JP2795282B2 - プリント配線板の製造方法 - Google Patents
プリント配線板の製造方法Info
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- JP2795282B2 JP2795282B2 JP1187937A JP18793789A JP2795282B2 JP 2795282 B2 JP2795282 B2 JP 2795282B2 JP 1187937 A JP1187937 A JP 1187937A JP 18793789 A JP18793789 A JP 18793789A JP 2795282 B2 JP2795282 B2 JP 2795282B2
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- Japan
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- printed wiring
- wiring board
- corner
- chamfer
- corner chamfer
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Description
配線板の隅にコーナーチャンファーを形成する方法に関
する。
すごとく,1〜4隅に切欠状のコーナーチャンファー90,9
1が設けられている。このコーナーチャンファーは,プ
リント配線板の自動実装時の方向・位置決めに用いら
れ,更にはロボット搬送時の爪把持部として用いられ
る。
直線状を呈する。そして,コーナーチャンファーの大き
さは,比較的大きいもの(90)と,比較的小さいもの
(91)とに大別される。
ものが,第7図に示すごとく,1隅に1つ形成されてい
る。また,コーナーチャンファー91は,比較的小さいも
のが,第8図に示すごとく,更に3隅にそれぞれ形成さ
れている。なお,図中符号92は回路用パターン,93はス
ルーホールである。
6図に示すごとく,ワークシートにスルーホール等の穴
明けを行い,パターン形成を行い,各プリント配線板に
個片化した後に形成していた。しかして,コーナーチャ
ンファーは,パンチング加工,レーザー加工等によっ
て,切断面形状が略直線状となるように形成される。
ある。
成は,プリント配線板9の個片化工程後において行うた
め,コーナーチャンファー形成作業は煩雑である。
で,コーナーチャンファーの形成が容易で,かつ工程の
簡略化ができる,プリント配線板の製造方法を提供しよ
うとするものである。
ートにスルーホール等の貫通孔を形成する際に,個片化
されるべき各プリントの配線板の隅に同時に少なくとも
1つのコーナーチャンファーを形成するとともに,上記
コーナーチャンファーに連結した切り代を設けておき,
コーナーチャンファー及び切り代の略中心部分を回転カ
ッターにより切断して個片化することを特徴とするプリ
ント配線板の製造方法にある。
のワークシートの状態において,スルーホール等の貫通
孔形成時に同時にコーナーチャンファーを穿設すること
である。
おいて,個片化されるプリント配線板が多数形成された
基板をいう。
位置に設けた,スルーホール用,メッキ等給電用,カッ
ト時位置決め用の貫通孔をいう。該貫通孔は,ドリル加
工,パンチング加工,レーザー加工等により形成する。
そして,この貫通孔形成工程において,同時に上記ドリ
ル加工等によりコーナーチャンファーを形成する。
リント配線板形成部分が形成された後,例えばパターン
形成後において,所定の切断方法により,プリント配線
板を1つづつ切り離すことをいう。
ーホール等の貫通孔形成用の,ドリル,パンチング加工
機,レーザー加工機等を用いて行う。スルーホール等の
加工は,一般にNC制御加工装置を用いて行うため,この
コーナーチャンファーの加工も該制御装置に組み込んで
行うことが好ましい。
きいものと,比較的小さいものとがある。また,その数
は1〜4である。
直線状であっても良いが,弧状凹部形状であることが好
ましい。コーナーチャンファーの切断面形状が孤状凹部
形状である場合には,該コーナーチャンファーは,ロボ
ット用の爪と略同形状を呈し,ロボットによる自動実装
時の方向・位置決めが正確でかつ容易となる。即ち,自
動実装作業において,ロボット用の爪でプリント配線板
の片隅を把持する際に,ロボット用の爪がズレてプリン
ト配線板が微動することがない。
は,ワークシートの状態において個片化されるべき各プ
リント配線板の片隅に同時にコーナーチャンファーを形
成する。そのため,コーナーチャンファー形成部は多数
存在しているが、その位置は所定の位置に定まっている
故,連続的に形成することができ,形成容易である。ま
た,多数のコーナーチャンファーを同時に形成するた
め,その位置精度が良い。
ンファー形成工程及び加工機を必要としない。
図〜第3図及び第5図を用いて説明する。
ート1(第2図)に各用途のための貫通孔を開けた後,
パターン112の形成を行う。その後,上記ワークシート
1を個片化してプリント配線板11を得る方法である。こ
のようにして得られたプリント配線板11は,第1図に示
すごとく,片隅に1つのコーナーチャンファー110を有
する。
く,多数のプリント配線板11を形成したものである。
の貫通孔を形成する際に,個片化されるべき各プリント
配線板11の片隅に同時にコーナーチャンファー110を形
成する。
ッキ時給電用穴13,カット時位置決め用穴14の貫通孔を
形成する工程において,上記プリント配線板11の片隅に
コーナーチャンファー110をドリルにより,同時に形成
する。
ト配線板11の右上片隅に貫通孔10を1つづつ設けること
により形成する。その後,各プリント配線板11にはパタ
ーン112を所定の位置に形成する。
くカットライン12に沿って回転カッター(図示略)によ
り切断し,プリント配線板11を個片化する。なお,図
中,符号121,122は上記個片化時の切り代である。
に1つの孤状凹部形状のコーナーチャンファー110を有
する,プリント配線板11を得ることができる。
ーホール111等の貫通孔を形成すると同時に,プリント
配線板11の片隅にコーナーチャンファー110を形成する
ための貫通孔10を形成する。そして,上記カットライン
12に沿って,ワークシート1よりプリント配線板11を個
片化する。これにより,上記コーナーチャンファー110
が形成される。
く,プリント配線板11の個片化前にコーナーチャンファ
ー110を形成する。そのため,従来の製造方法(第6
図)のごとく,プリント配線板11の個片化後にチャンフ
ァー形成工程を必要としない。そのため,個片化した個
々のプリント配線板11の片隅にコーナーチャンファー11
0を形成する煩わしさがなく,作業性が向上する。
ー110形成用の貫通孔10を形成するため,連続穿孔をす
ることができ,形成容易である。また,穿孔位置はワー
クシート上の定まった位置であるため,NC制御加工装置
を用いて穿孔する際に好都合である。つまり,同じワー
クシートであれば,穿孔の位置,大きさが同じであるた
め,工程内容が簡易化される。
孤状凹部形状を呈するため自動実装作業を行うに当た
り,ロボット用の爪と略同形状を呈する。そのため,自
動実装時の方向・位置決めが正確でかつ容易となる。
ント配線板11の片隅を把握する際に,ロボット用の爪が
ズレてプリント配線板11が左右に微動することがない。
図及び第5図を用いて説明する。
つのコーナーチャンファー110を有するプリント配線板1
1に代えて,4隅にコーナーチャンファー150〜155を有す
るプリント配線板15を製造するものである。そして,そ
の他の構成は上記第1実施例と同様とした。
示すごとく,1隅に,比較的小さいコーナーチャンファー
150と,3隅に同形の比較的大きいコーナーチャンファー1
53〜155を有する。上記プリント配線板15は,上記第1
実施例におけるプリント配線板11のごとく,第5図に示
すフローシートに基づいて製造する。
果のほかに,自動実装作業にロボット用の爪でより確実
に把持し,かつ自動実装時の方向・位置決めを,より正
確に行うことができるプリント配線板15を得ることがで
きる。
はプリント配線板の平面図,第2図及び第3図はワーク
シートの平面図及びその拡大図,第5図はプリント配線
板の製造方法のフローシート,第4図は第2実施例にお
けるプリント配線板の平面図,第6図は従来のプリント
配線板の製造方法のフローシート,第7図及び第8図は
従来のプリント配線板の平面図である。 1……ワークシート, 10……コーナーチャンファー形成用の貫通孔, 11,15……プリント配線板, 110,150,153,154,155……コーナーチャンファー, 111……スルーホール, 112……パターン,
Claims (2)
- 【請求項1】多数のプリント配線板を形成したワークシ
ートにスルーホール等の貫通孔を形成する際に,個片化
されるべき各プリント配線板の隅に,同時に,少なくと
も1つのコーナーチャンファーを形成するとともに,上
記コーナーチャンファーに連結した切り代を設けてお
き,コーナーチャンファー及び切り代の略中心部分を回
転カッターにより切断して個片化することを特徴とする
プリント配線板の製造方法。 - 【請求項2】第1請求項におけるコーナーチャンファー
は孤状凹部形状であることを特徴とするプリント配線板
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187937A JP2795282B2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | プリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1187937A JP2795282B2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | プリント配線板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0352289A JPH0352289A (ja) | 1991-03-06 |
JP2795282B2 true JP2795282B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16214790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1187937A Expired - Lifetime JP2795282B2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | プリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2795282B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8789876B2 (en) | 2010-09-09 | 2014-07-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Structure for vehicle body rear portion |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5384597A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-26 | Seiko Epson Corp | Manufacture for display unit |
JPS5613788A (en) * | 1979-07-14 | 1981-02-10 | Omron Tateisi Electronics Co | Method of manufacturing printed circuit board |
JPH0241187B2 (ja) * | 1983-07-19 | 1990-09-14 | Tanaka Precious Metal Ind | Bunkatsugatapurintokibannoseizohoho |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP1187937A patent/JP2795282B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0352289A (ja) | 1991-03-06 |
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