JP2753850B2 - フィルター - Google Patents

フィルター

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JP2753850B2
JP2753850B2 JP1077630A JP7763089A JP2753850B2 JP 2753850 B2 JP2753850 B2 JP 2753850B2 JP 1077630 A JP1077630 A JP 1077630A JP 7763089 A JP7763089 A JP 7763089A JP 2753850 B2 JP2753850 B2 JP 2753850B2
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正一 藤森
泰輔 大坪
義郎 平島
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フッ素樹脂製および/またはオレフィン系
樹脂製のフィルターに関する。
従来技術 フィルターは通常、液体または気体中の狭雑物を除去
する濾過布や膜よりなるフィルターエレメント(1)、
フィルターエレメントを取付けるハウジング下部
(2)、および、ハウジング下部に取付け両者でハウジ
ングとなるハウジング下部(3)とで形成されている。
解決すべき問題点 通常、ハウジング上部はハウジング下部の溝(4)に
挿入された後融着し固着されている。また、フィルター
エレメント(1)はハウジング下部の突出部(5)に挿
入したのち溶融し固着されている、濾過すべき気体液体
はハウジング上部の開口部(6)から入りフィルターエ
レメント(1)より濾過されてハウジング下部の開口部
(7)より出ていく、気体液体がエレメントをあまり抵
抗なく通過できる場合はよいが、濾過抵抗が大きい場合
や、高圧濾過の場合には、ハウジングを外側に押しやる
方向に力が働くので、ハウジング上部とハウジング下部
との接続部分が外れるように力が働く、そうすると、フ
ッ素樹脂製および/またはオレフィン系樹脂製のフィル
ターであれば、ある程度の形態変形性があり、かつ摩擦
抵抗が小さいので、融着が不十分であると融着部より気
液が噴出し、最悪のばあいはハウジング上部とハウジン
グ下部とが完全に外れることとなる。
ハウジング上部とハウジング下部とをネジ込みにより
固定する方法もあるがネジ切りのための特別な治具が必
要となり製造工程が繁雑となる。
解決手段 本発明は、上記欠点を解決したもので、フィルターエ
レメント(1)ハウジング上部、(3)ハウジング下部
(2)、よりなるフッ素樹脂製および/またはオレフィ
ン系樹脂製のフィルターにおいて、ハウジング下部
(2)が外側または内側方向に凹み且つ丸みを設けない
窪(8)を有する溝(4)をもち、ハウジング上部が該
溝に嵌合する頭(9)をもち、該頭が先端または先端近
傍に傾斜(10)をもち、かつ、傾斜に続いて前記窪に嵌
込む突起(11)があり、該突起と窪みを嵌合接続して後
融着することにより、ハウジング上部(3)とハウジン
グ下部(2)と固着したフィルターである。
本発明のフィルターは、全フッ素樹脂製、全オレフィ
ン系樹脂製、またはフッ素系樹脂とオレフィン系樹脂よ
りなるフィルターである。フッソ樹脂としては、四フッ
化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン−パーフル
オルアルキルビニルエーテル共重合樹脂(PFA)、四フ
ッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合樹脂(FE
P)、または四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン−
パーフルオルアルキルビニルエーテル共重合樹脂(EP
E)、エチレン−四フッ化エチレン共重合樹脂(ETF
E)、三フッ化塩化エチレン樹脂(ECTFE)、フッ化ビニ
リデン樹脂(PVdF)、フッ化ビニル樹脂(PVF)が用い
られる。濾過材としては四フッ化エチレン樹脂(PTFE)
製が好ましい。オレフィン系樹脂としてはポリエチレン
樹脂等があるが、ポリプロピレン樹脂を用いると形態安
定性が良い。濾過する気体液体の性質に応じて用いる樹
脂を決めればよく、異なるオレフィン樹脂との組合わ
せ、異なるフッ素樹脂との組合わせ、また、オレフィン
系樹脂とフッ素樹脂とを併用してもよい。
以下、図面に従い詳しく説明する。
第1図は、本発明フィルターの概略断面図を示し、第
2図は、ハウジング上部のハウジング下部との接続部分
の詳細を、第3図は、ハウジング下部のハウジング上部
との接続部分の詳細を示したものである。
ハウジング下部(2)はほぼ円盤状で中央に排出口
(7)があり、その外側にフィルターエレメント接続用
突起(5)とさらに外側にハウジング上部を接続する溝
(4)を備えている。
ハウジング下部の溝(4)はハウジング下部の全周に
わたり、該溝の外側に窪み(8)が設けられている。該
窪み(8)には丸みを設けない。窪は内側に設けてもよ
い。
ハウジング上部(3)は略釣鐘状をしておりその封止
端側(12)に流入口(6)とエアベンド(13)および、
他端にハウジング下部の溝(4)に挿入する頭部(9)
がある。該頭部(9)は概略外側に突起(11)が出てい
る状態である。すなわち、該頭の先端部は角が丸くな
り、その後傾斜部分(10)を設け若干の平行部(14)の
後、ほぼ直角に内方に段落(15)している。
ハウジング下部の溝およびハウジング上部の端が上記
のようになっているので、ハウジング下部の溝(4)に
ハウジング上部の頭部(9)を挿入すると、先端が丸み
を持っているので容易に挿入し、ハウジング上部端傾斜
部分(10)で溝の先端を押し広げ突起(11)が溝に嵌ま
り込み該突起が溝の縁にで止まり離れることはない。こ
の様な状態でハウジング下部とハウジング上部とを溶融
接着すると、密封も完全であり、かつ、ハウジング下部
とハウジング上部とを引離す方向に力が働いても、上記
突起と溝とが嵌合しているので引離す力が融着部分にか
かることなく該融着部が離れることはない。
フィルターエレメント(1)の濾過材としては膜の他
不織布、ネット、フェルト等多孔性を有する物を除去す
る狭雑物の大きさに応じて用いる。また、これらを組合
わせ多層構造としてもよい。
フィルターエレメントとしては平膜の多段方式、プリ
ーツ方式、チューブラー方式等がある。また不織布等を
多層に巻付けたフィルターや中空糸で構成されたもので
もよい。
本実施例ではチューブラー方式で説明する。
チューブラー方式のフィルターエレメントは円筒状本
体コアの外周に濾過材を設置する。
膜とネットとを重ね、ネットが本体コア側になるよう
に、両端を溶融フィルムを挟んで溶融接着し円筒状にす
る。円筒状膜を本体コアに挿入してその解放上下端を本
体コアに熱接着する。
このフィルターエレメントをハウジング下部のエレメ
ント接続用突起(5)に挿入して後フィルターエレメン
トとハウジング下部とを溶融接着する。
本体コアと膜との間にネットを挟むことにより濾過流
量の増加がはかれる。必要によりネットと膜の層を何層
か重ねてもよい。
フィルターエレメント(1)とハウジング下部(2)
との接続も上記ハウジング上部とハウジング下部との接
続方法を採用すると、気体液体が通常と反対方向に、即
ち、ハウジング下部より入りフィルターエレメントをハ
ウジング下部より離す方向に力がかかってもフィルター
エレメントがハウジング下部より離れることはない。
効果 本発明になるフィルターは、窪みと突起を用いた嵌合
によりハウジングの上部下部を接続した後融着している
ので、ハウジングの上部下部を離す方向に力がかかって
も、前記嵌合によりこの力に対応するので、ハウジング
の上部下部が離れ、気体液体が噴出することはない。ネ
ジを用いてハウジングの上部下部を嵌合したものと比較
してもその製造工程は繁雑とならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明フィルターの概略断面図を示し、第2
図は、ハウジング上部のハウジング下部との接続部分の
詳細を、第3図は、ハウジング下部のハウジング上部と
の接続部分の詳細を示したものである。 1……フィルターエレメント、7……下部開口部 2……ハウジング下部、8……窪 3……ハウジング上部、9……頭 4……溝、10……傾斜 5……突起、11……突起 6……上部開口部、13……エアベンド 15……段落

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルターエレメント(1)、ハウジング
    上部(3)、ハウジング下部(2)、よりなるフッ素樹
    脂製および/またはオレフィン系樹脂製のフィルターに
    おいて、ハウジング下部(2)が外側または内側方向に
    凹み且つ丸みを設けない窪(8)を有する溝(4)をも
    ち、ハウジング上部が該溝に嵌合する頭(9)をもち、
    該頭が先端または先端近傍に傾斜(10)をもち、かつ、
    傾斜に続いて前記窪に嵌込む突起(11)があり、該突起
    と窪みを嵌合接続して後融着することにより、ハウジン
    グ上部とハウジング下部と固着したことを特徴とするフ
    ィルター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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BE788211A (fr) * 1971-09-16 1973-02-28 Pall Corp Appareil disposable pour filtrer les gaz
JPH034332Y2 (ja) * 1985-04-30 1991-02-05

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