JP2774979B2 - トナー濃度検知方法 - Google Patents

トナー濃度検知方法

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JP2774979B2 JP7253489A JP25348995A JP2774979B2 JP 2774979 B2 JP2774979 B2 JP 2774979B2 JP 7253489 A JP7253489 A JP 7253489A JP 25348995 A JP25348995 A JP 25348995A JP 2774979 B2 JP2774979 B2 JP 2774979B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は「トナー濃度検知
方法」に関する。 【0002】 【従来の技術】誘電性の潜像担持体上にスタイラス電極
等による位置選択的な書込帯電によって、あるいは、光
導電性の潜像担持体上に帯電と露光とによって、静電潜
像を形成し、この静電潜像をトナーで現像し、得られる
可視像を転写紙上に転写する方式の画像記録方式が知ら
れている。 【0003】この種の画像記録方式では一般に現像装置
内におけるトナー濃度によって、記録画像の像質が左右
されることとなるため、現像装置内におけるトナー濃度
が所定の範囲内にあるようにトナー補給の制御が行なわ
れる。 【0004】かかるトナー補給を適正に行なうために現
像装置内におけるトナー濃度を知る必要がある。 【0005】従来、潜像担持体の画像領域外にトナー濃
度検知用の潜像パターンを形成し、この潜像パターンを
トナーで現像して可視パターンとなし、この可視パター
ンの濃度を潜像担持体上にて光学的に検知し、検知濃度
を現像装置内のトナー濃度と対応させてトナー補給を行
なう方法が知られている。 【0006】この方法は有効ではあるが、トナー濃度の
制御は潜像担持体上の可視パターンの濃度に基づき行な
われることになる。 【0007】実際の記録画像の像質は「転写された可視
像に基づいて定まる」から、転写された可視像の濃度に
基づいてトナー濃度の制御を行なうことができれば、よ
り精細なトナー濃度制御が可能となる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑み、トナー濃度検知において、転写された可視像
の濃度に基づいたトナー補給を可能ならしめることを課
題とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明を適用しうる画
像記録方式は、潜像担持体に静電潜像を形成し、この静
電潜像をトナーで現像し、得られる可視像を転写紙上に
転写し、必要に応じて定着する方式のものである。静電
潜像の形成は例えば「潜像担持体の帯電と露光」により
行なわれる。 【0010】露光は画像の光像を照射して行なっても良
いし、光ビームや発光体アレイによる「書込み」で行な
ってもよい。すなわち本発明を適用し得る画像記録方式
は、複写方式、光プリント方式等を含んでいる。 【0011】この発明のトナー濃度検知方法はカラー複
写方式等の「カラー画像記録方式」にも適用できる。 【0012】この発明のトナー濃度検知方法は以下の如
くに実行される。 【0013】潜像担持体にトナー濃度検知用の「潜像パ
ターン」を形成する。この潜像パターンをトナーで現像
して「可視パターン」とする。この可視パターンを転写
ベルト上に転写する。この転写ベルトは「転写紙を転写
用搬送路に沿って搬送するためのベルト」である。転写
は、上記転写ベルトが、ベルト外周面を上に向けて略水
平状に張り渡された部分において行なう。 【0014】転写ベルト上に転写された可視パターンの
濃度を、上記ベルト外周面を上に向けて張り渡された部
分における「転写位置と別の位置」で検知する。 【0015】検知後、転写ベルトを除電し、転写ベルト
上から可視パターンを除去する。転写ベルトの除電は、
転写ベルトにおける、ベルト外周面を下に向けて張り渡
された部分において、転写ベルトの内周面と外周面の両
方から行われる。そして、ベルト外周面を下に向けて張
り渡された部分において、可視パターンが除去される。 【0016】このようにすると「記録画像の像質を直接
的に左右する転写可視像の濃度」に対応させてトナー濃
度を検知することが可能である。 【0017】以下、図面を参照しながら具体的に説明す
る。この発明は先にも述べたようにモノクロ画像記録方
式のみならずカラー画像記録方式にも適用できる。 【0018】 【発明の実施の形態】図2はこの発明の実施の形態の1
例として、この発明を適用したカラー電子複写装置の1
例を説明に必要な部分のみ説明図的に略示している。 【0019】まずカラー複写プロセスのあらましを説明
する。図2中に示すように、複写されるべき原稿0は原
稿ガラス10上に平面的に載置される。 【0020】複写時にはランプ12が点灯し、ミラー1
4と一体的に図2の右方へ所定の速度:Vで移動して原
稿0を照明走査する。同時にダハミラー16が、図2の
右方へV/2の速度で移動する。従って原稿0からの反
射光は先ずミラー14に反射され、次いでダハミラー1
6に反射されたのち結像レンズ18に入射する。 【0021】結像レンズ18を透過した結像光束はミラ
ー20,22により順次反射されてダイクロイックフィ
ルター24に入射する。ダイクロイックフィルター24
は、「青色光を選択的に反射し、緑色光、赤色光はこれ
を透過させる」ような機能を有している。 【0022】従って、結像光束のうちの青色成分はダイ
クロイックフィルター24に反射されて光導電性の潜像
担持体である感光体34上に、原稿0のスリット状部分
の像を結像する。このように結像された像は原稿0の青
色分解画像である。 【0023】一方、ダイクロイックフィルター24を透
過した結像光束はミラー26によりスリット分割され、
ミラー26により反射された光束はフィルター28によ
り緑色に色分解され、原稿0の緑色分解画像の光像を感
光体36上に結像する。 【0024】ミラー26に反射されない結像光束はミラ
ー30に反射されたのち、フィルター32により赤色に
色分解され、原稿0の赤色分解画像の光像を感光体38
上に結像する。 【0025】色分解の方法および色は上記説明の例に限
らず、種々のものが知られており、これら公知のものを
適宜利用できる。また各感光体上に結像する画像の色も
適宜定めることができる。図2の装置は変倍複写が可能
であることを付記しておく。 【0026】感光体34,36,38はベルト状であっ
て複写装置の上下方向へ巻装され、それぞれ時計方向へ
回動可能である。各感光体の頂部は、良好な結像特性を
得るため、図面に直交する方向に「細長い細幅の平面」
状に張りわたされている。 【0027】感光体34,36,38は、複写時にはそ
れぞれ一番下部に配備された駆動プーリーの作用で時計
方向へ回動し、まず除電ランプ54,54A,54Bに
よりそれぞれ光除電され、ついでチャージャー40,4
0A,40Bによりそれぞれ帯電され、しかるのち各色
分解画像の光像でスリット露光され、各色分解画像に対
応する静電潜像が形成される。 【0028】露光後の感光体34,36,38はイレー
サー42,42A,42Bにより、それぞれ不要部分
(転写されない部分)を消去される。 【0029】各感光体の周辺には、それぞれ同種の機材
が配備されているので、感光体34の周囲の機材は数字
のみをもって示し、感光体36,38の周囲の機材は、
数字の末尾にA,Bをそれぞれ付加した符号によって示
している。感光体34,36,38の周辺機材とも、数
字部分が同一のものは同一構成のものである。例えばイ
レーサー42,42A,42Bは何れも同じ構成のもの
である。 【0030】感光体34に形成された静電潜像は原稿0
の青色分解画像に対応するので、この静電潜像の現像は
「青色と補色関係にあるイエロー」に着色されたイエロ
ートナーによっておこなわれる。 【0031】この現像は現像装置44,48により行な
われる。現像装置44,48は同一構造の装置である。
現像装置44,48の間には階調性補正用ランプ46が
配備され、必要に応じ「階調性補正」のために点灯照射
される。 【0032】感光体36に形成された静電潜像は、現像
装置44A,48Aによりマゼンタトナーで現像され、
必要に応じて階調性補正用ランプ46Aによる光照射を
受ける。また感光体38に形成された静電潜像は、現像
装置44B,48Bによりシアントナーで現像され、必
要に応じて階調性補正用ランプ46Bによる光照射を受
ける。 【0033】かくして感光体34,36,38にそれぞ
れイエロー可視像、マゼンタ可視像、シアン可視像が得
られる。これらイエロー、マゼンタ、シアン可視像は同
一の転写紙S上に転写される。この転写は以下の如くに
なされる。 【0034】感光体34,36,38の下位に転写ベル
ト60が横方向に巻装され、反時計方向へ回動できるよ
うになっている。転写ベルト60内空間の各感光体の最
下部に対向する部位には転写器62,62A,62Bが
設けられている。 【0035】転写ベルト60は厚さ75μm程度の「透
明なポリエステルフィルム」で形成され、転写紙Sを
「転写用搬送路」即ち、転写ベルト60の上面で形成さ
れる搬送路に沿って搬送する機能を有する。 【0036】転写紙Sは積載収納されているカセットか
ら給紙コロ70により給送され、その先端部をレジスト
ローラー72に挾まれた状態で待機し、レジストローラ
ー72は転写のタイミングをとって転写紙Sを転写ベル
ト60側へ送出する。送出された転写紙Sは抑えローラ
ー74と転写ベルト60とにより挾まれて感光体34に
対する転写位置へと進む。 【0037】感光体34上のイエロー可視像は転写に先
立ち除電ランプ50による光照射を受けたのち、転写器
62の作用で転写紙S上に静電転写される。 【0038】転写紙Sは続いて感光体36に対する転写
位置へと進み、感光体36上のマゼンタ可視像は除電ラ
ンプ50Aによる光照射を受けたのち、転写器62Aの
作用により転写紙S上に転写される。転写紙Sがさらに
感光体38に対する転写位置に達すると、シアン可視像
が除電ランプ50Bによる光照射を受けたのち、転写器
62Bの作用により転写紙S上に転写される。 【0039】かくしてイエロー、マゼンタ、シアンの各
色可視像が転写紙S上に「相互に重畳」して転写され、
転写紙S上に原稿0のカラー画像に対応するカラー可視
像が形成される。 【0040】転写紙Sはその後、定着装置へ送られ、同
装置76にてカラー可視像を定着されたのち、排出ロー
ラー78により装置外のトレイ80上に排出される。 【0041】可視像転写後の各感光体34,36,38
はそれぞれクリーニング装置52,52A,52Bによ
り残留トナーを除去される。 【0042】一方、転写ベルト60は転写後に除電
4により除電され、クリーニング装置66でクリーニン
グされる。以上がカラー複写プロセスのあらましであ
る。 【0043】ところで転写紙S上への各色可視像の転写
は互いに位置合わせして行なわれねばならない。この位
置合せのために、各感光体の露光位置と転写位置とは次
の条件を満足するように設定されている。 【0044】即ち、露光位置を、感光体34,36,3
8のそれぞれに対してA1,A2,A3、転写位置を同
様にB1,B2,B3とする。 【0045】(A1〜B1),(A2〜B2),(A3
〜B3)は、各感光体沿って感光体周面の移動方向に向
かって計った「露光位置と転写位置の間の距離」を表
す。(B1〜B2),(B2〜B3),(B1〜B3)
は、転写位置B1とB2の間、B2とB3の間、B1と
B3の間の距離をそれぞれ示す。 【0046】これらの距離の間に、 (A1〜B1)+(B1〜B2)=(A2〜B2) (A2〜B2)+(B2〜B3)=(A1〜B1)+(B1〜B3) =(A3〜B3) の関係が成立つように露光位置、転写位置の各々が設定
されている。これによって、転写紙S上に転写される各
色可視像は自動的に相互に位置合せされる。 【0047】以下に、トナー濃度の検知について説明す
る。 【0048】図1(I)は図2に示すカラー複写装置例
において、感光体と転写ベルトの位置関係を、感光体3
4と転写ベルト60との位置関係を例にとって示してい
る。符号42はイレーサーを示す。 【0049】イレーサー42はLEDアレイで微小なL
EDを長手方向、即ち感光体34のベルト幅方向へ1列
に配列したものであり、LEDの発光領域を種々に変え
ることにより感光体34上の任意の部分で「光除電によ
るイレース」を行ない得るようになっている。 【0050】イレーサー42はLEDの配列を感光体3
4の表面に極く近接させているが、LEDアレイと感光
体34との間に、例えば集束性光伝送体アレイを配備
し、発光LEDの像を感光体上に結像させるようにして
もよい。 【0051】感光体34は時計方向へ回動するが、複写
時には、画像露光後にイレーサー42により不要部をイ
レースする際に、画像領域外の一部に非イレース領域と
してトナー濃度検知用の潜像パターンSPYを形成す
る。 【0052】図1の例において、潜像パターンSPYは
画像領域の「ベルト幅方向の側方」に形成されている。 【0053】潜像パターンSPYは現像装置44,48
(図2参照)によりイエロートナーで可視化されて可視
パターンとなり、イエロー可視像が転写紙S上に転写さ
れる際に転写ベルト60の、ベルト外周面を上に向けて
略水平状に張り渡された部分に転写される。同様なこと
が感光体36,38に就いても行なわれる。 【0054】図1(II)は、イエロー、マゼンタ、シア
ンの各色可視パターンPY,PM,PCが転写ベルト上
60上に転写された様子を説明図的に示している。な
お、転写率は通常85〜90%である。 【0055】可視パターンPY,PM,PCは、発光素
子100Aと受光素子100Bとにより構成される反射
型のホトセンサー100により、順次、その反射率が検
知され、各色トナーの分光反射率を考慮して各可視パタ
ーンの濃度が光学的に検知される。 【0056】このようにして得られる検知値を、イエロ
ー可視パターン、マゼンタ可視パターン、シアン可視パ
ターンに対し、それぞれイエロー検知値、マゼンタ検知
値、シアン検知値と称する。 【0057】これら各色の「検知値」が所定の設定値以
下となったとき、対応する色のトナーを補給するのであ
る。因に図2に示す現像装置44,48等は2成分系の
磁気ブラシ現像方式のもので各装置は「トナータンク」
を備えており、トナー補給はトナータンクから行なわれ
る。 【0058】図3に、トナー補給とトナー濃度検知に関
するプロセス手順をフローチャートとして示す。図2の
装置はカラー複写(フルカラー)、2色複写(イエロー
とマゼンタ、イエローとシアン、マゼンタとシアンの各
2色)、単色複写(イエロー、マゼンタ、シアンの各色
複写)が実行可能となっており、トナー濃度検知・トナ
ー補給に関するプロセスは、複写プロセスのメインプロ
グラムに対する「サブルーチンプログラム」として組込
まれ、サブルーチンのIn/Outを通じ、カラー複
写、2色複写、単色複写の各モード及び色を指定できる
ようになっている。 【0059】図3において「A」はアキュムレータ、
「B」はレジスターを示し、「矢印」は検知値または設
定値をアキュムレータあるいはレジスターに転送するこ
とを意味し、判断におけるA,Bの大小の比較は「検知
値と設定値の大小比較」を意味する。「RET」はメイ
ンプログラムへのリターンを意味する。 【0060】2色およびカラー複写の場合においては、
転写ベルト60上での可視パターンの順序が通常、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの順を守るように、潜像パター
ンSPY等の形成タイミングが定められている。 【0061】図4及び図5に実施の他の形態を2例示
す。図4の形態は「カラー複写プロセス1回に就き1色
のトナーの濃度検知を行なう」例で、図ではイエロート
ナーの濃度が可視パターンPY1の光学的検知により検
知される。可視パターンPY1は転写紙Sに転写される
べき可視像の先端部の位置に形成されている。 【0062】図1,4に示す実施の形態では検知すべき
トナー濃度は3種あるが、単一のホトセンサー100で
これらすべてを検知でき、検知機構が簡単ですむ。 【0063】トナー濃度の検知は「画像記録プロセス
毎」に行なっても良いし、「複数プロセスごとに1回の
割合」で行なうようにしてもよい。 【0064】図5に示す実施の形態では可視パターンP
Y2(イエロー)、PM2(マゼンタ)、PC2(シア
ン)が転写ベルト60の幅方向へ形成され、各パターン
の濃度はそれぞれ専用のホトセンサー100,102,
104により検知される。 【0065】転写ベルト60上に形成された可視パター
ンを構成するトナーは、検知後、クリーニング装置66
(図2)によって転写ベルト60から除去される。 【0066】図2に示すように、転写ベルト60の除電
を行う除電器64は転写ベルト60を外周面と内周面の
両方から除電を行うものであり、除電は確実に行われ
る。そして、可視パターンの除去は上記除電後に行われ
るから確実に転写ベルトから除去される。 また、除電器
64による除電が行われるのも、クリーニング装置66
により可視パターンの除去が行われるのも、転写ベルト
が「外周面を下に向けて」張り渡された部分においてで
あるから、転写ベルトの除電や可視パターン除去が行わ
れる際にトナー飛散が生じたとしても、飛散トナーが転
写ベルトに再付着することがない。 【0067】 【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、トナー濃度検知方法において記録画像の像質に良く
対応する状態でトナー濃度を検知することが可能とな
る。即ち、可視パターンは実際の記録画像が転写される
ときと全く同様に転写ベルト上に転写され、検知され
る。可視パターンは、転写ベルトの「外周面を上に向け
て略水平状に張り渡された部分」に転写され、検知され
るときも、上記張り渡された部分に乗っているので、可
視パターンを構成するトナーの一部が周囲に落下したり
飛散したりすることがなく、転写されたトナーのトナー
濃度を確実に検知できる。 【0068】また、濃度検知後、転写ベルトは除電さ
れ、転写された可視パターンは、転写ベルトへの静電気
力による付着力を弱められて転写ベルトから除去される
ので、可視パターンを構成するトナーを容易かつ確実に
転写ベルトから除去でき、可視パターンは常に正常な転
写ベルト上に転写されるから、潜像担持体から転写され
たトナーのみを最適の状態で検知でき、確実にトナー濃
度を検知できる。 【0069】転写ベルトの除電は外周面と内周面の両方
から行われるから確実な除電を行うことができる。そし
て、転写ベルトに対する除電も可視パターンの除去も、
転写ベルトが「外周面を下に向けて」張り渡された部分
においてであるから、可視パターンを構成するトナーを
確実に転写ベルトから除去することができ、転写ベルト
の除電の際や可視パターン除去が行われる際にトナー飛
散が生じたとしても、飛散トナーが転写ベルトに再付着
することがない。 【0070】転写ベルト上の可視パターンの濃度を検知
するには、反射型のホトセンサーに限らず透過型のホト
センサーを用いても良い。 【0071】上述の実施形態では2成分系の磁気ブラシ
現像装置の例を説明したが、湿式現像方式に対してもこ
の発明は適用でき、1成分系現像剤を用いる現像方式に
対してもこの発明は適用可能である。 【0072】1成分系現像剤を用いる現像方式の場合、
可視パターン濃度に対応して検知される現像装置中のト
ナー濃度が「現像装置中のトナー量」を意味すること
は、いうまでもない。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の1形態を説明するための図で
ある。 【図2】この発明を適用したカラー電子複写装置の1例
を説明するための図である。 【図3】図2のカラー電子複写装置におけるトナー補給
とトナー濃度検知に関するプロセス手順をフローチャー
トとして示す図である。 【図4】この発明の実施の別形態を説明するための図で
ある。 【図5】この発明の実施の他の形態を説明するための図
である。 【符号の説明】 34 光導電性の潜像担持体(感光体) 42 イレーサー 60 転写ベルト SPY 潜像パターン PY,PM,PC 可視パターン 100 ホトセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堺 良博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭55−12916(JP,A) 特開 昭58−113961(JP,A) 特開 昭56−154773(JP,A) 特開 昭50−119639(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.潜像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像をト
    ナーで現像し、得られる可視像を転写紙上に転写する方
    式の画像記録方式において、画像の像質を制御するため
    にトナー濃度を検知する方法であって、 潜像担持体に、トナー濃度検知用の潜像パターンを形成
    し、この潜像パターンを現像して可視パターンとし、 転写紙を転写用搬送路に沿って搬送する転写ベルトの、
    ベルト外周面を上に向けて略水平状に張り渡された部分
    において、上記可視パターンを転写し、転写された可視
    パターンの濃度を、上記ベルト外周面を上に向けて張り
    渡された部分における転写位置以外の位置で検知し、 検知後、上記転写ベルトのベルト外周面を下に向けて張
    り渡された部分で、上記転写ベルトを、その内周面およ
    び外周面の両方から除電し、上記転写された可視パター
    ンを、上記転写ベルトのベルト外周面を下に向けて張り
    渡された部分で転写ベルト上から除去することを特徴と
    する、トナー濃度検知方法。
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