JP2755501B2 - Cadシステムの形状編集装置 - Google Patents

Cadシステムの形状編集装置

Info

Publication number
JP2755501B2
JP2755501B2 JP3090532A JP9053291A JP2755501B2 JP 2755501 B2 JP2755501 B2 JP 2755501B2 JP 3090532 A JP3090532 A JP 3090532A JP 9053291 A JP9053291 A JP 9053291A JP 2755501 B2 JP2755501 B2 JP 2755501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape
editing
displayed
data
sweep
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3090532A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05298396A (ja
Inventor
昇 木村
尚樹 国峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3090532A priority Critical patent/JP2755501B2/ja
Publication of JPH05298396A publication Critical patent/JPH05298396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2755501B2 publication Critical patent/JP2755501B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD(コンピュータ
援用による設計)システムの形状編集方式に関し、例え
ば、移動処理や回転処理やスイープ処理に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のCADシステムにおいては、2次
元システム及び3次元システム共に、図形形状の移動や
回転やスイープ等の編集を行なう場合、図形形状を構成
する各形状要素(直線、円、円弧、楕円、楕円弧、スプ
ライン等)毎に行なうことが一般的である。
【0003】図2は、形状要素についての形状データの
定義例を示す説明図である。例えば、直線(厳密には線
分であるが以下でも直線と呼ぶ)については、その両端
点の座標によって形状データが定義されており、この直
線の編集では両端点の座標を移動先に応じた座標にする
処理を行なう。
【0004】形状要素の従来の移動操作は次のようなも
のであった。まず、オペレータは入力装置(キーボード
やマウス等)を用いて移動対象たる形状要素を指定する
(CADシステムからみれば認識)。その後、入力装置
を用いてその形状要素上の移動基準点を指定する。そし
て、この移動基準点の移動先座標を指定する。これによ
り、CADシステムはこの形状要素のデータを移動先に
応じたデータに更新して再格納する。
【0005】また、形状要素の従来の回転操作は次のよ
うなものであった。オペレータは入力装置(キーボード
やマウス等)を用いて回転対象たる形状要素と、その形
状要素の回転基準とを順次指定する。その後、所定の回
転方向についての回転角情報を指定する。これにより、
CADシステムはこの形状要素のデータを回転先に応じ
たデータに更新して再格納する。
【0006】また、このような操作における座標指定
は、2次元CADシステムの場合には、キーボードを用
いた表示座標系や形状データの定義座標系での絶対座標
指定や相対座標指定によったり、また、マウス等のポイ
ンティングデバイスによる座標指定によったり、これら
を併用したりして行ない、3次元CADシステムの場合
にはキーボードを用いた上述した絶対座標指定や相対座
標指定によって行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】実際上、上述した編集
操作をオペレータは図形表示装置に表示された図形形状
を目視しながら実行する。しかし、その座標系における
各座標を正確に認識することは簡単でなく、入力装置を
用いて各座標を指示する場合に誤って指示することも生
じる。特に、基準点の移動先を指示する場合には、目安
となる図形形状がないこともあって誤り易い。また、回
転基準を指示してもどの軸周りに回転されるのかを視認
することができず、操作を誤り易い。その結果、編集操
作を最初からまたは途中からやり直すようなことも生じ
ていた。
【0008】上述したような形状要素毎の編集では、各
形状要素の編集に対しても複数回の入力操作を必要とす
るため、複数の形状要素からなる図形形状を編集するた
めには多くの指定操作が必要となって操作が繁雑であ
り、それだけで編集時間が長時間になっているのに加え
て、上述したような移動先や回転基準の指定ミスが生じ
るとさらに操作が繁雑となり、編集時間が多大なものと
なる。
【0009】また、実際上、3次元システムの操作にお
いて、投影方向(一般的にはz方向と呼ぶ)に長さを有
する形状要素を指定したり、z方向に移動先や回転先を
指定することは難しく、そのため、形状要素の編集に先
立つ前処理として、表示画像の拡大や縮小をしたり、ま
た、z方向に平行な図形形状の面が表示画像の表面にく
るように表示画像の視点方向を変換したりして、z方向
の形状要素の指定や移動先や回転先の指定をし易くした
りしている。
【0010】このような操作まで含めると、編集にはさ
らに多くの操作が必要となっていて編集時間は長くな
る。
【0011】このような問題は、上述した移動や回転編
集だけでなく、図形のある方向に沿う長さを変更する
(縮めたり伸ばしたりする)スイープ編集の際にも同様
に生じるものである。
【0012】従って、従来の形状編集方式は、使い勝手
の面で未だ不十分なものということができる。
【0013】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、編集先や編集基準等の入力を正確にしかも簡
単に実行できて操作性及び編集時間を向上させることの
できるCADシステムの形状編集方式を提供しようとす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、CADシステムの形状編集装置
おいて、形状要素、図形情報その他の情報を取り込む入
力装置と、形状図形、メッセージその他の情報を表示す
る表示装置と、形状データ本体及び当該形状データ本体
の編集時に利用する形状補助データを記憶する図形記憶
装置と、入力装置から取り込まれる情報に基づいて、表
示装置に表示されている形状図形に対する形状データ本
体の編集処理を実行し、その処理結果を、表示装置に表
示させると共に図形記憶装置に記憶させる図形処理装置
とを備え、図形処理装置は、編集対象とする形状要素を
含む図形が表示されている状態で、移動元の移動基準点
が入力装置から指定された場合、当該移動基準点を通っ
て延びる移動基準軸の候補を表示装置に表示させてその
指定を待ち受け、入力装置を介して指定があったとき、
当該指定のあったものを移動基準軸として表示装置に表
示させた状態のまま、移動先情報が入力装置から指定さ
れるのを待ち受けることを特徴とする。
【0015】また、第2の本発明は、CADシステムの
形状編集装置において、形状要素、図形情報その他の情
報を取り込む入力装置と、形状図形、メッセージその他
の情報を表示する表示装置と、形状データ本体及び当該
形状データ本体の編集時に利用する形状補助データを記
憶する図形記憶装置と、入力装置から取り込まれる情報
に基づいて、表示装置に表示されている形状図形に対す
る形状データ本体の編集処理を実行し、その処理結果
を、表示装置に表示させると共に図形記憶装置に記憶さ
せる図形処理装置とを備え、図形処理装置は、編集対象
とする形状要素を含む図形が表示されている状態で、回
転中心を与える回転基準点が入力装置から指定された場
合、当該回転基準点を通って延びる回転基準軸の候補を
表示装置に表示させてその指定を待ち受け、入力装置を
介して指定があったとき、当該指定のあったものを回転
基準軸として表示装置に表示させた状態のまま、回転量
情報が入力装置から指定されるのを待ち受けることを特
徴とする。
【0016】第1及び第2の発明共に、図形処理装置
は、入力装置から1個の形状要素が指定されたとき、そ
の形状要素を含む形状の全ての形状要素を図形記憶装置
に記憶されている形状補助データから求めて編集対象に
設定し、上述したような移動基準軸又は回転基準軸の表
示を伴う編集処理を実行することが好ましい。
【0017】 第3の本発明は、CADシステムの形状
編集装置において、形状要素、図形情報その他の情報を
取り込む入力装置と、形状図形、メッセージその他の情
報を表示する表示装置と、形状データ本体及び当該形状
データ本体の編集時に利用する形状補助データを記憶す
る図形記憶装置と、入力装置から取り込まれる情報に基
づいて、表示装置に表示されている形状図形に対する形
状データ本体の編集処理を実行し、その処理結果を、表
示装置に表示させると共に図形記憶装置に記憶させる図
形処理装置とを備え、図形処理装置は、編集対象とする
形状要素を含む図形が表示されている状態で、スイープ
基準点が入力装置から指定された場合、当該スイープ基
準点を通って延びるスイープ方向基準軸の候補を表示装
置に表示させてその指定を待ち受け、入力装置を介して
指定があったとき、当該指定のあったものをスイープ方
向基準軸として表示装置に表示させた状態のまま、移動
先情報が入力装置から指定されるのを待ち受けることを
特徴とする。
【0018】ここで、図形処理装置は、入力装置から
個の形状要素が指定されたとき、その形状要素を含む形
状に係る全ての形状要素を図形記憶装置に記憶されてい
る形状補助データから求めて編集対象に設定し、上述し
たようなスイープ方向基準軸の表示を伴う編集処理を実
行することが好ましい。
【0019】
【作用】第1の本発明は、少なくとも1個以上の形状要
素を移動又は移動コピーする場合において、移動方向を
視認できて移動先を正確に指定できるように、移動元の
移動基準点が指定された後に、この移動基準点を通る移
動方向に延びる移動基準軸の指定を促し、指定された移
動基準軸を表示させた状態で、移動基準点の指定された
移動先情報を取り込むようにした。
【0020】また、第2の本発明は、少なくとも1個以
上の形状要素を回転又は回転コピーする場合において、
回転中心軸を視認できて回転操作が正確に実行できるよ
うに、回転対象の形状要素情報を取り込んだ後に、回転
中心である回転基準軸の指定を促し、指定された回転基
準軸を表示させた状態で、回転量情報を取り込むことと
した。
【0021】第1又は第2の本発明において、編集対象
の形状に含まれる形状要素毎に編集処理を実行すること
は繁雑であるので、形状と、その形状を構成する各形状
要素とを関係付けてデータを格納しておき、1個の形状
要素が指定されたときにその形状要素を含む形状の全て
の形状要素を編集対象とすることが好ましい。
【0022】第3の本発明は、少なくとも1個以上の形
状要素を伸ばしたり縮めたりするスイープを行なう場合
において、スイープ方向を視認できてスイープ先を正確
に指定できるように、スイープ処理の基準点が指定され
た後に、このスイープ基準点を通るスイープ方向に延び
るスイープ方向基準軸を決定し、決定したスイープ方向
基準軸を表示させた状態で、スイープ先の位置情報を取
り込むようにした。
【0023】ここで、スイープ対象の形状に含まれる形
状要素毎にスイープ処理を実行することは繁雑であるの
で、形状と、その形状を構成する各形状要素とを関係付
けてデータを格納しておき、1個の形状要素が指定され
たときにその形状要素に係る複数の形状要素をスイープ
処理対象とし、上述したようなスイープ方向基準軸の表
示を伴う編集処理を実行することが好ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳述する。
【0025】(A)全体構成 図3は、この実施例に係るCADシステムを形状編集機
能を中心として示した機能ブロック図である。なお、C
ADシステムの実際の構成は、図形出力装置をも有する
一般のコンピュータシステムの構成と同様である。
【0026】図3において、このCADシステム10
は、入力装置11と、図形表示装置12と、図形処理装
置13と、図形記憶装置14とから構成されている。
【0027】入力装置11は、例えば、マウスやキーボ
ードを備えたものであり、オペレータが操作して指示し
た情報、すなわち、処理モードや形状要素(線分・円弧
・円等)や図形座標(数値・位置)等の情報を取り込ん
で図形処理装置13に与えるものである。
【0028】図形表示装置12は、例えばCRTディス
プレイからなり、図形処理装置13の制御下で図形処理
装置13から与えられる形状図形やオペレータに対する
メッセージ等を表示するものである。
【0029】図形処理装置13は、入力装置11から与
えられた情報に基づいて形状を編集するものであり、ま
た、図形表示装置12に形状図形やその他の情報を表示
させるように制御するものであり、さらに、後述する形
状データ本体や形状補助データを図形記憶装置14に記
憶させたり、図形記憶装置14から取り出したりするも
のである。
【0030】図形記憶装置14は、例えばディスク装置
で構成されている。図形記憶装置14は、この実施例の
場合、形状データ本体を格納する形状データ本体格納部
41と、この形状データ本体と関係する、形状データ本
体の編集時に利用する形状補助データを格納する形状補
助データ(パラメトリックデータ)格納部42とからな
る。
【0031】形状データ本体は、例えば上述の図2に示
す定義例に従った各形状要素毎のデータであって、各形
状要素についての識別情報や属性情報も付与されてい
る。形状補助データ(パラメトリックデータ)は、各形
状要素の結び付きの関係を表す要素関係データ(面定義
データやブロック定義データ等)と、各形状要素の共通
性を表すパラメータデータとである。
【0032】図4は、形状データ本体及び形状補助デー
タの内の要素関係データの説明図である。
【0033】図4(A)は、形状(面)の一例の説明図
であり、この形状を構成する形状要素にはその種類を表
すと共に他の形状要素と識別できる情報(例えばLIN
E1)が付与されており、また、上述した図2の定義に
従う座標が明らかにされている。この形状(面)の場
合、形状データ本体たる形状要素テーブルの内容は、図
4(B)に示すように、形状要素の識別情報と座標との
組でなる。なお、各形状要素は、ある基準点を原点とし
た座標で表わされている。要素関係データはリレーショ
ナルデータ構造による階層構造となっている。すなわ
ち、図4(D)のブロック定義テーブルに示すように、
形状(BODY)の下層にその形状を構成する面(FA
CE)が関係付けられており、また、図4(C)の面定
義テーブルに示すように、面の下層にその面を構成する
直線(LINE)や円(CIRCLE)等の形状要素が
関係付けられている。従って、ある1個の形状要素の指
定からその形状要素を含む形状の全形状要素の情報を取
り出すことができるようになっている。
【0034】なお、パラメータデータ(図示は省略して
いる)は、例えば平行に延びる同一の長さの直線群に同
一のパラメータを付与したり、半径及び弧の長さが等し
い円弧群に同一のパラメータを付与したりしたものであ
る。詳細には、要素種別やその長さ情報をパラメータ識
別情報と共に表現したものである。例えば、直方体であ
れば、パラメータは3種類となる。従って、このパラメ
ータデータは、形状要素のグループ化情報にもなってい
る。
【0035】図形処理装置13は、詳細には以下の各部
より構成されている。当該図形処理装置13と接続する
入力装置11、図形表示装置12及び図形記憶装置14
のそれぞれを制御する入力取込部31と、表示制御部3
2と、記憶制御部33とを備えている。このような外部
装置の制御構成に加えて形状の編集のために、形状要素
編集処理部34と、パラメトリック形状編集処理部35
とを備えている。形状要素編集処理部34は、形状要素
毎の移動や回転やスイープ等を行なうものである。パラ
メトリック形状編集処理部35は、形状補助データをも
利用して形状全体の移動や回転やスイープ等を行なうも
のである。なお、これら編集処理部34、35は、編集
処理に供する形状要素データ等をバッファリングするメ
モリや表示座標系での形状要素データ等をバッファリン
グするメモリを内蔵している。
【0036】(B)編集処理 以下、パラメトリック形状編集処理部35が実行する移
動(移動コピーを含む)、回転(回転コピーを含む)、
スイープと、形状要素編集処理部34が実行するスイー
プについて説明する。なお、上述したように実際上、パ
ラメトリック形状編集処理部35や形状要素編集処理部
34はCPU及び主記憶装置が該当し、形状編集時には
図形記憶装置14から主記憶装置に形状データ本体や形
状補助データが転送されており、この主記憶装置上に転
送された形状データ本体や形状補助データを用いて形状
編集処理を実行する。また、形状を図形表示装置12に
表示するので、実際の大きさ等を表す形状データの他に
表示座標系での形状データ(座標)をパラメトリック形
状編集処理部35や形状要素編集処理部34は管理して
いる。
【0037】従って、パラメトリック形状編集処理部3
5や形状要素編集処理部34による編集時には、表示座
標系(2次元座標系)でのデータを格納しているバッフ
ァメモリと、形状の定義座標系でのデータ(形状データ
本体)やその属性等を格納しているバッファメモリと、
上述した形状補助データについての座標系でのデータを
格納しているバッファメモリとが図形処理装置13内で
有効に機能している。
【0038】以下では、座標指定を表示座標系で行なっ
ているとして説明する。
【0039】(B-1 )移動処理及び移動コピー処理 まず、パラメトリック形状編集処理部35が実行する移
動処理について説明する。
【0040】図1は、かかる移動処理を示すフローチャ
ートである。また、図5〜図8はこの移動処理について
の表示画像内容の説明図である。
【0041】対象とする形状が含まれている画像が図形
表示装置12に表示されている状態において、パラメト
リック形状編集処理部35は、対象形状に含まれている
いずれかの形状要素の指定を促すメッセージを表示し、
これに応じてオペレータが入力装置11を用いて指定し
た形状要素を取込み、上述した要素関係データに基づい
て指定形状要素を含む形状の全ての形状要素を認識し、
認識した形状要素を他の形状要素と区別して表示させる
(ステップ100)。
【0042】なお、この際の指定方法としては、キーボ
ードを用いた要素識別情報の入力によっても、また、キ
ーボードやマウス等を用いた要素上の座標の入力によっ
ても良い。要素識別情報の入力による場合は、形状デー
タ本体に係るバッファメモリを参照して形状の定義座標
系での座標値を得て表示座標系での座標値を変換して得
る必要がある。
【0043】また、かかる処理の際には、認識した形状
要素を、編集対象要素テーブルにセットすることも行わ
れている。
【0044】例えば、2次元CADシステムにおいて、
図5に示す形状F1を移動する場合に、形状要素E1が
指定されると、この形状F1の要素関係データに基づい
て全ての要素E1〜E5が移動対象の要素として認識さ
れる。同様に、3次元CADシステムにおいて、図6に
示す形状F2を移動する場合に、形状要素E10が指定
されると、この形状F2の要素関係データに基づいて全
ての要素E10〜E24が移動対象の要素として認識さ
れる。
【0045】このような形状要素の指定処理(認識処
理)が終了すると、パラメトリック形状編集処理部35
は、対象形状上のいずれかの点(移動基準点)の指定を
促すメッセージを表示し、これに応じてオペレータが入
力装置11を用いて指定した移動基準点を取込んで認識
し、認識した移動基準点をオペレータに視認させるべく
表示させる(ステップ101)。
【0046】なお、この際の指定方法としては、キーボ
ードやマウス等を用いた座標入力による。また、形状補
助データにおける原点を選択させるようにすることも可
能である。
【0047】かかる処理の際には、認識した移動基準点
を含む形状要素を抽出してマークしておくことも行われ
ている。
【0048】実際上、移動基準点として形状要素の端点
が指定されることが多い。図5は、形状要素E3及びE
4に共通の端点P1が指定された場合を示しており、形
状要素E3及びE4がマークされる。図6は、形状要素
E18、E19及びE24に共通の端点P2が指定され
た場合を示しており、形状要素E18、E19及びE2
4がマークされる。
【0049】このような移動基準点の指定処理(認識処
理)が終了すると、パラメトリック形状編集処理部35
は、移動方向の指定を促すメッセージと移動基準軸とを
表示し、これに応じてオペレータが入力装置11を用い
て指定した移動基準軸を取込んで認識し、認識した移動
基準軸を固定表示させる(ステップ102)。
【0050】例えば、最初に移動基準点を通ってx方向
に延びる移動基準軸を表示してこの軸で良いか否かをオ
ペレータに確認し、違う場合には次に移動基準点を通っ
てy方向に延びる移動基準軸を表示してこの軸で良いか
否かをオペレータに確認し、以下同様にして移動基準点
を通る候補の移動基準軸を変えていきながら指示された
移動基準軸を取り込む。候補の移動基準軸の変更順序
は、x方向、y方向、z方向(3次元CADシステムの
場合)、上述でマークした形状要素の内の直線要素の延
長方向の順である。
【0051】従って、移動基準点の指定の仕方によって
は、同一の形状を移動対象としている場合であっても、
候補の移動基準軸の個数や位置が異なるものとなる。
【0052】2次元CADシステム(3次元CADシス
テムでも2次元状態で移動処理を行なう場合を含む)に
おいて、図7に示す形状F3に対し、点Aが移動基準点
と指定された場合は、移動基準軸の候補は軸Xa及びY
aとなり、Xa及びYaの順に候補が変化する(なお、
軸Yaを表示した状態で選択されない場合には軸Xaの
表示に戻る)。他方、図7に示す形状F3に対し、点B
が移動基準点と指定された場合は、移動基準軸の候補は
軸Xb、Yb及びAbとなり、Xb、Yb及びAbの順
に候補が変化する。また、3次元CADシステムにおい
て、図8に示す形状F4に対し、点Cが移動基準点と指
定された場合は、移動基準軸の候補は軸Xc、Yc及び
Zcとなり、この順に候補が変化する。他方、図8に示
す形状F4に対し、点Dが移動基準点と指定された場合
は、移動基準軸の候補は軸Xd、Yd、Zd及びAdと
なり、この順に候補が変化する。
【0053】上述した図5及び図6は共に、x方向の移
動基準軸が指定された場合を示している。
【0054】このような移動基準軸の指定処理(認識処
理)が終了すると、パラメトリック形状編集処理部35
は、移動基準点の移動先座標の指定を促すメッセージを
表示し、これに応じてオペレータが入力装置11を用い
て指定した移動先座標を取込む(ステップ103)。な
お、この際にも移動基準軸は固定表示されている。
【0055】この指定方法として、キーボードによる表
示座標系での座標入力や形状補助データでの座標系での
座標入力も可能となされているが、マウスによる指定が
有効である。すなわち、マウスの移動に応じて移動基準
軸上でカーソルを移動させ、そのクリックによって移動
先座標を取り込むのが有効である。実際上、オペレータ
が演算や目測等によって移動先の座標値を得るよりは、
他の形状との位置関係から表示上で移動先の位置を求め
ることが簡単である。
【0056】上述した図5は移動先座標として点P1A
が指定された場合を示しており、上述した図6は移動先
座標として点P2Aが指定された場合を示している。
【0057】このようにして移動先座標が指定される
と、この移動基準点の座標と移動先座標との差から移動
量情報を算出した後、ステップ100において編集対象
要素テーブルにセットした全ての形状要素に対する移動
先座標を算出して、編集要素テーブルや各種バッファメ
モリのメモリ内容を更新させると共に移動先形状を表示
させる(ステップ104)。なお、移動前の形状は継続
して表示されている。
【0058】なお、この実施例の場合、この段階で算出
される移動先座標は表示座標系における座標値、及び形
状データ本体や形状補助データにおける座標系での座標
値の双方であるが、この段階では図形記憶装置14には
格納されない。
【0059】この処理によって、図5の場合には移動形
状F1Aが表示され、図6の場合には移動形状F2Aが
表示される。
【0060】この後、パラメトリック編集処理部35
は、他の軸方向に移動するか否かをオペレータに質問す
る(ステップ105)。
【0061】他の軸方向への移動が指示されると、上述
のステップ102に戻る。図5は、さらにy軸方向への
移動処理も指示された場合を示しており、最終的な移動
形状は形状F1Bとなっている。
【0062】このようにしてオペレータが指示した軸方
向への移動を少なくとも1回以上実行しオペレータがも
はや移動方向がない旨を指示すると、形状要素や移動基
準軸等の表示を消去した後、図形記憶装置14に移動先
形状を格納するか否かをオペレータに確認させ、格納指
示が与えられた場合に図形記憶装置14に対する格納動
作を実行し、格納指示が与えられない場合には格納する
ことなく一連の処理を終了する(ステップ106、10
7)。
【0063】このようにして、1個の形状要素の指定に
よりその形状要素を含む形状全体の移動を実行すること
ができ、しかも移動基準軸の表示によって移動先を容易
にオペレータが指示できるようにすることができる。
【0064】なお、上述した移動処理と、移動前の形状
及び移動後の形状の双方を記憶状態とする移動コピー処
理とはほぼ同様な処理であり、図形処理装置13内のバ
ッファメモリ及び図形記憶装置14に格納するメモリエ
リアが異なるだけである。そのため、移動コピー処理に
ついてはその詳細説明は省略する。
【0065】図9は、移動処理と移動コピー処理とでの
メモリエリアの相違を示す説明図である。この図9
(A)に示すように、移動処理の場合、移動元形状のデ
ータが格納されていたメモリエリアに移動先形状のデー
タが格納されるのに対して、図9(B)に示すように、
移動コピー処理の場合、移動元形状のデータをそのまま
残して移動先形状のデータを別個のメモリエリアに格納
する。
【0066】(B-2 )回転処理及び回転コピー処理 次に、パラメトリック形状編集処理部35が実行する回
転処理について説明する。
【0067】図10は、かかる回転処理を示すフローチ
ャートである。また、図11及び図12はこの回転処理
についての表示画像内容の説明図である。
【0068】対象とする形状が含まれている画像が図形
表示装置12に表示されている状態において、パラメト
リック形状編集処理部35は、対象形状に含まれている
いずれかの形状要素の指定を促すメッセージを表示し、
これに応じてオペレータが入力装置11を用いて指定し
た形状要素を取込み、上述した要素関係データに基づい
て指定形状要素を含む形状の全ての形状要素を認識し、
認識した形状要素を他の形状要素と区別して表示させる
(ステップ200)。
【0069】かかる処理の際には、認識した形状要素
を、編集対象要素テーブルにセットすることも行われて
いる。
【0070】例えば、2次元CADシステムにおいて、
図11に示す形状F5を回転する場合に、形状要素E3
1が指定されると、この形状F5の要素関係データに基
づいて全ての要素E31〜E36が回転対象の要素とし
て認識される。同様に、3次元CADシステムにおい
て、図12に示す形状F6を回転する場合に、形状要素
E41が指定されると、この形状F6の要素関係データ
に基づいて全ての要素E41〜E52が回転対象の要素
として認識される。
【0071】このような形状要素の指定処理(認識処
理)が終了すると、パラメトリック形状編集処理部35
は、回転基準を任意に設定するか標準のものを用いるか
をメッセージを表示してオペレータに質問する(ステッ
プ201)。
【0072】任意設定するという指示が得られると、対
象形状上のいずれかの点(回転基準点)の指定を促すメ
ッセージを表示し、これに応じてオペレータが入力装置
11を用いて指定した回転基準点を取込んで認識し、認
識した移動基準点をオペレータに視認させるべく表示さ
せる(ステップ202)。なお、この際の指定方法とし
ては、キーボードやマウスを用いた座標入力による。ま
た、形状補助データにおける原点を選択させるようにす
ることも可能である。
【0073】かかる処理の際には、認識した回転基準点
を含む形状要素を抽出してマークしておくことも行われ
ている。
【0074】実際上、任意設定における回転基準点とし
て形状要素の端点が指定されることが多い。図11は、
形状要素E35及びE36に共通の端点P3が指定され
た場合を示しており、形状要素E35及びE36がマー
クされる。図12は、形状要素E41、E44及びE4
5に共通の端点P4が指定された場合を示しており、形
状要素E41、E44及びE45がマークされる。
【0075】このような回転基準点の指定処理(認識処
理)が終了すると、パラメトリック形状編集処理部35
は、回転基準軸の指定を促すメッセージと回転基準軸の
候補とを表示し、これに応じてオペレータが入力装置1
1を用いて指定した回転基準軸を取込んで認識し、認識
した回転基準軸を固定表示させる(ステップ203)。
【0076】例えば、最初に回転基準点を通ってx方向
に延びる回転基準軸を表示してこの軸で良いか否かをオ
ペレータに確認し、違う場合には次に回転基準点を通っ
てy方向に延びる回転基準軸を表示してこの軸で良いか
否かをオペレータに確認し、以下同様にして回転基準点
を通る候補の回転基準軸を変えていきながら指示された
回転基準軸を取り込む。候補の回転基準軸の変更順序
は、x方向、y方向、z方向(2次元CADシステムの
場合も含む)、上述でマークした形状要素の内の直線要
素の延長方向の順である。
【0077】他方、ステップ201に処理における質問
に対してオペレータが標準設定を指示した場合には、表
示座標系における原点を通る候補の回転基準軸を順次表
示して指示を促し、指示された回転基準軸を取り込む
(ステップ204)。この場合の候補の回転基準軸の変
更順序は、原点を通るx方向、y方向、z方向の順であ
る。
【0078】上述した図11は回転基準点P3を通るz
方向(図面の垂直方向)の回転基準軸が指定された場合
を示しており、上述した図12は回転基準点P4を通る
x方向の回転基準軸が指定された場合を示している。
【0079】このような回転基準軸の指定処理(認識処
理)が終了すると、パラメトリック形状編集処理部35
は、所定の回転方向(例えば回転基準軸を中心とした反
時計回り)についての回転角度の指定を促すメッセージ
を表示し、これに応じてオペレータが入力装置11を用
いて指定した回転角度を取込む(ステップ205)。な
お、この際にも回転基準軸は固定表示されている。
【0080】上述した図11は回転角度として角θ1が
指定された場合を示しており、上述した図12は回転角
度として角θ2が指定された場合を示している。
【0081】このようにして回転角度が指定されると、
ステップ200において編集対象要素テーブルにセット
した全ての形状要素に対する回転先座標を算出して、編
集対象要素テーブルや各種バッファメモリのメモリ内容
を更新させると共に回転形状を表示させる(ステップ2
06)。
【0082】なお、この実施例の場合、この段階で算出
される回転座標は表示座標系における座標値、及び形状
データ本体や形状補助データにおける座標系での座標値
の双方であるが、この段階では図形記憶装置14には格
納されない。
【0083】この処理によって、図11の場合には回転
後形状F5Aが表示され、図12の場合には回転後形状
F6Aが表示される。
【0084】この後、パラメトリック編集処理部35
は、他の回転基準軸を中心とした回転を行なうか否かを
オペレータに質問する(ステップ207)。
【0085】他の軸方向に対しても回転するという指示
が与えられると、上述のステップ201に戻る。なお、
図11及び図12は、1個の回転基準軸を中心とした回
転が指示された場合を示している。
【0086】このようにしてオペレータが指示した回転
基準軸を中心とした回転を少なくとも1回以上実行し、
新たな回転方向がない旨が指示されると、形状要素や軸
の表示を消去した後、図形記憶装置14に回転形状を格
納するか否かをオペレータに確認させ、格納指示が与え
られた場合に図形記憶装置14に対する格納動作を実行
し、他方、格納指示が与えられない場合には格納するこ
となく一連の処理を終了する(ステップ208、20
9)。
【0087】このようにして、1個の形状要素の指定に
よりその形状要素を含む形状全体の回転を実行すること
ができ、しかも回転基準軸の表示によって回転中心を明
確に視認させることができる。
【0088】なお、上述した回転処理と、回転前の形状
及び回転後の形状の双方を記憶状態とする回転コピー処
理とはほぼ同様な処理であり、図形処理装置13内のバ
ッファメモリ及び図形記憶装置14に格納するメモリエ
リアが異なるだけである。そのため、回転コピー処理に
ついてはその詳細な説明は省略する(図9参照)。
【0089】(B-3 )スイープ処理 スイープ処理を説明する前に、まず、スイープ編集によ
る形状変化を説明する。図13は、スイープ処理前後の
図形形状を示すものである。図13(A)は、処理前の
図形形状を示したものであり、この例は直方体の例であ
る。スイープ処理としては、スイープ方向が指示された
ときにその方向と平行な同一パラメータ(長さが共通)
を有する全ての形状要素を引き伸ばしたり縮めたりする
パラメトリック形状編集処理部35が行なうスイープ
(以下、パラメトリックスイープと呼ぶ)と、スイープ
方向が指示されたときにその方向と平行なある形状要素
を引き伸ばしたり縮めたりする形状要素編集処理部34
が行なうスイープ(以下、個別スイープと呼ぶ)とがあ
る。図13(B)は、パラメトリックスイープの処理後
の図形形状を示すものである。この例では、スイープ方
向としてz方向が指示され、z方向の全ての直線E61
〜E64がその方向に長さD2−D1だけ引き伸ばされ
ている。図13(C)は、個別スイープの処理後の図形
形状を示すものである。この例では、スイープ方向とし
てz方向が指示され、直線E61及びE62について個
別に長さD2−D1だけ引き伸ばされている。
【0090】次に、パラメトリック形状編集処理部35
が行なうパラメトリックスイープ処理を図14のフロー
チャート及び図15のスイープ説明図を参照しながら説
明する。
【0091】入力装置11からパラメトリックスイープ
処理が指定されると、図14に示す処理を開始する。そ
してまず、対象とする形状が含まれている画像が図形表
示装置12に表示されている状態において、パラメトリ
ック形状編集処理部35は、対象形状に含まれているい
ずれかの形状要素の指定を促すメッセージを表示し、こ
れに応じてオペレータが入力装置11を用いて指定した
形状要素を取込み、上述した要素関係データに基づいて
指定形状要素を含む形状の全ての形状要素を認識し、認
識した形状要素を他の形状要素と区別して表示させる
(ステップ300)。かかる処理の際には、認識した全
ての形状要素を、編集対象要素テーブルにセットするこ
とも行われている。
【0092】次に、指定された形状要素を含むいずれか
の面の指定を促すメッセージを表示し、これに応じてオ
ペレータが入力装置11を用いて指定した面を取込み、
この面と交差する、いずれかの形状要素と平行なスイー
プ方向基準軸を決定して表示させる(ステップ301、
302)。例えば、指定された形状要素を含む面を表示
してはこの面を指定するか否かを質問して指定された面
を取込むようにする。また、指定された面を構成する1
個の形状要素の中心点を始点としてスイープ方向基準軸
を表示する。
【0093】ここで、この面指定は、スイープによって
長さを変更するパラメータデータが同一の(長さが共通
な)複数の形状要素を指定したことを意味し、また、こ
れら形状要素の長さ変更によってその方向に位置が変更
される対向する面を指定したことを意味する。
【0094】例えば、図15(A)に示す直方体形状が
スイープ対象形状F7であって、形状要素(直線)E7
1が指定された場合には、この形状要素E71を含む面
S1又はS6の指定を促す。面S1が指定された場合に
は、例えば、図15(B)に示すように、この面S1を
構成する形状要素E74の中心P5を端点とする、しか
もこの面S1と交差する形状要素E75〜E78と平行
なスイープ方向基準線を表示する。ここで、形状要素E
75〜E78がスイープによって長さが変更される形状
要素となり、面S2が位置が変更される面となる。
【0095】次に、パラメトリック形状編集処理部35
は、スイープ先の位置の指定を促すメッセージを表示
し、これに応じてオペレータが入力装置11を用いて指
定したスイープ先の位置を取込む(ステップ303)。
なお、この際にもスイープ方向基準軸は固定表示されて
いる。この指定方法として、キーボードによる表示座標
系での座標入力や形状補助データでの座標系での座標入
力も可能となされているが、マウスによる指定が有効で
ある。すなわち、マウスの移動に応じてスイープ方向基
準軸上でカーソルを移動させ、そのクリックによってス
イープ先の位置を取り込むのが有効である。実際上、オ
ペレータが演算や目測等によってスイープ位置の座標値
を得るよりは、他の形状との位置関係から表示上でスイ
ープ位置を求めることが簡単である。
【0096】このようにしてスイープ先の位置が指定さ
れると、この位置の座標とスイープ方向基準線の基準点
との差から移動量情報を算出した後、ステップ300に
おいて編集対象要素テーブルにセットした全ての形状要
素に対する変更座標を算出して、編集要素テーブルや各
種バッファメモリのメモリ内容を更新させると共にスイ
ープ形状をも元の形状と共に表示させる(ステップ30
4)。
【0097】かかる処理を詳述すると、スイープ先の位
置の座標とスイープ方向基準線の基準点との差を、スイ
ープ方向基準線に平行な形状要素の長さ(新たなパラメ
ータデータ)として捕らえ、これら形状要素の一端の座
標をこの長さによって更新すると共に、この一端を端部
とする形状要素の座標も変更する。例えば、図15
(C)に示すように、スイープ先の位置として点P6が
指定されると、点P5及びP6間の長さDSを検出し、
形状要素E75〜E78の面S2に交差する端点の座標
をこれに応じて変更し、また、形状要素E75〜E78
についてのパラメータデータもこれに応じて変更し、さ
らに、面S2を構成する全ての形状要素E79〜E82
の端点座標もこれに応じて変更する。これによりスイー
プ後の形状F7Aが表示される。
【0098】このようなスイープ前後の形状及びスイー
プ方向基準線を表示させている状態で、新たなスイープ
形状で良いか否かを質問し、すなわち、図形記憶装置1
4に格納させるか否かを質問し、否定結果を得た場合に
は上述したステップ303のスイープ位置の指定処理に
戻り、肯定結果を得た場合には図形記憶装置14に対す
る格納動作を実行する(ステップ305、306)。な
お、この場合には、面定義テーブル及びブロック定義テ
ーブルを変更することなく、形状要素テーブルに対する
格納動作を実行する(図4参照)。すなわち、スイープ
処理によっては形状要素の端点座標等が変化されるだけ
であり、面を構成する形状要素の種類やブロックを構成
する面の種類が変更されることはない。従って、これら
の形状要素を格納するメモリエリアは、新たなメモリエ
リアではなく、今までデータを格納していたエリアとな
る。
【0099】このようにして少ない指定操作によって、
パラメータデータが同一の形状要素の長さを同時に変更
することができ、それら形状要素と交差する面に含まれ
る形状要素の端点座標を変更することができる。
【0100】なお、3次元CADシステムで実際にスイ
ープ処理した際の形状の表示変化を図16(A)〜
(C)に示す。
【0101】次に、形状要素編集処理部34が行なう個
別スイープ処理を、図17のフローチャート及び図18
のスイープ説明図を用いて説明する。
【0102】入力装置11から個別スイープ処理が指定
されると、図17に示す処理を開始する。そしてまず、
対象とする形状が含まれている画像が図形表示装置12
に表示されている状態において、形状要素編集処理部3
4は、対象形状に含まれているいずれかの形状要素の指
定を促すメッセージを表示し、これに応じてオペレータ
が入力装置11を用いて指定した形状要素を取込み、上
述した要素関係データに基づいて指定形状要素を含む形
状の全ての形状要素を認識し、認識した形状要素を他の
形状要素と区別して表示させる(ステップ400)。か
かる処理の際には、認識した全ての形状要素を、編集対
象要素テーブルにセットすることも行われている。な
お、パラメトリックスイープ処理とは異なって個別スイ
ープ処理では、指定された形状要素自体がスイープされ
るものである(長さが変更されるものである)。
【0103】次に、スイープ基準点の指定を促すメッセ
ージを表示し、これに応じてオペレータが入力装置11
を用いて指定したスイープ基準点を取込み、このスイー
プ基準点に応じたスイープ方向基準軸を決定して表示さ
せる(ステップ401、402)。例えば、指定された
形状要素の一方の端点、他方の端点又は中心点を表示し
てはこの点を指定するか否かを質問して指定された基準
点を取込むようにする。ここで、形状要素の端点がスイ
ープ基準点として指定された場合には、この指定された
端点から他方の端点に向かうしかもその端点を越えてス
イープが可能な位置まで伸びるスイープ方向基準軸を表
示する。また、形状要素の中心点がスイープ基準点とし
て指定された場合には、この指定された中心点から両端
点に向かうしかもその両端点を越えてスイープが可能な
位置まで伸びるスイープ方向基準軸を表示する。
【0104】例えば、図18(A)に示す直方体形状F
8がスイープ対象形状であって、形状要素(直線)E9
1が指定された場合には、この形状要素E91の両端点
及び中心点からスイープ基準点を選択させる。一方の端
点P7が指定された場合には図18(B1)に示すよう
にスイープ方向基準軸を表示し、他方の端点P8が指定
された場合には図18(B2)に示すようにスイープ方
向基準軸を表示し、中心点P9が指示された場合には図
18(B3)に示すようにスイープ方向基準軸を表示す
る。
【0105】次に、形状要素編集処理部34は、スイー
プ先の位置の指定を促すメッセージを表示し、これに応
じてオペレータが入力装置11を用いて指定したスイー
プ位置を取込む(ステップ403)。なお、この際にも
スイープ方向基準軸は固定表示されている。この指定方
法として、キーボードによる表示座標系での座標入力や
形状補助データでの座標系での座標入力も可能となされ
ているが、この場合にもマウスによる指定が有効であ
る。すなわち、マウスの移動に応じてスイープ方向基準
軸上でカーソルを移動させ、そのクリックによってスイ
ープ位置を取り込むのが有効である。なお、形状要素の
中心点が基準点として指定された場合には、基準点を挾
んだ両側のスイープ先の位置を取込む。
【0106】このようにしてスイープ先の位置が指定さ
れると、このスイープ先の位置の座標を指定された形状
要素の端点とすると共に、この指定された形状要素の端
点を一方の端点とする他の形状要素の端点座標を変更し
て編集要素テーブルや各種バッファメモリのメモリ内容
を更新させると共にスイープ形状を元の形状と共に表示
させる(ステップ404)。また、この座標変更に応じ
てパラメータデータをも更新する。
【0107】例えば、図18(C1)に示すように、一
方の端点P7が基準点として指定された場合においてス
イープ先の位置として点P10が指定されると、点P1
0の座標をその形状要素E91の基準点P7ではない側
の端点座標とすると共にこれに応じてパラメータデータ
を更新する。例えば、この形状要素E91には、今まで
同一のパラメータデータが付与されていた形状要素とは
別個の新たなパラメータデータが付与されることにな
る。また、例えば、図18(C2)に示すように、中心
点P9が基準点として指定された場合においてスイープ
先の位置として点P11及びP12が指定されると、点
P11及びP12の座標をその形状要素の端点座標とす
ると共にこれに応じてパラメータデータを更新する。
【0108】このようなスイープ前後の形状及びスイー
プ方向基準線を表示させている状態で、次には、他に個
別スイープ処理する形状要素があるか否かを質問する
(ステップ405)。ある場合には上述したステップ4
00に戻り、ない場合には新たなスイープ形状を図形記
憶装置14に格納させるか否かを質問する(ステップ4
06)。否定結果を得た場合には一連の処理を直ちに終
了し、他方、肯定結果を得た場合には図形記憶装置14
に対する格納動作を実行する(ステップ407)。な
お、この場合にも、面定義テーブル及びブロック定義テ
ーブルを変更することなく、形状要素テーブルに対する
格納動作を実行する。すなわち、スイープ処理によって
は形状要素の端点座標等が変化されるだけであり、面を
構成する形状要素の種類やブロックを構成する面の種類
が変更されることはない。従って、これらの形状要素を
格納するメモリエリアは、新たなメモリエリアではな
く、今までデータを格納していたエリアとなる。
【0109】このようにして少ない指定操作によって、
個別の形状要素の長さをスイープによって変更すること
ができ、この形状要素と交差する形状要素の端点座標を
変更することができる。
【0110】図18(D)は、2個の形状要素E91及
びE92ついて同一方向に同一量ずつ個別にスイープさ
せた後の形状F8Aを示すものである。
【0111】このようにして、個別スイープの場合も、
スイープ方向基準軸の表示によってスイープ位置を容易
にオペレータが指示できるようにすることができる。
【0112】(C)実施例の効果 上述の実施例によれば、以下の効果を得ることができ
る。
【0113】移動処理及び移動コピー処理において、移
動方向を指示する移動基準軸を表示してオペレータに移
動先を指示させるようにしたので、従来に比べて移動先
の指示がし易いものとなると共に移動先の指定ミスが減
少し、操作をやり直すようなことを防止することができ
る。その結果、移動処理時間も短くなる。
【0114】また、回転処理及び回転コピー処理におい
て、回転中心軸たる回転基準軸を表示させるようにした
ので、オペレータが回転中心を視認できて回転方向を確
認することができ、誤った回転処理を実行することを従
来より格段的に少なくさせることができる。その結果、
回転処理時間も短くなる。
【0115】さらに、スイープ処理において、スイープ
方向基準軸を表示させてスイープ位置をオペレータに指
示させるようにしたので、従来に比べてスイープ位置の
指示がし易いものとなると共にスイープ位置の指定ミス
が減少し、操作をやり直すようなことを防止することが
できる。その結果、スイープ処理時間も短くなる。
【0116】上述の実施例によれば、個別スイープ処理
を除き、形状要素を逐一指定することなく、1個の形状
要素の指定によって複数の形状要素に対する編集処理を
実行するようにしたので、操作回数が従来より減少し、
操作ミスも少なくなって操作性及び編集時間を高めるこ
とができる。上述した移動基準軸や回転基準軸やスイー
プ方向基準軸の表示効果をも合わせると、非常に操作性
及び編集時間が良好なものとなる。
【0117】(D)他の実施例 上述の実施例において移動処理及び回転処理について
は、パラメトリック編集処理部35が実行する1個の形
状要素の指定による形状全体の編集処理の場合に、移動
基準軸や回転基準軸を表示するものを示したが、形状要
素編集処理部34が実行する形状要素毎の編集の際にも
移動基準軸や回転基準軸を表示するようにしても良い。
【0118】図19は、このような形状要素毎の移動の
場合に移動基準軸を表示した状態を示している。
【0119】上述の実施例においては、各種の座標指定
を表示座標系又は形状補助データの座標系で行なうもの
を示したが、これに代え又はこれに加えて、形状データ
の定義座標系で指定できるようにしても良い。
【0120】上述の実施例の説明では、基本的な編集処
理の流れについて説明したが、各処理段階で指定の取消
しや、表示画面の拡大、縮小や、表示画面の表示位置の
移動や、表示画面の回転や、各形状要素に付加された情
報(要素識別番号等)の参照等を実行することができる
ようになされている。
【0121】また、上述の実施例においては、移動基準
軸や回転基準軸については初期設定値(デフォルト値)
を示すものを述べたが、形状要素の指定や、移動基準点
や回転基準点の指定や、移動先や回転角の指定に対して
も初期設定値を表示させるようにしても良い。
【0122】さらに、上述の実施例においては、図形記
憶装置14から形状データを図形処理装置13にロード
して編集処理するものを示したが、図形記憶装置14に
その都度アクセスするものであっても良い。
【0123】また、パラメトリック編集処理部35を、
図形処理装置13の外部装置として設けるようにしても
良い。
【0124】さらにまた、パラメトリックスイープ処理
において長さが変更される同一パラメータに係る複数の
形状要素の指定を面指定で行なうものを示したが、ある
形状要素を指定することでその形状要素と同一のパラメ
ータを有する複数の形状要素を指定することとしても良
い。
【0125】
【発明の効果】以上のように、請求項1の本発明によれ
ば、移動処理及び移動コピー処理において、移動方向を
指示する移動基準軸を表示してオペレータに移動先を指
示させるようにしたので、従来に比べて移動先の指示が
し易いものとなると共に移動先の指定ミスが減少し、操
作性及び移動処理時間を向上させることができる。
【0126】また、請求項2の本発明によれば、回転処
理及び回転コピー処理において、回転中心軸たる回転基
準軸を表示させるようにしたので、オペレータが回転中
心を視認できて回転方向を確認することができ、誤った
回転処理を実行することを従来より格段的に少なくさせ
ることができ、操作性及び回転処理時間を向上させるこ
とができる。
【0127】さらに、請求項3の本発明によれば、形状
要素を逐一指定することなく、1個の形状要素の指定に
よってその形状要素を含め形状全体の形状要素に対する
編集処理を実行するようにしたので、操作回数が従来よ
り減少し、操作ミスも少なくなって操作性及び編集処理
時間を向上させることができる。
【0128】また、請求項4の本発明によれば、少なく
とも1個以上の形状要素を伸ばしたり縮めたりするスイ
ープ処理において、スイープ基準点を通るスイープ方向
に延びるスイープ方向基準軸を表示させてスイープ先を
指定させるようにしたので、従来に比べてスイープ先の
指示がし易いものとなると共にスイープ先の指定ミスが
減少し、操作性及び移動処理時間を向上させることがで
きる。
【0129】さらに、請求項5の本発明によれば、形状
要素を逐一指定することなく、1個の形状要素の指定に
よってスイープ処理に係る複数の形状要素に対するスイ
ープ処理を実行するようにしたので、操作回数が従来よ
り減少し、操作ミスも少なくなって操作性及び編集処理
時間を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による移動処理を示すフローチャートで
ある。
【図2】形状要素のデータ定義例を示す図表である。
【図3】実施例に係るCADシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】実施例の要素関係データの説明図である。
【図5】実施例の移動処理の表示画像からの説明図(そ
の1)である。
【図6】実施例の移動処理の表示画像からの説明図(そ
の2)である。
【図7】実施例の移動処理の表示画像からの説明図(そ
の3)である。
【図8】実施例の移動処理の表示画像からの説明図(そ
の4)である。
【図9】実施例の移動処理と移動コピー処理との相違の
説明図である。
【図10】実施例の回転処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】実施例の回転処理の表示画像からの説明図
(その1)である。
【図12】実施例の回転処理の表示画像からの説明図
(その2)である。
【図13】実施例のスイープ処理による形状変化の説明
図である。
【図14】実施例のパラメトリックスイープ処理のフロ
ーチャートである。
【図15】実施例のパラメトリックスイープ処理の表示
画像変化の説明図である。
【図16】実施例のパラメトリックスイープによる実際
の変更例を示す説明図である。
【図17】実施例の個別スイープ処理のフローチャート
である。
【図18】実施例の個別スイープ処理の表示画像変化の
説明図である。
【図19】上記実施例の形状要素単位の移動処理の説明
図である。
【符号の説明】
10…CADシステム、11…入力装置、12…図形表
示装置、13…図形処理装置、14…図形記憶装置、3
1…入力取込部、32…表示制御部、33…記憶制御
部、34…形状要素編集処理部、35…パラメトリック
形状編集処理部、41…形状データ本体格納部、42…
形状補助データ(パラメトリックデータ)格納部。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CADシステムの形状編集装置におい
    て、形状要素、図形情報その他の情報を取り込む入力装置
    と、 形状図形、メッセージその他の情報を表示する表示装置
    と、 形状データ本体及び当該形状データ本体の編集時に利用
    する形状補助データを記憶する図形記憶装置と、 上記入力装置から取り込まれる情報に基づいて、上記表
    示装置に表示されている形状図形に対する形状データ本
    体の編集処理を実行し、その処理結果を、上記表示装置
    に表示させると共に上記図形記憶装置に記憶させる図形
    処理装置と を備え、 上記図形処理装置は、編集対象とする形状要素を含む図
    形が表示されている状態で、移動元の移動基準点が上記
    入力装置から指定された場合、当該移動基準点を通って
    延びる移動基準軸の候補を上記表示装置に表示させてそ
    の指定を待ち受け、上記入力装置を介して指定があった
    とき、当該指定のあったものを移動基準軸として表示装
    置に表示させた状態のまま、移動先情報が上記入力装置
    から指定されるのを待ち受ける ことを特徴とするCAD
    システムの形状編集装置。
  2. 【請求項2】 CADシステムの形状編集装置におい
    て、形状要素、図形情報その他の情報を取り込む入力装置
    と、 形状図形、メッセージその他の情報を表示する表示装置
    と、 形状データ本体及び当該形状データ本体の編集時に利用
    する形状補助データを記憶する図形記憶装置と、 上記入力装置から取り込まれる情報に基づいて、上記表
    示装置に表示されている形状図形に対する形状データ本
    体の編集処理を実行し、その処理結果を、上記表示装置
    に表示させると共に上記図形記憶装置に記憶させる図形
    処理装置と を備え、 上記図形処理装置は、編集対象とする形状要素を含む図
    形が表示されている状態で、回転中心を与える回転基準
    点が上記入力装置から指定された場合、当該回転基準点
    を通って延びる回転基準軸の候補を上記表示装置に表示
    させてその指定 を待ち受け、上記入力装置を介して指定
    があったとき、当該指定のあったものを回転基準軸とし
    て表示装置に表示させた状態のまま、回転量情報が上記
    入力装置から指定されるのを待ち受ける ことを特徴とす
    るCADシステムの形状編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のCADシステム
    の形状編集装置において、 上記図形処理装置は、上記入力装置から 1個の形状要素
    が指定されたとき、その形状要素を含む形状の全ての形
    状要素を上記図形記憶装置に記憶されている形状補助デ
    ータから求めて編集対象に設定し、上記移動基準軸又は
    回転基準軸の表示を伴う編集処理を実行することを特徴
    とするCADシステムの形状編集装置。
  4. 【請求項4】 CADシステムの形状編集装置におい
    て、形状要素、図形情報その他の情報を取り込む入力装置
    と、 形状図形、メッセージその他の情報を表示する表示装置
    と、 形状データ本体及び当該形状データ本体の編集時に利用
    する形状補助データを記憶する図形記憶装置と、 上記入力装置から取り込まれる情報に基づいて、上記表
    示装置に表示されている形状図形に対する形状データ本
    体の編集処理を実行し、その処理結果を、上記表示装置
    に表示させると共に上記図形記憶装置に記憶させる図形
    処理装置と を備え、 上記図形処理装置は、編集対象とする形状要素を含む図
    形が表示されている状態で、スイープ基準点が上記入力
    装置から指定された場合、当該スイープ基準点を通って
    延びるスイープ方向基準軸の候補を上記表示装置に表示
    させてその指定を待ち受け、上記入力装置を介して指定
    があったとき、当該指定のあったものをスイープ方向基
    準軸として表示装置に表示させた状態のまま、移動先情
    報が上記入力装置から指定されるのを待ち受ける ことを
    特徴とするCADシステムの形状編集装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のCADシステムの形状
    編集装置において、 上記図形処理装置は、上記入力装置から 1個の形状要素
    が指定されたとき、その形状要素を含む形状の全ての形
    状要素を上記図形記憶装置に記憶されている形状補助デ
    ータから求めて編集対象に設定し、上記スイープ方向基
    準軸の表示を伴う編集処理を実行することを特徴とする
    CADシステムの形状編集装置。
JP3090532A 1991-04-22 1991-04-22 Cadシステムの形状編集装置 Expired - Fee Related JP2755501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3090532A JP2755501B2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 Cadシステムの形状編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3090532A JP2755501B2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 Cadシステムの形状編集装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05298396A JPH05298396A (ja) 1993-11-12
JP2755501B2 true JP2755501B2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=14001025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3090532A Expired - Fee Related JP2755501B2 (ja) 1991-04-22 1991-04-22 Cadシステムの形状編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2755501B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7653517B2 (en) 2003-04-15 2010-01-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Design data generating apparatus and design data generating method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05298396A (ja) 1993-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6676286B2 (ja) 情報処理方法、および情報処理装置
EP0248919B1 (en) Method for generating representations of 3-dimensional objects and system performing this method
JP6255706B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび情報提供システム
JPH01209573A (ja) Cadスケッチ入力作図方法
JP4046370B2 (ja) 3次元形状の作図方法
US5646861A (en) Method and apparatus for inputting embroidery lines
JP2755501B2 (ja) Cadシステムの形状編集装置
CN112529984B (zh) 绘制多边形的方法、装置、电子设备及存储介质
JP6350640B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム
JP7024795B2 (ja) ロボット教示装置
JP3087517B2 (ja) フィレット面の作成指示方法
JPH02186482A (ja) 図形モデル生成方法およびシステム
JP7099470B2 (ja) ロボット教示装置
JPH0973476A (ja) 三次元形状情報入力装置
JP3172846B2 (ja) 形状処理装置
JP2723058B2 (ja) 線対称図形入力装置
JPH06223154A (ja) 立体図形の距離測定装置
JP2005332183A (ja) メッシュ修正装置、メッシュ修正方法及びプログラム
JP2836217B2 (ja) パラメトリック図形登録処理方法
JP2902856B2 (ja) データ入力編集装置
JPH02250178A (ja) 図形作成装置
JP3000749B2 (ja) 文字編集装置
JPH0214373A (ja) 三次元点指定方式
JP2001046768A (ja) 縫製データ作成装置
JPH04160572A (ja) 図形演算装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080306

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100306

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees