JP2755484B2 - 移動ウエブのプレス用滑動シュー装置 - Google Patents
移動ウエブのプレス用滑動シュー装置Info
- Publication number
- JP2755484B2 JP2755484B2 JP51780593A JP51780593A JP2755484B2 JP 2755484 B2 JP2755484 B2 JP 2755484B2 JP 51780593 A JP51780593 A JP 51780593A JP 51780593 A JP51780593 A JP 51780593A JP 2755484 B2 JP2755484 B2 JP 2755484B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- press
- roll
- area
- sliding belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/0209—Wet presses with extended press nip
- D21F3/0218—Shoe presses
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、移動ウエブ用のプレスまたは表面仕上装置
であって、円筒ロールが、このロールとプレス領域面上
に変形可能な凸状輪郭を有するシューに支持された滑動
ベルトとの間に、前記プレス領域を形成することによ
り、プレス領域の長さが変更可能に構成されていると共
に、更に滑動レベルとシューの間には潤滑フィルムを形
成する潤滑手段が含まれている装置に関する。
であって、円筒ロールが、このロールとプレス領域面上
に変形可能な凸状輪郭を有するシューに支持された滑動
ベルトとの間に、前記プレス領域を形成することによ
り、プレス領域の長さが変更可能に構成されていると共
に、更に滑動レベルとシューの間には潤滑フィルムを形
成する潤滑手段が含まれている装置に関する。
従来技術 従来技術としては、国際出願PCT/SE92/00041のプレス
装置が知れられており、これによれば、シューが、プレ
スロールとカウンタロール間の滑動ベルトを介して圧力
を負荷され、前記シューは、プレスロール側のプレスロ
ール輪郭とカウンタロール側の非凹状輪郭とに追随する
凹部形状を有すると共に、このシューは、プレスロール
の中心軸線周りに調節されることにより、プレスロール
との接触領域における圧力分布を変更されるよう構成さ
れている。しかしながら、カウンタロール側の加圧領域
は、特徴的には何等調節不可能である。
装置が知れられており、これによれば、シューが、プレ
スロールとカウンタロール間の滑動ベルトを介して圧力
を負荷され、前記シューは、プレスロール側のプレスロ
ール輪郭とカウンタロール側の非凹状輪郭とに追随する
凹部形状を有すると共に、このシューは、プレスロール
の中心軸線周りに調節されることにより、プレスロール
との接触領域における圧力分布を変更されるよう構成さ
れている。しかしながら、カウンタロール側の加圧領域
は、特徴的には何等調節不可能である。
更に、従来技術として、米国特許第4,287,021号明細
書のプレス装置が知られているが、これにおいては、非
調節凹面のシューが、プレスロールとのプレス領域を形
成するよう使用されている。
書のプレス装置が知られているが、これにおいては、非
調節凹面のシューが、プレスロールとのプレス領域を形
成するよう使用されている。
また、一般的な従来技術は、欧州特許公告第0070869
号ないし第0389458 A2号公報に開示されている。
号ないし第0389458 A2号公報に開示されている。
発明の説明 本発明の主たる目的の１つは、前述した一般的なプレ
ス装置において、シューの、プレス面に沿う凸面を調節
することにより、プレスロールとの接触範囲におけるプ
レス領域の幅を、常に所望の長きに設定することができ
るプレス装置を提供することにある。前記幅は、シュー
の接触範囲における半径の関数であるので、シューの凸
状度を変更することにより変更することができる。本発
明に係るシューを適宜に旋回することにより、プレス領
域の輪郭および幅を所望に達成するよう調節することが
できる。代案として、所望の輪郭は、取外し可能なイン
サートを、シューのプレス領域内に挿着することができ
る。実際的には、プレス領域の幅は、比較的堅いロール
を使用する場合には、約１乃至26cmの範囲内で、またよ
り軟らかいロールの場合には、より大きい範囲内で変更
することができる。本発明は、ウェブから水分を除去す
るためのプレス操作に使用される他に、ウェブの表面仕
上を改善するための、紙の平滑操作にも好適に使用する
ことができる。後者に適用される場合、なお、この場
合、プレスロールはウェブ表面を改善するためにしばし
ば加熱されるが、本発明の好適実施態様において、プレ
スロールに対してシューの反対側に位置するカウンタロ
ールが、システムからの熱を、シューとカウンタロール
との間の凹状加圧領域を介して除去するように構成され
る。
ス装置において、シューの、プレス面に沿う凸面を調節
することにより、プレスロールとの接触範囲におけるプ
レス領域の幅を、常に所望の長きに設定することができ
るプレス装置を提供することにある。前記幅は、シュー
の接触範囲における半径の関数であるので、シューの凸
状度を変更することにより変更することができる。本発
明に係るシューを適宜に旋回することにより、プレス領
域の輪郭および幅を所望に達成するよう調節することが
できる。代案として、所望の輪郭は、取外し可能なイン
サートを、シューのプレス領域内に挿着することができ
る。実際的には、プレス領域の幅は、比較的堅いロール
を使用する場合には、約１乃至26cmの範囲内で、またよ
り軟らかいロールの場合には、より大きい範囲内で変更
することができる。本発明は、ウェブから水分を除去す
るためのプレス操作に使用される他に、ウェブの表面仕
上を改善するための、紙の平滑操作にも好適に使用する
ことができる。後者に適用される場合、なお、この場
合、プレスロールはウェブ表面を改善するためにしばし
ば加熱されるが、本発明の好適実施態様において、プレ
スロールに対してシューの反対側に位置するカウンタロ
ールが、システムからの熱を、シューとカウンタロール
との間の凹状加圧領域を介して除去するように構成され
る。
図面の簡単な説明 次に、本発明を、その概要を示す添付図面を参照しな
がら以下に説明する。図において、 図１は、本発明に係る調節シューの一部を断面で示す
端面図であり、 図２は、本発明に係る別の実施例を一部断面で示す端
面図であり、 図３は、シュー内のインサートを示す一部断面端面図
である。
がら以下に説明する。図において、 図１は、本発明に係る調節シューの一部を断面で示す
端面図であり、 図２は、本発明に係る別の実施例を一部断面で示す端
面図であり、 図３は、シュー内のインサートを示す一部断面端面図
である。
好適な実施例の説明 図において、同一の参考符号は同一または同様の部分
を示す。
を示す。
図１および図２には、円筒状プレスロール４と滑動ベ
ルト６の間に形成される移動ウエブ用のプレス装置を示
す。滑動ベルトは、加圧領域を形成する変動凸状表面輪
郭を備えたシュー８上に、少なくとも部分的に且つ滑動
可能に支持されている。供給機構10が、潤滑フイルムに
対する潤滑剤を、滑動ベルト６とシュー８の間の導管12
を通して供給するよう構成されている。
ルト６の間に形成される移動ウエブ用のプレス装置を示
す。滑動ベルトは、加圧領域を形成する変動凸状表面輪
郭を備えたシュー８上に、少なくとも部分的に且つ滑動
可能に支持されている。供給機構10が、潤滑フイルムに
対する潤滑剤を、滑動ベルト６とシュー８の間の導管12
を通して供給するよう構成されている。
図１において、カウンタロール14にシュー８が支持さ
れており、このシューは、支持領域内において、滑動ベ
ルト６を介してカウンタロールに係合される凹状輪郭を
有すると共に、更にカウンタロールの中心軸線周りに調
節可能に回転されることにより、反対側のシュー上にお
ける所望の断面をプレスロール４にプレス接触されるよ
う構成されている。シューの調節が、説明的に矢印52で
図示されている。シューのこの調節操作は、図示しない
が、端部フランジ50上に荷重を負荷することにより達成
することができる。シューの調節は、プレスロール４と
シュー８の間の加圧領域26の幅を適宜に最適化すること
を可能とする。滑動ベルトは、その全長をシューで支持
するか、或いは代案として、プレス領域を主としてシュ
ーで支持し、残余の経路は、例えばローラで案内するよ
う構成することもできる。ローラは、滑動ベルトの側方
への移動をも阻止してこれを伸長するが、これは当業者
には公知の技術に属し、従ってここでは図示されていな
い。
れており、このシューは、支持領域内において、滑動ベ
ルト６を介してカウンタロールに係合される凹状輪郭を
有すると共に、更にカウンタロールの中心軸線周りに調
節可能に回転されることにより、反対側のシュー上にお
ける所望の断面をプレスロール４にプレス接触されるよ
う構成されている。シューの調節が、説明的に矢印52で
図示されている。シューのこの調節操作は、図示しない
が、端部フランジ50上に荷重を負荷することにより達成
することができる。シューの調節は、プレスロール４と
シュー８の間の加圧領域26の幅を適宜に最適化すること
を可能とする。滑動ベルトは、その全長をシューで支持
するか、或いは代案として、プレス領域を主としてシュ
ーで支持し、残余の経路は、例えばローラで案内するよ
う構成することもできる。ローラは、滑動ベルトの側方
への移動をも阻止してこれを伸長するが、これは当業者
には公知の技術に属し、従ってここでは図示されていな
い。
図２においては、カウンタロール４が、シュー８を旋
回的に装着するビームに置換されている。滑動ベルト６
は、ここでは図示されていないローラ等を介してビーム
周りを案内される。
回的に装着するビームに置換されている。滑動ベルト６
は、ここでは図示されていないローラ等を介してビーム
周りを案内される。
図３において、加圧領域26の凹部側の範囲におけるシ
ュー８の内部には、インサート15が図示されている。こ
のインサートは、取外し可能であると共に、接触領域内
において加圧領域26の所望の長さに適合する曲率を有す
る。従って、異なる曲率の別のインサートを装着するこ
とにより、加圧領域の長さを変更することができる。
ュー８の内部には、インサート15が図示されている。こ
のインサートは、取外し可能であると共に、接触領域内
において加圧領域26の所望の長さに適合する曲率を有す
る。従って、異なる曲率の別のインサートを装着するこ
とにより、加圧領域の長さを変更することができる。
本発明に係るこのプレス装置に関する実際的な詳細説
明は、これ以上は行われないが、これは、本発明に属す
る当業者には公知かつ日常的業務であり、容易に理解さ
れるからである。
明は、これ以上は行われないが、これは、本発明に属す
る当業者には公知かつ日常的業務であり、容易に理解さ
れるからである。
本発明は、例えば、紙等の繊維質ウエブの表面構造ま
たは紙の印刷性の向上等に、或いは製紙機械における移
動ウエブ（この場合、ウエブは、水分を受ける１ないし
２枚のフェルトと共に通常の方法でプレス領域内へ導入
される）からの水分の除去に適用することができる。
たは紙の印刷性の向上等に、或いは製紙機械における移
動ウエブ（この場合、ウエブは、水分を受ける１ないし
２枚のフェルトと共に通常の方法でプレス領域内へ導入
される）からの水分の除去に適用することができる。
Claims (5)
- 【請求項１】移動ウエブ（ｗ）を収容するプレス領域か
らなり、円筒状プレスロール（４）と滑動ベルト（６）
との間に形成された移動ウェブ用のプレス装置であっ
て、前記滑動ベルトはシュー（８）を介して少なくとも
部分的に且つ滑動自在に支持されると共に前記シューを
包囲し、供給機構（10、12）を設けて前記滑動ベルトと
シューの間の潤滑フィルムに潤滑剤を供給し、前記シュ
ーがこのシューのプレスロール（４）とは反対側に位置
するカウンタロール（14）に支持されているプレス装置
において、シュー（８）のプレスロール（４）に対向す
る側面は変動される凸状輪郭を有し、これによりプレス
領域（26）内で所望の圧力分布が達成されることを特徴
とするプレス装置。 - 【請求項２】シュー（８）のカウンタロール（14）側の
輪郭は凹状であり、接触領域内にカウンタロールの表面
を伴うと共に、このシュー（８）はカウンタロールの中
心軸線周りに調節可能に装着されることを特徴とする請
求項１記載のプレス装置。 - 【請求項３】移動ウエブ（ｗ）を収容するプレス領域か
らなり、円筒状プレスロール（４）と滑動ベルト（６）
との間に形成された移動ウェブ用のプレス装置であっ
て、前記滑動ベルトはプレス領域の範囲でシュー（８）
を介して無端的に且つ滑動自在に支持され、供給機構
（10、12）を設けて前記滑動ベルトとシューの間の潤滑
フィルムに潤滑剤を供給し、前記シューがこのシューの
プレスロール（４）と反対側に位置するビーム（28）で
支持されているプレス装置において、シュー（８）のプ
レスロール（４）側の輪郭が変動される凸状輪郭を有
し、調節可能に装着されることにより、プレス領域（2
6）の幅が所望に達成されることを特徴とするプレス装
置。 - 【請求項４】移動ウエブ（ｗ）を収容するプレス領域か
らなり、円筒状プレスロール（４）と滑動ベルト（６）
との間に形成された移動ウェブ用のプレス装置であっ
て、前記滑動ベルトはシュー（８）を介して少なくとも
部分的に且つ滑動自在に支持されると共に前記シューを
包囲し、供給機構（10、12）を設けて前記滑動ベルトと
シューの間の潤滑フィルムに潤滑剤を供給し、前記シュ
ーがこのシューのプレスロール（４）とは反対側に位置
するカウンタロール（14）またはビーム（28）に支持さ
れているプレス装置において、シュー（８）が、プレス
領域（26）の範囲内に、特徴的な輪郭を有する取外し可
能なインサート（15）を含むことを特徴とするプレス装
置。 - 【請求項５】カウンタロール（14）が冷却ロールである
ことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の
プレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51780593A JP2755484B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 移動ウエブのプレス用滑動シュー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51780593A JP2755484B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 移動ウエブのプレス用滑動シュー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08500855A JPH08500855A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2755484B2 true JP2755484B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=18527588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51780593A Expired - Fee Related JP2755484B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 移動ウエブのプレス用滑動シュー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2755484B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE526787C2 (sv) * | 2003-10-21 | 2005-11-01 | Metso Paper Karlstad Ab | Elastiskt derformerbar stödkropp för en anordning med förlängt nyp för behandling av fiberbana och användning av sådan stödkropp |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP51780593A patent/JP2755484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08500855A (ja) | 1996-01-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |