JP2773132B2 - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JP2773132B2
JP2773132B2 JP63080869A JP8086988A JP2773132B2 JP 2773132 B2 JP2773132 B2 JP 2773132B2 JP 63080869 A JP63080869 A JP 63080869A JP 8086988 A JP8086988 A JP 8086988A JP 2773132 B2 JP2773132 B2 JP 2773132B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学式ディスクプレーヤ等において記録ト
ラックに情報再生手段を追従させるトラッキング制御装
置に関する。
従来の技術 従来、光学式ディスクプレーヤにおけるトラッキング
制御装置として第4図に示すように構成されたものが知
られている。
第4図において、トラッキング制御装置がトラック追
従動作時には、スイッチ67は閉じられており、情報再生
手段63の走査位置と記録ディスク61上のトラックとの位
置偏差がトラックエラー検出手段65により検出され、ト
ラッキング制御装置66により制御信号が加算器68と駆動
手段69を通じてアクチュエータ64に印加されることによ
り、情報再生手段63を記録ディスク61上の目標トラック
に追従させるようになされている。
一方、トラックジャンプ動作時には、トラックジャン
プ指令73によりジャンプパルス発生手段71で加速パルス
を発生し、それと相前後してスイッチ67を開く。ジャン
プパルス発生手段71で作成された加速パルスは加算器68
と駆動手段69を通じてアクチュエータ64に印加され、情
報再生手段63は目標トラックへ加速しはじめる。続い
て、比較器70によりトラックエラー検出手段65の出力で
あるトラックエラー信号が特定の基準レベル72と一致す
るのを検出し、このタイミングによってジャンプパルス
発生手段71より減速パルスが発生され、加算器68と駆動
手段69を通じてアクチュエータ64に印加される。減速パ
ルスが終了するのと相前後してスイッチ67を再び閉じる
ことにより、目標トラックへのジャンプが完了する。
(第5図参照) 発明が解決しようとする課題 ところで、第6図b,cに示すように、トラックエラー
信号の振幅はディスクの反射率の変化,光ビーム出力の
変動等により変化する。また第6図dに示すように、ト
ラッキング制御装置の電気的オフセット,光学的オフセ
ット等によりトラックエラー信号の中心がずれたりもす
る。
こうした場合、上記従来例では、トラックエラー信号
が特定の基準レベルと一致するのを検出することにより
加速パルスと減速パルスを切り替えているため、第7図
に示すようにトラックエラー信号の振幅の変化により加
速パルスと減速パルスを切り替えるタイミングが変化し
てしまい、アクチュエータの応答にオーバーシュートや
アンダーシュート等を生じてしまう。また、最悪の場合
には安定に目標のトラックにジャンプできないこともあ
る。
また、上記従来例では、トラックエラー信号が特定の
基準レベルと一致するのを検出して直ちに加速パルスと
減速パルスを切り替えるので、トラックエラー信号が特
定の基準レベルと一致するのを検出してから加速パルス
と減速パルスを切り替えるまで時間余裕がない。
従って、例えば第8図に示すようにトラックエラー検
出手段が断続的に情報再生手段の走査位置と記録ディス
ク上のトラックとの位置偏差を検出する場合や、トラッ
クエラー検出手段が情報再生手段の走査位置と記録ディ
スク上のトラックとの位置偏差をサンプリングして離散
的に扱う場合は、比較器でトラックエラー信号と特定の
基準レベルを比較する時に、第8図のA点以前ではまだ
基準レベルに達しておらず、B点になってはじめて基準
レベルを通過したことがわかるが、すでに情報再生手段
の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏差
が、基準レベルと一致した点であるC点より時間Tdの遅
れを生じており、B点を検出して加速パルスと減速パル
スを切り替えたのでは、時間Tdの遅れのためアクチュエ
ータの応答にオーバーシュート等を生じてしまい、また
最悪の場合には安定に目標のトラックにジャンプできな
いこともある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたもので、ト
ラックエラー信号の振幅の変化やオフセット等が生じた
場合、あるいはトラックエラー検出手段が断続的に情報
再生手段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位
置偏差を検出する場合や、トラックエラー検出手段が情
報再生手段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの
位置偏差をサンプリングして離散的に扱う場合等におい
て、安定に目標トラックにジャンプすることのできるト
ラッキング制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のトラッキング制
御装置は、アクチュエータに加速パルス印加後電気的オ
フセットあるいは光学的オフセットが重畳されているト
ラックエラー検出手段の信号が極大もしくは極小の点近
傍となる時のタイミングを検出するピークタイミング検
出手段と、このピークタイミング検出手段からの検出信
号に基きピークタイミングの検出から所定時間後に加速
パルスを終了させる加速パルス終了手段と、このピーク
タイミング検出手段からの検出信号に基きピークタイミ
ングの検出から所定時間後に減速パルスを生成する減速
パルス生成手段とを設けたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、アクチュエータに
加速パルス印加後、トラックエラー検出手段の出力であ
る電気的オフセットあるいは光学的オフセットが重畳さ
れているトラックエラー信号が極大もしくは極小の点近
傍になる時のタイミングを、トラックエラー信号が所定
のレベルに達するのを判断することによらず、トラック
エラー信号の増減の状態をみることによりピークタイミ
ング検出手段によって検出し、このピークタイミングに
応じて所定時間後に加速パルス終了手段で加速パルスを
終了させ、あるいは減速パルス生成手段で減速パルスを
生成するようにしているので、トラックエラー信号の振
幅の変化やオフセットの影響を受けずに安定にトラック
ジャンプすることができる。
また、ピークタイミングを検出してから加速パルス終
了手段により加速パルスを終了させるまで、あるいは減
速パルス生成手段により減速パルスを生成するまでに時
間余裕が存在するため、トラックエラー検出手段が断続
的に情報再生手段の走査位置と記録ディスク上のトラッ
クとの位置偏差を検出する場合や、トラックエラー検出
手段が情報再生手段の走査位置と記録ディスク上のトラ
ックとの位置偏差をサンプリングして離散的に扱う場合
等、ピークタイミングを検出するのに時間遅れが存在す
る場合でもその遅れを補正することが可能である。
実施例 まず、本発明を光ディスクプレーヤに応用した場合の
一実施例について説明する。
本装置は、記録ディスクの反射率の変化,光ビーム出
力の変動等によるトラックエラー信号の振幅の変化によ
る影響、あるいはトラッキング制御装置の電気的オフセ
ット,光学的オフセット等によるトラックエラー信号の
オフセット発生による影響等を受けずに安定にトラック
ジャンプすることができるトラッキング制御装置であ
る。
また、トラックエラー検出手段が断続的に情報再生手
段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏差
を検出する場合や、トラックエラー検出手段が情報再生
手段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏
差をサンプリングして離散的に扱う場合等においても安
定したトラックジャンプを可能にするものである。
以下、図面を参照して具体的に説明する。
第1図は第1の実施例のトラッキング制御装置の構成
図である。第1図において、トラッキング制御装置がト
ラックに追従するように動作している時にはスイッチ7
は閉じられており、情報再生手段3と記録ディスク1上
のトラックとの位置偏差はトラックエラー検出手段5に
より検出され、トラッキング制御装置6により制御信号
を加算器8,駆動手段9を通じてアクチュエータ4に印加
することにより、情報再生手段を記録ディスク1上の目
標トラックに追従させている。
一方、トラックジャンプ動作時にはトラックジャンプ
指令14に応じてジャンプパルス発生手段13で加速パルス
を発生し、それと相前後してスイッチ7を開く。ジャン
プパルス発生手段13で作られた加速パルスは加算器8,駆
動手段9を通じてアクチュエータ4に印加され、情報再
生手段3は目標トラックへ加速しはじめる。加速パルス
印加後、トラックエラー検出手段5の出力である電気的
オフセットあるいは光学的オフセットが重畳されている
トラックエラー信号が極大もしくは極小の点近傍となる
時のタイミングをピークタイミング検出手段10により検
出し、その検出タイミングに応じて、所定時間後、加速
パルス終了手段11により加速パルス終了指令がジャンプ
パルス発生手段13に送られ、加速パルスは終了する。
さらに、ピークタイミング検出手段からのピークタイ
ミングの検出信号に応じて、所定時間後、減速パルス生
成手段12により減速パルス生成指令がジャンプパルス発
生手段13に送られ、加算器8と駆動手段9を通じて減速
パルスがアクチュエータ4へ印加され、情報再生手段3
は減速する。減速パルス終了と相前後して再びスイッチ
7を閉じることにより、トラックジャンプ動作が完了す
る。(第9図参照) 次に、第10図にピークタイミング検出手段の一構成例
を示す。第10図において、入力されたトラックエラー信
号は2分され、一方は直接比較器82へ、他方は遅延手段
81で遅延された後比較器82へ送られる。比較器82で両者
のレベルの差がある特定の値以下なることを判断するこ
とによってピークタイミングが検出される。
また、トラックエラー検出手段5が断続的に情報再生
手段3の走査位置と記録ディスク1上のトラックとの位
置偏差を検出する場合や、トラックエラー検出手段5が
情報再生手段3の走査位置と記録ディスク1上のトラッ
クとの位置偏差をサンプリングして離散的に扱う場合等
では、トラックエラー検出手段5の出力は例えば第11図
に示すような形になっている。この場合のピークタイミ
ング検出手段としては、例えば以下に示すようにすれば
良い。時刻tn-1,tn,tn+1におけるトラックエラー信号
をTEn-1,TEn,TEn+1とすると、 TEn≧TEn-1かつTEn>TEn+1 または、 TEn≦TEn-1かつTEn>TEn+1 となるのを判断し、その時のtnの時点をピークタイミン
グtpeakとする。
あるいは、tn-1〜tn〜tn+1の間隔がほぼ等しく、tn-1
からtnの間でアクチュエータ4の移動速度はほぼ一定で
あるので、例えば、 tpeak=tn+(tn+1−tn-1)・(TEn+1−TEn-1)/(TEn
−TEn-1) の様にしてピークタイミングを補正してもよい。なお、
ピークタイミング検出手段10としては上記に示した例以
外の手段を用いてもよいことはいうまでもない。
以上の構成により、トラックエラー信号の振幅の変化
やオフセット等が生じた場合、あるいはトラックエラー
検出手段が断続的に情報再生手段の走査位置と記録ディ
スク上のトラックとの位置偏差を検出する場合や、トラ
ックエラー検出手段が情報再生手段の走査位置と記録デ
ィスク上のトラックとの位置偏差をサンプリングして離
散的に扱う場合等においても安定にトラックジャンプす
ることができるトラッキング制御装置が得られる。
第2図に、第2の実施例の構成図を示し、説明する。
第2図に示すように、この第2の実施例では、第1の実
施例における少なくとも加速パルス生成手段あるいは減
速パルス生成手段を一定時間の遅延器としたものであ
り、記録ディスクの反射率の変化や光ビーム出力の変動
等によるトラックエラー信号の振幅の変化による影響、
あるいはトラッキング制御装置の電気的オフセットや光
学的オフセット等によるトラックエラー信号のオフセッ
ト発生による影響等を受けずに安定にトラックジャンプ
することができるトラッキング制御装置を提供するもの
である。
また、トラックエラー検出手段が断続的に情報再生手
段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏差
を検出する場合や、トラックエラー検出手段が情報再生
手段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏
差をサンプリングして離散的に扱う場合等においても安
定したトラックジャンプを可能にするものである。
以下、図面を参照して具体的に説明する。第2図にお
いて、トラッキング制御装置がトラック追従動作をする
時は、スイッチ27は閉じられており、情報再生手段23と
記録ディスク21上のトラックとの位置偏差はトラックエ
ラー検出手段25により検出され、トラッキング制御装置
26により制御信号を加算器28と駆動手段29を通じてアク
チュエータ24に印加することにより情報再生手段を記録
ディスク21上の目標トラック制御装置に追従させてい
る。
一方、トラックジャンプ動作時にはトラックジャンプ
指令34に応じてジャンプパルス発生手段33で加速パルス
を発生し、それと相前後してスイッチ27を開く。ジャン
プパルス発生手段33で作られた加速パルスは加算器28と
駆動手段29を通じてアクチュエータ24に印加され、情報
再生手段23は目標トラックへ加速しはじめる。加速パル
ス印加後、トラックエラー検出手段25の出力である電気
的オフセットあるいは光学的オフセットが重畳されてい
るトラックエラー信号が極大もしくは極小の点近傍とな
る時のタイミングをピークタイミング検出手段30により
検出し、そのピークタイミング検出信号を遅延器31によ
り一定時間遅延し、その信号が加速パルス終了指令とし
てジャンプパルス発生手段33に送られ加速パルスは終了
する。
さらに、ピークタイミング検出手段30からのピークタ
イミング信号を遅延器32により一定時間遅延し、その信
号が減速パルス生成指令としてジャンプパルス発生手段
33に送られ、加算器28,駆動手段29を通じて減速パルス
がアクチュエータ24へ印加され、情報再生手段23は減速
する。減速パルス終了と相前後して再びスイッチ27を閉
じることによりトラックジャンプ動作が完了する。(第
12図参照) なお、遅延器31と遅延器33の遅延時間は同一であって
も異なっていても構わない。
また、ピークタイミング検出手段の構成法は実施例1
に示したものと同様である。
以上の構成により、トラックエラー信号の振幅の変化
やオフセット等が生じた場合、あるいはトラックエラー
検出手段が断続的に情報再生手段の走査位置と記録ディ
スク上のトラックとの位置偏差を検出する場合や、トラ
ックエラー検出手段が情報再生手段の走査位置と記録デ
ィスク上のトラックとの位置偏差をサンプリングして離
散的に扱う場合等においても安定にトラックジャンプす
ることができるトラッキング制御装置が得られる。
次に、第3図に第3の実施例の構成を示して説明す
る。第3図に示すように、この実施例は、第1の実施例
1のトラッキング制御装置に、加速パルスが発生されて
からピークタイミング検出手段によってピークタイミン
グが検出されるまでの時間を測定する測定手段を付加し
たもので、記録ディスクの反射率の変化や光ビーム出力
の変動等によるトラックエラー信号の振幅の変化による
影響、あるいはトラッキング制御装置の電気的オフセッ
トや光学的オフセット等によるトラックエラー信号のオ
フセット発生による影響等を受けずに安定にトラックジ
ャンプすることができるトラッキング制御装置を提供す
るものである。
また、トラックエラー検出手段が断続的に情報再生手
段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏差
を検出する場合や、トラックエラー検出手段が情報再生
手段の走査位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏
差をサンプリングして離散的に扱う場合等においても安
定したトラックジャンプを可能にするものである。
さらに、記録ディスクの偏心等の外乱の影響等に対し
ても、加速パルスの終了タイミング,減速パルスの生成
タイミングを加減して安定したトラックジャンプを可能
にするものである。
以下図面を参照して具体的に説明する。第3図におい
て、トラッキング制御装置がトラック追従動作時はスイ
ッチ47は閉じられており、情報再生手段43と記録ディス
ク41上のトラックとの位置偏差はトラックエラー検出手
段45により検出され、トラッキング制御装置46により制
御信号を加算器48と駆動手段49を通じてアクチュエータ
44に印加することにより情報再生手段43を記録ディスク
41上の目標トラックに追従させている。
一方、トラックジャンプ動作時にはトラックジャンプ
指令55によりジャンプパルス発生手段53で加速パルスを
発生し、それと相前後してスイッチ47を開く。ジャンプ
パルス発生手段53で作られた加速パルスは加算器48と駆
動手段49を通じてアクチュエータ44に印加され、情報再
生手段43は目標トラックへ加速しはじめる。加速パルス
印加後、トラックエラー検出手段45の出力である電気的
オフセットあるいは光学的オフセットが重畳されている
トラックエラー信号が極大もしくは極小の点近傍となる
時のタイミングがピークタイミング検出手段50により検
出され、また測定手段54により加速パルスが発生してか
らピークタイミングが検出されるまでの時間を測定す
る。
ここで、測定手段54により測定された時間が記録ディ
スクの偏心等の外乱がない場合と比べて短くなっている
場合は、情報再生手段43の、記録ディスク41上のトラッ
ク位置に対する相対速度が記録ディスクの偏心等による
外乱の影響のため大きくなっている。従って、安定にト
ラックジャンプするため、測定手段54により測定された
時間に応じて、加速パルス終了手段51が外乱のない場合
に比べてピークタイミング検出信号を受けてから加速終
了指令を出すタイミングを早めてジャンプパルス発生手
段53に送られ加速パルスは終了する。
続いて、減速パルス生成手段52が測定手段54により測
定された時間に応じて外乱のない場合に比べてピークタ
イミング検出信号を受けてから減速パルスを開始するタ
イミングが早くなるように、また減速パルスを終了する
タイミングが遅くなるようにする減速パルス生成指令が
ジャンプパルス発生手段53に送られ、加算器48,駆動手
段49を通じて減速パルスがアクチュエータ44へ印加され
情報再生手段43は減速する。減速パルス終了と相前後し
て再びスイッチ47を閉じることによりトラックジャンプ
動作が完了する。
逆に、測定手段54により測定された時間が記録ディス
クの偏心等の外乱がない場合と比べて短くなっている場
合は、情報再生手段43の、記録ディスク上のトラック位
置に対する相対速度が記録ディスクの偏心等の外乱によ
る影響のため小さくなっている。従って安定にトラック
ジャンプするため、測定手段54により測定された時間に
応じて、加速パルス終了手段51が外乱のない場合に比べ
てピークタイミング検出信号を受けてから加速終了指令
を出すタイミングを遅らしてジャンプパルス発生手段53
に送られ加速パルスは終了する。
続いて、減速パルス生成手段52が測定手段54により測
定された時間に応じて外乱のない場合に比べてピークタ
イミング検出信号を受けてから減速パルスを開始するタ
イミングが遅くなるように、また減速パルスを終了する
タイミングが早くなるようにする減速パルス生成指令が
ジャンプパルス発生手段53に送られ、加算器48,駆動手
段49を通じて減速パルスがアクチュエータ44へ印加され
情報再生手段43は減速する。減速パルス終了と相前後し
て再びスイッチ47を閉じることによりトラックジャンプ
動作が完了する。(第13図参照) ピークタイミング検出手段の構成は第1の実施例に示
したものと同様である。
以上の構成により、トラックエラー信号の振幅の変化
やオフセット等が生じた場合、あるいはトラックエラー
検出手段が断続的に情報再生手段の走査位置と記録ディ
スク上のトラックとの位置偏差を検出する場合や、トラ
ックエラー検出手段が情報再生手段の走査位置と記録デ
ィスク上のトラックとの位置偏差をサンプリングして離
散的に扱う場合、あるいは記録ディスクの偏心等による
外乱が加わる場合等においても安定にトラックジャンプ
することができるトラッキング制御装置が得られる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、トラックエラー信号
の振幅の変化やオフセット等が生じた場合、あるいはト
ラックエラー検出手段が断続的に情報再生手段の走査位
置と記録ディスク上のトラックとの位置偏差を検出する
場合や、トラックエラー検出手段が情報再生手段の走査
位置と記録ディスク上のトラックとの位置偏差をサンプ
リングして離散的に扱う場合等においても安定にトラッ
クジャンプすることができるトラッキング制御装置が得
られる。
加えて、記録ディスクの偏心等による外乱が加わる場
合においても安定にトラックジャンプすることができる
トラッキング制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のトラッキング制御装置
の構成ブロック図、第2図は同第2の実施例のトラッキ
ング制御装置の構成ブロック図、第3図は同第3の実施
例のトラッキング制御装置の構成ブロック図、第4図は
従来例のトラッキング制御装置の構成ブロック図、第5
図はその従来例の動作を示すタイミングチャート、第6
図はトラックエラー信号の波形図、第7図はトラックエ
ラー信号の波形とジャンプパルスのタイミングの関係を
示す波形図、第8図はトラックエラー検出手段の出力を
示す波形図、第9図は第1の実施例の各部の動作を示す
タイミングチャート、第10図はそのピークタイミング検
出手段の構成ブロック図、第11図はそのピークタイミン
グ検出手段の動作を説明する波形図、第12図は第2の実
施例の各部の動作を示すタイミングチャート、第13図は
第3の実施例の各部の動作を示すタイミングチャートで
ある。 1,21,41,61……記録ディスク、2,22,42,62……ディスク
モータ、3,23,43,63……情報再生手段、4,24,44,64……
アクチュエータ、5,25,45,65……トラックエラー検出手
段、6,26,46,66……トラッキング制御装置、7,27,47,67
……スイッチ、8,28,48,68……加算器、9,29,49,69……
駆動手段、10,30,50……ピークタイミング検出手段、1
1,51,……加速パルス終了手段、12,52……減速パルス生
成手段、13,33,53,71……ジャンプパルス発生手段、14,
34,55,73……トラックジャンプ指令、31……遅延器、32
……遅延器、54……測定手段、70……比較器、72……基
準レベル、81……遅延手段、82……比較器、83……トラ
ックエラー信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 21/08 G11B 7/085

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上を走査して記録されている情報
    を再生する情報再生手段と、前記情報再生手段を駆動す
    るアクチュエータと、前記情報再生手段による走査位置
    と記録トラックとの位置偏差を検出するトラックエラー
    検出手段と、前記トラックエラー検出手段の出力信号に
    応じて前記情報再生手段を前記記録トラックに追従させ
    るように前記アクチュエータを制御するトラッキング制
    御手段とを有し、前記アクチュエータに加速パルスと減
    速パルスとを含むジャンプパルスを印加して前記情報再
    生手段を現在追従しているトラックから別のトラックに
    トラックジャンプさせる微移動手段とを備えるととも
    に、前記アクチュエータに前記加速パルスが印加されて
    から前記トラックエラー検出手段の信号が極大もしくは
    極小の点近傍となる時のタイミングを検出するピークタ
    イミング検出手段と、前記ピークタイミング検出手段か
    らのピークタイミングの検出信号に基きピークタイミン
    グの検出から所定時間後に前記加速パルスを終了させる
    加速パルス終了手段と、前記ピークタイミング検出手段
    からのピークタイミングの検出信号に基きピークタイミ
    ングの検出から所定時間後に前記減速パルスを生成する
    減速パルス生成手段とを有し、前記トラックエラー検出
    手段の出力信号には電気的オフセットあるいは光学的オ
    フセットが重畳されていることを特徴とするトラッキン
    グ制御装置。
  2. 【請求項2】加速パルス終了手段は、ピークタイミング
    検出手段からのピークタイミングの検出信号が印加され
    てから一定時間後に加速パルスを終了させるようになさ
    れている請求項1記載のトラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】減速パルス生成手段は、ピークタイミング
    検出手段からのピークタイミングの検出信号が印加され
    てから一定時間後に減速パルスを生成するようになされ
    ている請求項1または2記載のトラッキング制御装置。
  4. 【請求項4】アクチュエータに加速パルスが印加されて
    からピークタイミング検出手段によってピークタイミン
    グが検出されるまでの時間を測定する測定手段を有し、
    少なくとも加速パルス終了手段が前記測定手段の測定結
    果に応じて加速パルスを終了させるタイミングを可変す
    るか、減速パルス生成手段が前記測定手段の測定結果に
    応じて減速パルスを生成するタイミングを可変するよう
    になされている請求項1,2または3記載のトラッキング
    制御装置。
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