JP2764636B2 - 低床型ジャッキ装置 - Google Patents

低床型ジャッキ装置

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JP2764636B2
JP2764636B2 JP11550490A JP11550490A JP2764636B2 JP 2764636 B2 JP2764636 B2 JP 2764636B2 JP 11550490 A JP11550490 A JP 11550490A JP 11550490 A JP11550490 A JP 11550490A JP 2764636 B2 JP2764636 B2 JP 2764636B2
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JP
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vehicle body
mounting plate
bellows
substrate
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祥光 高須
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Kyowa Seisakusho Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は車両特に低床型の車両の昇降に使用するジャ
ッキ装置に関する。
(2)従来の技術 従来車両のジャッキには油圧又は空圧シリンダーを設
けたリンク装置を使用したものや、ベローズに空気を給
排したものが知られている。
(3)発明が解決しようとする課題 しかし油圧又は空圧シリンダーを使用したものは構造
が煩雑で高価となる欠点を有し、ベローズによるものは
車両の揺動や傾斜等が発生して不安定となる欠点を有し
ていた。
本発明は上記の欠点を解消し、構造が簡単で格納スペ
ースを要しない廉価な低床型ジャッキ装置を提供するこ
とを目的とする。
(4)問題点を解決するための手段 上記の目的を達成すべく本発明は、基板と中間板及び
車体載置板とを備え、該車体載置板と基板と間及び該基
板と中間板或いは該中間板と車体載置板との間にX型の
リンク機構をそれぞれ連結すると共に、該中間板と車体
載置板或いは該中間板と基板との間にベローズを介在
し、これらリンク機構の交着枢支点よりそれぞれ所定長
さのストッパー杆を傾動自在に垂下し、前記ベローズ内
へのエアーの給排により該車体載置板を昇降せしめたこ
とを特徴とする。
(5)作用 ベローズ内へのエアーの供給により車体載置板を中間
の高さに上昇せしめた後該車体載置板と基板間に連結し
たX型のリンク機構の交着枢支点からの第1のストッパ
ー杆を傾斜状態から直立状態にして一旦係止する。次に
前記ベローズ内のエアーを排気し中間板を引き上げ、該
中間板と前記基板間或いは中間板と車体載置板間に連結
したX型のリンク機構の交着枢支点からの第2のストッ
パー管を傾斜状態から直立状態にして一旦係止する。次
に前記ベローズ内のエアーの再度の供給により前記車体
載置板を略最高の高さに上昇させ、該車体載置板と基板
間に連結したX型リンク機構の交着枢支点に設けた第3
のストッパー管を傾斜状態から直立状態にして前記車体
載置板を固定することにより車両をリフトアップでき
る。
又上記と逆に各ストッパー杆の直立状態から傾斜状態
への該ストッパー杆の解除と前記ベローズへのエアーの
排出と供給とにより、前記車体載置板を降下させること
ができる。
(6)実施例 以下、本発明の1実施例を第1図乃至第3図により説
明する。
(1)は基板、(2)は中間板、(3)は車体載置板
を示し、該基板(1)、中間板(2)及び車体載置板
(3)は長方形又は方形の金属製平板からなっている。
(4)は前記基板(1)と車体載置板(3)の側端部に
形成されたX型の第1リンク機構であり、その一方の端
部(4a)(4a)は該基板(1)及び該車体載置板(3)
とに軸支されると共に他端部にはローラ(4b)(4b)が
枢着され、該基板(1)及び該車体載置板(3)に設け
られた図示していないガイドレール内を転動する。
(5)は前記基板(1)と中間板(2)との間に形成さ
れたX型の第2リンク機構であり、上述と同様に構成さ
れている。(6)はベローズを示し、該ベローズ(6)
はゴム及び補強シート等からなる環状の一体のチューブ
でその下面は前記中間板(2)に固着され、又上面は前
記車体載置板(3)に固着されており、図示していない
給排口からエアーを注入又は排気できるようになってい
る。(7)は前記第1リンク機構(4)の交着枢支点
(4c)から傾動自在に垂下した第1ストッパー杆で所定
の長さ(l1)に形成されている。(8)は前記第2リン
ク機構(5)の交着枢支点(5c)から傾動自在に垂下し
た第2ストッパー杆で所定の長さ(l2)に形成されてい
る。(9)は前記第1リンク機構(4)の交着枢支点
(4c)から傾動自在に垂下した第3ストッパー杆で所定
の長さ(l3)に形成されている。
尚、前記第1リンク機構(4)、第2リンク機構
(5)及び第1乃至第3ストッパー杆(7)〜(9)は
図示に対し対称の位置に形成されており、又前記基板
(1)の適所には前記第1ストッパー杆(7)、第2ス
トッパー杆(8)、及び第3ストッパー杆(9)が垂下
し直立したとき係止する係合凹部(1a)…(1a)が設け
られ不意の傾動を抑止するようになっている。
次に本発明の1実施例の動作を説明する。
先ず第3図(a)に示す状態においてベローズ(6)
にエアーを注入し該ベローズ(6)が膨張すると、第1
リンク機構(4)が伸長し第1ストッパー杆(7)が垂
下直立し第3図(b)に示す状態となる。
次に前記ベローズ(6)のエアーを排気すると該ベロ
ーズ(6)は縮小し且つ第1ストッパー杆(7)が前記
第1リンク機構(4)を支立しているので中間板(2)
を引き上げると共に第2ストッパー杆(8)を垂下直立
させ第3図(c)に示す状態となる。
しかる後再び前記ベローズ(6)にエアーを注入し該
ベローズ(6)が膨張すると前記車体載置板(3)が上
昇し第3ストッパー杆(9)が垂下直立し第3図(d)
に示す状態になる。かくて該車体載置板(3)上の車両
を上昇させることができる。
次に車両を降下させる場合は、前記ベローズ(6)に
更にエアーを注入して小許車体載置板(3)を上昇させ
第3ストッパー杆(9)を傾動させた後該ベローズ
(6)のエアーを排気すると、第1リンク機構(4)が
拡開し第3図(c)の状態となり第1第2ストッパー杆
(7)(8)が作用する。そして更に該ベローズ(6)
を排気すると前記中間板(2)が少許上昇する。かくて
第2ストッパー杆(8)を傾動解除する。
次に該ベローズ(6)に再びエアーを注入すると第3
図(b)の如く前記中間板(2)が下降して第1ストッ
パー杆(7)が作用する。
次に該ベローズ(6)に更にエアーを注入して少許前
記車体載置板(3)を上昇させ第1ストッパー杆(7)
を傾動解除し、該ベローズ(6)を排気すると、第3図
(a)の如く該車体載置板(3)は下降する。第4図は
本発明の他の実施例を示し、この実施例のものは、上部
と中間部は第1実施例のX型リンク機構(5)とベロー
ズ(6)を入れ換えて構成されていると共に下部に更に
X型リンク機構(5′)及び上方の中間板(2)と基板
(1)との間のX型リンク機構(4′)を追加して三層
に形成し上昇高さを増加したものである。尚、(7′)
はX型リンク機構(4′)の交着枢支点から垂下した所
定の長さの第4ストッパー、(8′)はX型リンク機構
(5′)の交着枢支点から垂下した所定長さの第5スト
ッパーを示す。
(7)発明の効果 上記のように、本発明は、基板と車体載置板との間に
中間板を介してX型リンク機構とベローズを設けると共
に基板と車体載置板との間にもX型リンク機構を設け、
該ベローズの給排気とこれらX型リンク機構の交着枢支
点に設けたストッパーの係止或いは係止の解除により前
記車体載置板を昇降せしめたので、短縮時にジャッキ自
体の全高を低くできて低床型車両への適用が可能となる
と共に伸長時に車両の保持安定性が向上し、又ベローズ
のみの構成に比べてベローズの破損に伴う危険率が下げ
られ、更に構成が簡単で格納スペースを要せず廉価に提
供できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の縮小時の正面図、第2図は
第1図の伸長時の正面図、第3図は動作を示す説明図、
第4図は他の実施例の伸長時の正面図である。 (1)……基板 (2)……中間板 (3)……車体載置板 (4)、(5)……リンク機構 (6)……ベローズ (7)、(8)、(9)……ストッパー杆
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 3/24 B66F 3/35 B66F 7/06 B66F 7/08 B66F 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と中間板及び車体載置板とを備え、該
    車体載置板と基板と間及び該基板と中間板或いは該中間
    板と車体載置板との間にX型のリンク機構をそれぞれ連
    結すると共に、該中間板と車体載置板或いは該中間板と
    基板との間にベローズを介在し、これらリンク機構の交
    着枢支点よりそれぞれ所定長さのストッパー杆を傾動自
    在に垂下し、前記ベローズ内へのエアーの給排により該
    車体載置板を昇降せしめたことを特徴とする低床型ジャ
    ッキ装置。
JP11550490A 1990-05-01 1990-05-01 低床型ジャッキ装置 Expired - Lifetime JP2764636B2 (ja)

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JP2923165B2 (ja) * 1993-04-02 1999-07-26 住友金属工業株式会社 コイル搬送台車
JP4565692B2 (ja) 1999-09-06 2010-10-20 ユニ・チャーム株式会社 ウェットティッシュ収納用容器およびその組合体
CN209397980U (zh) * 2017-11-15 2019-09-17 湖南永联传动科技有限公司 一种载物平台及用于立体车库的运输台车

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