JP2783803B2 - 喫煙品およびその巻き紙 - Google Patents
喫煙品およびその巻き紙Info
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は紙巻きタバコ等の喫煙品用の巻き紙に関し、
特に火のついた紙巻きタバコと接触する表面を発火させ
るおそれを少なくした巻き紙に関する。燃えている紙巻
きタバコが可燃物と接触したために発生した火事が数多
く報告されている。このような報告によって、接触する
家具、寝具等の表面や内部の物質を発火させる紙巻きタ
バコの傾向を少なくさせようということに関心が向けら
れている。この点に関連して明らかに望ましい紙巻きタ
バコの一つの属性は、灰皿の中あるいは露出外気中にあ
る時間放置されたとき消えることであろう。紙巻きタバ
コ用の巻き紙の構造がくすぶっている時の紙巻きタバコ
の挙動に強く影響を及ぼすことは当業者にとって認識さ
れているので、上記の望ましい結果を達成するように巻
き紙を改善できれば非常に有利である。特に、喫煙上の
望ましい性状や特性を失なわずに達成できる巻き紙の構
造がとりわけ有利である。本発明は、かかる巻き紙の構
造及びこれを用いた改良喫煙品に係わる。 (従来の技術) 室内装飾材料、寝具等を発火させてしまうという紙巻
きタバコの性質を弱めることに対して、大きな注目が集
まっている。 例えば1977年8月30日付のCohnの米国特許第4,044,77
8号に開示されているような不燃性巻き紙の開発を含
め、火炎事故を減じる目的で、巻きタバコ用薄紙の改善
に多くの努力が向けられてきた。 また、例えば1980年11月4日付のClineの米国特許第
4,231,377号のように、通常の巻き紙をクエン酸アルカ
リ金属等の化学的補助剤で処理し、燃焼特性を抑制する
ことも知られている。 さらに、1981年12月24日に提出された係属中で本出願
人に譲渡された米国特許出願第334,120号に記してある
ように、過剰量の燃焼促進添加剤を巻きタバコ用薄紙に
加えると、副流煙の放出が減ることも知られている。し
かし、このような薄紙を使った紙巻きタバコは通常自然
消化性を持たない。 また、1984年7月11日に提出された係属中で本出願人
に譲渡された米国特許出願第627,711号は、紙の構造が
特別仕様となっている。この紙は、燃焼向上組成物がパ
ターン状に塗布された構造を有し、吸わないと所定の時
間中に自然消火するような紙巻きタバコを実現できるこ
とが記載されている。しかしこのような紙巻きタバコ
は、味に影響を及ぼす化学的添加剤を追加する必要があ
り、また通常使われていない巻き紙が必要となってしま
う。 1925年9月20日付のWeilの米国特許第1,555,320号に
は、捨てられたとき自然に消えるようにする1つ以上の
タバコの葉または処理紙のバンドを持った紙巻きタバコ
が記載されている。その他様々な形状の紙または厚紙製
バンドを持ったものが、1954年1月19日付のLattofの米
国特許第2,666,437号、1943年11月30付のMilletの同第
2,335,432号、及び1926年4月20日付のKnappの同第1,58
1,451号に記されている。 (発明が解決しようとする問題点) 要するに、物質を発火させる性質が弱まった紙巻きタ
バコ、及び所定の時間燃焼した後空気中でも確実に自然
消火する紙巻きタバコを実現できる紙巻きタバコ等用の
巻き紙構造を得ることが尚望まれている。さらに、上記
の目的を通常の材料を用いて、所望の喫煙特性に重大な
悪影響を及ぼさずに達成できるような巻き紙の構造を得
ることも望まれている。 (問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、紙巻きタバコに対して、発火傾向の
減じられた特性を付与でき、所望なら、空気中で自然燃
焼しているときでも所定の自然消火特性を確実に付与で
きる紙巻きタバコ等の喫煙用巻き紙構造を提供するもの
である。本発明によればこの目的は、普通に燃焼するセ
ルロース繊維ベースウェブと、通常喫煙品を燃焼させ続
けることのないセルロース繊維ベースウェブから成る1
つ以上の巻回バンドとを有する喫煙品用の巻き紙構造に
よって達成される。このような喫煙品では、不注意によ
る落下等によって接触する表面や物品を発火させる傾向
が少なくなっている。本発明の巻き紙を備えた喫煙品
は、煙の放出が著しく増加することなく上記の利点が得
られる。バンド巾と多孔率の適切な選択によって、得ら
れる喫煙品が、自然消火性となる。本発明によれば、巻
き紙及び喫煙品は、白で、不透明で、外観が優れ、高速
の紙巻きタバコ製造機で充分に加工でき、新しいあるい
は検証されてない成分を必要としない。 本発明のさらに別の特徴によれば、セルロース製バン
ド材料は、以下で定義されるような“燃焼モード指数
(BMI)”によって規定された構造を持っており、この
指数は空気中に支持された紙巻きタバコの連続燃焼を維
持しようとする巻きタバコ用ウェブの直接的な尺度であ
り、この指数の値が低いほど連続燃焼を維持する能力が
低くなる。すなわち、セルロース製バンドにおいては、
0〜4cm-1間のBMIを有している。BMIは完全な燃焼性を
有するセルロース材料を基にした試験であり、該BMIの
値が0cm-1であるということは、連続燃焼を維持できる
能力が非常に低いことを意味し、必ずしも不燃性を意味
するものではない。バンドは例えば、接着剤で取り付け
ることができる。別の実施例において、バンドは通常の
巻き紙の外側にあってもよいし、あるいは外観向上のた
め内側に配してもよい。発明の好ましい実施例によれ
ば、通常のセルロース製巻き紙構造は1本または複数本
のバンドを有している。複数本のバンドは、それぞれ望
ましい発火傾向と自由燃焼時間が得られるように、所定
の巾と間隔を持つ複数の選定ゾーンに施される。 バンド巾が約6mmより大きく、そのBMIが約2cm-1より
小さいとき、得られる紙巻きタバコはバンドに達するま
で空気中で普通に燃焼し、その後吸わないと確実に自然
消火する。従って、通常の吸引回数が得られ、通常の量
の煙およびタールの放出、あるいはそれらが僅かに増加
するのみで、望ましい自然消火特性が得られる。バンド
巾が上記より狭いかまたはBMIが上記より大きいと、発
火傾向の特性は尚減じられるが、紙巻きタバコが空気中
で自然消火しなくなる。 (実施例) 以下本発明を好ましい実施例について説明するが、本
発明はそれらの実施例に制限されないことが理解されよ
う。逆に、特許請求の範囲の記載によって限定される発
明の精神及び範囲内に含まれる全ての代替、変更及び等
価物を本発明は包含するものである。 以下の説明中で用いる幾つかのテストは、下記の手順
に従って実施された。 BMIテストは、巻き紙を電解質の非水溶液中に浸漬し
て2つの電極間に置いたときに、巻き紙の電流に対する
抵抗が紙巻きタバコの燃焼を支える巻き紙の能力と非常
に良く相関するという発見に基づいている。電解質溶液
の固有抵抗率(ohmcm)対巻き紙の電気抵抗(ohm)と両
電極に接触する巻き紙の面積(cm2)との積の比が、
“燃焼モード指数”(BMI)として定義される。この電
気抵抗は、GenRad社製のインピーダンスブリッジ、モデ
ル1658を用い、両電極間に周波数1KHzの交流電圧を印加
し直列抵抗として測定した。テスト用の電解槽を第1図
に示す。同図に示したように、ガラス製容器50は、例え
ばブチロラクトン中に塩化テトラエチルアンモニウムを
溶かした0.5モル溶液から成る電解質52を貯留してい
る。例えば約7.6cmの直径を持つ底部電極54が巻き紙サ
ンプル56を支持し、その上に例えば直径1.4cmでテフロ
ン(ポリテトラフルオロエチレン)製の非導電性支持体
59によって周囲を取り囲んだ頂部電極57が置かれてい
る。両電極はインピーダンスブリッジ60を介しワイヤ58
によって接続され、周波数1KHzの交流電流が与えられ
る。各電極は、例えば金メッキの真ちゅう製円柱体とす
ることができる。BMIは、溶液の固有抵抗率を、測定抵
抗と両電極に接触する巻き紙の面積(上記の場合面積=
1.6cm2)との積で割ることによって求められる。 発火特性は、紙巻きタバコに火をつけ、燃えさしが完
全に生じるまで空気中でくすぶらせた後、それを相互に
直角な2つのクッションで形成した境目の頂部に置くこ
とによって得た。クッションは、ソファや椅子等の家具
のシートや背もたれに似せて作った。このテストは、室
内装飾家具作用委員会(UFAC)によって行われているの
と同じである。各クッションは、密度11b/ft3、厚さ2
インチ(約5.08cm)、巾5インチ(約12.7cm)、長さ8
インチ(約20.3cm)の詰めをしていないポリウレタン発
泡体(防火処理を含まず)から成るクッション上に、基
本重量13.5oz/yd2で標準規格品つまりクラスIIの綿フラ
ネル(UFAC)を一枚巻きつけて形成した。紙巻きタバコ
の自然消化及び布の黒こげ範囲を記録した。このような
全てのテストでは、標準のアメリカ製タバコブレンドを
使った周長25mm、タバコ円柱長さ70mmの標準紙巻きタバ
コをテストした。 吸引回数は、標準のFTC紙巻きタバコに従って求め
た。一酸化炭素のテスト結果は、吸っている最中にサン
プリングした煙気体相のガスクロマトグラフ分析によっ
て得た。 紙巻きタバコ用巻き紙の製造法は、勿論充分に確立さ
れている。通常の実施法では、繊維の分散、希釈、小孔
性すき網への被着、水抽出、加圧及び乾燥という伝統的
な湿式すき製造工程を用いている。巻きタバコ用薄紙の
繊維成分は亜麻であるのが好ましいが、亜麻の代りにま
たはそれと組合せて他のセルロース繊維も使える。沈降
炭酸カルシウム、地中石灰石、焼カオリナイト、チタ
ニア、硅藻土、アルミケイ素酸ナトリウム、非晶質シリ
カ、珪酸カルシウム、その他等の無機質充填物を、例え
ば所望の外観及び不透明度を生じる目的で加えることが
できる。製紙当業者には認識されているように、異なる
粒子サイズの分布、形状及び比重の無機物は、所望の巻
き紙特性を得るため、繊維含有量あるいは精製や打ち延
ばし等の処理で変更を必要とすることもある。 しかし本発明によれば、バンド巻き紙材料の構造は、
それを用いた紙巻きタバコが1つまたは複数のゾーンに
おいて所望の燃焼特性を有するように、注意深く規定し
たリミット内に制限される必要がある。 喫煙品の発火傾向の望ましい低減が得られるようにす
るため、本発明のバンド材料は約0〜約4cm-1の範囲内
の固有BMIを有している。BMIは約0〜約2cm-1の範囲内
にあるのがより好ましい。ここで“固有BMI"という用語
は、テスト結果が化学的な処理を必要とせずに得られ、
シート組成及び/又は構造の関数であることを意味す
る。比較として、従来の巻き紙について得られるBMIの
テスト値は10cm-1より大きく、通常は15cm-1以上であ
る。バンド巾は約2〜20mmの範囲である。 また喫煙品が自然消火特性を持つようにするため、本
発明のバンド材料は約0cm-1〜約2cm-1の範囲内のBMI
を有している。バンド巾はこのような場合、一般に約6m
mより大きい。 喫煙品はバンド間において通常の速度で燃焼するの
で、バンドゾーン間の巻き紙の長さは望ましい自由燃焼
時間に応じて変化する。しかし、各喫煙品は少なくとも
1つのバンドを含んでいる。 ベースの巻きタバコ用薄紙は通常のものでよいが、ク
エン酸カリウム等の少量の灰調整剤を含めてもよい。但
し、灰調整剤の量は、バンドの存在にも拘らず巻き紙が
紙巻きタバコの燃焼を支えるようなレベル以下でなけれ
ばならない。 前述したように、巻き紙に対するバンドの取付けは内
外どちらの面に施してもよいが、紙巻きタバコの外観が
通常通りとなるように、タバコ充填物に面した内側に施
すのが望ましい。バンドは各種の手段で巻き紙に取り付
けられるが、接着剤または水素結合によるのが好まし
い。例えばポリビニルアセート等、巻きタバコ用薄紙を
ボンドするのに通常使われているような接着剤を使え
る。 次に第2及び3図を参照して、本発明による巻き紙の
一実施例を説明する。図示のごとく、巻き紙10はベース
シート12と、間隔16だけ離して取り付けられたバンド条
片14とを有している。 上記の巻き紙構造を備えた紙巻きタバコは、バンドを
取り付けてないゾーン内で、空気中において所望の自由
燃焼速度及び連続性を呈する。このユニークな特性の組
合せが、本発明によって得られる非常に改善され且つ予
期されなかった結果を実証している。これに対し、化学
物質で処理されたゾーンを有する従来の“バンド付”紙
巻きタバコは、紙巻きタバコを燃えないようにしたもの
で、上記のような特性の所望なバランスを得ることがで
きず、しかも味及び性能に影響を及ぼす添加剤を必要と
していた。またこの発明の利点には、特に防火処理を施
したゾーンによって通常通り燃焼する巻き紙を処理して
いた従来の手法と比べ、紙巻きタバコが原因で可燃物質
が発火する可能性が減少しながら、通常の望ましいター
ル放出と吸引回数が得られるという点も含まれる。 第4図を参照すると、ここに示す喫煙品18は、タバコ
円柱20、巻き紙22及び間隔26だけ離した内側バンド24か
ら成る紙巻きタバコである。 すなわち、本発明の巻き紙及び喫煙品は通常のベース
構造を持ち、該ベース構造の所望のゾーンに紙製バンド
が取り付けられている。このバンドにより、燃焼を促進
させずしかも紙巻きタバコの燃焼特性の融通性及びその
制御の幅が最大となる。しかも、煙の放出または吸引回
数が顕著に増大することはない。本発明の巻き紙の構造
によれば、空気中及び灰皿内においてバンドを施してな
いゾーンでの紙巻きタバコの通常の燃焼が促進され、ま
たバンドを施したゾーンでの確実な自然消火性あるいは
少なくとも発火傾向の減少が得られる。 例1 巻きタバコ用薄紙材料を、軽量紙の製造で周知な通常
の精製及び成形法を用い、標準の長網抄紙機で作製し
た。使用原料は、クラフト蒸煮且つ漂白された亜麻パル
プで、30%の白亜が加えられた。この紙は次の特性を有
していた:1センチバールで30cm/minの浸透率(CORESTA
法で測定)、25g/m2の基本重量、及び14cm-1のBMI。少
量のクエン酸カリウム、つまり完全乾燥状態のベース紙
1g当り8mgの無水クエン酸カリウムを、灰調整剤として
紙に加えた。次に、上記従来の製紙工程と同様の方法だ
が白亜を含めずに作製した0cm-1のBMIを有する紙のバ
ンドを、通常のベース紙の内面に接着した。これらのバ
ンドは、総バンド長が7mmで、ベース紙の総ゾーン長が1
5mmの繰り返しパターンを形成した。 上記の巻き紙と密度0.265g/cm3の標準アメリカ製タバ
コブレンドにより、標準の紙巻きタバコ製造法を用い
て、標準サイズのフィルタなし紙巻きタバコ(周長25m
m、ロッド長70mm)を作製した。これらの紙巻きタバコ
に火をつけ、空気中に吊して自由燃焼させた。全てバン
ドを施してないゾーンでは連続的に燃焼したが、紙の第
1のバンドに達したところで自然消化した。各紙巻きタ
バコの43mm長さを吸って得られた喫煙結果を第1表に示
す。 例2 バンドを異なる巾にして例1を繰り返した。各バンド
間のベース紙の長さは15mmで一定とした。バンドのBMI
も前例と同じく0cm-1とした。結果は以下に要約する通
りであった。黒こげの減少は、バンドを施したゾーン内
に燃えさしがあるときにおける黒こげ織地面積の概算減
少を意味する。擬似寝具テストで紙巻きタバコが自然消
火すれば、織地の黒こげは存在せず、従って黒こげ織地
量の減少は100%である。 例3 バンドゾーンの巾を7及び10mmとし、バンドゾーンの
BMIを3cm-1とした点を除き、例1を繰り返した。何れ
の紙巻きタバコも自然消火しなかった。バンドゾーン内
に燃えさしがあったときにおける擬似寝具テストでの織
地黒こげ量は、約50%減少した。 本発明の改良された巻き紙構造及び喫煙品は、当業者
には明らかなように、既存の製紙及び印刷または塗布技
術を適用して作製できる。好ましい実施例について記述
したBMI値を得るのに必要なシート特性の達成は、繊維
打ち延ばし条件の選択と、紙中に含まれる無機質充填剤
の量及び形状の制御によって達成し得る。 すなわち本発明によれば、前述した目標、意図及び利
点を充分に満たす喫煙品用の巻き紙と喫煙品が得られる
ことが明らかであろう。以上特定の実施例について本発
明を説明したが、上記の説明に照らし多くの代替、変更
及び変形が当業者にとって自明なのも明らかである。従
って、特許請求の範囲に記載の精神及び広義の範囲内に
入る全ての代替、変更及び変形を包含するものである。
特に火のついた紙巻きタバコと接触する表面を発火させ
るおそれを少なくした巻き紙に関する。燃えている紙巻
きタバコが可燃物と接触したために発生した火事が数多
く報告されている。このような報告によって、接触する
家具、寝具等の表面や内部の物質を発火させる紙巻きタ
バコの傾向を少なくさせようということに関心が向けら
れている。この点に関連して明らかに望ましい紙巻きタ
バコの一つの属性は、灰皿の中あるいは露出外気中にあ
る時間放置されたとき消えることであろう。紙巻きタバ
コ用の巻き紙の構造がくすぶっている時の紙巻きタバコ
の挙動に強く影響を及ぼすことは当業者にとって認識さ
れているので、上記の望ましい結果を達成するように巻
き紙を改善できれば非常に有利である。特に、喫煙上の
望ましい性状や特性を失なわずに達成できる巻き紙の構
造がとりわけ有利である。本発明は、かかる巻き紙の構
造及びこれを用いた改良喫煙品に係わる。 (従来の技術) 室内装飾材料、寝具等を発火させてしまうという紙巻
きタバコの性質を弱めることに対して、大きな注目が集
まっている。 例えば1977年8月30日付のCohnの米国特許第4,044,77
8号に開示されているような不燃性巻き紙の開発を含
め、火炎事故を減じる目的で、巻きタバコ用薄紙の改善
に多くの努力が向けられてきた。 また、例えば1980年11月4日付のClineの米国特許第
4,231,377号のように、通常の巻き紙をクエン酸アルカ
リ金属等の化学的補助剤で処理し、燃焼特性を抑制する
ことも知られている。 さらに、1981年12月24日に提出された係属中で本出願
人に譲渡された米国特許出願第334,120号に記してある
ように、過剰量の燃焼促進添加剤を巻きタバコ用薄紙に
加えると、副流煙の放出が減ることも知られている。し
かし、このような薄紙を使った紙巻きタバコは通常自然
消化性を持たない。 また、1984年7月11日に提出された係属中で本出願人
に譲渡された米国特許出願第627,711号は、紙の構造が
特別仕様となっている。この紙は、燃焼向上組成物がパ
ターン状に塗布された構造を有し、吸わないと所定の時
間中に自然消火するような紙巻きタバコを実現できるこ
とが記載されている。しかしこのような紙巻きタバコ
は、味に影響を及ぼす化学的添加剤を追加する必要があ
り、また通常使われていない巻き紙が必要となってしま
う。 1925年9月20日付のWeilの米国特許第1,555,320号に
は、捨てられたとき自然に消えるようにする1つ以上の
タバコの葉または処理紙のバンドを持った紙巻きタバコ
が記載されている。その他様々な形状の紙または厚紙製
バンドを持ったものが、1954年1月19日付のLattofの米
国特許第2,666,437号、1943年11月30付のMilletの同第
2,335,432号、及び1926年4月20日付のKnappの同第1,58
1,451号に記されている。 (発明が解決しようとする問題点) 要するに、物質を発火させる性質が弱まった紙巻きタ
バコ、及び所定の時間燃焼した後空気中でも確実に自然
消火する紙巻きタバコを実現できる紙巻きタバコ等用の
巻き紙構造を得ることが尚望まれている。さらに、上記
の目的を通常の材料を用いて、所望の喫煙特性に重大な
悪影響を及ぼさずに達成できるような巻き紙の構造を得
ることも望まれている。 (問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、紙巻きタバコに対して、発火傾向の
減じられた特性を付与でき、所望なら、空気中で自然燃
焼しているときでも所定の自然消火特性を確実に付与で
きる紙巻きタバコ等の喫煙用巻き紙構造を提供するもの
である。本発明によればこの目的は、普通に燃焼するセ
ルロース繊維ベースウェブと、通常喫煙品を燃焼させ続
けることのないセルロース繊維ベースウェブから成る1
つ以上の巻回バンドとを有する喫煙品用の巻き紙構造に
よって達成される。このような喫煙品では、不注意によ
る落下等によって接触する表面や物品を発火させる傾向
が少なくなっている。本発明の巻き紙を備えた喫煙品
は、煙の放出が著しく増加することなく上記の利点が得
られる。バンド巾と多孔率の適切な選択によって、得ら
れる喫煙品が、自然消火性となる。本発明によれば、巻
き紙及び喫煙品は、白で、不透明で、外観が優れ、高速
の紙巻きタバコ製造機で充分に加工でき、新しいあるい
は検証されてない成分を必要としない。 本発明のさらに別の特徴によれば、セルロース製バン
ド材料は、以下で定義されるような“燃焼モード指数
(BMI)”によって規定された構造を持っており、この
指数は空気中に支持された紙巻きタバコの連続燃焼を維
持しようとする巻きタバコ用ウェブの直接的な尺度であ
り、この指数の値が低いほど連続燃焼を維持する能力が
低くなる。すなわち、セルロース製バンドにおいては、
0〜4cm-1間のBMIを有している。BMIは完全な燃焼性を
有するセルロース材料を基にした試験であり、該BMIの
値が0cm-1であるということは、連続燃焼を維持できる
能力が非常に低いことを意味し、必ずしも不燃性を意味
するものではない。バンドは例えば、接着剤で取り付け
ることができる。別の実施例において、バンドは通常の
巻き紙の外側にあってもよいし、あるいは外観向上のた
め内側に配してもよい。発明の好ましい実施例によれ
ば、通常のセルロース製巻き紙構造は1本または複数本
のバンドを有している。複数本のバンドは、それぞれ望
ましい発火傾向と自由燃焼時間が得られるように、所定
の巾と間隔を持つ複数の選定ゾーンに施される。 バンド巾が約6mmより大きく、そのBMIが約2cm-1より
小さいとき、得られる紙巻きタバコはバンドに達するま
で空気中で普通に燃焼し、その後吸わないと確実に自然
消火する。従って、通常の吸引回数が得られ、通常の量
の煙およびタールの放出、あるいはそれらが僅かに増加
するのみで、望ましい自然消火特性が得られる。バンド
巾が上記より狭いかまたはBMIが上記より大きいと、発
火傾向の特性は尚減じられるが、紙巻きタバコが空気中
で自然消火しなくなる。 (実施例) 以下本発明を好ましい実施例について説明するが、本
発明はそれらの実施例に制限されないことが理解されよ
う。逆に、特許請求の範囲の記載によって限定される発
明の精神及び範囲内に含まれる全ての代替、変更及び等
価物を本発明は包含するものである。 以下の説明中で用いる幾つかのテストは、下記の手順
に従って実施された。 BMIテストは、巻き紙を電解質の非水溶液中に浸漬し
て2つの電極間に置いたときに、巻き紙の電流に対する
抵抗が紙巻きタバコの燃焼を支える巻き紙の能力と非常
に良く相関するという発見に基づいている。電解質溶液
の固有抵抗率(ohmcm)対巻き紙の電気抵抗(ohm)と両
電極に接触する巻き紙の面積(cm2)との積の比が、
“燃焼モード指数”(BMI)として定義される。この電
気抵抗は、GenRad社製のインピーダンスブリッジ、モデ
ル1658を用い、両電極間に周波数1KHzの交流電圧を印加
し直列抵抗として測定した。テスト用の電解槽を第1図
に示す。同図に示したように、ガラス製容器50は、例え
ばブチロラクトン中に塩化テトラエチルアンモニウムを
溶かした0.5モル溶液から成る電解質52を貯留してい
る。例えば約7.6cmの直径を持つ底部電極54が巻き紙サ
ンプル56を支持し、その上に例えば直径1.4cmでテフロ
ン(ポリテトラフルオロエチレン)製の非導電性支持体
59によって周囲を取り囲んだ頂部電極57が置かれてい
る。両電極はインピーダンスブリッジ60を介しワイヤ58
によって接続され、周波数1KHzの交流電流が与えられ
る。各電極は、例えば金メッキの真ちゅう製円柱体とす
ることができる。BMIは、溶液の固有抵抗率を、測定抵
抗と両電極に接触する巻き紙の面積(上記の場合面積=
1.6cm2)との積で割ることによって求められる。 発火特性は、紙巻きタバコに火をつけ、燃えさしが完
全に生じるまで空気中でくすぶらせた後、それを相互に
直角な2つのクッションで形成した境目の頂部に置くこ
とによって得た。クッションは、ソファや椅子等の家具
のシートや背もたれに似せて作った。このテストは、室
内装飾家具作用委員会(UFAC)によって行われているの
と同じである。各クッションは、密度11b/ft3、厚さ2
インチ(約5.08cm)、巾5インチ(約12.7cm)、長さ8
インチ(約20.3cm)の詰めをしていないポリウレタン発
泡体(防火処理を含まず)から成るクッション上に、基
本重量13.5oz/yd2で標準規格品つまりクラスIIの綿フラ
ネル(UFAC)を一枚巻きつけて形成した。紙巻きタバコ
の自然消化及び布の黒こげ範囲を記録した。このような
全てのテストでは、標準のアメリカ製タバコブレンドを
使った周長25mm、タバコ円柱長さ70mmの標準紙巻きタバ
コをテストした。 吸引回数は、標準のFTC紙巻きタバコに従って求め
た。一酸化炭素のテスト結果は、吸っている最中にサン
プリングした煙気体相のガスクロマトグラフ分析によっ
て得た。 紙巻きタバコ用巻き紙の製造法は、勿論充分に確立さ
れている。通常の実施法では、繊維の分散、希釈、小孔
性すき網への被着、水抽出、加圧及び乾燥という伝統的
な湿式すき製造工程を用いている。巻きタバコ用薄紙の
繊維成分は亜麻であるのが好ましいが、亜麻の代りにま
たはそれと組合せて他のセルロース繊維も使える。沈降
炭酸カルシウム、地中石灰石、焼カオリナイト、チタ
ニア、硅藻土、アルミケイ素酸ナトリウム、非晶質シリ
カ、珪酸カルシウム、その他等の無機質充填物を、例え
ば所望の外観及び不透明度を生じる目的で加えることが
できる。製紙当業者には認識されているように、異なる
粒子サイズの分布、形状及び比重の無機物は、所望の巻
き紙特性を得るため、繊維含有量あるいは精製や打ち延
ばし等の処理で変更を必要とすることもある。 しかし本発明によれば、バンド巻き紙材料の構造は、
それを用いた紙巻きタバコが1つまたは複数のゾーンに
おいて所望の燃焼特性を有するように、注意深く規定し
たリミット内に制限される必要がある。 喫煙品の発火傾向の望ましい低減が得られるようにす
るため、本発明のバンド材料は約0〜約4cm-1の範囲内
の固有BMIを有している。BMIは約0〜約2cm-1の範囲内
にあるのがより好ましい。ここで“固有BMI"という用語
は、テスト結果が化学的な処理を必要とせずに得られ、
シート組成及び/又は構造の関数であることを意味す
る。比較として、従来の巻き紙について得られるBMIの
テスト値は10cm-1より大きく、通常は15cm-1以上であ
る。バンド巾は約2〜20mmの範囲である。 また喫煙品が自然消火特性を持つようにするため、本
発明のバンド材料は約0cm-1〜約2cm-1の範囲内のBMI
を有している。バンド巾はこのような場合、一般に約6m
mより大きい。 喫煙品はバンド間において通常の速度で燃焼するの
で、バンドゾーン間の巻き紙の長さは望ましい自由燃焼
時間に応じて変化する。しかし、各喫煙品は少なくとも
1つのバンドを含んでいる。 ベースの巻きタバコ用薄紙は通常のものでよいが、ク
エン酸カリウム等の少量の灰調整剤を含めてもよい。但
し、灰調整剤の量は、バンドの存在にも拘らず巻き紙が
紙巻きタバコの燃焼を支えるようなレベル以下でなけれ
ばならない。 前述したように、巻き紙に対するバンドの取付けは内
外どちらの面に施してもよいが、紙巻きタバコの外観が
通常通りとなるように、タバコ充填物に面した内側に施
すのが望ましい。バンドは各種の手段で巻き紙に取り付
けられるが、接着剤または水素結合によるのが好まし
い。例えばポリビニルアセート等、巻きタバコ用薄紙を
ボンドするのに通常使われているような接着剤を使え
る。 次に第2及び3図を参照して、本発明による巻き紙の
一実施例を説明する。図示のごとく、巻き紙10はベース
シート12と、間隔16だけ離して取り付けられたバンド条
片14とを有している。 上記の巻き紙構造を備えた紙巻きタバコは、バンドを
取り付けてないゾーン内で、空気中において所望の自由
燃焼速度及び連続性を呈する。このユニークな特性の組
合せが、本発明によって得られる非常に改善され且つ予
期されなかった結果を実証している。これに対し、化学
物質で処理されたゾーンを有する従来の“バンド付”紙
巻きタバコは、紙巻きタバコを燃えないようにしたもの
で、上記のような特性の所望なバランスを得ることがで
きず、しかも味及び性能に影響を及ぼす添加剤を必要と
していた。またこの発明の利点には、特に防火処理を施
したゾーンによって通常通り燃焼する巻き紙を処理して
いた従来の手法と比べ、紙巻きタバコが原因で可燃物質
が発火する可能性が減少しながら、通常の望ましいター
ル放出と吸引回数が得られるという点も含まれる。 第4図を参照すると、ここに示す喫煙品18は、タバコ
円柱20、巻き紙22及び間隔26だけ離した内側バンド24か
ら成る紙巻きタバコである。 すなわち、本発明の巻き紙及び喫煙品は通常のベース
構造を持ち、該ベース構造の所望のゾーンに紙製バンド
が取り付けられている。このバンドにより、燃焼を促進
させずしかも紙巻きタバコの燃焼特性の融通性及びその
制御の幅が最大となる。しかも、煙の放出または吸引回
数が顕著に増大することはない。本発明の巻き紙の構造
によれば、空気中及び灰皿内においてバンドを施してな
いゾーンでの紙巻きタバコの通常の燃焼が促進され、ま
たバンドを施したゾーンでの確実な自然消火性あるいは
少なくとも発火傾向の減少が得られる。 例1 巻きタバコ用薄紙材料を、軽量紙の製造で周知な通常
の精製及び成形法を用い、標準の長網抄紙機で作製し
た。使用原料は、クラフト蒸煮且つ漂白された亜麻パル
プで、30%の白亜が加えられた。この紙は次の特性を有
していた:1センチバールで30cm/minの浸透率(CORESTA
法で測定)、25g/m2の基本重量、及び14cm-1のBMI。少
量のクエン酸カリウム、つまり完全乾燥状態のベース紙
1g当り8mgの無水クエン酸カリウムを、灰調整剤として
紙に加えた。次に、上記従来の製紙工程と同様の方法だ
が白亜を含めずに作製した0cm-1のBMIを有する紙のバ
ンドを、通常のベース紙の内面に接着した。これらのバ
ンドは、総バンド長が7mmで、ベース紙の総ゾーン長が1
5mmの繰り返しパターンを形成した。 上記の巻き紙と密度0.265g/cm3の標準アメリカ製タバ
コブレンドにより、標準の紙巻きタバコ製造法を用い
て、標準サイズのフィルタなし紙巻きタバコ(周長25m
m、ロッド長70mm)を作製した。これらの紙巻きタバコ
に火をつけ、空気中に吊して自由燃焼させた。全てバン
ドを施してないゾーンでは連続的に燃焼したが、紙の第
1のバンドに達したところで自然消化した。各紙巻きタ
バコの43mm長さを吸って得られた喫煙結果を第1表に示
す。 例2 バンドを異なる巾にして例1を繰り返した。各バンド
間のベース紙の長さは15mmで一定とした。バンドのBMI
も前例と同じく0cm-1とした。結果は以下に要約する通
りであった。黒こげの減少は、バンドを施したゾーン内
に燃えさしがあるときにおける黒こげ織地面積の概算減
少を意味する。擬似寝具テストで紙巻きタバコが自然消
火すれば、織地の黒こげは存在せず、従って黒こげ織地
量の減少は100%である。 例3 バンドゾーンの巾を7及び10mmとし、バンドゾーンの
BMIを3cm-1とした点を除き、例1を繰り返した。何れ
の紙巻きタバコも自然消火しなかった。バンドゾーン内
に燃えさしがあったときにおける擬似寝具テストでの織
地黒こげ量は、約50%減少した。 本発明の改良された巻き紙構造及び喫煙品は、当業者
には明らかなように、既存の製紙及び印刷または塗布技
術を適用して作製できる。好ましい実施例について記述
したBMI値を得るのに必要なシート特性の達成は、繊維
打ち延ばし条件の選択と、紙中に含まれる無機質充填剤
の量及び形状の制御によって達成し得る。 すなわち本発明によれば、前述した目標、意図及び利
点を充分に満たす喫煙品用の巻き紙と喫煙品が得られる
ことが明らかであろう。以上特定の実施例について本発
明を説明したが、上記の説明に照らし多くの代替、変更
及び変形が当業者にとって自明なのも明らかである。従
って、特許請求の範囲に記載の精神及び広義の範囲内に
入る全ての代替、変更及び変形を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃焼モード指数(BMI)の測定装置を示す図、
第2図は本発明の一実施例によるバンドの取り付けられ
た一枚の巻きタバコ用ペーパーを示す図、第3図は3−
3線に沿った第2図のペーパーの断面図、第4図は本発
明の巻き紙構造に従って製造された紙巻きタバコの図で
あり、代表的なバンドを施したゾーンと施してないゾー
ンとを示している。 10,22…巻き紙、12…ベースシート、14,24…バンド、18
…喫煙品、20…タバコ円柱。
第2図は本発明の一実施例によるバンドの取り付けられ
た一枚の巻きタバコ用ペーパーを示す図、第3図は3−
3線に沿った第2図のペーパーの断面図、第4図は本発
明の巻き紙構造に従って製造された紙巻きタバコの図で
あり、代表的なバンドを施したゾーンと施してないゾー
ンとを示している。 10,22…巻き紙、12…ベースシート、14,24…バンド、18
…喫煙品、20…タバコ円柱。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−71798(JP,A)
実開 昭58−96796(JP,U)
実開 昭59−50295(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.普通に燃焼するセルロース繊維紙製のベースシート
と、該ベースシートとは別の紙のバンドとからなり、前
記バンドは約2mmから20mmの範囲の幅を有するセルロー
ス繊維紙からなり、前記バンドは固有BMIが約0から約
4cm-1の範囲である喫煙品用巻き紙。 2.前記固有BMIの値が約0から約2cm-1の範囲である
特許請求の範囲第1項記載の喫煙品用巻き紙。 3.前記固有BMIの値が約2から約4cm-1の範囲である
特許請求の範囲第1項記載の喫煙品用巻き紙。 4.バンドの幅が約6から約20mmの範囲である特許請求
の範囲第2項記載の喫煙品用巻き紙。 5.バンドの幅が約2から約6mmの範囲である特許請求
の範囲第1項記載の喫煙品用巻き紙。 6.前記バンドを複数備えている特許請求の範囲第1な
いし第5項記載の喫煙品用巻き紙。 7.前記バンドは、減少したレベルの充填剤を含むセル
ロース繊維紙から成る特許請求の範囲第1項ないし第6
項記載の喫煙品用巻き紙。 8.タバコ円柱と巻き紙とからなり、前記巻き紙は、普
通に燃焼するセルロース繊維紙製のベースシートと、該
ベースシートとは別の紙のバンドとからなり、前記バン
ドは約2mmから20mmの範囲の幅を有するセルロース繊維
紙からなっており、前記バンドは固有BMIが約0から約
4cm-1の範囲であることを特徴とする喫煙品。 9.前記固有BMIが約0から約2cm-1の範囲で、前記バ
ンド幅が約6から約20mmの範囲である特許請求の範囲第
8項記載の喫煙品。 10.前記バンド幅が約2から約6mmの範囲である特許
請求の範囲第8項記載の喫煙品。 11.減少したレベルの充填剤を含有した複数の紙製バ
ンドを含む特許請求の範囲第9項記載の喫煙品。 12.前記バンド幅が約2から約6mmの範囲である特許
請求の範囲第11項記載の喫煙品。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US912723 | 1986-09-26 | ||
US06/912,723 US4739775A (en) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | Wrapper constructions for self-extinguishing and reduced ignition proclivity smoking articles |
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JPS6385200A JPS6385200A (ja) | 1988-04-15 |
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