JP2794069B2 - アンカー施工方法 - Google Patents
アンカー施工方法Info
- Publication number
- JP2794069B2 JP2794069B2 JP1029182A JP2918289A JP2794069B2 JP 2794069 B2 JP2794069 B2 JP 2794069B2 JP 1029182 A JP1029182 A JP 1029182A JP 2918289 A JP2918289 A JP 2918289A JP 2794069 B2 JP2794069 B2 JP 2794069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drilling
- anchor
- construction
- work
- construction method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアンカー施工方法に係り、特に削孔作業空間
の確保が困難な急斜面や堀削面の土留工事やよう壁工事
などに対して好適なアンカー施工方法に関する。
の確保が困難な急斜面や堀削面の土留工事やよう壁工事
などに対して好適なアンカー施工方法に関する。
一般にアンカー工法は、地盤を削孔してアンカー体を
挿入し、セメントペースト等を注入して施工する。
挿入し、セメントペースト等を注入して施工する。
従来は、急斜面や堀削面の土留、あるいは斜面安定
工、地辷り抑止工などにアンカーを施工する場合、第3
図に示すように、根切底を基盤として削孔機を据付ける
か、削孔面に対面して作業用の足場又は構台などを仮設
し、その上に削孔機を据付けるのが通常であった。図中
の符号は、2が土留材、4は根切底又は仮設足場、6は
削孔機、8は削孔ハンマ、10は動力設備である。
工、地辷り抑止工などにアンカーを施工する場合、第3
図に示すように、根切底を基盤として削孔機を据付ける
か、削孔面に対面して作業用の足場又は構台などを仮設
し、その上に削孔機を据付けるのが通常であった。図中
の符号は、2が土留材、4は根切底又は仮設足場、6は
削孔機、8は削孔ハンマ、10は動力設備である。
しかしながら、削孔面の前面に作業空間を確保するの
が困難なときや、地辷り抑止工事のように勾配のある急
な斜面上での施工の場合には、大がかりな足場が必要と
なるという問題点があった。
が困難なときや、地辷り抑止工事のように勾配のある急
な斜面上での施工の場合には、大がかりな足場が必要と
なるという問題点があった。
また、そのため斜面に樹木などが生い茂っているとき
は、広範囲の伐採によって地山の強度が弱められ、更に
は環境上も問題があった。
は、広範囲の伐採によって地山の強度が弱められ、更に
は環境上も問題があった。
この発明の目的は上記問題点に鑑みなされたもので、
削孔面の前面に削孔機等の重機を配置する必要のないア
ンカー施工方法を提供することである。
削孔面の前面に削孔機等の重機を配置する必要のないア
ンカー施工方法を提供することである。
上記の目的を達成するために本発明のアンカー施工方
法は、急斜面又は堀削面等の土留工事におけるアンカー
施工方法であって、前記急斜面又は堀削面の上方に、バ
ックホーを位置せしめ、該バックホーの先端に取付けた
削孔ハンマによって該急斜面又は堀削面に削孔するアン
カー施工方法において、前記削孔ハンマに作業台を取付
けることを特徴とするものである。
法は、急斜面又は堀削面等の土留工事におけるアンカー
施工方法であって、前記急斜面又は堀削面の上方に、バ
ックホーを位置せしめ、該バックホーの先端に取付けた
削孔ハンマによって該急斜面又は堀削面に削孔するアン
カー施工方法において、前記削孔ハンマに作業台を取付
けることを特徴とするものである。
上記構成によれば、急斜面や堀削面の上方の地盤上に
バックホーを配置し、その先端に取付けた削孔ハンマ
に、削孔作業が容易にできるように作業台を仮設して、
急斜面や堀削面を削孔することができるので、削孔面の
前面に重機を配置するための大がかりな足場等が不要と
なる。
バックホーを配置し、その先端に取付けた削孔ハンマ
に、削孔作業が容易にできるように作業台を仮設して、
急斜面や堀削面を削孔することができるので、削孔面の
前面に重機を配置するための大がかりな足場等が不要と
なる。
そのために経済的であり、大巾に工期の短縮を図るこ
とができる。
とができる。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図の実施例は、斜面50に土留材52を施工し、埋土
54をしたのち上部に架台56を設け、その上にバックホー
58を配置し、その先端にはクラムシュル(図示せず)を
取外して削孔ハンマ60を取付け、削孔62を施工する。
尚、埋土54は最後に施工する場合もある。
54をしたのち上部に架台56を設け、その上にバックホー
58を配置し、その先端にはクラムシュル(図示せず)を
取外して削孔ハンマ60を取付け、削孔62を施工する。
尚、埋土54は最後に施工する場合もある。
このような方法にすることによって、土留材52の前面
には大がかりな足場などが不要となる。
には大がかりな足場などが不要となる。
図の例では削孔ハンマ60に作業台64を設けてある。こ
うすることによって削孔後も、アンカー体の挿入、セメ
ントペーストの注入等の作業を容易に行うことができ
る。
うすることによって削孔後も、アンカー体の挿入、セメ
ントペーストの注入等の作業を容易に行うことができ
る。
本実施例をよう壁工事に適用した例を第2図によって
説明する。第2図(A)〜(E)はよう壁工事の一連の
施工手順を示したものである。
説明する。第2図(A)〜(E)はよう壁工事の一連の
施工手順を示したものである。
まず、第2図(A)に示すように、斜面50にH鋼70を
杭打施工する。次いで第2図(B)に示すように横矢板
72を施工し、埋土54を埋戻し、第2図(C)に示すよう
によう壁74を施工し、アンカー部を箱抜する。
杭打施工する。次いで第2図(B)に示すように横矢板
72を施工し、埋土54を埋戻し、第2図(C)に示すよう
によう壁74を施工し、アンカー部を箱抜する。
次に、第2図(D)に示すように上部に架台56を設置
して、その上に第2図(E)に示すようにバックホー58
を配置して第1図において説明したようにアンカー工を
行う。符号78は施工後のアンカーである。第2図(F)
はアンカー部76の施工後のよう壁工完成を示す。
して、その上に第2図(E)に示すようにバックホー58
を配置して第1図において説明したようにアンカー工を
行う。符号78は施工後のアンカーである。第2図(F)
はアンカー部76の施工後のよう壁工完成を示す。
本例によれば、アンカーの工のための仮設工事を大巾
に省略することができ、しかもなおアンカー自体の精度
は従来の方法によるものと全く変わらない。
に省略することができ、しかもなおアンカー自体の精度
は従来の方法によるものと全く変わらない。
上述のとおり本発明によれば、アンカー施工部の上方
に重機を配置することによって、かなりの仮設工事が省
略され、そのため工期が大巾に短縮され、極めて大きい
経済的効果を奏することができる。
に重機を配置することによって、かなりの仮設工事が省
略され、そのため工期が大巾に短縮され、極めて大きい
経済的効果を奏することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は本実
施例を適用した施工例の手順を示す説明図、第3図は従
来例を示す説明図である。 50……斜面、52……土留材、 54……埋土、56……架台、 58……バックホー、60……削孔ハンマー、 62……削孔、64……作業台、 70……H鋼、72……横矢板、 74……よう壁、76……アンカー部、 78……アンカー。
施例を適用した施工例の手順を示す説明図、第3図は従
来例を示す説明図である。 50……斜面、52……土留材、 54……埋土、56……架台、 58……バックホー、60……削孔ハンマー、 62……削孔、64……作業台、 70……H鋼、72……横矢板、 74……よう壁、76……アンカー部、 78……アンカー。
Claims (1)
- 【請求項1】急斜面又は堀削面等の土留工事におけるア
ンカー施工方法であって、前記急斜面又は堀削面の上方
にバックホーを位置せしめ、該バツクホーの先端に取付
けた削孔ハンマによって該急斜面又は堀削面に削孔する
アンカー施工方法において、前記削孔ハンマに作業台を
取付けることを特徴とするアンカー施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029182A JP2794069B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | アンカー施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029182A JP2794069B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | アンカー施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02210114A JPH02210114A (ja) | 1990-08-21 |
JP2794069B2 true JP2794069B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12269068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1029182A Expired - Fee Related JP2794069B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | アンカー施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2794069B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101839112A (zh) * | 2010-05-11 | 2010-09-22 | 合肥航天液压机械有限公司 | 架柱式钻机的调整装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5915928B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2016-05-11 | ライト工業株式会社 | 岸壁補強工法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6234914A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Achilles Corp | フレ−ムラミネ−ト可能な難燃性軟質ポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
-
1989
- 1989-02-08 JP JP1029182A patent/JP2794069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101839112A (zh) * | 2010-05-11 | 2010-09-22 | 合肥航天液压机械有限公司 | 架柱式钻机的调整装置 |
CN101839112B (zh) * | 2010-05-11 | 2013-06-26 | 合肥航天液压机械有限公司 | 架柱式钻机的调整装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02210114A (ja) | 1990-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN206706783U (zh) | 一种可重复使用的基坑支护结构 | |
JP2794069B2 (ja) | アンカー施工方法 | |
CN110067205A (zh) | 一种桥梁墩柱外包永久钢护筒埋设施工方法 | |
JP6951950B2 (ja) | 杭の撤去方法 | |
KR20160008828A (ko) | 원지반 토사를 활용한 흙막이 벽체구조물 및 흙막이 벽체구조물 시공 방법 | |
JP6479554B2 (ja) | 支線アンカ及び支線アンカの施工方法 | |
JPH0768707B2 (ja) | オープンケーソン工法 | |
JPH032488A (ja) | アンカー施工方法 | |
JPH059940A (ja) | ケーソンの沈設方法 | |
JPH10252080A (ja) | 高架道路用橋脚の基礎の補強方法 | |
JPS6272817A (ja) | 土留壁の構築法 | |
JPS5985022A (ja) | 地下連続壁工法 | |
JPS6229625A (ja) | オ−プンケ−ソンの沈下工法 | |
KR100669530B1 (ko) | 흙막이 시공방법 | |
JPS61155519A (ja) | ケ−ソンの沈設工法 | |
JPH02248521A (ja) | オープンシールド工法 | |
JPS6192235A (ja) | 埋設管の固定工法 | |
JPS6133930B2 (ja) | ||
JPH07119471B2 (ja) | アースアンカーによる盤ぶくれ防止工法 | |
JPS62236922A (ja) | 矢板壁構造物の補強方法 | |
SU619572A1 (ru) | Способ возведени хранилища в просадочном грунте | |
JP2586459Y2 (ja) | 穴掘装置 | |
ATE429545T1 (de) | Verfahren zum erstellen einer verankerung unter einem bestehenden gebäude | |
JPH0240806B2 (ja) | ||
JPS5585731A (en) | Method and apparatus for burying pile |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |