JP2791636B2 - 遠隔制御用発信機 - Google Patents
遠隔制御用発信機Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔制御用発信機に関
するものであり、好適には、車両のドアロック装置の施
解錠、車両トランク扉の開閉、車両窓ガラスの開閉、車
両エンジンの始動停止、ミラーの角度変更、ランプの点
滅等を行なう発信機に関するものである。
するものであり、好適には、車両のドアロック装置の施
解錠、車両トランク扉の開閉、車両窓ガラスの開閉、車
両エンジンの始動停止、ミラーの角度変更、ランプの点
滅等を行なう発信機に関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来、公知の実願平３−９５６７４号（実
開平５−３８２３１号）のマイクロフィルムには、図５
に示すように、車両用キー装置について開示されてお
り、該装置は、車体側に設けたキーシリンダに特殊なラ
ンプを２個取付け、該ランプは前記キーシリンダがＯＮ
位置に回転すると電源回路と点灯回路とにより点灯され
るようにし、前記キーシリンダに差し込まれるキーには
太陽電池を設け、該太陽電池は前記ランプの光線により
発電して前記キーに設けた二次電池を充電し、前記キー
に設けた操作スイッチを操作すると、充電された二次電
池の電力により前記キーの送信回路が作動して、例えば
車両ドアのロック、アンロックの切替ができるようにし
た構成である。
開平５−３８２３１号）のマイクロフィルムには、図５
に示すように、車両用キー装置について開示されてお
り、該装置は、車体側に設けたキーシリンダに特殊なラ
ンプを２個取付け、該ランプは前記キーシリンダがＯＮ
位置に回転すると電源回路と点灯回路とにより点灯され
るようにし、前記キーシリンダに差し込まれるキーには
太陽電池を設け、該太陽電池は前記ランプの光線により
発電して前記キーに設けた二次電池を充電し、前記キー
に設けた操作スイッチを操作すると、充電された二次電
池の電力により前記キーの送信回路が作動して、例えば
車両ドアのロック、アンロックの切替ができるようにし
た構成である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、太
陽電池を使用しているが、キーシリンダに取付た特殊な
ランプで発電するものであるから、投光部にはタイマ回
路を必要とし、また、充電回路には二次電池の電圧検出
回路を必要とし、これらのタイマ回路や二次電池の電圧
検出回路の作動により、充電完了以後の充電を停止させ
て、極板の無用の損傷を防止している。また、送信回路
を作動させる操作スイッチの取付位置に節電の考えはな
いから、二次電池の電圧検出回路および送信回路は常時
通電され、二次電池の消耗は大きくなる。 よって、本願
は、操作スイッチの位置について特別に創意工夫すとと
もに、特に、操作スイッチが複数あるとき、一方の操作
スイッチの押圧により流れる電流が、他方の操作スイッ
チの押圧により作動すべき回路に流れることを防止した
ものである。
陽電池を使用しているが、キーシリンダに取付た特殊な
ランプで発電するものであるから、投光部にはタイマ回
路を必要とし、また、充電回路には二次電池の電圧検出
回路を必要とし、これらのタイマ回路や二次電池の電圧
検出回路の作動により、充電完了以後の充電を停止させ
て、極板の無用の損傷を防止している。また、送信回路
を作動させる操作スイッチの取付位置に節電の考えはな
いから、二次電池の電圧検出回路および送信回路は常時
通電され、二次電池の消耗は大きくなる。 よって、本願
は、操作スイッチの位置について特別に創意工夫すとと
もに、特に、操作スイッチが複数あるとき、一方の操作
スイッチの押圧により流れる電流が、他方の操作スイッ
チの押圧により作動すべき回路に流れることを防止した
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】よって、携帯用ケース１
に太陽電池３と、該太陽電池３により充電される二次電
池１０と、該二次電池１０の電力により所定の波形信号
を送出する制御部１２と、前記二次電池１０と前記制御
部１２の間に設けた複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…とか
らなるものにおいて、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ
…と前記制御部 １２のプラス側端子１３の間は電力線１
４ａ、１４ｂ…により、前記複数の操作ボタン２ａ、２
ｂ…と前記制御部１２の入力回路１５の間は信号線１６
ａ、１６ｂ…によりそれぞれ接続し、前記電力線１４
ａ、１４ｂ…にはそれぞれ回り込み防止用ダイオード１
７ａ、１７ｂ…を設けた遠隔制御用発信機の構成とした
ものである。また、太陽電池３と、該太陽電池３に電圧
安定化回路８を介して接続され該太陽電池３により充電
される二次電池１０と、該二次電池１０の出力側に接続
され所定の波形信号を送出する制御部１２と、前記二次
電池１０と前記制御部１２の間に並列に設けた複数の操
作ボタン２ａ、２ｂ…とからなるものにおいて、前記複
数の操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２のプラス
側端子１３の間は並列の電力線１４ａ、１４ｂ…により
接続し、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御
部１２の入力回路１５の間は並列の信号線１６ａ、１６
ｂ…により接続し、前記並列の電力線１４ａ、１４ｂ…
には、他の電力線に流れた電流が逆流して前記信号線１
６ａ、１６ｂ…に伝わることを防止する回り込み防止用
ダイオード１７ａ、１７ｂ…をそれぞれ設けた遠隔制御
用発信機としたものである。
に太陽電池３と、該太陽電池３により充電される二次電
池１０と、該二次電池１０の電力により所定の波形信号
を送出する制御部１２と、前記二次電池１０と前記制御
部１２の間に設けた複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…とか
らなるものにおいて、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ
…と前記制御部 １２のプラス側端子１３の間は電力線１
４ａ、１４ｂ…により、前記複数の操作ボタン２ａ、２
ｂ…と前記制御部１２の入力回路１５の間は信号線１６
ａ、１６ｂ…によりそれぞれ接続し、前記電力線１４
ａ、１４ｂ…にはそれぞれ回り込み防止用ダイオード１
７ａ、１７ｂ…を設けた遠隔制御用発信機の構成とした
ものである。また、太陽電池３と、該太陽電池３に電圧
安定化回路８を介して接続され該太陽電池３により充電
される二次電池１０と、該二次電池１０の出力側に接続
され所定の波形信号を送出する制御部１２と、前記二次
電池１０と前記制御部１２の間に並列に設けた複数の操
作ボタン２ａ、２ｂ…とからなるものにおいて、前記複
数の操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２のプラス
側端子１３の間は並列の電力線１４ａ、１４ｂ…により
接続し、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御
部１２の入力回路１５の間は並列の信号線１６ａ、１６
ｂ…により接続し、前記並列の電力線１４ａ、１４ｂ…
には、他の電力線に流れた電流が逆流して前記信号線１
６ａ、１６ｂ…に伝わることを防止する回り込み防止用
ダイオード１７ａ、１７ｂ…をそれぞれ設けた遠隔制御
用発信機としたものである。
【０００５】
【実施例】本発明の一実施例を図により説明すると、１
は合成樹脂等の非導体材料により形成したケースであ
り、大きさはポケットに入れて携帯できる程度に形成さ
れる。通常、ケース１の上側部１ａと下側部１ｂとは別
体に形成し、ネジ止め、接着材による接着、或は超音波
溶着等による熔着等により両者を一体的に固定する。
は合成樹脂等の非導体材料により形成したケースであ
り、大きさはポケットに入れて携帯できる程度に形成さ
れる。通常、ケース１の上側部１ａと下側部１ｂとは別
体に形成し、ネジ止め、接着材による接着、或は超音波
溶着等による熔着等により両者を一体的に固定する。
【０００６】前記上側部１ａの外面側には複数の操作ボ
タン２ａ、２ｂ、・・２ｎが設けられ、また、下側部１
ｂの外面側には、図３のように略全面に太陽電池３を装
着する。前記ケース１内には、適宜の大きさの空間部が
形成され、該空間部には、コード信号発信ユニット４を
実装した回路基盤５を収納する。
タン２ａ、２ｂ、・・２ｎが設けられ、また、下側部１
ｂの外面側には、図３のように略全面に太陽電池３を装
着する。前記ケース１内には、適宜の大きさの空間部が
形成され、該空間部には、コード信号発信ユニット４を
実装した回路基盤５を収納する。
【０００７】図４は、前記コード信号発信ユニット４の
ブロック回路図を示しており、前記太陽電池３には、電
圧制限用ダイオード６と電圧安定化用コンデンサ７とか
らなる電圧安定化回路８を接続し、該電圧安定化回路８
の出力側には逆流防止用ダイオード９を介して充電可能
の二次電池１０を接続する。二次電池１０に蓄電される
電圧は３ボルト程度が好適である。もし、太陽電池３の
発生電圧が過大になると、その電気量の一部は電圧制限
用ダイオード６に流れて、電圧の過昇が防止される。電
圧安定化用コンデンサ７は、その蓄電および放電作用に
より、太陽電池３の発生電圧を平均化する。
ブロック回路図を示しており、前記太陽電池３には、電
圧制限用ダイオード６と電圧安定化用コンデンサ７とか
らなる電圧安定化回路８を接続し、該電圧安定化回路８
の出力側には逆流防止用ダイオード９を介して充電可能
の二次電池１０を接続する。二次電池１０に蓄電される
電圧は３ボルト程度が好適である。もし、太陽電池３の
発生電圧が過大になると、その電気量の一部は電圧制限
用ダイオード６に流れて、電圧の過昇が防止される。電
圧安定化用コンデンサ７は、その蓄電および放電作用に
より、太陽電池３の発生電圧を平均化する。
【０００８】１１は前記操作ボタン２ａ、２ｂ…を有す
る操作入力部、１２は制御部であり、前記操作ボタン２
ａ、２ｂ…の入力側は前記二次電池１０のプラス側端子
に接続し、前記操作ボタン２ａ、２ｂ…の出力側は、出
力電力線１４ａ、１４ｂ…を経て前記制御部１２のプラ
ス側端子１３にそれぞれ接続し、また出力信号線１６
ａ、１６ｂ…を経て前記制御部１２の入力回路１５にも
それぞれ接続する。
る操作入力部、１２は制御部であり、前記操作ボタン２
ａ、２ｂ…の入力側は前記二次電池１０のプラス側端子
に接続し、前記操作ボタン２ａ、２ｂ…の出力側は、出
力電力線１４ａ、１４ｂ…を経て前記制御部１２のプラ
ス側端子１３にそれぞれ接続し、また出力信号線１６
ａ、１６ｂ…を経て前記制御部１２の入力回路１５にも
それぞれ接続する。
【０００９】前記操作ボタン２ａ、２ｂ…のうち、例え
ば、操作ボタン２ａが押圧されると、二次電池１０のプ
ラス側端子と制御部１２のプラス側端子１３は、電力線
１４ａを介して接続されるから、制御部１２に必要な電
源が供給されるとともに、信号線１６ａを介して制御部
１２の入力回路１５の端子Ｉ 1 に電流が流れ、この電流
は端子Ｉ 1 にＨＩＧＨレベルの操作信号として入力され
る。なお、１７ａ、１７ｂ…は、電力線１４ａ、１４ｂ
…の途中に設けた回り込み防止用ダイオードである。
ば、操作ボタン２ａが押圧されると、二次電池１０のプ
ラス側端子と制御部１２のプラス側端子１３は、電力線
１４ａを介して接続されるから、制御部１２に必要な電
源が供給されるとともに、信号線１６ａを介して制御部
１２の入力回路１５の端子Ｉ 1 に電流が流れ、この電流
は端子Ｉ 1 にＨＩＧＨレベルの操作信号として入力され
る。なお、１７ａ、１７ｂ…は、電力線１４ａ、１４ｂ
…の途中に設けた回り込み防止用ダイオードである。
【００１０】前記制御部１２は前記操作ボタン２ａ、２
ｂ…がオフの時は、プラス側電源は完全にカットされ、
これにより、前記入力回路１５の各端子Ｉ 1 、Ｉ 2 …に
はプルダウン抵抗１８ａ、１８ｂ…を介して零ＶのＬＯ
Ｗ信号が供給される。また、プルダウン抵抗１８ａ、１
８ｂ…は、操作ボタン非操作時の入力回路１５をＬＯＷ
レベルに保持するほか、操作ボタンを押圧したときに、
操作入力部１１を通してグランドへ流れる電流を制限す
る。
ｂ…がオフの時は、プラス側電源は完全にカットされ、
これにより、前記入力回路１５の各端子Ｉ 1 、Ｉ 2 …に
はプルダウン抵抗１８ａ、１８ｂ…を介して零ＶのＬＯ
Ｗ信号が供給される。また、プルダウン抵抗１８ａ、１
８ｂ…は、操作ボタン非操作時の入力回路１５をＬＯＷ
レベルに保持するほか、操作ボタンを押圧したときに、
操作入力部１１を通してグランドへ流れる電流を制限す
る。
【００１１】所望の前記操作ボタン２ａ、２ｂ…が押圧
されて、前記制御部１２に必要な電源と操作信号が入力
されると、制御部１２は入力した操作信号の種類に応じ
て、特定の波形信号を送信回路１９から送出する。
されて、前記制御部１２に必要な電源と操作信号が入力
されると、制御部１２は入力した操作信号の種類に応じ
て、特定の波形信号を送信回路１９から送出する。
【００１２】２０は送信回路１９に接続されたアンテナ
である。該アンテナ２０は、図１、２のように、前記ケ
ース１にキーホルダー状に取付けられ、ケース１を手に
持って指先で操作ボタン２ａ、２ｂ…を押すときに、手
の平（人体）に触れるような形状にする。このため、ア
ンテナ２０に接触した人体もアンテナとして作用するこ
とになる。２１は表示部２２に出力を送出する出力回路
であり、送信回路１９で送出する波形の種類に応じて出
力して、表示部２２を点灯させる。２３はケース１に取
付けたキー部である。
である。該アンテナ２０は、図１、２のように、前記ケ
ース１にキーホルダー状に取付けられ、ケース１を手に
持って指先で操作ボタン２ａ、２ｂ…を押すときに、手
の平（人体）に触れるような形状にする。このため、ア
ンテナ２０に接触した人体もアンテナとして作用するこ
とになる。２１は表示部２２に出力を送出する出力回路
であり、送信回路１９で送出する波形の種類に応じて出
力して、表示部２２を点灯させる。２３はケース１に取
付けたキー部である。
【００１３】
【作用】本発明の構成は以上のとおりであり、遠隔制御
用発信機を手で持ち、例えば、操作ボタン２ａを押す
と、二次電池１０からの電流は、回り込み防止用ダイオ
ード１７ａを通して電力線１４ａにより制御部１２のプ
ラス側端子１３に供給されるとともに、信号線１６ａを
介して操作信号（ＨＩＧＨレベル信号）として制御部１
２の入力回路１５の端子Ｉ 1 に入力される。このとき、
並列の電力線１４ａ、１４ｂ、１４ｎにはそれぞれ回り
込み防止用ダイオード１７ａ、１７ｂ、１７ｎが設けら
れているので、上記のように、操作ボタン２ａの押圧に
より電力線１４ａに電流が流れたときに、この電流が別
の電力線１４ｂ、１４ｎを介して信号線１６ｂ、１６ｎ
に流れることは防止される。したがって、入力回路１５
の端子Ｉ 1 だけに操作信号としての電流が流れる。他の
操作ボタンが押されたときも同様の原理で入力回路１５
の不要の端子に電流が流れることは防止される。
用発信機を手で持ち、例えば、操作ボタン２ａを押す
と、二次電池１０からの電流は、回り込み防止用ダイオ
ード１７ａを通して電力線１４ａにより制御部１２のプ
ラス側端子１３に供給されるとともに、信号線１６ａを
介して操作信号（ＨＩＧＨレベル信号）として制御部１
２の入力回路１５の端子Ｉ 1 に入力される。このとき、
並列の電力線１４ａ、１４ｂ、１４ｎにはそれぞれ回り
込み防止用ダイオード１７ａ、１７ｂ、１７ｎが設けら
れているので、上記のように、操作ボタン２ａの押圧に
より電力線１４ａに電流が流れたときに、この電流が別
の電力線１４ｂ、１４ｎを介して信号線１６ｂ、１６ｎ
に流れることは防止される。したがって、入力回路１５
の端子Ｉ 1 だけに操作信号としての電流が流れる。他の
操作ボタンが押されたときも同様の原理で入力回路１５
の不要の端子に電流が流れることは防止される。
【００１４】このように、制御部１２が給電されて入力
回路１５の端子Ｉ 1 に操作信号が送出されると、制御部
１２は、端子Ｉ 1 に該当する特定の波形信号を送信回路
１９を介してアンテナ２０に送出し、特定の波形信号が
アンテナ２０から出力される。このとき、前記アンテナ
２０からの出力周波数を、約６３MHz 〜６５MHz の範囲
とすると、この周波数に適したアンテナの長さは約１．
１ｍ〜２．４ｍとなるが、ケース１を手に持って指先で
操作ボタン２ａを押すことにより、アンテナ２０は手の
平（人体）に触れるため、人体もアンテナとして作用
し、これにより、アンテナ長は最適の約１．５ｍ〜１．
８ｍとなり良好な出力が期待できることになる。
回路１５の端子Ｉ 1 に操作信号が送出されると、制御部
１２は、端子Ｉ 1 に該当する特定の波形信号を送信回路
１９を介してアンテナ２０に送出し、特定の波形信号が
アンテナ２０から出力される。このとき、前記アンテナ
２０からの出力周波数を、約６３MHz 〜６５MHz の範囲
とすると、この周波数に適したアンテナの長さは約１．
１ｍ〜２．４ｍとなるが、ケース１を手に持って指先で
操作ボタン２ａを押すことにより、アンテナ２０は手の
平（人体）に触れるため、人体もアンテナとして作用
し、これにより、アンテナ長は最適の約１．５ｍ〜１．
８ｍとなり良好な出力が期待できることになる。
【００１５】しかして、前記各操作ボタンが非操作の時
は、二次電池１０と電力線１４ａ、１４ｂ…との間は、
完全に遮断されているため、二次電池１０側より制御部
１２には一切電流は供給されず、この意味では制御部１
２での消費電流は零となり、二次電池１０の暗電流は極
めて少なくなる。
は、二次電池１０と電力線１４ａ、１４ｂ…との間は、
完全に遮断されているため、二次電池１０側より制御部
１２には一切電流は供給されず、この意味では制御部１
２での消費電流は零となり、二次電池１０の暗電流は極
めて少なくなる。
【００１６】また、二次電池１０には電圧安定化回路８
および逆流防止用ダイオード９を介して太陽電池３を接
続し、太陽電池３の電力で二次電池１０を充電できるよ
うにしているが、待機状態での二次電池１０の暗電流
は、前記のように極めて少ないので、太陽電池３の発電
容量は少なくてすませられるから、太陽電池３の取付け
面積も少なくてすみ、携帯に適した大きさのケース１の
面積でも十分に取付けることができる。
および逆流防止用ダイオード９を介して太陽電池３を接
続し、太陽電池３の電力で二次電池１０を充電できるよ
うにしているが、待機状態での二次電池１０の暗電流
は、前記のように極めて少ないので、太陽電池３の発電
容量は少なくてすませられるから、太陽電池３の取付け
面積も少なくてすみ、携帯に適した大きさのケース１の
面積でも十分に取付けることができる。
【００１７】
【発明の効果】前記公知公報の装置は、太陽電池を使用
しているが、キーシリンダに取付た特殊なランプで発電
するものであるから、投光部にはタイマ回路を必要と
し、また、充電回路には二次電池の電圧検出回路を必要
とし、これらのタイマ回路や二次電池の電圧検出回路の
作動により、充電完了以後の充電を停止させて、極板の
無用の損傷を防止している。また、送信回路を作動させ
る操作スイッチの取付位置に節電の考えはないから、二
次電池の電圧検出回路および送信回路は常時通電され、
二次電池の消耗は大きくなる。しかるに、本発明は、携
帯用ケース１に太陽電池３と、該太陽電池３により充電
される二次電池１０と、該二次電池１０の電力により所
定の波形信号を送出する制御部１２と、前記二次電池１
０と前記制御部１２の間に設けた複数の操作ボタン２
ａ、２ｂ…とからなるものにおいて、前記複数の操作ボ
タン２ａ、２ｂ… と前記制御部１２のプラス側端子１３
の間は電力線１４ａ、１４ｂ…により、前記複数の操作
ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２の入力回路１５の
間は信号線１６ａ、１６ｂ…によりそれぞれ接続し、前
記電力線１４ａ、１４ｂ…にはそれぞれ回り込み防止用
ダイオード１７ａ、１７ｂ…を設けた遠隔制御用発信機
としたから、公知例では必要とした投光部のタイマ回路
とか、充電回路の二次電池の電圧検出回路は必要とせ
ず、太陽電池３より得られた電気は二次電池１０に充電
するので、必要な電力を充電でき、いつでも良好に作用
し、操作ボタン２ａ、２ｂ…のいずれかをオンにしない
かぎり、制御部１２には通電されないから、前記二次電
池１０の暗電流を抑えることができ、操作スイッチが複
数であっても、一方の操作スイッチの押圧により流れる
電流が、他方の操作スイッチの押圧により作動すべき回
路に流れることを防止できる。また、本発明は、太陽電
池３と、該太陽電池３に電圧安定化回路８を介して接続
され該太陽電池３により充電される二次電池１０と、該
二次電池１０の出力側に接続され所定の波形信号を送出
する制御部１２と、前記二次電池１０と前記制御部１２
の間に並列に設けた複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…とか
らなるものにおいて、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ
…と前記制御部１２のプラス側端子１３の間は並列の電
力線１４ａ、１４ｂ…により接続し、前記複数の操作ボ
タン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２の入力回路１５の間
は並列の信号線１６ａ、１６ｂ…により接続し、前記並
列の電力線１４ａ、１４ｂ…には、他の電力線に流れた
電流が逆流して前記信号線１６ａ、１６ｂ…に伝わるこ
とを防止する回り込み防止用ダイオード１７ａ、１７ｂ
…をそれぞれ設けた遠隔制御用発信機としたものである
から、前記の効果は其の侭期待できるばかりでなく、回
路を並列にしたので、実施化容易である。
しているが、キーシリンダに取付た特殊なランプで発電
するものであるから、投光部にはタイマ回路を必要と
し、また、充電回路には二次電池の電圧検出回路を必要
とし、これらのタイマ回路や二次電池の電圧検出回路の
作動により、充電完了以後の充電を停止させて、極板の
無用の損傷を防止している。また、送信回路を作動させ
る操作スイッチの取付位置に節電の考えはないから、二
次電池の電圧検出回路および送信回路は常時通電され、
二次電池の消耗は大きくなる。しかるに、本発明は、携
帯用ケース１に太陽電池３と、該太陽電池３により充電
される二次電池１０と、該二次電池１０の電力により所
定の波形信号を送出する制御部１２と、前記二次電池１
０と前記制御部１２の間に設けた複数の操作ボタン２
ａ、２ｂ…とからなるものにおいて、前記複数の操作ボ
タン２ａ、２ｂ… と前記制御部１２のプラス側端子１３
の間は電力線１４ａ、１４ｂ…により、前記複数の操作
ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２の入力回路１５の
間は信号線１６ａ、１６ｂ…によりそれぞれ接続し、前
記電力線１４ａ、１４ｂ…にはそれぞれ回り込み防止用
ダイオード１７ａ、１７ｂ…を設けた遠隔制御用発信機
としたから、公知例では必要とした投光部のタイマ回路
とか、充電回路の二次電池の電圧検出回路は必要とせ
ず、太陽電池３より得られた電気は二次電池１０に充電
するので、必要な電力を充電でき、いつでも良好に作用
し、操作ボタン２ａ、２ｂ…のいずれかをオンにしない
かぎり、制御部１２には通電されないから、前記二次電
池１０の暗電流を抑えることができ、操作スイッチが複
数であっても、一方の操作スイッチの押圧により流れる
電流が、他方の操作スイッチの押圧により作動すべき回
路に流れることを防止できる。また、本発明は、太陽電
池３と、該太陽電池３に電圧安定化回路８を介して接続
され該太陽電池３により充電される二次電池１０と、該
二次電池１０の出力側に接続され所定の波形信号を送出
する制御部１２と、前記二次電池１０と前記制御部１２
の間に並列に設けた複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…とか
らなるものにおいて、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ
…と前記制御部１２のプラス側端子１３の間は並列の電
力線１４ａ、１４ｂ…により接続し、前記複数の操作ボ
タン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２の入力回路１５の間
は並列の信号線１６ａ、１６ｂ…により接続し、前記並
列の電力線１４ａ、１４ｂ…には、他の電力線に流れた
電流が逆流して前記信号線１６ａ、１６ｂ…に伝わるこ
とを防止する回り込み防止用ダイオード１７ａ、１７ｂ
…をそれぞれ設けた遠隔制御用発信機としたものである
から、前記の効果は其の侭期待できるばかりでなく、回
路を並列にしたので、実施化容易である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 発信機の斜視図。
【図２】 発信機の分解斜視図。
【図３】 ケースの斜視図。
【図４】 ブロック回路図。
【図５】 実開平５−３８２３１号公報に示された装置
を示す図。
を示す図。
１…ケース、１ａ…上側部、１ｂ…下側部、２ａ、２
ｂ、２ｎ…操作ボタン、３…太陽電池、４…コード信号
発信ユニット、５…回路基盤、６…電圧制限用ダイオー
ド、７…電圧安定化用コンデンサ、８…電圧安定化回
路、９…逆流防止用ダイオード、１０…二次電池、１１
…操作入力部、１２…制御部、１３…プラス側端子、１
４ａ、１４ｂ、１４ｎ…電力線、１５…入力回路、１６
ａ、１６ｂ、１６ｎ…信号線、１７ａ、１７ｂ、１７ｎ
…回り込み防止用ダイオード、１８ａ、１８ｂ、１８ｎ
…プルダウン抵抗、１９…送信回路、２０…アンテナ、
２１…出力回路、２２…表示部、２３…キー部。
ｂ、２ｎ…操作ボタン、３…太陽電池、４…コード信号
発信ユニット、５…回路基盤、６…電圧制限用ダイオー
ド、７…電圧安定化用コンデンサ、８…電圧安定化回
路、９…逆流防止用ダイオード、１０…二次電池、１１
…操作入力部、１２…制御部、１３…プラス側端子、１
４ａ、１４ｂ、１４ｎ…電力線、１５…入力回路、１６
ａ、１６ｂ、１６ｎ…信号線、１７ａ、１７ｂ、１７ｎ
…回り込み防止用ダイオード、１８ａ、１８ｂ、１８ｎ
…プルダウン抵抗、１９…送信回路、２０…アンテナ、
２１…出力回路、２２…表示部、２３…キー部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E05B 49/00 E05B 65/20 H01Q 1/44 H04B 1/034
Claims (2)
- 【請求項１】 携帯用ケース１に太陽電池３と、該太陽
電池３により充電される二次電池１０と、該二次電池１
０の電力により所定の波形信号を送出する制御部１２
と、前記二次電池１０と前記制御部１２の間に設けた複
数の操作ボタン２ａ、２ｂ…とからなるものにおいて、
前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２の
プラス側端子１３の間は電力線１４ａ、１４ｂ…によ
り、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１
２の入力回路１５の間は信号線１６ａ、１６ｂ…により
それぞれ接続し、前記電力線１４ａ、１４ｂ…にはそれ
ぞれ回り込み防止用ダイオード１７ａ、１７ｂ…を設け
た遠隔制御用発信機。 - 【請求項２】 太陽電池３と、該太陽電池３に電圧安定
化回路８を介して接続され該太陽電池３により充電され
る二次電池１０と、該二次電池１０の出力側に接続され
所定の波形信号を送出する制御部１２と、前記二次電池
１０と前記制御部１２の間に並列に設けた複数の操作ボ
タン２ａ、２ｂ…とからなるものにおいて、前記複数の
操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１２のプラス側端
子１３の間は並列の電力線１４ａ、１４ｂ…により接続
し、前記複数の操作ボタン２ａ、２ｂ…と前記制御部１
２の入力回路１５の間は並列の信号線１６ａ、１６ｂ…
により接続し、前記並列の電力線１４ａ、１４ｂ…に
は、他の電力線に流れた電流が逆流して前記信号線１６
ａ、１６ｂ…に伝わることを防止する回り込み防止用ダ
イオード１７ａ、１７ｂ…をそれぞれ設けた遠隔制御用
発信機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34818793A JP2791636B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 遠隔制御用発信機 |
| US08/360,353 US5592169A (en) | 1993-12-24 | 1994-12-21 | Transmitter for vehicle remote control system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34818793A JP2791636B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 遠隔制御用発信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189539A JPH07189539A (ja) | 1995-07-28 |
| JP2791636B2 true JP2791636B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=18395334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34818793A Expired - Fee Related JP2791636B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 遠隔制御用発信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2791636B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4561643B2 (ja) * | 2006-01-26 | 2010-10-13 | 株式会社デンソー | 車両ドアシステム |
| CN102242584B (zh) * | 2011-06-09 | 2013-07-03 | 奉化诚兴道电子科技有限公司 | 一种密码锁控制芯片 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2585236Y2 (ja) * | 1991-10-25 | 1998-11-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用キー装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP34818793A patent/JP2791636B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07189539A (ja) | 1995-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980512 |
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