JP2793247B2 - 給油システム - Google Patents

給油システム

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JP2793247B2 JP10058189A JP10058189A JP2793247B2 JP 2793247 B2 JP2793247 B2 JP 2793247B2 JP 10058189 A JP10058189 A JP 10058189A JP 10058189 A JP10058189 A JP 10058189A JP 2793247 B2 JP2793247 B2 JP 2793247B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は給油所に適用される給油システムに係り、特
に計量機のポンプの空転事故を防止する場合に用いて好
適な給油システムに関する。
[従来の技術及び課題] 給油所の計量機へ油液を供給する地下タンクの貯留油
液の残量が零またはリミット値以下となった場合に、給
油作業の続行すなわち給油ポンプの運転を続行すると、
給油ポンプが空転し故障の原因となる不具合が発生す
る。そこで従来は上記のようなポンプ空転事故を防止す
るため、給油マンが適宜、地下タンク内へ貯留油液検出
用の検尺を挿入し油液残量の確認を行っている。
しかしながら、上記のように検尺を使用し地下タンク
の油液残量を確認する方法では、ポンプ空転事故防止の
ため該確認作業を随時行う必要があり、手間が掛かり煩
雑であると共に省力化の面からも問題があった。
本発明は前記課題を解決するもので、地下タンクの油
液残量を常時監視し残量が危険レベルに到達する前に計
量機を自動的にポンプロック状態とすることにより、ポ
ンプの空転事故を防止した給油システムの提供を目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、油液を汲上げる
給油ポンプを有する計量機と、複数の計量機へ供給する
油液を貯留するタンクと、タンク内の油液残量を測定す
る残量測定手段と、該残量測定手段により測定したタン
ク内の油液残量が予め設定された設定量以下か否かを判
定する判定手段と、計量機による所定給油当たりの給油
推定量を各計量機別に登録する登録手段と、該登録手段
の登録に基づき、前記判定手段により油液残量が設定量
以下と判定されたタンクから油液が供給される給油中の
全計量機の給油推定量に、給油開始要求を出力してきた
計量機の給油推定量を加算して合計給油推定量を演算す
る演算手段と、該演算手段により演算された合計給油推
定量が前記油液残量を設定量以下と判定されたタンクの
供給可能油液量を超えた場合は、前記給油開始要求を出
力してきた計量機の給油ポンプをロック状態とし該給油
ポンプの空転を防止するポンプロック手段と、当該タン
クの油液残量が設定量以下となった旨を報知する報知手
段とを具備することを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、当該タンクの油液残量が設定量以下
になったとの判定に基づき、演算手段が当該タンクによ
り油液を供給する給油中計量機の給油推定量に、給油開
始要求計量機の給油推定量を加算した合計給油推定量を
演算すると、ポンプロック手段は合計給油推定量が当該
地下タンクの供給可能油液量を超えたときに、給油開始
要求計量機をポンプロックすると共に、報知手段は当該
タンクの残量が設定量以下となった旨を給油マンへ報知
する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の給油システムの構成を示すブロッ
ク図であり、給油所敷地には給油所建屋1が設置され、
該建屋1の屋内には該給油システム各部を制御する共通
制御部2と、後述の地下タンクの油液残量がエンプティ
ー値を下回った旨を表示するエンプティーランプ・ポン
プ空転防止エラーランプ(図示略)等を備えた屋内表示
板3と、地下タンクの油液残量がエンプティー値に達し
たとき注油警報を発生する音声発生装置4が配設されて
いる。この場合、前記共通制御部2には、各地下タンク
配管系統毎の計量機NO、各計量機毎の1車両当たりの平
均給油量(給油推定量、例えばレギュラーガソリン/ハ
イオクガソリンを供給する計量機の場合は40、軽油を
供給する計量機の場合は70、灯油を供給する計量機の
場合は18)、各地下タンク毎の後述するエンプティー
値やリミット値等を入力するための操作表示部(図示
略)が配設されている。これらの入力操作は、該給油所
の設置時に初期データ設定作業として行なわれ、後述の
給油管理テーブルに記憶されるようになっている。
また、給油所敷地には同一油種の油液を供給するNO.1
号機の計量機5、…NO.m号機の計算機6が設置されると
共に、給油所地下には前記各計量機5、6へ配管7を介
して供給する油液を貯留するNO.1地下タンク8が埋設さ
れ、該地下タンク8には油液残量を測定する液面計9が
配設されている。この場合、本実施例では便宜上、計量
機が2台、地下タンクを1台のみ図示してあるが、該給
油所には、上記油種とは異なる油種の油液を供給する複
数の計量機(NO.m+1号機〜NO.x号機)、及び前記異な
る油種の油液を貯留する地下タンク(NO.2〜NO.n)が配
設されている。また、これら各計量機NOは各地下タンク
の配線工事を行ったときに決定されるようになってい
る。
前記NO.1号機の計算機5には、前記配管7と連通し地
下タンク8から油液を汲上げるポンプ10が配設され、ポ
ンプモータ11により駆動されるようになっている。前記
ポンプ10により汲上げた油液を移送する管路12の途中に
は流量計13が配設され、給油流量を計測するようになっ
ている。該管路12の油液吐出量には給油ホース14が配設
され、該給油ホース14先端部に取付けられた給油ノズル
15はノズル掛け(図示略)に着脱可能とされている。該
ノズル掛け近傍の計量機5内部にはノズルスイッチ16が
配設され、給油ノズル15をノズル掛けから取外したとき
にONとなる一方、掛戻したときにOFFとなるようになっ
ている。また、計量機5には制御部17が配設され、前記
ポンプモータ11を駆動制御すると共に、流量計13の出力
信号に基づき給油量を計測し、ノズルスイッチ16のON信
号に基づき給油開始要求信号を共通制御部2へ出力する
ようになっている。尚、計量機5には“地下タンクエン
プティー”等のメッセージを表示するデイスプレイ(図
示略)が配設されている。
また、NO.m号機の計量器6や他の計量機(NO.m+1号
機〜NO.x号機)の各部も前記計量機5の各部と同一構成
とされており、同一符号を付し説明を省略する。また、
他の地下タンク(NO.2〜NO.n)も前記地下タンク8と同
一構成とされている。そして、前記給油所建屋1の共通
制御部2と、各計量機(NO.1号機〜NO.x号機)の制御部
17及び各地下タンク(NO.1〜NO.n)の各液面計9とはシ
リアルインターフェースにより接続されている。前記共
通制御部2は、各地下タンクの貯留油液の現在残量を常
時、各液面計9の検出信号に基づき順次走査を行い、何
れの地下タンクの残量が後述のエンプティー値になった
か否かを監視するようになっている。
また、前記給油所建屋1の共通制御部2のメモリ内部
には第2図に示す如く、油量テーブル20と給油中計量機
テーブル21とから構成された給油管理テーブル22が格納
されている。
即ち、前記油量テーブル20の各エリア20A、20B、20C
には各々、各地下タンク(NO.1〜NO.n)の貯留油液の現
在残量(A)、注油警報発生開始の基準となる各地下タ
ンクのエンプティー値(B)、計量機のポンプ空転が発
生する各地下タンクのリミット値(C)が記憶されるよ
うになっている。
また、前記給油中計量機テーブル21の各エリア21A、2
1B、…21Xの各第1エリア21−1には各々、各地下タン
ク毎に配管により接続された計量機NOが初期設定されて
おり、前記各エリア21A、21B、…21Xの各第2エリア21
−2には各々、各地下タンクが油液を供給する各計量機
NOに対応させた給油可/否フラグF(“1"=給油可、
“0"=給油否)が設定され、前記各エリア21A、21B、…
21Xの各第3エリア21−3には各々、通常給油時におけ
る平均給油量(D)とプリセット給油時における設定さ
れたプリセット給油量(D′)が記憶されるようになっ
ている。この場合、平均給油量(D)は例えば油種、計
量機設置場所等に起因して共通制御部2の操作表示部か
ら初期設定されるようになっており、また、プリセット
給油量(D′)はプリセット給油の際に設定入力される
所望の給油量が設定されるようになっている。尚、通常
給油時にはプリセット給油量(D′)=0とされる。
前記共通制御部2は前記給油管理テーブル22の記憶内
容を参照し、以下の処理を行う。即ち、 注油可量(X)=現在残量(A)−リミット値
(C)、なる式に基づき、当該地下タンクへ注油可能な
油量を算出すると共に、 ・前記で求めた注油可量(X)と、 ・給油可/否フラグFが“1"にセットされ、給油開始
要求に対して既に給油が許可されている計量機の給油総
量E(次式)と、 E=(D1 or D1′)+(D2 or D2′)+… +(Dn or Dn′) (但し、上式において、既に給油が許可されている計量
機について、通常給油の許可がなされている場合には平
均給油量Dを、又はプリセット給油について許可がなさ
れている場合はプリセット給油量D′を個別に選択して
演算する) ・今回給油開始要求が受信された計量機の給油量DD o
r D′D′と、 の関係を示す不等式(次式) (但し、DDは後述の給油開始要求レポートにおいてプリ
セット値データが“0"で通常給油指定のときに選択され
る当該計量機の平均給油量であり、またD′D′は上記
レポートにおいてプリセット値データが“0"でなくプリ
セット給油が指定されているときの当該プリセット値) (X)>(E)+(DD or D′D′) を(X)が満たす場合は当該計量機について給油可/否
フラグFを“1"とする一方、前記式(X)が満たさない
場合は当該計量機について給油可/否フラグFを“1"に
変更しないようになっている。
次に、上記構成による本実施例の作用を第3図及び第
4図のフローチャートに基づき説明する。
〈地下タンクエンプティー監視処理(第3図)〉 共通制御部2は、タンクNOをm=1とするイニシャラ
イズ処理を行った後(ステップSA0)、液面計9により
検出したNO.1地下タンク8の油液残量が、給油管理テー
ブル22のエリア20Bから読出したエンプティー値を下回
っているか否かを判定し(ステップSA1)、油液残量が
エンプティー値を下回っていない場合は、該NO.1地下タ
ンク8について第4図のポンプ空転処理を行う(ステッ
プSA2)。これに対し、油液残量がエンプティー値を下
回っている場合は、屋内表示板3のエンプティーランプ
を点灯させ、給油マンに対し当該地下タンク(NO.1地下
タンク8)の残量がエンプティー値を下回っている旨を
報知し、給油マンに対しタンクローリ車から当該地下タ
ンク(地下タンク8)への注油の催促を行う(ステップ
SA3)。次に、共通制御部2は音声発生装置4がリセッ
トされているか否かを判定し(ステップSA4)、リセッ
トされていない場合は音声発生装置4により当該地下タ
ンク(NO.1地下タンク8)の残量がエンプティー値を下
回っている旨を所定時間報知する(ステップSA5)。
他方、上記ステップSA1でNO.1地下タンク8の油液残
量がエンプティー値以上の場合は、ステップSA2で示す
後述の空転管理処理を当該NO.1のタンクについて完了し
た後、タンクNOを1加算して次のタンクNO(m=2)に
更新して、当該タンクNO(m=2)が設置タンク数(m
=X)より大きく全てのタンクにつき一通り確認が終了
したか否かを判定する(ステップSA6、7)。そして、
更新したタンクNO(m=2)が設置タンク数X以下の場
合は、前述したステップSA1の処理に戻り、同様にNO.2
地下タンクの油液残量が、給油管理テーブル22のエリア
20Bから読出したエンプティー値の下回っているか否か
を判定し(ステップSA1)、油液残量がエンプティー値
を下回っていない場合は、該NO.2地下タンクについて第
4図のポンプ空転処理を行う(ステップSA2)。この
後、ステップSA6、7の処理を行う。
他方、上記ステップSA1でNO.2地下タンクの油液残量
がエンプティー値を下回っている場合は、NO.2地下タン
クについて前述のステップSA3〜SA5の処理を行った後、
同様にステップSA6、7の処理を行う。従って、ステッ
プSA6、7の処理によってタンクNOを順次更新しなが
ら、残っている他のタンクについても地下タンクエンプ
ティー監視処理を行い、前記ステップSA7によってタン
クNO(m)が設置数Xを越えたときには、ステップSA0
に戻る結果、タンクNOは再び“1"にイニシャライズさ
れ、再度、地下タンクエンプティー監視処理を実行す
る。
〈ポンプ空転管理処理(第4図)〉 該ポンプ空転管理処理は、上記地下タンクエンプティ
ー監視処理のステップSA1の終了後、実行される。
共通制御部2は、給油マンが給油作業開始に際し当該
計量機のノズル掛けから給油ノズル15の取外しに伴い当
該計量機の制御部17から第5図に示す如く、例えば4バ
イトのフォーマットにより構成された給油開始要求レポ
ートを受信したか否かを判定する(ステップSB1)。該
給油開始要求レポートを受信した場合は当該計量機によ
る給油がプリセットモードが否かを、給油開始要求レポ
ートのプリセット値データが“0"即ち通常給油になって
いないか否かで判定し(ステップSB2)、プリセットモ
ード給油でない場合は、給油管理テーブル22の当該計量
機に対応した第3エリア21−3から平均給油量(D)を
読出し、該平均給油量(D)を(DD)とする(ステップ
SB3)。
次に、給油管理テーブル22に既に給油受付済で同じタ
ンク8に接続された計量機、即ち第2エリア21−2の給
油可/否フラグFが“1"となっている計算機を選択し、
選択されたそれぞれの計量機について、プリセット給油
受付がなされている場合は第3エリア21−3に記憶され
ているプリセット給油量D′を、また通常給油受付がな
されている場合は第3エリア21−3に記憶されている平
均給油量Dを読出し、給油受付が既になされている計量
機の給油総量(E)=(D1 or D1)+(D2 or D2)+…
+(Dn or Dn)を演算した後(ステップSB4)、該給油
管理テーブル22の当該計量機へ油液を供給する地下タン
クに対応した各エリア20A、20Cから読出した現在残量
(A)とリミット値(C)とに基づき、当該地下タンク
へ注油可能な給油可量(X)=(A)−(C)を演算す
る(ステップSB5)。更に前記給油可量(X)と、前記
給油総量(E)に前記平均給油量(DD)を加算した加算
値(E)+(DD)との大小関係の演算、即ち給油可/否
判断を行う(ステップSB6)。
次に、前記給油可量(X)が加算値(E)+(DD)よ
り大か否かを判定し(ステップSB7)、大(給油可)と
判定した場合は給油管理テーブル22の当該計量機に対応
した第2エリア21−2の給油可否フラグFを“1"にセッ
トすると共に(ステップSB8)、この場合は通常給油で
あるため第3エリア21−3にプリセット給油量(D′)
=0を記憶する(ステップSB9)。この後、共通制御部
2は当該計量機の制御部17へ“給油可”コマンドを送出
した後(ステップSB10)、該処理を終了する。
他方、共通制御部2は、上記ステップSB1で当該計量
機から給油開始要求レポートを受信しない場合は、当該
計量機から所定フォーマットにより構成された給油完了
レポートを受信したか否かを判定する(ステップSB1
1)。該給油完了レポートを受信した場合は、当該計量
機により完了した給油がプリセットモード給油か否かを
判定し(ステップSB12)、プリセットモード給油の場合
は、給油管理テーブル22の第3エリア21−3にプリセッ
ト給油量(D′)=0を記憶すると共に(ステップSB1
3)、第2エリア21−2の給油可/否フラグFを“0"に
リセットした後(ステップSB14)、該処理を終了する。
これに対し、上記ステップSB11で当該計量機から給油完
了レポートを受信しない場合は該処理を終了する一方、
上記ステップSB12で当該計量機により完了した給油がプ
リセットモード給油の場合はステップSB14を実行後、該
処理を終了する。
他方、共通制御部2は、上記ステップSB2で当該計量
機による給油がプリセットモードの場合には、上記ステ
ップSB4及びステップSB5と同様の処理を行う(ステップ
SB15、ステップSB16)。更に、上記ステップSB16で演算
した給油可量(X)と、上記ステップSB15で演算した給
油総量(E)に当該計量機の制御部17から受信したプリ
セット給油量を加算した加算値((E)+(受信プリセ
ット給油量))との大小関係の演算、即ち給油可/否判
断を行う(ステップSB17)。
次に、前記給油可量(X)が加算((E)+(受信プ
リセット給油量))より大か否かを判定し(ステップSB
18)、大(給油可)と判定した場合は上記ステップSB8
と同様の処理を行うと共に(ステップSB19)、給油管理
テーブル22の第3エリア21−3に前記受信したプリセッ
ト給油量(D′)を記憶する(ステップSB20)。この
後、共通制御部2は当該計量機の制御部17へ“給油可”
コマンドを送出した後(ステップSB21)、該処理を終了
する。
他方、共通制御部2は、上記ステップSB7及びステッ
プSB18で当該計量機への給油可量(X)が上記加算値
((E)+(DD)あるいは(E)+(受信プリセット給
油量))以下の場合は、当該計量機へ“ポンプロック”
コマンドを送出すると共に(ステップSB22)、“地下タ
ンクエンプティー”デイスプレイコマンドを送出する。
これにより当該計量機のデイスプレイ(図示略)に“地
下タンクエンプティー”が表示される(ステップSB2
3)。次に、屋内表示板3のポンプ空転防止エラーラン
プを点灯すると共に(ステップSB24)、音声発生装置4
によりポンプ空転禁止エラーの旨を所定時間報知した後
(ステップSB25)、該処理を終了する。
そして、該ポンプ空転管理処理の終了後、上記地下タ
ンクエンプティー監視処理のステップSA3以降の処理が
行なわれる。
[変形例] 上記実施例では、1基の地下タンクからm台の計量機
へ同一油種の油液を供給する構成としたが、この場合、
例えば1基の地下タンクから4台の計量機へ同一油種の
油液を供給する給油所においては、該1基の地下タンク
の残量が3.5台分の計量機へ供給する油液量しかないと
判定されたときに、3台の計量機を給油可とし残りの1
台の計量機を給油禁止とすることも可能である。これに
より、計量機の効率的な稼動が達成可能となる。
上記実施例では、共通制御部はポーリング方式により
給油システム各部を制御する構成としたが、これに限定
されず、コンテンション(相互起動)方式により制御す
ることも可能である。
上記実施例では、共通制御部により各計量機のポンプ
空転監視を行う構成としたが、これに限定されず、例え
ば複数の計量機の内の特定の計量機を親機とすると共に
給油管理テーブルを有するメモリを備えさせ、該親機の
計量機により各計量機のポンプ空転監視を行うことも可
能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、油液を汲上げる
給油ポンプを有する計量機と、複数の計量機へ供給する
油液を貯留するタンクと、タンク内の油液残量を測定す
る残量測定手段と、該残量測定手段により測定したタン
ク内の油液残量が予め設定された設定量以下か否かを判
定する判定手段と、計量機による所定給油当たりの給油
推定量を各計量機別に登録する登録手段と、該登録手段
の登録に基づき、前記判定手段により油液残量が設定量
以下と判定されたタンクから油液が供給される給油中の
全計量機の給油推定量に、給油開始要求を出力してきた
計量機の給油推定量を加算して合計給油推定量を演算す
る演算手段と、該演算手段により演算された合計給油推
定量が前記油液残量を設定量以下と判定されたタンクの
供給可能油液量を超えた場合は、前記給油開始要求を出
力してきた計量機の給油ポンプをロック状態とし該給油
ポンプの空転を防止するポンプロック手段と、当該タン
クの油液残量が設定量以下となった旨を報知する報知手
段とを具備する構成としたので、以下の効果を奏する。
タンクの油液残量を常時監視し、残量が危険レベルに
到達する前に計量機を自動的にポンプロック状態とする
ため、従来のようなポンプの空転事故を未然に防止する
ことができる。
タンクの油液残量を常時監視しているため、車両への
給油作業中に計量機がポンプロック状態となることはな
く、円滑な給油作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の給油システムの構成を示す
ブロック図、第2図は本実施例の給油管理テーブルの構
成を示す概念図、第3図は本実施例の地下タンクエンプ
ティー監視処理のフローチャート、第4図は本実施例の
ポンプ空転管理処理のフローチャート、第5図は本実施
例の給油開始要求レポートフォーマット例を示す概念図
である。 2……共通制御部(判定手段、演算手段、ポンプロック
手段)、4……音声発生装置(報知手段)、5・6……
計量機、8……地下タンク(タンク)、9……液面計
(残量測定手段)、10……ポンプ(給油ポンプ)、22…
…給油管理テーブル(登録手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油液を汲上げる給油ポンプを有する計量機
    と、 複数の計量機へ供給する油液を貯留するタンクと、 タンク内の油液残量を測定する残量測定手段と、 該残量測定手段によリ測定したタンク内の油液残量が予
    め設定された設定量以下か否かを判定する判定手段と、 計量機による所定給油当たりの給油推定量を各計量機別
    に登録する登録手段と、 該登録手段の登録に基づき、前記判定手段により油液残
    量が設定量以下と判定されたタンクから油液が供給され
    る給油中の全計量機の給油推定量に、給油開始要求を出
    力してきた計量機の給油推定量を加算して合計給油推定
    量を演算する演算手段と、 該演算手段により演算された合計給油推定量が前記油液
    残量を設定量以下と判定されたタンクの供給可能油液量
    を超えた場合は、前記給油開始要求を出力してきた計量
    機の給油ポンプをロック状態とし該給油ポンプの空転を
    防止するポンプロック手段と、 当該タンクの油液残量が設定量以下となった旨を報知す
    る報知手段とを具備することを特徴とする給油システ
    ム。
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