JP2749820B2 - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP2749820B2
JP2749820B2 JP63163103A JP16310388A JP2749820B2 JP 2749820 B2 JP2749820 B2 JP 2749820B2 JP 63163103 A JP63163103 A JP 63163103A JP 16310388 A JP16310388 A JP 16310388A JP 2749820 B2 JP2749820 B2 JP 2749820B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は互いに異なる複数種の動作命令によって、該
動作命令に対応した複数種の動作を行なう電子装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より、上述の様な電子装置としてはテープレコー
ダー、カメラ一体型VTR、電子スチルビデオカメラ等が
ある。
上述の各装置はいずれも、装置の操作部における操作
スイツチを操作者が操作する事により装置の動作制御部
であるマイクロコンピユータに各種動作の開始が指示さ
れ、装置の動作制御部は各種動作を開始するものであ
り、また、前記装置の動作制御部は電源である電池の消
耗を避ける為、一定時間内に新たな動作命令が無い時に
は自動的に動作制御部の動作を中止する事により動作制
御部を駆動している電源からの給電を中止する機構を備
えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の装置においては一定時間内に新
たな動作の命令が行なわれなければ装置は未使用状態で
あると判断して動作制御部を否動作状態にしてしまう
為、動作モードによっては非常に使い勝手が悪いもので
あった。例えば装置内に電子時計や電子カレンダーが設
けられている場合、該電子時計や、電子カレンダー等を
設定する際、前記一定時間内に新たなキー操作を行なわ
れないと、設定動作が完了していなくても、動作制御部
が否動作状態となり、設定動作を中断させてしまう為、
前記一定時間内に設定動作を完了しなければならず、非
常に使い勝手が悪いものであった。
また、上述の問題を解消する為に装置が未使用状態で
ある事を判別する期間を長くする事が考えられるが、そ
の場合、他の動作モードの動作継続期間も長くなり、例
えば記録待機状態等の様に、電子時計や電子カレンダー
の設定に比べ消費電力の多い動作モードの動作継続時間
が長くなると、電池の消耗が増大してしまうという問題
が生じてしまう。
本発明は上述の問題点を解決し、使い勝手が良く、消
費電力の少ない電子装置を提供する事を目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の電子装置は、互いに異なる第1のパラメータ
と第2のパラメータとの設定を行なう装置であって、前
記第1のパラメータの設定を行なう第1パラメータ設定
モードか或は前記第2のパラメータの設定を行なう第2
パラメータ設定モードかを選択するために操作されるモ
ード選択キーと、前記設定モード選択キーにより選択さ
れた前記第1パラメータ設定モードか或は前記第2パラ
メータ設定モードに従って前記第1のパラメータか或は
前記第2のパラメータの設定を行なうために操作される
設定キーとを有する操作手段と、前記操作手段の前記モ
ード選択キーを操作することにより前記第1パラメータ
設定モードが選択された場合には、第1の計測時間を設
定し、前記操作手段の前記モード選択キーを操作するこ
とにより前記第2パラメータ設定モードが選択された場
合には、前記第1の計測時間とは異なる第2の計測時間
を設定する計測時間設定手段と、前記計測時間設定手段
により設定された計測時間の経過を計測するための時間
計測手段と、前記時間計測手段において計測される時間
が前記計測時間設定手段により設定された計測時間に達
するまでの間に、前記操作手段における前記設定キーの
操作が行なわれない場合には、前記操作手段の前記モー
ド選択キーを操作する事により選択された前記第1パラ
メータ設定モード或は前記第2パラメータ設定モードに
基づく装置の動作制御を中止させ、前記第1パラメータ
設定モード或は前記第2パラメータ設定モード以外の他
の動作モードに基づく装置の動作制御に移行させる制御
手段とを備えたものである。
〔作 用〕
上述の構成により、計測される時間が第1或は第2パ
ラメータ設定モードに夫々対応して設定される互いに異
なる計測時間に達するまでの間に設定キーの操作が行な
われない場合には、特別な操作を必要とせず自動的に第
1パラメータ設定モード或は第2パラメータ設定モード
に基づく装置の動作制御を中止させ、前記第1パラメー
タ設定モード或は前記第2パラメータ設定モード以外の
他の動作モードに基づく装置の動作制御に移行させる
為、各パラメータ設定モードに最適な動作継続時間を自
動的に設定する事が出来、特別な操作を必要とせずに動
作の継続による消費電力を自動的に抑えることができる
様になる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例として、本発明を適用した
電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図である。
第1図において、1は撮影レンズ、2は絞り及びシヤ
ツタ等の露光制御部、3は前記露光制御部2を駆動する
露光制御部駆動回路、4はCCD(Charge Coupled Devis
e)等の撮像素子、5は撮像素子4を駆動する撮像素子
制御回路、6は装置の各部を総合的に制御するマイクロ
コンピユータ等により構成された制御回路、7は撮像素
子4より出力された信号にガンマ補正、ブランキング処
理、同期信号の付加等を始めとする周知の信号処理を行
なう信号処理回路、8は信号処理回路7において処理さ
れた信号を後述する磁気デイスク10上に記録するのに適
した形態にする為変調等を行なう記録回路、9は磁気ヘ
ツド、10は記録媒体としての磁気デイスク、11は前記磁
気デイスク10を回転させる為のモータ、12は前記モータ
11を回転制御するモータ制御回路、13は前記磁気ヘツド
9を磁気デイスク10の半径方向に移動させ、記録トラツ
クを変更する為のヘツド移送機構、14はレリーズに相当
する撮影開始スイツチ、15は撮影モード設定時に、設定
するモードを切換えると共に後述する表示部19の表示画
面を切換える為の撮影モード切換スイツチ、16は撮影モ
ード設定時に設定箇所を選択する設定箇所選択スイツ
チ、17は撮影モード設定時に設定値を大きくする為のア
ツプスイッチ、18は撮影モード設定時に設定値を小さく
する為のダウンスイツチ、19は撮影モード及び記録モー
ドの設定情報を表示する表示部、20は前記制御回路6に
より計測時間が設定可能なタイマー回路である。
以下、第1図に示した電子スチルカメラの動作を第2
図に示す動作フローチヤートに従って説明する。
第1図において、スイツチ14〜18のうちのいずれかの
スイツチがON状態になると制御回路6が動作状態とな
り、装置の各部に不図示の電源から電力が供給されると
共に、装置の各スイツチ14〜18がT1期間中いずれも操作
されなかった場合に前記制御回路6を否動作状態とする
為、制御回路6はタイマー回路20の計測時間を“T1"に
設定し、タイマー回路20は設定完了後ただちに経過時間
の計測を開始する(第2図ステツプS1)。尚、本実施例
においては制御回路の外部にタイマー回路を設けたが、
制御回路自身にタイマー回路の機能を持たせても良く、
またタイマー回路はハードウエアで構成してもソフトウ
エアで構成しても良い。
本実施例の制御回路6は撮影モード切換スイツチ(以
下MODEスイツチと略す)15が押される毎に“0"から“1"
づつインクリメントされる様に構成されたモードカウン
タを内部に備えており、前記制御回路6は前記モードカ
ウンタの値“0"にリセツトする(第2図ステツプS2)。
次に、制御回路6は撮影開始スイツチ14が押されたか
否かを判別し(第2図ステツプS3)、撮影開始スイツチ
14が押されたらタイマー回路20の計測時間を“T2"に設
定し、前記モードカウンタの値を“0"にリセツトし、撮
影時の表示(第4図中(A)参照)を行なう(第2図ス
テツプS4,S5,S6)。
尚、撮影開始スイツチ14は2段ストローク構成になっ
ており、制御回路6は1段目のストロークで上述のステ
ツプS3〜S6の動作を行なうと共に、露光制御部駆動回路
3、モータ制御回路12、ヘツド移送機構13に撮影準備指
示を与え、露光制御部駆動回路3は撮像素子4に対して
適性な露光が得られる様に露光制御部2を制御し、モー
タ制御回路12は磁気デイスク10が所定の回転数にて2回
転する様にモータ11を制御し、更に、ヘツド移送機構13
は磁気ヘツド9を磁気デイスク10上の任意の記録トラツ
ク上に移動し、撮影の準備を行なう。そして、2段目の
ストロークで、撮影動作が開始され、制御回路6から撮
像素子駆動回路5、信号処理回路7、記録制御回路8に
撮影動作開始指示が与えられると、撮像素子駆動回路5
は撮像素子4の駆動を開始し、撮影レンズ1、露光制御
部2を介して、撮像素子4の撮像面に結像された被写体
像に対応した画像信号が撮像素子4より信号処理回路7
に供給され、ここで前述した周知の信号処理を施された
後、記録回路8において変調等が行なわれれ、磁気ヘツ
ド9により磁気デイスク10上の記録トラツクに記録され
る(第2図ステツプS7)。尚、前述ステツプS4において
計測時間が“T2"に設定されたタイマー回路20は2段目
のストロークで経過時間の計測が開始される。
以上ステツプS7において行なわれた撮像動作が完了す
ると制御回路6のシーケンスは再び第2図のステツプS3
にもどり、該ステツプS3において撮影開始スイツチ14が
押された状態であればステツプS4〜S7の動作が繰り返さ
れる。
また、ステツプS3において撮影開始スイツチ14が押さ
れていなければ、制御回路6はタイマー回路20において
設定された計測時間(“T1"あるいは“T2")が経過して
いるか否かを判別し(第2図ステツプS8)、経過してい
る場合には撮影時の表示(第4図中(A)参照)を行っ
た後、(第2図ステツプS9)、制御回路6は否動作状態
となり、装置の各部に対する電源からの電力の供給が中
止される(第2図ステツプS10)。
第2図のステツプS8において、タイマー回路20におい
て設定された計測時間が経過していなければ、次に制御
回路6はMODEスイツチ15が押されたか否かを判別し(第
2ステツプS11)、押されていなければそのまま後述す
るステツプS14に進み、押されていればタイマー回路20
の計測時間を“T3"に設定し、前記モードカウンタの値
をインクリメントする(第2図ステツプS12,S13)。
以上の様に、MODEスイツチ15が押される毎にタイマー
回路20の計測時間を“T3"に設定する為、制御回路6が
自動的に否動作状態になる時間は延長される。
次に、制御回路6はモードカウンタの値が“4"である
か否かを判別し(第2図ステツプS14)、“4"である場
合はモードカウンタの値を“0"にリセツトした後(第2
図ステツプS15)、撮影時の表示(第4図中(A)参
照)を行い(第2図ステツプS16)、ステツプS3にもど
る。
また、モードカウンタの値が“4"でない場合にはステ
ツプS17においてモードカウンタの値が“0"であるか否
かが判別され、“0"である場合には前記ステツプS16
おいて撮影時の表示を行った後、ステツプS3にもどり、
“0"でない場合はステツプS18に進む。
ここで、本実施例の電子スチルビデオカメラにおける
撮影設定モードについて説明する。
本実施例の電子スチルビデオカメラは撮影設定モード
として、露光制御駆動回路3における露出設定を補正す
る露出補正設定モード、制御回路6内に組み込まれてい
る電子クロツク、電子カレンダーを夫々セツトする時分
秒設定モード、年月日設定モードの3つのモードを備
え、MODEスイツチ15を押す事によって任意の設定モード
を選択し、設定する事ができる様になっている。
すなわち、各設定モードは制御回路6内のモードカウ
ンタのカウント値に対応しており、カウント値“1"は露
出補正設定モード、カウント値“2"は時分秒設定モー
ド、カウント値“3"は年月日設定モードに対応してい
る。そして、制御回路6はモードカウントのカウント値
に従って、対応する設定モードの表示を表示部19に表示
し、各設定モードにおけるデータの設定は、データの設
定を行なおうとする設定モードを表示部19に表示させて
設定する。
以上の様に各撮影設定モードは制御回路6内のモード
カウンタのカウント値と対応している為、まず制御回路
6はモードカウンタのカウント値が“1"であるか否かを
判別し(第2ステツプS18)、“1"でない場合にはその
ままステツプS22に進み、“1"である場合は露出補正設
定モードとなり、表示部19に第4図(B)の表示パター
ンを表示すると共に、露出補正設定モードにおけるデー
タ設定可能状態とする(第2図ステツプS19)。
そして、ステツプS12においてタイマー回路20に計測
時間“T3"が設定されてから、ステツプS20において、ア
ツプスイツチ(以下UPスイツチと称す)17、あるいはダ
ウンスイツチ(以下DOWNスイツチと称す)18のいずれか
が押された事が検出されず、時間T3が経過した事がステ
ツプS8で検出されると、ステツプS9において表示部19の
表示は第4図(B)から(A)に切換わった後、ステツ
プS10において制御回路6は否動作状態となり、装置の
各部に対する電源からの電力の供給が中止される。
また、ステツプS12においてタイマー回路20に計測時
間“T3"が設定されてから時間T3が経過するまでの間に
ステツプS20において、UPスイツチ18、DOWNスイツチ19
のいずれかが押された事が検出された場合には表示部19
の表示が第4図(B)から(b−1)あるいは(b−
3)に切換わった後、ステツプS21においてタイマー回
路20に計測時間“T4"が設定され、この動作はステツプS
21においてタイマー回路20に計測時間“T4"が設定され
てから時間T4が経過するまでの間に再びスイツチ17,18
のいずれかが押される毎に繰り返され、スイツチ17,18
のいずれかが押されなかった場合にはステツプS9におい
て表示部19の表示は第4図(b−1)から(b−2)あ
るいは(b−3)から(b−4)に切換わった後、ステ
ツプS10において制御回路6は否動作状態となり装置の
各部に対する電源からの電力の供給が中止される。
ステツプS22において制御回路6は第1図の設定箇所
選択スイツチ(以下SELECTスイツチと称す)16、UPスイ
ツチ17、DOWNスイツチ18のいずれかが押されているか否
かを判別し、押されていない場合には、そのままステツ
プS24に進み、押されている場合にはタイマー回路20の
計測時間を“T5"に設定した後ステツプS24に進む(第2
図ステツプS23)。
以上の様にSELECTスイツチ16、UPスイツチ17、DOWNス
イツチ18のいずれかが押される毎にタイマー回路20の計
測時間を“T5"に設定する為、制御回路6が自動的に否
動作状態になる時間は延長される。
次に制御回路6はモードカウンタのカウント値が“2"
であるか否かを判別し、“2"でない場合にはそのままス
テツプS26に進み、“2"である場合は時分秒設定モード
となり表示部19に第4図(C)の表示パターンを表示す
ると共に、時分秒設定モードにおけるデータ設定可能状
態とし、ステツプS3に進む(第2図ステツプS25)。
そして、ステツプS12においてタイマー回路20に計測
時間“T3"が設定されてからステツプS22において、SELE
CTスイツチ17、UPスイツチ18、DOWNスイツチ19のいずれ
かが押されたことが検出されず時間T3が経過した事がス
テツプS8で検出されると、ステツプS9において表示部19
の表示は第4図(C)から(A)に切換わった後、ステ
ツプS10において制御回路6は否動作状態となり、装置
の各部に対する電源からの電力の供給が中止される。
また、ステツプS12においてタイマー回路20に計測時
間“T3"が設定されてから時間T3が経過するまでの間に
ステツプS22においてスイツチ16,17,18のいずれかが押
された事が検出された場合は表示部19の表示が第4図
(C)から(c−1)あるいは(c−2)に切換わった
後、ステツプS23においてタイマー回路20に計測時間“T
5"が設定されてから前記時間T5が経過するまでの間に、
再びスイツチ16,17,18のいずれかが押される毎に繰り返
され、スイツチ16,17,18のいずれかが押されなかった場
合にはステツプS9において表示部19の表示は第4図(c
−1)あるいは(c−2)から(c−3)に切換わった
後、ステツプS10において制御回路6は否動作状態とな
り装置の各部に対する電源からの電力の供給が中止され
る。
また、ステツプS26では撮像設定モードが年月日設定
モードとなり表示部19に第4図(D)の表示パターンを
表示すると共に、年月日設定モードにおけるデータ設定
可能状態とし、ステツプS3に進む。
そして、ステツプS12においてタイマー回路20に計測
時間“T3"が設定されてからステツプS22において、SELE
CTスイツチ17、UPスイツチ18、DOWNスイツチ19のいずれ
かが押されたことが検出されず時間T3が経過した事がス
テツプS8で検出されると、ステツプS9において表示部19
の表示は第4図(D)から(A)に切換わった後、ステ
ツプS10において制御回路6は否動作状態となり、装置
の各部に対する電源からの電力の供給が中止される。
また、ステツプS12においてタイマー回路20に計測時
間“T3"が設定されてから時間T3が経過するまでの間に
ステツプS18においてスイツチ16,17,18のいずれかが押
された事が検出された場合は表示部19の表示が第4図
(D)から(d−1)あるいは(d−2)に切換わった
後、ステツプS19においてタイマー回路20に計測時間“T
5"が設定されてから前記時間T5が経過するまでの間に、
再びスイツチ16,17,18のいずれかが押される毎に繰り返
され、スイツチ16,17,18のいずれかが押されなかった場
合にはステツプS9において表示部19の表示は第4図(d
−1)あるいは(d−2)から(d−3)に切換わった
後、ステツプS10において制御回路6は否動作状態とな
り装置の各部に対する電源からの電力の供給が中止され
る。
以上の様に撮影設定モード時における各設定モードの
データ設定中にデータの設定を行なう為のSELECTスイツ
チ17,UPスイツチ18,DOWNスイツチ19のうちのいずれかを
操作する毎にタイマー回路20の計測時間は“T4"あるい
は“T5"に設定される為、制御回路6が自動的に否動作
状態になる時間が延長され、データの設定中に前記制御
回路6が自動的に否動作状態になりデータの設定が中断
されてしまう事が無くなる。
第3図に本実施例の電子スチルビデオカメラの表示部
19における表示パターンを同時に表示させたものを示
す。
第3図において、19aは磁気デイスク10の在否表示、1
9bは露出補正状態表示、19cは日/秒表示、19dは日/分
表示、19eは撮影枚数/年/秒表示である。
第4図は撮像設定モード時における各設定モードの表
示パターンと、MODEスイツチ、SELECTスイツチ、UPスイ
ツチ、DOWNスイツチの操作との対応を示した図で、
(A)は否撮像設定モード時すなわち撮像時の表示パタ
ーン、(B)は露出補正設定モード時の表示パターン、
(C)は時分秒設定モード時の表示パターン、(D)は
年月日設定モード時の表示パターンでMODEスイツチを押
す毎に表示部19の表示が第4図の(A),(B),
(C),(D)の間で図示の如く巡回的に切換わる。
尚、第4図において で示した部分は点滅表示を意味する。
次に各撮影設定モードにおけるデータの設定方法につ
いて説明する。
まず、露出補正設定モードの場合はMODEスイツチ15を
操作する事により表示部19に第4図(B)の表示を表示
させ、データ設定可能状態にする。そして、UPスイツチ
17、DOWNスイツチ18を操作する事により露出補正量を設
定する。例えば、UPスイツチ17を1回押す毎に、点滅し
ている表示は+0.25段づつ最高+1.5段まで変化し、そ
の時の表示部19の表示は第4図(b−1)に示す様にな
る。また、DOWNスイツチ18を1回押す毎に点滅している
表示は−0.25段づつ最高−1.5段まで変化し、その時の
表示部19の表示は第4図(b−2)に示す様になる。
そして、UPスイツチ17あるいはDOWNスイツチ18のうち
のいずれかが前述の様に時間T4の間押されなかった場合
第4図(b−1)の表示は(b−2)に、(b−3)の
表示は(b−4)に変化し、露出補正設定モードは解除
される。
次に時分秒設定モードの場合はMODEスイツチ15を操作
する事により表示部19に第4図(C)の表示を表示さ
せ、データ設定可能状態にする。そしてSELECTスイツチ
16を1回押す毎に、第3図に示す秒表示19e、分表示19
d、時表示19cの間で巡回的に点滅表示位置が変化するの
でSELECTスイツチ16を操作する事により任意の表示を点
滅表示させ、点滅している数値をCPスイツチ17あるいは
DOWNスイツチ18を操作する事により変化させ時分秒の設
定を行なう(第4図(c−1),(c−2))。
そして、SELECTスイツチ16、UPスイツチ17、DOWNスイ
ツチ18のうちのいずれかが前述の様に時間T4の間、1回
も押されなかった場合第4図(c−1),(c−2)の
表示は(c−3)に変化し、時分秒設定モードは解除さ
れる。
また、年月日設定モードの場合はMODEスイツチ15を操
作する事により表示部19に第4図(D)の表示を表示さ
せ、データ設定可能状態にする。そして、SELECTスイツ
チ16を1回押す毎に第3図に示す年表示19e、日表示19
d、月表示19cの間で巡回的に点滅表示位置が変化するの
でSELECTスイツチ16を操作する事により任意の表示を点
滅表示させ、点滅している数値をUPスイツチ17あるいは
DOWNスイツチ18を操作する事により変化させ年月日の設
定を行なう(第4図(d−1),(d−2))。
そして、SELECTスイツチ16、UPスイツチ17、DOWNスイ
ツチ18のうちのいずれかが前述の様に時間T4の間、1回
も押されなかった場合、第4図(d−1),(d−2)
の表示は(d−3)に変化し、年月日設定モードは解除
される。
なお、本実施例の電子スチルビデオカメラにおいては
タイマー回路20に設定される計測時間T1〜T5は、例えば
T1:1分、T2:1秒、T3:12秒、T4:12秒、T5:1分とすること
により、撮影時は磁気デイスク10を回転させるモータ11
等を駆動する事により消費電力が多くなるが、制御回路
6が自動的に否動作状態になる時間を短くし、また、露
出補正設定時あるいは時分秒、年月日設定時には電源に
対する負荷は小さい為、設定に時間を要する為制御回路
6が自動的に否動作状態になる時間を長くする事がで
き、装置の消費電力を抑える事ができると共に、使い勝
手の良いものとなる。尚、各計測時間の設定値は前例に
限るものではない。
尚、本実施例においては上述の様な撮影時と各撮影設
定モード時とで制御回路6が自動的に否動作状態になる
時間の設定を変える様にしたが、これに限るものではな
く他の動作モードについて設定する時間の組み合せを増
やす事により、更に使い勝手が良くなる。
また、以上の説明においては実施例として電子スチル
ビデオカメラを用いて説明して来たが、本発明は例えば
カメラ一体型ビデオテープレコーダ、ビデオテープレコ
ーダ等の他の装置に適用した場合でも同様の効果が得ら
れるものである。
〔発明の効果〕 以上説明して来た様に、本発明によれば、使い勝手が
良く、また消費電力の少ない電子装置を提供する事がで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例として本発明を適用した電子
スチルビデオカメラの概略構成を示した図である。 第2図は第1図に示した電子スチルビデオカメラの動作
を説明する為の動作フローチヤートである。 第3図は第1図に示した電子スチルビデオカメラの表示
部における表示パターンを同時に表示した場合の図であ
る。 第4図は本実施例の電子スチルビデオカメラの撮像設定
モード時における各設定モードの表示パターンと、撮影
モード切換スイツチ、設定箇所選択スイツチ、アツプス
イツチ、ダウンスイツチの操作との対応を示した図であ
る。 6……制御回路、 14……撮影開始スイツチ、 15……撮影モード切換スイツチ、 16……設定箇所選択スイツチ、 17……アツプスイツチ、 18……ダウンスイツチ 19……表示部、 20……タイマー回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる第1のパラメータと第2のパ
    ラメータとの設定を行なう装置であって、 前記第1のパラメータの設定を行なう第1パラメータ設
    定モードか或は前記第2のパラメータの設定を行なう第
    2パラメータ設定モードかを選択するために操作される
    モード選択キーと、前記設定モード選択キーにより選択
    された前記第1パラメータ設定モードか或は前記第2パ
    ラメータ設定モードに従って前記第1のパラメータか或
    は前記第2のパラメータの設定を行なうために操作され
    る設定キーとを有する操作手段と、 前記操作手段の前記モード選択キーを操作することによ
    り前記第1パラメータ設定モードが選択された場合に
    は、第1の計測時間を設定し、前記操作手段の前記モー
    ド選択キーを操作することにより前記第2パラメータ設
    定モードが選択された場合には、前記第1の計測時間と
    は異なる第2の計測時間を設定する計測時間設定手段
    と、 前記計測時間設定手段により設定された計測時間の経過
    を計測するための時間計測手段と、 前記時間計測手段において計測される時間が前記計測時
    間設定手段により設定された計測時間に達するまでの間
    に、前記操作手段における前記設定キーの操作が行なわ
    れない場合には、前記操作手段の前記モード選択キーを
    操作する事により選択された前記第1パラメータ設定モ
    ード或は前記第2パラメータ設定モードに基づく装置の
    動作制御を中止させ、前記第1パラメータ設定モード或
    は前記第2パラメータ設定モード以外の他の動作モード
    に基づく装置の動作制御に移行させる制御手段とを備え
    た事を特徴とする電子装置。
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