子に接
続されているとともに、オペアンプOP4 がLレベル出力
を行なうのでトランジスタTR3 がオフし、インバータ回
路Inv2はLレベル出力を行ないアンド回路AND1にLレベ
ルの入力を行なう。
【0038】この状態で、例えば清掃用ブレード6や走
行輪16にごみが巻き込まれるなどの異常状態や、使用者
の吸込口本体1を床面に押し付ける状態となる床面方向
に加わる操作力が大きくなるなどにより、電動機9に流
れる負荷電流が上昇すると、抵抗R4に流れる電流は所定
値以上であるため、オペアンプOP1 は、図4(a)に示
すようにLレベル出力を行ない、図4(b)に示すよう
に、インバータ回路Inv1でHレベルに反転され、コンデ
ンサC1および抵抗R8にて設定された時定数に従い図4
(c)に示すようにオペアンプOP3 にHレベル出力し、
オペアンプOP3 もHレベル出力を行ない、図4(d)に
示すようにサイリスタTh2 にゲート電流を供給し、トラ
ンジスタTR2 をオンさせ、これにより、図4(e)に示
すようにオペアンプOP4 がHレベル出力となり、抵抗R2
9 およびコンデンサC3の時定数に従い、図4(f)に示
すように所定時間t後にトランジスタTR3 をオンさせて
インバータ回路Inv2への出力をバイパスし、切換スイッ
チ28が前進に切り換えられた場合と同様にし、電動機9
を反転させる。
【0039】したがって、えば後退を行なっている際
に清掃用ブレード6および走行輪16間に巻き込みを生
じ、回転が停止しても負荷電流の増加によりすぐに電動
機9が反転するため、巻き込みされたものを吐き出すの
で安全、かつ、便利である
【0040】そして、使用者が吸込口本体1を後退から
前進に反転させる際に、使用者の操作力は床面に押し付
ける状態となって床面方向に加わる操作力が大きくなり
前方向に加わる操作力が小さくなる。そして、この後退
から前進への反転時において、進行方向の反転に伴って
床面に接触する円柱体26の回動も反転して押圧体27に
切換スイッチ28を切り換えるまでに進行方向検出手段24
は反転を検出できず吸込口本体1を多少前進させる必要
がある。
【0041】この吸込口本体1は前進しているが進行方
向検出手段24が後退を検出している後退から前進への反
転時には、走行を補助する走行輪16が走行方向に対して
逆回転となっており、また、床面方向への押し付ける操
作力により、電動機9の負荷電流が上昇する状態とな
る。
【0042】そして、上記実施例では、進行方向検出手
段24がまだ反転を検出しないで後退であることを検出し
ている状態で電動機9の負荷電流が上昇する状態となる
ので、上記制御と同様に電動機9を反転させる制御が行
なわれる。このため、後退から前進に反転された際に使
用者が反転操作を重く感じることを抑制でき、容易に操
作できる。
【0043】また、電動機9が反転しても電動機9に流
れる負荷電流が上昇している状態のままでは、前進時に
電動機9に流れる負荷電流が上昇した状態と同様に、例
えば清掃用ブレード6や走行輪16にごみが巻き込まれる
などの異常状態の制御により、電動機9を停止させる
【0044】
【発明の効果】本発明の電気掃除機の吸込口体によれ
ば、吸込口体の進行方向を後退から前進に反転する際
に、被掃除面に接触してケース体の進行方向に対応して
回動する操作子が反転して切り換えスイッチが切り換る
までの逆回転の回転体を、駆動手段の過負荷を検出して
反転させてケース体の前進に対応して順方向に反転させ
るので、使用者が後退から前進に反転させる際に重く感
じることを抑制し、誤って駆動手段を停止させてしまう
ことがなく、容易に操作できるとともに、回転体にごみ
が巻き込まれるなどの異常状態が発生したときには確実
に駆動手段を停止でる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例の電
気回路を示す回路図である。
【図2】同上吸込口体を示す上蓋を取り外した平面図で
ある。
【図3】同上断面図である。
【図4】 (a)オペアンプOP1 の出力を示す波形図である。 (b)インバータ回路Inv1の出力を示す波形図である。 (c)抵抗R8およびコンデンサC1の出力を示す波形図で
ある。 (d)オペアンプOP3 の出力を示す波形図である。 (e)オペアンプOP4 の出力を示す波形図である。 (f)トランジスタTR3 の出力を示す波形図である。
【符号の説明】 吸込口本体 9 駆動手段としての電動機 16 回転体としての走行輪 24 進行方向検出手段26 操作子としての円柱体 28 切換スイッチ C 制御手段 OP1 負荷検出手段としてのオペアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−310632(JP,A) 特開 平2−77220(JP,A) 特開 平4−246315JP,A) 特開 昭58−180126(JP,A) 実開 昭60−119357(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/00 102 A47L 9/02 - 9/04,9/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体と、 このケース体の被掃除面に対向する面に配設され前記被
    掃除面に接触して前記ケース体の進行方向に対応して回
    動する操作子およびこの操作子の前記ケース体の進行方
    向に対応した回動により切り換えられる切換スイッチを
    備え、この切換スイッチの切り換えにより前記ケース体
    前進および後退の進行方向を検出する進行方向検出手
    段と、 前進および後退のいずれの方向にも回転可能な回転体
    と、 この回転体を前記ケース体の進行方向に対して順方向に
    回転させる正逆方向回転可能な駆動手段と、 この駆動手段の負荷を検出する負荷検出手段と、 前記進行方向検出手段で後退を検出しているときに前記
    負荷検出手段が過負荷を検出すると前記駆動手段を反転
    させるとともに前記進行方向検出手段で前進を検出して
    いるときに前記負荷検出手段が過負荷を検出すると前記
    駆動手段を停止させる制御手段とを具備したことを特徴
    とする電気掃除機の吸込口体。
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