JP2746250B2 - 圧着装置 - Google Patents

圧着装置

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JP2746250B2
JP2746250B2 JP8033868A JP3386896A JP2746250B2 JP 2746250 B2 JP2746250 B2 JP 2746250B2 JP 8033868 A JP8033868 A JP 8033868A JP 3386896 A JP3386896 A JP 3386896A JP 2746250 B2 JP2746250 B2 JP 2746250B2
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裕幸 小熊
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶基板に板状電
子部品などを接着する圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の一例を示す圧着装置の斜視
図である。従来、この種の圧着装置は、図3に示すよう
に、保持台12上のLCDパネル17の端部から並んで
はみでる複数のTAB15を予じめ乗せるPWB16を
載置する受け台2aと、ヒータで加熱される圧着ヘッド
10と、圧着ヘッド10を下降させたり上昇させたりす
る駆動用シリンダ11とを備えている。また、受け台2
aおよび圧着ヘッド10はベースを含む門型フレームに
取り付けられている。
【0003】そして、TAB15とPWB16とを接着
するのに、圧着ヘッド10を下降させTAB15とPW
B16を加圧するとともに加熱し圧着していた。しかし
ながら、この圧着装置では、圧着ヘッド10の温度変化
により歪みを生じ、圧着ヘッド10の押圧面が受け台2
aの載置面と平行でなくなり、接着不良や位置ずれなど
起すという問題があった。このため、これを修復するた
めに、圧着ヘッド10と受け台2aの平行調整を再度行
ない対処してきた。しかし、この調整に多大な工数を浪
費するという欠点があった。
【0004】このように温度変化による圧着ヘッドと受
け台の平行度の狂いが起きる問題を解消する圧着装置の
第1の例として、特開平5一242934号公報に開示
されている。この装置は、圧着ヘッドと圧着ヘッドが昇
降するガイドレールとの間に圧着ヘッドに固定される可
動板と、この可動板が横方向に移動できるレールとを設
け、熱膨張によって可動板が歪むのを横方向の可動板の
移動で吸収することを特徴としている。
【0005】また、第2の例として、特開平3一261
97号公報に開示されている。この圧着装置は、個々の
被接着部材を圧着する幅狭圧着装置を複数台を設け、押
圧面積を小さくして平行を出し易くした装置である。
【0006】さらに、第3の他の例として、特開平6一
75199号公報に開示されている。この圧着装置は大
きな面積をもつ液晶パネルの製造に適用するように、押
圧面を短かい押圧面に分割し、短かい押圧面をもつ複数
の圧着ブロックにし押圧面の押圧精度を出し易くしたも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の圧着装
置において第1の例は、横方向の歪みは吸収できるもの
の、縦方向には吸収する機構は無く縦方向の平行度維持
が困難となり、幅の広い被接着部材の接着には適用でき
ない。
【0008】また、第2および第3の例の装置では、複
数の圧着ヘッドに分割しているので、被接着物の大きさ
が変更されると、圧着ヘッドの数や配列および間隔を変
えなければならない。この変更に伴なう段取りに多大な
工数と時間を浪費することになる。さらに、圧着ヘッド
と受け台との挟み面の機械的平行精度は得られるもの
の、供給され受け台に載置される被接着部材の面は平坦
でなく常に反りや凹みをもちしかも変化するし、圧着ヘ
ッドの部分的の摩耗による凹みなどを生ずる。このた
め、個々の圧着ヘッドと受け台の載置面との平行度調整
を行なっても、押圧時に押圧面に部分的に隙間を生じ接
着不良や不均衡な押圧力による位置ずれを起すという問
題がある。
【0009】さらに深刻なのは、第3の例のように、押
圧面を分割し複数の押圧ブロックで構成される後者の圧
着装置では、押圧ブロックの間隔が変えることができな
いので、上述した被接着部材の間隔が変更されると、対
応ができないという欠点がある。
【0010】従って、本発明の目的は、被接着部材の面
に反りや凹みあるいは圧着ヘッドに傾むきがあっても平
行度調整を行なう必要なく接着できるとともに被接着部
材の変更があっても対処できる汎用性の高い圧着装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、加熱さ
れた平坦な面をもつ圧着ヘッドと、予じめ板状の板状の
被着部品の複数を並べ重ね乗せられた長尺な被着基板を
載置し前記被着部品のそれぞれに対応するとともに前記
圧着ヘッドの該平坦な面と対向し配置される複数の受け
台と、これら受け台のそれぞれを前記圧着ヘッドの該平
坦な面に押し付けることによって該平坦な面に倣ってそ
れぞれの前記受台の面をあらゆる方向に傾ける複数の押
圧機構とを備える圧着装置である。
【0012】また、前記受け台は前記長尺な前記被着基
板と同じ長さの一枚の長尺な板部材であるとともに
部材の両端に少なくとも二台の前記押圧機構を備えるこ
とが望ましい。さらに、前記押圧機構は、前記受け台の
軸端と嵌合するピボット軸受と、このピボット軸受を介
して前記受け台に押圧力を与える空気シリンダとを備え
ることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1(a)および(b)は本発明の一実施
の形態を説明するための圧着装置の斜視図および押圧機
構の断面図である。この圧着装置は、図1(a)に示す
ように、ベースに立てられた門型フレームにガイドレー
ル13に強固に固定されガイドレール13とガイド14
に案内されるとともに駆動用シリンダ11で上下動する
ヒータ内蔵の圧着ヘッド10と、保持台12に乗せられ
たLCDパネル17の一側面より並んではみ出しPWB
16に積載される複数のTAB15に対応しそれぞれを
載置する受け台2と、この受け台2を圧着ヘッド10の
平坦な面10aに押し付け接着押圧力を与える押圧機構
1とを備えている。
【0015】また、押圧機構1は、図1(b)に示すよ
うに、受け台2の軸3の下端にある球状部材とこの球状
部材と精密に嵌合し受け台2の傾むきを種々の方向へ変
えることができるピボット軸受4と、このピボット軸受
4の他端とピストンロッド6とで連結し受け台2に押圧
力を与える空気圧シリンダ5と、受け台2の軸3より稍
大きめの穴を有しピボット軸受4が摺動する案内孔をも
つハウジング8とを備えている。
【0016】次に、この圧着装置による接着動作を説明
する。まず、図1(a)に示すように、LCDパネル1
7を保持台12に乗せるとともに受け台2にPWB16
を乗せ、さらに、その上に接着シートを介してTAB1
5をそれぞれの受け台2に乗せる。
【0017】次に、圧着ヘッド10を下降し平坦な面1
0aがTAB15に接触する程度の位置で停止させる。
次に、図1(b)に示す押圧機構1の空気圧シリンダ5
のエアポート7に圧縮空気を送り込み受け台2を圧着ヘ
ッド10に押し付ける。
【0018】このことによりピボット軸受4の首振り作
用により受け台2に載置されたPWB16とTAB15
との積層板部材は、圧着ヘッド10の平坦な面10aに
倣って一定の押圧力で押えられ加熱されて接着される。
【0019】このように、ピボット軸受4が圧着ヘッド
10の圧着面である平坦な面10aの傾むきによって首
振るので、受け台2と平坦な面10aが平行でなくと
も、平坦な緬に倣ってTAB15およびPWB16を一
様に押圧するので、温度変化による平行度の狂いが生じ
ても接着不良や位置ずれを起さない。なお、ピボット軸
受4の窪みには、軸受け用メタルが挿入され精密に嵌合
され、接着押圧時に被接着部材に衝撃を与えないよう
に、ガタが防止のリテーナとメタルで軸3の半球部材は
保持されている。
【0020】図2は本発明の他の実施の形態を説明する
ための圧着装置の斜視図である。前述した実施の形態に
おける圧着装置は、被接着部材の大きさが幅も縦も大き
い場合から小さい場合にも適用でき汎用性があるが、装
置コストがそれだけ高くなる。この液晶パネルにおける
被接着部材は、比較的に細長く長尺なものが多く、これ
ら被接着物に適した安価な圧着装置を考えだした装置を
図2に示す。
【0021】この圧着装置は、長尺なPWB16を載置
する長い板状の受け台9と、この受け台9の両端に配置
されTAB15とPWB16との積載物を圧着ヘッド1
0に押圧する押圧機構1とを設けたことである。それ以
外は、前述の実施の形態における圧着装置と同じであ
る。
【0022】受け台9は押圧機構1の押圧で歪まないよ
うに、ある程度の厚みの鋼材と補強が施されており押圧
時に多くとも0.05mm程度の撓みが生ずる程度に剛
性をもたせる必要がある。このような剛性の高い長尺な
受け台9を介して押圧すれば、長尺なものから短尺のも
のまで圧着でき、しかも、圧着ヘッド10に横あるいは
縦方向に傾きがあっても、押圧機構1のピボット軸受4
の首振り作用で吸収できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、加熱され
た圧着ヘッドの平坦な面に倣うようにあらゆる方向に傾
むき得るとともに被接着部材を押し付ける押圧機構を設
けることによって、押圧部材の受け台との圧着ヘッドの
平行度に狂いが生じたり被接着部材の平坦度が悪くても
全面に一様の押圧力を与え良好な接着が得られるという
効果がある。また、この平行度を修復する工数の節減お
よび時間の浪費も無くすことができる。その結果、稼働
率を10%向上させることができた。
【0024】一方、従来例のように圧着ヘッドを分割す
るのではなく、押圧面の広い一体の圧着ヘッドに対し押
圧機構の複数台を設け、被接着部材の任意の位置で受け
台を介して押圧することにより、幅の広いものあるいは
長尺のものから短尺のものまで広範囲の大きさの被接着
部材をツールを交換することなく接着できるので、交換
に要した工数が無くなりしかもそれに費やす時間も無く
なり、接着コストの低減および装置の大幅な稼働率を上
げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明するための圧着装
置の斜視図および押圧機構の断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を説明するための圧着
装置の斜視図である。
【図3】従来の一例を示す圧着装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 押圧機構 2,2a,9 受け台 3 軸 4 ピボット軸受 5 空気圧シリンダ 6 ピストンロッド 7 エアポート 8 ハウジング 10 圧着ヘッド 10a 平坦な面 11 駆動用シリンダ 12 保持台 13 ガイドレール 14 ガイド 15 TAB 16 PWB 17 LCDパネル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱された平坦な面をもつ圧着ヘッド
    と、予じめ板状の板状の被着部品の複数を並べ重ね乗せ
    られた長尺な被着基板を載置し前記被着部品のそれぞれ
    に対応するとともに前記圧着ヘッドの該平坦な面と対向
    し配置される複数の受け台と、これら受け台のそれぞれ
    前記圧着ヘッドの該平坦な面に押し付けることによっ
    て該平坦な面に倣ってそれぞれの前記受台の面をあらゆ
    る方向に傾ける複数の押圧機構とを備えることを特徴と
    する圧着装置。
  2. 【請求項2】 前記受け台は前記長尺な前記被着基板と
    同じ長さの一枚の長尺な板部材であるとともに該板部材
    の両端に少なくとも二台の前記押圧機構を備えることを
    特徴とする請求項1記載の圧着装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧機構は、前記受け台の軸端と嵌
    合するピボット軸受と、このピボット軸受を介して前記
    受け台に押圧力を与える空気シリンダとを備えることを
    特徴とする請求項1または2記載の圧着装置。
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