JP2752288B2 - ディジタルビデオカメラ - Google Patents
ディジタルビデオカメラInfo
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
ラに関し、特にたとえばモザイク型カラーフィルタを有
するCCDからの出力信号をA/D変換器によってディ
ジタル信号に変換器して処理する、ディジタルビデオカ
メラに関する。
6(A)に示すようなモザイク型カラーフィルタが設け
られたCCDを用いる。CCDからは、図6(B)およ
び図6(C)に示すような信号が出力される。この信号
が相関2重サンプリング回路やAGC回路を経てA/D
変換器によってディジタル信号に変換される。
一様な被写体を撮影した場合には、周期性を有する横縞
が発生する。これは、高輝度信号が入力されたときにA
/D変換器のダイナミックレンジを超える信号が発生す
るためである。より詳しく述べると、R=10,G=5
およびB=5のような一様な画像を想定すると、このと
きCCDから出力される信号のレベルは、図6(B−
1)のようになる。このとき、すべての画素のレベルが
A/D変換器のダイナミックレンジを超えていなけれ
ば、すなわちA/D変換器のダイナミックレンジが「3
0」以上であれば、変換されたディジタル信号のレベル
はこのまま保たれる。そして、輝度信号は隣接画素の加
重平均で求めるため、図6(B−2)のように均一な輝
度信号が得られる。
場合に、A/D変換器のダイナミックレンジが「25」
であれば、変換後のディジタル信号のレベルは図6(B
−3)のようになる。このため、輝度信号は図6(B−
4)のようになり、1ライン毎に輝度差が生じる。この
輝度差は垂直アパーチャ信号によってさらに強調され、
したがって画面上には周期的な横縞が発生することにな
る。
縞を抑制できる、ディジタルビデオカメラを提供するこ
とである。
A/D変換器によってディジタル映像信号に変換し、こ
のディジタル映像信号に基づき垂直アパーチャ信号を発
生する垂直アパーチャ信号発生回路と、前記ディジタル
映像信号から分離された輝度信号から所定の閾値を減算
する減算回路、前記減算回路の出力を受ける複数のビッ
トシフト回路、前記複数のビットシフト回路出力のいず
れかを選択して出力する第1選択回路、前記第1選択回
路の出力を反転する反転回路、および前記反転回路の出
力と所定の定数とを受けて前記減算回路からのボロー信
号に応じていずれかを出力する第2選択回路とからなる
抑圧ゲイン算出回路と、前記垂直アパーチャ信号発生回
路の出力と前記抑圧ゲイン算出回路の出力とを乗算する
乗算回路とを備え、前記A/D変換器のダイナミックレ
ンジを超える輝度信号が入力されたとき前記垂直アパー
チャ信号のレベルを減少させてなることを特徴とするデ
ィジタルビデオカメラ。
りも小さいときには垂直アパーチャ信号のレベルは変化
せず、それが閾値よりも大きいときにはその輝度信号の
レベルに応じた割合で垂直アパーチャ信号を小さくす
る。このことによって、一部の画素の信号のみがA/D
変換器のダイナミックレンジを超えた場合に発生する横
縞を抑制する。
ナミックレンジを超えた信号があっても横縞の発生を抑
制することができる。この発明の上述の目的,その他の
目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実
施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
メラ10はCCDからの出力信号を、図示しない相関2
重サンプリング回路やAGC回路を経て受けるA/D変
換器12を含む。このA/D変換器12からのディジタ
ル映像信号が垂直アパーチャ信号発生回路14に与えら
れる。この垂直アパーチャ信号発生回路14は、たとえ
ば図2に示すように構成され図3(f)に示すような垂
直アパーチャ信号(垂直方向の2次微分信号)を発生す
る。そして、この垂直アパーチャ信号が乗算回路16の
一方入力として与えられる。また、A/D変換器12か
らのディジタル映像信号から分離されたY信号(輝度信
号)が、抑圧ゲイン算出回路18に与えられる。この抑
圧ゲイン算出回路18には、さらに、CPU20から、
閾値データTHおよび選択信号Kが与えられる。この抑
圧ゲイン算出回路18は、簡単にいえば、Y信号がCP
U20によって設定される閾値THを超えたとき垂直ア
パーチャ信号のレベルを小さく(抑圧)するためのゲイ
ンを算出して、それを上述の乗算回路16の他方入力に
与える。したがって、乗算回路16からは、抑圧ゲイン
算出回路18からのゲインによって補正された出力垂直
アパーチャ信号が得られることになる。
回路14は、A/D変換器12からのディジタル映像信
号をその一方入力に受ける加算回路22を含み、このデ
ィジタル映像信号は2つの1H遅延回路24および26
を経て加算回路22の他方入力に与えられる。加算回路
22の出力は1/2回路28を経て減算回路30の減数
入力に与えられ、この減算回路30には1H遅延回路2
4を経てディジタル映像信号が与えられる。減算回路3
0の出力は、さらに定数回路32によって「×k」倍さ
れた後出力される。
4の動作は図3に示す波形図を参照することによって容
易に理解されるところであり、ここではその詳細な説明
は省略する。この図2に示す乗算回路32から、図3
(f)に示す垂直アパーチャ信号が出力され、それが前
述の乗算回路16の一方入力として与えられる。また、
図4に詳細に示す抑圧ゲイン算出回路18は輝度信号か
らCPU20によって設定された閾値THを減算するた
めの減算回路36を含む。この減算回路36からの出力
は、そのまま選択回路38に与えられるとともに、ビッ
トシフト回路40,42および44に与えられる。この
ビットシフト回路40は減算回路36の出力を1ビット
アップシフトしてそれを「2倍」するための回路であ
る。ビットシフト回路42および44は、減算回路36
の出力をそれぞれ2ビットおよび3ビットアップシフト
し、それぞれ「4倍」および「8倍」する。これらビッ
トシフト回路40−44の出力がまた選択回路38に与
えられる。
選択回路48に与えられ、上位2ビットがオアゲート4
6aを通して選択回路48に与えられ、上位3ビットが
オアゲート46bを通して選択回路48に与えられる。
この選択回路48には、さらに、「0」が与えられる。
選択回路38によって選択された8ビットの信号が選択
回路48によって選択された1ビットの信号とともにオ
アゲート50に与えられる。このオアゲート50はオー
バフロークリップ回路として機能し、選択回路38から
の信号が「255」を超える結果抑圧ゲイン算出回路1
8から出力される抑圧ゲインが負の値になってしまうの
を防止する。なぜなら、負の値を取り扱うとすれば処理
ビット数が1ビット増えるからである。そして、オアゲ
ート50の出力は反転回路52を経て選択回路54の上
側入力に与えられる。この選択回路54の下側入力には
定数(この実施例では「255」)が与えられる。選択
回路54は減算回路36から「1」のボロー信号が出力
されるとき、上側入力すなわち反転回路52の出力を選
択し、それが「0」のとき下側入力すなわち「255」
を選択する。
レベルを「X」とすると、「X−TH」が得られる。こ
の「X−TH」がそのままあるいはビットシフト回路4
0−44を経て選択回路38に与えられる。この選択回
路38には、CPU20からの選択回路(2ビット)が
与えられる。この選択信号Kが「00」として設定され
た場合には、選択回路38は減算回路36からの「X−
TH」をそのまま出力する。また、選択信号Kが「0
1」として与えられると、選択回路38はビットシフト
回路40から出力される「2(X−TH)」を選択的に
出力する。選択信号Kが「10」として設定されたとき
選択回路38はビットシフト回路42から出力される
「4(X−TH)」を出力し、選択信号Kが「11」と
して設定されると選択回路38はビットシフト回路44
から出力される「8(X−TH)」を出力する。したが
って、選択回路38からは「k(X−TH)」が出力さ
れることになる。この選択回路38からの出力がオアゲ
ート50を経て反転回路52によって反転されるため、
結果的に、この反転回路52の出力は「255−k(X
−TH)」となる。そして、選択回路54は、減算回路
36から「1」のボロー信号があるとき上側入力を選択
し、「0」のとき下側入力を選択するので、この選択回
路54から乗算回路16(図1)に与えられる抑圧ゲイ
ンは、図5に示すようになる。すなわち、輝度信号レベ
ル(X)が閾値THを超えるとそのレベルに応じて連続
的に小さくなる抑圧ゲインを出力する。したがって、輝
度信号のレベルが所定の閾値を超えるまでは垂直アパー
チャ信号のレベルは変化されないが、閾値を超えるとそ
の輝度信号レベルに応じて垂直アパーチャ信号のレベル
が徐々に小さくされる。したがってこの閾値THをA/
D変換器12のダイナミックレンジを考慮して設定する
ことによって、ダイナミックレンジを超える信号があっ
た場合に生じる横縞を抑制することができる。
配は、CPU20(図1)から出力される選択信号Kに
よって決まる。したがって、この選択信号(勾配係数)
KをCPU20が適宜変更して設定することによって、
画質調整をより細かく行うことができる。このように、
図1の実施例によれば、垂直アパーチャ信号のレベルを
変化することによって、輝度信号それ自体のレベルを変
化させなくても、A/D変換器12のダイナミックレン
ジに起因する画像の横縞を抑制することができる。なぜ
なら、後続のガンマ補正回路(図示せず)の補正特性に
よって高レベル部分のゲインは圧縮されるので多少のレ
ベル差があっても横縞はあまり目立たないが、先に述べ
たように、垂直アパーチャ信号が輪郭を強調するため、
結果的に横縞が目立つことになる。ところが、上述のよ
うに高レベル部分で垂直アパーチャ信号のゲインを小さ
くすれば、垂直アパーチャ信号による強調の程度が小さ
くなり、ガンマ補正特性と相俟って横縞が目立たなくな
るのである。
細に示すブロック図である。
す波形図である。
ブロック図である。
抑圧ゲイン算出回路から出力されるゲインを示すグラフ
である。
Dから出力される信号を示す図解図である。
Claims (1)
- 【請求項1】CCDからの出力信号をA/D変換器によ
ってディジタル映像信号に変換し、このディジタル映像
信号に基づき垂直アパーチャ信号を発生する垂直アパー
チャ信号発生回路と、 前記ディジタル映像信号から分離された輝度信号から所
定の閾値を減算する減算回路、前記減算回路の出力を受
ける複数のビットシフト回路、前記複数のビットシフト
回路出力のいずれかを選択して出力する第1選択回路、
前記第1選択回路の出力を反転する反転回路、および前
記反転回路の出力と所定の定数とを受けて前記減算回路
からのボロー信号に応じていずれかを出力する第2選択
回路とからなる抑圧ゲイン算出回路と、 前記垂直アパーチャ信号発生回路の出力と前記抑圧ゲイ
ン算出回路の出力とを乗算する乗算回路とを備え、 前記A/D変換器のダイナミックレンジを超える輝度信
号が入力されたとき前記垂直アパーチャ信号のレベルを
減少させてなることを特徴とするディジタルビデオカメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043874A JP2752288B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ディジタルビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043874A JP2752288B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ディジタルビデオカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05244492A JPH05244492A (ja) | 1993-09-21 |
JP2752288B2 true JP2752288B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12675849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4043874A Expired - Fee Related JP2752288B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | ディジタルビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752288B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2722784B2 (ja) * | 1990-06-12 | 1998-03-09 | 松下電器産業株式会社 | カラー撮像装置 |
JP2893914B2 (ja) * | 1990-10-05 | 1999-05-24 | 松下電器産業株式会社 | カラー撮像装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4043874A patent/JP2752288B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05244492A (ja) | 1993-09-21 |
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