JP2795349B2 - 流動水中で容易に崩壊する易崩壊性不織布 - Google Patents

流動水中で容易に崩壊する易崩壊性不織布

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JP2795349B2
JP2795349B2 JP1135115A JP13511589A JP2795349B2 JP 2795349 B2 JP2795349 B2 JP 2795349B2 JP 1135115 A JP1135115 A JP 1135115A JP 13511589 A JP13511589 A JP 13511589A JP 2795349 B2 JP2795349 B2 JP 2795349B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、静止水中では崩壊しにくいが、流動水中で
は容易に崩壊する易崩壊性不織布に関するものである。
【従来の技術】
近年、外用薬用基布として各種の不織布が用いられて
いる。外用薬用基布は、その片面に外用薬を塗工し、そ
の後人体の所定の箇所に貼付して用いるものである。従
って、外用薬用基布として用いられる不織布は、構成繊
維相互間が何らかの手段で結合されており、比較的高い
強度を有するものである。 しかるに、このような不織布は、外用薬用基布として
用い人体に適用した後、簡単に廃棄できないという問題
が生じている。即ち、この不織布は高い強度を有するた
め、水洗トイレ等で水と共に流して廃棄するということ
はできない。また、不織布を構成する繊維や外用薬は燃
えにくく、且つ燃えた場合にも悪臭を発するため、紙類
等のゴミと共に廃棄して、焼却路で焼却するということ
もできない。
【発明が解決しようとする課題】
このため、不織布を構成する繊維として水溶性繊維を
用いることが提案されている。つまり、不織布を水洗ト
イレ等で水と共に流し、この水で構成繊維を溶解させて
不織布を崩壊させ、使用後の外用薬用基布を廃棄しよう
というものである。しかしながら、多くの場合、外用薬
には水分が含有されているため、外用薬を不織布に塗工
した際に水溶性繊維が溶解し、人体への適用時には既に
不織布が崩壊しているという危険があった。従って、外
用薬用基布として用いられる不織布の構成繊維に水溶性
繊維を採用することはできないというのが常識であっ
た。 しかしながら、本発明者等が鋭意研究した結果、ある
特定の割合でアルカリ金属カルボキシメチル化されたセ
ルロース系繊維を用いた不織布は、静止水中では崩壊し
にくく、流動水中では崩壊しやすいことを見出した。本
発明はこの知見に基づいてなされたものである。
【課題を解決するための手段及び作用】
即ち、本発明は、セルロース分子中の水酸基の水素原
子の一部がアルカリ金属カルボキシメチル基で置換され
ており、繊維長が5〜150mmのセルロース系繊維を主体
として構成された易崩壊性不織布であって、該不織布の
振動崩壊度は3〜50回であることを特徴とする流動水中
で容易に崩壊する易崩壊性不織布に関するものである。 本発明における不織布は、セルロース系繊維を主体と
して構成されている。 本発明においてセルロース系繊維とは、セルロース分
子中の水酸基〔−OH〕の水素原子〔H〕の一部がアルカ
リ金属カルボキシメチル基〔−CH2COOM(但し、Mはア
ルカリ金属を表す。〕で置換されてなるものである。従
って、置換後のセルロース系繊維は、構造式的に示せば
Cel−OCH2COOMを含有するものである。 アルカリ金属カルボキシメチル基による置換は、セル
ロース分子中のすべての水酸基に対してではなく、一部
の水酸基に対してなされる。本発明において、置換度
は、0.05〜0.5であることが好ましい。置換度が0.05未
満であると、セルロース系繊維の水に対する溶解能が低
く、流動水中においても不織布が崩壊しにくくなる傾向
が生じる。また、置換度が0.5を超えると、セルロース
系繊維の水に対する溶解能が高くなりすぎて、静止水中
で不織布が崩壊する傾向が生じる。 ここで、本発明で言う置換度は以下の測定方法で決定
されるものである。 本発明に係る不織布1gを、80%メタノール溶液中で塩
酸によって、酸型に変換する。ここで、酸型に変換する
とは、アルカリ金属カルボキシメチル基〔−CH2COOM〕
をカルボキシメチル基〔−CH2COOH〕に変換することで
ある。 80%メタノール溶液で十分洗浄後、絶乾して、秤量
し、Xgとする。 絶乾後の不織布を一定量のN/10水酸化ナトリウム水溶
液で溶解する。 フェノールフタレイン指示薬を入れ、過剰の水酸化ナ
トリウムをN/10塩酸で中和滴定して、その使用量をSml
とする。 同時に空試験を行い、N/10塩酸の使用量をBmlとす
る。 置換度を次式により計算する。 セルロース分子中の水酸基の水素原子をアルカリ金属
カルボキシメチル基で置換するには、アルカリ金属の存
在下にセルロース分子とモノハロゲン化酢酸を反応させ
ればよい。アルカリ金属としては、一般的にはナトリウ
ムが用いられ、その外カリウム等が用いられる。また、
モノハロゲン化酢酸又はその塩としては、一般的にモノ
クロル酢酸が用いられ、その外モノクロル酢酸ソーダ等
が用いられる。 本発明において用いるセルロース系繊維の繊維長は5
〜150mmであり、更に好ましくは15〜150mmである。セル
ロース系繊維の繊維長が5mm未満であると、不織布中に
おけるセルロース繊維の絡まりが少なく、静止水中で不
織布が崩壊する傾向を生じる。また、繊維長が150mmを
超えると、不織布中におけるセルロース繊維の絡まりが
解けず、流動水中においても不織布が崩壊しにくくな
る。 本発明に係る不織布は、上記したセルロース系繊維を
主体として形成されている。不織布中におけるセルロー
ス系繊維の量は、一般的に言って50重量%以上が好まし
い。セルロース系繊維の量が50重量%未満になると、水
に溶解しやすいというセルロース系繊維の特性を利用し
て、流動水中で不織布を崩壊させることができにくくな
る傾向が生じる。なお、セルロース系繊維と混綿する他
の繊維としては、ポリオレフィン系繊維,ポリエステル
繊維,ポリアミド繊維等の従来公知の繊維が用いられ
る。 本発明に係る易崩壊性不織布の種類としては、ニード
ルパンチ不織布,水流絡合不織布,バインダーボンド
(プリントボンドを含む)不織布,ファイバーボンド不
織布等の従来公知のものが用いられる。なお、バインダ
ーボンド不織布を用いる際には、バインダーが部分的に
付与された不織布、例えばプリントボンド不織布を採用
するのが好ましい。全面的にバインダーが付与された不
織布は、バインダーが網目状の連続した皮膜を形成して
いる場合が多く、流動水中においてもこの皮膜が残り、
不織布全体としては崩壊性が低下するからである。ま
た、不織布の目付は15〜250g/m2であることが好まし
い。不織布の目付が15g/m2未満であると、実用性のある
製品が得られない傾向となる。また、逆に不織布の目付
が250g/m2を超えると、構成繊維の量が多くなりすぎ
て、不織布が崩壊しにくくなるという傾向を生じる。 本発明に係る易崩壊性不織布は、3〜50回の振動崩壊
度を有している。ここで、振動崩壊度とは、以下の手順
で測定して得られる値である。 容量600ml,内径50mmの円筒形のガラス製シリンダー容
器に、水300mlと測定されるべき不織布(60mm×60mm)
一枚を投入し、密栓する。 シリンダーを水平にして、水平振動器に設置する。 シリンダーの軸方向に振幅100mm,1サイクル1.0秒の振
動を与える。 測定されるべき不織布が完全崩壊するまで、の振動
を与える。 測定されるべき不織布が完全崩壊したときのの振動
を振動崩壊度とする。 なお、完全崩壊とは、測定されるべき不織布の構成繊
維が一本づつバラバラになった状態を言い、現実的には
ピンセットで不織布を把持して持ち上げた場合、ピンセ
ットで把持した部分しか持ち上がらないことを言う。 不織布の振動崩壊度が3回未満のときは、静止水中で
もある程度崩壊し、本発明の目的とする不織布を得るこ
とができない。また、振動崩壊度が50回を超えると、流
動水中でも不織布が崩壊しにくく、本発明の目的とする
不織布を得ることができない。 以上説明したような易崩壊性不織布は、例えば以下の
如き方法で製造することができる。 まず、繊維長5〜150mmのセルロース繊維を主体とす
る繊維フリースを準備する。セルロース繊維は、セルロ
ース分子の水酸基の水素原子が未だアルカリ金属カルボ
キシメチル基で置換されていないものである。具体的に
は、綿等の天然セルロース繊維,ビスコースレーヨン繊
維や銅アンモニアレーヨン繊維等の再生セルロース繊維
を用いることができる。 このセルロース繊維を主体とし、又は所望に応じて他
のポリオレフィン系繊維等を混綿して、繊維フリースを
作成する。繊維フリースは、セルロース繊維等をカード
法等で開繊,集積してなるものである。繊維フリース中
のセルロース繊維等の構成繊維は、未だ相互に絡合又は
接着されていないので、構成繊維間を相互に絡合又は接
着させて、不織布とする。構成繊維相互間の絡合は、ニ
ードルパンチ法や水流ジェット法等で行われ、また接着
は、バインダーボンド法やファイバーボンド法等で行わ
れる。 この不織布に、モノハロゲン化酢酸又はその塩と水酸
化アルカリ金属との混合溶液を付与する。モノハロゲン
化酢酸又はその塩としては、一般的にモノクロル酢酸が
用いられ、水酸化アルカリ金属としては、水酸化ナトリ
ウムが用いられる。モノハロゲン化酢酸又はその塩と水
酸化アルカリ金属との混合溶液を調整するために、溶媒
として水,アルコール,又は水とアルコールとの混合溶
媒が用いられる。また、モノハロゲン化酢酸等の濃度
は、所望の置換度にするため任意に決定しうる事項であ
るが、一般的にはモノハロゲン化酢酸又はその塩の濃度
は、50〜450g/程度が好ましく、水酸化アルカリ金属
の濃度は、10〜250g/が好ましい。 不織布に対するこの混合溶液の付与は、パッド法,コ
ーティング法,スプレー法等どのような方法で行っても
よい。不織布に対する混合溶液の付与量(パッド法の場
合、絞り率とも言う。)も適宜決定しうる事項である
が、50〜200%程度が好ましい。この付与量は、〔(混
合溶液が付与された不織布の重量−付与前の不織布の重
量)/付与前の不織布の重量〕×100で表されるもので
ある。 このようにして混合溶液を付与した後、不活性雰囲気
中で加熱処理される。ここで、不活性雰囲気中とは、混
合溶液に浸漬した状態ではない、即ち付与した以外の混
合溶液とは接触させない状態ということである。従っ
て、一般的には空気中で加熱処理されることになる。な
お、この方法はいわゆるPad−Bake法と言われるもので
あり、連続工程で処理しうるという利点がある。この
点、混合溶液中に浸漬して加熱処理される浸漬法が、バ
ッチ式で非連続的に処理されるのとは異なる。 加熱処理の条件は、100〜200℃で、15秒乃至30分間程
度が好ましい。この加熱処理によって、セルロース繊維
中のセルロース分子がモノハロゲン化酢酸又はその塩及
び水酸化アルカリ金属と反応し、セルロース分子の水酸
基の水素原子がアルカリ金属カルボキシメチル基と置換
されて、本発明で言うセルロース系繊維となるのであ
る。そして、このセルロース系繊維は水に対する崩壊能
が高く、従ってセルロース系繊維を主体とする不織布は
流動水中で崩壊しやすくなるのである。 この加熱処理後得られた不織布中には、一般的に未反
応のモノハロゲン化酢酸又はその塩,又は水酸化アルカ
リ金属が残留しているので、これらを除去するために洗
浄を行う。洗浄は、中性水又は塩基性水で行うと、セル
ロース系繊維が溶解し、不織布が崩壊する恐れがあるた
め、酸性水,アルコール又はアルコールと水との混合溶
剤で行うのが好ましい。現実には、中和の目的で弱酸性
としたアルコールと水との混合溶剤がより好ましい。ア
ルコールと水とを混合する理由は、アルコールのみでは
中和及び洗浄が不充分となる傾向が生じ、また水のみで
は不織布が崩壊する傾向が生じるからである。また、ア
ルコールと水との混合割合は、アルコール95〜50%程
度,水5〜50%程度が好ましい。なお、アルコールとし
ては、メタノール,エタノール,イソプロパノール等を
用いるのが好ましい。そして、この洗浄後、乾燥して本
発明に係る易崩壊性不織布を得ることができる。
【実施例】
実施例1〜3及び比較例 繊維長40mmのビスコースレーヨン繊維100重量%から
なる目付30g/m2の水流ジェット法による水流絡合不織布
を準備した。この不織布を、第1表に示すモノクロル酢
酸と水酸化ナトリウムの混合溶液(溶媒は水)に浸漬し
た後、圧搾して絞り率100%とした。その後、空気中で1
20℃,15分間加熱処理した。 加熱処理後、エタノール80%及び水20%の混合溶剤と
酢酸とを用いて、中和洗浄し、乾燥して易崩壊性不織布
を得た。この易崩壊性不織布中のセルロース系繊維の置
換度及びこの易崩壊性不織布の振動崩壊度を、前述した
測定方法で測定したところ、第1表に示す結果を得た。 また、この実施例で用いた不織布に何らの処理も施さ
ずに、置換度及び振動崩壊度を測定しものを、比較例1
として第1表に示した。 この結果、実施例1〜3に係る不織布は、一定の振動
崩壊度を示し、流動水中で容易に崩壊することが実証さ
れた。 実施例4〜6及び比較例2 繊維長35mmのビスコースレーヨン繊維100重量%から
なる目付60g/m2の不織布を準備した。この不織布は、平
行細線状にバインダーがプリントされた、いわゆるプリ
ントボンドタイプのものであった。この不織布を、第2
表に示すモノクロル酢酸のナトリウム塩と水酸化ナトリ
ウムの混合溶液(溶媒は水)に浸漬した後、圧搾して絞
り率100%とした。その後、空気中で160℃,5分間加熱処
理した。 加熱処理後、実施例1〜3と同一の方法で洗浄し、且
つ同一の方法で置換度及び振動崩壊度を測定し、第2表
に示す結果を得た。 また、この実施例で用いた不織布に何らの処理も施さ
ずに、置換度及び振動崩壊度を測定しものを、比較例2
として第2表に示した。 この結果、実施例4〜6に係る易崩壊性不織布は、一
定の振動崩壊度を示し、流動水中で容易に崩壊すること
が実証された。 実施例7〜9及び比較例3 繊維長約25mmの綿100重量%からなる目付30g/m2の不
織布を準備した。この不織布は、湿式法で作成されたも
のであった。この不織布を、第3表に示すモノクロル酢
酸と水酸化ナトリウムの混合溶液(溶媒は水)に浸漬し
た後、圧搾して絞り率100%とした。その後、空気中で1
50℃,20分間加熱処理した。 加熱処理後、実施例1〜3と同一の方法で洗浄し、且
つ同一の方法で置換度及び振動崩壊度を測定し、第3表
に示す結果を得た。 また、この実施例で用いた不織布に何らの処理も施さ
ずに、置換度及び振動崩壊度を測定しものを、比較例3
として第3表に示した。 この結果、実施例7〜9に係る易崩壊性不織布は、一
定の振動崩壊度を示し、流動水中で容易に崩壊すること
が実証された。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る易崩壊性不織布
は、構成繊維として特許請求の範囲記載のセルロース系
繊維で構成されているので、水に対する崩壊能を一定の
水準にすることができ、依って静止水中では崩壊しにく
いけれども、流動水中で容易に崩壊するものである。従
って、例えば外用薬用基布として用いた際、水分を含有
する外用薬をこの易崩壊性不織布に塗工しても、使用時
には不織布が崩壊して強度低下を来すことがなく、使用
後においては水洗トイレ等で水で流すことにより容易に
崩壊し、使用後における廃棄が簡単であるという効果を
奏するものである。 なお、以上主に本発明に係る易崩壊性不織布が、外用
薬用基布として用いられる場合について説明したが、そ
の外にも例えば以下〜の如き用途に使用することが
できる。本発明に係る易崩壊性不織布に種子を挟んで
種子帯にすると、この種子帯を土壌に埋めることによっ
て種蒔きを行うことができ、その後不織布は崩壊するた
め発芽の障害にならないものを得ることができる。本
発明に係る易崩壊性不織布中に粉石鹸を挟着しておく
と、これで手を洗浄した後、そのまま水で流すことがで
き、使い捨ての石鹸として簡便に使用できる。本発明
に係る易崩壊性不織布にアルコールを含浸して、拭き布
(ウェットティッシュー)とすると、使用後そのままト
イル等で水に流すことができ、拭き布の廃棄が簡単であ
る。本発明に係る易崩壊性不織布で袋を形成し、その
袋の中に染料粉末又は洗剤粉末等を所定量収納しておく
と、染色浴又は洗濯機の中にその袋を投入すれば、所望
の染色又は洗濯が可能となる。そして、染色浴又は洗濯
機中で前記の袋は崩壊し、この袋を取り出す作業が不要
となって、合理的である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セルロース分子中の水酸基の水素原子の一
    部がアルカリ金属カルボキシメチル基で置換されてお
    り、繊維長が5〜150mmのセルロース系繊維を主体とし
    て構成された易崩壊性不織布であって、該不織布の振動
    崩壊度は3〜50回であることを特徴とする流動水中で容
    易に崩壊する易崩壊性不織布。
  2. 【請求項2】アルカリ金属カルボキシメチル基の置換度
    が0.05〜0.5であるセルロース系繊維を用いる請求項
    (1)項記載の流動水中で容易に崩壊する易崩壊性不織
    布。
JP1135115A 1989-04-07 1989-05-29 流動水中で容易に崩壊する易崩壊性不織布 Expired - Lifetime JP2795349B2 (ja)

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DE2823710A1 (de) * 1978-05-31 1979-12-06 Hoechst Ag Verfahren zur herstellung von quellfaehiger, vernetzter carboxyalkylcellulose in faserform aus natuerlich vorkommender cellulose und deren verwendung

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