JP2747547B2 - プレート式熱交換器 - Google Patents

プレート式熱交換器

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JP2747547B2
JP2747547B2 JP63215846A JP21584688A JP2747547B2 JP 2747547 B2 JP2747547 B2 JP 2747547B2 JP 63215846 A JP63215846 A JP 63215846A JP 21584688 A JP21584688 A JP 21584688A JP 2747547 B2 JP2747547 B2 JP 2747547B2
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JP
Japan
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boss
plate
heat exchange
pipe
heat exchanger
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JP63215846A
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俊夫 森本
朝一 松岡
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HISAKA SEISAKUSHO KK
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HISAKA SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプレート式熱交換器に関し、さらに詳しく
は熱交換媒体の出入口の改良構造に関する。
〔従来の技術〕
プレート式熱交換器は多数の熱交換板を一対のフレー
ム板間に結束して構成され、熱交換板の相互間に、各熱
交換板を介して隣接する異なる熱交換媒体用の通路が形
成される。各熱交換板は、一方の媒体の通路を相互に連
通させるポート及び他方の媒体の通路を相互に連通させ
るポートを有し、通常これらは例えば熱交換板の上部に
2個、そして下部に2個というように対をなして配置さ
れる。これらのポートはそれぞれ整列して該当する方の
媒体通路とだけ連通し、フレーム板に設けられる媒体の
出入口を通じて媒体を各通路に導入し、また各通路から
導出する。
上記媒体出入口は、従来、第4図に示すように、媒体
の供給、排出用の配管と接続するためのノズル1、2に
よって構成されるのが一般的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
隣接するポートのピッチLがノズルフランジ3、4の
半径の和より小さい場合、ノズル1、2の長さに差をつ
けてフランジ3、4同士が干渉しないようにする必要が
ある。しかし、ノズルを設けるとその分製造コストが高
くなるという欠点がある。
そこで、ノズルを無くした構造として、第5図に示す
ように、フレーム板5に開けた貫通孔6に合成ゴム又は
金属材料でライニング7をし、配管の管フランジをフレ
ーム板5に直接接続するようにしたものが一般に採用さ
れている。
ところが、第4図で説明したように、隣接するポート
のピッチLが管フランジの半径の和より小さきときは、
配管の管フランジをフレーム板に直接接続するとフラン
ジ同士が干渉して取り付けることができない。したがっ
て、小型の熱交換器にはこのようなライニング構造は採
用できなかった。さらに、フレーム板に直接座ぐり加工
するためにフレーム板全体を取り付けることのできる大
型の工作機械が必要で、この点からも実際的でなかっ
た。
この発明の主たる目的は、上に述べたタイプのプレー
ト式熱交換器において、コスト低減に寄与し、小型の熱
交換器にも適用し得る改良した媒体出入口構造を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は多数の熱交換板を一対のフレーム板間に結
束してなり、各熱交換板の両側に異なる媒体用の通路を
形成し、一方の媒体用の通路を相互に連通させるポート
及び他方の媒体用の通路を相互に連通させるポートを熱
交換板に設けたプレート式熱交換器において、熱交換板
の各ポートの位置と整合させてフレーム板に貫通孔を設
け、この貫通孔に、内面にライニングを施した中空円筒
状のボスを嵌合させ、ボスの外端面に配管の管フランジ
をボルトにより接続するようにし、かつ、隣接するボス
の中心間距離が当該ボスに接続する配管の管フランジの
半径の和より小さい場合にボスの長さを異ならせるよう
にしたものである。
配管の管フランジを固定するためのボルトを受け入れ
るねじ孔は、フレーム板に設けてもよいし、ボスの端面
に設けてもよい。
〔実施例〕
この発明の一実施例を示す第1図を参照すると、フレ
ーム板12に熱交換板(図示せず)のポートの位置と整合
させて貫通孔14、16を設けてあり、この貫通孔14、16に
ボス18、20の嵌合させることにより熱交換媒体の出入口
が形成されている。ボス18、20は中空円筒状で、両端面
に座ぐり加工を施し、内面及び座ぐりにかけてライニン
グ22、24を施してある。ライニングの材料としては金属
を使用してもよく、あるいはまた合成ゴム等で一体成形
したものを挿入してもよい。いずれにしても、ライニン
グの材料は媒体の特性を考慮して決定するべきものであ
る。ライニングを施すことによって、ボスの材質を媒体
に関係なく選択することができる。
ボスの長さはすべて等しくするのが製造管理上は有利
である。しかし、特に小型の熱交換器におけるように、
隣接するポート間の距離、したがってまた、ボスの中心
間距離が、それらのボスに接続する配管の管フランジの
半径の和より小さいときは、ボスの長さを異ならせるこ
とによってフランジ同士の干渉を避ける。この場合、既
述のようにボスの材質の制約がないことから、一方のボ
スを長くしても、それがコストに及ぼす影響は少なくて
済む。ボスの長さの差ΔHはフランジの厚さとそこに用
いるシールガスケットの厚さとの合計寸法よりも大きく
しておく。このようにすれば、管フランジ同士が干渉す
ることはない。配管の管フランジはボスの端面に接続
し、ボルトをフレーム板12のネジ孔26にねじ込んで締結
する。
ボスの形状は特に限定されるものではなく、例えば第
2図に示すように座ぐりを無くしてもよく、又、第3図
に示すように配管フランジ取付用ネジ孔26をボスの端面
に設けることもでき 〔発明の効果〕 フレーム板の貫通孔に直接ライニングをするのでな
く、ライニングを施したボスをフレーム板の貫通孔に嵌
合させるようにしたから、大きくて重量のあるフレーム
板にライニングを施すのに比べて格段に容易であり、大
きな工作機械も必要としない。そして、ポート間の距離
が短いときでも、ボス長さを異ならせることにより管フ
ランジの干渉を避けることができる。しかも、ライニン
グがあるので、ボスの材質は媒体の特性からくる制約を
受けず、したがって、多少長いボスを使用する場合でも
コストに及ぼす影響はノズルほど大きくはない。このよ
うに、この発明によれば、経済的で、小型のものにも適
用し得る媒体出入口構造を具備したプレート式熱交換器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すフレーム板の断面図、 第2図及び第3図はそれぞれこの発明の別の実施例を示
すボス部の断面図、 第4図は従来の技術を示すフレーム板の平面図、 第5図は別の従来の技術を示すフレーム板の断面図であ
る。 12:フレーム板 14、16:貫通孔 18、20:ボス 22、24:ライニング 26:ネジ孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の熱交換板を一対のフレーム板間に結
    束してなり、各熱交換板の両側に異なる媒体用の通路を
    形成し、一方の媒体用の通路を相互に連通させるポート
    及び他方の媒体用の通路を相互に連通させるポートを熱
    交換板に設けたプレート式熱交換器において、熱交換板
    の各ポートの位置と整合させてフレーム板に貫通孔を設
    け、この貫通孔に、内面にライニングを施した中空円筒
    状のボスを嵌合させ、ボスの外端面に配管の管フランジ
    をボルトにより接続するようにし、かつ、隣接するボス
    の中心間距離が当該ボスに接続する配管の管フランジの
    半径の和より小さい場合に隣接するボスの長さを異なら
    せたことを特徴とするプレート式熱交換器。
JP63215846A 1988-08-29 1988-08-29 プレート式熱交換器 Expired - Lifetime JP2747547B2 (ja)

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JPH0264399A JPH0264399A (ja) 1990-03-05
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JPS51163138U (ja) * 1975-06-20 1976-12-25
JPS60189780U (ja) * 1984-05-23 1985-12-16 東洋ラジエ−タ−株式会社 積層型熱交換器のボス部取付け構造
JPH025279Y2 (ja) * 1985-05-28 1990-02-08

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