JP2749540B2 - 射出成形同時絵付方法およびその装置 - Google Patents

射出成形同時絵付方法およびその装置

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JP2749540B2
JP2749540B2 JP7192160A JP19216095A JP2749540B2 JP 2749540 B2 JP2749540 B2 JP 2749540B2 JP 7192160 A JP7192160 A JP 7192160A JP 19216095 A JP19216095 A JP 19216095A JP 2749540 B2 JP2749540 B2 JP 2749540B2
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injection molding
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林 和 久 小
竹 浩 之 阿
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形と同時に
成形体の表面に絵付を行う射出成形同時絵付方法および
その装置に係り、特に、表面の曲率や凹凸段差が比較的
大きな成形体の表面に適切に絵付を行うのに好適な方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂成形体を射出成形すると同時に成形
体の表面に絵付を行って、例えば図16に示すような、
表面に図柄11や文字12が形成された成形品13を製
造することが行われている。この射出成形同時絵付のた
めには、図17に示されるような射出成形同時絵付装置
10が用いられている(特開昭59−31130号公
報、特公平4−42172号公報等参照)。
【0003】この射出成形同時絵付装置10は、雌型2
0と、この雌型20に対向配置された雄型25とを備え
ている。雌型20には、得るべき成形体の外形に対応す
る成形キャビティ面21aを有するキャビティ21が設
けられるとともに、前記キャビティ面21aに開口する
吸気孔22が設けられている。また雌型20はシリンダ
等からなる進退装置23により、雄型25に対して接近
−離隔する方向に進退動するようになっている。また、
雄型25は、前記キャビティ21内に挿入されるコア部
26を有し、その内部に溶融樹脂射出装置の注湯孔(ゲ
ート)27が設けられている。そして、前記雌型20と
雄型25との間に進退可能に熱盤29が配されている。
この熱盤29は、その前面(雌型20側)が加熱面とさ
れている。
【0004】このような射出成形同時絵付装置10を用
いて射出成形と同時に絵付を行うには、まず、雌型20
の成形キャビティに絵付用のシート15を対向配置し、
この絵付シート15を前記熱盤29で加熱軟化させる
(図17)。次いで、絵付シート15を雌型20と熱盤
29との間に挟んでキャビティ21の開口面を閉じ、雌
型20に設けられた吸気孔22を通じて真空引きを行う
とともに、必要に応じて熱盤29に設けられた通気孔
(図示省略)を通じて圧空供給を行う。
【0005】それにより、絵付シート15は図18に示
されるように、キャビティ21の内周面に沿うように延
伸せしめられて密着する。なお、この工程は一般に予備
成形と呼ばれている。
【0006】続いて、熱盤29を両型20,25間から
退避させ、図19に示されるように雌型20を前進させ
ることにより、雄型25と合体させて型締めを行った
後、雌型20と雄型25との間に形成されるキャビティ
空間に雄型25に設けられた射出装置の注湯孔27を通
じて溶融樹脂を注入充填して射出成形を行う。
【0007】それにより、雌型20内の絵付シート15
が注入樹脂(成形体P)と一体化して貼り付き、射出成
形完了後に型開きを行うと、型内から外表面に絵付シー
ト15が貼着された成形体が取り出される。
【0008】ここで、絵付シート15が貼合わせ積層フ
ィルム(ラミネートフィルム)である場合には、そのま
まで絵付が行われたことになり、成形体P外表面に絵付
シート15全層が接着一体化して装飾層となる。それに
対し、絵付シート15が転写フィルムである場合には、
後工程において、成形体P外表面に一体化した絵付シー
ト15のうちの基材フィルムのみを剥離し、絵柄層等の
転写層を成形体P側に残留させて装飾層となすことによ
り絵付が完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の射出成形同時絵
付方法では、上述のように絵付シート15を雌型20の
成形キャビティ21開口面側に配置し、それを真空引き
により、あるいはコア部26で成形キャビティ21内に
押し込むことにより、シート15を平面から短時間で一
挙にキャビティ21の内周面(キャビティ面)21に引
き付けて沿わせるようにしているため、絵付シート15
をキャビティ21内で高速度で延伸させている。雌型2
0のキャビティ21内での絵付シート15の延伸量は、
成形品13表面の凹凸段差や曲率が大きくなればなるほ
ど大きくなる。しかも、この延伸量は、シートの延伸が
高速度で行なわれると応力分布が十分に分散、緩和しき
れず、局部的に集中する。そして、局部的に絵付シート
15が大きく延伸せしめられると、当然ながらそれに形
成された絵柄層等が引き伸ばされて無視できない程大き
く歪んだり、絵付シート15の絵柄と成形品13の凹凸
形状との間に位置ずれを生じ、成形品13表面に所望の
絵付ができなかったり、甚だしい場合には絵付シート1
5にシワや破れが生じることもある。
【0010】前記のように熱盤29を用いて絵付シート
15を前もって加熱軟化させることにより、絵付シート
15の延伸に伴う不都合をある程度は回避できるが、こ
のようにしても、表面の凹凸段差や曲率が大きな成形品
13を成形する場合には、絵付シート15の延伸量、絞
り量が大きくなるので、絵付シート15にどうしてもシ
ワや歪みが生じやすく、予期通りの絵付を行うことは困
難である。また加熱軟化した絵付シートを大きな延伸
量、絞り量で変形させる為、例え、応力緩和の為、延伸
速度を低下させると、今度は、キャビティ面に到達する
迄の間に自重等によりシートの歪み変形が著しくなって
しまう。
【0011】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、表面の凹凸段差や曲率の大きな成形品につ
いても大きな歪みや位置ずれ等を伴うことなく適切に絵
付を行うことができる射出成形同時絵付方法およびその
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は湾
曲したキャビティ面と、このキャビティ面の左右側に配
置された曲面状溝部とを有する雌型を用い、この雌型の
キャビティ面に略沿うように絵付シートを雌型の曲面状
溝部に沿って湾曲させながら挿入する工程と、絵付シー
トを雌型に、このキャビティ面に略沿うように曲面状溝
部上において湾曲させた状態でキャビティ面周囲におい
て保持する工程と、雌型に保持された絵付シートを加熱
手段により加熱して軟化させる工程と、絵付シートをキ
ャビティ面に密着させる工程と、雌型と雄型とを合体さ
せて型締めを行う工程と、雌型と雄型との間に溶融樹脂
を注入充填して射出成形を行い、射出成形品と絵付シー
トとを接着させる工程と、を備えたことを特徴とする射
出成形同時絵付方法である。
【0013】請求項4記載の発明は、キャビティ面およ
びこのキャビティ面に開口する吸気孔を有する雌型と、
この雌型に対向して配置され、樹脂注湯孔を有する雄型
と、曲面状突部を有し、雌型のキャビティ周縁部との間
で絵付シートを保持するシートクランプと、絵付シート
を雌型のキャビティ側へ供給するシート供給手段と、絵
付シートを加熱する加熱手段とを備え、前記雌型に前記
シートクランプの突部に対応する曲面状溝部を設け、こ
の曲面状溝部表面に一対のシートガイド溝を設け、各シ
ートガイド溝に沿って、前記絵付シートの両側端を把持
するシート挟持手段を走行自在に設けたことを特徴とす
る射出成形同時絵付装置である。
【0014】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、絵付シートをキャビティ面に略沿うように湾曲させ
た状態で雌型に対して保持し、その後絵付シートを加熱
手段で加熱することにより絵付シートをキャビティ面に
スムースに密着させることができる。このため絵付シー
トをキャビティ面に密着させる際に絵付シートの図柄が
歪むことはない。
【0015】また請求項4記載の発明によれば、シート
挟持手段によって絵付シートの両側端を把持し、このシ
ート挟持手段を雌型の曲面状溝部表面に形成された一対
のシートガイド溝内に沿って走行させることにより、絵
付シートをキャビティ面に略沿うように湾曲させること
ができる。このため、その後絵付シートを雌型とシート
クランプにより保持しながら加熱手段により加熱させ
て、スムースにキャビティ面に密着させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る実施の形態について説明する。図1乃至図15は本発
明による射出成形同時絵付方法およびその装置を示す図
である。
【0017】まず、図1乃至図6により、射出成形同時
絵付装置について説明する。図1に示すように、射出成
形同時絵付装置はキャビティ面31aが形成されたキャ
ビティ31とキャビティ面31aに開口する吸気孔22
とを有する雌型30と、この雌型30に対向して配置さ
れ、コア部42および樹脂注湯孔27を有する雄型40
とを備えている。なお雌型30のキャビティ面31aは
x軸を中心軸とする半円筒形状となっている。また図1
および図2に示すように、雌型30と雄型40との間に
は、絵付シート15を雌型30のキャビティ周縁部31
bとの間で保持するシートクランプ50が設けられてい
る。
【0018】シートクランプ50は左右の押え枠52
a,52bと、上下の押え枠51a,51bとを有し、
これら押え枠52a,52b,51a,51b内に開口
80が形成されている。またシートクランプ50の左右
の押え枠52a,52bには、x軸を中心軸とする半円
形状の曲面状突部50aが突設されている。またシート
クランプ50内には、後述する可撓性の面状発熱体60
を挿入して、雌型30に保持された絵付シート15と略
同一形状に湾曲させるスリット53が設けられている。
此のスリット53は、図示の如く、面状発熱体60を挿
入する側(図1では上方)に開口しており、シートクラ
ンプ50内では、面状発熱体の送り方向(図1では下
方)に向って拡ってる。またスリット53の両端には、
ガイド溝54が形成されている。此のスリット53はシ
ートクランプ50の下押え枠51bを貫通しても良い
し、又しなくとも面発熱体60が開口部80を覆えば良
い。さらにまた、シートクランプ50は摺動ロッド57
を介して雌型30に連結され、シートクランプ50は雌
型30のキャビティ31の外部のパーティング面を貫通
して摺動する摺動ロッド57によって雌型30に対して
離接移動するようになっている。
【0019】また雌型30のキャビティ周囲の表面(こ
れをパーティング面と総称する)は上下に位置し対向す
る上下押え枠51a,51bと嵌合(接合)する上下パ
ーティング面31c,31cと、キャビティの左右に位
置し対向する曲面状突部50a,50aと嵌合する左右
のパーティング面とからなる。この左右のパーティング
面には、シートクランプ50の突部50aに対応してx
軸を中心軸とする半円状の曲面状の溝部30aが形成さ
れ、この曲面状溝部30aの表面には一対のシートガイ
ド溝82が形成されている。雌型30の溝部30aの上
下パーティング面31aからの深さはシートクランプ5
0の突部50aの高さと略同一となっているが、キャビ
ティ31の深さより小さくなっている。また雌型30の
溝部30aの曲率は、キャビティ面31aの曲率より小
さくなっている。また雌型30のの上下及び左右のパー
ティング面のうちキャビティ31に近接する周縁部をキ
ャビティ周縁部31bと呼称する。ここには、リング溝
92a(図9参照)が形成され、このリング溝92a内
にOリング92が嵌込まれている。また雌型30には吸
気孔22に連通する吸気管33が設けられている。
【0020】さらに雌型30の上方には、長尺帯状の絵
付シート15を順次供給するための絵付シート巻出ロー
ル16が配設され、絵付シート巻出ロール16からの絵
付シート15は送りローラ17,17を経て雌型30の
キャビティ31側へ供給されるようになっている。また
送りローラ17,17から雌型30のキャビティ31側
へ供給される絵付シート15は、その両側端がシート挟
持手段88によって挟持されるようになっている。
【0021】シート挟持手段88は、シート挟持手段巻
出ロール90により繰出されるワイヤ87に固着されて
おり、電動機91によりシート挟持手段巻出ロール90
を回転させることによりワイヤ87を繰出し、シート挟
持手段88を降下させるようになっている。シート挟持
手段88は絵付シート15の両側端を把持する一対の把
持部88a,88aと、一対の把持部88a,88aに
連結された滑車(ガイド部)89とを有し、このうち滑
車89はシートガイドレール81内に進入した後、雌型
30のシートガイド溝82内に進入するようになってい
る。
【0022】また送りローラ17から下方へ送られる絵
付シート15は、位置センサ83でその先端が検出され
た後、引張用チャック86によって把持されて下方へ引
張られる。この引張り用チャック86は、図示しない
が、シリンダー機構等の手段によってシート送り方向
(図2では上下(Z)方向)に移動する。
【0023】さらに雌型30の上方には、カッタガイド
レール84が水平方向に配設され、このカッタガイドレ
ール84に沿ってシートカッタ85が走行するようにな
っている。
【0024】またシートクランプ50のスリット53内
には面状発熱体60が挿入されるようになっており、こ
の面状発熱体60の両側端は把持部64により挟持さ
れ、また把持部64には滑車65が連結されている。ま
た、滑車65は、シートクランプ50の上方に設けられ
たガイドレール70の溝76内に挿入され、この滑車6
5はガイドレール70からシートクランプ50に設けら
れたガイド溝54内に進入するようになっている。
【0025】次にシート挟持手段88について、図7乃
至図10により詳述する。図7乃至図10に示すよう
に、シート挟持手段88はピボット87によって互いに
揺動自在に連結された一対の把持部88a,88aと、
一対の把持部88a,88a間に設けられた復帰ばね9
6とを有し、滑車89は一方の把持部88aに連結され
ている。また一方の把持部88aの先端には、突起95
が設けられている。
【0026】ところで、上述した雌型30は移動盤34
に固着され、移動盤34に固着された雌型30は、固定
盤44に固着された雄型40側へ移動するようになって
いる。また絵付シート巻出ロール16およびシート挟持
手段巻出ロール90は、図示はしないが、移動盤34に
固定され、雌型30とともに移動するようになってお
り、またガイドレール70はシートクランプ50ととも
に移動するようになっている。
【0027】次にこのような構成からなる本発明の作用
について説明する。図2は前回の成形サイクルが終了
し、次の成形サイクルが開始された状態を示す図であ
る。図2において雌型30と雄型40(図2において示
されていない)とは離間しており、さらに摺動ロッド5
7が突出することによってシートクランプ50も雌型3
0から離れている。可撓性の面状発熱体60はシートク
ランプ枠体の上方に待機している。また絵付シート15
は、絵付シート巻出ロール16から巻出され、絵付シー
ト15の先端は、送りローラ17から送り出されたとこ
ろに位置している。また絵付シート15の先端は引張用
チャック86によって把持されている。
【0028】また、図2に示すように、シート挟持手段
巻出ロール90により巻出されるワイヤ87には所定間
隔をおいてシート挟持手段88が複数連結され、該ワイ
ヤー87は絵付シート15の幅よりわずかに広い間隔を
保つ。又各シート挟持手段88の把持部88a,88a
は開の状態で雌型30の上方に待機している。
【0029】次にこのような状態から新たな成形サイク
ルが開始される。すなわち図2に示すように、絵付シー
ト巻出ロール16から長尺帯状の絵付シート15が巻出
され、絵付シート15の先端が位置センサ83により検
出される。次に絵付シート15の先端が引張用チャック
86によって下方(z方向)へ引張られ、絵付シート1
5の先端がシート挟持手段88のうち最下端のものより
もさらに下方まで達する。このとき、絵付シートの両端
部は開いた把持部88a,88aの対の間を通過して行
く。
【0030】次に、図3に示すように各シート挟持手段
88の一対の把持部88a,88aが閉となり、一対の
把持部88a,88a間に絵付シート15の両側端が把
持されられる。
【0031】この場合、各シート挟持手段88は、図7
に示すように、まず一方の把持部88aの先端に設けら
れた突起95が、ソレノイドまたは流体圧シリンダ等の
駆動手段により押圧され一対の把持部88a,88aが
開となる。次に一対の把持部88a,88a間に絵付シ
ート15の両側端を受入れた後、駆動手段が解除され、
一対の把持部88a,88aが復帰ばね96により閉と
なる。
【0032】同時に図3に示すように、面状発熱体60
が降下するとともに面状発熱体60の両側端を把持する
把持部64に連結された滑車65が、ガイドレール70
の溝76からシートクランプ50のガイド溝54内に進
入する。このように滑車65がガイド溝54内に進入す
ることにより、面状発熱体60がシートクランプ50の
スリット内に挿入される。
【0033】次に図4に示すように、引張用チャック8
6により絵付シート15の先端が更に引張られる。この
場合、各シート挟持手段88の滑車89が、雌型30の
シートガイド溝82内に進入し、このようにして絵付シ
ート15は雌型30の溝部30aの表面に沿って湾曲し
ていく。
【0034】図1乃至図5に示すように、雌型30の左
右側部パーティング面31b,31bに形成された溝部
30aの形状は雌型30のキャビティ31の形状に相似
しているが、溝部30aの上下パーティング面31c,
31cからの深さはキャビティ31の深さより小さくな
っている。そして、その曲率は、キャビティ面31aと
同じか或いはより小さくなるようにする。このため雌型
30の溝部30aの表面に沿って湾曲する絵付シート1
5は、キャビティ面31aに略沿った状態ともなってい
る。このようにして絵付シート15により雌型30のキ
ャビティ31が覆われる。その際の溝部30aの深さ、
及び曲率半径の値は、絵付シート15を加熱軟化無しの
状態で湾曲させても、シワ、破れ等なく十分変形可能な
範囲でできるだけ、深さは深く、曲率はキャビティ面と
同程度に選ぶことが好ましい。
【0035】同時に図4に示すように、面状発熱体60
を把持する把持部64に連結された滑車65が、シート
クランプ50のガイド溝54内に進入する。この場合、
面状発熱体60はシートクランプ50の突部50aと略
同一形状に、すなわち雌型30の溝部30a表面の絵付
シート15と略同一形状に湾曲する。
【0036】次に図5に示すように、絵付シート15が
所定位置にきたことを位置センサ83が検出し、引張用
チャック86による引張作用が停止する。その後引張用
チャック86が絵付シート15から退き、代わりに絵付
シート15の先端が固定用チャック93により把持され
る。絵付シート15から離れた引張用チャック86は、
その後上昇し、雌型30上方の待機位置まで達する。
【0037】次に図6および図11に示すように、摺動
ロッド57が雌型30側(y方向)へ引込む。これによ
ってシートクランプ50が雌型30側へ移動した後、雌
型30に当接して嵌合し、絵付シート15が雌型30と
シートクランプ50との間で挟持される。この場合、シ
ートクランプ50が間に絵付シート15を挾んで雌型3
0のOリング92に密接して、雌型30のキャビティ3
1内を密封する。
【0038】この間、図8に示すようにシート挟持手段
88の一対の把持部88a,88aは、絵付シート15
を把持している。またシートクランプ50を雌型30に
当接させ、絵付シート15を雌型30とシートクランプ
50との間で挟持することにより、シートクランプ50
内の面状発熱体60を絵付シート15に対して所定間隔
をおいて配置することができる。
【0039】次に図9に示すように、駆動手段により突
起95を駆動して、シート挟持手段88の一対の把持部
88a,88aを開とし、シート挟持手段88を絵付シ
ート15から開放する。次にシート挟持手段巻出ロール
90によりワイヤ87が巻取られ、シート挟持手段88
が雌型30のシートガイド溝82およびシートガイドレ
ール81に沿って上昇し、雌型30の上方の待機位置で
待機する。このようにして雌型30のシートガイド溝8
2からシート挟持手段88が退出する(図10参照)。
【0040】その後、カッタガイドレール84に沿っ
て、シートカッタ85が絵付シートの幅方向に走行し、
シートカッタ85によって絵付シート15が切断され
る。シートカッタ85の走行は、例えばラック・ピニオ
ン機構またはエアシリンダ等によって行われる。このよ
うに絵付シート15を切断する理由は、絵付シート15
の予備成形および射出成形時において、生じる変形やシ
リカが遡及して次の成形に用いられる絵付シート15が
変形しないようにするためである。
【0041】その後、図12に示すようにシート巻出ロ
ール16を巻取ることによって、絵付シート15が待機
位置まで戻され、絵付シート15の先端が引張用チャッ
ク86により把持される(図2参照)。
【0042】この間、シートクランプ50内の面状発熱
体60により、絵付シート15がまんべんなく加熱軟化
される。この加熱は非接触的に、主として輻射熱12よ
り行なわれる。絵付シート15の加熱軟化が終了した
後、図13に示すように面状発熱体60がシートクラン
プ50内から引上げられる。そして面状発熱体60はシ
ートクランプ50の上方で待機する。
【0043】次に図示しない真空ポンプにより雌型30
の吸気管33を介してキャビティ面31aの吸気孔22
から吸気が行われ、軟化した絵付シート15がキャビテ
ィ面31aに付着して予備成形が行われる。
【0044】次に図14に示すように、移動盤34に固
着された雌型30が、シートクランプ50とともに固定
盤44に固着された雄型40側へ移動し、雌型30、シ
ートクランプ50および雄型40が合体して型締めが行
われる。この時、雄型40のコア部42により、シート
クランプ50のスリット53およびガイド溝54がシー
ルされる。次に雄型40の樹脂注湯孔27から射出樹脂
が、シートクランプ50の開口80を経て雌型30と雄
型40との間のキャビティ31内に流入し、このように
して射出樹脂により成形品13(図16参照)が得られ
る。この場合、成形品13を成形すると同時に成形品1
3表面に図柄11又は文字12が付着される。
【0045】その後、摺動ロッド57が延びて雌型30
がシートクランプ50および雄型40から離れ、このよ
うにして雌型30、シートクランプ50および雄型40
の型開きが行われる。このように雌型30、シートクラ
ンプ50および雄型40が型開きした後、雌型30から
成形品13が取り出される。この場合、雌型30または
シートクランプ50側から取出ロッド(図示せず)によ
り成形品を押出すことにより、成形品13を容易に取出
すことができる。
【0046】可撓性面状発熱体60は、例えば細い抵抗
線をガラス繊維コードに螺旋状に巻き付けて構成される
発熱エレメントを所定のパターンに従って面状に配置
し、これをガラス繊維で補強された薄い2枚のシリコン
ラバー間にセットし加硫して形成される面状ヒーター、
あるいは耐熱性樹脂基板上に抵抗体のコーティング層を
形成し、表面を電気絶縁層で覆って形成される面状ヒー
タ等の面状ヒータを薄い弾性鋼番に接着したもので、約
0.5〜2mmの厚さを有し、通電によって均一の温度
分布が得られるようになっている。可撓性面状発熱体6
0の両側部には、下端部から所定の長さにわたってネジ
止め等の手段で把持部64が固定され、その把持部64
の先端に滑車65が回転自在に取り付けられている。滑
車65は、図3に示すように面状発熱体のガイドレール
70のガイド溝76内を案内される。なお、滑車65の
代わりにガイド溝内を回転せずに摺動して案内される案
内部材を使用することもできる。面状発熱体60として
は、全体が可撓性を有する一枚の連続体が最も好まし
い。しかし、この他に、ヒータ送り方向と直交する方向
(幅方向)に延び、シート送り方向には寸法の短い短棚
状の剛体板からなる発熱体を蝶番で連結した構造のもの
を用いることも出来る。
【0047】以上のように本実施例によれば、雌型30
の表面に曲面状の溝部30aに一対のシートガイド溝8
2を設けるとともに、シートガイド溝82内にシート挟
持手段88を挿入させて絵付シート15を溝部30aに
沿って湾曲させたので、絵付シート15をよりスムース
に雌型30のキャビティ面31aにキャビティ形状より
も凹凸段差が浅く、又曲率はキャビティ形状同等もしく
は、より小さい形状に湾曲させて付着させることができ
る。そして此の湾曲した状態から予備成形が始まる。こ
のため、絵付シート15を雌型30のキャビティ面31
aに付着させる予備成形時にシートにかかる変形量(延
伸量)、延伸速度とも小さい。従って平坦面からキャビ
ティ面31aの表面にまで一気に予備成形する場合に比
べ、絵付シート局部的応力が十分シート全体に分散、緩
和する為、絵付シートの局部が極端に歪んだり、破れた
りし離く、成形品13に付着した図柄11等が歪んだり
変形することはない。
【0048】なお、上記実施例において、シート挟持手
段巻出ロール90からシート挟持手段88を垂直方向下
方へ繰り出した例を示したが(図2参照)、これに限ら
ず図15に示すようにシート挟持手段巻出ロール90か
らシート挟持手段88を略水平方向に繰り出すととも
に、シート挟持手段88を折曲がったシートガイドレー
ル94に沿って進行させた後、雌型30のシートガイド
溝82内に進行させてもよい。
【0049】また絵付シート15の所定位置を検出する
位置センサ83を設けた例を示したが、絵付シートの絵
柄が位置決め不要の場合、位置センサ83を除いてもよ
い。またシート挟持手段88の一対の把持部88a,8
8aの開閉作動は、電磁石による吸引、反発により行う
こともできる。
【0050】またシート挟持手段88をワイヤ87に連
結した例を示したが、これに限らずワイヤ87の代わり
にチェーンを用いてもよい。
【0051】さらにまた、シート挟持手段88の滑車8
9の代わりに、非回転の円盤、ベアリング等を用いても
よい。
【0052】また雌型30のキャビティ面31a、溝部
30aおよびシートクランプ50の突部50aの形状と
して、x軸(図2)を中心軸とする半円筒形状とした例
を示したが、z軸を中心軸とする半円筒形状としてもよ
い。溝部30a、突部50aの形状は、円筒形以外に、
楕円柱、双曲柱等他の形状であっても良い。
【0053】また雌型30のキャビティ31側へ絵付シ
ート15を供給すると同時にシートクランプ50内に面
状発熱体60を挿入した例を示したが、雌型30のキャ
ビティ31側へ絵付シート15を供給し、その後雌型3
0とシートクランプ50とによって絵付シート15を挟
持した後にシートクランプ50内に面状発熱体60を挿
入してもよい。
【0054】又使用する絵付シートは、貼合わせ積層フ
ィルム、転写フィルムのいずれでも良い。
【0055】又射出成形方法としては、熱溶融樹脂を射
出させ冷却固化させる方式の他、室温で液状の化学反応
で硬化する樹脂液を射出し化学反応で硬化させる、応性
射出成形法でも良い。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、先ず、絵
付シートをキャビティ面に略沿うように湾曲させた状態
で湾曲させることができる。次に絵付シートを雌型に対
して保持した状態で加熱手段により加熱した後、絵付シ
ートをキャビティ面にまでスムースに密着させることが
できる。すなわち予備形成が二段階で行われる。このた
め絵付シートをキャビティ面に密着させる際、キャビテ
ィ面の凹凸の段差、及び曲率が大なる成形品形状であっ
ても絵付シートの図柄が歪んだり破断することも無く、
精度の良い射出成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出成形同時絵付装置を示す概略
斜視図。
【図2】本発明による射出成形同時絵付装置の作用図。
【図3】本発明による射出成形同時絵付装置の作用図。
【図4】本発明による射出成形同時絵付装置の作用図。
【図5】本発明による射出成形同時絵付装置の作用図。
【図6】本発明による射出成形同時絵付装置の作用図。
【図7】シート挟持手段を示す斜視図。
【図8】シート挟持手段の作用を示す断面図。
【図9】シート挟持手段の作用を示す断面図。
【図10】シート挟持手段の作用を示す断面図。
【図11】雌型とシートクランプの当接状態を示す斜視
図。
【図12】絵付シートが面状発熱体により加熱される状
態を示す斜視図。
【図13】面状発熱体がシートクランプから引上げられ
た状態を示す斜視図。
【図14】雌型、シートクランプおよび雄型が型締めさ
れる状態を示す斜視図。
【図15】シート挟持手段の送り機構の変形を示す図。
【図16】従来の射出成形同時絵付方法により得られた
成形品を示す図。
【図17】従来の射出成形同時絵付装置の作用図。
【図18】従来の射出成形同時絵付装置の作用図。
【図19】従来の射出成形同時絵付装置の作用図。
【符号の説明】
15 絵付シート 16 シート巻出ロール 30 雌型 30a 曲面状溝部 31 キャビティ 31a キャビティ面 40 雄型 50 シートクランプ 50a 曲面状突部 53 スリット 60 面状発熱体 81 シートガイドレール 82 シートガイド溝 87 ワイヤ 88 シート挟持手段 88a 把持部 89 滑車 90 シート挟持手段巻出ロール 92 Oリング

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲したキャビティ面と、このキャビティ
    面の左右側に配置された曲面状溝部とを有する雌型を用
    い、この雌型のキャビティ面に略沿うように絵付シート
    を雌型の曲面状溝部に沿って湾曲させながら挿入する工
    程と、 絵付シートを雌型に、このキャビティ面に略沿うように
    曲面状溝部上において湾曲させた状態でキャビティ面周
    囲において保持する工程と、 雌型に保持された絵付シートを加熱手段により加熱して
    軟化させる工程と、 絵付シートをキャビティ面に密着させる工程と、 雌型と雄型とを合体させて型締めを行う工程と、 雌型と雄型との間に溶融樹脂を注入充填して射出成形を
    行い、射出成形品と絵付シートとを接着させる工程と、 を備えたことを特徴とする射出成形同時絵付方法。
  2. 【請求項2】雌型に絵付シートを保持する際、シートク
    ランプにより保持することを特徴とする請求項1記載の
    射出成形同時絵付方法。
  3. 【請求項3】雌型に保持された絵付シートを加熱する
    際、面状発熱体をシートクランプのスリットに挿入し、
    このスリット内で面状発熱体を雌型に保持された絵付シ
    ートと略同一形状に湾曲させ、このように湾曲させた面
    状発熱体により絵付シートを加熱することを特徴とする
    請求項2記載の射出成形同時絵付方法。
  4. 【請求項4】キャビティ面およびこのキャビティ面に開
    口する吸気孔を有する雌型と、 この雌型に対向して配置され、樹脂注湯孔を有する雄型
    と、 曲面状突部を有し、雌型のキャビティ周縁部との間で絵
    付シートを保持するシートクランプと、 絵付シートを雌型のキャビティ側へ供給するシート供給
    手段と、 絵付シートを加熱する加熱手段とを備え、 前記雌型に前記シートクランプの突部に対応する曲面状
    溝部を設け、この曲面状溝部表面に一対のシートガイド
    溝を設け、各シートガイド溝に沿って、前記絵付シート
    の両側端を把持するシート挟持手段を走行自在に設けた
    ことを特徴とする射出成形同時絵付装置。
  5. 【請求項5】シートクランプに湾曲されたスリットが形
    成され、加熱手段はスリット内に挿入された面状発熱体
    からなり、面状発熱体はスリット内でシートクランプに
    より保持された絵付シートと略同一形状に湾曲されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の射出成形同時絵付装置。
  6. 【請求項6】シート挟持手段は、シートガイド溝内に位
    置するガイド部と、絵付シートの両側端を把持する把持
    部とからなることを特徴とする請求項4記載の射出成形
    同時絵付装置。
  7. 【請求項7】絵付シートの先端に、この先端を挟持して
    雌型のキャビティ側へ案内する引張チャックが設けられ
    ていることを特徴とする請求項4記載の射出成形同時絵
    付装置。
  8. 【請求項8】雌型の入口側に、絵付シートを幅方向に切
    断するカッタが設けられていることを特徴とする請求項
    4記載の射出成形同時絵付装置。
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