JP2774880B2 - 車載用画像表示装置 - Google Patents
車載用画像表示装置Info
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- JP2774880B2 JP2774880B2 JP15006491A JP15006491A JP2774880B2 JP 2774880 B2 JP2774880 B2 JP 2774880B2 JP 15006491 A JP15006491 A JP 15006491A JP 15006491 A JP15006491 A JP 15006491A JP 2774880 B2 JP2774880 B2 JP 2774880B2
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- JP
- Japan
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- display
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コース案内を行うナビ
ゲーションと時間その他の情報を切り換えて表示する車
載用画像表示装置に関する。
ゲーションと時間その他の情報を切り換えて表示する車
載用画像表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、大衆乗用車にエアコンやカーステ
レオ等が装備されるのは普通であり、高級車指向と共に
自動車電話やコース案内を行うナビゲーション装置を搭
載する乗用車も珍しいことではなくなってきている。
レオ等が装備されるのは普通であり、高級車指向と共に
自動車電話やコース案内を行うナビゲーション装置を搭
載する乗用車も珍しいことではなくなってきている。
【０００３】ナビゲーション装置は、出発地や現在地か
ら目的地までのコースを案内するものであり、例えば運
転席付近にディスプレイを取り付けてディスプレイ画面
に現在地や、現在地から目的地までの走行経路、目的地
への進行方向、交差点等での目印情報等を表示し、ま
た、このディスプレイと音声発生手段等を組み合わせて
用い、音声によりコース案内情報を出力するものであ
る。
ら目的地までのコースを案内するものであり、例えば運
転席付近にディスプレイを取り付けてディスプレイ画面
に現在地や、現在地から目的地までの走行経路、目的地
への進行方向、交差点等での目印情報等を表示し、ま
た、このディスプレイと音声発生手段等を組み合わせて
用い、音声によりコース案内情報を出力するものであ
る。
【０００４】簡便な装置には、出発地や現在地から目的
地までのコース及びその周辺を含む地図を画面に表示す
るものもあるが、それだけでは判りにくいため、出発地
や現在地と目的地を表示したり、地図上にモデルコース
を描画するもの、さらには、出発地や現在地と目的地を
指定し、走行距離や操舵角、走行中における特定地点の
位置確認入力等を行って現在位置の確認・追跡を行うこ
とにより、交差点での進行方向の指示情報や確認情報の
出力、コース途中でコース確認のための特徴物情報の出
力を行うものもある。本出願人は、既に後者の方式によ
るナビゲーション装置に関する種々の提案（例えば特開
平２ー５１０１５号公報、特開平２ー５６５９１号公
報、特開平２ー１８７８９８号公報）を行っている。
地までのコース及びその周辺を含む地図を画面に表示す
るものもあるが、それだけでは判りにくいため、出発地
や現在地と目的地を表示したり、地図上にモデルコース
を描画するもの、さらには、出発地や現在地と目的地を
指定し、走行距離や操舵角、走行中における特定地点の
位置確認入力等を行って現在位置の確認・追跡を行うこ
とにより、交差点での進行方向の指示情報や確認情報の
出力、コース途中でコース確認のための特徴物情報の出
力を行うものもある。本出願人は、既に後者の方式によ
るナビゲーション装置に関する種々の提案（例えば特開
平２ー５１０１５号公報、特開平２ー５６５９１号公
報、特開平２ー１８７８９８号公報）を行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ナビゲ
ーション装置は、確かに出発地や現在地から目的地まで
の道路事情に不案内な運転者に有用なものであるが、オ
ールタイムでコース案内情報を運転者に提示することは
必ずしも必要としない。すなわち、先に述べたように交
差点での進行方向の指示情報や確認情報の出力、コース
途中でコース確認のための特徴物情報の出力を行うもの
であっても、交差点等の特にキーとなる地点において必
要な情報を運転者に提示できればよいので、むしろ、全
走行区間でいえば情報の提示を必要とする割合は少な
い。例えば出発地から目的地まで、走行時間として２時
間程度のコースや、走行距離として１００ｋｍ程度のコ
ースを念頭においた場合、その間に積算してどれだけの
時間、距離の情報提示が必要かを考えても明らかであろ
う。
ーション装置は、確かに出発地や現在地から目的地まで
の道路事情に不案内な運転者に有用なものであるが、オ
ールタイムでコース案内情報を運転者に提示することは
必ずしも必要としない。すなわち、先に述べたように交
差点での進行方向の指示情報や確認情報の出力、コース
途中でコース確認のための特徴物情報の出力を行うもの
であっても、交差点等の特にキーとなる地点において必
要な情報を運転者に提示できればよいので、むしろ、全
走行区間でいえば情報の提示を必要とする割合は少な
い。例えば出発地から目的地まで、走行時間として２時
間程度のコースや、走行距離として１００ｋｍ程度のコ
ースを念頭においた場合、その間に積算してどれだけの
時間、距離の情報提示が必要かを考えても明らかであろ
う。
【０００６】そこで、ナビゲーション装置で用いられて
いるディスプレイのナビゲーション以外の有効な活用が
考えられる。その１つとして時計の画面への表示があ
り、受像管上にアナログ時計を表示するものは、既に例
えば特開昭６２ー６６７７９号公報で提案されている。
しかし、これは、一般の受像管に適用したものであり、
様々な運転状況を想定した場合、車両に装備したナビゲ
ーション装置のディスプレイにそのまま適用できるもの
ではない。
いるディスプレイのナビゲーション以外の有効な活用が
考えられる。その１つとして時計の画面への表示があ
り、受像管上にアナログ時計を表示するものは、既に例
えば特開昭６２ー６６７７９号公報で提案されている。
しかし、これは、一般の受像管に適用したものであり、
様々な運転状況を想定した場合、車両に装備したナビゲ
ーション装置のディスプレイにそのまま適用できるもの
ではない。
【０００７】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、車両に装備したナビゲーション装置のディスプレ
イを有効に活用した車載用画像表示装置を提供すること
を目的とするものである。本発明の他の目的は、車両の
走行位置に基づいた時間の表示を行うことである。
って、車両に装備したナビゲーション装置のディスプレ
イを有効に活用した車載用画像表示装置を提供すること
を目的とするものである。本発明の他の目的は、車両の
走行位置に基づいた時間の表示を行うことである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、車
両の運転席付近に取り付けたディスプレイにナビゲーシ
ョン情報を表示出力する画像表示装置において、ナビゲ
ーションのための地図情報を含む現在位置から目的地ま
での間のコース案内情報やサービス表示情報を格納した
データベース、走行情報を検出する走行検出手段、次の
特徴物や交差点まで所定の距離以上あることを検出する
距離検出手段、及び前記データベースを参照しながら前
記走行情報に基づいて前記コース案内情報を表示すると
共に、前記距離検出手段により所定の距離以上であるこ
とが検出された場合には前記次の特徴物や交差点のコー
ス案内情報を出力するまでサービス表示情報を出力する
ように画面の表示情報を制御する制御手段を備えたこと
を特徴とし、前記次の特徴物や交差点は、次に案内すべ
き特徴物や交差点であり、前記サービス表示情報は、前
記走行情報から得られる現在位置の経度に基づいて時差
が修正された時計や走行中の気圧の変化に基づき予測さ
れる天気予報であることを特徴とする。
両の運転席付近に取り付けたディスプレイにナビゲーシ
ョン情報を表示出力する画像表示装置において、ナビゲ
ーションのための地図情報を含む現在位置から目的地ま
での間のコース案内情報やサービス表示情報を格納した
データベース、走行情報を検出する走行検出手段、次の
特徴物や交差点まで所定の距離以上あることを検出する
距離検出手段、及び前記データベースを参照しながら前
記走行情報に基づいて前記コース案内情報を表示すると
共に、前記距離検出手段により所定の距離以上であるこ
とが検出された場合には前記次の特徴物や交差点のコー
ス案内情報を出力するまでサービス表示情報を出力する
ように画面の表示情報を制御する制御手段を備えたこと
を特徴とし、前記次の特徴物や交差点は、次に案内すべ
き特徴物や交差点であり、前記サービス表示情報は、前
記走行情報から得られる現在位置の経度に基づいて時差
が修正された時計や走行中の気圧の変化に基づき予測さ
れる天気予報であることを特徴とする。
【０００９】
【作用及び発明の効果】本発明の車載用画像表示装置で
は、制御手段により、ディスプレイに表示する画面の表
示情報を制御し、データベースを参照しながら走行情報
に基づいてコース案内情報を表示すると共にコース案内
情報の出力時以外の時間帯には計時手段により求めた時
刻を表示するので、通常設けられている時計を運転席か
らなくすことができる。しかも、走行位置から時差を修
正した正確な時刻を表示することができる。
は、制御手段により、ディスプレイに表示する画面の表
示情報を制御し、データベースを参照しながら走行情報
に基づいてコース案内情報を表示すると共にコース案内
情報の出力時以外の時間帯には計時手段により求めた時
刻を表示するので、通常設けられている時計を運転席か
らなくすことができる。しかも、走行位置から時差を修
正した正確な時刻を表示することができる。
【００１０】すなわち、データベースには、ナビゲーシ
ョンのための地図情報を含む現在位置から目的地までの
間のコース案内情報を格納すると共にコース案内情報が
表示されない時に出力する時計や走行位置からの時差修
正情報等を格納しておく。そして、コース案内情報の出
力時以外の時間帯に時計を表示し、速度等の走行情報や
明るさ等の周囲環境情報に応じて表示内容を変化させる
ことができる。
ョンのための地図情報を含む現在位置から目的地までの
間のコース案内情報を格納すると共にコース案内情報が
表示されない時に出力する時計や走行位置からの時差修
正情報等を格納しておく。そして、コース案内情報の出
力時以外の時間帯に時計を表示し、速度等の走行情報や
明るさ等の周囲環境情報に応じて表示内容を変化させる
ことができる。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図１は本発明に係る車載用画像表示装置の１実施例を示
す図、図２はＣＰＵによる処理の流れを説明するための
図である。図１において、１はＣＰＵ、２はＲＯＭ、３
はＲＡＭ、４はディスプレイ、５はディスプレイコント
ローラ、６は入力装置、７はデータベース、８は時計用
ＩＣ、９は車速センサ、１０は方位センサ、１１はＧＰ
Ｓ、１２は気圧計、１３は照度センサを示す。
図１は本発明に係る車載用画像表示装置の１実施例を示
す図、図２はＣＰＵによる処理の流れを説明するための
図である。図１において、１はＣＰＵ、２はＲＯＭ、３
はＲＡＭ、４はディスプレイ、５はディスプレイコント
ローラ、６は入力装置、７はデータベース、８は時計用
ＩＣ、９は車速センサ、１０は方位センサ、１１はＧＰ
Ｓ、１２は気圧計、１３は照度センサを示す。
【００１２】ＲＯＭ２は、コース探索やコース案内等の
ナビゲーションプログラムその他の制御プログラムを格
納するメモリであり、ＲＡＭ３は、作業領域として用い
処理中のデータや一時的なデータを保持するメモリであ
る。ディスプレイ４には、ＣＲＴディスプレイや液晶デ
ィスプレイ等が用いられ、その表示制御を行うのがディ
スプレイコントローラ５である。入力装置６は、例えば
ディスプレイ４の画面に取り付けられるタッチパネル等
であり、表示された画面中の文字やアイコン等の選択肢
の領域をタッチすることによって、情報の選択指令や画
面の切り換え指令の入力、文字の入力等を行うものであ
る。
ナビゲーションプログラムその他の制御プログラムを格
納するメモリであり、ＲＡＭ３は、作業領域として用い
処理中のデータや一時的なデータを保持するメモリであ
る。ディスプレイ４には、ＣＲＴディスプレイや液晶デ
ィスプレイ等が用いられ、その表示制御を行うのがディ
スプレイコントローラ５である。入力装置６は、例えば
ディスプレイ４の画面に取り付けられるタッチパネル等
であり、表示された画面中の文字やアイコン等の選択肢
の領域をタッチすることによって、情報の選択指令や画
面の切り換え指令の入力、文字の入力等を行うものであ
る。
【００１３】データベース７は、ナビゲーション（コー
ス案内）のための地図情報を含む現在位置から目的地ま
での間のコース案内情報を格納すると共にコース案内情
報が出力されない時に出力する時計、天気予報、選択情
報等のサービス表示情報等を格納しておくものである。
地図情報としては、例えば各道路情報、交差点情報、出
発地（現在位置）や目的地となる位置情報、特徴物情報
等がある。そして、ナビゲーションプログラムのコース
設定では、目的地が入力されると目的地に近い交差点か
ら順次各交差点毎に目的地へ向かう進行方向が設定さ
れ、出発地（現在位置）の入力によって最寄りの交差点
から設定された進行方向にしたがって順次交差点を検索
してゆき、その経路に沿って目的地までの間のコース案
内情報が得られる。また、サービス表示情報のうち、時
計は、例えば種々の時計のデザインや色、輝度、サイズ
等の表示態様を決める情報、天気予報は、例えば気圧の
変化から天気が上り坂か下り坂か等の予報内容を決める
情報である。そして、選択情報は、時計や天気予報、そ
の他の出力を選択するための情報であり、例えば車速や
照度、気圧、時間、位置等である。時計用ＩＣ８は、標
準の時刻を記憶すると共に、各経度の時差から時刻を求
めるための情報を記憶するものである。
ス案内）のための地図情報を含む現在位置から目的地ま
での間のコース案内情報を格納すると共にコース案内情
報が出力されない時に出力する時計、天気予報、選択情
報等のサービス表示情報等を格納しておくものである。
地図情報としては、例えば各道路情報、交差点情報、出
発地（現在位置）や目的地となる位置情報、特徴物情報
等がある。そして、ナビゲーションプログラムのコース
設定では、目的地が入力されると目的地に近い交差点か
ら順次各交差点毎に目的地へ向かう進行方向が設定さ
れ、出発地（現在位置）の入力によって最寄りの交差点
から設定された進行方向にしたがって順次交差点を検索
してゆき、その経路に沿って目的地までの間のコース案
内情報が得られる。また、サービス表示情報のうち、時
計は、例えば種々の時計のデザインや色、輝度、サイズ
等の表示態様を決める情報、天気予報は、例えば気圧の
変化から天気が上り坂か下り坂か等の予報内容を決める
情報である。そして、選択情報は、時計や天気予報、そ
の他の出力を選択するための情報であり、例えば車速や
照度、気圧、時間、位置等である。時計用ＩＣ８は、標
準の時刻を記憶すると共に、各経度の時差から時刻を求
めるための情報を記憶するものである。
【００１４】車速センサ９は、車両の走行速度を検出す
るものであり、方位センサ１０は、走行方位を検出する
ものである。ＧＰＳ（Ｇrogal Ｐositioning Ｓystem)
１１は、人工衛星からの電波を受信して走行位置を検出
するものである。車速センサ９と方位センサ１０は、走
行方位と速度の走行情報を得るものであるが、走行方位
に沿って速度を積分することにより走行位置の変化情報
も得ることができる。気圧計１２は、走行地点付近にお
ける気圧を測定するものであり、照度計１３は、走行地
点付近における照度を測定するものである。
るものであり、方位センサ１０は、走行方位を検出する
ものである。ＧＰＳ（Ｇrogal Ｐositioning Ｓystem)
１１は、人工衛星からの電波を受信して走行位置を検出
するものである。車速センサ９と方位センサ１０は、走
行方位と速度の走行情報を得るものであるが、走行方位
に沿って速度を積分することにより走行位置の変化情報
も得ることができる。気圧計１２は、走行地点付近にお
ける気圧を測定するものであり、照度計１３は、走行地
点付近における照度を測定するものである。
【００１５】ＣＰＵ１は、ＲＯＭ２に格納した制御プロ
グラムを実行して、入力装置６、時計用ＩＣ８、車速セ
ンサ９等の検出・測定情報を入力し、データベース７へ
のコース案内出力情報の格納、データベース７に格納し
た各種情報に基づく表示制御を行う制御手段である。以
下にその概要を説明する。
グラムを実行して、入力装置６、時計用ＩＣ８、車速セ
ンサ９等の検出・測定情報を入力し、データベース７へ
のコース案内出力情報の格納、データベース７に格納し
た各種情報に基づく表示制御を行う制御手段である。以
下にその概要を説明する。
【００１６】まず、ナビゲーション表示がされていない
場合には、アナログ時計を表示する。その処理の流れを
示したのが図２である。時計の表示処理では、図２Ａに
示すように初期設定を行って現在時刻の入力により時刻
データを時計用ＩＣに書き込み、目盛を表示する。その
後、秒針、長針、短針の各指針の位置を計算し、表示色
やデザインの変更がなければ目盛の上に各指針を表示す
る処理を所定の時間毎に繰り返し行う。表示色や輝度、
デザインの変更がある場合には、目盛表示を変更して各
指針を表示する。
場合には、アナログ時計を表示する。その処理の流れを
示したのが図２である。時計の表示処理では、図２Ａに
示すように初期設定を行って現在時刻の入力により時刻
データを時計用ＩＣに書き込み、目盛を表示する。その
後、秒針、長針、短針の各指針の位置を計算し、表示色
やデザインの変更がなければ目盛の上に各指針を表示す
る処理を所定の時間毎に繰り返し行う。表示色や輝度、
デザインの変更がある場合には、目盛表示を変更して各
指針を表示する。
【００１７】また、表示色やデザインの変更、時刻の計
算は、図２Ｂに示すように例えば１秒毎の割込処理によ
り行われる。この処理では、照度、車速、ＧＰＳそれぞ
れの読み込みを行い、ＧＰＳで求められた走行位置に基
づいて標準時からの時差の計算を行い、照度、車速から
表示色や輝度、デザインを設定する。例えば明るい場合
には輝度を上げ、走行速度が高くなるにしたがってより
瞬間的に視認の容易な色や簡素なデザインにし、秒針を
省く等、表示色、デザインを変えることによって、走行
条件や環境に応じて見やすい色や輝度、デザインの時計
を表示する。また、色の変化で時刻の視認が容易になる
ように時々刻々色を変えるようにしてもよい。
算は、図２Ｂに示すように例えば１秒毎の割込処理によ
り行われる。この処理では、照度、車速、ＧＰＳそれぞ
れの読み込みを行い、ＧＰＳで求められた走行位置に基
づいて標準時からの時差の計算を行い、照度、車速から
表示色や輝度、デザインを設定する。例えば明るい場合
には輝度を上げ、走行速度が高くなるにしたがってより
瞬間的に視認の容易な色や簡素なデザインにし、秒針を
省く等、表示色、デザインを変えることによって、走行
条件や環境に応じて見やすい色や輝度、デザインの時計
を表示する。また、色の変化で時刻の視認が容易になる
ように時々刻々色を変えるようにしてもよい。
【００１８】さらに、一定範囲の地域を移動してゆく
と、気圧が低くなる方向に移動しているか高くなる方に
移動しているかで、その変化から天気が下り坂であるか
上り坂であるか行き先の天気の変化がある程度の確度で
予測できる。そこで、気圧計により走行地点付近の気圧
を測定し、所定距離の走行による気圧の変化から天気が
下り坂であるか上り坂であるかを予測し、天気予報を表
示する。
と、気圧が低くなる方向に移動しているか高くなる方に
移動しているかで、その変化から天気が下り坂であるか
上り坂であるか行き先の天気の変化がある程度の確度で
予測できる。そこで、気圧計により走行地点付近の気圧
を測定し、所定距離の走行による気圧の変化から天気が
下り坂であるか上り坂であるかを予測し、天気予報を表
示する。
【００１９】ナビゲーション表示がされている場合に
は、例えば以下のような処理の流れになる。ナビゲーシ
ョンプログラムは、先に述べたようにコース設定とコー
ス案内とに大きく分けることができる。コース設定で
は、目的地と出発地（現在位置）の入力があり、目的地
が入力されると目的地に近い交差点から順次各交差点毎
に目的地へ向かう最短の進行方向が設定される。したが
って、この設定によって各交差点では、目的地へ向かう
最短の進行方向をコース案内情報としてもつことにな
り、出発地（現在位置）の入力によって最寄りの交差点
から設定された進行方向にしたがって順次交差点を検索
してゆくと、その経路に沿って目的地までの間のコース
案内出力情報を得ることができる。
は、例えば以下のような処理の流れになる。ナビゲーシ
ョンプログラムは、先に述べたようにコース設定とコー
ス案内とに大きく分けることができる。コース設定で
は、目的地と出発地（現在位置）の入力があり、目的地
が入力されると目的地に近い交差点から順次各交差点毎
に目的地へ向かう最短の進行方向が設定される。したが
って、この設定によって各交差点では、目的地へ向かう
最短の進行方向をコース案内情報としてもつことにな
り、出発地（現在位置）の入力によって最寄りの交差点
から設定された進行方向にしたがって順次交差点を検索
してゆくと、その経路に沿って目的地までの間のコース
案内出力情報を得ることができる。
【００２０】コース案内では、車両の走行方位に沿って
車速を積分してゆくことにより上記のようにして設定さ
れたコースとのマッチングをとって現在位置を追跡し、
その追跡により交差点に近づくと、その交差点の確認、
進行方向の決定に必要な案内情報を出力する。また、交
差点以外のガードや踏切、公共の建物、ガソリンスタン
ド等の特徴物情報についても同様に、写真や略図等によ
りその確認に必要な情報を出力する。
車速を積分してゆくことにより上記のようにして設定さ
れたコースとのマッチングをとって現在位置を追跡し、
その追跡により交差点に近づくと、その交差点の確認、
進行方向の決定に必要な案内情報を出力する。また、交
差点以外のガードや踏切、公共の建物、ガソリンスタン
ド等の特徴物情報についても同様に、写真や略図等によ
りその確認に必要な情報を出力する。
【００２１】コース案内において、その案内情報として
出力される次の特徴物や交差点まで所定の距離以上ある
ことを検出することにより、交差点を通過した後、次の
特徴物や交差点までしばらく道なりの走行が続くと判断
される場合には、ナビゲーションプログラムは、現在位
置の追跡を行うだけで、コース案内情報の出力が中断さ
れ、この間、図２の処理に基づく時計の表示等がなされ
る。なお、ここで、距離は、車速に基づき時間に換算で
きるので、車速をパラメータとすると所定の距離の意味
としては所定の時間も含むものであることはいうまでも
ない。
出力される次の特徴物や交差点まで所定の距離以上ある
ことを検出することにより、交差点を通過した後、次の
特徴物や交差点までしばらく道なりの走行が続くと判断
される場合には、ナビゲーションプログラムは、現在位
置の追跡を行うだけで、コース案内情報の出力が中断さ
れ、この間、図２の処理に基づく時計の表示等がなされ
る。なお、ここで、距離は、車速に基づき時間に換算で
きるので、車速をパラメータとすると所定の距離の意味
としては所定の時間も含むものであることはいうまでも
ない。
【００２２】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、ナビゲーションの合間に時計や天気予報
を表示したが、花や置物、風景、絵画等の静物画、家族
の写真等、好みに応じた画像を組み合わせて表示しても
よいし、画面の隅に切り換えの選択肢を表示して、自由
に選択切り換えできるようにしてもよい。また、ナビゲ
ーションによるコース案内情報を表示しない間にサービ
ス表示情報を連続して表示したが、所定時間毎に表示を
中断したり、例えば車速や方位の変化から加速時や旋回
時を検出してこのような走行条件の時には表示を中断す
る等の制御を行うようにしてもよい。さらには、サービ
ス表示情報として、走行情報や周囲環境情報に応じてメ
ッセージを選択し表示するようにしてもよい。時計の表
示では、選択により世界の各地域の時間を表示できるよ
うにしてもよい。
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、ナビゲーションの合間に時計や天気予報
を表示したが、花や置物、風景、絵画等の静物画、家族
の写真等、好みに応じた画像を組み合わせて表示しても
よいし、画面の隅に切り換えの選択肢を表示して、自由
に選択切り換えできるようにしてもよい。また、ナビゲ
ーションによるコース案内情報を表示しない間にサービ
ス表示情報を連続して表示したが、所定時間毎に表示を
中断したり、例えば車速や方位の変化から加速時や旋回
時を検出してこのような走行条件の時には表示を中断す
る等の制御を行うようにしてもよい。さらには、サービ
ス表示情報として、走行情報や周囲環境情報に応じてメ
ッセージを選択し表示するようにしてもよい。時計の表
示では、選択により世界の各地域の時間を表示できるよ
うにしてもよい。
【００２３】上記のようにデータベースを参照しながら
方位や車速からなる走行情報に基づいてコースマッチン
グを行ってディスプレイにコース案内情報を表示すると
共にコース案内情報の出力時以外の時間帯には走行条件
や周囲の環境に応じて時計その他のサービス表示情報を
コース案内情報以外の情報として表示するように画面の
表示情報を制御するので、ナビゲーション装置として使
用するディスプレイを有効に活用することができ、従来
装備していた時計をなくすことができる。しかも、走行
条件や周囲環境条件に応じた見やすい表示を行うことが
でき、長距離走行の場合には、時差の修正を自動的に行
うことができる。
方位や車速からなる走行情報に基づいてコースマッチン
グを行ってディスプレイにコース案内情報を表示すると
共にコース案内情報の出力時以外の時間帯には走行条件
や周囲の環境に応じて時計その他のサービス表示情報を
コース案内情報以外の情報として表示するように画面の
表示情報を制御するので、ナビゲーション装置として使
用するディスプレイを有効に活用することができ、従来
装備していた時計をなくすことができる。しかも、走行
条件や周囲環境条件に応じた見やすい表示を行うことが
でき、長距離走行の場合には、時差の修正を自動的に行
うことができる。
【図１】 本発明に係る車載用画像表示装置の１実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図２】 ＣＰＵによる処理の流れを説明するための図
である。
である。
１…ＣＰＵ、２…ＲＯＭ、３…ＲＡＭ、４…ディスプレ
イ、５…ディスプレイコントローラ、６…入力装置、７
…データベース、８…時計用ＩＣ、９…車速センサ、１
０…方位センサ、１１…ＧＰＳ、１２…気圧計、１３…
照度センサ
イ、５…ディスプレイコントローラ、６…入力装置、７
…データベース、８…時計用ＩＣ、９…車速センサ、１
０…方位センサ、１１…ＧＰＳ、１２…気圧計、１３…
照度センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−79497（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−371991（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−154530（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−319985（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−212719（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−174712（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−52116（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−6081（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/00
Claims (4)
- 【請求項１】 車両の運転席付近に取り付けたディスプ
レイにナビゲーション情報を表示出力する画像表示装置
において、 ナビゲーションのための地図情報を含む現在位置から目
的地までの間のコース案内情報やサービス表示情報を格
納したデータベース、 走行情報を検出する走行検出手段、次の特徴物や交差点まで所定の距離以上あることを検出
する距離検出手段、 及び前記データベースを参照しながら前記走行情報に基
づいて前記コース案内情報を表示すると共に、前記距離
検出手段により所定の距離以上であることが検出された
場合には前記次の特徴物や交差点のコース案内情報を出
力するまでサービス表示情報を出力するように画面の表
示情報を制御する制御手段を備えたことを特徴とする車
載用画像表示装置。 - 【請求項２】 前記次の特徴物や交差点は、次に案内す
べき特徴物や交差点であることを特徴とする請求項１記
載の車載用画像表示装置。 - 【請求項３】 前記サービス表示情報は、前記走行情報
から得られる現在位置の経度に基づいて時差が修正され
た時計であることを特徴とする請求項１記載の車載用画
像表示装置。 - 【請求項４】 前記サービス表示情報は、前記走行情報
から得られる走行中の気圧の変化に基づき予測される天
気予報であることを特徴とする請求項１記載の車載用画
像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15006491A JP2774880B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 車載用画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15006491A JP2774880B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 車載用画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04372815A JPH04372815A (ja) | 1992-12-25 |
| JP2774880B2 true JP2774880B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=15488727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15006491A Expired - Fee Related JP2774880B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 車載用画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2774880B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018013488A (ja) * | 2017-08-29 | 2018-01-25 | 株式会社ユピテル | 電子機器及びプログラム |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP15006491A patent/JP2774880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04372815A (ja) | 1992-12-25 |
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