JP2776521B2 - 多極コネクタ - Google Patents

多極コネクタ

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JP2776521B2
JP2776521B2 JP63309741A JP30974188A JP2776521B2 JP 2776521 B2 JP2776521 B2 JP 2776521B2 JP 63309741 A JP63309741 A JP 63309741A JP 30974188 A JP30974188 A JP 30974188A JP 2776521 B2 JP2776521 B2 JP 2776521B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、信号伝送用ケーブルを一括して着脱可能に
接続するための多極コネクタに関する。
(発明の技術的背景及びその問題点) 従来、この種の多極コネクタには、主に、各異種信号
線間におけるクロストーク性能、及び該コネクターから
発生される電磁障害などに関する問題点があった。
第5図に従来の信号伝送ケーブル装着用多極コネクタ
500のコンタクト配置の一例を示す。これらのコンタク
トには多数の同軸ケーブルが装着されており、S1、G1
それぞれ同軸ケーブル501の芯線(信号線)、シールド
線に接続されたコンタクトを示す。同様にS2、G2はそれ
ぞれ同軸ケーブル502の芯線、シールド線に接続された
コンタクトを示す。以下同様。このコンタクト配置から
わかるように、たとえば、コンタクトS2とコンタクトS4
とは間にシールド線に接続されたコンタクトG3が存在す
るため、両コンタクト間のクロストークは小さい。しか
し、たとえばコンタクトS1とコンタクトS2とのように間
にシールド線に接続されたコンタクトが存在しない場合
には、両コンタクト間のクロストークは大きくなる。こ
のクロストークはコネクタ内でのコンタクトの対向距離
が長くなるほど大きくなる。
また、コネクタのフレーム510自体は一般にプラスチ
ックモールドで形成されており、該コネクタから発生す
る電磁障害に関して、何ら有効な機能を持たず、各コン
タクトからは電磁波が外部に向けて放射されることにな
る。
第6図は1本の同軸ケーブル装着用コネクタ600の従
来例を示したものである。S1、G1はそれぞれ同軸ケーブ
ル601の芯線、シールド線に接続されたコンタクトを示
す。また、シールド線は該コネクタ600の周囲を覆う金
属シェル620にも接続されていて電磁障害対策が施され
ている。このコネクタ600単体をそれぞれ横方向、縦方
向に並べ、積み重ねて、多極コネクタとすることができ
る。このとき、各芯線に接続されたコンタクト間は金属
シェルによってシールドされるため、クロストークが小
さい。したがってクロストークに対しても、電磁障害に
対しても性能の良い多極コネクタが得られることにな
る。しかし、各コネクタ600単体の寸法公差により、各
コネクタ間でのコンタクト間のピッチが不正確になって
くるため、多極化にも限度が生ずる。また、各シールド
線と金属シェル620との接続は半田付けなどによって行
われるため、作業性が非常に悪い。
(発明の目的) 本発明は、信号線間のクロストークが小さく、電磁障
害も小さい、簡単な構成で、廉価な多極コネクタを提供
することを目的とする。
(発明の概要) 本発明の一実施例によれば、複数のコンタクトを備え
た一層から成る、ケーブル装着用コネクタを複数個積層
し、各層間には金属板が挿入された構造の多極コネクタ
が提供される。
該金属板の各面には複数のバネ状突起部材が設けられ
ており、該各突起部材が各コネクタ層の絶縁性フレーム
に設けられた貫通孔を通して各層内にある、シールド線
(グランド電位または基準電位を有する)に接続された
コンタクトに接続される。これにより、各シールド線と
該金属板とが電気的に簡単に接続され、各層間で電気的
シールドが施される。各層内のコンタクト配置を異種の
信号線間にシールド線がくるように配置すれば、各層内
での異種信号線間のクロストークは小さくなる。したが
って各層内及び各層間における信号線間のクロストーク
が小さくなる。
また、上記のような構造の金属板で該多極コネクタの
周囲を覆い、該金属板に接するコネクタ層内のシールド
線(に接続されたコンタクト)と、電気的接触を持つよ
うにすれば、該多極コネクタから発せられる電磁障害を
小さくすることができる。
各コネクタ層のフレームはプラチックモールドなどに
より、一体構造となっているため、各層内のコンタクト
間ピッチの精度は良く、また、各層間に挿入される金属
板の厚さを薄くすれば各層間のピッチの精度も良くな
り、より多くのコンタクトピンから成る多極コネクタを
作成することができる。
該多極コネクタは構造が簡単であり、また、作業性の
悪い半田付けを必要としない。したがって、廉価に作成
することができる。
(発明の実施例) 第1図に本発明の一実施例による多極コネクタ100を
示す。プラスチックなどのモールドで一体構成されたフ
レーム110を有するコネクタ層101内には多数のコンタク
トが備えられており、これらのコンタクトには複数の同
軸ケーブルの芯線とシールド線とが接続されている。ま
た、コンタクトは信号線とシールド線とが交互になるよ
うに配置されている。したがって層内における、各信号
線に接続されたコンタクト間のクロストークは小さい。
各コネクタ層101のフレーム110には、各シールド線に接
続するコンタクトに対応して貫通孔102が設けられてい
る。
各コネクタ層101間には金属板から成る金属バスバー1
03が挿入される。該金属バスバー103の各面には該金属
板の一部を打ち抜いて形成された、該金属板と一体構造
の板バネ104が設けられている。板バネ104は貫通孔102
を通して各シールド線に接続するコンタクトと電気的に
接続する。したがって金属バスバー103により、各層101
間の電気的シールドがはかられる。これにより各コネク
タ層101内及び各コネクタ層間での異種信号線間のクロ
ストークを大幅に減らすことができる。
また、金属バスバー103と同様の構造の金属板から成
る金属シェル(不図示)で多極コネクタ100の周囲を覆
い、該金属シェルと、該金属シェルに接するコネクタ層
101内のシールド線(に接続するコンタクト)とを貫通
孔(不図示)を通して電気的に接続すれば、多極コネク
タ100から発せられる電磁障害を大幅に減らすことがで
きる。
図からわかるように、多極コネクタ100は構造が簡単
であり、また、金属シェルと各シールド線とを接続する
作業性の悪い半田付けが不要となり、したがって廉価に
作成することができる。
また、各コネクタ層101はモールド形成されているた
め、各コンタクト間のピッチを精度良くすることがで
き、また、金属バスバー103に薄い物を使用すれば各コ
ネクタ層101間のピッチの精度も良くすることができ
る。したがってより多くのコンタクトを備えた多極コネ
クタを作成することができる。
第2図に本発明の別の実施例による多極コネクタ200
を示す。この多極コネクタ200は、主にシールド線付き
(シールデッド)ペアケーブル用に作成されたものであ
る。たとえばS1+、S1-、G1で示された各コンタクトは1
組のシールデッド・ペアケーブルのそれぞれ信号線、信
号線、シールド線に接続されている。この例の場合、板
バネ104は、金属バスバー103の裏、表とも、それぞれ各
コネクタ層101内のコンタクトの3ピッチ分ごとに形成
されており、各コネクタ層101内のシールド線(に接続
するコンタクト)と電気的に接触している。
なお、第1図及び第2図とも、各コネクタ層101のフ
レーム110に設けられる貫通孔102は各コンタクトに対応
して設けても良い。各コネクタ層101内のどのコンタク
トと金属バスバー103とを電気的に接続するかは、金属
バスバー103に設けられた板バネ104の配置によって定め
ることができるからである。
また、本発明による多極コネクタに接続されるケーブ
ルは、同軸ケーブルまたはシールデッド・ペアケーブル
に限定されるものではなく、単に多数の単線から成るも
のであっても良い。
第3図には本発明のさらに別の実施例による多極コネ
クタ300が示されている。金属バスバー103の横方向の両
端には該横方向にバネ性を有する金属板301が金属バス
バー103と垂直に設けられている。金属板301は金属バス
バー103と一体構造とすることが可能である。この金属
板301により同形状の各コネクタ層101のスタッキングが
可能となり、また、該多極コネクタから発せられる電磁
障害を抑制することもできる。
第4図には本発明による多極コネクタの受けとなる受
け側コネクタ400(以下ピンヘッダーと呼ぶ)の一実施
例が示されている。
ピンヘッダー400は一般にプリント回路基板などの基
板に取り付けられる。
本発明によるピンヘッダー400は第4図(a)に示す
ように、ピンコンタクト401、金属板から成る金属バス
バー402、プラスチックモールドから成る支持部材403、
取付具404とを備えている。取付具404は金属バスバー40
2と一体構造とすることができる。取付具404は基板のグ
ランドパターンに接続される。
第4図(b)に示すように、信号線に対応するピンコ
ンタクト401は基板405を挟む形で基板405上の信号線パ
ターンに半田付けされる。シールド線に対応するピンコ
ンタクト401は基板405上の端子406に半田付けされ、ス
ルーホール407を介して基板405内の内層のグランドパタ
ーン408に接続される。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明を用いることにより、信
号線間のクロストークが小さく、電磁障害も小さい、簡
単な構成で、廉価な多極コネクタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、特に複数の
同軸ケーブルを装着するのに適した多極コネクターを示
す図である。 第2図は本発明の別の実施例を示す図であり、特に複数
のシールデッドペアケーブルを装着するのに適した多極
コネクタを示す図である 第3図は、本発明のさらに別の実施例を示す図であり、
各コネクタ層をスタッキングするのに適した多極コネク
タを示す図である。 第4図は本発明による多極コネクタを受けるためのピン
ヘッダーの一実施例を示す図である。 第5図は従来の多極コネクタを示す図である。 第6図は1本の同軸ケーブル装着用コネクタの従来例を
示す図である。 100:多極コネクタ、101:コネクタ層 102:貫通孔、103:金属バスバー 104:板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−158766(JP,A) 特開 昭52−33091(JP,A) 特開 昭54−110491(JP,A) 特開 昭60−93780(JP,A) 実開 昭54−15294(JP,U) 実開 昭58−379(JP,U) 実開 昭60−115475(JP,U) 実開 昭61−172480(JP,U) 特公 昭50−18198(JP,B1) 実公 昭49−6543(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/648 H01R 23/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンタクトと該コンタクトを支持す
    るフレームに設けられた複数の貫通孔とを有するコネク
    タ層と、 複数の前記コネクタ層間に配置され、前記貫通孔を通し
    て前記コネクタ層内の所定のコンタクトと接続するバネ
    状突起物を有する金属板と、 を備えて成る多極コネクタ。
  2. 【請求項2】前記金属板の横方向両端に該横方向にバネ
    性を有する突出した金属部材が設けられており、該突出
    した金属部材を利用して、前記コネクタ層の積層化がな
    されることを特徴とする請求項(1)に記載の多極コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】複数のコンタクトと該コンタクトを支持す
    るフレームに設けられた複数の貫通孔とを有するコネク
    タ層と、 前記コネクタ層の周囲を覆うように配置され、前記貫通
    孔を通して前記コネクタ層内の所定のコンタクトと接続
    するバネ状突起物を有する金属板と、 を備えて成る多極コネクタ。
  4. 【請求項4】前記所定のコンタクトが、シールド線用コ
    ンタクトまたはグランド線用コンタクトであることを特
    徴とする請求項(1)、(2)、または(3)に記載の
    多極コネクタ。
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