JP2755117B2 - インテリジェントネットワークシステム - Google Patents

インテリジェントネットワークシステム

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JP2755117B2
JP2755117B2 JP21429493A JP21429493A JP2755117B2 JP 2755117 B2 JP2755117 B2 JP 2755117B2 JP 21429493 A JP21429493 A JP 21429493A JP 21429493 A JP21429493 A JP 21429493A JP 2755117 B2 JP2755117 B2 JP 2755117B2
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
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  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インテリジェントネッ
トワークシステムのサービス制御プロセッサに利用す
る。特に、サービス固有のデータベースの障害時のメッ
セージの迂回方法に関すものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例のインテリジェントネット
ワークシステムのサービス制御プロセッサのブロック構
成図である。
【0003】従来、インテリジェントネットワークシス
テムは、図5に示す構成のサービス制御プロセッサ1A
でメッセージを処理していた。サービス制御プロセッサ
1A内の呼処理プロセス手段91 〜9j の配置が負荷分
散になっていて、電話交換機5Aから送られてきたメッ
セージはメッセージハンドラ2Aが各呼処理プロセス手
段9の負荷の程度を分析して、メッセージを受け付けた
時点で最も負荷が軽い呼処理プロセス手段9にメッセー
ジを送っていた。メッセージを送られた呼処理プロセス
手段9はメッセージに含まれている要求に応じて、デー
タベース6の検索を行い、例えば800番ならフリーダ
イヤルの番号を実際の番号に変換し、メッセージハンド
ラ2Aを通して電話交換機5Aにメッセージを返信す
る。このとき各呼処理プロセス手段はデータベース6に
登録してある全てのサービスの変換処理を行うためにサ
ービス処理部101 〜10i を組み込んでいて、メッセ
ージハンドラ2から見ると全て同一である。サービス制
御プロセッサ1Aが使用するデータベースの内のあるサ
ービスに関連する部分に障害が起きた場合に、この障害
を起こしたサービス制御プロセッサ1Aで処理されるは
ずの全てのメッセージは別のサービス制御プロセッサ1
Aに迂回される。
【0004】ここで、デーベース6には全サービスに共
通な呼処理情報として番号翻訳情報や電話交換機に対す
る呼の解放処理情報等が含まれ、またサービス固有の呼
処理情報として移動体の位置情報等が含まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例のインテリジェントネットワークシステムでは、サ
ービス制御プロセッサに障害が起きた場合にこのサービ
ス制御プロセッサで処理されるはずの全てのメッセージ
が別のサービス制御プロセッサに迂回される問題点があ
った。
【0006】ここで、分散データベースのアクセスコン
トロールを、複合サブシステムのサブシステムとして構
築することにより、分散データベースアクセス部のダウ
ン時にもローカルデータベースのアクセスは継続する複
合サブシステム型分散データベース制御方式の提案があ
るが(特開昭64−70840)、これはサービス固有
のデータベースに障害が発生したときこのサービスに関
連した呼のみを他のサービス制御プロセス手段に迂回す
る方法ではない。
【0007】本発明は前記の欠点を解決するもので、
ッセージの負荷分散を行いながら、故障を起こしたサー
ビスに関連する処理を必要とする呼を迂回し、全ての呼
を迂回せずに信頼性が高く、かつきめ細かい運用ができ
るインテリジェントネットワークシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、加入者を収容
する複数の電話交換機と、この複数の電話交換機に共用
されこの複数の電話交換機からのメッセージを負荷分散
処理して応答する複数のサービス制御プロセッサと、こ
の複数のサービス制御プロセッサにそれぞれ接続された
データベースとを備え、前記サービス制御プロッセッサ
は、前記電話交 換機から入力され分配されたメッセージ
を入力し前記データベースを検索してそのメッセージの
サービス固有の呼の処理を行う複数のサービス対応プロ
セス手段と、このサービス対応プロセス手段に共通して
設けられ、各サービス対応プロセス手段からメッセージ
を入力し前記データベースを検索して前記複数のサービ
ス対応プロセス手段に共通する呼の処理を行いその処理
結果を前記サービス対応プロセス手段にわたす呼処理プ
ロセス手段と、前記電話交換機からのメッセージを分析
して前記サービス対応プロセス手段に分配し、前記サー
ビス対応プロセス手段および前記呼処理プロセス手段で
処理されたメッセージを前記電話交換機に応答するメッ
セージハンドラとを含み、前記サービス対応プロセス手
段は変換された番号情報および呼処理情報を付加したメ
ッセージを前記メッセージハンドラに応答する手段を含
むことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記メッセージハンドラ
は分析したメッセージを受け付けた時点で前記サービス
対応プロセス手段を制御して最も負荷の軽い呼処理プロ
セス手段に与える手段を含むことができる。
【0010】さらに、本発明は、前記サービス対応プロ
セス手段は入力したメッセージのサービス固有のデータ
ベースに障害を検出したときに前記メッセージハンドラ
にこの機能停止情報を通知する手段を含み、前記メッセ
ージハンドラは前記機能停止情報をメッセージに編集し
て前記電話交換機に通知する手段を含み、前記電話交換
機は前記メッセージハンドラからの機能停止のメッセー
ジに基づき該当するサービスを含むメッセージは他のサ
ービス制御プロセッサに出力する手段を含むことができ
る。
【0011】
【作用】サービス制御プロッセッサにメッセージハンド
ラから分配されたメッセージのサービス固有の呼処理を
行う複数のサービス対応プロセス手段とこのサービス対
応プロセス手段からメッセージを入力し全サービスに共
通な呼処理を行う複数の呼処理プロセス手段とを別々に
設け、呼処理プロセス手段に負荷分散を行う。ま た、
ービス対応プロセス手段はメッセージのサービス固有の
データベースに障害を検出したときにメッセージハンド
ラにこの機能停止情報を通知し、メッセージハンドラは
この機能停止情報をメッセージに編集して電話交換機に
通知する。電話交換機はこの機能停止のメッセージに基
づき該当するサービスを含むメッセージのみ他のサービ
ス制御プロセッサに迂回する。これにより故障を起こし
たサービスに関連する処理を必要とする呼を迂回し、全
ての呼を迂回せずに信頼性が高く、かつきめ細かい運用
ができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0013】図1は本発明一実施例インテリジェントネ
ットワークシステムのブロック構成図である。図2は本
発明のインテリジェントネットワークシステムのサービ
ス制御プロセッサのブロック構成図である。図1および
図2において、インテリジェントネットワークシステム
は、加入者を収容する複数の電話交換機5と、この複数
の電話交換機5に共用されこの複数の電話交換機5から
のメッセージを負荷分散処理して応答する複数のサービ
ス制御プロセッサ1と、複数のサービス制御プロセッサ
1にそれぞれ接続されたデータベース6とを備え、サー
ビス制御プロセッサ1は電話交換機5からのメッセージ
を分析して分配し処理されたメッセージを応答するメッ
セージハンドラ2を含む。
【0014】こで本発明の特徴とするところは、サー
ビス制御プロッセッサ1は、メッセージハンドラ2から
分配されたメッセージを入力しデータベース6を検索し
てそのメッセージのサービス固有の呼の処理を行う複数
のサービス対応プロセス手段31 〜3m と、サービス対
応プロセス手段31 〜3m からメッセージを入力しデー
タベース6を検索して全サービスに共通な呼の処理を行
う呼処理プロセス手段41 〜4n とを含み、サービス対
応プロセス手段31 〜3m は変換された番号情報および
呼処理情報を付加したメッセージをメッセージハンドラ
2に応答する手段を含むことを特徴とする。
【0015】また、メッセージハンドラ2は分析したメ
ッセージを受け付けた時点でサービス対応プロセス手段
1 〜3m を制御して最も負荷の軽い呼処理プロセス手
段31 〜3m に与える手段を含む。
【0016】さらに、サービス対応プロセス手段31
m は入力したメッセージのサービス固有のデータベー
スに障害を検出したときにメッセージハンドラ2にこの
機能停止情報を通知する手段を含み、メッセージハンド
ラ2は前記機能停止情報をメッセージに編集して電話交
換機5に通知する手段を含み、電話交換機5はメッセー
ジハンドラ2からの機能停止のメッセージに基づき該当
するサービスを含むメッセージは他のサービス制御プロ
セッサ1に出力する手段を含む。
【0017】このような構成のインテリジェントネット
ワークシステムの動作について説明する。
【0018】図3は本発明のインテリジェントネットワ
ークシステムのサービス制御プロセッサのサービス識別
子プロセス名対応テーブルの構成図である。図4は本発
明のインテリジェントネットワークシステムの動作を示
すフローチャートである。図1および図2において、サ
ービス制御プロセッサ1は加入者7を収容する電話交換
機5からの問い合わせに応じてデータベース6を検索
し、番号変換を行い返信する。電話交換機5とサービス
制御プロセッサ1とはSS No.7 (Signalling System
No.7、No.7信号方式)のリンク8で接続されている。サ
ービス制御プロセッサ1の内部にあるメッセージハンド
ラ2は電話交換機5から送られてきたメッセージを分析
してそれを各サービス固有の処理を行うサービス対応プ
ロセス手段31 〜3m に分配する。呼処理プロセス手段
1 〜4n はサービス対応プロセス手段31 〜3m に共
通に使用され、呼の状態を管理する。
【0019】次に、図1〜図4において、まずメッセー
ジハンドラ2は電話交換機5からSSNo.7のリンク8を
経由して送信されてきたメッセージを読み出し(S
1)、どのサービスに対応するかをサービス識別子プロ
セス名対応テーブル100を検索してプロセスを決定す
る(S2)。もし該当するサービスがあれば(S3)、
該当するサービス対応プロセス手段3に内部メッセージ
を送出する(S4)。もし該当するサービスがなければ
(S3)、エラメッセージを編集して電話交換機5に返
信する(S11)。内部メッセージを受信したサービス
対応プロセス手段3は、データベース6を探索し(S
5)、障害がなければ(S6)、サービス固有の処理を
行う(S7)。次に、呼処理プロセス手段4のチェーン
から一つの呼処理プロセス手段を割り当て、呼状態の管
理のために内部メッセージを送出する(S24)。
【0020】呼処理プロセス手段4は、データベース6
を検索して番号変換を行う(S9)。サービス対応プロ
セス手段3は、変換した番号および呼処理のための情報
を付加してメッセージハンドラ2に内部メッセージを送
出し、メッセージハンドラ2はそのメッセージを受信す
る(S10)。メッセージハンドラ2は電話交換機5に
送出するメッセージを編集して返信する(S11)。
【0021】このように、呼処理が行われるが、もしサ
ービス固有のデータベースに障害が発生し、該当するサ
ービスの機能が停止した場合には、まずサービス対応プ
ロセス手段3がデータベース検索中の障害を発見し(S
6)、メッセージハンドラ2に機能停止情報を通知する
(S13)。メッセージハンドラ2は、該当するサービ
スの機能停止を電話交換機5が認識できる信号に変換し
て電話交換機5に通知する(S14)。この通知を受信
後に電話交換機6は機能を停止したサービスに関連する
処理を必要とする呼のみを別のサービス制御プロセッサ
1に送出する。機能停止になったサービスを持つサービ
ス制御プロセッサ1の他のサービスに関しては、独立し
たサービス対応プロセッサ手段3が処理を行うので障害
発生前と同様に呼処理が行われる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各制御
プロセッサはメッセージハンドラでメ ッセージを受け付
けた時点でサービス対応プロセス手段を制御して共通の
呼処理についてもっとも軽い負荷の呼処理プロセス手段
にメッセージを与えて呼処理を行うことができるため、
呼処理プロセス手段の負荷分散を行うことができる。ま
た、故障を起こしたサービスに関連する処理を必要とす
る呼を迂回し、全ての呼を迂回せずに信頼性が高く、か
つきめ細かい運用ができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例インテリジェントネットワーク
システムのブロック構成図。
【図2】本発明のインテリジェントネットワークシステ
ムのサービス制御プロセッサのブロック構成図。
【図3】本発明のインテリジェントネットワークシステ
ムのサービス制御プロセッサのサービス識別子プロセス
名対応テーブルの構成図。
【図4】本発明のインテリジェントネットワークシステ
ムの動作を示すフロ−チャート。
【図5】従来例のインテリジェントネットワークシステ
ムのサービス制御プロセッサのブロック構成図。
【符号の説明】
1、1A サービス制御プロセッサ 2、2A メッセージハンドラ 31 〜3m サービス対応プロセス手段 41 〜4n 、91 〜9j 呼処理プロセス手段 5 電話交換機 6 データベース 101 〜10i サービス処理部 100 サービス識別呼プロセス名対応テーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/42 H04M 3/00 H04M 3/22 H04Q 3/545

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者を収容する複数の電話交換機と、
    この複数の電話交換機に共用されこの複数の電話交換機
    からのメッセージを負荷分散処理して応答する複数のサ
    ービス制御プロセッサと、この複数のサービス制御プロ
    セッサにそれぞれ接続されたデータベースとを備え 記サービス制御プロッセッサは、前記電話交換機から
    入力され分配されたメッセージを入力し前記データベー
    スを検索してそのメッセージのサービス固有の呼の処理
    を行う複数のサービス対応プロセス手段と、このサービ
    ス対応プロセス手段に共通して設けられ、各サービス対
    応プロセス手段からメッセージを入力し前記データベー
    スを検索して前記複数のサービス対応プロセス手段に共
    通する呼の処理を行いその処理結果を前記サービス対応
    プロセス手段にわたす呼処理プロセス手段と、前記電話
    交換機からのメッセージを分析して前記サービス対応プ
    ロセス手段に分配し、前記サービス対応プロセス手段お
    よび前記呼処理プロセス手段で処理されたメッセージを
    前記電話交換機に応答するメッセージハンドラとを含
    み、 前記サービス対応プロセス手段は変換された番号情報お
    よび呼処理情報を付加したメッセージを前記メッセージ
    ハンドラに応答する手段を含むことを特徴とするインテ
    リジェントネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記メッセージハンドラは分析したメッ
    セージを受け付けた時点で前記サービス対応プロセス手
    段を制御して最も負荷の軽い呼処理プロセス手段に与え
    る手段を含む請求項1記載のインテリジェントネットワ
    ークシステム。
  3. 【請求項3】 前記サービス対応プロセス手段は入力し
    たメッセージのサービス固有のデータベースに障害を検
    出したときに前記メッセージハンドラにこの機能停止情
    報を通知する手段を含み、 前記メッセージハンドラは前記機能停止情報をメッセー
    ジに編集して前記電話交換機に通知する手段を含み、 前記電話交換機は前記メッセージハンドラからの機能停
    止のメッセージに基づき該当するサービスを含むメッセ
    ージは他のサービス制御プロセッサに出力する手段を含
    む請求項1記載のインテリジェントネットワークシステ
    ム。
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