JP2744370B2 - レーザプリンタの用紙先端調整方法 - Google Patents

レーザプリンタの用紙先端調整方法

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JP2744370B2 JP3286194A JP28619491A JP2744370B2 JP 2744370 B2 JP2744370 B2 JP 2744370B2 JP 3286194 A JP3286194 A JP 3286194A JP 28619491 A JP28619491 A JP 28619491A JP 2744370 B2 JP2744370 B2 JP 2744370B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタにおい
て用紙の先端部に形成される空白領域の調整方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4または図5に示すような
レーザプリンタの用紙先端調整方法が行われている。図
4は用紙搬送のタイミングを調整する方法であり、図5
はレーザビーム発光のタイミングを調整する方法であ
る。
【0003】図4において、用紙は給紙口1から投入さ
れる。用紙がドラム2まで搬送される途中には、ペーパ
ストップローラ3が設けられる。ペーパストップローラ
3は、ソレノイド4によって回転状態と停止状態とを切
換え可能である。ペーパストップローラ3は、ソレノイ
ドが能動化されないと停止状態であり、ソレノイドが能
動化されると回転状態となる。ドラム2には、レーザビ
ーム発生装置5からのレーザビーム6によって静電潜像
が形成される。ドラム2が回転すると、現像装置7によ
ってトナーが供給され、ドラム2上にトナー像が形成さ
れる。トナー像は、ドラム2の下部で、用紙に転写され
る。トナー像が転写された用紙は、さらに搬送されて定
着装置を経て排出される。用紙の先端調整は、ソレノイ
ド4を作動させるタイミングを、先端調整位置に従って
定めることによって行う。
【0004】図5の先行技術は、たとえば特公昭59−
45981号公報に開示されている。図5(1)は、方
向2Rに回転するドラム2に対して、用紙7の給紙が開
始される状態を示す。この状態では、レーザビーム発生
手段5からはレーザビームは発生されない。図5(2)
は、図5(1)の状態を基準として一定時間経過後にレ
ーザビーム発生装置5からのレーザビーム8が立上がる
状態を示す。レーザビーム発生装置5からのレーザビー
ム8の発生が定常状態に達すると、図5(3)に示すよ
うに、レーザビームの強度を画像情報で変調してドラム
2への静電潜像形成を行う。この静電潜像は、図4と同
様にして現像され、トナー像が用紙7上に転写される。
用紙先端調整のためには、図5(2)に示すような、レ
ーザビーム発光開始のタイミングを調整する必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来からの図4に示す
ような先端調整方法では、用紙搬送経路の途中に先端調
整用の機構が必要である。この機構は、ソレノイド4な
どによってメカニカルな動作を行うので、用紙を停止さ
せたり再び搬送開始させたりするときのばらつきが大き
くなる。
【0006】図5に示す先行技術では、レーザビーム発
生装置5がレーザビーム8の発生を安定に立上げるため
の電気回路などを必要とする。
【0007】本発明の目的は、機械的や電気回路的な調
整機構を必要とせず、しかも正確にかつ簡単に行うこと
ができるレーザプリンタの用紙先端調整方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、メモリに画像
データをストアし、ストアされた画像データを先頭位置
から順次読出してレーザビームの強度を変調し、レーザ
ビーム走査によって像坦持体上に1ライン分ずつの画像
を形成し、像坦持体に同期して搬送される用紙上に転写
して記録されるレーザプリンタの画像に対して、用紙先
端位置をレーザプリンタの使用者からの設定に従って調
整するための方法において、レーザビームの走査位置が
所定位置となるタイミングを検出可能とし、メモリに
は、調整用記憶領域、および、用紙上に記録可能な画像
に対して必要な印字用記憶領域を、調整用記憶領域から
印字用記憶領域までが連続して読出し可能となるように
設け、用紙先端調整値に対応して、メモリからストア内
容を読出す先頭位置を調整用記憶領域内で変更し、レー
ザビームの走査位置が所定位置に達したことを検出する
と、先頭位置から連続したアドレスでメモリのストア内
容の読出しを開始し、印字用記憶領域のストア内容を印
字することを特徴とするレーザプリンタの用紙先端調整
方法である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、メモリにストアされた画像デ
ータが先頭位置から順次的に連続して読出され、レーザ
ビームの強度を変調して像坦持体上に画像を形成し、用
紙上に転写して記録される。メモリには用紙上に記録さ
れる画像に対して必要な印字用記憶領域および調整用記
憶領域が、調整用記憶領域から印字用記憶領域まで連続
して読出し可能に設けられる。メモリからストア内容を
読出す先頭位置は、レーザプリンタの使用者が設定する
用紙先端調整値に対応して変更される。メモリからスト
ア内容を読出す先頭位置から画像データがストアされて
いる印字用記憶領域までのメモリ上での間隔を調整する
ことによって、レーザビームの走査位置が所定位置に達
することを検出してから画像データの読出を開始するま
での時間を調整することができ、この時間に対応して用
紙先端位置を調整することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の基本的な構成を(1)におい
て示し、その動作を(2)において示す。
【0011】図1(1)において中央処理装置(以下
「CPU」と略称する)10は、入力ライン11を介し
てホスト装置から送られる画像データを、画像生成デー
タライン12を介して画像メモリ13にストアする。ホ
スト装置としては、コンピュータネットワーク、ワーク
ステーションやパーソナルコンピュータなどがある。画
像メモリ13内にストアされた画像データは、画像読出
しライン14を介して出力バッファ回路15によって順
次的に読出される。出力バッファ回路15には、クロッ
クライン16を介してクロック発生回路17からのクロ
ック信号が与えられる。出力バッファ回路15は、クロ
ック信号に同期して画像メモリ13からの画像データを
読出し、出力データライン18を介してレーザダイオー
ド19を駆動する。
【0012】レーザダイオード19から発光されるレー
ザビームは、ポリゴンミラーなどによって扇状に走査さ
れ、像坦持体であるドラム20上を光スポットが軸方向
に走査される。ドラム20上を走査するレーザビーム
が、ドラム20の一端から外れる位置にPINダイオー
ド21が設けられる。PINダイオード21にレーザビ
ームが受光されると、スタートライン22を介して、C
PU10に1ラインのスタートタイミング信号が与えら
れる。最初の1ラインのスタートタイミング信号によっ
て、CPU10は、レーザビームによる走査の開始を知
ることができる。
【0013】図1(2)は、図1(1)図示の構成の動
作を示す。ステップa1から動作を開始し、ステップa
2ではホスト装置からの画像データが画像メモリ13に
ストアされる。ステップa3では、図示しないキーボー
ドなどによって用紙先端調整値が設定される。ステップ
a4では、用紙先端調整値に対応して、画像メモリ13
からの読出し開始アドレスが決定される。ステップa5
では用紙の搬送が開始され、ステップa6ではレーザビ
ームの発光が開始される。レーザビームの発光は、たと
えば用紙が一定位置まで搬送されたことを検出すること
などによって行う。ドラム20上を走査するレーザビー
ムがPINダイオード21に達すると、ステップa7で
画像メモリ13からの画像データの読出しが開始され用
紙への印字すなわち記録が開始される。画像データの読
出しが終了し、用紙上への画像データの記録が終了する
と、ステップa8で動作を終了する。
【0014】図2は、画像メモリ13内の記憶領域の状
態を示す。画像メモリ13内には、用紙上に印字可能な
容量の印字用記憶領域31と、調整用記憶領域32とが
設けられる。画像メモリ13の先頭アドレス33から、
印字用記憶領域31の先頭アドレスである座標原点アド
レス34までの範囲が先端調整範囲35となる。図1
(1)においてホスト装置から送られる画像データは、
座標原点アドレス34を基準としてストアされる。印字
用記憶領域31の横幅36は、用紙上に画像データを形
成する走査線の長さに対応する。レーザビームが用紙の
走査線方向の幅を超えて移動する時間に対応して画像メ
モリ13から読出される記憶領域が、印字用記憶領域3
1の横幅36に付加されるので、横幅37が画像メモリ
13の横幅となる。すなわち、印字用記憶領域31は、
座標原点アドレス34から、横幅37内に横幅36ずつ
形成される。
【0015】図3は、画像メモリ13内における画像デ
ータの作成とその出力との関係を示す。座標原点アドレ
ス34は、ホスト装置から送られる画像データの開始点
であり、X=0、Y=0として定義される。したがっ
て、文字「B」の位置を、X=100、Y=50とすれ
ば、そのアドレスは数1の式によって表される。
【0016】
【数1】アドレス=B+(50×n)+100 ここで、Bは座標原点アドレス34の値であり、nは画
像メモリ13の横幅37の値である。
【0017】以上のようにしてストアされた画像データ
を読出すときの先端調整値をCとすれば、次の数2の式
によって表されるアドレスを読出し開始位置38とすれ
ばよい。
【0018】
【数2】アドレス=B−(C×n) この先端調整値Cは、用紙先端から用紙上に記録される
画像の座標原点までのY座標値であり、いわゆる先頭マ
ージンに相当する。
【0019】以上のように本実施例によれば、図5図示
のように、最初の走査開始のタイミングを調整してメモ
リからは同一アドレスのストア内容を読出すのではな
く、走査開始時点からメモリの読出しを開始し、その開
始アドレスを変更することによって先端調整を行うこと
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メモリに
画像データをストアするために必要な印字用記憶領域に
連続して読出し可能な調整用記憶領域を設ける。メモリ
からの読出しを、レーザプリンタの使用者が設定する用
紙先端調整値に対応して定められる調整用記憶領域内の
先頭位置から開始することによって、用紙上に記録され
る画像の先頭調整が可能である。先端調整のための機械
的調整機構や電気回路は必要でなく、メモリの記憶容量
を増大させればよい。半導体集積回路などによって実現
されるメモリの容量増大は、調整機構や調整回路を設け
る方法に比較すれば容易に実現することができる。さら
に、調整用記憶領域を、先頭位置から読出しが印字用記
憶領域に達するまでにレーザビームの強度が十分に立上
がって安定するようにしておくことによって、安定な画
像を用紙上に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図とその動作を示すフローチャートである。
【図2】図1図示の画像メモリ13内の記憶領域を示す
図である。
【図3】図1図示の画像メモリ13内の画像データの記
憶内容を示す図である。
【図4】従来からの機械的機構による用紙先端調整方法
を示す断面図である。
【図5】従来からの電気的な用紙先端調整方法を示す概
略的な断面図である。
【符号の説明】
10 CPU 13 画像メモリ 15 出力バッファ回路 17 クロック発生回路 19 レーザダイオード 20 ドラム 21 PINダイオード 31 印字用記憶領域 32 調整用記憶領域 33 先頭アドレス 34 座標原点アドレス 35 先端調整範囲 38 開始位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリに画像データをストアし、ストア
    された画像データを先頭位置から順次読出してレーザビ
    ームの強度を変調し、レーザビーム走査によって像坦持
    体上に1ライン分ずつの画像を形成し、像坦持体に同期
    して搬送される用紙上に転写して記録されるレーザプリ
    ンタの画像に対して、用紙先端位置をレーザプリンタの
    使用者からの設定に従って調整するための方法におい
    て、 レーザビームの走査位置が所定位置となるタイミングを
    検出可能とし、 メモリには、調整用記憶領域、および、用紙上に記録可
    能な画像に対して必要な印字用記憶領域を、調整用記憶
    領域から印字用記憶領域までが連続して読出し可能とな
    るように設け、 用紙先端調整値に対応して、メモリからストア内容を読
    出す先頭位置を調整用記憶領域内で変更し、レーザビー
    ムの走査位置が所定位置に達したことを検出すると、先
    頭位置から連続したアドレスでメモリのストア内容の読
    出しを開始し、印字用記憶領域のストア内容を印字する
    ことを特徴とするレーザプリンタの用紙先端調整方法。
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