JP2769271B2 - ゴミ焼却装置 - Google Patents
ゴミ焼却装置Info
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- JP2769271B2 JP2769271B2 JP4340835A JP34083592A JP2769271B2 JP 2769271 B2 JP2769271 B2 JP 2769271B2 JP 4340835 A JP4340835 A JP 4340835A JP 34083592 A JP34083592 A JP 34083592A JP 2769271 B2 JP2769271 B2 JP 2769271B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】近年、ゴミ焼却炉での発生熱エネ
ルギーを有効利用するために、焼却炉で発生した排ガス
に含まれる熱を廃熱ボイラを用いて熱交換し蒸気発電す
る発電機を備えた都市ゴミ焼却装置が注目されている。
本発明は、焼却炉で発生する排ガスから廃熱回収して蒸
気を発生する廃熱ボイラと、その発生蒸気によりタービ
ンを駆動して発電する発電装置とを備え、前記廃熱ボイ
ラから前記発電装置への蒸気供給路に路内蒸気を過熱す
る燃焼式過熱器を設けてあるゴミ焼却装置に関する。
ルギーを有効利用するために、焼却炉で発生した排ガス
に含まれる熱を廃熱ボイラを用いて熱交換し蒸気発電す
る発電機を備えた都市ゴミ焼却装置が注目されている。
本発明は、焼却炉で発生する排ガスから廃熱回収して蒸
気を発生する廃熱ボイラと、その発生蒸気によりタービ
ンを駆動して発電する発電装置とを備え、前記廃熱ボイ
ラから前記発電装置への蒸気供給路に路内蒸気を過熱す
る燃焼式過熱器を設けてあるゴミ焼却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴミを集積するゴミピット内から
吸引された空気を、前記廃熱ボイラでの発生蒸気により
加熱することにより一次燃焼用の空気として焼却炉に供
給していた。
吸引された空気を、前記廃熱ボイラでの発生蒸気により
加熱することにより一次燃焼用の空気として焼却炉に供
給していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記廃熱ボイ
ラでの発生蒸気を利用する場合には、ゴミ質が悪く発生
蒸気量が低下した場合に、一次燃焼用の空気を十分に加
熱することができず、燃焼状態の改善が十分になされな
いという欠点があった。本発明の目的は、上述した従来
欠点を解消し、燃焼式過熱器の排ガスの熱エネルギーを
有効に活用して、焼却炉のゴミ質の劣化時に燃焼状態の
低下を回避するための即効性のある対策を有するゴミ焼
却装置を提供することにある。
ラでの発生蒸気を利用する場合には、ゴミ質が悪く発生
蒸気量が低下した場合に、一次燃焼用の空気を十分に加
熱することができず、燃焼状態の改善が十分になされな
いという欠点があった。本発明の目的は、上述した従来
欠点を解消し、燃焼式過熱器の排ガスの熱エネルギーを
有効に活用して、焼却炉のゴミ質の劣化時に燃焼状態の
低下を回避するための即効性のある対策を有するゴミ焼
却装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明によるゴミ焼却装置の第一の特徴構成は、前記燃
焼式過熱器からの排ガスにより前記焼却炉へ供給する一
次燃焼用空気を加熱する熱交換器を設けてある点にあ
る。第二の特徴構成は、前記燃焼式過熱器からの排ガス
を熱源とする熱交換器を設けて、その熱交換器により加
熱された空気を、前記焼却炉の燃焼状態が悪化した場合
には主に一次燃焼用空気として前記焼却炉へ供給し、前
記焼却炉の燃焼状態が良好な場合には主に前記燃焼式過
熱器への燃焼用空気として供給する制御手段を設けてあ
る点にある。
本発明によるゴミ焼却装置の第一の特徴構成は、前記燃
焼式過熱器からの排ガスにより前記焼却炉へ供給する一
次燃焼用空気を加熱する熱交換器を設けてある点にあ
る。第二の特徴構成は、前記燃焼式過熱器からの排ガス
を熱源とする熱交換器を設けて、その熱交換器により加
熱された空気を、前記焼却炉の燃焼状態が悪化した場合
には主に一次燃焼用空気として前記焼却炉へ供給し、前
記焼却炉の燃焼状態が良好な場合には主に前記燃焼式過
熱器への燃焼用空気として供給する制御手段を設けてあ
る点にある。
【０００５】
【作用】第一の特徴構成によれば、燃焼式過熱器の排ガ
スの熱エネルギーを利用する熱交換器を用いて、前記焼
却炉へ供給する一次燃焼用空気を加熱することにより、
焼却炉内の燃焼状態が悪化した場合であっても、安定的
に高温の一次燃焼用空気を供給することで燃焼状態の継
続的悪化を回避するのである。第二の特徴構成によれ
ば、熱交換器により過熱された空気の供給先を、制御手
段により制御するのである。つまり、前記焼却炉の燃焼
状態が悪化した場合には主に一次燃焼用空気として前記
焼却炉へ供給して良好な燃焼状態を迅速に回復し、前記
焼却炉の燃焼状態が良好な場合には主に前記燃焼式過熱
器への燃焼用空気として供給して燃焼式過熱器の燃費の
向上を図るのである。
スの熱エネルギーを利用する熱交換器を用いて、前記焼
却炉へ供給する一次燃焼用空気を加熱することにより、
焼却炉内の燃焼状態が悪化した場合であっても、安定的
に高温の一次燃焼用空気を供給することで燃焼状態の継
続的悪化を回避するのである。第二の特徴構成によれ
ば、熱交換器により過熱された空気の供給先を、制御手
段により制御するのである。つまり、前記焼却炉の燃焼
状態が悪化した場合には主に一次燃焼用空気として前記
焼却炉へ供給して良好な燃焼状態を迅速に回復し、前記
焼却炉の燃焼状態が良好な場合には主に前記燃焼式過熱
器への燃焼用空気として供給して燃焼式過熱器の燃費の
向上を図るのである。
【０００６】
【発明の効果】本発明によれば、燃焼式過熱器の排ガス
の熱エネルギーを有効に活用して、焼却炉のゴミ質の劣
化時に燃焼状態の低下を回避して、しかも安定発電する
ための即効性のある対策を有するゴミ焼却装置を提供す
ることができるようになった。
の熱エネルギーを有効に活用して、焼却炉のゴミ質の劣
化時に燃焼状態の低下を回避して、しかも安定発電する
ための即効性のある対策を有するゴミ焼却装置を提供す
ることができるようになった。
【０００７】
【実施例】以下に実施例を説明する。ゴミ焼却装置は、
図１に示すように、都市ゴミを焼却処理するストーカ式
の焼却炉１と、焼却炉１から発生する排ガスを浄化処理
する排ガス処理装置２と、排ガスの熱を利用して発電す
る発電装置３等で構成してある。
図１に示すように、都市ゴミを焼却処理するストーカ式
の焼却炉１と、焼却炉１から発生する排ガスを浄化処理
する排ガス処理装置２と、排ガスの熱を利用して発電す
る発電装置３等で構成してある。
【０００８】前記焼却炉１は、被焼却物を受け入れるホ
ッパ４と、ホッパ４内の被焼却物である都市ゴミを下端
部から炉内に投入するプッシャＰｕと、プッシャＰｕに
より投入された被焼却物を撹拌搬送しながら、乾燥、燃
焼、灰化処理するストーカＳを設けるとともに、未燃焼
ガスの燃焼を完結させるために、ストーカＳの上部空間
に二次燃焼空間７を形成して、該空間７に二次燃焼用空
気を供給する二次燃焼空気供給部９を該空間７に臨ませ
て設けるとともに、該空間７の下流側の空間８に、燃焼
排ガスの熱エネルギーを回収する廃熱ボイラ６を設けて
構成してある。
ッパ４と、ホッパ４内の被焼却物である都市ゴミを下端
部から炉内に投入するプッシャＰｕと、プッシャＰｕに
より投入された被焼却物を撹拌搬送しながら、乾燥、燃
焼、灰化処理するストーカＳを設けるとともに、未燃焼
ガスの燃焼を完結させるために、ストーカＳの上部空間
に二次燃焼空間７を形成して、該空間７に二次燃焼用空
気を供給する二次燃焼空気供給部９を該空間７に臨ませ
て設けるとともに、該空間７の下流側の空間８に、燃焼
排ガスの熱エネルギーを回収する廃熱ボイラ６を設けて
構成してある。
【０００９】前記排ガス処理装置２は、前記空間８の下
流に設けた排ガス路１０から煙突１１に至る流路途中に
設けたバグフィルタ１２、洗煙装置１３等で構成してあ
る。
流に設けた排ガス路１０から煙突１１に至る流路途中に
設けたバグフィルタ１２、洗煙装置１３等で構成してあ
る。
【００１０】前記発電装置３は、蒸気タービン１４とそ
の出力軸に連結された発電機１５とから構成してあり、
前記廃熱ボイラ６から発生する約１００ｋｇｆ／ｃ
ｍ2 、３１０℃の高圧の蒸気を主蒸気路である蒸気供給
路１６を介して燃焼式過熱器１７に導き、その燃焼式過
熱器１７で約５００℃に過熱した後に前記蒸気タービン
１４に供給する。前記蒸気タービン１４に供給され全エ
ネルギーを発電に供した蒸気は排気路１４ｃを通して冷
却器１８で冷却された後に回収され、前記廃熱ボイラ６
に循環させる復水路２５を通して還流される。また、前
記蒸気タービン１４に供給された蒸気の一部はエネルギ
ーの一部を発電に供した後に抽気路１４ａ，１４ｂから
取り出されて、前記復水路２５に設けた給水予熱器１９
に導かれる。
の出力軸に連結された発電機１５とから構成してあり、
前記廃熱ボイラ６から発生する約１００ｋｇｆ／ｃ
ｍ2 、３１０℃の高圧の蒸気を主蒸気路である蒸気供給
路１６を介して燃焼式過熱器１７に導き、その燃焼式過
熱器１７で約５００℃に過熱した後に前記蒸気タービン
１４に供給する。前記蒸気タービン１４に供給され全エ
ネルギーを発電に供した蒸気は排気路１４ｃを通して冷
却器１８で冷却された後に回収され、前記廃熱ボイラ６
に循環させる復水路２５を通して還流される。また、前
記蒸気タービン１４に供給された蒸気の一部はエネルギ
ーの一部を発電に供した後に抽気路１４ａ，１４ｂから
取り出されて、前記復水路２５に設けた給水予熱器１９
に導かれる。
【００１１】前記蒸気供給路１６に分岐路２０を設け
て、その分岐路２０に、前記廃熱ボイラ６での発生蒸気
の一部を４０ｋｇｆ／ｃｍ2 に減圧する減圧バルブでな
る減圧機構２０ａと、減圧蒸気を蓄積するアキュムレー
タＡを設けてあり、前記アキュムレータＡからの蒸気を
通気する通気路２１と前記タービン１４の抽気路１４ａ
とを接続してある。
て、その分岐路２０に、前記廃熱ボイラ６での発生蒸気
の一部を４０ｋｇｆ／ｃｍ2 に減圧する減圧バルブでな
る減圧機構２０ａと、減圧蒸気を蓄積するアキュムレー
タＡを設けてあり、前記アキュムレータＡからの蒸気を
通気する通気路２１と前記タービン１４の抽気路１４ａ
とを接続してある。
【００１２】前記廃熱ボイラ６では、数秒の周期で数パ
ーセントの蒸気量変動が頻繁に発生するばかりでなく、
前記焼却炉１での焼却状態が良好（燃えやすいゴミが安
定して供給されている）である場合には前記廃熱ボイラ
６で発生する蒸気量は全体的に増し、焼却状態が悪化
（水分の多い燃えにくいゴミが供給されている）する場
合には前記廃熱ボイラ６で発生する蒸気量は全体的に減
少するといった数十分の周期による数十パーセントの蒸
気量変動が生じる。そこで、数十分の周期による数十パ
ーセントの蒸気量変動に対応して、余剰蒸気が発生した
場合には、前記蒸気供給路１６に設けた流量調整バルブ
２２を調節して余剰蒸気を前記アキュムレータＡに蓄積
する一方、前記廃熱ボイラ６で発生蒸気が不足した場合
には、前記アキュムレータＡへの蒸気の蓄積を中止し
て、前記タービン１４の抽気路１４ａに設けた抽気量調
整バルブ２３を絞って前記タービン１４への供給熱量を
有効に発電に利用するとともに、前記通気路２１に設け
た通気量調整バルブ２４を開放して、前記アキュムレー
タＡに蓄積された蒸気（２４ｋｇｆ／ｃｍ2 ）を前記抽
気路１４ａに供給する。
ーセントの蒸気量変動が頻繁に発生するばかりでなく、
前記焼却炉１での焼却状態が良好（燃えやすいゴミが安
定して供給されている）である場合には前記廃熱ボイラ
６で発生する蒸気量は全体的に増し、焼却状態が悪化
（水分の多い燃えにくいゴミが供給されている）する場
合には前記廃熱ボイラ６で発生する蒸気量は全体的に減
少するといった数十分の周期による数十パーセントの蒸
気量変動が生じる。そこで、数十分の周期による数十パ
ーセントの蒸気量変動に対応して、余剰蒸気が発生した
場合には、前記蒸気供給路１６に設けた流量調整バルブ
２２を調節して余剰蒸気を前記アキュムレータＡに蓄積
する一方、前記廃熱ボイラ６で発生蒸気が不足した場合
には、前記アキュムレータＡへの蒸気の蓄積を中止し
て、前記タービン１４の抽気路１４ａに設けた抽気量調
整バルブ２３を絞って前記タービン１４への供給熱量を
有効に発電に利用するとともに、前記通気路２１に設け
た通気量調整バルブ２４を開放して、前記アキュムレー
タＡに蓄積された蒸気（２４ｋｇｆ／ｃｍ2 ）を前記抽
気路１４ａに供給する。
【００１３】前記燃焼式過熱器１７は、ガスバーナ１７
ａから供給される燃料ガスの燃焼熱により蒸気流路１７
ｄを通過する前記廃熱ボイラ６からの蒸気を過熱するす
るもので、水噴霧により蒸気流量を補正して安定させる
水噴霧機構１７ｆを設ける一方、熱交換部の側壁を保護
するために冷却用ガスとして自らの排ガスの一部を流量
調節ダンパ１７ｅを設けた冷却用循環路１７ｃを介して
循環供給し、残りの排ガスを燃焼用空気供給路３０を介
して前記焼却炉１の二次燃焼用空気として供給する。前
記燃焼用空気供給路３０を分岐して約４００℃の排ガス
の一部を熱交換器３１に導き、常温の空気を約２５０℃
に加熱して、前記燃焼式過熱器１７への燃焼用空気とし
て供給することで前記燃焼式過熱器１７での燃焼効率を
高めるとともに、その熱交換器３１による加熱空気の一
部を前記焼却炉１の一次燃焼用空気として供給する燃焼
用空気供給路３２を設けてある。前記燃焼用空気供給路
３２には、流量調整用のダンパ３３を設けてあり、前記
燃焼式過熱器１７への蒸気の入口部に設けた蒸気量セン
サ１７ｂの値に基づいてそのダンパ３３の開度を調節す
ることにより、前記焼却炉１での燃焼状態の悪化を迅速
に回避し燃焼状態が安定するように制御する制御手段３
４を設けてある。つまり、蒸気量センサ１７ｂにより発
生蒸気量の減少が検出されると、ゴミ質低下、或いは、
ゴミ量の減少による燃焼状態の悪化と判断し、流量調整
用のダンパ３３の開度を大に調節するとともに、搬送制
御手段（図示せず）によりゴミ供給量を増すとともに、
前記ガスバーナ１７ａへの供給燃料の増加、水噴霧によ
り変動蒸気量を安定させ、蒸気量センサ１７ｂにより発
生蒸気量の増大が検出されると、燃焼状態が良好である
と判断し、流量調整用のダンパ３３の開度を維持、或い
は小に調節するとともに、前記ガスバーナ１７ａへの高
温の燃焼用空気の供給による供給燃料の減少を通じて低
燃費燃焼を目指す。即ち、前記ダンパ３３と前記蒸気量
センサ１７ｂと前記制御手段３４とで一次燃焼用空気の
供給量調節手段Ｃを構成する。
ａから供給される燃料ガスの燃焼熱により蒸気流路１７
ｄを通過する前記廃熱ボイラ６からの蒸気を過熱するす
るもので、水噴霧により蒸気流量を補正して安定させる
水噴霧機構１７ｆを設ける一方、熱交換部の側壁を保護
するために冷却用ガスとして自らの排ガスの一部を流量
調節ダンパ１７ｅを設けた冷却用循環路１７ｃを介して
循環供給し、残りの排ガスを燃焼用空気供給路３０を介
して前記焼却炉１の二次燃焼用空気として供給する。前
記燃焼用空気供給路３０を分岐して約４００℃の排ガス
の一部を熱交換器３１に導き、常温の空気を約２５０℃
に加熱して、前記燃焼式過熱器１７への燃焼用空気とし
て供給することで前記燃焼式過熱器１７での燃焼効率を
高めるとともに、その熱交換器３１による加熱空気の一
部を前記焼却炉１の一次燃焼用空気として供給する燃焼
用空気供給路３２を設けてある。前記燃焼用空気供給路
３２には、流量調整用のダンパ３３を設けてあり、前記
燃焼式過熱器１７への蒸気の入口部に設けた蒸気量セン
サ１７ｂの値に基づいてそのダンパ３３の開度を調節す
ることにより、前記焼却炉１での燃焼状態の悪化を迅速
に回避し燃焼状態が安定するように制御する制御手段３
４を設けてある。つまり、蒸気量センサ１７ｂにより発
生蒸気量の減少が検出されると、ゴミ質低下、或いは、
ゴミ量の減少による燃焼状態の悪化と判断し、流量調整
用のダンパ３３の開度を大に調節するとともに、搬送制
御手段（図示せず）によりゴミ供給量を増すとともに、
前記ガスバーナ１７ａへの供給燃料の増加、水噴霧によ
り変動蒸気量を安定させ、蒸気量センサ１７ｂにより発
生蒸気量の増大が検出されると、燃焼状態が良好である
と判断し、流量調整用のダンパ３３の開度を維持、或い
は小に調節するとともに、前記ガスバーナ１７ａへの高
温の燃焼用空気の供給による供給燃料の減少を通じて低
燃費燃焼を目指す。即ち、前記ダンパ３３と前記蒸気量
センサ１７ｂと前記制御手段３４とで一次燃焼用空気の
供給量調節手段Ｃを構成する。
【００１４】尚、前記熱交換器３１による加熱空気の一
部を焼却炉１の一次燃焼用空気として用いる場合を説明
しているが、この場合、上述の一次燃焼用空気以外に、
常温の一次燃焼用空気を前記ストーカＳに供給する供給
路３５を設けてある。
部を焼却炉１の一次燃焼用空気として用いる場合を説明
しているが、この場合、上述の一次燃焼用空気以外に、
常温の一次燃焼用空気を前記ストーカＳに供給する供給
路３５を設けてある。
【００１５】上述の実施例では、制御手段３４は、前記
熱交換器３１により過熱された空気を、前記焼却炉１の
燃焼状態が悪化した場合には一次燃焼用空気として前記
焼却炉１へ供給し、前記焼却炉１の燃焼状態が良好な場
合には前記燃焼式過熱器１７への燃焼用空気として供給
するように制御することを説明したが、その配分はとく
に限定するものではなく、焼却炉１の規模や燃焼式過熱
器１７の規模に応じて適宜設定することができる。
熱交換器３１により過熱された空気を、前記焼却炉１の
燃焼状態が悪化した場合には一次燃焼用空気として前記
焼却炉１へ供給し、前記焼却炉１の燃焼状態が良好な場
合には前記燃焼式過熱器１７への燃焼用空気として供給
するように制御することを説明したが、その配分はとく
に限定するものではなく、焼却炉１の規模や燃焼式過熱
器１７の規模に応じて適宜設定することができる。
【００１６】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定するものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定するものではない。
【図１】ゴミ焼却装置の概略構成図
１ 焼却炉 ３ 発電装置 ６ 廃熱ボイラ １４ タービン １６ 蒸気供給路 １７ 燃焼式過熱器 ３１ 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平４−63904（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−96549（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭54−35601（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F22B 1/18
Claims (2)
- 【請求項１】 焼却炉（１）で発生する排ガスから廃熱
回収して蒸気を発生する廃熱ボイラ（６）と、その発生
蒸気によりタービン（１４）を駆動して発電する発電装
置（３）とを備え、前記廃熱ボイラ（６）から前記発電
装置（３）への蒸気供給路（１６）に路内蒸気を過熱す
る燃焼式過熱器（１７）を設けてあるゴミ焼却装置であ
って、 前記燃焼式過熱器（１７）からの排ガスにより空気を加
熱する熱交換器（３１）を設けて、前記焼却炉（１）に
おける燃焼状態が悪化した時に、前記熱交換器（３１）
で加熱した空気を、一次燃焼用空気として前記焼却炉
（１）に供給するように構成してあるゴミ焼却装置。 - 【請求項２】 焼却炉（１）で発生する排ガスから廃熱
回収して蒸気を発生する廃熱ボイラ（６）と、その発生
蒸気によりタービン（１４）を駆動して発電する発電装
置（３）とを備え、前記廃熱ボイラ（６）から前記発電
装置（３）への蒸気供給路（１６）に路内蒸気を過熱す
る燃焼式過熱器（１７）を設けてあるゴミ焼却装置であ
って、 前記燃焼式過熱器（１７）からの排ガスを熱源とする熱
交換器（３１）を設けて、その熱交換器（３１）により
加熱された空気を、前記焼却炉（１）の燃焼状態が悪化
した場合には主に一次燃焼用空気として前記焼却炉
（１）へ供給し、前記焼却炉（１）の燃焼状態が良好な
場合には主に前記燃焼式過熱器（１７）への燃焼用空気
として供給する制御手段（３４）を設けてあるゴミ焼却
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4340835A JP2769271B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | ゴミ焼却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4340835A JP2769271B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | ゴミ焼却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06193805A JPH06193805A (ja) | 1994-07-15 |
| JP2769271B2 true JP2769271B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=18340749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4340835A Expired - Fee Related JP2769271B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | ゴミ焼却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2769271B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919499B2 (ja) * | 1977-08-24 | 1984-05-07 | 松下電器産業株式会社 | Ｆｍステレオ復調方式 |
| JPH0463904U (ja) * | 1990-10-15 | 1992-06-01 | ||
| JP3096549U (ja) * | 2003-03-19 | 2003-09-26 | 船井電機株式会社 | 光ディスクドライブ装置 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP4340835A patent/JP2769271B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06193805A (ja) | 1994-07-15 |
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