JP2784081B2 - 複合パネルとその製造方法 - Google Patents

複合パネルとその製造方法

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JP2784081B2 JP12511090A JP12511090A JP2784081B2 JP 2784081 B2 JP2784081 B2 JP 2784081B2 JP 12511090 A JP12511090 A JP 12511090A JP 12511090 A JP12511090 A JP 12511090A JP 2784081 B2 JP2784081 B2 JP 2784081B2
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章雄 川田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、石材と木質系板とを並設した複合パネル及
びその製造方法に関する。
[従来の技術] 従来の壁材、床材を使用する時には木質系で統一して
貼り合わせて構成したり、あるいは石材で統一して貼り
合わせて構成したりしていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記各従来例においてはそれぞれ下記の長
所、短所があり、使いにくい面があった。
すなわち、木質系の場合、熱伝導率が小さいため触感
は暖か味があり、視覚的にも暖か味があり、色柄もさま
ざまのものが可能で、走行感もよいが、表面が軟らかく
て傷付きやすく、摩耗しやすく、また、燃えやすいとい
う問題があった。
一方、石材は視覚的には高級感があり、硬くて傷付き
にくく摩耗もしにくいが、感触は冷たく、衝撃に対して
割れ、欠けが生じやすく、走行感も堅いという問題があ
り、また、表面を磨いた石材は滑りやすいという問題が
あった。
また、それぞれの施工方法も異なり、木質系では釘、
ビス接着剤等にて下地へ取り付けるが、石材系はモルタ
ル、接着剤により施工していた。これゆえ、石材と木質
系とを混在して使用することは従来行なわれていなかっ
た。
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、木質系、石材のそ
れぞれの欠点を補い自然素材感があり、しかも、石材の
厚みのばらつきや裏面の凹凸を吸収することができる従
来にない複合パネル及びその製造方法を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の複合パネルは、石材1と木質系板2とより成
る複合パネルAであって、裏面を柔軟な材料よりなる裏
打ち材5により裏打ちして構成してある。
そして、石材1の裏面が補強材3により補強されてい
てもよい。
また、本発明複合パネルの製造方法は、石材1と木質
系板2とを並べ、柔軟な材料よりなる裏打ち材5を裏面
に積層して加圧して一体化するものである。
[作用] しかして、石材1と木質系板2とよりなる複合パネル
Aであるから、木質系板2の欠点を石材1の長所で補
い、石材1の欠点を木質系板2の長所で補うことがで
き、また、石材1と木質系板2とを並設したパネルであ
るので、パネルを施工することで石材1と木質系板2と
が表面に混在した状態のものを簡単に施工できることに
なる。そして、裏面に柔軟な材料よりなる裏打ち材5を
裏打ちしてあるので、石材1の厚みのばらつきや石材1
裏面を平滑処理しなくとも凹凸を裏打ち材5で吸収する
ことができる。また、石材1を補強材3により補強した
場合には石材1の割れ等を防止できる。
また、製造に当たっては、石材1と木質系板2とを並
べ、柔軟な材料よりなる裏打ち材5を裏面に積層して加
圧して一体化することで、石材1の厚みのばらつきや裏
面の凹凸を柔軟な裏打ち材5内に加圧により食い込ませ
ることで奇麗な仕上がりの複合パネルAを製造できるよ
うになった。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図に示すようにゴム類、中密度繊維板、ハードボ
ード、合成樹脂と木材チップとの混合体、合成樹脂等の
加圧して成形できるもので、柔軟性を有した材料により
形成した裏打ち材5表面側に石材1及び木質系板2を積
層一体化して表面側に石材1と木質系板2とが混在した
複合パネルAが形成してある。
ここで、本発明に使用する木質系板2としては突き板
合板、むく板、集成材等特に限定はない。そして、必要
に応じて表面にスリップ止め塗装を施しておくとより滑
り止め効果がある。
また、石材1としては例えば御影石、大理石等の天然
石、テラゾー、人造石等特に限定はない。薄い石材を使
用するが、後述する木質系板2よりも少し厚目のものを
使用する。そして、表面は必要に応じて平滑処理してあ
るが、裏面が平滑処理しなくてもよい。石材1の厚みの
ばらつきや裏面の凹凸は石材1の裏面部を柔軟性のある
裏打ち材5に食い込ませることで、石材1の表面と木質
系板2の表面とを面一にすることができる。
次に、本発明の複合パネルAの製造方法につき説明す
る。
木質系板2と石材1とを表面を下にして下の盤6の上
に配置し、その上に裏打ち材5を置き、これらを下の盤
6と上の盤7とで上下から所定の厚さまで加圧成形する
ことで複合パネルAを成形するものである。この時木質
系板2と石材1との裏面と裏打ち材5との間に接着剤8
を介在させておいてもよい。また、プレスに先立って裏
打ち材5は完全に硬化していない状態のものを使用する
と、硬化時の接着力で石材1及び木質系板2と接着され
る。
また、他の方法としては裏打ち材5を下の盤6の上に
載せ、次に裏打ち材5の上に石材1と木質系板2とを載
せて上下の盤6、7により上下から加圧成形してもよ
い。
なお、石材1と木質系板2との複合パネルAの表面に
おける配置はそれぞれの色、柄のコーディネーションを
考えて行うようにする。
また、石材1は衝撃に弱いため第3図のように裏面を
FRPや金属板、合板等の補強材3を積層して補強してお
くほうが曲げ強度、衝撃強度が上がり、割れ、欠け等が
起こりにくいものである。
次に本発明の具体的な実施例につき説明する。
(実施例1) 下の盤6の上に表面にエポキシ系接着剤を塗布した6m
m厚の中密度繊維板を置き、その上に8mm厚のナラ材突き
板よりなる木質系板2と8mmの大理石よりなる石材1と
を配置し、上下の盤6、7により上下から厚みが14mmに
なるまで約150kg/cm2でプレスして複合パネルAを得
た。
(実施例2) 下の盤6の上にウレタン樹脂と木材チップとの混合体
を流し込み、その上に8mm厚のナラ材突き板よりなる木
質系板2と8mmの大理石よりなる石材1とを配置し上下
の盤6、7により上下から厚みが14mmになるまで約150k
g/cm2でプレス成形して混合体を硬化させて複合パネル
Aを得た。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように石材と木質系板とか
ら構成してあるので、石材により木質系板の欠点を補
い、木質系板により石材の欠点を補うことができるもの
であり、また、石材と木質系板とを並設したパネルであ
るので、パネルを施工することで石材と木質系板とが表
面に混在した状態のものを簡単に施工できるものであ
り、また、裏面に柔軟な材料よりなる裏打ち材を裏打ち
してあるので、石材の厚みのばらつきや石材裏面を平滑
処理しなくとも凹凸を裏打ち材で吸収することができる
という効果がある。
また、石材を補強材により補強した場合には石材の割
れ等を防止できて全体の強度を向上させたり、薄くする
ことができる。
また、製造方法の発明においては、石材と木質系板と
を並べ、柔軟な材料よりなる裏打ち材を裏面に積層して
加圧して一体化するので、石材の厚みのばらつきや裏面
の凹凸を柔軟な裏打ち材内に加圧により食い込ませるこ
とで奇麗な仕上がりの複合パネルを簡単な方法で製造で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図(a)
(b)(c)(d)は同上の製造順序を示す説明図、第
3図は本発明の他の実施例の断面図であって、1は石
材、2は木質系板、3は補強材、5は裏打ち材である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/04 601 E04F 13/08 E04F 13/14 101 E04F 15/02 E04F 13/10 E04C 2/10 E04C 2/12 E04C 2/16 E04C 2/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石材と木質系板とより成る複合パネルであ
    って、裏面を柔軟な材料よりなる裏打ち材により裏打ち
    して成ることを特徴とする複合パネル。
  2. 【請求項2】石材の裏面が補強材により補強されている
    ことを特徴とする請求項1記載の複合パネル。
  3. 【請求項3】石材と木質系板とを並べ、柔軟な材料より
    なる裏打ち材を裏面に積層して加圧して一体化すること
    を特徴とする複合パネルの製造方法。
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