JP2751548B2 - 温度ヒューズ内蔵形抵抗器 - Google Patents
温度ヒューズ内蔵形抵抗器Info
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- JP2751548B2 JP2751548B2 JP8539790A JP8539790A JP2751548B2 JP 2751548 B2 JP2751548 B2 JP 2751548B2 JP 8539790 A JP8539790 A JP 8539790A JP 8539790 A JP8539790 A JP 8539790A JP 2751548 B2 JP2751548 B2 JP 2751548B2
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- Japan
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- thermal fuse
- resistor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電源回路等に用いられる温度ヒューズ内蔵
形抵抗器に関する。
形抵抗器に関する。
従来の温度ヒューズ内蔵形抵抗器として、第3図のも
のがある。このものは、ケース1内に抵抗器2と温度ヒ
ューズ3を平行に隣接して収納するとともに、ケース1
内の斜線で示した空間を樹脂等で固めた構造になってい
る。
のがある。このものは、ケース1内に抵抗器2と温度ヒ
ューズ3を平行に隣接して収納するとともに、ケース1
内の斜線で示した空間を樹脂等で固めた構造になってい
る。
その作用は、例えばこの温度ヒューズ内蔵形抵抗器を
介して電力をある回路へ供給するような使い方をした場
合、回路に異常が発生した際、抵抗器2に過電流が流れ
て過熱し、その熱が熱伝導によって温度ヒューズ3の温
度を上昇させる。この温度が溶断点に達すると温度ヒュ
ーズ3は溶断し、回路への電力供給を停止する。
介して電力をある回路へ供給するような使い方をした場
合、回路に異常が発生した際、抵抗器2に過電流が流れ
て過熱し、その熱が熱伝導によって温度ヒューズ3の温
度を上昇させる。この温度が溶断点に達すると温度ヒュ
ーズ3は溶断し、回路への電力供給を停止する。
上記した従来の温度ヒューズ内蔵形抵抗器にあって
は、回路に異常が発生した際の熱検知が抵抗器2から温
度ヒューズ3への熱伝導にのみ依存しているため反応が
遅く、回路の被害の拡大につながる恐れがあった。ま
た、熱検知の反応を速くするために抵抗器2と温度ヒュ
ーズ3を接近させると、その間の耐電圧値が低下すると
いう問題点もあった。
は、回路に異常が発生した際の熱検知が抵抗器2から温
度ヒューズ3への熱伝導にのみ依存しているため反応が
遅く、回路の被害の拡大につながる恐れがあった。ま
た、熱検知の反応を速くするために抵抗器2と温度ヒュ
ーズ3を接近させると、その間の耐電圧値が低下すると
いう問題点もあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的
とするところは、温度ヒューズの熱検知速度を向上させ
て回路の被害を最小に抑えるとともに、抵抗器と温度ヒ
ューズとの間の耐電圧値にも優れた温度ヒューズ内蔵形
抵抗器を提供することにある。
とするところは、温度ヒューズの熱検知速度を向上させ
て回路の被害を最小に抑えるとともに、抵抗器と温度ヒ
ューズとの間の耐電圧値にも優れた温度ヒューズ内蔵形
抵抗器を提供することにある。
上記した課題を解決するために、本発明の温度ヒュー
ズ内蔵形抵抗器は、ケースの内壁の断面が楕円をなす筒
状のもので、その楕円の一方の焦点に抵抗器を、他方の
焦点に温度ヒューズを配設した構成にしている。
ズ内蔵形抵抗器は、ケースの内壁の断面が楕円をなす筒
状のもので、その楕円の一方の焦点に抵抗器を、他方の
焦点に温度ヒューズを配設した構成にしている。
本発明によれば、ケースは内壁の断面が楕円をなす筒
状のものに形成され、抵抗器がその楕円の一方の焦点
に、温度ヒューズが他方の焦点に配設されているので、
抵抗器から放射した熱線は、内壁で反射して温度ヒュー
ズに集中するため、温度ヒューズの温度上昇は急激に起
こり、短時間で温度ヒューズは溶断し、また輻射熱を利
用することになるので、抵抗器と温度ヒューズとは接近
させる必要がなく耐電圧にも優れたものとなる。
状のものに形成され、抵抗器がその楕円の一方の焦点
に、温度ヒューズが他方の焦点に配設されているので、
抵抗器から放射した熱線は、内壁で反射して温度ヒュー
ズに集中するため、温度ヒューズの温度上昇は急激に起
こり、短時間で温度ヒューズは溶断し、また輻射熱を利
用することになるので、抵抗器と温度ヒューズとは接近
させる必要がなく耐電圧にも優れたものとなる。
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて以下
に説明する。なお、従来例のものと同一名称の部材には
同一の符号を付す。
に説明する。なお、従来例のものと同一名称の部材には
同一の符号を付す。
ケース1は、内壁1aの断面が楕円をなす筒状に形成し
てあり、その内壁1aの表面は熱反射が良好なように処理
が施されている。そして、抵抗器2がその楕円の一方の
焦点に、温度ヒューズ3が他方の焦点に配設されるよ
う、それぞれの部材が外部へ導出するケース1の部分
(図示せず)に適宜係止穴等を設けて固定されている。
てあり、その内壁1aの表面は熱反射が良好なように処理
が施されている。そして、抵抗器2がその楕円の一方の
焦点に、温度ヒューズ3が他方の焦点に配設されるよ
う、それぞれの部材が外部へ導出するケース1の部分
(図示せず)に適宜係止穴等を設けて固定されている。
かかる温度ヒューズ内蔵形抵抗器にあっては、ケース
1は内壁の断面が楕円をなす筒状のものに形成されてい
るので、第2図に示すように、その楕円の一方の焦点に
位置する抵抗器2から放射した熱線は、熱反射の良好な
内壁1aで反射して他方の焦点に位置する温度ヒューズ3
に集中するため、温度ヒューズ3の温度上昇は急激に起
こり、短時間で温度ヒューズ3は溶断する。また、輻射
熱を利用するので抵抗器2と温度ヒューズ3との間隔つ
まり絶縁距離は充分に確保できる。
1は内壁の断面が楕円をなす筒状のものに形成されてい
るので、第2図に示すように、その楕円の一方の焦点に
位置する抵抗器2から放射した熱線は、熱反射の良好な
内壁1aで反射して他方の焦点に位置する温度ヒューズ3
に集中するため、温度ヒューズ3の温度上昇は急激に起
こり、短時間で温度ヒューズ3は溶断する。また、輻射
熱を利用するので抵抗器2と温度ヒューズ3との間隔つ
まり絶縁距離は充分に確保できる。
本発明は、上記のように、ケースは内壁の断面が楕円
をなす筒状のものに形成され、抵抗器がその楕円の一方
の焦点に、温度ヒューズが他方の焦点に配設されて構成
しているので、抵抗器から放射した熱線は内壁で反射し
て温度ヒューズに集中するため、温度ヒューズの熱検知
速度が向上して回路の被害を最小に抑えるとともに、輻
射熱を利用するので抵抗器と温度ヒューズとの間隔が充
分に確保できてその間の耐電圧値にも優れた温度ヒュー
ズ内蔵形抵抗器を提供することができる。
をなす筒状のものに形成され、抵抗器がその楕円の一方
の焦点に、温度ヒューズが他方の焦点に配設されて構成
しているので、抵抗器から放射した熱線は内壁で反射し
て温度ヒューズに集中するため、温度ヒューズの熱検知
速度が向上して回路の被害を最小に抑えるとともに、輻
射熱を利用するので抵抗器と温度ヒューズとの間隔が充
分に確保できてその間の耐電圧値にも優れた温度ヒュー
ズ内蔵形抵抗器を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す部分断面斜視図、 第2図は、同上の断面図、 第3図(a)は、従来例を示す平面断面図、 第3図(b)は、同上の正面断面図である。 1……ケース、1a……内壁、 2……抵抗器、 3……温度ヒューズ。
Claims (1)
- 【請求項1】抵抗器と共に温度ヒューズをケース内に収
納した温度ヒューズ内蔵形抵抗器において、 前記ケースは、内壁の断面が楕円をなす筒状のもので、
その楕円の一方の焦点に抵抗器を、他方の焦点に温度ヒ
ューズを配設したことを特徴とする温度ヒューズ内蔵形
抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8539790A JP2751548B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 温度ヒューズ内蔵形抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8539790A JP2751548B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 温度ヒューズ内蔵形抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03283602A JPH03283602A (ja) | 1991-12-13 |
JP2751548B2 true JP2751548B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13857642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8539790A Expired - Fee Related JP2751548B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 温度ヒューズ内蔵形抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751548B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1603146A1 (en) * | 2004-06-04 | 2005-12-07 | The European Community, represented by the European Commission | Temperature sensitive safety device for systems susceptible of overheating |
KR101038237B1 (ko) * | 2009-04-21 | 2011-05-31 | 스마트전자 주식회사 | 퓨즈 저항기 |
KR101401141B1 (ko) | 2012-11-26 | 2014-05-30 | 스마트전자 주식회사 | 비정상상태의 전류 및 전압을 차단하는 복합보호소자 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8539790A patent/JP2751548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03283602A (ja) | 1991-12-13 |
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Legal Events
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