JP2762773B2 - AlまたはAl合金板およびその製造法 - Google Patents
AlまたはAl合金板およびその製造法Info
- Publication number
- JP2762773B2 JP2762773B2 JP14740591A JP14740591A JP2762773B2 JP 2762773 B2 JP2762773 B2 JP 2762773B2 JP 14740591 A JP14740591 A JP 14740591A JP 14740591 A JP14740591 A JP 14740591A JP 2762773 B2 JP2762773 B2 JP 2762773B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- oxide film
- spot welding
- alloy
- plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/16—Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded
- B23K11/18—Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded of non-ferrous metals
- B23K11/185—Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded of non-ferrous metals of aluminium or aluminium alloys
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31678—Of metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポット溶接時の溶接
電流を低減することができるとともに、連続打点性を改
善したスポット溶接用AlまたはAl合金板(以下、単に
「Al板」という)およびその製造法に関する。
電流を低減することができるとともに、連続打点性を改
善したスポット溶接用AlまたはAl合金板(以下、単に
「Al板」という)およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】Alの比重は2.7g/cm3とFeの約1/3 である
ため、近年では車体の軽量化およびこれに伴う諸性能の
向上を目的として、自動車各部品へAl板を冷延鋼板の代
替として適用することが検討されており、既に一部の車
両では、例えばフード等といった車体の一部または車体
の全部にAl板を用い始めている。しかし、Al板は、表1
に示すように、電気抵抗が冷延鋼板の1/3 〜1/4 と低い
ため発熱し難いとともに熱伝導率が冷延鋼板の2〜3倍
と高いため熱が逃げ易く、スポット溶接の際の発熱効率
が悪い。したがって、Al板のスポット溶接時に所定のナ
ゲット径を得るために必要な溶接電流値は、冷延鋼板の
約4倍にもなってしまう。
ため、近年では車体の軽量化およびこれに伴う諸性能の
向上を目的として、自動車各部品へAl板を冷延鋼板の代
替として適用することが検討されており、既に一部の車
両では、例えばフード等といった車体の一部または車体
の全部にAl板を用い始めている。しかし、Al板は、表1
に示すように、電気抵抗が冷延鋼板の1/3 〜1/4 と低い
ため発熱し難いとともに熱伝導率が冷延鋼板の2〜3倍
と高いため熱が逃げ易く、スポット溶接の際の発熱効率
が悪い。したがって、Al板のスポット溶接時に所定のナ
ゲット径を得るために必要な溶接電流値は、冷延鋼板の
約4倍にもなってしまう。
【0003】
【表1】
【0004】また、Al板のスポット溶接の際には、この
ように溶接電流値を大きな値とする必要があるため、Al
板とCu製電極との間で電極汚損が起こり易く、電極のド
レッシング寿命は高々 200〜300 点となり、冷延鋼板の
10,000点以上の寿命に比較して著しく短い結果となり、
連続打点性が大幅に低下してしまう。このように、Al板
のスポット溶接性、特に溶接電流値の大きさおよび連続
打点性は、従来から用いている冷延鋼板のスポット溶接
性に比較して著しく劣化した結果となってしまう。
ように溶接電流値を大きな値とする必要があるため、Al
板とCu製電極との間で電極汚損が起こり易く、電極のド
レッシング寿命は高々 200〜300 点となり、冷延鋼板の
10,000点以上の寿命に比較して著しく短い結果となり、
連続打点性が大幅に低下してしまう。このように、Al板
のスポット溶接性、特に溶接電流値の大きさおよび連続
打点性は、従来から用いている冷延鋼板のスポット溶接
性に比較して著しく劣化した結果となってしまう。
【0005】Al板のスポット溶接法として、例えば特開
昭53−6252号公報により提案されているように、Al板と
Al板との間に、例えばZn箔を挿入したりまたはAl板上へ
のZnめっきを行うことにより、Zn薄膜層を介在させる技
術が知られている。この技術では、単にAl板同士を重ね
合わせてスポット溶接を行う場合に比較して、Zn薄膜層
を介在させるため、スポット溶接時の発熱効率の改善す
なわち溶接電流値の低減を期待できる。
昭53−6252号公報により提案されているように、Al板と
Al板との間に、例えばZn箔を挿入したりまたはAl板上へ
のZnめっきを行うことにより、Zn薄膜層を介在させる技
術が知られている。この技術では、単にAl板同士を重ね
合わせてスポット溶接を行う場合に比較して、Zn薄膜層
を介在させるため、スポット溶接時の発熱効率の改善す
なわち溶接電流値の低減を期待できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭53−62
52号公報により提案された技術では、発熱効率の改善は
Zn薄膜層の厚さに支配されており、現実に10μm以下
(Znめっきを行う場合には約70g/m2以下のめっき付着量
に相当する) の膜厚では十分な改善効果が得られない。
一方、Zn薄膜層の厚さを10μm超とすると、コスト高、
めっきむら、さらには密着性の低下という問題があり、
特にAl板上へのZnめっきを行う場合にはプレス成形時に
フレーキングやパウダリングを発生してしまうおそれが
ある。
52号公報により提案された技術では、発熱効率の改善は
Zn薄膜層の厚さに支配されており、現実に10μm以下
(Znめっきを行う場合には約70g/m2以下のめっき付着量
に相当する) の膜厚では十分な改善効果が得られない。
一方、Zn薄膜層の厚さを10μm超とすると、コスト高、
めっきむら、さらには密着性の低下という問題があり、
特にAl板上へのZnめっきを行う場合にはプレス成形時に
フレーキングやパウダリングを発生してしまうおそれが
ある。
【0007】さらに、この技術では、スポット溶接機の
電極の表面には何ら対策がなされないため、連続打点性
も殆ど改善されない。ここに、本発明の目的は、スポッ
ト溶接時の溶接電流値を低減することができ、さらに連
続打点性を向上させ、例えば自動車用として好適な、ス
ポット溶接用Al板およびその製造法を提供することにあ
る。
電極の表面には何ら対策がなされないため、連続打点性
も殆ど改善されない。ここに、本発明の目的は、スポッ
ト溶接時の溶接電流値を低減することができ、さらに連
続打点性を向上させ、例えば自動車用として好適な、ス
ポット溶接用Al板およびその製造法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、Al板が自
動車車体に適用される場合にネックになるスポット溶接
時の溶接電流値の増加とさらには連続打点性の低下を改
善するため種々検討を重ねた。その結果、本発明者ら
は、Al板の少なくとも片面の表面にアノード酸化皮膜を
形成すると、該アノード酸化皮膜は、AlまたはAl合金よ
りも発熱効率が優れるため、目的とするスポット溶接性
に優れたAl板を得ることができることを知見した。
動車車体に適用される場合にネックになるスポット溶接
時の溶接電流値の増加とさらには連続打点性の低下を改
善するため種々検討を重ねた。その結果、本発明者ら
は、Al板の少なくとも片面の表面にアノード酸化皮膜を
形成すると、該アノード酸化皮膜は、AlまたはAl合金よ
りも発熱効率が優れるため、目的とするスポット溶接性
に優れたAl板を得ることができることを知見した。
【0009】本発明者らはさらに検討を重ねた結果、こ
のアノード酸化皮膜の上層として、Zn、Cr、Co、Ni、Fe
およびMnからなる群から選ばれた少なくとも一種を主成
分とするめっき皮膜を形成すると、前記アノード酸化皮
膜はスポット溶接の際のスポット溶接機の電極表面を劣
化させ難いとともにAlまたはAl合金よりも硬度が高いた
めにめっき性に優れ、該めっき皮膜をも形成したAl板の
連続打点性は著しく改善されることを知見して、本発明
を完成した。
のアノード酸化皮膜の上層として、Zn、Cr、Co、Ni、Fe
およびMnからなる群から選ばれた少なくとも一種を主成
分とするめっき皮膜を形成すると、前記アノード酸化皮
膜はスポット溶接の際のスポット溶接機の電極表面を劣
化させ難いとともにAlまたはAl合金よりも硬度が高いた
めにめっき性に優れ、該めっき皮膜をも形成したAl板の
連続打点性は著しく改善されることを知見して、本発明
を完成した。
【0010】ここに、本発明の要旨とするところは、少
なくとも片面の表面に3μm以上50μm以下のアノー
ド酸化皮膜を有し、さらに、該アノード酸化皮膜の上層
として、Zn、Cr、Co、Ni、FeおよびMnから
なる群から選ばれた少なくとも一種を主成分とするめっ
き皮膜を有することを特徴とする連続打点数を改善でき
るスポット溶接用AlまたはAl合金板である。
なくとも片面の表面に3μm以上50μm以下のアノー
ド酸化皮膜を有し、さらに、該アノード酸化皮膜の上層
として、Zn、Cr、Co、Ni、FeおよびMnから
なる群から選ばれた少なくとも一種を主成分とするめっ
き皮膜を有することを特徴とする連続打点数を改善でき
るスポット溶接用AlまたはAl合金板である。
【0011】さらに、本発明はpH4以下の酸性溶液中
にて、AlまたはAl合金板の少なくとも片面の表面
に、アノード酸化電圧:2〜200V、アノード酸化時
間:0.2〜200秒の条件で、3μm以上50μm以
下の厚さのアノード酸化皮膜を形成し、次いで該アノー
ド酸化皮膜上に、Zn、Cr、Co、Ni、Feおよび
Mnからなる群から選ばれた少なくとも一種を主成分と
するめっき皮膜を酸性溶液中で施すことを特徴とする連
続打点数を改善できるスポット溶接用AlまたはAl合
金板の製造法である。本発明におけるAl合金には、A
l−Mg系合金、Al−Cu系合金、Al−Mg−Si
系合金、Al−Cu−Mg−Si系合金等を包含する。
にて、AlまたはAl合金板の少なくとも片面の表面
に、アノード酸化電圧:2〜200V、アノード酸化時
間:0.2〜200秒の条件で、3μm以上50μm以
下の厚さのアノード酸化皮膜を形成し、次いで該アノー
ド酸化皮膜上に、Zn、Cr、Co、Ni、Feおよび
Mnからなる群から選ばれた少なくとも一種を主成分と
するめっき皮膜を酸性溶液中で施すことを特徴とする連
続打点数を改善できるスポット溶接用AlまたはAl合
金板の製造法である。本発明におけるAl合金には、A
l−Mg系合金、Al−Cu系合金、Al−Mg−Si
系合金、Al−Cu−Mg−Si系合金等を包含する。
【0012】
【作用】以下、本発明を作用効果とともに詳述する。な
お、本明細書においては、特にことわりがない限り
「%」は「重量%」を意味するものとする。Al板の少な
くとも片面の表面をアノード酸化皮膜で被覆すると、Al
板の接触抵抗が増加するため、スポット溶接時の発熱効
率が上昇する。図1は、陽極酸化時間を0〜30秒の範囲
で変化させてアノード酸化処理を行ったAl板 (Al−Mg合
金) にZn−Ni合金めっきを行った成品 (△印) 、行わな
かった成品 (○印) の接触抵抗値を測定した結果を示す
グラフである。図1から明らかなように、陽極酸化時間
の増大 (すなわち、アノード酸化皮膜の膜厚の増大) に
伴って、Al板の接触抵抗値が増加していることがわか
る。したがって、Al板をアノード酸化皮膜で被覆するこ
とによりスポット溶接時の発熱効率が上昇することにな
り、溶接電流値の低減を図ることができる。Al板の少な
くとも片面の表面へのアノード酸化皮膜の形成法は、公
知の手段によればよく、以下に簡単に説明する。
お、本明細書においては、特にことわりがない限り
「%」は「重量%」を意味するものとする。Al板の少な
くとも片面の表面をアノード酸化皮膜で被覆すると、Al
板の接触抵抗が増加するため、スポット溶接時の発熱効
率が上昇する。図1は、陽極酸化時間を0〜30秒の範囲
で変化させてアノード酸化処理を行ったAl板 (Al−Mg合
金) にZn−Ni合金めっきを行った成品 (△印) 、行わな
かった成品 (○印) の接触抵抗値を測定した結果を示す
グラフである。図1から明らかなように、陽極酸化時間
の増大 (すなわち、アノード酸化皮膜の膜厚の増大) に
伴って、Al板の接触抵抗値が増加していることがわか
る。したがって、Al板をアノード酸化皮膜で被覆するこ
とによりスポット溶接時の発熱効率が上昇することにな
り、溶接電流値の低減を図ることができる。Al板の少な
くとも片面の表面へのアノード酸化皮膜の形成法は、公
知の手段によればよく、以下に簡単に説明する。
【0013】〔前処理〕アルカリ脱脂→酸洗を前処理と
して行うことにより、Al板の表面の脂肪分の除去、およ
び空気中で生成した酸化皮膜の除去を行う。
して行うことにより、Al板の表面の脂肪分の除去、およ
び空気中で生成した酸化皮膜の除去を行う。
【0014】〔アノード酸化〕前処理後、酸性溶液中で
アノード酸化を行う。アノード酸化とは、周知のよう
に、陽極における電気化学的な処理により電極面におい
て起こる酸化反応をいい、本発明においては、Al板を陽
極とし、電解によって生じる酸素で前記Al板の表面を酸
化物に変えることをいう。アノード酸化の条件 (アノー
ド酸化電圧、アノード酸化時間) は特に限定を要するも
のでない。ただし、本発明において、後述するめっき層
を前記アノード酸化皮膜の上層として形成する場合に
は、アノード酸化電圧:2〜200V、アノード酸化時間:
0.2 〜200 秒とすることが好適である。アノード酸化電
圧をこの範囲を超えて大きくし、またはアノード酸化時
間をこの範囲を超えて長くすると、50μm超とアノード
酸化皮膜は厚くなるため、スポット溶接時にめっき皮膜
上またはめっき皮膜中で発生した熱が下地のアルミ板へ
到達し難くなり、溶接部強度が低下することになるから
である。図2はアノード酸化皮膜を形成したAl板につい
て、ナゲット径(mm)とアノード酸化皮膜厚さとの関係を
示すが、5mm以上のナゲット径を得るためには、アノー
ド酸化皮膜の厚さは50μm以下、望ましくは3μm 以上
50μm 以下であることがわかる。なお、アノード酸化処
理時間を長く取り過ぎると、連続製造ラインにおいては
長大なラインを構成する必要があるため、かかる観点か
らも、アノード酸化処理時間は前記範囲内とすることが
望ましい。
アノード酸化を行う。アノード酸化とは、周知のよう
に、陽極における電気化学的な処理により電極面におい
て起こる酸化反応をいい、本発明においては、Al板を陽
極とし、電解によって生じる酸素で前記Al板の表面を酸
化物に変えることをいう。アノード酸化の条件 (アノー
ド酸化電圧、アノード酸化時間) は特に限定を要するも
のでない。ただし、本発明において、後述するめっき層
を前記アノード酸化皮膜の上層として形成する場合に
は、アノード酸化電圧:2〜200V、アノード酸化時間:
0.2 〜200 秒とすることが好適である。アノード酸化電
圧をこの範囲を超えて大きくし、またはアノード酸化時
間をこの範囲を超えて長くすると、50μm超とアノード
酸化皮膜は厚くなるため、スポット溶接時にめっき皮膜
上またはめっき皮膜中で発生した熱が下地のアルミ板へ
到達し難くなり、溶接部強度が低下することになるから
である。図2はアノード酸化皮膜を形成したAl板につい
て、ナゲット径(mm)とアノード酸化皮膜厚さとの関係を
示すが、5mm以上のナゲット径を得るためには、アノー
ド酸化皮膜の厚さは50μm以下、望ましくは3μm 以上
50μm 以下であることがわかる。なお、アノード酸化処
理時間を長く取り過ぎると、連続製造ラインにおいては
長大なラインを構成する必要があるため、かかる観点か
らも、アノード酸化処理時間は前記範囲内とすることが
望ましい。
【0015】酸性溶液は、例えば硫酸、リン酸、クロム
酸、シュウ酸またはこれらの混酸を用いればよい。例え
ば、硫酸に少量のシュウ酸やスルファミン酸を加えた浴
による混酸は耐食性が向上する。また、酸性溶液のpHは
4以下であることがアノード酸化を確実に生ぜしめるた
めには望ましい。アノード酸化皮膜の厚さが50μm超で
はスポット溶接時の熱が下地アルミ板にまで十分に到達
しなくなり、良好なスポット溶接性を確保できなくなる
ばかりでなく、コストの点で問題であるため、アノード
酸化皮膜の厚さは50μm以下とすることが望ましい。
酸、シュウ酸またはこれらの混酸を用いればよい。例え
ば、硫酸に少量のシュウ酸やスルファミン酸を加えた浴
による混酸は耐食性が向上する。また、酸性溶液のpHは
4以下であることがアノード酸化を確実に生ぜしめるた
めには望ましい。アノード酸化皮膜の厚さが50μm超で
はスポット溶接時の熱が下地アルミ板にまで十分に到達
しなくなり、良好なスポット溶接性を確保できなくなる
ばかりでなく、コストの点で問題であるため、アノード
酸化皮膜の厚さは50μm以下とすることが望ましい。
【0016】このようにして形成されたアノード酸化皮
膜は、純AlやAl合金とは異なり、電気伝導性はかなり劣
るため、スポット溶接時に発熱し易くなる。したがっ
て、単位溶接電流値当りの発熱量、すなわち発熱効率が
向上し、Al板のスポット溶接性を大幅に改善することが
できる。一方、Zn、Cr、Co、Ni、FeおよびMnからなる群
から選ばれた少なくとも一種を主成分とするめっき皮膜
を前記アノード酸化皮膜上に施すことにより、Al板の連
続打点性を著しく改善することができる。例えばZn−Ni
合金めっきの場合、めっき皮膜中のNiが電極チップ (Cu
−Crなど) 中に拡散し、Cu−Al合金の生成を抑制するこ
とができるために、連続打点性の向上を図ることができ
る。
膜は、純AlやAl合金とは異なり、電気伝導性はかなり劣
るため、スポット溶接時に発熱し易くなる。したがっ
て、単位溶接電流値当りの発熱量、すなわち発熱効率が
向上し、Al板のスポット溶接性を大幅に改善することが
できる。一方、Zn、Cr、Co、Ni、FeおよびMnからなる群
から選ばれた少なくとも一種を主成分とするめっき皮膜
を前記アノード酸化皮膜上に施すことにより、Al板の連
続打点性を著しく改善することができる。例えばZn−Ni
合金めっきの場合、めっき皮膜中のNiが電極チップ (Cu
−Crなど) 中に拡散し、Cu−Al合金の生成を抑制するこ
とができるために、連続打点性の向上を図ることができ
る。
【0017】かかるめっきの付着量は、0.1 g/m2未満で
あると表面被覆性に劣り、チップの保持効果が減少して
しまう。一方、40g/m2超となるとコストアップになって
しまう。そこで、めっき付着量は、0.1g/m2 以上40g/m2
以下とすることが望ましい。こうして得られる本発明に
かかるAl板は、図3に示すように、アノード酸化皮膜側
がスポット溶接機の電極と接するようにして狭持し、ス
ポット溶接を行われる。さらに、本発明を実施例を参照
しながら説明するが、これはあくまでも本発明の例示で
あって、これにより本発明が限定されるものではない。
あると表面被覆性に劣り、チップの保持効果が減少して
しまう。一方、40g/m2超となるとコストアップになって
しまう。そこで、めっき付着量は、0.1g/m2 以上40g/m2
以下とすることが望ましい。こうして得られる本発明に
かかるAl板は、図3に示すように、アノード酸化皮膜側
がスポット溶接機の電極と接するようにして狭持し、ス
ポット溶接を行われる。さらに、本発明を実施例を参照
しながら説明するが、これはあくまでも本発明の例示で
あって、これにより本発明が限定されるものではない。
【0018】
【参考例】供試材として、GC45−O−LD(500
0系 Al−Mg)のAl合金板(板厚:1.0mm)
にアルカリ脱脂および酸洗を行ってから、アノード酸化
を行って、Al合金板の両面にアノード酸化被膜を形成
した。このときのアノード酸化条件は表2に示す通りで
あった。
0系 Al−Mg)のAl合金板(板厚:1.0mm)
にアルカリ脱脂および酸洗を行ってから、アノード酸化
を行って、Al合金板の両面にアノード酸化被膜を形成
した。このときのアノード酸化条件は表2に示す通りで
あった。
【0019】
【表2】
【0020】こうして得られたAl合金板 (試料No.1ない
し試料No.8) を図3に示すようにして保持し、図4に示
す断面形状のCu−Cr合金製電極を有するスポット溶接機
によりスポット溶接を行った。スポット溶接時の通電条
件は、60Hz、5サイクルであった。そして、各試料の接
触抵抗値および5t1/2を得る電流を測定した。なお、5
t1/2を得る電流とは、Alでは板厚t(mm) に対し、5t1/2
(mm)の径のナゲットを形成させることができる電流値と
する。結果を表3に示す。
し試料No.8) を図3に示すようにして保持し、図4に示
す断面形状のCu−Cr合金製電極を有するスポット溶接機
によりスポット溶接を行った。スポット溶接時の通電条
件は、60Hz、5サイクルであった。そして、各試料の接
触抵抗値および5t1/2を得る電流を測定した。なお、5
t1/2を得る電流とは、Alでは板厚t(mm) に対し、5t1/2
(mm)の径のナゲットを形成させることができる電流値と
する。結果を表3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】表3から明らかなように、Al板の有する
接触抵抗値が増加するために発熱効率が向上し、5t
1/2を得る電流値を低減することができた。
接触抵抗値が増加するために発熱効率が向上し、5t
1/2を得る電流値を低減することができた。
【0023】
【実施例】供試材として、GC45−O−LD(500
0系 Al−Mg)のAl板(板厚:1.0mm)にア
ルカリ脱脂および酸洗を行ってから、アノード酸化を行
って、Al板の両面にアノード酸化皮膜を形成した(厚
さ6μm)。このときのアノード酸化条件は表2の試料
No.2の条件で施した。その上層として、表4に示す
合金のめっきを行った。
0系 Al−Mg)のAl板(板厚:1.0mm)にア
ルカリ脱脂および酸洗を行ってから、アノード酸化を行
って、Al板の両面にアノード酸化皮膜を形成した(厚
さ6μm)。このときのアノード酸化条件は表2の試料
No.2の条件で施した。その上層として、表4に示す
合金のめっきを行った。
【0024】
【表4】
【0025】こうして得た本発明にかかるAl板の接触抵
抗値を測定するとともに、図2に示すようにしてAl板の
スポット溶接を行い、連続打点数を測定した。なお、電
極は実施例1で用いた電極と同様の電極を用いた。結果
を表5に示す。
抗値を測定するとともに、図2に示すようにしてAl板の
スポット溶接を行い、連続打点数を測定した。なお、電
極は実施例1で用いた電極と同様の電極を用いた。結果
を表5に示す。
【0026】
【表5】
【0027】表5から明らかなように、アノード酸化皮
膜を形成したAl板に、さらにZn、Cr、Co、Ni、Feおよび
Mnからなる群から選ばれた少なくとも一種を主成分とす
るめっきを施すことにより、溶接電流値の低減のみなら
ず、連続打点性を大幅に向上することができる。
膜を形成したAl板に、さらにZn、Cr、Co、Ni、Feおよび
Mnからなる群から選ばれた少なくとも一種を主成分とす
るめっきを施すことにより、溶接電流値の低減のみなら
ず、連続打点性を大幅に向上することができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、Al
板にアノード酸化処理を施すことによりスポット溶接時
の発熱効率を上げ、溶接電流値を減少させることができ
た。また、本発明により、アノード酸化皮膜上にZn、C
r、Co、Ni、Fe、およびMnからなる群から選ばれた少な
くとも一種を主成分とするめっき皮膜をさらに施すこと
により、発熱効率だけでなく連続打点性も向上させるこ
とができた。
板にアノード酸化処理を施すことによりスポット溶接時
の発熱効率を上げ、溶接電流値を減少させることができ
た。また、本発明により、アノード酸化皮膜上にZn、C
r、Co、Ni、Fe、およびMnからなる群から選ばれた少な
くとも一種を主成分とするめっき皮膜をさらに施すこと
により、発熱効率だけでなく連続打点性も向上させるこ
とができた。
【0029】さらに、Al板のアノード酸化においては、
従来10分以上の酸化時間が必要であったのに対し、本発
明では従来にある完全なアルマイト処理をする必要がな
いために0.2 〜200 秒の酸化時間があればよい。したが
って、長大な連続ラインを必要としない。さらに、Al板
に、アノード酸化処理、およびアノード酸化皮膜上へめ
っきを施すことにより、スポット溶接性の向上のみでは
なく、糸さびの発生などを防止することも同時に行うこ
とができる。かかる効果を有する本発明の実用上の意義
は極めて著しい。
従来10分以上の酸化時間が必要であったのに対し、本発
明では従来にある完全なアルマイト処理をする必要がな
いために0.2 〜200 秒の酸化時間があればよい。したが
って、長大な連続ラインを必要としない。さらに、Al板
に、アノード酸化処理、およびアノード酸化皮膜上へめ
っきを施すことにより、スポット溶接性の向上のみでは
なく、糸さびの発生などを防止することも同時に行うこ
とができる。かかる効果を有する本発明の実用上の意義
は極めて著しい。
【図1】アノード酸化処理を行ったAl板の接触抵抗値に
及ぼす陽極酸化時間の影響を示すグラフである。
及ぼす陽極酸化時間の影響を示すグラフである。
【図2】アノード酸化皮膜を形成したAl板について、ナ
ゲット径とアノード酸化皮膜厚さとの関係を示すグラフ
である。
ゲット径とアノード酸化皮膜厚さとの関係を示すグラフ
である。
【図3】本発明にかかるスポット溶接性に優れたAl板の
スポット溶接時の状況を示す略式説明図である。
スポット溶接時の状況を示す略式説明図である。
【図4】実施例で用いたスポット溶接機の電極の断面形
状を示す略式説明図である。
状を示す略式説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保母 芳彦 和歌山市湊1850番地 住友金属工業株式 会社和歌山製鉄所内 (72)発明者 藤田 一行 和歌山市湊1850番地 住友金属工業株式 会社和歌山製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭60−187483(JP,A) 特開 昭58−25881(JP,A) 特開 昭53−6252(JP,A) 特開 平4−365881(JP,A) 特開 昭57−4389(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25D 11/04
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも片面の表面に3μm以上50
μm以下の厚さのアノード酸化皮膜を有し、さらに、該
アノード酸化皮膜の上層として、Zn、Cr、Co、N
i、FeおよびMnからなる群から選ばれた少なくとも
一種を主成分とするめっき皮膜を有することを特徴とす
る連続打点数を改善できるスポット溶接用AlまたはA
l合金板。 - 【請求項2】 pH4以下の酸性溶液中にて、Alまた
はAl合金板の少なくとも片面の表面に、アノード酸化
電圧:2〜200V、アノード酸化時間:0.2〜20
0秒の条件で、3μm以上50μm以下の厚さのアノー
ド酸化皮膜を形成し、次いで該アノード酸化皮膜上に、
Zn、Cr、Co、Ni、FeおよびMnからなる群か
ら選ばれた少なくとも一種を主成分とするめっき皮膜を
酸性溶液中で施すことを特徴とする連続打点数を改善で
きるスポット溶接用AlまたはAl合金板の製造法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14740591A JP2762773B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | AlまたはAl合金板およびその製造法 |
US07/897,039 US5409156A (en) | 1991-06-19 | 1992-06-11 | Spot-weldable aluminum sheet and production thereof |
AU18307/92A AU636814B2 (en) | 1991-06-19 | 1992-06-15 | Spot-weldable aluminum sheet and production thereof |
EP19920110163 EP0519407B1 (en) | 1991-06-19 | 1992-06-16 | Spot-weldable aluminum sheet and production thereof |
DE69207277T DE69207277T2 (de) | 1991-06-19 | 1992-06-16 | Punktschweissbare Aluminiumtafel und deren Herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14740591A JP2762773B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | AlまたはAl合金板およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051400A JPH051400A (ja) | 1993-01-08 |
JP2762773B2 true JP2762773B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=15429555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14740591A Expired - Lifetime JP2762773B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | AlまたはAl合金板およびその製造法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5409156A (ja) |
EP (1) | EP0519407B1 (ja) |
JP (1) | JP2762773B2 (ja) |
AU (1) | AU636814B2 (ja) |
DE (1) | DE69207277T2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5597967A (en) * | 1994-06-27 | 1997-01-28 | General Electric Company | Aluminum-silicon alloy foils |
US5753056A (en) * | 1996-11-25 | 1998-05-19 | Aluminum Company Of America | Transition metal salt compositions that eliminate hydrogen absorption and enhance hydrogen degassing of aluminum |
US5985059A (en) * | 1996-11-25 | 1999-11-16 | Aluminum Company Of America | Transition metal salt compositions that eliminate hydrogen absorption and enhance hydrogen degassing of metal and metal alloys |
US6120618A (en) * | 1997-07-18 | 2000-09-19 | Alcoa Inc. | Hydrocarbon phosphonic acid surface treatment that eliminates hydrogen absorption and enhances hydrogen degassing of aluminum at elevated temperatures |
JP3398835B2 (ja) * | 1997-09-11 | 2003-04-21 | 日本軽金属株式会社 | 連続抵抗スポット溶接性に優れた自動車用アルミニウム合金板 |
US20020084313A1 (en) * | 2000-11-30 | 2002-07-04 | Courval Gregory J. | Process for joining aluminum components by spot welding |
EP1627939A4 (en) * | 2003-05-16 | 2007-04-18 | Hideo Yoshida | METHOD FOR ANODIC OXIDATION AND METHOD FOR PRODUCING A TITANIUM DIOXIDE COAT AND CATALYST TRANSFER METHOD |
US7432466B2 (en) * | 2005-12-09 | 2008-10-07 | Alcoa Inc. | Method of electrical resistance spot welding |
US7718918B2 (en) * | 2005-12-09 | 2010-05-18 | Alcoa Inc | Production or assembly line method of spot welding |
RU2624750C1 (ru) * | 2016-10-31 | 2017-07-06 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский ядерный университет "МИФИ" (НИЯУ МИФИ) | Способ контактной сварки магнитопроводов |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536252A (en) * | 1976-07-07 | 1978-01-20 | Hitachi Netsu Kigu Kk | Resistance welding for aluminum |
CA1118708A (en) * | 1976-10-29 | 1982-02-23 | J. Arthur Marceau | Method for providing environmentally stable aluminum surfaces for adhesive bonding and product produced |
US4341942A (en) * | 1978-10-31 | 1982-07-27 | International Business Machines Corporation | Method of bonding wires to passivated chip microcircuit conductors |
JPS60912B2 (ja) * | 1980-06-04 | 1985-01-10 | 住友金属工業株式会社 | スポツト溶接可能な接着クラツド金属板 |
JPS5825881A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-16 | Kishimoto Akira | 抵抗溶接法 |
GB2139538A (en) * | 1983-05-07 | 1984-11-14 | Bl Tech Ltd | Structures fabricated from aluminium components |
FR2547757B1 (fr) * | 1983-06-27 | 1986-10-17 | Sciaky Sa | Procede et installation de soudage par point a faisceau laser |
CA1218422A (en) * | 1984-02-15 | 1987-02-24 | Gino L. Leone | Metal pretreatment for resistance spot welding of aluminum |
DE3545741A1 (de) * | 1985-12-21 | 1987-06-25 | Berndes Gmbh | Verfahren zum anschweissen von befestigungselementen vorzugsweise auf einseitig ptfe- oder sonstigen kunststoffbeschichteten materialien |
IN172409B (ja) * | 1987-05-13 | 1993-07-17 | Alcan Int Ltd | |
JPH04365881A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-17 | Kawasaki Steel Corp | スポット抵抗溶接性に優れるアルミニウム材 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP14740591A patent/JP2762773B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-06-11 US US07/897,039 patent/US5409156A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-15 AU AU18307/92A patent/AU636814B2/en not_active Ceased
- 1992-06-16 EP EP19920110163 patent/EP0519407B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-16 DE DE69207277T patent/DE69207277T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69207277D1 (de) | 1996-02-15 |
AU1830792A (en) | 1993-01-21 |
DE69207277T2 (de) | 1996-09-05 |
JPH051400A (ja) | 1993-01-08 |
US5409156A (en) | 1995-04-25 |
EP0519407A2 (en) | 1992-12-23 |
AU636814B2 (en) | 1993-05-06 |
EP0519407A3 (en) | 1993-03-31 |
EP0519407B1 (en) | 1996-01-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2762773B2 (ja) | AlまたはAl合金板およびその製造法 | |
US5356723A (en) | Multilayer plated aluminum sheets | |
JP5134269B2 (ja) | 鋼材とアルミニウム材との異材接合体とそのスポット溶接方法 | |
AU638630B2 (en) | Plated aluminum sheet having improved spot weldability | |
JPS5993900A (ja) | 溶接性に優れた亜鉛メツキ鋼板 | |
JP4365667B2 (ja) | 耐食性に優れた異種金属接合部材及び製造方法 | |
JP2004002932A (ja) | 抵抗溶接性に優れたアルミニウムめっき鋼板とこれを用いた加工部品 | |
JP2936651B2 (ja) | スポット溶接性に優れた亜鉛系めっき複層鋼板 | |
JPH07278711A (ja) | 溶接性および化成処理性に優れたアルミニウム合金被覆板 | |
JP2795071B2 (ja) | 密着性に優れた電気めっきアルミニウム板とその製造方法 | |
JP2004002931A (ja) | 抵抗溶接性に優れたアルミニウムめっき鋼板とこれを用いた加工部品 | |
JPH0874067A (ja) | 成形性、溶接性、耐食性に優れたアルミニウム合金板 | |
JPH0673592A (ja) | 抵抗溶接性に優れたZn−Fe系合金めっきAl合金板 | |
JPH0790606A (ja) | スポット抵抗溶接性および耐食性に優れた有機被覆アルミニウム合金板およびこれを用いたスポット抵抗溶接法 | |
JP2004002933A (ja) | 抵抗溶接性に優れたアルミニウムめっき鋼板とアルミニウムめっき鋼板を用いた加工部品 | |
JP3333423B2 (ja) | 樹脂被覆アルミ系めっき鋼板製燃料タンクのシーム溶接方法 | |
JPH0617288A (ja) | スポット溶接性に優れた積層めっきアルミニウム板 | |
JPH05161978A (ja) | 自動車構造部材用アルミニウム合金のウェルドボンド接合方法 | |
JPS6330998B2 (ja) | ||
JPH0665784A (ja) | 自動車パネル用表面処理Al板 | |
JPS64466B2 (ja) | ||
JPH0688287A (ja) | 抵抗溶接性に優れたZn−Fe合金めっきAl合金板 | |
JPS5959868A (ja) | 鉄−アルミニウム−亜鉛3元合金めつき鋼板 | |
JP2959026B2 (ja) | 溶接缶用極薄Snめっき鋼板及びその製造方法 | |
JP3088911B2 (ja) | アルミニウム合金被覆板材の抵抗溶接方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980224 |