JP2779004B2 - 食品冷却装置 - Google Patents

食品冷却装置

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JP2779004B2
JP2779004B2 JP1229560A JP22956089A JP2779004B2 JP 2779004 B2 JP2779004 B2 JP 2779004B2 JP 1229560 A JP1229560 A JP 1229560A JP 22956089 A JP22956089 A JP 22956089A JP 2779004 B2 JP2779004 B2 JP 2779004B2
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food
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cooler
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壽一 澤
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば包装前に食品の変質や風合い悪化を
防止するために、加熱調理された高温の食品の常温程度
に冷却する食品冷却室と、当該食品冷却室に冷却空気を
循環供給するためのクーラおよび送風機を付設した食品
冷却装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、第4図に示すように、食品(21)を収容するボ
ックス(22)の内部にクーラ(23)と送風機(24)を設
け、クーラ(23)により冷却された空気を送風機(24)
により食品(21)に直接的に吹付けると共に、ボックス
(22)内の空気をクーラ(23)に吸込み供給して、食品
冷却室に対して冷却空気を循環供給するように構成して
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、食品(21)への冷却空気の吹付けは、送風機
(24)を用いてボックス(22)内の空気を単に撹拌する
だけであったから、ボックス(22)内の夫々の位置の温
度が不均一なものとなり、一部の食品(21)が腐食し易
い場合があった。また、ボックス(22)内の特定の部分
においては冷却空気の循環が不十分となってボックス
(22)内の雑菌や腐敗菌が除去され難い等、衛生面から
改良の余地があった。
一方、食品(21)からは大量の湯気が出るため、クー
ラ(23)での結露量が膨大になってクーラ(23)の除湿
効率が低下したり、クーラ(23)付近での結露によるト
ラブルが生じやすく、性能向上面でも改良の余地があっ
た。
本発明の目的は、食品を衛生的に冷却でき、クーラの
除湿効率を向上させてクーラ付近での結露によるトラブ
ルを十分に防止できる食品冷却装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、クーラから食品冷却室への冷風
供給路に高性能フィルターを設け、食品冷却室の一側壁
の略全体にわたって形成した冷風供給口と、前記食品冷
却室の他側壁に略全体にわたって形成した空気排出口と
に、共に鉛直面を形成する第1多孔板状体と第2多孔板
状体とを互いに対向させた状態に各別に設け、前記食品
冷却室から前記クーラへの空気還元路であって、前記第
2多孔板状体の下手側に前記第2多孔板状体に沿わせて
除湿用フィルターを隣接配置したことにあり、その作用
・効果は次の通りである。
〔作用〕
本発明の冷却装置では、食品冷却室の両側壁の略全体
に夫々形成した冷風供給口と空気排出口とに対して、共
に鉛直面を形成する第1多孔板状体の第2多孔板状体と
を互いに対向させた状態に各別に設けてある。これによ
り、前記第1多孔板状体を通過して前記食品冷却室に流
入する冷却空気は、第1多孔板状体に形成された複数の
孔部で適度に分散されつつ流入するから、食品冷却室内
における冷却空気は流れに乱れのない層流を形成するこ
ととなる。
一方、前記第2多孔板状体を介して食品冷却室から排
出される冷却空気は、第2多孔板状体に形成された複数
の孔部によって分散排出されるため、食品冷却室内部の
冷却空気の状態に悪影響を及ぼすことがなく、前記層流
は第2多孔板状体の近傍まで維持される。このように、
本構成であれば、冷却室内の略全域に於いて層流を形成
することができるから、冷却すべき全ての食品を略同一
条件下で冷却することができる。これにより、全ての食
品の冷却が確実に行われ、一部の食品が腐食する等の不
都合を防止できると共に、冷却室内の雑菌等を有効に排
出することができる。
また、冷却空気の流れを水平方向に設定した場合に
は、冷却空気の流れに乱れが生じない結果、床部の埃等
を巻き上げる機会が低減し、より衛生的な冷却装置を構
成することができる。
さらに、本発明の冷却装置には高性能フィルターを備
えており、当該高性能フィルターによって冷却空気を清
浄化しつつ食品を冷却するから、雑菌や腐敗菌が食品に
付くことを確実に防止できる。
一方、本発明の装置では、食品冷却室から排出される
湯気や飽和蒸気を含む空気を前記第2多孔板状体の下手
側に沿わせて設けた除湿用フィルターで除去する。前述
のごとく第2多孔板状体の夫々の孔部からは冷却空気が
均等に排出されるから、除湿用フィルターの個々の部分
にも、夫々含有水分量が同じ冷却空気が流通する。この
ように除湿用フィルターの除湿負担が均等化される結
果、個々の領域での除湿機能が確実に発揮され、全体と
して最高の除湿効果を得ることができる。
そして、冷却空気がクーラに至る以前の段階で冷却空
気中の水分をより効果的に除去できるから、その下手側
に設置したクーラでの結露量を十分に低減化し、クーラ
の除湿効率を向上させると共に、結露によるクーラのト
ラブルを防止することができる。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明の食品冷却装置であれば、食品
衛生面で優れ、除湿性能及びメンテナンス面等で優れた
食品冷却装置を提供できるようになった。
〔実施例〕
次に、第1図ないし第3図により実施例を示す。
食品を常温程度に冷却するための食品冷却室(1)、
クーラ(2)から食品冷却室(1)への冷風供給路
(3)、食品冷却室(1)からクーラ(2)への空気還
元路(4)を、隔壁(5)と傾斜ガイド板(6),
(7)によってボックス(8)内に形成し、クーラ
(2)に付設した補助送風機(9)と冷風供給路(3)
の送風機(10)によって食品冷却室(1)に冷却空気を
循環供給するように構成してある。
高性能フィルター(11)を冷風供給路(3)に設け、
食品冷却室(1)への冷却空気から雑菌や腐敗菌などを
除去するように構成してある。高性能フィルター(11)
は補集効率が99.97%以上のものである。
除湿用フィルター(12)を空気還元路(4)の入口に
設け、除湿用フィルター(12)を伝って流下するドレン
をボックス(8)外に排出する排水路(13)を設け、空
気中の湯気や飽和蒸気を除湿用フィルター(12)で除去
して、クーラ(2)の除湿効率を向上できると共に、ク
ーラ(2)付近での結露によるトラブルを防止できるよ
うに構成してある。除湿用フィルター(12)は補集効率
が90%程度のものである。
クーラ(2)にもドレン受け(14)とボックス(8)
外へのドレン排出管(15)を付設してある。
冷風供給路(3)から食品冷却室(1)への冷風供給
口を、食品冷却室(1)の一側壁にほぼ全体にわたって
形成し、パンチングメタルなどの多孔板状体(16)を冷
風供給口に設けてある。また、食品冷却室(1)から空
気還元路(4)への空気排出口を食品冷却室(1)の他
側壁にほぼ全体にわたって形成し、パンチングメタルな
どの多孔板状体(17)を空気排出口に設けてある。
つまり、冷風供給口の多孔板状体(16)の作用によ
り、冷却空気を食品冷却室(1)に均等供給すると共
に、空気排出口の多孔板状体(17)の作用により食品冷
却室(1)から均等に空気を排出して、食品冷却室
(1)内の台車(18)に載せた食品を均等に冷却できる
ように構成してある。
ボックス(8)に対する台車(18)の出入れのため扉
(19)を、気密状に閉じられるように形成してある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
食品冷却室(1)に対して食品を出入れするための具
体構成は適当に変更でき、例えば、食品冷却室(1)に
対して食品を連続又は間歇移送によって通すコンベヤを
設けてもよく、その場合、出入口をシャッターで開閉で
きるようにしたり、エヤーカーテンで出入口から外気が
流入しないように構成しても良い。
食品冷却室(1)での冷却温度は、食品の種類や後処
理などに見合って適当に選定できる。また、食品の種類
や冷却目的は不問である。
冷却風供給路(3)や空気還元路(4)は配置や具体
構成において適当に変更でき、例えば食品冷却室(1)
において空気を上下方向に流すように構成してもよい。
高性能フィルター(11)や除湿用フィルター(12)は
公知のものから適当に選定でき、配置において適当に変
更できる。
クーラ(2)や送風機(10)の種類は公知のものから
適当に選定できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は断面図、第2図
は第1図のII−II矢視図、第3図は第1図のIII−III矢
視図である。第4図は従来例の概念図である。 (1)……食品冷却室、(2)……クーラ、(3)……
冷風供給路、(14)……空気還元路、(10)……送風
機、(11)……高性能フィルター、(12)……除湿用フ
ィルター、(16),(17)……多孔板状体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を常温程度に冷却する食品冷却室
    (1)に、冷却空気を循環供給するためのクーラ(2)
    と送風機(10)を付設した食品冷却装置であって、 前記クーラ(2)から前記食品冷却室(1)への冷風供
    給路(3)に高性能フィルター(11)を設け、 前記食品冷却室(1)の一側壁の略全体にわたって形成
    した冷風供給口と、前記食品冷却室(1)の他側壁に略
    全体にわたって形成した空気排出口とに、共に鉛直面を
    形成する第1多孔板状体(16)と第2多孔板状体(17)
    とを互いに対向させた状態に各別に設け、 前記食品冷却室(1)から前記クーラ(2)への空気還
    元路(4)であって、前記第2多孔板状体(17)の下手
    側に前記第2多孔板状体(17)に沿わせて除湿用フィル
    ター(12)を隣接配置してある冷却装置。
JP1229560A 1989-09-05 1989-09-05 食品冷却装置 Expired - Lifetime JP2779004B2 (ja)

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