JP2778536B2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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武司 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、液量表示部を備
えた電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電気貯湯容器では、当該容器本体
の外ケース正面側に、透明な液量表示窓が設けられてい
る。
【0003】一方、この液量表示窓の内側には、内容器
との間に位置して液体注出通路の一部である透明管部が
上下に延びて対設されており、該透明管部分の液位(内
容器内の残液量)が上記液量表示窓を通して外部から見
えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記透明管
部分の液位部は、明暗差(コントラスト)が低く、液部
と非液部との境界の判別は必ずしも容易でないのが通常
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の問題
を解決することを目的としてなされたものであって、該
目的を達成するために、例えば次のような課題解決手段
を備えて構成されている。
【0006】すなわち、先ず本願発明の電気貯湯容器
は、その基本構成として、容器本体外ケースの液量表示
窓に対応して設けられた液量表示管の背面側に、該液量
表示管の長手方向に沿う縦長のホログラムシートを設け
て構成されている。
【0007】また、本願発明の電気貯湯容器は、同基本
構成において、上記の液量表示管が、その背面部にフラ
ット面を有し、さらに該フラット面にホログラムシート
を設けて構成されている。
【0008】また、本願発明の電気貯湯容器は、上記基
本となる構成において、上記の液量表示管が、偏平な断
面楕円形状に形成され、かつ、その背面部側偏平面にホ
ログラムシートを設けて構成されている。
【0009】また、本願発明の電気貯湯容器は、上記各
構成において、上記液量表示管が、液体注出通路を兼用
して構成されている。
【0010】また、本願発明の電気貯湯容器は、上記各
構成において、上記液量表示管が、液体注出通路とは別
個に並設して構成されている。
【0011】また、本願発明の電気貯湯容器は、上記各
構成において、上記液量表示管のホログラムシート設置
部にベース印刷が施されている。
【0012】また、該場合において、上記ベース印刷部
には、上記ホログラムシート設置時の位置決め指標が設
けられている。
【0013】また、本願発明の電気貯湯容器は、上記構
成において、ホログラムシートは、上記ベース印刷部の
中央部に位置し、長手方向に延びて形成された縦長形状
の非印刷部に設けらている。
【0014】また、上記の場合において、例えば上記ベ
ース印刷部は、ホログラムシートの表示効果を高くする
ための所定の色彩を有して形成されている。
【0015】また、本願発明の電気貯湯容器は、上記各
構成において、例えば上記各ホログラムシートが、印刷
構造、ホットスタンプ構造、ラミネート構造、ステッカ
ー構造等の何れかによって形成されている。
【0016】また、本願発明の電気貯湯容器は、容器本
体外ケースの液量表示窓に対応して設けられた液量表示
管の背後に遮へい板を設け、該遮へい板に該遮へい板の
長手方向に沿う縦長のホログラムシートを設けて構成さ
れている。
【0017】また、本願発明の電気貯湯容器は、容器本
体外ケースの液量表示窓に対応して設けられた液量表示
管の背面側に、該液量表示管の長手方向に沿って光反射
率の高い縦長のセラミック印刷を施している。
【0018】
【作用】本願発明は、上記のような構成に対応して、そ
れぞれ次のような顕著な作用を奏する。
【0019】すなわち、先ず本願発明の電気貯湯容器の
構成では、その基本構成として、容器本体外ケースの液
量表示窓に対応して設けられた液量表示管の背面側に、
ホログラムシートが設けられている。
【0020】したがって、液量表示管の液体が存在する
部分は、その透明管部分の凸レンズ効果によって、縦長
の細いホログラムシートが左右に幅広く大きく拡大され
て液体が存在しない部分とは明確に幅が異なって見える
ようになるとともに該拡大部には液量表示窓から入射す
る光が効果的に収光され、かつ当該拡大された幅広のホ
ログラム表示面で回析、干渉して明るく偏光状態で反射
し、極めてコントラスト良く視認できるようになる。
【0021】そのため、液部と非液部との差は表示面の
幅の違いと明度(光反射量)の違い並びに偏光度などの
各ファクターの差によって極めて明瞭に識別できるよう
になり、その判別が著しく容易になる。
【0022】また、以上の各場合において、上記各ホロ
グラムシートが、例えば2次元、3次元表示構造のホロ
グラムシートにより形成されていると、上記作用に加え
て、上記液量表示面が光の波長に応じた回折、干渉によ
って見る方向によって平面的、立体的に変化する所定の
模様パターンを有して極めて美しく虹色に輝いて見える
ようになり、液位レベルのより一層高い識別力の向上作
用とともにデザイン性向上作用も高くなる。
【0023】また、同構成において、その液量表示管
が、その背面部にフラット面を有し、さらに該フラット
面にホログラムシートが設けられるか、又は、液量表示
管そのものが、偏平な断面楕円形状に形成され、かつ、
その背面部側偏平面に上記ホログラムシートが設けられ
るように構成されている場合には、上記ホログラムシー
トの設置が容易になるとともに上記ホログラムシート表
示面の偏平化により、上記光の偏光、反射作用がより一
層向上し、より識別度の高い状態での液部表示が可能と
なる。
【0024】また、それらの各場合において、当該各ホ
ログラムシートは、液量表示管の長手方向に沿う縦長形
状に形成されているので、最少液量状態から満水状態ま
での表示が、上述のように効果的に識別性よく表示され
る。
【0025】そして、それらの各場合において、上記ホ
ログラムシート設置部に、当該ホログラムシートとコン
トラストの良い色彩(例えば白又は黄色)のベース印刷
を施すとともに、該ベース印刷部の中央部に印刷の無い
非印刷部を形成して、該部分にホログラムシートを設け
るようにすると、ホログラムシートのホログラム表示が
一層効果的に引き立って見え、識別性が大きく向上す
る。さらに、それらの場合において、ベース印刷部に例
えば中心軸部上の凸部形状など、ホログラムシート設置
時の位置決め指標を設けると、ホログラムシートを貼設
する際に正確な位置決めが可能になる。
【0026】また、以上の各場合において、上記各液量
表示管が例えば液体注出通路を兼用して構成されている
と、スペースファクター上の有利性が生じる一方、また
液体注出通路と別個に並設されている場合には独自の構
成が採用しやすくなるメリットが生じる。
【0027】また、上記各構成において、例えば上記各
ホログラムシートを、例えば印刷構造、セラミック印刷
構造、ホットスタンプ構造、ラミネート構造、ステッカ
ー構造等の何れかによって形成するようにすると、液量
表示管自体の加工が不要で、ホログラムシートの設置が
容易になるとともに種々の表示形態が実現できる。
【0028】また、一方、容器本体外ケースの液量表示
窓に対応して設けられた液量表示管の背後に遮へい板を
設け、該遮へい板に対して該遮へい板の長手方向に沿う
縦長のホログラムシートを設けることによっても、上記
各構成の場合と同様の作用を実現することができる。ま
た、以上の各場合において、上記のような液量表示手段
を、上記ホログラムシートに代えて例えばシルバー、ゴ
ールドなどの光反射率の高いセラミック印刷により形成
した場合にも、略それと同様の作用を実現することがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電気貯湯容器に
よると、コストをアップさせることなく、きわめて簡単
な構成で、液量表示部の表示状態を極めて見やすく、か
つデザイン的にも美しいものとすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1〜図6は、本願発明の実施の形態
1にかかる液量表示部を備えた電気貯湯容器の全体およ
び要部の構成並びに作用を示している。
【0031】先ず本実施の形態の電気貯湯容器は、例え
ば図1および図2に示すように、金属製の外ケース2の
上部に合成樹脂製の肩体3を設け且つ該外ケース2内に
ステンレス製の内容器4を収容した容器本体1と、該容
器本体1の上部を覆蓋する蓋体5と、該蓋体5内に設け
たエアーポンプ6と、内容器4の底部から注出ガイド1
5に到る一連の液体注出通路7とを備えて構成されてい
る。なお、本実施の形態においては、前記内容器4の内
周面にはフッ素樹脂コーティングが施されている。
【0032】前記内容器4は、有底円筒状をなしてお
り、その上端に形成されたフランジ部4aを前記肩体3
の内周縁部3aに懸架することにより前記外ケース2内
に支持されている。そして、前記外ケース2の下端に
は、合成樹脂製の底部材8が当接されており、該底部材
8と前記内容器4とは連結金具9を介して連結されてい
る。これにより、前記外ケース2、内容器4および底部
材8が各々相互に一体化されている。
【0033】そして、前記底部材8の下部開口8aは底
蓋10により閉塞されている。
【0034】本実施の形態の場合、前記内容器4の底部
側面に、電気ヒータ12が当接されている。そして、該
電気ヒータ12は湯沸かし用の沸騰ヒータとして作用す
るようになっている。
【0035】前記蓋体5は、前記肩体3の後部に一体形
成された一部開放型の軸受11に対してヒンジピン12
を介して開閉自在且つ着脱自在に枢支されている。つま
り、蓋体5は、ヒンジピン12を支点として開閉される
とともに、所定開き角度においてヒンジピン12を軸受
11から離脱させることにより取り外し可能となってい
る。一方、前記蓋体5の自由端側には、該蓋体5の閉塞
状態を保持するためのロック装置13が設けられてい
る。
【0036】一方、前記液体注出通路7は、前記内容器
4の底部4bから前記内容器4の前方を通り上記肩体3
における嘴部3bの下方部位を覆うパイプカバー14の
注出ガイド15に臨む一連の通路として形成されてお
り、その先端側注出口16は前記注出ガイド15内にお
いて大気への開放隙間をもって臨ましめられている。
【0037】前記液体注出通路7の上記出口パイプ7a
との接続部(即ち、出口パイプ7aの下部)には、転倒
止水弁17が設けられており、貯湯容器の転倒時に自重
あるいは流出液体の流出圧を受けて該転倒止水弁17が
閉作動し、液体注出通路7を介しての外部への液体流出
が防止されるようになっている。
【0038】また、前記液体注出通路7の途中(即ち、
内容器4の前方に位置する部分)は液量表示管を構成す
る透明管部となっており、該透明管部に下方から連通流
入している液体の液位が図2に示すような上記外ケース
2の前面(正面)部中央に設けられた縦長の液量表示窓
18を通して外部から良く見えるようになっている(詳
細は後述)。
【0039】前記エアーポンプ6は、前記蓋体5の底板
を兼用するベローズ下板20とベローズ上板21との間
に蛇腹状のベローズ22を介設して構成されており、前
記ベローズ上板21に対して被嵌され、且つ前記蓋体5
の上面に露出せしめられたポンプ押板23の押圧操作に
より伸縮動作するベローズ22内に加圧空気が生ぜしめ
られるようになっている。符号24はベローズ22を伸
長復帰させるためのリターンスプリングである。
【0040】前記ベローズ下板20の下面には、前記内
容器4の上部開口を蓋体5の閉止時に覆蓋する金属製の
内蓋25が下方から被嵌され、ビス26によって取り付
けられている。該内蓋25の外周縁には、蓋体5の閉止
時に前記内容器4のフランジ部4aに当接されて気密状
態を保持するためのシールパッキン27が設けられてい
る。
【0041】前記ベローズ下板20と前記内蓋25との
間には、ベローズ下板20に対して前記ビス26により
共締め固着された通路構成部材28により内容器4内に
おいて発生する蒸気を前記エアーポンプ6内を通さずに
外部へ排出する蒸気排出通路29の一部が形成されてい
る。該蒸気排出通路29は、前記通路構成部材28と前
記内蓋25との間に形成される第1通路29aと、前記
通路構成部材28と前記ベローズ下板20との間に形成
される第2通路29bと、該第2通路29bの後部出口
側から蓋体5内を上方に延びる第3通路29cとからな
っている。そして、前記第1および第2通路29a,2
9bは、後述するようにエアーポンプ6からの加圧空気
を吹き込む空気吹込通路の一部を構成することとなって
いる。
【0042】ところで、前記液体注出通路7の上述した
液量表示管を構成する透明管部分は、例えば図3および
図5に示すように、その背面側に光の偏光反射部とし
て、光の回折・干渉により虹色に偏光反射するホログラ
ム反射部32が設けられている。該ホログラム反射部3
2は、例えば図4に示すように前記透明管部背面に前記
液量表示窓18に対応した縦長の表示領域33を残して
例えばフレーム状にホログラム反射部の表示状態をコン
トラスト良く引き立たせる白又は黄色のベース印刷34
を正確に施こし、その上から図5に示すように、前記表
示領域33を確実に覆いかくすように2次元又は3次元
表示構造、もしくは2次元と3次元の組合せ表示構造を
採用したフルカラーで若干幅広のホログラムシート35
を貼設することによって形成されている。
【0043】なお、ベース印刷34を施すに際して、そ
の上端にはホログラムシート中央部の位置決め用の凸部
34aを中心軸上に位置して形成して置き、ホログラム
シート35はそれを基準として貼設するようにすること
によって、正確に位置決めできるようにしている。
【0044】従って、このようにして形成されたホログ
ラム反射部32は、上記液量表示窓18から見ると、例
えば図6に示すように上記図4の表示領域33は上記透
明管部分の凸レンズ効果によって液部が極めて幅広くな
り、しかも収光度が高くなることによって、特にコント
ラスト良く2次元、3次元的に所定の模様パターンを有
して虹色に輝やき、正確かつ極めて見やすい液量表示状
態を実現することができるようになる。また、その結
果、前記外ケース4側の液量表示窓18表面のホログラ
ム反射部32上に形成される液量目盛や数値、文字など
も立体的に浮き上って見え、非常に見易くなる。
【0045】(実施の形態2)次に、図7および図8
は、本願発明の実施の形態2に係る電気貯湯容器の液量
表示部の構造を示している。
【0046】この実施の形態では、前記ホログラム反射
部32の偏光反射度を前記の実施の形態1のものより
も、さらに向上させることを目的としてなされたもの
で、例えば図7および図8に各々示されているように、
前記液体注出通路7の透明管部分を合成樹脂製とし、そ
の背面の前記液量表示窓18に対応する表示領域部分を
図示の如くフラット面36に形成(削成)して、該フラ
ット面36に対して上述のような縦長のホログラムシー
ト35を貼設することによってホログラム反射部32を
構成したことを特徴とするものである。
【0047】該構成によると、ホログラム反射部32の
反射面が平面となり、凹面の場合に比べて光の波長が変
化しやすくなり、より光の干渉度が高くなって見やすく
なる。また、ホログラムシート35の貼設も、当該フラ
ット面36の形状に沿って貼れば良いので、正確に貼り
やすくなる。
【0048】なお、以上において上記フラット面36
は、上記透明管部分の上下両端部までの全体に亘って形
成してもよいことは言うまでもない。
【0049】(実施の形態3)次に、図9および図10
は、本願発明の実施の形態3に係る電気貯湯容器の液量
表示部の構造を示している。
【0050】この実施の形態では、前記実施の形態2と
同様にホログラム反射部32の反射度を前記実施の形態
1のものよりも、さらに向上させることを目的としてな
されたもので、例えば図9および図10に各々示されて
いるように、上記液体注出通路7の透明管部分を断面楕
円形状に形成した上で図10に示すように上述の実施の
形態1のものと同様のホログラム反射部32を形成した
ことを特徴とするものである。
【0051】該構成によると、ホログラム反射部32の
反射面が実施の形態2に近い緩かな凹面となり、実施の
形態1に比べて光の波長が変化しやすく、より光の干渉
度が高くなって見やすくなる。
【0052】(実施の形態4)次に、図11は、本願発
明の実施の形態4に係る電気貯湯容器の液量表示部の構
造を示している。
【0053】この実施の形態では、前記各実施の形態の
ホログラムシートによるホログラム反射部32と同様の
作用を例えばセラミック印刷により実現することを目的
としてなされたもので、例えば図11に示されているよ
うに、上記液体注出通路7の透明管部分の背面に縦長の
スリット38を残して、その周囲に例えばゴールド又は
シルバー色などの光反射率の高いセラミック印刷部37
を設けて、光の偏光又は乱反射部36を形成したことを
特徴とするものである。
【0054】このような構成によっても、上記各実施の
形態の場合と略同様の作用効果を得ることができる。
【0055】なお、この場合、当該セラミック印刷部3
7をセラミック印刷シートに代えることも可能であり、
またホログラム構造で実現することもできる。
【0056】(その他の実施の形態)なお、以上の各実
施の形態では、その何れにあっても直接液体注出通路7
の透明管部分の背面に光の乱反射面を形成するようにし
たが、これと同様な作用効果は、例えば図12および図
13に示すように、当該液体注出通路7の透明管部分の
背後に別体の凹面プレート41を配設し、該凹面プレー
ト41の前面41aに対して上記各実施の形態と同様の
ベース印刷部42、ホログラム反射部43よりなる偏光
反射面を形成するようにしても実現することができる。
【0057】また、以上のようにして形成されるホログ
ラム反射部、セラミツク反射部等の各種反射面は、種々
の絵又は模様を入れても良いし、目盛等を付してもよ
い。
【0058】また、上記ホログラム反射部を形成するホ
ログラムシートは、例えば印刷構造、ホットスタンプ構
造、ラミネート構造、ステッカー構造等の何れによって
形成してもよい。
【0059】なお、以上の各実施形態では、ホログラム
シート等が設けられる各液量表示管(透明管部)を液体
注出通路7を利用して構成したが、該液量表示管は、別
途並設したものを使用しても良く、そのようにすると任
意の加工、表示形態を採用しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施の形態1に係る液量表
示部を備えた電気貯湯容器の全体構成を示す断面図であ
る。
【図2】図2は、同容器の外部形態を示す正面図であ
る。
【図3】図3は、同容器の液量表示部の構造を示す断面
図である。
【図4】図4は、同液量表示部の要部を形成する液体注
出通路の液量表示部形成過程を示す斜視図である。
【図5】図5は、同液体注出通路の表示部形成完了状態
を示す斜視図である。
【図6】図6は、同液量表示部の最終的な液量表示状態
を示す正面図である。
【図7】図7は、本願発明の実施の形態2に係る液量表
示部を備えた電気貯湯容器の液量表示部要部の構成を示
す斜視図である。
【図8】図8は、同要部の断面図である。
【図9】図9は、本願発明の実施の形態3に係る液量表
示部を備えた電気貯湯容器の液量表示部の構造を示す断
面図である。
【図10】図10は、同液量表示部の要部の斜視図であ
る。
【図11】図11は、本願発明の実施の形態4に係る液
量表示部を備えた電気貯湯容器の液量表示部の要部の構
成を示す斜視図である。
【図12】図12は、本願発明の他の実施形態に係る液
量表示部を備えた電気貯湯容器の液量表示部の構成を示
す断面図である。
【図13】図13は、同要部の正面図である。
【符号の説明】
1は貯湯容器本体、2は外ケース、4は内容器、7は液
体注出通路、18は液量表示窓、32はホログラム反射
部、33は液量表示領域、34はベース印刷部、35は
ホログラムシート、37はセラミック印刷部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 41/00 301 A47J 27/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体外ケースの液量表示窓に対応し
    て設けられた液量表示管の背面側に、該液量表示管の長
    手方向に沿う縦長のホログラムシートを設けたことを特
    徴とする電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 液量表示管は、その背面部にフラット面
    を有し、該フラット面にホログラムシートを設けている
    ことを特徴とする請求項1記載の電気貯湯容器。
  3. 【請求項3】 液量表示管は、偏平な断面楕円形状に形
    成され、その背面部側偏平面にホログラムシートが設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の電気貯湯容
    器。
  4. 【請求項4】 液量表示管は、液体注出通路を兼用して
    構成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載の電気貯湯容器。
  5. 【請求項5】 液量表示管は、液体注出通路とは別個に
    並設されていることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載の電気貯湯容器。
  6. 【請求項6】 液量表示管のホログラムシート設置部に
    はベース印刷が施されていることを特徴とする請求項
    1,2,3,4又は5記載の電気貯湯容器。
  7. 【請求項7】 ベース印刷部には、ホログラムシート設
    置時の位置決め指標が設けられていることを特徴とする
    請求項6記載の電気貯湯容器。
  8. 【請求項8】 ホログラムシートは、ベース印刷部の中
    央部に位置し、長手方向に延びて形成された縦長形状の
    非印刷部に設けられていることを特徴とする請求項6又
    は7記載の電気貯湯容器。
  9. 【請求項9】 ベース印刷部は、ホログラムシートの表
    示効果を高くするための所定の色彩を有して形成されて
    いることを特徴とする請求項6,7又は8記載の電気貯
    湯容器。
  10. 【請求項10】 ホログラムシートは、印刷構造により
    形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6,7,8又は9記載の電気貯湯容器。
  11. 【請求項11】 ホログラムシートは、ホットスタンプ
    構造により形成されていることを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5,6,7,8又は9記載の電気貯湯容
    器。
  12. 【請求項12】 ホログラムシートは、ラミネート構造
    により形成されていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8又は9記載の電気貯湯容器。
  13. 【請求項13】 ホログラムシートは、ステッカー構造
    により形成されていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8又は9記載の電気貯湯容器。
  14. 【請求項14】 容器本体外ケースの液量表示窓に対応
    して設けられた液量表示管の背後に遮へい板を設け、該
    遮へい板に該遮へい板の長手方向に沿う縦長のホログラ
    ムシートを設けたことを特徴とする電気貯湯容器。
  15. 【請求項15】 容器本体外ケースの液量表示窓に対応
    して設けられた液量表示管の背面側に、該液量表示管の
    長手方向に沿って光反射率の高い縦長のセラミック印刷
    を施したことを特徴とする電気貯湯容器。
JP19885595A 1995-08-03 1995-08-03 電気貯湯容器 Expired - Fee Related JP2778536B2 (ja)

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