JP2747009B2 - 索引順編成ファイルのレコード追加方式 - Google Patents
索引順編成ファイルのレコード追加方式Info
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- JP2747009B2 JP2747009B2 JP1115430A JP11543089A JP2747009B2 JP 2747009 B2 JP2747009 B2 JP 2747009B2 JP 1115430 A JP1115430 A JP 1115430A JP 11543089 A JP11543089 A JP 11543089A JP 2747009 B2 JP2747009 B2 JP 2747009B2
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- Japan
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- key value
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、索引順編成ファイルに対するキー昇順のレ
コード追加要求に対してデータ処理装置が対処する索引
順編成ファイルのレコード追加方式に関する。
コード追加要求に対してデータ処理装置が対処する索引
順編成ファイルのレコード追加方式に関する。
従来は、キー指定のレコード追加要求に対しては無条
件にキー検索処理を行っていたため、目的のデータペー
ジが主記憶上に存在しても、そこにたどりつくまでに索
引ページの参照、検索が行なわれていた。又、データペ
ージが主記憶上に存在しなければ、ファイルに対する実
入力が発生し、各レベルの索引ページ及びデータページ
内を参照検索していたので、処理性能に対する悪影響を
免れなかった。
件にキー検索処理を行っていたため、目的のデータペー
ジが主記憶上に存在しても、そこにたどりつくまでに索
引ページの参照、検索が行なわれていた。又、データペ
ージが主記憶上に存在しなければ、ファイルに対する実
入力が発生し、各レベルの索引ページ及びデータページ
内を参照検索していたので、処理性能に対する悪影響を
免れなかった。
索引順編成ファイルの索引ページは、樹木構造になっ
ており、キー検索処理はその樹木構造の頂点の索引ペー
ジから順次その下のレベルの索引ページを参照して、レ
コードを格納すべきデータページを見付け出すため、最
低でも索引レベル数＋１個分だけのページを参照しなけ
ればならない。
ており、キー検索処理はその樹木構造の頂点の索引ペー
ジから順次その下のレベルの索引ページを参照して、レ
コードを格納すべきデータページを見付け出すため、最
低でも索引レベル数＋１個分だけのページを参照しなけ
ればならない。
もし、主記憶上に索引レベル数＋１個分以上のバッフ
ァ容量があれば、直前のデータ処理で読み込んだページ
が主記憶上に残っているため、今回のレコード追加処理
で検索処理による索引ページ実入力が発生する確率は低
くなり、ページ内の検索処理だけで済むことになる。
ァ容量があれば、直前のデータ処理で読み込んだページ
が主記憶上に残っているため、今回のレコード追加処理
で検索処理による索引ページ実入力が発生する確率は低
くなり、ページ内の検索処理だけで済むことになる。
しかし、追加レコードのキーと、カレンシレコード及
び、その次のレコードキーの関係により、追加レコード
を格納すべきデータページとカレンシレコードが格納さ
れているページが、同一ページであると判断されれば、
検索処理による各レベルの索引ページ実入力はもとよ
り、各ページ内の参照・検索も必要なくなる。
び、その次のレコードキーの関係により、追加レコード
を格納すべきデータページとカレンシレコードが格納さ
れているページが、同一ページであると判断されれば、
検索処理による各レベルの索引ページ実入力はもとよ
り、各ページ内の参照・検索も必要なくなる。
本発明の索引順編成ファイルのレコード追加方式は、
補助記憶媒体上に格納され、索引部とデータ部とから構
成される索引順編成ファイルに、利用者プログラムから
昇順にキーを指定して行われるレコード追加処理に対
し、データ処理装置が、ファイル内の最上位レベルの索
引ページから順に各レベルごとの索引ページを読み込み
参照してレコードを追加すべきデータページを求めるキ
ー検索手段と、追加するレコードを前記キー検索手段で
求めたデータページに格納し、その追加レコード及び追
加レコードの一つ前に位置するレコードの次レコードポ
インタを追加および更新するレコード追加手段と、直前
に追加したカレンシレコードと、その次のキー値を持つ
次レコードのファイル内の物理的位置をデータ処理装置
の管理する内部制御テーブルから参照し、今回追加しよ
うとするレコードのキー値がカレンシレコードのキー値
と次レコードのキー値との間に位置する値であるか否か
を調査する、キー範囲調査手段とを備え、追加レコード
のキー値がカレンシレコードのキー値と次レコードのキ
ー値の範囲内である場合は、前記キー検索手段による検
索処理を省略し、前記レコード追加手段により主記憶上
に存在しているデータページに追加レコードを格納する
よう構成されている。
補助記憶媒体上に格納され、索引部とデータ部とから構
成される索引順編成ファイルに、利用者プログラムから
昇順にキーを指定して行われるレコード追加処理に対
し、データ処理装置が、ファイル内の最上位レベルの索
引ページから順に各レベルごとの索引ページを読み込み
参照してレコードを追加すべきデータページを求めるキ
ー検索手段と、追加するレコードを前記キー検索手段で
求めたデータページに格納し、その追加レコード及び追
加レコードの一つ前に位置するレコードの次レコードポ
インタを追加および更新するレコード追加手段と、直前
に追加したカレンシレコードと、その次のキー値を持つ
次レコードのファイル内の物理的位置をデータ処理装置
の管理する内部制御テーブルから参照し、今回追加しよ
うとするレコードのキー値がカレンシレコードのキー値
と次レコードのキー値との間に位置する値であるか否か
を調査する、キー範囲調査手段とを備え、追加レコード
のキー値がカレンシレコードのキー値と次レコードのキ
ー値の範囲内である場合は、前記キー検索手段による検
索処理を省略し、前記レコード追加手段により主記憶上
に存在しているデータページに追加レコードを格納する
よう構成されている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。第１
図は本発明の一実施例のシステム図である。
図は本発明の一実施例のシステム図である。
利用者プログラム100からレコード追加出力手段101に
よって発信される追加出力要求信号11は、追加したいレ
コードのキーを持つランダム出力要求信号である。
よって発信される追加出力要求信号11は、追加したいレ
コードのキーを持つランダム出力要求信号である。
この追加出力要求信号11からキーを受け取ったデータ
処理装置110は、まずキー範囲調査手段111によって、主
記憶120上にあるファイル入出力制御テーブル121、及び
バッファ122を調査信号12によって参照し、レコード追
加処理に必要なデータページが主記憶120上に存在する
か否かを調査する。
処理装置110は、まずキー範囲調査手段111によって、主
記憶120上にあるファイル入出力制御テーブル121、及び
バッファ122を調査信号12によって参照し、レコード追
加処理に必要なデータページが主記憶120上に存在する
か否かを調査する。
目的のデータページが存在しなかった場合は、制御信
号13によってレコード検索手段112に制御を移し、追加
レコードを格納すべきデータページを読み込み、制御信
号16によって、レコード追加手段113に制御を移す。目
的のデータページが存在すると判断された場合は、レコ
ード検索手段112を経由せず、制御信号14によってレコ
ード追加手段113に制御を移す。
号13によってレコード検索手段112に制御を移し、追加
レコードを格納すべきデータページを読み込み、制御信
号16によって、レコード追加手段113に制御を移す。目
的のデータページが存在すると判断された場合は、レコ
ード検索手段112を経由せず、制御信号14によってレコ
ード追加手段113に制御を移す。
第２図は、キー範囲調査手段111の流れ図である。
キー範囲調査手段111は、今回のレコード追加要求
が、ファイルをオープンした直後の処理要求か否か（ス
テップ21）、カレンシ情報が有るか無いか（ステップ2
2）、及び追加要求レコードキーがカレンシレコードキ
ーより大きく、次レコードキーより小さいか否か（ステ
ップ23）を判断し、ファイルオープン直後の処理要求の
場合、カレンシ情報が無い場合および追加要求レコード
のキー値がカレンシレコードキーと次レコードキーの間
の値でない場合は制御信号13によってレコード検索手段
112（ステップ24）に制御を移す。ファイルオープン直
後の処理要求ではなく、カレンシ情報も存在し、追加要
求レコードのキー値がカレンシレコードキーと次レコー
ドキーの間の範囲内の値であった場合は、追加要求レコ
ードが格納されるべきデータページ、すなわちカレンシ
レコードが格納されているデータページが、主記憶120
内のバッファ122に必ず存在するので、レコード検索手
段112（ステップ24）による検索処理は必要が無いこと
になり、制御信号14によって直接レコード追加手段113
（ステップ25）に制御を移す。
が、ファイルをオープンした直後の処理要求か否か（ス
テップ21）、カレンシ情報が有るか無いか（ステップ2
2）、及び追加要求レコードキーがカレンシレコードキ
ーより大きく、次レコードキーより小さいか否か（ステ
ップ23）を判断し、ファイルオープン直後の処理要求の
場合、カレンシ情報が無い場合および追加要求レコード
のキー値がカレンシレコードキーと次レコードキーの間
の値でない場合は制御信号13によってレコード検索手段
112（ステップ24）に制御を移す。ファイルオープン直
後の処理要求ではなく、カレンシ情報も存在し、追加要
求レコードのキー値がカレンシレコードキーと次レコー
ドキーの間の範囲内の値であった場合は、追加要求レコ
ードが格納されるべきデータページ、すなわちカレンシ
レコードが格納されているデータページが、主記憶120
内のバッファ122に必ず存在するので、レコード検索手
段112（ステップ24）による検索処理は必要が無いこと
になり、制御信号14によって直接レコード追加手段113
（ステップ25）に制御を移す。
第３図は、レコード検索手段112の流れ図である。
レコード検索手段112は、第１図に示す物理入力要求
信号15によって、索引順編成ファイル130の索引ブロッ
ク13から索引ページを最上位レベルより索引レベルごと
に読み込み（ステップ31,32,33）、追加要求レコードが
格納されるべきデータページをデータブロック132から
見つけだしてバッファ122に読み込む（ステップ34）。
信号15によって、索引順編成ファイル130の索引ブロッ
ク13から索引ページを最上位レベルより索引レベルごと
に読み込み（ステップ31,32,33）、追加要求レコードが
格納されるべきデータページをデータブロック132から
見つけだしてバッファ122に読み込む（ステップ34）。
第４図は、レコード追加手段113の流れ図である。
索引順編成ファイルのレコード形式およびレコード制
御語は、第５図のようになっており、第６図のように、
それぞれ次のキー値を持つレコードを指示している。第
６図（ａ）の状態のファイルに、キー値25のレコードを
追加すると、キー値20のレコードとキー値30のレコード
との間のレコードポインタを第６図（ｂ）のように変更
する。
御語は、第５図のようになっており、第６図のように、
それぞれ次のキー値を持つレコードを指示している。第
６図（ａ）の状態のファイルに、キー値25のレコードを
追加すると、キー値20のレコードとキー値30のレコード
との間のレコードポインタを第６図（ｂ）のように変更
する。
レコード追加手段113は、レコード追加信号17によっ
て、目的のデータページに追加要求レコードを格納し
（ステップ41,42）、もしくは、そのデータページ内の
領域が不足している場合は、索引ページからは直接参照
されずデータレコードからの次レコードポインタによっ
てのみ参照されるレコードを格納する副次格納ページ
に、追加要求レコードを格納し（ステップ41,43）、追
加要求レコード内の次レコードポインタ作成と、その前
のキー値のレコード内の次レコードポインタの更新を行
う（ステップ44,45）。
て、目的のデータページに追加要求レコードを格納し
（ステップ41,42）、もしくは、そのデータページ内の
領域が不足している場合は、索引ページからは直接参照
されずデータレコードからの次レコードポインタによっ
てのみ参照されるレコードを格納する副次格納ページ
に、追加要求レコードを格納し（ステップ41,43）、追
加要求レコード内の次レコードポインタ作成と、その前
のキー値のレコード内の次レコードポインタの更新を行
う（ステップ44,45）。
以上、実施例についてレコード追加の動作を詳細に説
明したが、レコード検索手段およびレコード追加手段に
ついては従来の方式と同様である。
明したが、レコード検索手段およびレコード追加手段に
ついては従来の方式と同様である。
以上説明したように本発明は、索引順編成ファイルに
対し、あるキー値の範囲で集中的に且つキー昇順にラン
ダムなレコード追加をするような処理を利用者プログラ
ムが行う場合、データ処理装置におけるファイルに対す
る実入出力回数および索引ページ内の参照・検索処理が
減少することにより、プログラム処理性能を向上させる
効果がある。
対し、あるキー値の範囲で集中的に且つキー昇順にラン
ダムなレコード追加をするような処理を利用者プログラ
ムが行う場合、データ処理装置におけるファイルに対す
る実入出力回数および索引ページ内の参照・検索処理が
減少することにより、プログラム処理性能を向上させる
効果がある。
第１図は本発明の一実施例のシステム構成図、第２図，
第３図および第４図はそれぞれキー範囲調査手段、レコ
ード検索手段およびレコード追加手段の処理手順を示す
流れ図、第５図，第６図はそれぞれ索引順編成ファイル
のレコード形式，レコード間のポインタの関係を示す説
明図である。 100……利用者プログラム、101……レコード追加出力手
段、110……データ処理装置、111……キー範囲調査手
段、112……レコード検索手段、113……レコード追加手
段、120……主記憶、121……制御テーブル、122……バ
ッファ、130……索引順編成ファイル、131……索引ブロ
ック、132……データブロック。
第３図および第４図はそれぞれキー範囲調査手段、レコ
ード検索手段およびレコード追加手段の処理手順を示す
流れ図、第５図，第６図はそれぞれ索引順編成ファイル
のレコード形式，レコード間のポインタの関係を示す説
明図である。 100……利用者プログラム、101……レコード追加出力手
段、110……データ処理装置、111……キー範囲調査手
段、112……レコード検索手段、113……レコード追加手
段、120……主記憶、121……制御テーブル、122……バ
ッファ、130……索引順編成ファイル、131……索引ブロ
ック、132……データブロック。
Claims (1)
- 【請求項１】補助記憶媒体上に格納され、索引部とデー
タ部とから構成される索引順編成ファイルに、利用者プ
ログラムから昇順にキーを指定して行われるレコード追
加処理に対し、 データ処理装置が、ファイル内の最上位レベルの索引ペ
ージから順に各レベルごとの索引ページを読み込み、各
索引ページ内を参照してレコードを追加すべきデータペ
ージを求めるキー検索手段と、 追加するレコードを前記キー検索手段で求めたデータペ
ージに格納し、その追加レコード及び追加レコードの一
つ前に位置するレコードの、次レコードポインタを追加
および更新するレコード追加手段と、 直前に追加したカレンシレコードと、その次のキー値を
持つ次レコードのファイル内の物理的位置をデータ処理
装置の管理する内部制御テーブルから参照し、今回追加
しようとするレコードのキー値がカレンシレコードのキ
ー値と次レコードのキー値との間に位置する値であるか
否かを調査する、キー範囲調査手段とを備え、 追加レコードのキー値がカレンシレコードのキー値と次
レコードのキー値の範囲内である場合は、前記キー検索
手段による検索処理を省略し、前記レコード追加手段に
より主記憶上に存在しているデータページに追加レコー
ドを格納することを特徴とする索引順編成ファイルのレ
コード追加方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115430A JP2747009B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 索引順編成ファイルのレコード追加方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115430A JP2747009B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 索引順編成ファイルのレコード追加方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293943A JPH02293943A (ja) | 1990-12-05 |
| JP2747009B2 true JP2747009B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14662375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1115430A Expired - Lifetime JP2747009B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 索引順編成ファイルのレコード追加方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2747009B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP1115430A patent/JP2747009B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02293943A (ja) | 1990-12-05 |
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