JP2748303B2 - メッシュフェンスにおけるメッシュパネルの継手方法 - Google Patents

メッシュフェンスにおけるメッシュパネルの継手方法

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JP2748303B2 JP6230469A JP23046994A JP2748303B2 JP 2748303 B2 JP2748303 B2 JP 2748303B2 JP 6230469 A JP6230469 A JP 6230469A JP 23046994 A JP23046994 A JP 23046994A JP 2748303 B2 JP2748303 B2 JP 2748303B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメッシュフェンスにおけ
るメッシュパネルの継手方法とりわけ自由柱方式におけ
るメッシュフェンスパネル同士を連続的に接続する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】道路との境界、敷地同士の境界などを仕
切る手段として支柱とパネル状の金網とを組み合わせた
メッシュフェンスが汎用されている。このようなメッシ
ュフェンスにおいては一般に柱と柱間にメッシュパネル
を配し、柱から左右にパイプ状の継手金具を延出させ、
これで左右のメッシュパネルを支持させるようにしてい
た。しかしこの方式では柱間隔が固定されるため設置状
況に応じた施工の自由度が乏しく、柱の建込みに狂いが
あると施工ができなくなるなど施工能率と施工コストが
嵩むという問題があった。そこで最近、柱間にメッシュ
パネルを配して接続するのでなく、左右のメッシュパネ
ル同士を直接連続的に接続する方式のもの(自由柱方式)
が現われている。この方式によれば柱間隔に制約がなく
なり、自由な柱間隔とすることができるため施工が容易
でその自由度がますという利点がある。従来のこの方式
によって左右のメッシュパネルを接続する場合、隣接す
るメッシュパネルの縦線又は/及び横線をパネル正面か
ら2つの固定金具で前後を挟み込み、それら固定金具を
ボルトナットで緊締する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法では、
接続しようとするメッシュパネルを仮支持することがで
きないため、メッシュパネル同士を接続する場合、メッ
シュパネルを支持する要員が必要であった。すなわち、
メッシュパネルを落下しないように支持する要員と、左
右のメッシュパネルを接続する要員の少なくとも2人が
1組となって作業を進める必要があった。このため作業
性が悪く、施工能率も低く、また職人も減少している折
りから施工コストが高くなるという問題があった。
【0004】本発明は前記のような問題点を解消するた
めに創案されたもので、その目的とするところは、自由
柱方式におけるメッシュパネル同士の継ぎ作業を一人の
要員で簡単かつ能率よく施工でき、この種のフェンス施
工の適切な省力化とコスト削減が可能な方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、縦線にリング状部を設けこれに交差する複数
本の横線とで格子型横筒状の頭部を形成したメッシュパ
ネルを、任意の柱間隔のもとで、受け金具と押え金具お
よびねじからなる継手金具で連続的に継いでフェンスを
構成するにあたり、受け金具として、プレート状をな
し、前記頭部を構成する複数本の平行な横線に対する凹
入条の付いた受け部を左右に有し、各受け部の中央にそ
れぞれ押え金具を貫くねじを螺合するための雌ねじ穴を
有し、しかも前記左右の受け部間にメッシュパネル頭部
の端リング状部を支持するための1対の溝を有する凹入
部が形成されたものを使用し、まず、凹入部の片方の溝
および一方の受け部を継ぎ方向に突出させるようにして
既設置メッシュパネル頭部に受け金具の受け部をあてが
い、端リング状部を凹入部に支持させるとともに複数本
の平行な横線を受け部に位置させ、該受け部に押え金具
を組付けて前記横線を挟圧するようにねじにより締付け
固定し、次に設置すべきメッシュパネルの頭部の端リン
グ状部を継ぎ方向に突出している前記凹入部の溝に支持
させるとともに横線を受け部に支持させ、この状態でメ
ッシュパネルの他側を柱に取付ける一方、押え金具を前
記受け部に組み付けてねじにより締付け固定する構成と
している。(請求項1)
【0006】また、上記目的を達成するため本発明は、
縦線にリング状部を設けこれに交差する複数本の横線と
で格子型横筒状の頭部を形成したメッシュパネルを、任
意の柱間隔のもとで、受け金具と押え金具およびねじか
らなる継手金具で連続的に継いでフェンスを構成するに
あたり、継手金具の受け金具として、前記頭部を構成す
る複数本の平行な横線の間隔よりも狭い幅と、メッシュ
パネルの頭部の端から少なくとも2番目のリング状部を
越える長さを有する受け部を両側に有し、各受け部の中
央にそれぞれ押え金具を貫くねじを螺合するための雌ね
じ穴を有し、しかも前記受け部間には組み付け時にメッ
シュパネル頭部の複数本の平行な横線上に接触可能な高
さレベルを持った凸台部を有するものを使用し、まず、
既設置されたメッシュパネルの頭部の2番目のリング状
部の下に受け部が位置し、1番目の端リング状部に凸台
部が載り、一方の受け部が継ぎ方向に突出するように受
け金具を配し、前記受け部に押え金具を組付けて前記横
線を挟圧するようにねじにより締付け固定し、次に設置
すべきメッシュパネルの頭部の1番目の端リング状部を
凸台部に当接ないし接近させ、2番目のリング状部を受
け部に受支させ、この状態でメッシュパネルの他側を柱
に取付け、押え金具を前記受け部に組み付けてねじによ
り締付け固定する構成としている。(請求項2)
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1ないし図7は本発明の第1実施例を示してい
る。図1において、1a,1bは所望の間隔で基床に立
設した柱であり、2a,2b,2cは相互に接続された
メッシュパネルであり、それら接続部は柱1a,1bか
らずれた位置にある。前記メッシュパネル2a,2b,
2cは多数の横線20と多数の縦線21を所望の間隔で
配置して接触部を溶接などにより接合したもので、各縦
線21は図4のように上端がリング状に加工され、各リ
ング状部210には高さ方向の中間にパネル長手方向に
沿って横線22が溶接等で固定されるとともに、上部に
も複数本(図面では2本)の横線23が溶接等で固定さ
れ、これらにより格子型横筒状の頭部が形成されてい
る。前記メッシュパネル2a,2b,2cはそれぞれ頭
部継手金具3と中間部継手金具4により相互に接続さ
れ、また柱1には柱用接続金具5によって支持されてい
る。
【0008】かかる連続接続のメッシュフェンスを得る
に当って、本発明は頭部継手金具3として、受け金具6
と2つの押え金具7,7とねじ8,8を用いる。第1実
施例においては、受け金具6と押え金具7,7はステン
レス鋼などの良好な強度と耐食性を有する材料で作られ
ており、図2ないし図6に示すように、受け金具6は左
右に前記頭部の受け部6a,6bを有するとともに、そ
れら受け部6a,6bの間に凹入部6cを有している。
前記受け部6a,6bは、頭部の複数の上部横線23,
23を規定間隔で沿わせるため、幅方向両側に長手方向
に走る凹入条(溝でもよい)60,60を有し、中央部に
はバーリング加工によって雌ねじ孔61,61が設けら
れている。凹入部6cには中央に幅方向を横切るように
***条62が設けられ、この***条62を境として左右
に平行な溝63a,63bが画成され、これら平行な溝
63a,63bに左右のメッシュパネルの端リング状部
210,210が位置され、***条62によってずれが
防止されるようになっている。押え金具7,7は頭部の
複数の上部横線23,23を受け部6a,6bとで上下
から挟圧するためのもので、プレートからなり、幅方向
両側には長手方向に走る溝64,64を有し、中央部に
はねじ8を挿通する通孔65を有している。
【0009】第1実施例において、右から左にメッシュ
パネル2a,2b,2cを順次接続する場合、メッシュ
パネル2aが当該フェンスにおいて右端のものであると
すると、該メッシュパネル2aは右端付近が図示しない
端部柱に複数個の柱用接続金具によって数個所が固定さ
れ、同じく左端付近も柱1aに複数個の柱用接続金具5
によって数個所が固定される。柱用接続金具5の構造は
任意であり、簡便には図7のように先端にフック51を
有し、軸部50が柱1aを貫通して後方に伸びるボルト
5aと、これに螺合するナット5bからなるものが用い
られ、メッシュパネル2aは横線20をもってフック5
1に支えられる。
【0010】本発明において、な既設置のメッシュパネ
ル2aに次のメッシュパネル(これを第1メッシュパネル
という)2bを接続するときには、まず、受け金具6を
左側の受け部6aが左方に突出するように既設置メッシ
ュパネル2aの頭部に水平状にあてがう。すなわち、右
端リング状部210が凹入部6cの溝63bに位置し、
かつ上部横線23,23が右の受け部6bの凹入条6
0,60に沿って走るようにセットする。ついで、この
状態で押え金具7を上方からあてがい、溝64,64を
上部横線23,23に接触させる。この状態でねじ8を
押え金具7の通孔65に通せば受け部6aのめねじ孔6
1に合致するから、ねじ8を回動すれば押え金具7は受
け部6bの上面と接近し、上部横線23,23は上下か
ら締め付けられる。これにより受け金具6は右半部が既
設置メッシュパネル2aに固定される。そこで、次に第
1メッシュパネル2bを作業員が中空状に支持し、既設
置メッシュパネル2aに接近させる。こうすれば、該第
1メッシュパネル2bの頭部の右端リング状部210が
左方に突出している凹入部6cの溝63aに落ちこむた
め、自動的に既設置メッシュパネル2aとの間隔が設定
され、同時に上部横線23,23が左の受け部6aの凹
入条60,60に沿って走るようにセットされ、これに
より第1メッシュパネル2bの頭部が仮支持される。
【0011】そこで、この状態で第1メッシュパネル2
bの左端部領域を柱1bに接近させ、柱用接続金具5で
柱1bに支持させればよい。これは柱用接続金具5が図
7のような構造の場合、フック51に横線20を引掛け
ればよい。これで第1メッシュパネル2bは中空状に支
持されるから、適宜姿勢や位置を調整した後、左の受け
部6aに押え金具7をあてがい、前記のようにねじ8で
締め付ければ第1メッシュパネル2bは頭部が既設置メ
ッシュパネル2aと接続される。それと併行して柱用接
続金具5のナット5bを本締めし、また、頭部より下方
の既設置メッシュパネル2aと第1メッシュパネル2b
間を中間部継手金具4により接続すればよい。この中間
部継手金具4は任意であるが、例えば図15のように複
数の横線20と縦線21を前面プレートと背面プレート
40で狭装し、中央部をボルトナット41で締め付ける
ようにすればよい。以上で第1メッシュパネル2bの接
続と柱1bへの固定作業が完了する。あとは前記と同じ
手順で第1メッシュパネル2bを既設置メッシュパネル
として受け金具6を取付け、受け金具6の左の受け部6
aで次のメッシュパネル2cを仮支持しつつ柱でメッシ
ュパネル左端域を支持させ、左の受け部6aに押え金具
7をあてがって締付け、中間部継手金具4により下方領
域のパネル接続を行えばよい。
【0012】図8ないし図14は本発明の第2実施例を
示している。図8はこの第2実施例により得たメッシュ
フェンスを示しており、第1実施例とおなじ部分には同
じ符号を付している。この実施例においても頭部継手金
具3として、受け金具6と2つの押え金具7,7とねじ
8,8を用いることは第1実施例と同じである。しか
し、この第2実施例では、受け金具6が、図9と図10
のように、既設置メッシュパネル2aと隣のメッシュパ
ネル(第1メッシュパネル)2bの端リング状部201
だけでなく、少なくとも2番目のリング状部201’、
201’を越えるに足る長さ寸法を有している。また、
受け金具6は図9に示すように上部横線23,23の間
隔よりも狭い幅寸法を有している。
【0013】そして、この第2実施例では、左右の受け
部6a,6bの間に、図10および図12ないし図14
のように屈曲部を介して凸台部6dを有しており、この
凸台部6dは取付け時にメッシュパネル頭部の複数本の
平行な上部横線23,23上に接触可能な高さレベルを
持つように作られている。左右の受け部6a,6bの中
央部には、それぞれバーリング加工などによって雌ねじ
孔61が設けられている。押え金具7は中央に通孔好ま
しくは長孔65を有し、幅方向両側には平行な横線2
3,23を規定間隔で押えるため、長手方向に沿ってわ
ん曲部または第1実施例と同様な溝64’、64’が設
けられている。
【0014】この第2実施例の継手方法を説明すると、
まず既設置メッシュパネル2aに受け金具6の半部を固
定する。これは、まず右の受け部6bの先端を既設置メ
ッシュパネル2aの2番目のリング状部201’の下に
潜らせ、その状態で凸台部6dを端リング状部201に
載せればよい。そして次に、押え金具7を受け部6b上
方の上部横線23,23にあて、ねじ8で締め付ければ
よい。これにより図11のように上部横線23,23は
締付け固定され、凸台部6dによって長手方向ずれも防
止される。この状態では、凸台部6dの左半部とそれよ
り先の左側の受け部6aが既設置メッシュパネル2aか
ら左方に水平状に突出している。そこで第1メッシュパ
ネル2bを接続するときには、これを少し斜めにして端
リング状部201を左側受け部6aの下に潜らせつつ既
設置メッシュパネル2aに接近させる。こうすれば、図
9と図10のように、端リング状部201が凸台部6d
の下面に当接ないし接近し、2番目のリング状部20
1’が左側の受け部6aに受支される。
【0015】この場合、既設置メッシュパネル2aに対
しては、受け部6bが2番目のリング状部201’で上
から押えられ、凸台部6dが端リング状部201で持ち
上げられる形となっているため、これらによる梃子作用
により安定して固定される。しかも、左側の受け部6a
が大きく突出している。これらにより第1メッシュパネ
ル2bの頭部を安定して仮支持することができる。あと
は、第1実施例と同様に第1メッシュパネル2bの左端
域を柱1bに接近させ、柱用接続金具5で柱1bに支持
させ、適宜姿勢や位置を調整した後、第1メッシュパネ
ル2bの上部横線23,23に押え金具7をあてがい、
前記のようにねじ8で左の受け部6aに締め付ければ、
第1メッシュパネル2bは頭部が既設置メッシュパネル
2aと接続される。それと併行して柱用接続金具5のナ
ット5bを本締めし、また、頭部より下方の既設置メッ
シュパネル2aと第1メッシュパネル2b間を中間部継
手金具4により接続すればよい。以下上記操作を繰り返
すことにより、左右のメッシュパネルを連続して接続す
ることができる。
【0016】なお、第2実施例の受け金具6は、軽量化
とコスト低減のため、ステンレス鋼線ないし棒をエンド
レス状に連結して枠状の受け部6a,6bと凸台部6d
を形成し、雌ねじ孔61,61を得るため受け部6a,
6bにプレート片66,66を溶接により固着している
が、これに限定されるものではなく、全体を板材で構成
してもよい。また、本実施例ではメッシュパネル2a,
2b,2cbのリング状部201,201’が円形状と
なっているが、これに限らず多角形状でもよいし、ある
いはさらに閉鎖状輪郭でなく、逆L状やT状などで代表
されるような開輪郭状であってもよい。すなわち、本発
明において「リング状部」とは膨出部を含む概念であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によれ
ば、受け金具6として、プレート状をなし、前記頭部を
構成する複数本の平行な横線23に対する凹入条60,
60の付いた受け部6a,6bを左右に有し、各受け部
6a,6bの中央にそれぞれ押え金具7を貫くねじ8を
螺合するための雌ねじ穴61を有し、しかも前記左右の
受け部6a,6b間にメッシュパネル頭部の端リング状
部210,210を支持するための1対の溝63a,6
3bを有する凹入部6cが形成されたものを使用し、ま
ず、凹入部6cの片方の溝63aおよび一方の受け部6
aを継ぎ方向に突出させるようにして既設置メッシュパ
ネル頭部に受け金具6の受け部6bをあてがい、端リン
グ状部210を凹入部6cに支持させるとともに複数本
の平行な横線23を受け部6bに位置させ、該受け部6
bに押え金具7を組付けて前記横線23,23を挟圧す
るようにねじ8により締付け固定し、次に設置すべきメ
ッシュパネルの頭部の端リング状部210を継ぎ方向に
突出している前記凹入部6cの溝63aに支持させると
ともに横線23を受け部6aに支持させ、この状態でメ
ッシュパネルの他側を柱に取付ける一方、押え金具7を
前記受け部6aに組み付けてねじ8により締付け固定す
るので、凹入条60,60と1対の溝63a,63bを
有する凹入部6cによりメッシュパネル頭部の位置決め
を簡単確実に行なえ、かつまたずれ止めと仮支持を確実
に行なえる。したがって、自由柱方式のメッシュパネル
同士の継ぎ作業において、メッシュパネルを支持する要
員を必要とせず、一人の要員で簡単かつ能率よく施工で
き、この種のフェンス施工の適切な省力化とコスト削減
が可能な方法を提供することができるというすぐれた効
果が得られる。
【0018】請求項2によれば、継手金具の受け金具6
として、前記頭部を構成する複数本の平行な横線23,
23の間隔よりも狭い幅と、メッシュパネルの頭部の端
から少なくとも2番目のリング状部210’を越える長
さを有する受け部6a,6bを両側に有し、各受け部6
a,6bの中央にそれぞれ押え金具7を貫くねじ8を螺
合するための雌ねじ穴61を有し、しかも前記受け部6
a,6b間には組み付け時にメッシュパネル頭部の複数
本の平行な横線23,23上に接触可能な高さレベルを
持った凸台部6dを有するものを使用し、まず、既設置
されたメッシュパネルの頭部の2番目のリング状部21
0’の下に受け部6bが位置し、1番目の端リング状部
210に凸台部6dが載り、一方の受け部6aが継ぎ方
向に突出するように受け金具6を配し、前記受け部6b
に押え金具7を組付けて前記横線23,23を挟圧する
ようにねじ8により締付け固定し、次に設置すべきメッ
シュパネルの頭部の1番目の端リング状部210を凸台
部6dに当接ないし接近させ、2番目のリング状部21
0’を受け部6aに受支させ、この状態でメッシュパネ
ルの他側を柱に取付け、押え金具7を前記受け部6aに
組み付けてねじ8により締付け固定するので、受け部6
a,6bと凸台部6dによる梃子作用で既設置メッシュ
フェンスに対する固定を安定確実に行なえ、また次のメ
ッシャフェンスの仮支持を確実安定的に行なえる。した
がって、自由柱方式のメッシュパネル同士の継ぎ作業に
おいて、メッシュパネルを支持する要員を必要とせず、
一人の要員で簡単かつ能率よく施工でき、この種のフェ
ンス施工の適切な省力化とコスト削減が可能な方法を提
供することができるというすぐれた効果が得られる。
【0019】請求項3によれば、受け金具が、鋼線ない
し棒で枠状の受け部6a,6bと突台部6dを形成し、
受け部6a,6bに雌ねじ穴を得るためのプレート片6
6,66を固着しているため、軽量化とコスト低減を図
ることができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例により得られたメッシュフ
ェンスを示す正面図である。
【図2】第1実施例の部分切欠拡大平面図である。
【図3】第1実施例の拡大側面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】第1実施例の受け金具の平面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】本発明におけるメッシュパネルと柱の取り合い
の一例を示す部分切欠側面図である。
【図8】本発明の第2実施例により得られたメッシュフ
ェンスを示す正面図である。
【図9】第2実施例の部分切欠拡大平面図である。
【図10】第2実施例の部分切欠拡大側面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】第2実施例の受け金具の平面図である。
【図13】図12のXII−XII線に沿う断面図であ
る。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿う断面図であ
る。
【図15】メッシュパネルの中間接続部分の拡大正面図
である。
【符号の説明】
1a,1b 柱 2a,2b,2c メッシュパネル 3 頭部継手金具 6 受け金具 6a,6b 受け部 6c 凹入部 6d 凸台部 7 押え金具 8 ねじ 23,23 横線 60 凹入条 63a,63b 溝 210,210’ リング状部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦線21にリング状部を設けこれに交差す
    る複数本の横線23とで格子型横筒状の頭部を形成した
    メッシュパネルを、任意の柱間隔のもとで、受け金具と
    押え金具およびねじからなる継手金具で連続的に継いで
    フェンスを構成するにあたり、 受け金具6として、プレート状をなし、前記頭部を構成
    する複数本の平行な横線23に対する凹入条60,60
    の付いた受け部6a,6bを左右に有し、各受け部6
    a,6bの中央にそれぞれ押え金具7を貫くねじ8を螺
    合するための雌ねじ穴61を有し、しかも前記左右の受
    け部6a,6b間にメッシュパネル頭部の端リング状部
    210,210を支持するための1対の溝63a,63
    bを有する凹入部6cが形成されたものを使用し、 まず、凹入部6cの片方の溝63aおよび一方の受け部
    6aを継ぎ方向に突出させるようにして既設置メッシュ
    パネル頭部に受け金具6の受け部6bをあてがい、端リ
    ング状部210を凹入部6cに支持させるとともに複数
    本の平行な横線23を受け部6bに位置させ、該受け部
    6bに押え金具7を組付けて前記横線23,23を挟圧
    するようにねじ8により締付け固定し、 次に設置すべきメッシュパネルの頭部の端リング状部2
    10を継ぎ方向に突出している前記凹入部6cの溝63
    aに支持させるとともに横線23を受け部6aに支持さ
    せ、この状態でメッシュパネルの他側を柱に取付ける一
    方、押え金具7を前記受け部6aに組み付けてねじ8に
    より締付け固定することを特徴とするメッシュフェンス
    におけるメッシュパネルの継手方法。
  2. 【請求項2】縦線21にリング状部を設けこれに交差す
    る複数本の横線23とで格子型横筒状の頭部を形成した
    メッシュパネルを、任意の柱間隔のもとで、受け金具と
    押え金具およびねじからなる継手金具で連続的に継いで
    フェンスを構成するにあたり、 継手金具の受け金具6として、前記頭部を構成する複数
    本の平行な横線23,23の間隔よりも狭い幅と、メッ
    シュパネルの頭部の端から少なくとも2番目のリング状
    部210’を越える長さを有する受け部6a,6bを両
    側に有し、各受け部6a,6bの中央にそれぞれ押え金
    具7を貫くねじ8を螺合するための雌ねじ穴61を有
    し、しかも前記受け部6a,6b間には組み付け時にメ
    ッシュパネル頭部の複数本の平行な横線23,23上に
    接触可能な高さレベルを持った凸台部6dを有するもの
    を使用し、 まず、既設置されたメッシュパネルの頭部の2番目のリ
    ング状部210’の下に受け部6bが位置し、1番目の
    端リング状部210に凸台部6dが載り、一方の受け部
    6aが継ぎ方向に突出するように受け金具6を配し、前
    記受け部6bに押え金具7を組付けて前記横線23,2
    3を挟圧するようにねじ8により締付け固定し、 次に設置すべきメッシュパネルの頭部の1番目の端リン
    グ状部210を凸台部6dに当接ないし接近させ、2番
    目のリング状部210’を受け部6aに受支させ、この
    状態でメッシュパネルの他側を柱に取付け、押え金具7
    を前記受け部6aに組み付けてねじ8により締付け固定
    することを特徴とするメッシュフェンスにおけるメッシ
    ュパネルの継手方法。
  3. 【請求項3】受け金具が、鋼線ないし棒で枠状の受け部
    6a,6bと突台部6dを形成し、受け部6a,6bに
    雌ねじ穴を得るためのプレート片66,66を固着して
    いるものを含む請求項2に記載のメッシュフェンスにお
    けるメッシュパネルの継手方法。
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