JP2755116C - - Google Patents

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JP2755116C
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル化した映像信号を帯域圧縮符号化し
たデータをセクタ毎に記録あるいは再生する光ディスクに関するものである。 【0002】 【従来の技術】動画像信号をディジタルデータとして、光ディスク上にお いて記録再生する場合、情報量が非常に多いために、実時間で記録再生すること
が非常に難しい。例えば、NTSCコンポジット信号を標本化周波数4fsc(
fscは色副搬送波周波数)8ビットで量子化した時、約120Mbpsの転送
速度が要求される。 【0003】しかしながら、転送速度120Mbpsを達成する記録再生系を実
現することは、光ディスクと記録再生ヘッド間の特性や電気回路系の動作性能に
依存し技術的に非常に難しい。従って、光ディスク上で高転送レートの情報を記
録再生する場合、複数個の記録再生ヘッドと複数個の電気回路を用いて、1つの
処理系での処理速度を落とすことにより、装置全体として実時間処理を可能にし
ていた。ところが、このように実時間処理を可能ならしめたとしても、記録再生
時間は、光ディスクの総容量が変わらない限り一定である。 【0004】そこで、ディジタル化した動画像信号の記録あるいは再生装置にお
いては、原信号の情報の劣化が目立たない程度に動画像信号の圧縮符号化処理を
行って光ディスク上に記録し、再生時に復号化処理を施し、記録再生の実時間処
理を容易にすると同時に記録再生の長時間化を図る方法が考えられている。圧縮
符号化処理の方法としては、数フレーム(あるいはフィールド)分のデータを1
つのグループとし、その中で少なくとも1フレーム(あるいはフィールド)分の
データを、比較的圧縮率が低いフレーム内(あるいはフィールド内)での圧縮符
号化処理を行い、残りのフレーム(あるいはフィールド)は比較的圧縮率の高い
フレーム間(あるいはフィールド間)圧縮符号化処理を行う。このようにフレー
ム内とフレーム間(あるいはフィールド内とフィールド間)圧縮符号化処理を組
み合わせることにより、全体的な圧縮率の向上を図ると共に比較的画像劣化を少
なく抑えることが可能になる。 【0005】この圧縮符号化したデータを光ディスク上で記録あるいは再生する
場合、単一の記録再生処理系を用いて、フレーム内(あるいはフィールド内)で
圧縮符号化したデータとフレーム間(あるいはフィールド間)で圧縮符号化した
データを時系列的に並べ、ある固定の容量のセクタ毎に 圧縮符号化データを分割し、セクタのアドレスを認識しながら記録再生を行って
いた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の従来の記録あるいは再生
方法では、例えば再生時にフレーム内(あるいはフィールド内)圧縮符号化デー
タのみを再生する特殊再生を行う場合、フレーム内(あるいはフィールド内)圧
縮符号化データがどのセクタに記録されているかを示す対応表が必要になり、従
来、光ディスク上の圧縮符号化データを記録している領域と別の領域にその対応
表を記録していた。 【0007】そのために、圧縮符号化データの記録と同時にはできず、圧縮符号
化データを記録し終わった後に光ディスク上の別の領域に記録しなければならず
、データの記録中に何らかの不都合で記録再生装置自体の電源が落ちてしまった
時など対応表が作成できないという課題があった。 【0008】本発明は上記の欠点を解消し、フレーム内(あるいはフィールド内
)圧縮符号化データがどのセクタに記録されているかを示す対応表が記録再生装
置あるいは光ディスクに不都合があった場合に作成できないという問題点を解決
して、フレーム内(あるいはフィールド内)圧縮符号化データのみを再生する特
殊再生を行うことが可能な光ディスクを提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため本発明は、フレーム内(
あるいはフィールド内)圧縮符号化したデータの先頭データや最終データが格納
されているセクタアドレスを少なくとも数グループ分まとめて、圧縮符号化デー
タを記録しているセクタと同一領域に存在する別のセクタに随時記録した構成で
ある。 【0010】あるいは、数グループ分のフレーム内(あるいはフィールド内)圧
縮符号化したデータの先頭データや最終データが格納されているセクタアドレス
をまとめて記録しているセクタのアドレスをさらにまとめて別のセクタに記録し
た構成である。 【0011】 【作用】本発明は、この様に記録したセクタを再生することによって、フレーム
内(あるいはフィールド内)圧縮符号化データがどのセクタに存在するかを認識
し、そのデータを元にフレーム内(あるいはフィールド内)圧縮符号化データの
みを再生することを可能にするものである。 【0012】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用いて詳細に述べる。図1は
本発明の一実施例におけるnグループ毎にフレーム内符号化データの先頭データ
と最終データが格納されるセクタアドレスを記録する1つのセクタが存在する光
ディスクのフォーマットを示す模式図である。 【0013】図2は本発明の一実施例における連続する6つの画像フレームを1
グループとし、そのうちの先頭フレームの第1フレーム及び第7フレームをフレ
ーム内圧縮符号化フレームとし、第2、3、5、6(、8、9、11、12)フ
レームを両方向予測フレーム間圧縮符号化フレーム、第4(、10)フレームを
前方向予測フレーム間圧縮符号化フレームとしたことを示す模式図である。 【0014】図3は本発明の一実施例における圧縮画像再生装置の概略ブロック
図を示す。図1で示すように、A1、A2、・・・、An及びB1、B2、・・
・、Bn及びC1、C2、・・・、Cnはそれぞれフレーム内圧縮符号化フレー
ムと両方向予測フレーム間圧縮符号化フレームと前方向予測フレーム間圧縮符号
化フレームの圧縮符号化データを含む1つのグループである。 【0015】それぞれのグループのフレーム内符号化データの先頭データと最終
データが格納されるセクタアドレスがセクタa、b,cに記録される。つまり、
グループB1で示されるフレーム内符号化データの先頭データと最終データが格
納されるセクタアドレスは、それぞれx1、xmである。 【0016】図3で示す様に、再生時光学ピックアップ2によって光ディスク1
から再生された信号が再生処理器3に送られて二値化、ディジタル 復調あるいは誤り訂正等の処理が行われる。再生処理器3で処理されたデータは
、圧縮符号化データのみ受信バッファ4に送られる。 【0017】例えば、フレーム内圧縮符号化データのみを再生する特殊再生時に
は、図1で示すフォーマットで記録された図3の光ディスク1のフレーム内符号
化データのみを再生する場合を考える。図3の光ディスク1上のセクタ、例えば
図1のbセクタを光学ピックアップ2が再生すれば、グループB1、B2、・・
・、Bnにおけるフレーム内符号化データの先頭データ及び最終データが存在す
るセクタアドレスを知ることができる。従って、グループB1におけるx1セク
タから順次再生を行い、フレーム内符号化データの最終データが存在するxmセ
クタまで再生が完了した時、グループB2のフレーム内符号化データの先頭が存
在するセクタが予め分かっているので、そのセクタに光学ピックアップ2を移動
する。 【0018】以後、グループB3、B4、・・・、Bnまで同様の操作をすれば
、フレーム内符号化データのみを再生し続けることができる。グループBnまで
の操作が完了した時、次にcセクタを再生すれば、グループC1、C2、・・・
、Cnまでのフレーム内符号化データの先頭データ及び最終データが存在するセ
クタアドレスを知ることができる。以下同様の操作を続ければ、連続的にフレー
ム内符号化データのみを再生し続けることができる。受信バッファ4から圧縮復
号化処理器5にフレーム内符号化データが送られる。 【0019】送られてきたデータをもとに、圧縮復号化器5で復号化された画像
信号データはフレームメモリ6に送られた後、一定の転送速度でフレームメモリ
6からY、U,V信号の同期を取って読み出され、D/A変換器7、8、9を通
りアナログ画像信号として外部に出力される。読み出される速度は、記録時のA
/D変換時の標本化周波数に合わせ、Y信号は13.5MHz、U、V信号は6
.75MHzである。フレームメモリ6から読み出されたデータが直接ディジタ
ルデータとして外部に出力される場合もある。なお、画像のフレーム単位の処理
をフィールド単位で行っても構わない。 【0020】また、数グループ分のフレーム内(あるいはフィールド内)圧縮符
号化したデータの先頭データや最終データが格納されているセクタアドレスをま
とめて記録しているセクタa,b,cのアドレスをさらにまとめて別のセクタに記
録した構成としてもよい。 【0021】 【発明の効果】以上のように本発明は、フレーム内(あるいはフィールド内)圧
縮符号化したデータの先頭データと最終データが格納されているセクタアドレス
を少なくとも数グループ分まとめて、圧縮符号化データを記録する領域と同一領
域の別セクタに随時記録されているので、圧縮符号化データを記録しながら別の
領域にアクセスすること無く、圧縮符号化データの記録が全て完了する以前に随
時対応表を記録することができ、データの記録中に何らかの不都合で記録再生装
置自体の電源が落ちてしまった時など対応表が全く作成できないということがな
くなり、そのため、再生時にはフレーム内(あるいはフィールド内)圧縮符号化
データが存在するセクタアドレスを確実に認識することができ、フレーム内(あ
るいはフィールド内)圧縮符号化データのみを再生処理する、高速再生等の特殊
再生を確実に実現するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例におけるnグループ毎にフレーム内符号化データの先
頭データと最終データが格納されるセクタアドレスを記録する1つのセクタが存
在する光ディスクのフォーマットを示す模式図 【図2】本発明の一実施例における6フレームを1グループとし、第1及び第7
フレームをフレーム内圧縮符号化フレーム、第4及び第10フレームを前方向予
測フレーム間圧縮符号化フレーム、第2、3、5、6及び第8、9、11、12
フレームを両方向予測フレーム間圧縮符号化フレームとすることを示す模式図 【図3】本発明の一実施例における再生装置の概略ブロック図 【符号の説明】 1 光ディスク 2 光学ピックアップ 3 再生処理器 4 受信バッファ 5 圧縮復号化器 6 フレームメモリ 7、8、9 D/A変換器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】セクタ構造を有し、画像信号を格納した光ディスクであって、前記
    画像信号は、連続する画像フレームあるいはフィールド信号を複数フレームある
    いは複数フィールド集めてグループ化し、前記グループ化した画像フレームある
    いはフィールドのうち少なくとも1フレームあるいは1フィールドを、フレーム
    内あるいはフィールド内圧縮符号化方法により帯域圧縮した第1の画像信号と、
    前記グループ化した残りのフレームあるいはフィールドを、時間軸相関を用いた
    フレーム間あるいはフィールド間圧縮符号化方法により帯域圧縮した第2の画像
    信号とから構成され、 前記第1の画像信号が格納されるセクタの位置情報を複数グループ分まとめて
    格納したセクタを複数グループ分の前記第1の画像信号と前記第2の画像信号と
    を格納するセクタに隣接して設けたことを特徴とする光ディスク。 【請求項2】第1の画像信号が格納されるセクタの位置情報は、第1の画像信号
    の先頭データが格納されるセクタの位置情報、及び最終データが格納されるセク
    タの位置情報のうち、少なくともどちらか一方としたことを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク。 【請求項3】第1の画像信号が格納されるセクタの位置情報を複数グループ分ま
    とめて格納したセクタの位置情報を、さらに複数個まとめて格納したことを特徴
    とする請求項1または2記載の光ディスク。

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