JP2751579B2 - 無整流子直流電動機 - Google Patents

無整流子直流電動機

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JP2751579B2 JP2161805A JP16180590A JP2751579B2 JP 2751579 B2 JP2751579 B2 JP 2751579B2 JP 2161805 A JP2161805 A JP 2161805A JP 16180590 A JP16180590 A JP 16180590A JP 2751579 B2 JP2751579 B2 JP 2751579B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2209/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the waveform of the supplied voltage or current
    • H02P2209/07Trapezoidal waveform

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は無整流子直流電動機に関し、さらに詳しくは
永久磁石回転子の回転位置を検出するためのホール素子
の如き回転子位置検出素子を不要とした無整流子直流電
動機に関するものである。
従来の技術 無整流子直流電動機はブラシ付の直流電動機に比べ機
械的接点を持たないため長寿命であると同時に電気的雑
音も少なく、近年、高信頼性が要求される産業用機器や
映像・音響機器に広く応用されている。
従来、この種の無整流子直流電動機はそのほとんどが
固定子巻線の通電相切換えのために、ブラシに相当する
回転子位置検出素子(例えばホール素子)を使用してい
る。しかしながら回転子位置検出素子自体決して安価な
ものではなく、さらに素子の取付け位置調整の煩雑さ、
配線数の増加により無整流子直流電動機はブラシ付直流
電動機に比べて大幅にコストが上昇する欠点がある。
また電動機内部に回転子位置検出素子を取り付けなけ
ればならないため構造上の制約が起こることがしばしば
ある。近年、機器の小型化に伴い使用される電動機も小
型かつ薄型化されホール素子等の位置検出素子を取り付
ける場所的余裕がなくなってきている。
そこでホール素子の如き回転子位置検出素子の全くな
い無整流子直流電動機が従来よりいくつか提案されてい
る。
その1つは、例えば特開昭55−160980号公報に示され
るような固定子巻線に電流を一方向だけに供給する、い
わゆる半波駆動方式の無整流子直流電動機がある。これ
は起動時に自起動回路で特定の固定子巻線相のみを付勢
して回転子の位置決めを予め行い、次に3相の固定子巻
線のうち休止中の2つの固定子巻線に誘起される逆起電
力を検出することによって次の通電相を決定し固定子巻
線に電流を一方向だけに順次供給するものである。
さらには、例えば特開昭62−260586号公報に示される
ような固定子巻線に電流を両方向に供給する、いわゆる
全波駆動方式の無整流子直流電動機である。これは電動
機の起動時には起動パルス発生回路の出力する起動パル
スで固定子巻線に流れる電流を強制的に順次切換えて駆
動し、回転子の回転が上昇して固定子巻線に逆起電力が
誘起されたときに逆起電力のゼロクロス点を検出しその
出力信号をモノマルチで一定時間だけ遅延させることに
よって通電のタイミングを決定するものである。以下、
その駆動波形について第2図および第3図を参照しなが
ら説明する。
第2図は無整流子直流電動機を構成する固定子巻線電
力供給手段の一実施例を示す回路構成図、第3図は従来
例におけるその各部信号波形図である。
第2図において27は永久磁石回転子、11,12,13は固定
子巻線、21,22,23,24,25,26は駆動用トランジスタでこ
れらのトランジスタをON、OFFすることにより固定子巻
線11,12,13に電流を供給する。そのうち21,22,23はPNP
トランジスタ、24,25,26はNPNトランジスタで構成され
ている。20は電源である。一般に無整流子電動機の駆動
は、回転子27の回転位置に応じて得られる6相のパルス
信号を駆動用トランジスタ21,26,22,24,23,25の各ベー
スに印加して行われる。その6相のパルス信号波形を第
3図d〜iに示す。ただし各トランジスタのベースに加
えられる信号の方向はPNPトランジスタ21,22,23には電
流が流出する方向に、NPNトランジスタ2425,26には電流
が流入する方向に加えられる。まずトランジスタ21,26
が導通して固定子巻線11,12に電流が流れる。次にトラ
ンジスタ21,26が導通して固定子巻線11,13に電流が流れ
る。このような相切換え動作を順次行い、永久磁石回転
子27を回転させる。そのときの固定子巻線11,12,13には
各々第3図j,k,lに示す電流が両方向に通電される。ま
た回転子27が回転している状態では固定子巻線11,12,13
の各端子には第3図a,b,cに示す電圧(逆起電力)が誘
起される。同図d〜iで示される6相のパルス信号は回
転子27の位置信号に相当し、逆起電力a,b,cの波形とは
第3図に示すような位相関係にあり電気角で30度だけ位
相が異なることに注意すべきである。そこで例えば特開
昭62−260586号公報に示されるような先行技術では固定
子巻線に誘起された逆起電力のゼロクロス点を検出しそ
の出力信号をモノマルチを用いることによって一定時間
だけ遅延させて通電のタイミングを決定している。した
がって固定子巻線に流れる電流波形は通電幅がほぼ120
度(電気角)の矩形波状となり、固定子巻線に流れる電
流は急峻にオン・オフされることになる。
発明が解決しようとする課題 回転子位置検出素子のない無整流子直流電動機は基本
的には固定子巻線に誘起される逆起電力を利用して固定
子巻線の相切換えに必要な位置信号を作成している。し
たがって起動時においては各固定子巻線に逆起電力が発
生していないので、固定子巻線の初期通電相が定まらな
い。そこで、これら先行技術に示される無整流子直流電
動機にあっては起動用に特別な起動回路を設けている。
上述した特開昭55−160980号公報では、特定の固定子巻
線のみを付勢して予め回転子の初期位置を決定してい
る。ところが初期位置を決定するために固定子巻線の1
相のみを付勢しても、回転子の位置は振動的となりなか
なか静止せず、その結果起動時間が長くなる。
また上述した特開昭62−260586号公報では、起動回路
の出力する出力パルスにより固定子巻線を強制的に順次
切換えている。しかし、固定子巻線を強制的に順次切換
えても回転子の回転は同じく振動的となる。したがっ
て、検出回路で逆起電力のゼロクロス点をうまく検出で
きても、固定子巻線を強制的に順次切換えて駆動する起
動モードから逆起電力のゼロクロス点を検出して行う正
規の位置検出モードにはうまく切換えることが困難であ
る。すなわち、起動モードから正規の位置検出モードへ
の切換えのタイミングが難しく、結果として電動機の起
動時間が長くなる。
一般に、これら回転子位置検出素子のない無整流子直
流電動機は、起動時においては回転子が静止しているた
め各固定子巻線には逆起電力を発生していない。そのた
め初期の通電相が定まらず、位置検出素子付の電動機に
比べると起動性が著しく劣るという問題点がある。
さらに前者の先行技術に示される無整流子直流電動機
にあっては、固定子巻線の一方向だけに電流を供給する
半波駆動方式であるためその駆動回路を簡単に構成でき
る反面、固定子巻線に流れる電流を両方向に流れるよう
に構成した全波駆動方式の電動機に比べると固定子巻線
の利用率が低くて効率が悪く、発生トルクも小さいとい
う問題点がある。
また後者の先行技術に示される無整流子直流電動機に
あっては、固定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロ
ス点で発生されたパルスをモノマルチで一定時間だけ遅
延させることにより通電相を決定する方式であり、その
遅延時間が電動機の回転数と無関係に一定であるため回
転数を変える必要がある用途には向かず、適用性に乏し
いという問題点がある。
また先行技術に示される無整流子直流電動機にあって
は、固定子巻線に流れる駆動電流は通電幅がほぼ120度
(電気角)の矩形波状となる。そのため切換えに伴うス
パイク状電圧を低減するために実際には比較的大きなコ
ンデンサを含むフィルタが固定子巻線の通電端子に必要
となる。また、固定子巻線に流れる電流が急峻にオン・
オフされるため、回転時に振動、騒音を発生しやすいと
いう欠点を有し、しかも電動機を高速回転で使用するほ
どその傾向が著しいという問題点がある。
本発明は、回転子位置検出素子の不要な無整流子直流
電動機でありながら、特別の起動回路を設けることなく
良好な起動特性の得られる無整流子直流電動機を提供す
ることを目的としている。
さらに本発明は、回転子位置検出素子の不要な、しか
も固定子巻線に流れる電流を両方向に流れるように構成
した全波駆動方式の無整流子直流電動機を提供すること
を目的としている。
さらには本発明は電動機の回転数を任意に変えること
が可能な無整流子直流電動機を提供することを目的とし
ている。
さらには本発明は、先行技術に示された無整流子直流
電動機に必要とされるような大きなコンデンサを含むフ
ィルタ回路が不要で、高速回転時にも振動、騒音の極め
て少ない無整流子直流電動機を提供することを目的とし
ている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、複数相の固定子
巻線と、複数相の選択信号により選択された前記固定子
巻線に発生する逆起電力に応動したパルス信号列を発生
させる逆起電力検出手段と、前記パルス信号列が入力さ
れ前記パルス信号列の周期を計数しその周期が所定の範
囲内にあるときは計数した周期に比例もしくは略比例し
た時間だけ前記パルス信号列を遅延して得られる遅延パ
ルスを出力し、周期が所定の範囲を超えたときは疑似出
力パルスを論理パルス発生手段に出力するパルス遅延手
段と、前記逆起電力検出手段のパルス信号列に応動した
複数相のパルス信号を発生する論理パルス発生手段と、
前記パルス遅延手段を遅延パルスに応動した前記複数相
の選択信号を出力する選択信号発生手段と、論理パルス
発生手段の出力信号より回転子の回転位置信号を合成す
る位置信号合成手段と、その回転位置信号に応じて固定
子巻線を付勢する固定子巻線電力供給手段とを含んで構
成される。
作用 本発明は上記した構成により、固定子巻線に誘起され
る逆起電力のゼロクロス点をパルス整形してパルス信号
列に変換し、このパルス信号列をもとに回転子位置信号
を作成しているので、電動機の回転数を変化させても次
に通電すべき固定子巻線の通電位相が変化することはな
い。しかも、固定子巻線の通電状態から次に検出すべき
相の逆起電力のみをパルス信号列に変換するように選択
回路を付加しているので、逆起電力のゼロクロス点誤検
出による相切換えの誤動作もなく常に安定した駆動が得
られる。
したがって、回転数を変える必要がある用途にも容易
に応用することが可能となり、従来例の回転子位置検出
素子不要の無整流子直流電動機に見られるような回転数
を変化させた場合に駆動が不安定になるということはな
い。
さらに加えて、本発明は起動用に特別な起動回路を設
けなくても、起動時においては疑似出力パルスを容易に
出力することができ、この疑似出力パルスにより固定子
巻線を強制的に順次切換えている。そして逆起電力検出
手段で逆起電力のゼロクロス点を検出したとき、固定子
巻線を強制的に順次切換えて駆動する起動モードから逆
起電力のゼロクロス点を検出して行う正規の位置検出モ
ードに速やかに切換えることができ、従来の位置検出素
子付の電動機と比べても遜色のない起動特性が得られ
る。
さらに、本発明は固定子巻線に誘起される逆起電力の
ゼロクロス点のみを検出しているので、駆動電流による
電圧の影響を受けることもなく固定子巻線に流れる電流
を両方向に流せる全波駆動方式の電動機の構成をとるこ
とができる。
さらに加えて、固定子巻線各相に通電される電流の相
切換えが極めて滑らかに行われるため、従来例に見られ
るような、相切換えに伴うスパイク状電圧を低減するた
めの比較的大きなコンデンサを含むフィルタ回路を固定
子巻線の通電端子に接続する必要がない。
また、固定子巻線に流れる電流が、従来例の如く急峻
にオン・オフされることがなく相切換えが滑らかに行わ
れるため、振動および騒音の非常に少なく電動機の駆動
が可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明の一実施例における無整流子直流電動
機の構成を示すブロック図である。第1図において、1
は逆起電力検出手段で、3相の固定子巻線11,12,13に誘
起される逆起電力と選択信号発生手段6の出力する選択
信号とが入力される。逆起電力検出手段1は選択信号発
生手段6の出力する選択信号に応じて3相の逆起電力の
ゼロクロス点を検出してパルス列mに変換する。このパ
ルス列mは3相の逆起電力のゼロクロス点を示す。逆起
電力検出手段1の出力するパルス列mは論理パルス発生
手段2とパルス遅延手段3に入力される。論理パルス発
生手段2は逆起電力検出手段1の出力するパルス列mを
分周して固定子巻線11,12,13に誘起される逆起電力と同
じ周波数の6相のパルスを出力する。パルス遅延手段3
はまず入力されたパルス列の周期mを計数する。そして
計数した周期の概略1/2の時間だけ出力パルスを遅延さ
せて遅延パルスとして選択信号発生手段6に出力する。
また計数した周期が所定の範囲を越えたときは疑似出力
パルスを論理パルス発生手段2に出力する。論理パルス
発生手段2で発生された6相のパルス信号は位置信号発
生手段4に入力され、6相のパルス信号をもとに回転子
27の回転位置信号に変換される。この回転位置信号は固
定子巻線電力供給手段5に入力される。固定子巻線電力
供給手段5は位置信号発生手段4の出力する回転子位置
信号に応じて各固定子巻線11,12,13に順次駆動電流を両
方向に供給する。
以上のように構成された一実施例をもとにして本発明
の無整流子直流電動機の動作について詳しく説明する。
第4図は本発明の無整流子直流電動機を構成する固定
子巻線電力供給手段5の一実施例の各部信号波形図であ
る。
第4図において、a,b,cはそれぞれ固定子巻線11,12,1
3に誘起される逆起電力波形である。同図d〜iは位置
信号発生手段4で合成される6相信号で、回転子27の回
転位置に応じて得られる6相の位置信号に相当する。こ
れは従来例の第3図d〜iに示す矩形波状の信号波形と
は異なり台形波状の信号波形である。なお、この台形波
状の信号波形を得る方法については、第16図および第17
図にて説明する位置信号発生手段のところで詳細に説明
する。
第4図d〜iの6相位置信号はそれぞれ第2図に示す
駆動用トランジスタ21,26,22,24,23,25の各ベースに入
力される。ただし各トランジスタのベースに加えられる
信号の方向はPNPトランジスタ21,22,23には電流が流出
する方向に、NPNトランジスタ24,25,26には電流が流入
する方向に加えられる。するとそれぞれのトランジスタ
は加えられたベース電流を増幅して各ベース電流に比例
した電流が各コレクタに流れる。その結果固定子巻線1
1,12,13には第4図j,k,lに示す電流が両方向に通電され
る。このような相切換え動作を順次行い、永久磁石回転
子27を回転させる。
このような信号処理を行う本発明の一実施例の各部の
動作についてさらに図面を用いて説明する。
第5図は第1図に示す本発明の一実施例における逆起
電力検出手段1の回路構成図である。
第5図において14,15,16は抵抗で片方は固定子巻線1
1,12,13の各端子に接続され、他方はそれぞれ共通接続
されている。31,32,33は比較回路で、その入力端子
(+)には固定子巻線11,12,13の各端子が接続され、入
力端子(−)には抵抗14,15,16の共通接続点が接続され
ている。34,35,36はインバータ回路でそれぞれ比較器3
1,32,33の各出力が接続されている。71,72,73,74,75,76
はスイッチでそのうちスイッチ71,73,75の片方はインバ
ータ回路36,34,35にそれぞれ接続され、スイッチ72,74,
76の片方は比較回路32,33,31にそれぞれ接続されてい
る。スイッチ71,72,73,74,75,76の他方はそれぞれ共通
接続されて、逆起電力検出手段1の出力端子となってい
る。
第5図に示す逆起電力検出手段の動作について第6図
を用いて説明する。
第5図の抵抗14,15,16はそれぞれ固定子巻線11,12,13
と接続されているので、抵抗14,15,16の共通接続点には
固定子巻線11,12,13の中性点oと同一の電位が得られ
る。したがって電動機としては特別に固定子巻線の中性
点から信号線を引き出しておく必要がない。固定子巻線
11,12,13に誘起される逆起電力はそれぞれ第6図a,b,c
に示されるような信号波形であり、これらは第5図の比
較器31,32,33の入力端子(+)に入力され、入力端子
(−)には抵抗14,15,16の共通接続点に得られる固定子
巻線の中性点電位が入力されている。したがって比較器
31,32,33の各出力端子には第6図u,v,wに示すような逆
起電力a,b,cを波形整形したパルスが得られる。パルス
波形u,v,wのパルスエッジは逆起電力a,b,cのゼロクロス
点とそれぞれ一致する。第6図t1,t2,t3,t4,t5,t6は選
択信号発生手段6から逆起電力検出手段1に出力される
6相の信号で、その立ち上がりエッジは逆起電力a,b,c
のゼロクロス点のタイミングと電気角で30度だけ遅延さ
せた選択信号波形を示す。これらの選択信号によりスイ
ッチ71,72,73,74,75,76がオン・オフされる(信号“H"
でスイッチオン、信号“L"でスイッチオフ)。
その結果、スイッチ71,72,73,74,75,76の共通接続点
からは第6図mに示す波形が得られ3相の逆起電力a,b,
cのゼロクロス点とパルスの立ち上がりエッジとが一致
したパルス列mが出力される。すなわち逆起電力a,b,c
のゼロクロス点ごとにパルスが出力され逆起電力a,b,c
の1周期につき6回(電気角で60度ごと)のパルス列m
が出力される。
次に本発明の一実施例におけるパルス遅延手段3の動
作について詳しく説明する。
第7図は第1図に示す本発明の一実施例におけるパル
ス遅延手段3の回路構成図、第8図(A)は電動機の定
常回転におけるその各部信号波形図、第8図(B)は電
動機の起動時におけるその各部信号波形図である。
第7図において、41は第1のカウント手段、42は第2
のカウント手段、44はクロックパルス発生手段である。
第1のカウント手段41はその計数値が所定の値を越えた
ときにキャリーフラグtを出力し、第2のカウント手段
42はその計数値が零になったときにゼロフラグzを出力
する。クロックパルス発生手段44は2種類のクロックパ
ルスck,2ckを発生しており、ckのクロックパルスは第1
のカウント手段41に、2ckのクロックパルス(クロック
周波数はckの2倍)は第2のカウント手段42に入力され
ている。43は転送手段で逆起電力検出手段1の出力する
パルス列mと第1のカウント手段41の出力するキャリー
フラグtが入力され、第1のカウント手段41にはその計
数値をリセットするリセットパルスrを、第2のカウン
ト手段42には第1のカウント手段41の計数値をロードす
るロードパルスsを出力する。なお、信号zが遅延パル
ス、信号tが疑似出力パルスを形成する。
第7図に示すパルス遅延手段3の動作について、まず
永久磁石回転子27が定常回転しているときについて第8
図(A)を用いて説明する。第1のカウント手段41は転
送手段43の出力するリセットパルスrが入力されるまで
クロックパルスckをアップカウントする。リセットパル
スrは逆起電力発生手段1が出力するパルス列mと同じ
周期であるので、第1のカウント手段41の計数値は逆起
電力検出手段1の出力するパルス列mの周期を計数した
ことになる。その様子を第8図(A)のpに計数値をア
ナログ的に示している。第2のカウント手段42には転送
手段43の出力するロードパルスsのタイミングで第1の
カウント手段41のカウント値pが初期値として転送され
る。第2のカウント手段42はパルス列mの周期を計数し
た計数値pを2ckのクロックでダウンカウントするので
ロードパルスs(またはパルスmの立ち上がりエッジ)
のパルス列のちょうど中間点で計数値が零になる。その
様子を第8図(A)のqaにアナログ的に示してある。第
2のカウント手段42は計数値が零のときゼロフラグが出
力されるように構成されているので、第2のカウント手
段42は第8図(A)のzに示すような遅延パルスzを出
力する。パルス列mは逆起電力検出手段1の出力するパ
ルスで、パルス列mの立ち上がりエッジは3相の固定子
巻線11,12,13に誘起される逆起電力a,b,cのゼロクロス
点を示すものであるから、パルス列mの立ち上がりエッ
ジで出力されるパルス列sの間隔は電気角で60度に相当
する。したがって第8図(A)に示すzの立ち上がりエ
ッジは逆起電力a,b,cのゼロクロス点からちょうど電気
角で30度だけ遅延されたことになり、遅延パルスとして
選択信号発生手段6に出力される。なおロードパルスs
とリセットパルスrの位相関係は第8図(A)に示して
いるとおりである。リセットパルスrをロードパルスs
より遅延させているのは第1のカウント手段41のカウン
ト値を第2のカウント手段42に確実に転送させるためで
ある。また図ではパルスs,rのパルス幅を便宜上大きく
記してあるが、パルス周期に比べて十分に狭いものとす
る。
次に電動機の起動時における動作について第8図
(B)を用いて説明する。第1のカウント手段41は、転
送手段43の出力するリセットパルスrが入力されるまで
クロックパルスckをアップカウントする。ところが回転
子は静止しているので逆起電力発生手段1はパルス列m
を出力しない。したがって、第1のカウント手段41の計
数値は第8図(B)のpに示すように単調に増加し、そ
の計数値が所定の値に達したとき第1のカウント手段41
からはキャリーフラブtを転送手段43に出力する。転送
手段43はその信号tを受けてリセットパルスrとロード
パルスsを出力する。第2のカウント手段42はロードパ
ルスsで初期値がロードされた後、ダウンカウントされ
る。そして第2のカウント手段42の計数値が、零になっ
たときゼロフラグzを遅延パルスとして選択信号発生手
段6に出力する。また、キャリーフラグtは疑似出力パ
ルスとして論理パルス発生手段2に出力される。電動機
の起動時においては、逆起電力検出手段1からはパルス
列mが出力されないので、疑似出力パルスtは固定子巻
線の相切換え動作を順次行うための疑似信号となり、こ
の疑似信号により永久磁石回転子27は回転を開始され
る。ところで今、第8図(B)のqaに点線で示すよう
に、転送手段43が信号tを受けたとき、第1のカウント
手段41の計数値をそのまま第2のカウント手段42に初期
値として転送されるものとする。このように構成したと
きは、第8図(B)のqaの点線波形より明らかなよう
に、第2のカウント手段42はダウンカウントされてその
計数値が零に達しないうちに、第1のカウント手段41の
計数値がさらに転送される場合が発生する。その場合は
第2のカウント手段42の計数値は零にならず遅延パルス
zが出力されない。したがって、第8図(B)のzに示
したようなパルスxは発生しない。その結果、固定子巻
線の相切換えを疑似出力パルスtで強制的に行っても、
次に逆起電力のゼロクロス点を検出すべき相の選択信号
が選択信号発生手段6より出力されず、電動機の加速が
うまく行われない。
そこで第8図(B)のqaに示す実線波形のように、転
送手段43が信号tを受けたときは、第1のカウント手段
41の計数値をそのまま第2のカウント手段42に転送する
のではなく、第1のカウント手段41の計数値より小さい
所定値を第2のカウント手段42に転送するように構成す
る。すると上述したような第2のカウント手段42の計数
値が零に達しないうちに第1のカウント手段41の計数値
がさらに転送されることはなく、第2のカウント手段42
の計数値は必ず零になり遅延パルスzが出力される。以
下、定常時と同様な動作で第2のカウント手段42からは
第8図(B)のzに示すような遅延パルスzが出力さ
れ、遅延パルスzは選択信号発生手段6に加えられ、電
力供給手段5により3相の固定子巻線11,12,13の通電相
の切換えが順次が行われる。そして電動機は加速され、
良好な起動特性が得られる。
第9図は第1図に示す本発明の一実施例におけるパル
ス遅延手段3の他の実施例の要部回路構成図、第10図
(A)は電動機の定常回転におけるその各部信号波形
図、第10図(B)は電動機の起動時におけるその各部信
号波形図である。
なお第5図と同一の機能を有するものについては同一
の符号を付して重複した説明は省略する。
第9図において、41は第1のカウント手段、42は第2
のカウント手段であり、第1のカウント手段は8ビット
の、第2のカウント手段は5ビットのディジタルカウン
タで構成されている。第1のカウント手段41、第2のカ
ウント手段42にそれぞれ同一のクロックckが入力されて
いる。第1のカウント手段41はクロックckをアップカウ
ントし、第2のカウント手段42はクロックckをダウンカ
ウントする。45は7つのスイッチで構成されたスイッチ
転送回路で、第7図に示す転送手段43のロードパルスs
により短時間のあいだ接点に接続され、第1のカウント
手段41の計数値の最下位ビットを除くビット(第9図の
例では5ビット分)が第2のカウント手段42に転送され
る。また、第1のカウント手段41の計数値がオーバーフ
ローてた第1のカウント手段41からキャリーフラグtが
出力されたときは、スイッチ転送回路45は短時間のあい
だ接点aに接続され、第2のカウント手段42のすべての
ビットが“1"にセットされる。
第9図に示すパルス遅延手段の動作について、まず永
久磁石回転子27が定常回転しているときについて第10図
(A)を用いて説明する。
第2のカウント手段42には転送手段43の出力するロー
ドパルスsのタイミングで第1のカウント手段41の計数
値pが転送される。ただし第2のカウント手段42には第
1のカウント手段41の最下位ビットだけが捨てられて転
送されるので第10図qbに示すように第2のカウント手段
42の初期値は第1のカウント手段41の計数値pの1/2の
値が初期値として与えられることになる。第2のカウン
ト手段42は、パルス列sの周期を計数した計数値の半分
に相当するp/2をクロックckでダウンカウントすること
になるので、パルス列sのちょうど中間点で計数値が零
になる。したがって第2のカウント手段42は第10図
(A)に示すような遅延パルスzを出力する。したがっ
て第10図(A)に示すzの立ち上がりエッジは逆起電力
a,b,cのゼロクロス点からちょうど電気角で30度だけ遅
延されたことになる。
次に電動機の起動時における動作について第10図
(B)を用いて説明する。起動時には逆起電力検出手段
1はパルス列mを出力しないので、第1のカウント手段
41はクロックパルスckをアップカウントし続ける。した
がって、第1のカウント手段41の計数値は第10図(B)
のpに示すように単調に増加し、その計数値がオーバー
フローしたとき第1のカウント手段41からはキャリーフ
ラグtが出力され、転送手段43とスイッチ転送回路45に
入力される。転送手段43はその信号tを受けてリセット
パルスrとロードパルスsを出力する。第2のカウント
手段42はロードパルスsで初期値がロードされるが、
今、第10図(B)のqaに点線で示すように、第2のカウ
ント手段として7ビットのカウンタを用意して、転送手
段43が信号tを受けたとき第1のカウント手段41の計数
値の半分であるp/2の値(上位7ビット分)をそのまま
第2のカウント手段42に初期値として転送されるものと
する。このように構成したときは第10図(B)のqaの点
線波形より明らかなように、起動時においては第2のカ
ウント手段42がダウンカウントされてその計数値が零に
達しないうちに、第1のカウント手段41の計数値がさら
に転送される場合が発生する。その場合は、第2のカウ
ント手段42の計数値は零にならず遅延パルスzが出力さ
れない。したがって、第11図(B)のzに示したような
パルスxは発生しない。その結果、固定子巻線の相切換
えがうまく行われず電動機の加速がうまく行われない。
そこで第11図(B)のqaに示す実線波形のように、起
動時に転送手段43が信号tを受けたときは、第1のカウ
ント手段41の計数値の半分であるp/2の値(この場合は
最下位1ビットを除く上位7ビット)をそのまま第2の
カウント手段42に転送するのではなく、転送時にはスイ
ッチ転送回路45を短時間のあいだ接点bに接続すること
により、第1のカウント手段41の計数値の半分であるp/
2の値よりさらに小さい所定値(この場合はすべてのビ
ットが“1"の5ビット分)を第2のカウント手段42に転
送する。すると、上述したような第2のカウント手段42
の計数値が零に達しないうちに第1のカウント手段41の
計数値がさらに転送されることはなく、第2のカウント
手段42の計数値は必ず零になり遅延パルスzが出力され
る。以下、定常時と同様な動作で第2のカウント手段42
からは第11図(B)のzに示すような遅延パルスzが出
力され、遅延パルスzは選択信号発生手段6に加えら
れ、電力供給手段5により3相の固定子巻線11,12,13の
通電相の切換えが順次行われる。そして電動機は加速さ
れ、良好な起動特性が得られる。
第5図に示す実施例では第1および第2のカウント手
段に供給するクロックの周波数は異なっているが、第9
図に示す実施例では1種類のクロックでよいという利点
がある。
第11図は第1図に示す本発明の一実施例におけるパル
ス遅延手段3の他の実施例の回路構成図、第12図(A)
は回転子の定常回転におけるその各部信号波形図、第12
図(B)は電動機の起動時におけるその各部信号波形図
である。
なお第7図、第9図と同一の機能を有するものについ
ては同一の符号を付して重複した説明は省略する。
第11図において、61は第1のアップダウンカウント手
段、62は第2のアップダウンカウント手段である。第1
のアップダウンカウント手段61、第2のアップダウンカ
ウント手段62にはそれぞれアップカウント入力CUとダウ
ンカウント入力CDがある。また第1のアップダウンカウ
ント手段61、第2のアップダウンカウント手段62はアッ
プカウントして計数値がオーバーフローしたときにはそ
れぞれキャリーフラグta,tbを出力し、ダウンカウント
して計数値が零になったときそれぞれゼロフラグza,zb
を出力する。65はオア回路で、キャリーフラグta,tbの
2つの信号が入力され、パルスtを出力する。63はクロ
ック切換え回路で、クロック発生手段44の発生する2種
類のクロックパルスck,2ck(クロック周波数はckの2
倍)をアップカウント入力CUに供給するか、ダウンカウ
ント入力CDに供給するかを逆起電力検出手段1の出力す
るパルスmとオア回路65の出力するフラグtに応じて交
互に切換える。64はオア回路で第1,第2のアップダウン
カウント手段61,62のそれぞれが出力するゼロフラグza,
zbが入力された遅延パルスzを出力する。
第11図に示すパルス遅延回路の動作についてまず永久
磁石回転子27が定常回転しているときについて第12図
(A)を用いて説明する。
まず最初にクロック切換え回路63のスイッチは第11図
に示す接点の側の位置にあったとする。すると第1のア
ップダウンカウント手段61のアップカウント入力CUには
クロックckが供給され、パルスmがクロック切換え回路
63に入力されるまで第1のアップダウンカウント手段61
はアップカウント動作を行う。次にパルスmがクロック
切換え回路63に入力されるとクロック切換回路63のスイ
ッチは接点b側に切換えられ、第1のアップダウンカウ
ント手段61はダウンカウント動作に切換わる。このとき
第1のアップダウンカウント手段61のダウンカウント入
力にはクロック2ckが入力される。したがって、パルス
列mの周期をアップカウントした計数値を2ckのクロッ
クでダウンカウントするので、パルス列mのちょうど中
間点で計数値が零になる。その様子を第12図paに示す。
その結果、第1のアップダウンカウント手段61は第12図
(A)に示すようなゼロフラグzaを出力する。同様に第
2のアップダウンカウント手段62も第12図(A)のpbに
示すようなアップダウンカウント動作を繰り返し、第12
図(A)のzbに示すようなゼロフラグを出力する。ゼロ
フラグza,zbは交互に発生するので、オア回路64からは
第12図(A)に示すような信号zが出力され、第11図に
示すパルス遅延手段は立ち上がりエッジが逆起電力a,b,
cのゼロクロス点からちょうど電気角で30度だけ遅延さ
れた遅延パルスzを出力することになる。
次に電動機の起動時における動作について第13図
(B)を用いて説明する。
まず最初にクロック切換え回路63のスイッチは第11図
に示す接点a側の位置にあったとする。第1のアップダ
ウンカウント手段61は、逆起電力発生手段1が出力する
パルスmが入力されるまでクロックパルスckをアップカ
ウントする。ところが回転子は静止しているので逆起電
力発生手段1はパルス列mを出力しない。したがって、
第1のアップダウンカウント手段61の計数値は第12図
(B)のpaに示すように単調に増加し、その計数値がオ
ーバーフローしたとき第1のアップダウンカウント手段
61からはキャリーフラグtaがクロック切換え回路63に出
力される。するとクロック切換え回路63は、電動機の定
常回転時と同様にクロック切換回路63のスイッチは接点
b側に切換えられ、第1のアップダウンカウント手段61
をアップカウント動作からダウンカウント動作に切換え
る。しかもダウンカウント入力に供給されるクロックは
2ckであるので、アップカウントした計数値を2ckのクロ
ックでダウンカウントし、やがて計数値が零になる。そ
の様子を第12図(B)のpaに示す。その結果、第1のア
ップダウンカウント手段61は第12図(B)に示すような
ゼロフラグzaを出力する。同様に、第2のアップダウン
カウント手段62も第12図(B)のpbに示すようなアップ
ダウンカウント動作を繰り返し、第12図(B)のzbに示
すようなゼロフラグを出力する。za,zbは交互に発生す
るので、オア回路64からは第12図(B)に示すようなパ
ルス信号zが出力される。第12図(B)に示すパルス信
号zが遅延パルスに相当し、パルス信号tが、起動時に
おける疑似出力パルスに相当する。以下、遅延パルスz
は選択信号発生手段3に加えられ、疑似出力パルスtは
論理パルス発生手段2に加えられて、電力供給手段5に
より3相の固定子巻線11,12,13の通電相の切換えが順次
行われる。そして電動機は加速され、良好な起動特性が
得られる。
第7図,第9図の実施例では第1のカウント手段の計
数値を第2のカウント手段に転送する転送手段が必要で
あるが、第11図の実施例では転送手段が不要でクロック
切換え回路でアップカウント、ダウンカウント動作の切
換えだけを行えばよいという利点がある。
第13図は第1図に示す本発明の一実施例における論理
パルス発生手段2の回路構成図で、その各部信号波形図
を第14図に示す。
第13図において、82は2入力のオア回路で、逆起電力
検出手段1のパルス列mとパルス遅延手段3の疑似出力
パルスtが入力される。81は6相のリングカウンタでオ
ア回路82の出力が入力され、6つの出力端子には第14図
に示すp1,p2,p3,p4,p5,p6の6相パルス信号を出力す
る。これらパルス信号のパルス幅は電気角で60度であ
る。これらの6相パルス信号p1〜p6は第1図に示す位置
信号発生手段4と選択信号発生手段6にそれぞれ出力さ
れる。
第15図は第1図に示す本発明の一実施例における選択
信号発生手段6の回路構成図で、その各部信号波形図を
同じく第14図に示す。
第15図において、91,92,93,94,95,96はDフリップフ
ロップで各クロック端子Cにはパルス遅延手段3の出力
する遅延パルスzが入力され、各D入力端子には論理パ
ルス発生手段2で出力された6相パルス信号p1〜p6が入
力される。その結果、Dフリップフロップの各Q出力端
子からは論理パルス発生手段2の6相パルス信号p1〜p6
をそれぞれ遅延パルスzのパルス幅だけ遅延した6相信
号t1〜t6を出力する。その様子を第14図に示す。これら
の6相パルス信号t1〜t6は第6図の6相の選択信号とな
り、そのパルス幅は電気角で60度で、逆起電力検出手段
1に出力される。
第16図は第1図に示す本発明の一実施例における位置
信号発生手段4の回路構成図で、その各部信号波形図を
第17図に示す。
第16図において、50は充放電用コンデンサ51に蓄えら
れた電荷を放電させるためのリセット用スイッチ、51は
論理パルス発生手段2の出力に応じた鋸歯状波を発生す
るための充放電用コンデンサ、52は充放電用コンデンサ
51に充電電流を供給するための定電流源管路、54は入力
がコンデンサ51に接続されたバッファアップである。コ
ンデンサ51、スイッチ50、定電流源回路52、バッファア
ンプ54で鋸歯状波発生手段100を構成している。56は反
転アンプで、バッファアンプ54の出力が接続されてい
る。55はバッファアンプで入力には基準電圧源53が接続
されている。バッファアンプ54、バッファアンプ55およ
び反転アンプ56の各出力は信号合成手段101,102,103,10
4,105,106に接続されている。なお、信号合成手段101,1
02,103,104,105,106はそれぞれ同一の構成であるので、
信号合成手段101の構成だけを示してある。信号合成手
段101において、57,58,59はスイッチで、片方はそれぞ
れバッファアンプ54,55および反転アンプ56に接続さ
れ、スイッチ57,58,59の他方は共通接続されて抵抗61に
接続されている。抵抗61に得られる電圧信号は電流変換
回路62により電流信号に変換され、信号合成手段101の
出力となる。
次に第16図に示す位置信号発生手段4の動作について
第17図の各部信号波形図を用いて説明する。
鋸歯状波発生手段100のスイッチ50が開いているとき
はコンデンサ51には定電流回路52により一定電流が供給
され、スイッチ50が閉じたときはコンデンサ51に蓄えら
れた電荷は瞬時に放電される。ところがスイッチ50は逆
起電力検出手段1の出力するパルスmの立ち上がりエッ
ジで短時間だけ閉じるように構成されているので、パル
スmの立ち上がりエッジでコンデンサ51に蓄えられた電
荷を瞬時に放電させ、鋸歯状波発生手段100からは第17
図stに示すようなパルスmと同位相の鋸歯状波が得られ
る。56は反転アンプで、バッファアンプ54の出力stが接
続されるので、反転アンプ56の出力からは第17図stbに
示すような、stを反転した信号が得られる。第17図sfは
基準電圧源53を示す波形で、大きさは鋸歯状波stのピー
チ値に等しく設定されている。信号合成手段101を構成
するスイッチ57,58,59は論理パルス発生手段2の出力す
るパルス信号p1,p2,p3に応じてオン・オフ(信号“H"で
スイッチオン、信号“L"でスイッチオフ)するので、バ
ッファアンプ54,55および反転アンプ56の出力は信号合
成手段101にて合成され、出力端子dからは第17図dに
示す位置信号波形が得られる。
なお、スイッチ57、58、59がすべてオフされていると
きは、抵抗61の電位はアース電位に等しくなる。このよ
うにして抵抗61に得られた合成電圧値は、電流変換回路
62により電流値(電流吸い込み)に変換され、出力端子
dからは第17図に示す回転位置信号波形が出力される。
以下、同様にして信号合成手段102,103,104,105,106
の各出力端子からは、パルス信号(p2,p3,p4)、(p3,p
4,p5)、(p4,p5,p6)、(p5,p6,p1)、(p6,p1,p2)に
応じて位置信号e,f,g,h,iが出力される。第17図d〜i
の信号は回転子27の位置信号となり第1図の固定子巻線
電力供給手段5に入力される。
以上の説明で明らかなように、本発明の無整流子電動
機では、逆起電力検出手段1は固定子巻線11,12,13に誘
起される逆起電力a,b,cのゼロクロス点を検出して変換
パルスmに変換し、論理パルス発生手段2はこの変換パ
ルスmを受けて6相のパルス信号p1〜p6を作成してい
る。この6相パルス信号p1〜p6は位置信号合成手段4に
入力され、第17図d〜iに示すような回転子位置信号に
変化される。そして最後に電力供給手段5はこの回転子
位置信号d〜iに応じて固定子巻線11,12,13に第4図j,
k,lに示すような駆動電流を順次両方向に供給し、この
結果永久磁石回転子27は回転される。また、逆起電力検
出手段1の変換パルスmは、パルス遅延手段3で電気角
で30度だけ遅延されて遅延パルスzに変換される。6相
パルス信号p1〜p6は、選択信号発生手段6により遅延パ
ルスzのパルス幅だけ遅延された6相の選択信号t1〜t6
に変換され、逆起電力検出手段1に入力される。
したがって、本発明の無整流子電動機は、ホール素子
の如き回転子位置検出素子を設けずに固定子巻線に流れ
る電流を両方向に流せる全波駆動方式の電動機を構成す
ることができる。
なお、本発明に係わるパルス遅延手段において第7図
の一実施例では、第2のカウント手段に入力されるクロ
ック周波数は第1のカウント手段に入力されるクロック
周波数の2倍として説明したが整数倍であってもよい。
また本発明に係わるパルス遅延手段において第10図の一
実施例では、定常回転時における第2のカウント手段に
初期値として転送される値は2分の1となるように選ん
だが整数分の1でもよい。また、本発明の係わるパルス
遅延手段において第12図の一実施例では、アップカウン
ト入力端子とダウンカウント入力端子のうち一方の入力
端子に入力されるクロック周波数は他方の入力端子に入
力されるクロック周波数の2倍として説明したが整数倍
でも構成できることは言うまでもない。
なお、本発明に係わる逆起電力検出手段1は、第4図
に示すように固定子巻線の中性点電位を検出するため
に共通接続した3本の抵抗を使用して行っているが、直
接電動機の固定子巻線の中性点から信号線を引き出して
使用しても可能であることは言うまでもない。また、実
施例では固定子巻線がY結線である3相の電動機に限っ
たが、相数は3相に限らず何相であってもよい。また本
発明の無整流子電動機は固定子巻線がΔ結線された電動
機に適用することも可能である。
発明の効果 本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
本発明の無整流子直流電動機は逆起電力検出手段で固
定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロス点のみを検
出しているので、ホール素子の如き回転子位置検出素子
が不要でありながら、固定子巻線に流れる電流を両方向
に供給する全波駆動方式の電動機が容易に構成できる。
したがって固定子巻線の一方向だけに電流を供給する半
波駆動方式に比べて固定子巻線の利用率が高く、高効率
で、高発生トルクの電動機を提供することができる。
さらには従来の無整流子電動機のような回転子位置検
出素子が不要のため、素子の取付け位置調整の煩雑さや
配線数が削減され、大幅にコストが低減される。
さらには電動機内部に回転子位置検出素子を取り付け
る必要がないため電動機は構造上の制約を受けず超小型
化、超薄型化が可能となる。
さらに本発明の無整流子直流電動機は起動時において
は、遅延パルス発生手段の出力する疑似出力パルスによ
り固定子巻線の通電相を順次切換えているので特別な起
動回路を設けることなく良好な起動特性が得られる。
さらに、本発明の無整流子直流電動機は各固定子巻線
に誘起される逆起電力のゼロクロス点間の時間を常に計
数し、その計数値をもとに次に通電すべき固定子巻線の
通電位相を決定しているので電動機の回転数を変化させ
た場合には次の通電すべき固定子巻線の通電位相が変化
することはなく、常に安定した駆動が得られるという優
れた効果も併せて備えている。しかも、固定子巻線の通
電状態から次に検出すべき相の逆起電力のみをパルス信
号列に変換するように選択回路を付加しているので、逆
起電力のゼロクロス点誤検出による相切換えの誤動作も
なく、常に安定した駆動が得られる。したがって、電動
機の回転数を任意に変える必要がある用途にも適用する
ことが可能となる。
さらに、本発明の無整流子直流電動機は各固定子巻線
に通電される電流の相切換えは極めて滑らかに行われる
ので、固定子巻線に流れる電流が急峻にオン・オフされ
ることもなく、切換えに伴うスパイク状電圧を低減する
ために比較的大きなコンデンサを含むフィルタ回路を固
定子巻線の通電端子に接続することが不要で、高速回転
時にも振動、騒音の極めて少ない無整流子直流電動機を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無整流子直流電動機の一実施例の構成
を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例における
電動機とそれを構成する固定子巻線電力供給手段の一実
施例を示す回路構成図、第3図は従来例における固定子
巻線電力供給手段の各部信号波形図、第4図は本発明の
一実施例における固定子巻線電力供給手段の各部信号波
形図、第5図は本発明の一実施例を構成する逆起電力検
出手段の一実施例を示す回路構成図、第6図は第5図の
各部信号波形図、第7図は本発明の一実施例を構成する
パルス遅延手段の一実施例を示す回路構成図、第8図
(A)は第7図において定常回転した場合の各部信号波
形図、第8図(B)は起動時における各部信号波形図、
第9図は本発明の一実施例を構成するパルス遅延手段の
他の実施例の要部回路構成図、第10図(A)は第9図に
おいて定常回転した場合の各部信号波形図、第10図
(B)は起動時における各部信号波形図、第11図は本発
明の一実施例を構成するパルス遅延手段の他の一実施例
を示す回路構成図、第12図(A)は第11図において定常
回転した場合の各部信号波形図、第13図は本発明の一実
施例を構成する論理パルス発生手段の一実施例を示す回
路構成図、第12図(B)は起動時における各部信号波形
図、第14図は本発明の一実施例を構成する論理パルス発
生手段と本発明の一実施例を構成する選択信号発生手段
の一実施例の動作を説明する信号波形図、第15図は本発
明の一実施例を構成する選択信号発生手段の一実施例を
示す回路構成図、第16図は本発明の一実施例を構成する
位置信号発生手段の一実施例を示す回路構成図、第17図
は第16図の動作を説明する信号波形図である。 1……逆起電力検出手段、2……論理パルス発生手段、
3……パルス遅延手段、4……位置信号発生手段、5…
…固定子巻線電力供給手段、6……選択信号発生手段、
11,12,13……固定子巻線、41……第1のカウント手段、
42……第2のカウント手段、61……第1のアップダウン
カウント手段、62……第2のアップダウンカウント手
段。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数相の固定子巻線と、複数相の選択信号
    により選択された前記固定子巻線に発生する逆起電力に
    応動したパルス信号列を発生させる逆起電力検出手段
    と、前記パルス信号列が入力され前記パルス信号列の周
    期を計数しその周期が所定の範囲内にあるときは計数し
    た周期に比例もしくは略比例した時間だけ前記パルス信
    号列を遅延して得られる遅延パルスを出力し、周期が所
    定の範囲を超えたときは疑似出力パルスを論理パルス発
    生手段に出力するパルス遅延手段と、前記逆起電力検出
    手段のパルス信号列に応動した複数相のパルス信号を発
    生する論理パルス発生手段と、前記パルス遅延手段の遅
    延パルスに応動した前記複数相の選択信号を出力する選
    択信号発生手段と、前記論理パルス発生手段の出力信号
    より回転子の回転位置信号を合成する位置信号合成手段
    と、前記回転位置信号に応じて固定子巻線を付勢する固
    定子巻線電力供給手段とを含んで構成されたことを特徴
    とする無整流子直流電動機。
  2. 【請求項2】パルス遅延手段は、逆起電力検出手段の出
    力するパルス信号列の周期を計数し、その周期が所定の
    範囲内にあるときは計数した周期の整数分の1の時間だ
    け遅延させた遅延パルスを出力するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の無整流子直流電動
    機。
  3. 【請求項3】パルス遅延手段は、逆起電力検出手段の出
    力するパルス信号列の周期を検出し、その周期が所定の
    範囲内にあるときは計数した周期の2分の1の時間だけ
    遅延させた遅延パルスを出力するように構成されたこと
    を特徴とする請求項(1)記載の無整流子直流電動機。
  4. 【請求項4】パルス遅延手段は、逆起電力検出手段の出
    力するパルス信号列の周期を計数する第1のカウント手
    段と、前記第1のカウント手段の計数値を第2のカウン
    ト手段に転送する転送手段と、転送された計数値から複
    数の固定式巻線の選択信号を演算出力する第2のカウン
    ト手段と、前記第1および第2のカウント手段にクロッ
    クを入力するクロック発生手段とを含んで構成されたこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の無整流子直流電動
    機。
  5. 【請求項5】転送手段は、第1のカウント手段の計数値
    に応じて第2のカウント手段に転送される初期値を異な
    るようにしたことを特徴とする請求項(4)記載の無整
    流子直流電動機。
  6. 【請求項6】転送手段は、第1のカウント手段の計数値
    が所定の範囲内にあるときはその計数値に比例もしくは
    略比例した値を第2のカウント手段に転送し、所定の範
    囲を超えたときは一定値を転送するようにしたことを特
    徴とする請求項(4)記載の無整流子直流電動機。
  7. 【請求項7】転送手段は、第1のカウント手段の計数値
    の整数分の1の値を第2のカウント手段に転送するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項(4)記載の無整
    流子直流電動機。
  8. 【請求項8】転送手段は、第1のカウント手段の計数値
    の2分の1の値を第2のカウント手段に転送するように
    構成されたことを特徴とする請求項(4)記載の無整流
    子直流電動機。
  9. 【請求項9】第2のカウント手段に入力されるクロック
    周波数は、第1のカウント手段に入力されるクロック周
    波数と異なるようにしたことを特徴とする請求項(4)
    記載の無整流子直流電動機。
  10. 【請求項10】第2のカウント手段に入力されるクロッ
    ク周波数は、第1のカウント手段に入力されるクロック
    周波数の整数倍にしたことを特徴とする請求項(4)記
    載の無整流子直流電動機。
  11. 【請求項11】第2のカウント手段に入力されるクロッ
    ク周波数は、第1のカウント手段に入力されるクロック
    周波数の2倍にしたことを特徴とする請求項(4)記載
    の無整流子直流電動機。
  12. 【請求項12】第2のカウント手段に入力されるクロッ
    ク周波数は、第1のカウント手段の計数値に応じて異な
    るようにしたことを特徴とする請求項(4)記載の無整
    流子直流電動機。
  13. 【請求項13】パルス遅延手段は、逆起電力検出手段の
    発生するパルス列に応じてアップカウント動作とダウン
    カウント動作が切換えられ、一方がアップカウント動作
    のときは他方はダウンカウント動作をする第1および第
    2のアップダウンカウント手段と、前記第1および第2
    のアップダウンカウント手段にクロックを入力するクロ
    ック発生手段とを含んで構成されたことを特徴とする請
    求項(1)記載の無整流子直流電動機。
  14. 【請求項14】第1および第2のアップダウンカウント
    手段は、その計数値が所定値に達したときアップカウン
    ト動作とダウンカウント動作とを切換えるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項(13)記載の無整流子直流
    電動機。
  15. 【請求項15】第1および第2のアップダウンカウント
    手段は、一方のカウント入力端子に入力されるクロック
    周波数は他方のカウント入力端子に入力されるクロック
    周波数と異なるようにしたことを特徴とする請求項(1
    3)記載の無整流子直流電動機。
  16. 【請求項16】第1および第2のアップダウンカウント
    手段は、一方のカウント入力端子に入力されるクロック
    周波数は他方のカウント入力端子に入力されるクロック
    周波数の整数倍にしたことを特徴とする請求項(13)記
    載の無整流子直流電動機。
  17. 【請求項17】第1および第2のアップダウンカウント
    手段は、一方のカウント入力端子に入力されるクロック
    周波数は他方のカウント入力端子に入力されるクロック
    周波数の2倍にしたことを特徴とする請求項(13)記載
    の無整流子直流電動機。
  18. 【請求項18】位置信号発生手段は、論理パルス発生手
    段のパルス信号に応じて鋸歯状波を発生する鋸歯状波発
    生手段と、論理パルス発生手段のパルス信号に応じて複
    数相の位置信号を合成する信号合成手段を含んで構成さ
    れたことを特徴とする請求項(1)記載の無整流子直流
    電動機。
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