JP2761802B2 - ディジタル信号処理回路 - Google Patents

ディジタル信号処理回路

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JP2761802B2 JP2279258A JP27925890A JP2761802B2 JP 2761802 B2 JP2761802 B2 JP 2761802B2 JP 2279258 A JP2279258 A JP 2279258A JP 27925890 A JP27925890 A JP 27925890A JP 2761802 B2 JP2761802 B2 JP 2761802B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子スイッチによるオン(ON)/(オフ
(OFF)制御を行う際のディジタル信号処理回路に関
し、特に、パルス信号のオン時間とオフ時間を任意に設
定可能なディジタル信号処理回路に関するものである。
[背景技術] 従来、ディジタル信号処理回路におけるパルス信号の
発生方法としては、予め制御回路内のメモリ上にパルス
信号の変化のパターンを書き込んでおき、これを基準ク
ロックによって計数されるカウンタの出力によって予め
決められているアドレスで指定されたパターンを読み出
し、そのデータの出力によってそのパルスを発生するよ
うな構成とされている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のようなパルス信号発生方法で
は、任意のパルス幅で任意の周波数のパルス信号を生成
するためには、事前にメモリ内のデータ全ての内容を書
き換えなければならない欠点がある。
本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもの
であって、任意のパルス幅と任意の周波数に相当する値
を設定するだけで、所望のパルス信号を出力することの
できるディジタル信号処理回路を提供することを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、基準クロックを発生する基準クロック発生
部と、出力制御部からのモノステーブルマルチバイブレ
ータ回路、アステーブルマルチバイブレータ回路若しく
はパルス幅変調回路のいずれかの選択指令により切り替
えられ、前記出力制御部からのトリガ信号により出力信
号を発生するセレクタと、前記セレクタの出力によって
起動されて前記基準クロックによって計数を開始する第
1のカウンタと、前記出力制御部で予め任意に設定した
データを記憶保持する第1のレジスタと、前記第1のカ
ウンタの出力と前記第1のレジスタに記憶保持されたデ
ータとを比較して両者の値が一致したときに前記出力制
御部から出力されたトリガ信号に対して前記第1のレジ
スタに設定されたデータに相当する遅れ時間だけ遅れて
ゲートが開く第1のコンパレータと、前記第1のレジス
タに記憶保持されたデータと異なるデータを前記出力制
御部により予め任意に設定して記憶保持する第2のレジ
スタと、前記第1のコンパレータの出力により起動され
て前記基準クロックによって計数を開始する第2のカウ
ンタと、前記第2のカウンタの出力と前記第2のレジス
タに記憶保持されたデータとを比較して両者が一致した
ときにリセット信号を出力する第2のコンパレータと、
前記第1のコンパレータの出力によってセットを行い、
前記第2のコンパレータの出力によってリセットを行う
1つのフリップフロップとを備え、前記フリップフロッ
プから所定のパルス信号pを得ると共に前記セレクタに
帰還入力して前記第1及び第2のレジスタに記憶保持さ
せたデータの繰り返し出力が可能な構成としたものであ
る。
また、本発明による前記出力制御部は、前記第1及び
第2のレジスタに設定するデータの値を任意に変えるこ
とによって、任意の周波数とパルス幅のパルス信号を出
力可能な構成としたものである。
また、本発明による前記出力制御部は、前記第1及び
第2のレジスタに設定するデータの値を同一周波数で任
意のデューティー比のパルス信号を設定可能な構成とし
たものである。
[実施例] 次に、本発明に係るディジタル信号処理回路の一実施
例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るディジル信号処理回路の構成
を示すブロック図、第2図は、パルス信号pと第1図の
D−レジスタ3とD−レジスタ6に設定されるデータ1
とhの関係を示す図であり、第3図は、第2図で得られ
るパルス信号が連続的に出力された状態を示す図であ
る。
第1図乃至第3図において、基準クロック発生部1
は、本実施例に係るディジタル信号処理回路制御上のタ
イミングを制御するための基準クロックを発生させるも
のである。この基準クロック発生部1の出力は、カウン
タ4及び7に入力されている。また、セレクタ2は、出
力制御部10からの指令により、モノステーブル(単安
定)マルチバイブレータ回路、アステーブル(非安定)
マルチバイブレータ回路若しくはパルス幅変調回路とす
るかの選択指令により切り替えられる構成となってい
る。このセレクタ2が、出力制御部10から出力されるト
リガ信号tによりトリガされると、セレクタ2の出力
は、カウンタ4に入力される。また、前記出力制御部10
は、図示せぬ外部の操作手段等によりセレクタ2の前述
の回路の選択制御とパルス幅の設定を行い出力パルス信
号pの出力形態を制御するのであり、第2図に示すロー
レベルのデータ1のオフ(OFF)時間を設定し、記憶保
持手段としてのD−レジスタ3に出力して記憶させる。
このD−レジスタ3の出力は、比較手段としてのコンパ
レータ5に出力される。前記D−レジスタ3は、本実施
例では、複数ビットの回路で構成されている。
カウンタ4は、D−レジスタ3に設定されたデータ1
のオフ(OFF)時間分だけ、基準クロック発生部1から
発生するクロックを計数(カウント)(計数手段)して
コンパレータ5に出力する。そして、コンパレータ5
は、D−レジスタ3の設定値とカウンタ4の計数値を比
較して両者の値が一致したときに、カウンタ7及びD−
FF(D−フリップフロップ)9に出力される。コンパレ
ータ5の出力は、同時にD−FF9にも出力されているの
で、この出力信号sはD−FF9をセットする。このセッ
ト信号sにより第2図に示すパルス信号pのデータhが
立ち上がる。また、本実施例では、D−FF9を1ビット
の回路で構成されている。
また、前記出力制御部10は、第2図に示すデータhの
オン(ON)時間を設定して、記録保持手段としてのD−
レジスタ6に出力して記憶させる。このD−レジスタ6
の出力は、比較手段としてのコンパレータ8に出力され
る。このD−レジスタ6は、複数ビットの回路で構成さ
れている。
カウンタ7は、D−レジスタ6に設定されたデータh
のオン(ON)時間分だけ、基準クロック発生部1から発
生するクロックを計数する。そして、コンパレータ8
は、D−レジスタ6の設定値とカウンタ7の計数値を比
較して両者の値が一致したとき、D−FF9に出力され
る。この出力信号は、D−FF9のリセット信号rとな
る。このリセット信号rにより、第2図に示すデータh
は立ち下がる。したがって、このD−FF9は、コンパレ
ータ5の出力信号sによりセットされ、コンパレータ8
の出力信号rによりリセットされることにより所望のデ
ータが出力される。また、D−FF9のパルス信号pの出
力は、セレクタ2の入力となるように帰還されている。
次に、上記構成よりなる本実施例の動作について説明
する。
I.まず、モノステーブル(単安定)マルチバイブレータ
回路の動作を行う場合について説明する。
第1図に示す出力制御部10により、第2図のデータ1
のオフ時間をD−レジスタ3に設定し、データhのオン
時間をD−レジスタ6に予め設定して記憶させる。そし
て、セレクタ2は、出力制御部10で出力されるトリガ信
号tのみを受け付けるように選択制御される。また、カ
ウンタ4及びカウンタ7は、出力がクリアな状態となる
ように設定されている。
今、トリガ信号tが、セレクタ2に入力されると、カ
ウンタ4は基準クロック発生部1より発生するクロック
によりカウントを開始する。その後、カウンタ4の計数
値がD−レジスタ3に設定されている値と一致すると、
コンパレータ5が一致したことを検出する。コンパレー
タ5は、カウンタ7に出力すると同時にD−FF9にも出
力しているので、カウンタ7が、トリガされて基準クロ
ック発生部1より発生されるクロックによりカウントを
開始すると同時にD−FF9がセットされて、第2図に示
すパルス信号pのデータhが立ち上がる。
その後、カウンタ7の計数値が、D−レジスタ6に設
定されているデータhの値と一致すると、コンパレータ
8はその一致を検出してD−FF9に出力する。D−FF9
は、コンパレータ8からの出力信号rによりリセットさ
れるので、これにより第2図に示すデータhが立ち下が
る。
この時のパルス信号hのオン時間は、D−レジスタ6
に予め設定されている値に基準クロック1の周期を掛け
合せた時間であり、またデータ1のオフ時間は、D−レ
ジスタ3に予め設定されている値に基準クロック発生部
1から発生するクロックの周期を掛け合せた時間とな
る。
以上のような動作によって、第2図に示すような一連
のパルス信号の出力が一回行われて、モノステーブルマ
ルチバイブレータとしての動作が完了する。
II.次に、アステーブル(非安定)マルチバイブレート
回路を行う場合の動作について説明する。
まず、第1図に示す出力制御部10は、アステーブルマ
ルチバイブレータ回路を指定してセレクタ2を選択制御
する。出力制御部10は、トリガ信号tによって第1番目
のパルス出力の起動を行いセレクタ2から出力させる。
第2番目以降のパルス出力はD−FF9の出力pの立ち下
がりのタイミングによって帰還されたパルス信号pによ
って起動されるように選択制御される。
すなわち、第2図に示すパルス信号pは、D−レジス
タ3に記憶されているデータ1の出力によりD−FF9が
セット信号sによりセットされて立ち上がり、D−レジ
スタ6に記憶されているデータhによってD−FF9がリ
セット信号rにより立ち下がることによって第2図に示
すハイレベルのデータhが得られるので、このデータh
の立ち下がりのタイミングによってD−FF9の出力であ
るパルス信号pによりセレクタ2が再度トリガされて第
2図に示すパルス信号pが得られる。このループを連続
的に行うことによって、第3図に示すような任意の周波
数とパルス幅のパルス信号の出力が連続的にD−FF9に
よりパルス信号pとして出力される。
III.次に、パルス幅変調回路を行う場合の動作について
説明する。
第1図に示す出力制御部10によってセレクタ2を選択
制御する。そして、トリガ信号tによってセレクタ2の
第1番目のパルス出力の起動を行い、第2番目以降のパ
ルス出力はD−FF9の出力pの立ち下がりのタイミング
で選択制御される。このパルス信号pの出力を第3図に
示すように連続的に行う場合には、D−FF9の出力pを
セレクタ2に帰還入力して行うことは前述した通りであ
る。
また、D−レジスタ3とD−レジスタ6には、図示せ
ぬ外部の操作手段により出力制御部10に指令して常に次
式を満足するような値をパルス幅の変調を行うたびに連
続的に設定すればよい。
1+h=一定 ・・・・・(1) これによって、同一周波数で任意のデューティー比の
パルス幅変調された所望のパルス信号pが連続的にD−
FF9より得られる。
本実施例では、D−FF9に1ビットの回路のものを用
いているが、複数ピットのものでもよいことは勿論であ
り、また、D−レジスタ3及び6に代えて、パルス信号
Pのデータhと1の幅を可変して記憶させることができ
ものであれば、本実施例の範囲で適宜変更して用いるこ
とができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、任意のパルス
幅と任意の周波数のパルス信号を回路上の記憶保持手段
に設定するだけで、所望のパルス信号の出力を得ること
ができる効果がある。したがって、例えば、タイマーの
オン/オフ制御や電子回路上のゲート信号の生成を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るディジタル信号処理回路の実施
例の構成を示すブロック図、第2図は、パルス信号pと
第1図のデータ1とhの関係を示す図、第3図は、第2
図で得られるパルス信号が連続的に出力された状態を示
す図である。 1……基準クロック発生部、2……セレクタ、3,6……
D−レジスタ、4,7……カウンタ、5,8……コンパレー
タ、9……D−FF、10……出力制御部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロックを発生する基準クロック発生
    部と、 出力制御部からのモノステーブルマルチバイブレータ回
    路、アステーブルマルチバイブレータ回路若しくはパル
    ス幅変調回路のいずれかの選択指令により切り替えら
    れ、前記出力制御部からのトリガ信号により出力信号を
    発生するセレクタと、 前記セレクタの出力によって起動されて前記基準クロッ
    クによって計数を開始する第1のカウンタと、 前記出力制御部で予め任意に設定したデータを記憶保持
    する第1のレジスタと、 前記第1のカウンタの出力と前記第1のレジスタに記憶
    保持されたデータとを比較して両者の値が一致したとき
    に前記出力制御部から出力されたトリガ信号に対して前
    記第1のレジスタに設定されたデータに相当する遅れ時
    間だけ遅れてゲートが開く第1のコンパレータと、 前記第1のレジスタに記憶保持されたデータと異なるデ
    ータを前記出力制御部により予め任意に設定して記憶保
    持する第2のレジスタと、 前記第1のコンパレータの出力により起動されて前記基
    準クロックによって計数を開始する第2のカウンタと、 前記第2のカウンタの出力と前記第2のレジスタに記憶
    保持されたデータとを比較して両者が一致したときにリ
    セット信号を出力する第2のコンパレータと、 前記第1のコンパレータの出力によってセットを行い、
    前記第2のコンパレータの出力によってリセットを行う
    1つのフリップフロップとを備え、 前記フリップフロップから所定のパルス信号pを得ると
    共に前記セレクタに帰還入力して前記第1及び第2のレ
    ジスタに記憶保持させたデータの繰り返し出力が可能な
    構成としたこと を特徴とするディジタル信号処理回路。
  2. 【請求項2】前記出力制御部は、前記第1及び第2のレ
    ジスタに設定するデータの値を任意に変えることによっ
    て、任意の周波数とパルス幅のパルス信号を出力可能な
    構成としたことを特徴とする請求項(1)に記載のディ
    ジタル信号処理回路。
  3. 【請求項3】前記出力制御部は、前記第1及び第2のレ
    ジスタに設定するデータの値を同一周波数で任意のデュ
    ーティー比のパルス信号を設定可能な構成としたことを
    特徴とする請求項(1)に記載のディジタル信号処理回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01233828A (ja) * 1988-03-14 1989-09-19 Nec Corp タイミングパルス発生回路
JPH02131614A (ja) * 1988-11-11 1990-05-21 Mitsubishi Electric Corp パルス発生装置
JPH02192315A (ja) * 1989-01-20 1990-07-30 Mitsubishi Electric Corp パルス発生装置

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