JP2780899B2 - ブランク、包装体、特に紙巻き煙草用パックの集合包装体および包装体の製造方法 - Google Patents

ブランク、包装体、特に紙巻き煙草用パックの集合包装体および包装体の製造方法

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  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、包装体、特に、薄い
包装材、特に紙製の、包装内容物を密封して、頂部壁、
前部壁、後部壁、底部壁および両側壁を構成するシガレ
ットカートンである集合包装体に関する。この発明は、
また、薄い包装材製の包装体を構成するブランクおよび
前記包装体の製造方法、製造装置に関する。
【0002】この発明は、一義的には、いわゆるカート
ンと呼ばれる、個々の紙巻き煙草パックの大きな集合体
を指向する。
【0003】
【従来の技術】この目的に使用される従来技術による包
装体は、板紙すなわち、比較的厚く、廃棄することの不
利な高価な材料で作られるか、軽い包装紙製であるかの
いずれかであった。包装紙製の包装体は、閉じた状態で
は、ある程度までしか安定性がない。これらの包装体
が、開放後にまた閉じられた場合に一定の安定性を確保
するには、費用と複雑な手数を要する。必要な場合に、
数回に亘り開閉できる、軽くて安価な包装体があれば、
それは望ましいことである。製造業者と小売業者の間の
流通過程の或る時点において、紙巻き煙草カートンの包
装体を開閉することを要求する規定を紙巻き煙草関連の
税法に持つ国もある。アメリカ合衆国においては、例え
ば、地方の卸売り業者は、個々の小パックに収入印紙を
貼らなければならない。当然の結果として、卸売り業者
は、この目的のために紙巻き煙草のカートンすなわち集
合包装体の開閉を行なうことが必要となる。この操作過
程は、包装体の安定性と耐久性に影響してはならず、同
時にまた、過度に労働集約的であってもいけない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、できるだ
け安価で、なおかつ増強された安定性を示すとともに、
必要に応じて、その使用性を傷つけることなく再閉鎖で
きる包装体を創出することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、この
目的は、挿入フラップまたは閉鎖タブを、包装済みの包
装体を閉じるための頂部壁の領域にあるブランクで形成
すること、および前記挿入フラップまたは閉鎖タブに、
これの全表面と永続的に接続される帯状の補強部材を付
設し、それにより前記挿入フラップまたは閉鎖タブの剛
性を強化することによって達成される。挿入フラップま
たは閉鎖タブは、開閉によって受ける歪が増加するが、
この発明が提供する補強部材によって、その断裂が防止
される。
【0006】
【作用】これらの補強部材は、複数枚が接続、特に接着
された、包装体製造用ブランクから構成される。その結
果、これらの補強体は、ブランクから包装体を製造する
工程における単なる折り畳み作用によって、特に規定さ
れる領域に付設される。これらの補強部材は、それらの
全表面に亘り、挿入フラップまたは閉鎖タブと接着され
る。この発明の目的のために、「全表面に亘る接着」と
いう概念中には、接続点または接着点が完全な格子形を
なす場合も含まれると解する。この格子形の接続点は、
もっと厚い層が持つような新たな機械的な性質を創出す
る。
【0007】開口部の両自由端に沿う帯状の部分に補強
部材を有する包装体は特に有利である。これらの補強体
は、好ましくは、ブランクの両端部を、内側を向く挿入
フラップまたは閉鎖タブの領域を越えて折り畳むことに
より形成される。パックの開口の近傍領域において追加
的な補強材を、特に用いれば、有利である。
【0008】この発明の他の実施例では、挿入フラップ
または閉鎖タブは、ブランクの端部をZ字状に折り畳む
ことによって3枚の層を持つように形成され、両突出端
を内側に折り畳むことによって、さらに好ましく補強さ
れる。このZ字状の折り畳みは、数少ないステップで単
純に実行でき、3枚の層からなる挿入フラップまたは閉
鎖タブを形成する。両突出端を内側に折り畳むために、
Z字形の自由脚部が長く形成される。両突出自由端は、
Zの周囲に折り畳まれるので、4枚の層が互いに積層さ
れる。
【0009】薄い包装材から包装体を形成する、この発
明によるブランクの基本形は、長方形である。挿入フラ
ップまたは閉鎖タブを規定するために、ヒンジ線が一外
端線に平行に配設される。さらに、折り畳み線が、補強
体を規定すべく、前記ヒンジ線と前記外端線の間に配設
される。挿入フラップまたは閉鎖タブを備える包装体
は、このタイプのブランクから容易に形成される。
【0010】2つの挿入フラップまたは閉鎖タブを形成
するために2本のヒンジ線を設けることも可能である。
この場合は、もう一本のヒンジ線と折り畳み線を持つこ
とになる。
【0011】この発明の別のブランクもまた、長方形の
原形を持つ。大きい側面(前部壁)、底部壁、および他
の大きな側面(後部壁)を形成する隣接部は、ほぼ中心
に、好ましくは、ブランクの長手方向に配設される。外
側の各側面と連なる部分−すなわち、底部壁に対向して
位置する部分は、それぞれ、3枚のZ字状の折り畳み層
からなる閉鎖タブを形成すべく配設される。このブラン
クもまた、この発明によって容易に包装体に形成され
る。
【0012】包装体を製造するためのこの発明の方法
は、好ましくこの発明のブランクに基づいており、この
発明の包装体の製造に特に適合する。この方法は、折り
畳み両端部を(ブランクと接触するまで)内側へ折り畳
む工程を含み、前記折り畳み両端部は、完成された包装
体の幅と好ましく対応する幅(ヒンジ線に平行な幅)を
有し、また外側端に平行して位置する少なくとも1つの
ヒンジ線の両端の領域にある両側面に位置している。前
記の工程は、ヒンジ線と外側端の間にある折り畳み線の
周りの(ブランクに対向する)内側への折り畳みによっ
て、補強体で挿入フラップまたは閉鎖タブを形成した
後、付随して直方体の形状を取る包装体の組み立てを完
成する工程を含んでいる。
【0013】Z字状の折り畳み構造を持つ包装体を製造
するためのこの発明の方法は、多層、特に3層構造を取
る未来形の包装体を形成するために、繋がった、対向的
にZ字状折り畳み構造を取るように、連続的な包装材ウ
エブ内にループが形成される点に特徴を有する。したが
って、個別のブランクが包装材のウエブから切断される
前に、同時に2つのZ字状折り畳み構造が形成される。
その結果として、この方法は特に有効である。
【0014】さらに、この発明の有利な実施例が他の請
求の範囲に記載されている。これらの改良は、特に追加
的な補強体の構造および細部に、好適な折り畳み線また
は折り畳み端、ヒンジ線およびZ字状折り畳み構造の設
計に、そして好ましいブランクと包装体を製造する別の
方法に、またこれらの方法のための装置に向けられてい
る。
【0015】この発明の模範的実施例を添付図面を参照
しつつ詳細に説明する。
【0016】
【実施例】図1−図4に示す実施例をまず説明する。複
数個の紙巻き煙草のパックの集合体をなす紙巻き煙草の
カートンを形成する包装体10は、長方形のブランク1
2から製造される。特に、紙巻き煙草のカートンは、2
列の、いわゆるヒンジ蓋付きパックのような標準的な紙
巻き煙草のパックを有する。ブランク12は、対向する
一対の長い端部13と短い端部14を持つ。包装体の異
なる部分または壁を規定するために、互いに平行な折り
畳み線がブランクの一端部13から他方の端部13に延
在する。特定の折り畳み線が、後に詳細に説明されよ
う。図1のブランクは、左から右に向かって次の包装体
の部分または壁を備える。
【0017】左端補強体15、左閉鎖タブ補強体16、
左閉鎖タブ17、後部壁18、底部壁19、前部壁2
0、右閉鎖タブ21、右閉鎖タブ補強体22および右端
補強体23。これらの部分15−23は、隣接部分と直
接連なり長方形状をなしている。これらの各部分を示す
呼称は、完成した包装体の位置に対応する。
【0018】ヒンジ線24が、左閉鎖タブ17と後部壁
18の間に配設される。したがって、ヒンジ線25は、
右閉鎖タブ21と前部壁20の間に位置する。両ヒンジ
線24,25は、好ましくはミシン目が形成され、閉鎖
タブ17,21のための折り返し線を形成する。
【0019】90度の折り畳み構造を備える折り畳み線
26,27は、後部壁18、底部壁19、および前部壁
20の間に位置する。180度折り畳むための折り畳み
線28は、左閉鎖タブ17と左閉鎖タブ補強体16の間
に位置する。同じ機能を持つ折り畳み線29は、右閉鎖
タブ21と右閉鎖タブ補強体22の間に位置する。完成
した包装体10におけるヒンジ線24,25上にある折
り畳み線30,31は、右閉鎖タブ補強体22と右端補
強体23の間のみならず、左端補強体15と左閉鎖タブ
補強体16の間にも位置する。
【0020】ブランクの長い端部13と直接に連なる横
部分32の区画は、既に述べた壁15−23の区画とは
部分的に相違する。後部壁18に隣接して位置し、ブラ
ンクの長い端部13に連なる部分は、端部タブ33と名
づける。図1の左から右に順に並ぶ記述の端部タブ3
3、底部壁タブ35および互いに隣接し合う前部壁タブ
36の3つのタブは、完成時の包装体において各端部壁
34の形成に関与する。補強体のタブ37は、ブランク
の長い端部13と、右の閉鎖タブ補強体22と接続する
右閉鎖タブ21の間に配置される。図1の右上および右
下にあるブランク12の角部は両端部タブ38である。
同様に、左補強体タブ39および左端部タブ40は、左
閉鎖タブ17、左閉鎖タブ補強体16および左端補強体
15に関連して端部タブ33の左に形成される。
【0021】横部分32が特別に備えている構造は、実
線で示す切り込み41a−41eであって、折り畳み線
26−29と平行に延在する。切り込み41aは、折り
畳み線30に連続し、切り込み41bはヒンジ線25
に、切り込み41cは折り畳み線26に、切り込み41
dはヒンジ線25に、そして切り込み41eは折り畳み
線31に、それぞれ連続する。折り畳み線42は、ブラ
ンクの中心に向かって横部分32の限界を定めるため
に、ブランクの長い端部13と平行して位置する。図2
は、数回折り畳まれた後の図1のブランクを示す。した
がって、閉鎖タブ補強体16,22は閉鎖タブ17,2
1上にある。この目的のために、右および左の補強体の
タブ37,39は、それらが、特に、折り畳み線42と
隣り合う閉鎖タブおよび閉鎖タブ補強体の領域におい
て、閉鎖タブ17,21と閉鎖タブ補強体16,22の
上に来るように、図1の位置から内側へ折り畳まれる。
これに伴って、左閉鎖タブ補強体16は、折り畳み線2
8に沿って左閉鎖タブ17側へ折り畳まれる。この工程
において、折り畳み線30は、左端部補強体15が後部
壁18と、左端部タブ40が端部タブ33とそれぞれ重
なるのと同様に、ヒンジ線24と重なる。上に説明した
折り畳みの態様と同様に、図1の右手に示す右閉鎖タブ
補強体22は、右閉鎖タブ21の側へ折り畳まれる。こ
の折り畳み作用の結果、折り畳み線28,29は、いま
や外側に位置し、閉鎖タブ17,21のための境界端部
を形成する。図2から明らかなように、折り畳み線3
0,31は、ヒンジ線24,25と同様、好ましくミシ
ン目が付されている。
【0022】後続の工程において、ブランクは、折り畳
み線26,27に沿って折り畳まれる。このことは、紙
巻き煙草のパックの集合体を、ブランク12が、後部壁
18と底部壁20を紙巻きタバコのパックの前後面と対
向させるために、パックの集合体をU字状に包み込むよ
うに供給することによって好ましく達成される。
【0023】その後、端部壁34が折り畳まれる。この
目的のために、底部壁タブ35と前部壁タブ36とで形
成される1つのタブは、内側へ折り畳まれる。この工程
において、マチ(gusset)43はタブ35,36
の間に来る。最後に、両端部タブ33が、記述のタブ3
5,36に対向して折り畳まれる。最後の2つの折り畳
み工程は順序を逆にして行ってもよい。
【0024】完成した包装体10は、特に2つの点にお
いて注目すべき構造を備えている。その一つは、包装体
が閉じられるとき互いに重ねられる、例えば接着剤で接
着される補強された閉鎖タブ17,21である。容易に
剥離できる接着剤を使用するか、閉鎖タブ17,21
を、ミシン目のついた折畳み線30,31およびヒンジ
線24,25に沿って引き裂くかのいずれかによって、
包装体を開放することができる。包装体は、閉鎖タブを
前記接着剤で再接着するか、粘着テ−プで前記の引き裂
かれた閉鎖タブを接続することによって再閉鎖すること
ができる。
【0025】他方の注目すべき構造は、パックの開口部
領域において、その周辺を取り囲んで拡がる補強端部で
ある。この端部は、左端補強体15と右端補強体23か
ら、そして端部壁34の近傍においては端部タブ38,
40から形成される。前記の端部補強体でも各端部壁3
4の領域において4つの層を形成する。端部タブ38,
40で形成されるそのような4層の部分は、図4におい
て44と呼ぶ。
【0026】さらに別の特徴的構造は、折り畳み線42
と隣り合う領域における閉鎖タブ17,21の追加的補
強体である。上に説明したように補強タブ37,39を
内側へ折り返す結果、これらの領域にも4つの層が形成
される。
【0027】図3は、閉鎖タブ17,21の領域におけ
る個別の層を示している。小さな右閉鎖タブ21が閉鎖
タブ17の半分の長さでしかないのに対して、大きな左
閉鎖タブ17が底部壁18から前部壁20に伸び、上部
壁44aを形成する。紙巻きタバコの個別のパック11
は、数個のパック同士が−側壁ごとに−隣接し、2個の
パックが、−前面45と後面46とに−互いに対向する
ように包装体10内に配置される。端部壁47は、包装
体10の開口部側、すなわち、閉鎖タブ17,21の下
方に位置する。
【0028】図5−図8は、この発明の他の実施例を開
示する。この実施例は、上に説明した実施例とは対照的
に、挿入フラップ48の形態を取る1つの閉鎖タブしか
持っていない。図5、6において、この挿入フラップ
は、ブランク12´の右側の領域に位置する。そればか
りでなく、ブランク12,12´は実質上互いに対応す
る。図5−図8の実施例の特徴を次に説明する。
【0029】左閉鎖タブが存在しないので、左端補強体
15´が直接後部壁18´と隣接し、左端タブ40´
が、端部タブ33´と直接隣接する。さらには、完成時
の包装体10´の高さと幅の割合が、第1実施例の包装
体10のそれとは異なっている。紙巻きタバコのパック
11´が、パックの開口、すなわち、大きな前面45´
を有する挿入フラップ48または上部壁44a´に対し
て上向きであることは、図7から明らかである。したが
って、底部壁19´は、後部壁18´および前面壁20
´よりも大きい。この寸法割合は、図1−図4の実施例
とはまさしく逆転している。
【0030】包装体がブランク12´で形成される場合
は、補強体タブ37´は、−右補強体タブ37と同様−
まず、内側へ折り返される。その後、挿入フラップ補強
体22´は、挿入フラップ48側へ、また端部補強体1
5´は後部壁18´側へ折り返される。この工程では、
端部タブ38´は、前部壁タブ36´と重なり、端部タ
ブ40´は、前部壁タブ33´と重なる(図6参照)。
折り畳み線31´はヒンジ線25´と重なり、挿入フラ
ップ48を区画する。
【0031】図6の折り返された挿入フラップ48は、
自由端部49の各端部に傾斜部51を有する。1つの挿
入フラップの端部52は、これらの傾斜部の間に伸び、
図5において、挿入フラップ端部52と挿入フラップ補
強体22´の間に位置する挿入フラップ端部補強体53
により補強される。傾斜部51は、折り畳み線42´と
折り畳み線29´との交点に発生するカット55によっ
て形成される。追加的な折り畳み線が、その菱形の長手
方向と直角な寸法が、カット55の長さを越えて最大限
に伸び、そして、菱形の長手方向の寸法が、挿入フラッ
プ端部52または挿入フラップ端部補強体53を区画す
る折り畳み線56と隣り合う寸法以上には伸びないよう
に交点54の周囲に菱形状に位置する。補強タブ37´
が折り返された後、挿入フラップ補強体22´を内側へ
折り返すのに先立って角部57を内側へ折り返すことに
よって傾斜部51が創出される。挿入フラップ補強体2
2´が挿入フラップ48に折り返された後、包装体は紙
巻きタバコのパックの集合体の周りを包み込み、かくて
完成する。
【0032】図5−図8の模範実施例では、挿入フラッ
プ48の形態を取る閉鎖タブもまた、その全表面を補強
され、パックの開口部はその周囲が補強される。図7
は、挿入フラップ端部52が、積層された紙煙草パック
と前面壁20´の間において、前面壁20´の領域に挿
入された場合を示している。
【0033】端部壁34もまた、特別な構造を持つ。底
部壁タブ35は、端部壁34´がタブ33´,35´,
36´が互いに重なるとき、それらから、いかなるマチ
(gusset)も要することなく形成されるように、
カット58により前部壁タブ36から分離される。端部
タブ38´,40´の結果、端部壁34´が端部タブの
領域に複数の層、特に3つの層を持ち、そして端部タブ
33´の重層と前部壁タブ36´の領域とで、端部壁3
4´は計6つの層を有する。
【0034】図9および図10は、使用という観点から
は図1−図4に記載されたものと類似した実施例を開示
している。第1実施例の補強体16,22の代わりに図
9および図10は、それぞれ、ブランク50に付属した
別体の補強ストリップ60,61を有する。図1の各部
分に相当するいかなる部分にも、図9および10では同
じ符号が付されている。補強ストリップ60,61は、
カードボード、薄い紙ボードまたはこれらの均等物で作
られ、閉鎖タブ17,21に好ましく接着されており、
そしてこれらの閉鎖タブの全表面を殆ど被覆する。補強
ストリップ60,61は、ブランク59の前面および/
または後面に付属してもよい。端部補強体15,23お
よび閉鎖タブ補強体16,22がない以上、端部部分3
8,40も同様に排除される。そればかりでなく、補強
タブ37,39は閉鎖タブ17,21と同じ幅であるに
過ぎない。他の諸実施例におけると同様、他のいかなる
折り畳み工程にも先んじて、折り畳み工程の初めにま
ず、補強タブ37,39を内側へ折り返すことが望まし
い。
【0035】図11−図15は、まず、連続したウエブ
お形態をなす包装材62のウエブを示す。図11ー図1
5は、材料62の連続ウエブから切断されたブランク6
3を示す。図12−図15の各上方では、材料62のウ
エブまたはブランク63は断面で示される。断面図は線
64に沿っている。
【0036】開かれた偏平なブランクの形と寸法は、図
11に示される。全ブランクは、切断線65である実線
の間に位置する。狭い底部壁66は、ブランクのほぼ中
央に、すなわちブランクの右側にわずかに偏心して位置
している。後部壁67の代わりとなる両側面と前部壁6
8は、それぞれ、この底部壁の左および右と隣り合う。
3つの連続した狭い同一寸法のストリップ69,70,
71は右手の前部壁68と隣接する。同じ寸法の別のス
トリップ72はブランクお右端を形成する。
【0037】ほぼ同一寸法の3つのストリップ73,7
4,75は、左手の後部壁67と隣接する。別のストリ
ップ76はブランクの左端を形成する。その結果、スト
リップ72と76は切断線65毎の領域で互いに接続さ
れる。薄い折り畳み線が壁66,67,68とストリッ
プ69−76の間に描かれており、材料62のウエブの
長手方向に直角に伸びている。
【0038】完成した包装体内で端部壁を形成する端部
タブ77,78,79は、壁67,68,69の外側
で、すなわち材料62のウエブの横端部において連続す
る。共通の折り畳みタブ80が、横方向にストリップ7
3,74と連続する。したがって、1つの折り畳みタブ
81,82,83は、2つのストリップ75,76およ
び69,70および71,72に各面において充当され
る。端部タブ77,78,79および折り畳みタブ80
−83は、カットにより互いに分離される。図11−図
15において、これらのカットは厚い実線で示される。
【0039】材料62のウエブから作られる包装体84
は、図16に示されている。下方に位置する右閉鎖タブ
85と左閉鎖タブ86は、包装体の上方に示されてい
る。両タブは、少なくとも部分的には、追加的な折り込
み部を有するZ字状折り畳み構造の結果として4層のタ
ブである。そのような閉鎖タブ形成する工程を図11−
図15を再度参照しつつ次に説明する。
【0040】タブ77−83を切断するための既述の折
り畳み線およびカットは壁またはストリップ66−76
の間で包装材62の連続ウエブに配置される。ブランク
63を規定する切断線65は刻印はされているが未だ切
断はされていない。
【0041】第1の段階において、折り畳みタブ80お
よび82は、ストリップ73,74と69,70と重な
るように180度内側へ折り込まれる。
【0042】後続の段階(図12)では、材料62の連
続ウエブ中にループ87が形成される。このことは、材
料62のウエブの一部が、適当な手段によって材料ウエ
ブの搬送面から外方に動き、一部分が材料62のウエブ
の搬送方向に対向して突出し、他の一部分が搬送方向に
一致して突出するようにセットされることを意味する。
したがって、それぞれが3層からなる2つの対向したZ
字状折り畳み構造88,89が形成される。包装材62
のウエブの搬送方向は、図において矢印90で示されて
いる。したがって、図12の左端は図11の右端に連な
っている。
【0043】ウエブに説明したループを形成すること
は、各切断線65の領域で材料62のウエブを、特に、
ストリップ69,70,71が、互いに重なってZ字状
折り畳み構造88を形成し、また、ストリップ73,7
4,75がZ字状折り畳み構造89を形成するように引
き締める。これらのループが形成される結果、タブ8
0,82を内側へ折り込むことで形成される材料62の
ウエブの横方向の外形に生じるギャップは消滅する。
【0044】次の段階において、一度に1つのブランク
が、切断線65に沿って切断される。この切断段階は図
12−図13に示されている。その結果、ループ87
は、同様に切断される。Z字状折り畳み構造88のスト
リップ72がいまや切断線65と隣り合う端部91を形
成する。同様なZ字状折り畳み構造89の外側への突出
端部が符号92で示される。
【0045】図13と図14の間の別の段階では、既に
説明した端部部分91,92が、それぞれのZ字状折り
畳み構造88,89の周りに180度内側へ折り込まれ
る。その結果、4つの層が、Z字状折り畳み構造88の
領域において重なる。Z字状折り畳み構造89の領域に
おいては、端部部分92の寸法次第で、少なくとも4層
が部分的に重なる。
【0046】最後に、既に折り畳まれた折り畳みタブ8
1,83が、(図22と図23の間の)別の段階で材料
62のウエブの横端から内側へ折り込まれる。
【0047】これに伴って、既に説明した態様で準備さ
れたブランクが、完成した包装体を形成すべく組み立て
られ、内容物が充填される。
【0048】以上に説明した方法は、包装材62の連続
ウエブとともに始まる。個別のブランクは、ループ87
の形成を待って初めて切断される。隣り合う連続ブラン
クの対向する端部93,94は、同じ処理段階で好まし
く処理される。例えば、図13において、ブランクの端
部部分91は、図14においてブランクの端部部分92
と一緒に折り畳まれる。
【0049】これまでに述べたように端部部分91,9
2を内側へ折り込む結果、自由端93,94は、閉鎖タ
ブ85,86が閉鎖されると隠される(図16)。
【0050】図16に関して説明したループの形成工程
は、特別なやり方で遂行される。図17−図21を参照
されたい。図17において、包装材62の連続ウエブは
実線で示されている。ウエブ62は、第1組のローラで
あるローラ95,96の間を案内される。この第1組の
ローラと距離を隔てて、別の組のローラ97,98が同
様に配設されている。下方のローラ96,98は、想像
面を載置する方向でウエブ62を横切る位置に固定して
配設され、図上ではそれらの中心に小十字が付されてい
る。上方ローラ95,97は、矢印99で示す方向に、
材料62の搬送面内に移動することができる。
【0051】図18は、ループ形成工程の最初を示す。
ローラ95,97が、ループ87を形成するために既に
ウエブ62内へ移動している。
【0052】Z字状折り畳み構造88,89は、ローラ
95,97のさらに一層の回動およびこれらのロールの
ウエブ62の搬送面と平行な動きによって創出される。
図19によれば、ローラ95は、ローラ97が、その対
応ローラ98から離れる以上に、その対応ローラ96か
らさらに離れて遠ざかる。その結果、ストリップ73,
74,75およびストリップ69,70,71の幅に応
じて、幅を異にするZ字状折り畳み構造が形成される。
【0053】図20によれば、ループ87は、ローラ9
5,97が、矢印102に示すようにそれらの初期位置
に回動復帰する間は、吸着器100,101によって図
19の位置に保持される。吸着器100,101は、材
料62のウエブの搬送面と平行な、既にループ87の位
置が特定されている直線ウエブ部分の領域において、Z
字状折り畳み構造89,88のそれぞれの下方転回点1
03,104の近くでウエブに作用する。
【0054】最後に、ローラ95,96および97,9
8の各組は、Z字状折り畳み構造88,89が互いに接
近できるように、材料62のウエブの搬送面に沿って互
いに遠ざかる(矢印105)。次に、材料ウエブの異な
る層が、偏平化ユニットによって、図21に示す位置に
折り畳まれるか圧縮される。図21によるウエブの形状
は、かくして図16に示す外形に相当する。上に述べた
さらに別の段階、例えば、ブランクを分離し、端部部分
91,92の側へ折り返す段階とともに処理が続行され
る。
【0055】上に述べた偏平化ユニットは、アイロン板
106の形態を取り、吸着器具100,101は、この
板の上部に埋設される。アイロン板106は、Z字状折
り畳み構造の形成に要する長さよりも僅かに大きい長さ
に亘って搬送方向に延在する。アイロン板106の幅
は、ウエブ62の幅を越える(図23参照)。
【0056】アイロン板106は、搬送方向に平行して
ウエブの上方に並んで配設され、矢印109に沿ってウ
エブの搬送方向を横断して移動できる一組のロール10
7,108と相互作用を行う。同時にまた、ロール10
7,108は、アイロン板106に向かって下降するこ
とができるので、アイロン板106に圧力を及ぼし、か
くて、ロール107,108が、ウエブ62の中心にあ
る図22の位置を占めるとき、この領域で既にブランク
のZ字状折り畳み構造を形成する。
【0057】図22,23は、これまでに触れなかった
別の特徴を示す。この場合は、ローラ95−98は、ウ
エブ62に直角な方向には連続するのではなく、図17
−図16に示す各ローラ95−98が、事実上2つの共
軸の短いエッジローラ95a,95b,96a,96
b,97a,97b,98a,98bを構成するように
分割されている。図22、23によれば、エッジローラ
は、ウエブ端110,111の領域でウエブに作用を及
ぼすように配置される。2つのエッジローラ95a,9
5bの間、および他の関連するエッジローラ間に形成さ
れる公差は、Z字状折り畳み構造の折り畳み端部を形成
するために下降した位置にあるローラ107,108の
移動のために使用される。図22の位置から図23の位
置に変わるために、エッジローラ95a−98bは、ロ
ーラ107,108が、それらがウエブに直角に動くと
き、エッジローラの間で長手方向に接触するように矢印
109で示される方向に離れる。これに伴って、アイロ
ン板106は、ローラ107,108とともに、ウエブ
62の初期の搬送面まで僅かに上昇される(図17参
照)。
【0058】ローラ95−98またはエッジローラ95
a−98bは、ローラ107,108およびアイロン板
106と同様に、機械駆動により駆動される。明確を期
するためこれらの駆動手段は図17−図23には示され
ない。ローラ95.07は、例えば、適当なレバーに取
り付けてローラ96,98の周囲を回動することができ
る。回動運動と押圧運動を結合すれば、その結合運動
(レバーの伸長)によって、ローラ95,97をウェブ
62と平行に動かすことができる。このことは、ローラ
がエッジローラ95a,95bの形態を取る実施例にも
同じように当て嵌まる。ローラ107,108およびア
イロン板106も同様に駆動される。駆動手段は、例え
ば、ステッピングモータ、リニアーモータおよび液圧ま
たは空気圧利用のピストン−シリンダユニットであるこ
とができる。
【0059】以上に亘って説明した実施例は、エッジロ
ーラ95a−98bまたはローラ95−98が、搬送面
に直角に動くように改変を施すことができる。この場合
は、図22の位置は、エッジローラ95a−98bまた
はアイロン板106の側にあるローラによって図23の
位置に来る。それによってウエブ62を処理する。
【0060】
【発明の効果】この発明によって、できるだけ安価で、
なおかつ増強された安定性を示すとともに、必要に応じ
て、その使用性を傷つけることなく再閉鎖できる包装体
およびこの包装体を製造する方法と装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの閉鎖タブを持つこの発明の包装体用の第
1実施例のためのブランク。
【図2】数回折り畳まれた後の図1のブランク。
【図3】図1のブランクから形成された閉じた状態の包
装体の横断面図。
【図4】開いた状態にある図1の包装体の斜視図。
【図5】1つの挿入フラップを持つこの発明の包装体の
他の実施例のブランク。
【図6】数回折り畳まれた後の図5のブランク。
【図7】図5のブランクから形成された閉じた状態の包
装体の横断面図。
【図8】開いた状態にある図5の包装体の斜視図。
【図9】この発明の他の実施例によるブランク。
【図10】X−X線に沿う図9の断面図。
【図11】互いに接続された連続的なブランクからなる
包装材ウエブのための連続的な加工工程を示す概念図。
【図12】互いに接続された連続的なブランクからなる
包装材ウエブのための連続的な加工工程を示す概念図。
【図13】互いに接続された連続的なブランクからなる
包装材ウエブのための連続的な加工工程を示す概念図。
【図14】互いに接続された連続的なブランクからなる
包装材ウエブのための連続的な加工工程を示す概念図。
【図15】互いに接続された連続的なブランクからなる
包装材ウエブのための連続的な加工工程を示す概念図。
【図16】図11−図15に示すブランクに対応する、
内容物が充填されて閉じている既成のパックの横断面
図。
【図17】図12−図15に示す包装材ウエブに、2つ
の対向配置されるZ字状折り畳み構造を備えるループを
形成するそれぞれの方法工程およびそれぞれに対応する
装置。
【図18】図12−図15に示す包装材ウエブに、2つ
の対向配置されるZ字状折り畳み構造を備えるループを
形成するそれぞれの方法工程およびそれぞれに対応する
装置。
【図19】図12−図15に示す包装材ウエブに、2つ
の対向配置されるZ字状折り畳み構造を備えるループを
形成するそれぞれの方法工程およびそれぞれに対応する
装置。
【図20】図12−図15に示す包装材ウエブに、2つ
の対向配置されるZ字状折り畳み構造を備えるループを
形成するそれぞれの方法工程およびそれぞれに対応する
装置。
【図21】図12−図15に示す包装材ウエブに、2つ
の対向配置されるZ字状折り畳み構造を備えるループを
形成するそれぞれの方法工程およびそれぞれに対応する
装置。
【図22】図20を矢印XIVa方向から見た図。
【図23】図21をXIVb−XIVb線に沿って示す
図。
【符号の説明】
12,12´,59,63…ブランク,44a…上部
壁,20,68…前部壁,18,67…後部壁,19,
66…底部壁,34…端部壁,48…挿入フラップ,1
7,21,85,86…閉鎖タブ,16,22,22
´,60,61…補強体,87…ループ,88,89…
Z字状折り畳み構造。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 19/00 - 19/24 B31B 1/00 - 49/04

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)(b)(c)(d)に特徴を有し、ブラ
    ンクが包装内容物を完全に包み込み、上部壁(44a')と、
    前部壁(20') と、後部壁(18') と、底部壁(19') と、両
    端部壁(34)とを形成する、薄い包装材、特に紙製のブラ
    ンク(12') を備える煙草カートンである直方体の集合包
    装体。 (a) 充填された包装体を閉鎖するための上部壁(44a')の
    領域において、ブランクから形成される挿入フラップ(4
    8)、 (b) 前記挿入フラップは、剛性を強化する目的で、それ
    らの全表面に亘って強固に接続されるシート状の補強体
    (22') を有する、 (c) 挿入フラップ(48)を補強する層が、ブランクの端部
    (14') を前記挿入フラップと対向して折り畳むことによ
    って形成される、 (d) ブランク(12') の端部部分(15',23') を、一方にお
    いては、内側へかつ挿入フラップの領域を越えて折り返
    すことによって、また他方においては、前部壁(20') の
    自由端部の内側に折り返すことによって形成される補強
    体でパックの開口部(44') を画定する、前部壁(20') と
    後部壁(18') に沿うストリップ状部分(15',23',38',4
    0') 、
  2. 【請求項2】 下記の(a)(b)(c)(d)に特徴を有し、ブラ
    ンクが包装内容物を完全に包み込み、上部壁(44a) と、
    前部壁(20,68) と、後部壁(18,67) と、底部壁(19,66)
    と、両端部壁(34)とを形成する、薄い包装材、特に紙製
    のブランク(12,63) を備える煙草カートンである直方体
    の集合包装体。 (a) 充填された包装体を閉鎖するための上部壁(44a) の
    領域において、ブランクから形成される閉鎖タブ(17,2
    1;85,86) 、 (b) 前記閉鎖タブは、剛性を強化する目的で、それらの
    全表面に亘って前記閉鎖タブに強固に接続されるシート
    状の補強体(16,22,69-76) を有する、 (c) 閉鎖タブ(16,21) を補強する層が、ブランクの端部
    (14)を前記閉鎖タブと対向して折り畳むことによって形
    成される、 (d) ブランク(12)の端部部分(15,23) を、内側へかつ閉
    鎖タブの領域を越えて折り返すことによって形成される
    補強体とともにパックの開口部(44,44a)の自由端部に沿
    うストリップ状部分(15,23,38,40) 、
  3. 【請求項3】 補強体(16,22,22',69-76) が、集合ブラ
    ンク(12,12',59,63)の数枚の接続層、特に接着層から形
    成される点に特徴を有する請求項1または2記載の包装
    体。
  4. 【請求項4】 閉鎖タブ(85,86) または挿入フラップ
    が、ブランク(63)の端部部分をZ字状に折り畳む結果と
    して3層から形成される点、および、突出端部部分(91,
    92) が、どちらの場合も内側に折り畳まれることにより
    第4の層を形成する点に特徴を有する請求項1または2
    記載の包装体。
  5. 【請求項5】 外側において両側面(67,68) に隣接する
    - すなわち、底部壁(66)と向き合う- 部分(69,70,71,7
    2;73,74,75,76) が、それぞれ、3層のZ字状折り畳み
    構造を備える閉鎖タブ(85,86) を形成する点、および、
    それぞれの外側部分(71,75) が、別の好ましくは小さな
    ストリップ(72,76) によって、中心部分から離れる側面
    で隣り合い、Z字状折り畳み構造(88,89) の領域におい
    て第4の層を規定する点に特徴を有し、 大きな面である前部壁(68)と、底部壁(66)と、他方の大
    きな面である後部壁(67)とを形成するための隣接諸部分
    が、ブランクの長手方向のほぼ中心に配置される薄い包
    装材の包装体である請求項1または2記載の包装体を製
    造するためのブランク。
  6. 【請求項6】 ループ(87)が、未来形の包装体(84)の3
    層の部分を、2つの連続して、対向するZ字状折り畳み
    構造(88,89) が形作られるように形成するために、包装
    材(62)の連続ウエブ内に作られる点に特徴を有する、請
    求項5記載のブランクを利用して請求項1または2記載
    の包装体を製造する方法。
  7. 【請求項7】 個別のタブ(77-83) を規定する横方向の
    切り込みが、Z字状折り畳み構造(88,89) の形成に先立
    って適用され、そして、個別のタブ(80.82)が、好まし
    くは、Z字状折り畳み構造(88,89) の形成に先立って補
    強体部分を形成するために内側へ折り返される点に特徴
    を有する請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 包装材(62)の連続ウエブが、Z字状折り
    畳み構造(88,89) の領域において、特に、個別のブラン
    ク(63)を形成するために、Z字状折り畳み構造(88,89)
    の間で切断され、そして、前もって切断が行われた領域
    に位置する端部部分(91,92) が、内側へ、すなわちZ字
    状折り畳み構造と接触し、特に4層部分を形成するため
    に、Z字状折り畳み構造(88,89) の周りに折り畳まれる
    点に特徴を有する請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 Z字状折り畳み構造(88,89) が、ウエブ
    (62)に作られるループ(87)への圧力の作用により、特
    に、ウエブに直角な方向におけるループの領域における
    ウエブを回動させる手段によって形成される点に特徴を
    有する請求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 下記の(a)(b)(c) に特徴を有する、請
    求項6記載の方法によって、包装材の連続ウエブから包
    装体を製造するための装置。 (a) ウエブ(62)が、距離を隔てた関係に配置された2組
    のローラ(95,96;97,98)により案内され、 ループ(87)を形成するために、上方ローラ(95,97) が互
    いに対しておよび、ループが支持表面であるアイロン板
    (106) と接触するまでウエブ(62)の搬送面内へ可動であ
    る、 (b) 追加的に、上方ローラ(95,97) が、下方ローラ(96,
    98) と支持表面であるアイロン板(106) の間で、ループ
    の領域において、ウエブに距離を隔てた転回点を形成す
    るために互いに遠ざかる、 (c) 保持手段である吸着器(100,102) が、支持表面と接
    触するループの領域においてループ(87)を支持するため
    の支持表面であるアイロン板(106) の領域に配置され
    る、
  11. 【請求項11】 ウエブ(62)の搬送方向に平行に配置さ
    れ、ウエブループ(87)の領域において搬送面内に向かっ
    て、および折り畳み端部であるZ字状折り畳み構造(88,
    89) を形成するためにそれぞれのウエブの面内で搬送方
    向を横断する方向に可動であるローラ(107,108) に特徴
    を有する請求項10記載の装置。
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