JP2766316B2 - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JP2766316B2
JP2766316B2 JP1148049A JP14804989A JP2766316B2 JP 2766316 B2 JP2766316 B2 JP 2766316B2 JP 1148049 A JP1148049 A JP 1148049A JP 14804989 A JP14804989 A JP 14804989A JP 2766316 B2 JP2766316 B2 JP 2766316B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、TVカメラに固体撮像素子を用い、X線源か
ら曝射された被検体を透過したX線をイメージインテン
ファイヤにより光学像に変換し、この光学像を前記TVカ
メラで画像入力してモニタに表示するX線診断装置に関
する。
(従来の技術) X線診断装置は、被検体に対しX線を曝射して透過し
たX線を光学像に変換し、この光学像をTV映像信号に変
換してモニタに透視像として表示するものである。すな
わちこのX線診断装置によれば、X線管から被検体にX
線が曝射されると、このX線はイメージインテンファイ
ヤにより光学像に変換される。そしてこのイメージイン
テンファイヤから光学像は光学系を介してTVカメラに画
像入力されてTV映像信号に変換され、A/D変換器により
ディジタル信号に変換され、モニタに透視像として表示
される。
一方、前述したイメージインテンファイヤから光学像
を入力するTVカメラは、最近では固体撮像素子(CCDと
もいう。)が一般に用いられてきた。
この固体撮像素子により光学像を光電変換して診断画
像に供している。一般には固体撮像素子では単一の撮像
素子を用い、この撮像素子の画素数により画像の解像力
が決定されている。このため単一の撮像素子ではスペー
スの関係から画素数が制限されているので、画像の解像
力を大幅に向上することができないという問題があっ
た。
そこで画像の解像力を向上するべく、従来は第5図に
示すようなX線診断装置を用いていた。すなわちこのX
線診断装置は、イメージインテンファイヤ10(以下I.I.
という。),光学系としてのレンズ11a〜11c,ハーフミ
ラー12,固体撮像素子としての撮像板1,2を備えて構成さ
れる。前記I,I,10からの光学像をレンズ11a,ハーフミラ
ー12,レンズ11bを介して撮像板1の下端部にI.I.出力像
を結像する。また前記I.I.10からの光学像をレンズ11a,
ハーフミラー12,レンズ11cを介して撮像板2の左端部に
I.I.出力像を結像する。そして撮像板1,2に結像された
それぞれのI.I.出力像を第6図に示すように重なり部分
1a,1bを重合わせて画素数を2倍にすることにより、解
像力を向上していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述した撮像板1,2の重なり部分1a,1b
を重ねた際、各撮像板1,2の特性が多少異なるため、画
像の精度が劣化してしまうという問題があった。
そこで本発明の目的は、複数の撮像板を用いても解像
力を向上でき、しかも画像の精度を向上し得るX線診断
装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決する為の手段) 本発明は上記の問題を解決し目的を達成する為に次の
ような手段を講じた。本発明は、X線源から曝射され被
検体を透過したX線をイメージインテンファイヤにより
光学像に変換し、該光学像の一部を複数の固体撮像素子
に結像した際に各結像面が重なり部分を有するとき該重
なり部分を相互に重ね合わせた合成画像をモニタに表示
するX線診断装置において、前記各固体撮像素子から入
力する各重なる部分の画像の各々の平均値およびこの各
々の平均値を加算平均した値を用いて各重なり部分以外
の画像における利得を補正する補正手段を備えたもので
ある。
(作用) このような手段を講じたことにより次のように作用を
呈する。重なり部分の画像は加重平均されるので、画像
のS/Nを向上でき、しかも前記重なり部分の画像を全体
像を合成する際に各々の撮像板の相対位置の補正に用
い、かつ各撮像板の相対感度補正に用いるので、解像力
を向上でき、また画像収集スピードを向上でき、しかも
複数のカメラを使用しても精度が劣化しなくなる。その
結果、画像観察が容易になり、良好な診断情報が得られ
る。
(実施例) 第1図は本発明に係るX線診断装置の主要部の概略構
成を示す図、第2図は第1図に示す2枚の撮像板を用い
て得られる結像面を示す概略図、第3図は位置に対して
一定値を有する重み関数を示す図、第4図は位置に対し
て可変値を有する重み関数を示す図である。X線診断装
置は、次のように構成されている。
撮像板1は図示しないI.Iからの光学像を下端部に重
なり部分を有してなる結像を光電変換し、撮像板2は図
示しないI.Iからの光学像を上端部に重なり部分を有し
てなる結像を光電変換するものである。A/D3a,3bは、前
記撮像板1,2から入力する信号をディジタル信号に変換
するものである。メモリ4aは前記撮像板1に対応するデ
ィジタル信号を重なり部分以外と重なり部分とを上から
順に区別して記録する。メモリ4bは前記撮像板2に対応
するディジタル信号を重なり部分と重なり部分以外とを
上から順に区別して記録する。
第1の補正手段としての重なり部分加重平均回路5
は、前記メモリ4a,4bから重なり部分の画像を入力しこ
れらの画像値を第3図に示すような位置に対して一定値
を有する重み関数w1,w2で加重平均して合成画像値とし
てモニタ6の中央部に出力する。ここでw1+w2=1,d=w
1d1+w2d2,d1は撮像板1の画像値,d2は撮像板2の画像
値,w1は撮像板1の重み関数、w2は撮像板2の重み関
数、dは合成画像の画像値である。
第2の補正手段として重なり部分平均計算回路7a,7b,
平均回路8,乗算器9a,9bを備えている。前記重なり部分
平均計算回路7a,7bは、前記メモリ4a,4bの重なり部分に
対応するメモリ領域から重なり部分の画像情報を読みだ
しそれぞれ平均値m1,m2を計算するものである。平均回
路8は、前記重なり部分平均計算回路7a,7bからの平均
値m1,m2の加算平均値mを計算するものである。乗算器9
aは前記平均回路8からの平均値mおよび重なり部分平
均計算回路7aからの平均値m1に基づき、前記メモリ4aか
ら入力する重なり部分以外の画像にm/m1を乗算し相対感
度を補正するものである。乗算器9bは前記平均回路8か
らの平均値mおよび重なり部分平均計算回路7bからの平
均値m2に基づき、前記メモリ4bから入力する重なり部分
以外の画像にm/m2を乗算し相対感度を補正するものであ
る。
次にこのように構成された実施例の作用を前記第1図
および第2図を参照して説明する。まず、第2図に示す
ように撮像板1と撮像板2とのどの画素同士が同一撮像
点に対応するか予め判っているものとする。2つの撮像
板1,2の画像を重ね合わせ、1枚の画像を構成するには
次のようにして行なわれる。
まず撮像板1の下端部に重なり部分を有してなる結像
は光電変換され、撮像板2の上端部に重なり部分を有し
てなる結像も同様に光電変換される。そしてA/D3a,3bに
より前記撮像板1,2から入力する信号はディジタル信号
に変換され、撮像板1に対応するディジタル信号はメモ
リ4aに重なり部分以外と重なり部分との順に記録され、
撮像板2に対応するディジタル信号はメモリ4bに重なり
部分と重なり部分以外との順に記録される。
そして重なり部分加重平均回路5にメモリ4a,4bから
重なり部分の画像が入力されると、これによりこれらの
画像値は第3図に示すような重み関数w1,w2(一定値0.
5)で加重平均され、合成画像値はモニタ6の中央部に
出力される。
したがって、重なり部分のS/Nを向上でき、重なり部
分が目立たないようになる。
次に重なり部分平均計算回路7a,7bにより前記メモリ4
a,4bの重なり部分に対応するメモリ領域から重なり部分
の画像が読みだされ、それぞれの計算により平均値m1,m
2が求められる。さらに平均回路8により前記重なり部
分平均計算回路7a,7bからの平均値m1,m2の加算平均値m
(m=(m1+m2)/2)が計算される。乗算器9aに前記平
均回路8からの平均値mおよび重なり部分平均計算回路
7aからの平均値m1が入力すると、乗算器9aにより前記メ
モリ4aから入力する重なり部分以外の画像にm/m1が乗算
され、相対感度が補正される。同様に乗算器9bに前記平
均回路8からの平均値mおよび重なり部分平均計算回路
7bからの平均値m2が入力すると、前記メモリ4bから入力
する重なり部分以外の画像にm/m2が乗算され、相対感度
が補正される。
かくして乗算器9a,9bからの重なり部分以外の画像
は、モニタ6の上側および下側に出力され、2つの撮像
板1,2の信号が重ね合わせられて1枚の画像が構成され
る。
このように本実施例によれば、重なり部分の画像は加
重平均されるので、画像のS/Nを向上でき、しかも前記
重なり部分の画像を全体像を合成する際に各々の撮像板
の相対位置の補正に用い、かつ各撮像板の相対感度補正
に用いるので、解像力を向上でき、また画像収集スピー
ドを向上でき、しかも複数のカメラを使用しても精度が
劣化しなくなる。その結果、画像観察が容易になり、良
好な診断情報が得られる。
なお本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
ない。上述した実施例においては、2つの固体撮像素子
を用いて説明したが、2つに限らずそれ以外の固体撮像
素子であっても良い。また前述した位置に対して一定値
を有する重み関数に限らず第4図に示すように位置に対
して直線的に可変するような重み関数(w3,w4)であっ
ても良いし、その他の重み関数であっても良い。このほ
か本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば、重なり部分の画像は加重平均される
ので、画像のS/Nを向上でき、しかも前記重なり部分の
画像を全体像を合成する際に各々の撮像板の相対位置の
補正に用い、かつ各撮像板の相対感度補正に用いるの
で、解像力を向上でき、また画像収集スピードを向上で
き、しかも複数のカメラを使用しても精度が劣化しなく
なる。その結果、画像観察が容易になり、良好な診断情
報が得られるX線診断装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るX線診断装置の主要部の概略構成
を示す図、第2図は第1図に示す2枚の撮像板を用いて
得られる結像面を示す概略図、第3図は位置に対して一
定値を有する重み関数を示す図、第4図は位置に対して
可変値を有する重み関数を示す図、第5図は従来の複数
の撮像板を用いたX線診断装置の主要部を示す概略図、
第6図は複数の撮像板のI.I.出力像を重ね合わせた合成
画像を示す概略図である。 1,2……撮像板、3a,3b……A/D、4a,4b……メモリ、5…
…重なり部分の加重平均回路、6……モニタ、7a,7b…
…重なり部分平均計算回路、8……平均回路、9a,9b…
…乗算器、10……イメージインテンファイヤ(I.I.)、
11a〜11c……レンズ、12……ハーフミラー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線源から曝射され被検体を透過したX線
    をイメージインテンシファイアにより光学像に変換し、
    該光学像の一部を複数の固体撮像素子に結像した際に各
    結像面が重なり部分を有するとき該重なり部分を相互に
    重ね合わせた合成画像をモニタに表示するX線診断装置
    において、前記各固体撮像素子から入力する各重なる部
    分の画像の各々の平均値およびこの各々の平均値を加算
    平均した値を用いて各重なり部分以外の画像における利
    得を補正する補正手段を具備したことを特徴とするX線
    診断装置。
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